4月13日京都市交響楽団の定期演奏会を聴きに行く。指揮はペドロアルフテルさん。最初にバイオリン独奏辻彩奈さんでプロコフィエフのバイオリン協奏曲第2番が演奏される。第一楽章を聴いていて、柔らかい感じと思ったこととオーケストラと調和していると思ったことが印象に残っている。プロコフィエフの時代になるとチャイコフスキーのころとは違いバイオリン協奏曲はバイオリンとオーケストラが対峙するというよりもバイオリンがオーケストラの演奏の一部に溶け込んでいるというコンセプトになってきているのかなと思った。第二楽章の木管を中心に奏でられる延々と続く3連符はちょっと神秘的だなと思った。指揮者のアルフデルさんはこの曲の第三楽章はスペイン情緒が漂っていてカスタネットも使用されるという主旨のことをプレトークで語っておられたけれどなるほ...京都市交響楽団定期演奏会を聴きに行く。(第688回)