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2019/10/02

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  • 「自分で決める」って、ほんと大事ってエピソード1

    下は、10年ほど前に渡豪した2人の男性A君とB君の話です。 2人はいとこ同士で同い年、A君は恵まれた家庭環境、B君は厳しい家庭環境に育ち、まったく違う大人になりました。この話をA君の母親から聞いて思ったのは、月並みな結論だけど、「自分で決めるって大事だよね」ってこと。 ##### 「息子に申し訳ないことをした」ある日、知り合いから聞きました。彼女の息子さんA君は28才、高卒から引きこもり、今は大学生でもあります。働いたことはありません。 A君は4人家族の長男で下は妹、ご両親は夫婦で手を繋いで散歩するような仲良し、母親はかなりの世話好きで料理上手、金銭的にも恵まれていて、おそらく何不自由ない幼少…

  • 「選んでもらえる人になる」ということ

    私がTwitterやYouTubeを始めた理由の1つは、うちの子らにも早くから発信者になってほしいからです。発信者でいる(発信し続ける)利点はいくつもありますが、そのうちの一つが「選んでもらえる人になる」ことです。 この点について、少し掘り下げてみます。 たとえばTwitterアカウントを持ってても、何も発信してなかったりリツイートしてるだけだったりだと、Twitter上では透明人間とほぼ同じです。「そこにいること」は分かるけど、中身(人格)が見えない。それでは誰にも選んでもらえません。私がTwitterで繋がる人たちに「この人と話をしてもいいな」と選んでもらえたのは、私が今まで発信してきてい…

  • 姉妹への読み聞かせの記録(4才+2才現在)

    このエントリは、ただの記録です。 今までにどんな本をどのくらい読んだかを、恵美と和美のそれぞれについて書き留めるだけのものです。 本人の2人、または本人を知っている人であれば、「これくらいの読み聞かせで、これくらいの日本語(と韓国語)が話せるようになるんだね」という実証が確認できると思います。もちろん、2人の言語力は読み聞かせだけでは決まりませんが。 2人のことをご存じない方は、貴重なお時間を(このエントリでなく)どうか他のことにお使いください。 恵美の場合 どんな本を読んだか 0才〜 生まれた当初は、まともに読める絵本を3冊しか持っていなかったので、これを毎日3回ずつ読み続けた。どれも3才以…

  • これまでの読み聞かせで気づいたこと(姉妹は4才と2才)

    オーストラリアで生まれ育つ子供たちに日本語を身につけてほしいので、日本語での本の読み聞かせをずっと続けてきています。自分自身が本好きで、子供にも本を好きになってほしいという思いもあります。 2020年4月で、恵美4才、和美2歳になったので、とーさんの読み聞かせも4年になるわけですね。 スポーツでも料理でも、4年も続ければ上手くなるものですが、自分の本読みは相変わらず4年前と同じことを繰り返しているだけで成長がありません。ですが、聞く側の子供はどんどん成長します。すると、子供が0才の時にはわからなかったことが、4年間の子供たちの成長や反応から見えてくるんですね。今の気づきを、4年前の自分に教えて…

  • 子供はどんどん比べましょう

    「やっぱ、子供って比べてしまうでしょ?」 「えー?ダメですよ〜!」 3年くらい前かな、恵美がまだ1才くらいの時のこと、ママ友2人と話していて2人から秒でダメ出しされました。時々こうして人からダメ出しされる残念な大人が、とーさんです。 「子供を比べるのは良くない」としばしば目にします。そうですよね、だって 「お友だちは自分でトイレに行けるのに、どうして恵美はできないの?」 などと親がため息をついたり、叱責してきたりしたら、子供はこの世の終わりくらいに悲しく落ち込むでしょう。 自分はダメな子だと思い込み、親に見放されないかと不安になり、友だちには嫉妬やライバル心を燃やし友だち関係が屈折してしまいそ…

  • プレゼントは「もらって嬉しい」が大切です

    もうすぐ4才の恵美への誕生日プレゼントに「エルサのドレス」を提案して、かーさんに1秒でダメ出しされました。ショッピングセンターを散々歩き回ってやっと「これか!?」とたどり着いたアイデアだったのに!ショックのあまり自分で考えることをやめてしまいました。で、グーグル先生に聞いてみたら、さすがですね、アイデアはいくらでもあるものです。 結局のところ、プレゼントは子供用のデジカメにしました。これにはかーさんも納得で、ゴーサインが出ました。 人の気持ちや考えが分からないとーさんには、人にあげるプレゼントを選ぶのはとても難しいことです。 でも、エルサのドレスって、そんなに悪くないと思うのですが、どうでしょ…

  • 効率の良い方法は学びのジャマ。でも、効率よくしないと生活が回らないよね。

    とーさんは仕事がデキない人です。作業の段取りが悪くて仕事が遅い。整理整頓ができないので必要なときに必要なものがすぐに出てこず、慌てて探したり作り直したり。納期に間に合わず同僚に迷惑をかけ、「今回の件は勉強になりました」と反省しながらも何も吸収せず、3日後には同じことを繰り返す残念な社員が、とーさんです。 社会に出ていかないことが、とーさんの社会貢献だと思っています。 対してかーさんは、仕事ができる人です。仕事が速く正確でモレがない。より良い方法をいつも考え、効率化を図ります。その有能ぶりに、どの職場に行ってもデキる人や上司からは信頼され、後輩からは頼りにされ、デキない人からは利用される。それが…

  • トイレトレーニング4 子供の背中を押すもの

    トイトレの完了へと子供の背中を押すのは、だいたいのところ下の3つではないかというのが、とーさんの仮説です。 ①親がかけるプレッシャー ②オムツやパンツが濡れて気持ち悪いという感覚 ③「トイレでするって良いよね/オムツ(でする)ってカッコ悪い」という意識 ①は取りあえず置いておいて、 ②か③のように感覚か意識が変化したら、トイトレは完了へと大きく前進します。 恵美のトイトレは、パンツを濡らさずに長期間過ごした後で②の感覚が芽生えて、完了となりました。 友達やきょうだいがトイレでしているのを見て、「よし、自分も!」となるのが③のパターン。お漏らしして「しまった!やっちまった!!」と感じてトイレを強…

  • トイレトレーニング3 「ずっとオムツではダメなのか問題」への考察

    どうしてオムツは、やめなければいけないのでしょうか? いつまでもオムツをつけていたら、ダメですか? 「え?」って思いましたか? 「言っている意味がよくわかりませんが・・・」と? ですよね、分かります。 この質問をかーさんや何人かの知り合いにしたら、いつも変な空気になりましたから。 変な空気になったところで、このエントリの要点を書いておきます。それは、「子供と取り組む課題は、ゼロベースで考えて課題をより細分化しよう」ということです。 ##### 恵美のトイトレが泥沼にはまった頃、リビングのオシッコを拭き取りながら、ウンチでベットリのパンツを洗いながら、とーさんはこんな「ずっとオムツではダメなのか…

  • トイレトレーニング2 その後やってきたドロ沼

    恵美のトイトレは、 開始 2歳8ヶ月 完了 3歳6ヶ月 でほぼ目処が立ちました。10ヶ月かかったことになります。 その後(3歳8ヶ月現在)も夜はオムツをつけて寝ていますが、日中はパンツで過ごせるようになった時点で、幼稚園に通うのに支障がないという意味で、トイトレ完了としました。 夜のオシッコはコントロールできるものでもないので、しばらくはオムツで寝ることにします。寝ている間にオシッコをしなくなったら、夜もパンツに切り替えます。 寝ている間にオシッコをしなくなるためには、膀胱の容量が十分になることと、抗利尿ホルモンが十分に分泌されるようになる必要があります。膀胱は4〜5歳で十分な大きさになるよう…

  • 明るさはジョーカー

    髪をばっさりと短く切った日、3度も中国人に中国語で話しかけられました。そんな刈り上げのおっさんのブログは、こちらになります。 とあるの朝ごはんでのこと、和美がいつもは食べているブロッコリーとカボチャを、テーブルの上で手でグチャグチャしていました。「いらない!いらない!」と。理由はわかりませんが、何か虫の居所が悪かったのでしょう。気が向けば食べるのに、皿ごとひっくり返してしまいそうな勢い。 さあ、とーさんの出番です! 「よーし、じゃ、とーさん食べちゃおっかなー!?わー、ブロッコリー美味しそ〜!和美、ありがと〜!いっただっきまーす!」 すると和美は 「食べる!食べる!」 パクパク食べて、ごちそうさ…

  • 1歳半がハシゴを登り始めたら

    「同じ月齢なのに、もう登れるってすごいですね」 とあるママ友さんが、1歳と7ヶ月くらいの和美がハシゴを登っているのを見て言いました。彼女のお子さんは、和美と誕生日が数週間違いでとても近いので、驚いたようです。 「おねーさんがいるからですかねー。何でも真似しますよね」などと言いつつも、少し嬉しい親バカのおっさんは、私です。 おねーさんの影響なのか、和美はいろいろなことが早めのようです。ハシゴを登るのも、その1つ。 公園にハシゴがあって、登ると滑り台ができて、それをおねーさんや友だちが楽しそうに登り降りしている・・・となったら、自分も当然してみたいと思うでしょう。 1歳半の和美も、たどたどしく登り…

  • 大声は暴力と同じ

    大声は暴力と同じです。大声で相手を圧倒して自分の意見や要求を通そうとするのは、力が勝つ世界、力の論理です。ケンカが強い子が番長になり、武力の強い国が覇権を握るのと同じです。 力が勝つ世界に生きる人は、自分の要求が相手に受け入れられないと、声を大きくして相手を圧倒することで要求を通そうとします。声が大きくなった時点で、もはや「議論」ではなく、「力比べ」です。悪くすれば、単なる感情のぶつけ合いになります。 大人同士でそんなことをしたらみっともないので、大人同士ではあまり大声は出しません。声が大きい方が正しいというわけではない、ということを大人は知っています。 なのに、親は子供に対して大声で叱ったり…

  • 学びは「教える+経験させる」

    人間の記憶は意味記憶とエピソード記憶の2つがあり、お互いに作用しあって相乗効果を生みます。なので、何かを学ぶ時、「教え」とともに「経験」もするとより効果的に学ぶことができます。 理科は教科書学習だけでなく、実験もしてみますよね。ワインを飲んだ時に「このワインは、さわやかなパイナップルの香りが特徴的です」とソムリエに教えてもらったら、ワインを飲んだだけ、特徴を聞いただけの時よりも、はるかに長く鮮明な記憶が残ります。 とーさんは子供に決まりを理解して守らせるため、何度も言い聞かせるだけでなく、場合によっては決まりをそっと破らせ(そして失敗させ)ることもあります。 数日前、恵美が滑り台で転んで、下に…

  • 歯磨きがうまくできません

    和美の歯磨きが、うまくできません。「うまく」というのは、嫌がらず泣くこともなく、習慣として当たり前のことのように、ということです。元気に楽しく、などという高望みは申し上げません。 いつも、泣き叫びながら逃げようとする和美をガッチリと抱っこして押さえつけ、 「歯をキレイにしようね〜。歯磨きは大事なんだよ〜。」などと何の慰めにもならないことを話しかけながら磨いています。和美は現在1歳半。 しなければいけないことなので、まーいっか、という感じです。「歯磨き、大好き!」っていう人もいないと思うし。 楽しいご飯の時間が苦痛になるのはマズイけど、そもそも楽しくない歯磨きの時間が苦痛になっても、今はいいかな…

  • 「だから言ったじゃん」って、ホントーに余計なセリフ

    先日、「だから言ったじゃん!」というセリフがのど元まで出かかってやっと飲み込んだ、父親修行中のとーさんです。 娘2人ととーさんは毎週火曜日、友達何人かと科学博物館に集まって遊んでいます。先週火曜日の朝、いつものように出かける準備をしていたら、小さくてキレイなヘアピンがいくつも入った小箱を恵美が持って出かけようとしていました。 「それ持ってくと、どっかで落として失くしてしまうぞ。家に置いて行こう。」 とーさんは説得を試みたのですが、 「これをMちゃんとAちゃんに見せるんだ!」 どうしても持っていくと聞かない恵美。 失くすかもなどという可能性を考えるようには、3歳の脳はできていません。 で、結果、…

  • その結果どうなるかを伝える

    とーさんは子供に、「〜はダメ」「〜するな」「〜はやめて」の3つをあまり使いません。使う利点も使う必要もほとんど無いからです。 使いすぎると害になるとも思っています。あれもダメ、これもダメの、制限だらけの塀の中で暮らすような世界は、狭苦しくて息苦しくて、ちーっとも面白くない。 子供の行動を止めたり方向を変えさせたりするときは、 1 その結果どうなるか 2 正しい使い方 のどちらかを、その場で短く伝えます。 子供が夕ご飯を乗せた重いお盆を持ってイスから飛び降りようとしているとき、飛び降りた瞬間にお盆の上のハンバーグも牛乳もグチャグチャになってしまうことなど、予想できていません。 子供がクッキーのい…

  • 共感から解決、改善まで

    問題が発生してから、とーさんが取る行動の順序です。 1 共感と安心 2 原因 3 解決 4 改善 もう少し書き加えると、 1 共感と安心 共感を示し、安心させる言葉をかけます。このことで、子供の気持ちを落ち着かせ、話をする態勢を整えます。 共感と安心は、どちらが先の場合もあります。 2 原因 安心したところで、問題の原因を一緒に考えます。 3 解決 原因がわかったら、解決方法を一緒に考えて実行します。 4 改善 またいつか起こらないように、今からできることを一緒に考えます。 いつも全部するわけではありません。場面に応じて必要な行動をとります。ただ、どのような場面でも、まずは共感することが大切で…

  • まず共感。話はそれから。

    悲しいこと、辛いこと、寂しいこと、痛いこと、悔しいことなど、何が起こってもまず共感を示します。全ての話は、それからです。 大人も子供も、自分のことを理解してくれる人に対して心を開きます。そして、「この人なら自分の話を聞いてくれる」と思い、口を開くようになります。また、「この人の話なら聞いてもいいな」と思い、話し合いに応じたり説明を聞き入れたりするようになります。 まず共感を示すことで、子供を落ち着かせ、安心させることができます。また、子供とのつながりを作ることができます。子供との間につながりができれば、行き来は自由です。橋がなければ、川を渡ることはできません。どんなに説得力のある言葉も、川の向…

  • 「わかった?」とは聞かない

    とーさんは子供に何かを言い聞かせた後で、「わかった?」とは聞きません。無意味な質問だからです。 親にアレコレ言われた後で「わかった?」と聞かれたら、とりあえず「うん」と言っておけばその場に幕を引ける、ということを子供は知っています。特に、親が怒っていたりうんざりしていたりしたら、次の一撃を避けたり親の愛情をつなぎとめたりするために、「うん」以外の返事はありえません。 「わかった?」「うん」というやり取りは、形だけのお約束のように見えてしまいます。 とーさんは、自分が言ったことを子供がわかったかどうか確認したいのであれば、 「とーさんは今、なんて言った?」 「とーさんが言った事を、もう一度言って…

  • 目的と目標をごちゃ混ぜにしてない?

    恵美を3年、和美を1年育ててみて、とーさんはわかりました。 子育ては簡単です。 もちろん、困難ではありますよ。でも、複雑ではない、ということです。 (ちなみに、とーさんには困難でもありません。かーさんの理解とサポートがあるし、いろいろとテキトーなので。) 子育てには、ざっくり言って 1 幸せとは何かを考える 2 そこに行くための課題を1つひとつ解決していく という2つの要素があります。 別な言葉で言えば、 1 生きる目的を考える 2 目的を達成するために小さな目標を1つひとつ達成していく ということです。 この2つがごっちゃになっているから、「子育てって答えがなくて難しい!」ってみんな思ってる…

  • 毎晩「ありがとう、大好きだよ」と伝える

    「今日も一日、恵美のおかげで楽しかったよ。ありがとう。大好きだよ。明日もいっぱい遊ぼうな。」 とーさんは毎晩、子供たちにこんなことを、絵本を読んだ後や、抱っこしてベッドに連れて行く時に伝えています。 子供たちには本当に感謝しています。子供らが一緒にいてくれるおかげで、とーさんは毎日、本当に楽しいし嬉しい。 そこにいてくれるだけで、本当にありがたいです。子供たちには、感謝しかない。 少し前に日本で、引きこもりの男性に何人もの子供が殺傷される事件がありました。 車が園児の列に突っ込む事故もあり、何人もの子供がなくなりました。老人の運転する車が猛スピードで信号無視して交差点に飛び込み、3歳の女の子と…

  • 転んだら自分で起きる

    子どもたちが転んでも、とーさんは助けません。自分で起きるのを待ちます。というか、あまり気にしないというか、取り合いません。 とーさんが何度も助け起こしていたら、自分で起き上がれない子になります。 転んでも構わなければ、 ・転んでも泣かなくなるし、 ・子どもは自分で起き上がるようになるし、 ・とーさんは手がかからずに楽ができるようになります。 良いことばかりですね。 逆に、子供が転んだ時にとーさんが心配そうに駆け寄ったり、「痛かったね〜。大丈夫かい?」などと大げさに反応すると、大した怪我でなくても「コレって、やばい怪我なのかな?」と必要以上に心配したり痛がったりするようになります。 「痛がり」な…

  • 言語学習の目的と目標

    とーさんが「今のところ」考えている、日本語学習の目的と目標をまとめてみます。 目的: ・家族と日本語で不自由なくコミニケーションが取れるようにする。 ・面白いものを見つけた時に、自分で日本語を使って探求し楽しむことができる基礎を身につけておく。 目標: ・12歳(小学校卒業)までに ・小2までの漢字の読み書きができる ・日本語でタイピングができる ・漫画を自分で読める ・アニメを楽しむことができる ・メールやSNSで日本の家族や友達とやりとりできる ・ネットで調べ物ができる 目的と目標は、同じような意味合いで考えられていたり、あるいは混同されていたりする事がありますが、2つは違った性質を持つの…

  • 言語環境

    2019年現在の子供たちの言語環境を、記録として残しておきます。2人が成人する頃には、状況は大きく変わっているでしょう。 居住地 オーストラリア在住です。娘は2人とも、成人する辺りまではオーストラリアで生活することになります。 長女の恵美は、3歳くらいまではほぼ日本語と韓国語だけで生活してきました。5歳で義務教育が始まると英語がメインの言語になっていきます。 3〜4歳は英語を練習して、英語で学校に通うための移行期間です。 とーさん 日本語で話します。英語はボチボチ、韓国語は挨拶ができる程度です。 専業主夫なので、子供たちは日本語にたくさん触れています。子どもたちの日本語は、主にとーさん、絵本、…

  • 決まりの徹底レベル分け

    子供に教える決まりはいろいろとありますが、守らせる徹底レベルが違います。必ず守らせるものもあれば、いくらかルーズでそこそこ守れたらいいよね、くらいのものもあります。 徹底レベルが高い(必ず守らせる)順に書き出します。 0 生活習慣 1 命に関わる、大怪我をする 2 道義に反する 3 大金がかかる、修復が困難 4 人に迷惑をかける 5 モノを壊す、汚す 6 行儀が悪い 0 生活習慣 ・ご飯を残さず食べる ・早寝早起き ・外から帰ったら手を洗う ・歯磨き ・あいさつ 徹底レベルを「0」としたのは、決まりというよりも「いつも自然にすること、できて当然なこと」だからで、優先順位は高いのですがレベル分け…

  • トイレトレーニング クリアすべき課題

    トイレトレーニングの際のクリアすべき課題と、それぞれについて ・役に立ったモノ ・役に立たなかったモノ をあげてみます。 現在、恵美は3歳1ヶ月でまだトレーニングの途中(トイレでウンチもおしっこもできるが、オムツの中で静かに出している時もある)なので、完了までに今後出てくる課題はまたいつか書き出します。 現在までのところでは・・・ 課題 1 体の準備ができる 2 トイレに行く 3 出そうになったことに気づく 4 出そうになったことを知らせる 5 踏ん張る 6 お尻からうんちが出ることを知る 7 トイレにしばらく滞在する といったところです。 1〜7の順でトレーニングが進むというわけではありませ…

  • 嬉しい事、楽しい事で子供を動かす。

    「ママ、もう行っちゃうからね。バイバイ!」 子供が公園や友達の家から帰りたくない時、母親がこんな風に言うのを何度か聞いたことがあります。 「まだ遊んでいたい。帰るのはイヤ。でも、ママがいなくなってしまうのはもっとイヤ。」 遊びたい気持ちと置いていかれる不安や恐怖を天秤にかけ、子供はママについていく方を選びます。 とーさんもあまりに頭に来た時は、こういう「置き去りの刑」をウッカリ言い放って脅しをかけてしまいそうになるのですが、これまで何とか避けてきました。かーさんとも、「それはやめようね」と話しています。 不安や恐怖で子供を背後から煽るのではなく、嬉しいことや楽しいことで子供を前から引っ張るよう…

  • 5秒 数えて、強硬手段

    数を数えるというのは、子供を動かす一般的な方法の1つです。 10からカウントダウンする人もあれば、1からカウントアップしていく方法もあります。どちらも子供を動かすのにそれなりに効果のある方法なのですが、子供の年齢によって使い方が難しい場合もありますよね。 10から0まで数え終わっても子供がオモチャを片付けを始めなかったら、どうしますか? 20までカウントアップしても子供が椅子に座らなかったら、どうしますか? そのときに親がどうするのかを、子供は見ています。 数えてそれで終わり、であれば、次からは子供は動かなくなるかもしれません。 とーさんは、強硬手段に出ます。 数えて子供が動かなければ、とーさ…

  • 長子をたてる

    下の子の前で、長子をたてるようにします。下の子には、おにーさん(おねーさん)を見習うように促します。 このことで、3つの効果が見込めます。 1)長子はしっかりしてきます。 「弟(妹)に見られている」と意識するだけで、上の子の振る舞いは20%くらい(?)マトモになります。 妹の和美が見ているときは、姉の恵美は歯磨きの手がいつもより良く動き(普段はほぼ口にくわえているだけ)、歯磨き時間が長くなります。 2)下の子は長子から遊びを覚え、言葉を覚え、生活習慣を身につけます。 下の子はそもそも上の子のマネが好きです。上の子を立てることで、その傾向をさらに強めることができます。 和美は特に教えなくても、脱…

  • 完了するまで見届ける

    いろいろな場面で、完了するまで見届けるということはとても大切です。 完了するまで見届けるというのは、文字通り「作業が完了する(できる)まで見ている」ということですが、時には声をかけたり手伝ったりしながら完了するところまで支えてやる、ということでもあります。 また、決まりやマナーが守れるようになるまで追いかけ続ける、ということでもあります。 例えば、 ・自分で服を着る ・オモチャを片付ける ・人を押したり引っ張ったりしない ・座って食べる ・ドアを開けたら閉める などなど。 こうしたことができる(ようになる)まで見守り支え続けることで、良好な親子関係を作り、子供の学びを助けることができるようにな…

  • 事実をもって説得する、何度も信じてやる

    2歳でも意外と話が通じるんだな、と思ったことがありました。 恵美が2歳半くらいで、和美が10ヶ月くらいだったころのことです。 家から歩いて20分ほどのショッピングセンターに、ベビーカーで2人を連れて行きました。 その帰り道、それまでベビーカーに乗っていた恵美が「自分で歩く!」と言うので、降ろして一緒に歩きだしました。和美が乗るベビーカーをとーさんが押し、恵美が近くをチョロチョロしながらついて歩きます。 住宅地の裏の舗装された幅1mほどの歩道で、車が来ない安全な道です。20mくらい離れて線路が並行しているのですが、歩道と線路の間は土手のように土を盛って木を植えてあるので、わざわざそっちに向かって…

  • 所有権を尊重する

    おもちゃや食べ物など、重要なものは所有者を明確にして、所有権を尊重します。 ポイントは2つです。 1つめ、「所有者を明確にする」というのは、わざわざ言う間でもなく明らかな事でしょう。誕生日にもらったプレゼントは自分のものだし、リビングのソファーはみんなのものだし、とーさんのケータイはとーさんのものです。 ちなみにウチでは、ご飯もおやつも個々に別皿で出し、お互いに食べ物のやり取りはしません。食べ物の所有者も明確にしています。 重要なのは(そしてあまり重要視されていないのは)、2つめの「所有権を尊重する」という点です。 「尊重する」というのは、例えば下のような手順を踏む(見せる)ということです。 …

  • 言葉遣いの留意点 語彙編

    赤ちゃん語は使わない おてて → 手 あんよ → 足 クック → 靴 ~でしゅね → ~ですね 赤ちゃん語はすぐに使わなくなる(大人は使わない)語彙なので、これらを最初に使うのは遠回りに思います。だいたい、私が「おててキレイキレイでしゅよ~」なんて言っていたら、気持ち悪くて防犯ブザーが鳴ります。 「恥ずかしい」ではなく「情けない」 「恥ずかしい」は、人に見られた時に感じること。人の価値観による評価や判断です。「情けない」は、自分の中での、自分の価値観による評価や判断というニュアンスが強いです。 「恥ずかしい」が定着すると、失敗したら恥ずかしいからと、挑戦する事を恐れるようになります。成長を大き…

  • 言葉遣いの留意点 文法編

    子供と話す時には、自分の言葉遣いに気をつけています。子どもの言葉遣いや文章構成は、親に大きく影響を受けるからです。 また、子どもの心のありようも、親の言葉遣いから影響を受けます。 以下、気をつけている事をまとめます。また思い出したものが出てきたら、随時更新します。 文で話す(主語をつけ、文末まで言い切る) ・コレね → 今日はこの服を着るよ ・ソファーの上だよ →ゾウさんはソファーの上にいたぞ ・それはとーさんの → その靴はとーさんのです →文で話すようになる。 →文末表現が豊かになる。 →丁寧語や複文への発展が容易になる。 →長い文を作れるようになり、論理的思考を育てる。 be動詞(だ・で…

  • 長子を優先する

    子供が何人かいる場合は、長子を優先します。ウチであれば、長女の恵美がそれに当たります。 優先するというのは例えば、 ・おもちゃをより多くもらえる ・遊びの種類や行動範囲が広い ・おやつや食後の果物の種類や量が多い ・本読みの時間をより長く取る ・花の水やりなどの手伝いをさせる ・長女の友達と遊ぶ ・1つのおもちゃを共有する場合は、長女が先に使う などなど。 ウチの姉妹には2歳の年齢差があります。現在、長女3歳弱、次女1歳0ヶ月。次女はまだ食べられるものの種類や量に、制限があります。クレヨンは(絵を描かずに)食べてしまいます。花の水やりも、洗濯物を畳むことも難しいです。 なので、こういう扱いの違…

  • 子育ては技術です

    子育ては技術です。 子育ての技術とは、例えば ・「最後」と言ったら必ず最後にする ・嫌いな食べものは、一口だけ ・その場で(具体的に、短く、理由をつけて)褒める ・「どうして?」には、「どうしてだと思う?」 ・「後で」ではなく、「〇〇の後で」 などといった、1つひとつは小さなものです。 ご自身も小学校教員である向山洋一氏は、何十年も前に「教育は技術だ」とおっしゃっています。 当時、向山教諭は批判をたくさん受けたようです。「技術や法則では子供は育たない。教育は教師の人間性や熱意が大切だ」などといった批判です。 ネットの普及した現在、「子育ては技術だ」と有名なママタレさんがツイッターで呟いたら、炎…

  • 子育ては「自然に」?

    子どもへ接し方をかーさんとアレコレ話している一方で、「子育ては自然なのが良い」と私の母は言います。母はそのようにしてきたと。その結果が、私ですが。(コレで良いのかな?) 「自然に」子育てをしてうまくいく人もいるでしょう。 例えば、 ・親の生活習慣ができている ・親が愛情と笑顔に溢れている ・親が時間や決まりを守れる ・親が知的、社交的で、マナーも身につけている ・親または祖父母に、子育てのための時間が十分にある ・(自分達に時間がなくても、)保育園に出すことができる ・パートナーが協力的である ・生活に不自由しないだけの経済力がある などの条件が、どれか3~4つかそれ以上あれば、「自然に」子育…

  • 「世界は楽しいことであふれている」という世界観を示す

    世の中はすべて、見方しだいです。 同じもの、同じ現象を見ていても、人(見方)によっては楽しかったり、つまらなかったりします。 とーさんは、新潟県の田舎町に生まれ育ちました。とーさんの地元は、人口1万人くらいの小さな町です。それを「何もない町」という人もいれば、「豊かな緑ときれいな水、きれいな空気がある町」という人もいます。 ウチの裏山を、「単なる山」と見る人もいれば、「キノコ、山菜、筍など、宝の山。冬は自然のスキーゲレンデ」と考える人もいます。 どちらの見方も、間違いではないですよね。ただ、「何もない」という人は、想像力も創造力も足りないし、否定的で活力に欠けグチっぽい人に思われます。 日が照…

  • 嘘泣きは、なだめない

    嘘泣きの時はなだめません。 嘘泣きは、甘えたい気持ちの表れでもあると思います。甘えたい時(抱っこしてほしい、一緒に遊んでほしい、一緒に寝てほしいなど)はできる限り希望に応えます。でも、嘘泣きは別です。 ##### 先日の夜のこと。 長女の恵美が、夜寝る前の本読みのために、いつものように絵本を30冊くらい、本棚の前の座椅子の横に用意していました。 「これぜーんぶ読む!いっぱい読みましょ!」といつもやる気十分なのですが、たいていはすぐにとーさんか恵美のどちらかが眠くなって、5冊くらいで終了します。 本は全て1か所に高い平積みにして準備するのが、彼女のこだわりのようです。 ところが、まだうまく真っ直…

  • 少しだけ待たせる

    待つことの練習です。 待つことと我慢することを、身をもって覚えさせます。 1歳半くらいの頃から、待たせる必要がなくても「5分だけ待ってね」と言って、時々あえて待たせたりしました。 ###### 長女の恵美が1歳半くらい、自由に歩けるようになると、家で仕事をしている私のところへ来て膝の上に登ってくるようになりました。遊んでほしいサインですね。 私は時計を目の前に持ってきて、数字を指差し、「5分だけ待っててね。この長い針がここに来るまで待つんだよ。そしたら、一緒に遊ぼうね。」などと言ってみたりしました。 もちろん、時計など読めないし、5分などという時間の概念も恵美にはありません。 でも、繰り返すう…

  • 欲しがるその場では買わない

    店で娘に何かを「欲しい。」「買って。」と言われたら、買いません。 言われなければ買っていたなというものでも、言われてしまったら買いません。意地悪なようですが。 「買って!」と言われて買ったら、その後も「買って!」が出てくると予想されるからです。 ##### 引っ越してすぐ、家財道具を買いに、とあるディスカウントショップに行きました。そこで棚に並んでいた水鉄砲を見つけ、欲しいとせがむ長女。 このところ風呂を嫌がって入るまでに時間がかかるときがあるので、お風呂グッズが欲しいと思っていたところでした。1ドルの水鉄砲だったし、これですんなりと風呂に誘導できたら大助かりです。 ですが、長女が先に「欲しい…

  • テレビの扱い

    家探しと引越しのゴタゴタで、以前の更新からだいぶ日が経ってしまいました。 この間、引越しの準備や新しい家の整理で子供と遊ぶ時間がほとんどなく、Youtubeにかなり頼ったため、すっかりテレビでYouTubeを見ることに慣れてしまいました。1ヶ月半くらいで、映像への執着度は簡単に変りますね。 以前は、寝る前に1時間くらい見る程度で、自分から「見たい」と言ってくることはありませんでした。今では、「アンパンマン、みゆ(見る)!」などと内容指定でせがんできます。 もちろん、心と言葉の発達も影響しているとは思いますが、それにしても変わるものだなーと。 ただ、「アンパンマンは、夜、見るよ。これから散歩に行…

  • 親の表情に変化をつける

    親の表情に、意識的に変化をつけます。特に私は、感情が顔にも行動にも言葉にもあまり出ない方なので、意識して感情を強調して振舞うようにしています。 目標は、 ・笑顔 80% ・真剣な顔 20% くらいを考えています。 ここで大切なのは、笑顔と真剣な顔とでギャップを作ることです。普段から笑顔で過ごしていると、真剣な表情で叱ったり説明したりした時に伝えたいことがより強く伝わるからです。 ##### とーさんが真剣な表情をするのは、 1 叱る時 2 子供とぶつかった直後に、大切なことを説明する時 3 冗談を言う直前 です。 1 叱る時 叱るのはどういう時かというと、 ・(理解していてそれまで守れていた)…

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