映画『審判』より * べつにおれが政治について語ることに意味はない。意味のあるものなら早馬千春先生にでも任せてればいいっておれの師匠がいつか云っていた。参院選で暑くなった頭にアイスクリームを塗りたくる、憐れなSNS中毒者ともども、どっかべつの場所で、べつのことを考えたほうがいい。たしかにみんながみな政治について考えなくてはいけないというのは岡田斗司夫のいうように健全ではない。安心して政治家に任せられないという現実がどうしても犬の糞のように臭ってくるのである。おれはこうった場合の対処法をあまり心得ていない。 選挙になるどころか、1年じゅう政治で熱いやつらがいる。おれはそういったやつらが好きじゃな…