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2019/07/19

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  • 書評:林成之著、『脳に悪い7つの習慣』(幻冬舎新書)

    audiobookで聞き放題対象になっていたので1.5倍速で本書を聴いてみました。脳に悪い7つの習慣とは、(1)「興味がない」と物事を避けることが多い、(2)「嫌だ」「疲れた」とグチを言う、(3)言われたことをコツコツやる、(4)常に効率を考えている、(5)やりたくないのに、我慢して勉強する、(6)スポーツや絵などの趣味がない、(7)めったに人をほめない。これらをやめるだけで頭の働きが倍増する理由を、脳のしくみからわかりやすく解説しています。このところ脳科学関係の動画を見たり本を読んだりしていたので知っていることも結構あったのですが、順序だった説明で分かりやすく非常に勉強になりました。内容を自分なりにまとめると、脳の本能は「生き(のび)たい」「知りたい」「仲間になりたい」という欲求で成り立っている。記憶には作業...書評:林成之著、『脳に悪い7つの習慣』(幻冬舎新書)

  • 書評:五来重著、『仏教と民俗 仏教民俗学入門』(角川ソフィア文庫)

    五来重著、『仏教と民俗仏教民俗学入門』は、2・3か月前に読み出して、読みかけのまま別のものに手を付けてしまってしばらく放置していたのですが、今日なんとか読み終えました。非常に興味深い日本人の精神性に関する考察が含まれており、学術的な教義仏教とは全く異なる素朴な人々の信仰、土着の文化に仏教的要素が加わり、様々な祭や習俗の形で残されているものが、非常に優しい目線で紹介されています。五来重氏は、地位や肩書に胡坐をかいて仏教徒(または僧侶)を名乗る方々がたいそうお嫌いなようで、庶民の信仰に対する優しさとは打って変わって情け容赦ない厳しいお言葉でバッサリと切ってしまっています。そういう激しさも本書の読みどころかもしれませんね。目次I現代と民俗II年中行事と民俗III祖先崇拝と民俗IV庶民信仰と民俗V聖と民俗VI修験道と民...書評:五来重著、『仏教と民俗仏教民俗学入門』(角川ソフィア文庫)

  • 書評:石田リンネ著、『十三歳の誕生日、皇后になりました。4』(ビーズログ文庫)

    『十三歳の誕生日、皇后になりました。』の第4弾が出ていたので、『茉莉花官吏伝9虎穴に入らずんば同盟を得ず』と一緒に購入し、あっという間に一気読みしてしまいました。もう『茉莉花官吏伝』と重なる部分はなく、完全に独立した赤奏国のお話になっています。後宮の幽霊話と現在進行形の皇帝・皇后・皇太子暗殺計画などを絡めた、ほどよいサスペンスス―トーリーです。13歳の皇后・莉杏がとてもけなげで、一生懸命に考えて、ちゃんと大人の気づかいができるのが、ちょっとできすぎのような気がしないでもありません。皇帝・暁月がだんだんそんな彼女に真剣に惹かれ始めて、ちょっと嫉妬してしまうところがかわいらしいですね。『茉莉花官吏伝』は立身出世物語&恋物語なのでゴールの方向性が見えますが、この皇后を主人公にした、好きな相手とすでに結婚してしまってい...書評:石田リンネ著、『十三歳の誕生日、皇后になりました。4』(ビーズログ文庫)

  • 書評:石田リンネ著、『茉莉花官吏伝 9 虎穴に入らずんば同盟を得ず』(ビーズログ文庫)

    『茉莉花官吏伝9虎穴に入らずんば同盟を得ず』は、叉羅(サーラ)国に派遣されていた茉莉花が、サーラ国に侵攻しようとする隣国があるために急ぎ帰国命令に従って帰国しますが、その際に司祭の1人で彼女がそもそもサーラ国に行くことになった原因であるラーナシュもともに白楼国の皇帝・珀陽に同盟を求めるために白楼国に行きます。いろいろな紆余曲折の結果、同盟は叶い、外敵も追い払い、残るのは初めからあった二重王朝問題となります。こうなったときに内乱が勃発しかけて、ラーナシュともう一人の司祭シヴァンともども茉莉花もかなり危機的な状況に陥ってしまいます。まあ、予想通り茉莉花はサーラ国の司祭たちに恩を売って帰国できるわけですが、そうすると今度は白楼国がきな臭い状況になっていて、「次巻に続く」となっています。今回は発売早々に買ってしまったの...書評:石田リンネ著、『茉莉花官吏伝9虎穴に入らずんば同盟を得ず』(ビーズログ文庫)

  • 書評:アルボムッレ・スマナサーラ著、『現代人のための瞑想法―役立つ初期仏教法話〈4〉』(サンガ新書)

    『慈悲の瞑想』に続いて、アルボムッレ・スマナサーラの『現代人のための瞑想法―役立つ初期仏教法話〈4〉』を読んでみました。本書では、心を落ち着かせるためのサマナ瞑想と悟りに導くヴィパッサーナ瞑想が分かりやすく紹介されています。慈悲の瞑想がサマナ瞑想の一種であることを知りました。心を落ち着かせるのであれば、写経や読経、ひいては音楽やスポーツなどの没頭できるものなどもサマナ瞑想の一種と言えるそうで、なかなか目から鱗が落ちるようなステイトメントでした。つまり、難しく考える必要はないということですよね。ヴィパッサーナ瞑想にしても、思考=妄想=悪という価値観の元に思考をしないように、ただあるがままを観察する(または念じる)のが基本で、日常生活のどの瞬間でもやろうと思えばできるという言葉には驚きました。確かに今ここでしている...書評:アルボムッレ・スマナサーラ著、『現代人のための瞑想法―役立つ初期仏教法話〈4〉』(サンガ新書)

  • 書評:中井信之著、『美人な「しぐさ」』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

    5000人以上のモデル、タレントを育ててきた著者が教える、誰でも「美人」に見える「しぐさ」の法則。。。という触れ込みの本書は、本当に誰でもちょっとした心がけ、意識の仕方でできることを分かりやすく教えてくれます。姿勢、歩き方、ちょっとした手や腕の使い方、服装など。そしてハイライトはやはり最後の写真の撮られ方でしょう。その章には「スターキャラクター分析」というテストがあり、恋愛観や仕事でどう評価されたいか、および趣味についての価値観を7つのカテゴリーの質問に点数をつけることで、自分が本当にありたい姿の系統(自然体系、体育会系、癒し系、エレガント系、お嬢様系、セクシー系、アーティスト系)が分かり、それに応じた写真での決め顔・決めポーズをアドバイスしてくれます。これは、ポージングの専門家である著者ならではの内容ですね。...書評:中井信之著、『美人な「しぐさ」』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

  • 書評:齋藤孝著、『質問力 話し上手はここがちがう』(筑摩eブックス)

    齋藤孝著、『質問力話し上手はここがちがう』は中田敦彦のYouTube大学の動画で紹介されていた本です。動画では主に中田敦彦の話芸を楽しみ、紹介本は「ネタ」という感じですが、このテーマは興味があるので、もっと詳細に読んでみたいと思って本を買って読んでみました。目次プロローグ第1章「質問力」を技化する第2章いい質問とは何か?―座標軸を使って第3章コミュニケーションの秘訣―①沿う技第4章コミュニケーションの秘訣―②ずらす技第5章クリエイティブな「質問力」エピローグこの著者のスタンスは、「話し上手とは聞き上手のことである」という考え方をもっと具体的に「質問力こそがコミュニケーション力のカギ」だというところにあります。つまり、ただ相槌をうって聞いていれば聞き上手というわけではなく、相手からいい話・深い話を引き出す質問をす...書評:齋藤孝著、『質問力話し上手はここがちがう』(筑摩eブックス)

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