5月25日京都コンサートホールに京都市交響楽団第689回定期演奏会を聴きに行く。指揮はヤンヴィレムデフリーントさんピアノデヤンラツィックさんでベートーヴェンピアノ協奏曲第4番が演奏された。この曲たぶん中学生のころハンスシュミットイッセルシュテット指揮ウィーンフィルバックハウスピアノのレコードで初めて聴いて、そのレコードをかなり繰り返して聴いたからその演奏が僕の心の中ではスタンダードになっている。ピアノはとてもうまいけれどちょっと僕が聴いたこともないようなタイプの音がしばしば出てきた。第一楽章のカデンツァも僕の耳にはちょっと聴いたことがないタイプの即興演奏のように聴こえる。ピアノだけでなくオーケストラの演奏も例えば第二楽章の冒頭などあれだけ音を短く切って速いテンポで奏でられるパフォーマンスに今まであまり接し...京都市交響楽団定期演奏会を聴きに行く。(第689回)