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2019/03/23

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  • 第一阿房列車 内田百閒

    新潮文庫 550円+税 2003年5月1日 第1刷 2018年12月25日 第16刷発行 「なんにも用事がないけれど、汽車に乗って大阪へ行って来ようと思う」。借金までして一等車に乗った百閒先生、世間的な用事のない行程を「阿房列車」と名付け、弟子の「ヒマラヤ山系」を共づれとして旅に出た。珍道中のなかにも、戦後日本復興の動きと地方の良俗が描き出され、先生と「ヒマラヤ山系」の軽妙洒脱な会...

  • 20221129 火

    6時20分起床。 今朝の株式市況がさえないのを横目で見ながら、カキモノをたっぷりと。 昼食は、この日も上山攻めを続行し、上山城入口にある「鮮魚かねに」を初訪問。 TVラジオ新聞でも紹介されたというあら汁ランチ。焼魚セット990円、お刺身セット1,100円、焼魚・お刺身セット1,320円の3種があり、トップグレードの焼魚・お刺身セットをいってみた。ポイント還元事業を使うので、実質千円以下になる。 選...

  • 掃除屋 プロレス始末伝 黒木あるじ

    集英社文庫 660円+税 2019年7月25日 第1刷発行 「依頼を受け、相手をリング上で制裁する「掃除屋(クリーナー)」。ベテランレスラーのピューマ藤戸はそんな裏の顔を持つ。様々な事情を抱える依頼人から高額な報酬をせしめる背景には、リング禍で今なお意識が戻らない親友の存在があった。身体に爆弾を抱えた藤戸が、最後の対戦相手に選ぶのは──。プロレスファンなら感涙必至、そうでなくとも胸が熱く...

  • 20221128 月

    今朝の未明に行われたW杯サッカーのドイツ・スペイン戦は引き分けに終わったようで、これで日本のグループリーグ勝ち抜けは最後のスペイン戦で最低でも引き分け以上が必要となった。 朝は冷えたが天気はよく、週明けの株式の動きも比較的おとなしいために特に動く必要もなく、穏やかな一週間の立ち上がりとなっている。そんな朝はゆったりと読書から始めてみる。 上山市のキャッシュレス決済ポイント還元事業利用ツアーを続行...

  • 合理的にあり得ない 上水流涼子の解明 柚月裕子

    講談社文庫 700円+税 2020年5月15日 第1刷発行 柚月モノの6冊目。 「上水流涼子は弁護士資格を剥奪された後、頭脳明晰な貴山を助手に探偵エージェンシーを運営。金遣いが荒くなった妻に疑念を抱く夫、賭け将棋で必勝を期すヤクザ、野球賭博絡みのトラブルetc. 欲にまみれた人物たちの難題を涼子は知略と美貌を武器に解決するが――。著者の魅力全開、極上痛快エンターテインメント!」(カバー背表紙...

  • 20221127 日

    7時起床。処方されている薬が効いているのか腹痛はなく、尿意で起こされることもなく、極めて快調。だが、結石はまだ体外に排出された気配はない。 未明にやっていたのを録画していたW杯サッカーのフランス・デンマーク戦を観ながら、カキモノやブログの記事公開作業などをする。 昼食は、家でざる中華をつくってもらう。近くの食品量販店で調達した極太の喜多方ラーメンとゲソ天がメインだ。こういうのがうまいのなんの。食...

  • 琉球王国衰亡史 嶋津与志

    岩波書店 1,650円+税 1992年9月29日 第1刷発行 実はこの単行本、文庫本のほうで2002年に一度読んでいるのを再度買ってしまったものです。読まずに廃棄するのは惜しいので読むけれども、20年前の読後感はもうすっかり失念しているので、2度おいしく読めます。 当時の読後インプレには、「王国の末期に活躍した「牧志朝忠」という人物の「一代記」。……有名で繁忙な作家の手によるその場しのぎ...

  • 20221126 土

    今朝も十分に寝坊して、7時20分起床。昨夜は早めに切り上げたので途中に目を覚ますことはあったが、トイレに起きることなくよく眠れている。 土曜日で株式市場が休みなのでそれをウォッチする必要がなく、沖縄画像の収集から入る。2か月間の沖縄ステイをしたのは2020年の正月で、それ以来沖縄には行っていないから、もう3年近くの御無沙汰となっている。これは間が空き過ぎだろう。行きたいなぁ、沖縄・奄美。 朝のル...

  • アメリカ居すわり一人旅 群ようこ

    角川文庫 640円+税 1991年1月25日 初版第1刷 2019年2月25日 改版初版第1刷発行 「語学力なし、忍耐力なし。あるのは3年間、守銭奴と化して貯めたお金だけ。それでも「アメリカに行けば、何かがある!」と夢を携え、単身ニューヨークへ旅立った。しかし待ち受けていたのは、恐怖の入国審査に始まり、宿泊場所問題、レストランの食事が口に合わない……・などトラブルの数々だった。しかし...

  • 20221125 金

    今朝もゆっくり寝て、7時起床。いつまでに起きなければならないという制限がないのはとても素晴らしいことだし、この数日は腹痛や尿意に邪魔されずに眠っていられるのがうれしい。 この日の株式市況は、日経平均はマイナスだったものの、電力料金の値上げにメドが立った電力株が朝から軒並み値を上げていたので、この機に乗じて電力3銘柄を1ユニットずつ売って多少の利益を出す。いいタイミングで売ったのではないか。(imag...

  • 街道をゆく24 近江・奈良散歩 司馬遼太郎

    朝日文庫 460円+税 1988年12月20日 第1刷 1998年2月1日 第13刷発行 1983年12月の「近江散歩」では、著者自らの近江好きの理由になっているという民家のたたずまいや、近江門徒という精神的な土壌、風土などから語り始め、かつて神崎郡金堂で作家・外村繁の生家を訪れたことに言及し、近江商人への関心を示しています。 関ケ原の不破関資料館に立ち寄った後、近江へ引き返して米...

  • 20221124 木

    昨夜のW杯サッカーの歓喜が冷めやらぬ朝を迎え、6時半起床。日本が入っているグループEのもう1試合は、スペインがコスタリカには1本もシュートを打たせないまま7-0の大差で勝利したようだ。 午前のうちは、株式市況のウォッチと、読後本のインプレ書きを5本。腹痛などの体調不良がなければ、カキモノだって進むのだ。そういえばこの2~3日は腹の調子が悪くないぞ。 昼食は自宅で。昨日買ってきた油麩(仙台麩)を使...

  • ふるさとの生活 宮本常一

    講談社学術文庫 900円+税 1986年11月10日 第1刷発行 2016年8月10日 第35刷発行 宮本関連の書籍については、2022年に入ってから「旅する巨人 宮本常一と渋沢敬三」(佐野眞一著)、「忘れられた日本人」、「宮本常一が見た日本」(野眞一著)、「民俗学の旅」、「イザベラ・バードの「日本奥地紀行」を読む」と読み進めていて、これが連続読みの6冊目となるものです。 「著者は...

  • 20221123 水

    勤労感謝の日。昨夜の就寝が遅くなった分、今朝の起床時間がのびて7時20分。だが、ここまでトイレに起きることもなく布団の中にいられるのはいいことだ。テスト運転を始めた蓄熱暖房機がゆるやかな温みを室温に加えている。温度調節ができなくなっていたものを、今冬が来る前に修理した効果がよく出ている。いいぞいいぞ。 朝ルーチンを終えたのが9時半過ぎ。いま読んでいて肩の凝らない宮田珠己の文庫本8冊を、アマゾンと...

  • 2022年11月半ばまでに買った本

    2022年10月15日から11月半ばまでの約1か月間に購入した本は、購入順に次の7冊です。1 糸数家の人々 えー、絶対笑えるってば!沖縄エッセイ 糸数貴子 ボーダーインク 200106 古2202 葬儀屋 プロレス刺客伝 黒木あるじ 集英社文庫 202008 古3113 ビア・ボーイ 吉村喜彦 PHP文芸文庫 201105 古1104 ウイスキー・ボーイ 吉村喜彦 PHP文芸文庫 201405 古1105 路地の子 上原善...

  • 20221122 火

    比較的よく眠れて、6時45分起床。 この日の株式市況は自分にとっては堅調だった。朝のうちに出しておいた売り注文のうち3本が的確に決まり、満足のいく価格で売れた。 午前のうちに、読後本のインプレを2本まとめる。 昼食は、1年8か月ぶりに上山市金生東の「熱烈中華○武」へ。ここのランチメニューの四天王は、サンラータンメン、五目あんかけやきそば、麻婆豆腐かけご飯、タンタンメンだと思っていて、このうち未食...

  • 修羅と豊饒 沖縄文学の深層を照らす 平敷武蕉

    コールサック社 2,000円+税 2019年11月16日 第1刷発行 文庫本ではなく大きくて重い中身のハードな単行本なので、横になってではなくきちんとデスクを前にして、背筋を正して読みました。エアコンのない真夏の自室では到底不可能だったことですが、ある程度涼しくなってきたのでこういうことも苦にならなくなりました。 著者の平敷武蕉(へしきぶしょう)は、1945年旧具志川市(現うるま市)生...

  • 20221121 月

    懸念していたとおり深夜には我慢できない腹痛がやってきて、1時過ぎに座薬を使う。半時間後には痛みが遠のき、これさえあれば持ちこたえられるという安心感とともに眠りへ。 その効果は朝まで続き、すっかり寝坊をして7時過ぎの起床となる。眠れることは、幸せなことだ。 いつもよりも1時間ほどのディレイで進行し、カキモノや週明けの株式市況ウォッチをしているうちに昼近くになってしまう。 昼食は、おいしい蕎麦として...

  • 明日の記憶 荻原浩

    光文社文庫 619円+税 2007年11月20日 第1刷 2014年12月15日 第8刷発行 著者の荻原浩は1997年、初めて書いた長編小説「オロロ畑でつかまえて」で小説すばる新人賞を受賞して小説家デビュー。デビュー作とそれに続く「なかよし小鳩組」はユーモア小説でしたが、第三長編「ハードボイルド・エッグ」で初めてミステリーを発表。2003年、広告の仕事が減ったことと、小説の連載が2...

  • 20221120 日

    時計を1時間見間違えて、6時45分起床。昨夜は深夜まで作業をしていたので、寝坊をしてしまった。だからといって、誰も困るわけではないから問題はない。朝食代わりに前夜の残りの豚汁を啜ってスタートする。 朝が寒いので、このところポータブルの電気ストーブを使っているのだが、ぼちぼち蓄熱暖房機の出番になってきたようだ。今夜から使ってみようか。調べてみると、去年は11月19日の夜から使い始めていた。考えてい...

  • あじフライを有楽町で 平松洋子・安西水丸

    文春文庫 680円+税 2017年6月10日 第1刷発行 週刊文春に連載された「この味」の、2013年5月から14年12月にかけての部分を文庫化したもので、「とにかく、あじフライだ。この下世話さがいいんだなあ――。志ん生が愛した“酒かけ天丼”、紀伊から届いた衝撃のシカ肉。赤坂で本場のソルロンタンを想い、パリではキャロット・ラペをしみじみ噛みしめる。古今東西を駆け巡る、美味なるエッセイ78篇...

  • 20221119 土

    昨夜は2時前に起き、その後も下腹部の疝痛に苛まれてよく眠れないまま、6時起床。小用は1回で済んだのはいいが、これまでとは異なり鈍痛がじわじわと続いているような状況が不眠をよんでいる。姿勢をどうにかするとふっと痛みが止むときがあるが、そのコツはまだつかめていない。 朝食時につれあいは、今朝の調子はどうかと訊いてくる。しかし現状を説明しても、それにはいつもとんちんかんな受け答えをしてくるので、この痛...

  • 花折 花村萬月

    集英社文庫 760円+税 2021年9月25日 第1刷発行 主人公の鮎子は、画壇の重鎮である父に英才教育を受けて育ち、東京藝大へと進学します。そして、利根川に臨む取手キャンパスで、裏山に住むイボテンという男と出会い、性に塗れた日々を過ごします。夏休みには、実家に寄寓する小説家・我謝とともに沖縄へ。男を知り、取り込みながら、画家として覚醒しようとするそんな鮎子の変化を父は見抜いていた──。...

  • 20221118 金

    6時40分起床。 昨晩は22時半頃には早々と寝入ったので、小用のため途中で一度起きることになるだろうと思っていたが、未明の2時頃に尿意とともに下腹部に腹痛があり、5度目となる座薬を打つ。3時頃にはようやく効き始めて眠ることができたのだが、今朝は睡眠不足だ。 朝、通院していた泌尿器科から紹介された市立病院へと赴く。結石が落ちないのでこれは細径尿管鏡による内視鏡下結石破砕術(TUL)がいいだろうとい...

  • 旅の理不尽 アジア悶絶編 宮田珠己

    小学館文庫 476円+税 1998年3月1日 第1刷発行 旅モノとして買った何冊かの古書の一つで、宮田珠己作品は、自分にとっては初モノとなります。 「一読悶絶。一歩間違えれば誰でも遭遇する旅の理不尽の数々を、名もない素敵な一介のサラリーマンが独特な文体で描いた旅行エッセイ。こんな旅でも許されるのか、と旅に対する考え方が変わる1冊。また、誰でもちょっと視点を変えるだけで、こんなに面白く旅...

  • 20221117 木

    6時前起床。今朝の抗原検査が陰性であれば今日から出勤しようという長男と、その彼を久しぶりに家から送り出す準備をするつれあい、そして自分が、ほぼ同時に動き出す。 ところが、長男は陽性反応が出たとのこと。それでは出勤できないし、これで彼ら家族3人が全員陽性になったので、彼の自宅に戻って相互看病のトライアングルを形成して籠ることにするという。 さて、こちらへの感染はないか。彼とは同じ屋根の下にいてもほ...

  • 終着駅は始発駅 宮脇俊三

    新潮文庫 320円 1985年8月25日 第1刷発行 地図と時刻表をたずさえて、いざ、自由の旅へ! 「赤字線の乗りごこち」でローカル鈍行の旅ののびやかさを語り、「通勤電車もまた愉しからずや」では都会の鉄道に思いがけない魅力を発見する。さびた鉄路の上に歴史の跡をたどり、鉄道マニアの東奔西走の日常を軽妙に綴る。――鉄道ファンの眼がとらえた現代にっぽん鉄道事情。旅心とユーモアと、鉄道知識のあふ...

  • 20221116 水

    起床6時20分。 今朝をわりとスバヤク朝作業を8時過ぎに終えて、デスクに「幻影の嘉例吉―牧志朝忠とチル」(黒内彪吾著、信山社、2016)を広げて読み始める。いいんじゃないの、この意気込みは。 ハードカバーのいかめしそうな書物だが、読んでみると内容は研究書からは程遠い小説風で、これなら肩ひじ張らずに読めそうだ。 出版社内容情報によれば当著は、「沖縄を舞台に気鋭の国際法学者が描く、琉球の英雄・牧志朝...

  • パリへ行った妻と娘 近藤紘一

    文春文庫 476円+税 1988年7月10日 第1刷 2001年12月5日 第3刷発行 近藤紘一の著作の中では、氏がサンケイ新聞サイゴン支局長として赴任したベトナム時代のことを書いた「サイゴンのいちばん長い日」(1975)が最も有名でしょうが、ここまでに読んでいるのは、ベトナム人の妻とその娘について記した「妻と娘」シリーズです。「サイゴンから来た妻と娘」(1978)、「バンコクの妻と娘」(...

  • 20221115 火

    すっかり寝坊をして6時半起床。隣室ではコロナ濃厚接触で待機中の長男が寝ているのだが、彼が高校・大学生だった頃とはちがって行動からがさつさがなくなり、隣りにいても静かなものだ。それなりに社会性を身につけ、大人になっていってくれたと理解したい。一方のこちらは気楽なもので、時折気づかないうちに鼻歌を歌ったりしているものだから、むしろ彼のほうが耳障りだったかもしれない。 起きるのが遅かった分、朝作業の時...

  • 立ちそば春夏秋冬 今柊二

    竹書房文庫 760円+税 2015年10月29日 第1刷発行 日本に昔からあったファストフードの立ちそばには、不思議なノスタルジーを感じています。味はそこそこなのはよくわかっているのに、店から立ち上がる醤油のにおいをかげば、いつも妙にそそられてしまうのです。 そよそよと吹く春風を頬に感じながらきつねそばを、夏バテで食欲がなくげんなりしたときにはぶっかけそばを、赤や黄色に色づく美しい紅葉...

  • 20221114 月

    6時前起床。この時間だと部屋はまだ真っ暗で、室内灯が必要だ。 カキモノの後に株式取引の作戦の検討とその手配をして、それからしばらくは雑事に追われ、ときどき文庫本を手にする程度で、有意義な時間をつくれないままに過ぎていく。 昼は五目あんかけ焼きそばが食べたいねという話になり、つれあいとともに1年5か月ぶりに中野の「竹林坊」を訪問。五目焼麺880円。この店では麻婆飯に次ぐ人気ナンバー2のメニューであ...

  • 20221113 日

    ゆっくり眠れてやや寝坊気味に、6時20分起床。 さあ、今日は何をやろうか。何かをやらなければならないという他からの要請や脅迫があるわけでもなく、自分の意思だけで何をするかを決めていい立場にあるので、何をやろうかと考えるだけですでにワクワクする。 まずは本だな。昨日2冊を読み終えて、今日で民族の本がそろそろ終わりになるから、まずはこれから始めよう。その先には新しい本が待っている。 ということで、1...

  • 20221112 土

    早くも一週間が経過して、またやってきた週末の土曜日。6時20分まで眠り、パン1枚の朝食で行動開始する。すばらしく朝の天気がよく、今日一日は晴れるというので、ベッドのカバー類やタオルケットなどをすべて取り替えて洗濯にまわす。 カキモノなど朝のひとルーチンを終えれば、休みの株式市場に関わる必要がないので、のんびりした立ち上がりとなる。 8時過ぎ頃に長男から電話があり、夫婦ランチをしたいので孫の一時預...

  • 20221111 金

    よく眠れて、6時半起床。夜中にトイレに起きず、朝も寝坊するくらい尿意に邪魔されず、ぬくぬくとしていられるのがいい。結石はどこへいった? 米国株式市場が急反発した動きを受け、市場を覆っていた不透明感が後退して買いが先行すると判断して臨んだ日本市場は、開場時こそレーティングを上げたマツダが高値で売れていいスタートとなったが、その後持ち株の大どころがパッとしない。中には大きく値を下げたものもあり、2本...

  • 街道をゆく42 三浦半島記 司馬遼太郎

    朝日文庫 480円+税 1998年1月1日 第1刷 2005年1月30日 第13刷発行 著者の司馬は、三浦半島後に数日滞在してこの稿を書いているようで、その地から伊豆半島を眺めながら、12世紀末、この小さな半島から、それまでの日本史を鉄の槌とたがねでもって叩き割ったような鎌倉幕府がなぜ出現したのか、という疑問を主題にして、書き始めています。 そして、三浦半島の三浦武士団が、源頼朝が...

  • 20221110 木

    薬が効いたためか腹具合は悪くなく、朝までぐっすりと眠れて、6時10分起床。ベッドにいるうちはいいが、起きると少し寒い。蓄熱暖房機のスイッチを入れて寝る日が近づいてきているようだ。 朝食は、昨晩食べ切れなかった豚汁を1杯と、コーヒー。 株式のほうは、今朝までのNYが2%近く下げているので、動くとすれば「買い」となる。このところいったん手放していた銘柄が大きめに下げ戻すようであれば、押し目買いを入れ...

  • カモちゃんの今日も煮え煮え 鴨志田穣・西原理恵子

    講談社文庫 495円+税 2007年7月13日 第1刷発行 「留まるな、守るな」最後のメッセージがここにある。飲んで、倒れて、また旅に出る。カメラマンとして訪れた、タイ、ベトナム、インド、イスラエル、そして日本の日常。酔眼でとらえた人間の業を、自分だけの言葉で綴る、カモちゃんらしさがたっぷり詰まったエッセイ集。元妻・西原理恵子の漫画も収録。(カバー背表紙から) 文庫化された6冊のカモち...

  • 20221109 水

    いつもどおりに起き、8時半までには毎朝のルーチン作業を終わらせる。 続いて、株式市場開場の9時前後の1時間程度を投資の企画、注文、動向確認等に充てる。アメリカが先週末から3営業日連続でしっかりと上昇しているので、この日も堅調に推移するものと予想される。ただ、水曜日は原因がはっきりしない上昇・下降現象が起こりやすい日なので、想定以上のことがあるかもしれないという姿勢で臨む。 結果としては、わりと平...

  • 途中下車の味 宮脇俊三

    新潮文庫 350円+税 1992年6月25日 第1刷発行 「またどこかへ行きませんか」 若い編集者の呼びかけに、旅慣れた作家が提案したのは「万事未定」の旅。山陰の松葉ガニに惹き寄せられ、鉱山鉄道のトンネルに身を屈め、氷の浮かぶ最上川では舟に揺られて雪見酒……。東北・上越新幹線の愛称が決まるまでのエピソードなどを織り込んで、気ままな旅路は改札口から改札口へ。好奇心と食欲を羅針盤にした珍道中...

  • 20221108 火

    尿管結石の調子は比較的悪くなく、トイレに起きずに朝まで眠ることができている。寝床の温かさにかまけてつい寝坊しそうになるくらいだ。6時10分起床。 今朝の東京株式市場は持ち株の一部がいい感じで上げたので、3銘柄4ユニットを適時売りして一定の利益を確定させる。このところの売り基調と今日の値がさ株の放出によって、証券会社の預り金、つまり今後投資可能額が膨らんで、精神的にも余裕が生まれている。下げたとき...

  • 炭酸ボーイ 吉村喜彦

    角川文庫 680円+税 2021年4月25日 第1刷発行 沖縄関連の小説ということで入手しました。 宮古島で突如湧き出した天然炭酸水。商品化にあたり宣伝広報を担うことになった真田事務所の涼太たちは、プレミアム戦略を採り、「ミヤコ炭酸水」をヒット商品に成長させた。ところが販売元のグループ会社がこの希少な水に目をつけ、採水地近くにリゾート施設の建設を計画。自然豊かで神高い土地に降って湧いた...

  • 20221107 月

    夜中トイレに起きることなく、6時起床。このように普通に眠れるのはうれしいことだ。 朝のカキモノ、ブログ更新を済ませれば8時半。そこから週明けの株式ウォッチを始めてようやく一段落となる。 1年半ぶりに、天童市一日町の「そば処一庵」で昼食を食べに行く。昨年12月に火事に見舞われたものの、店を新しくつくり直して今年6月にめでたく営業を再開。お祝いがてら食べに行こうと思いつつ、つい今日まで来てしまった。...

  • 街道をゆく25 中国・閩のみち 司馬遼太郎

    朝日文庫 485円+税 1989年1月20日 第1刷 1997年2月20日 第6刷発行 大航海時代をヨーロッパからの視点で考えた「街道」が「南蛮のみち」であり、中国からの視点で考えたのが「中国・閩のみち」になる。中国東南部の福建省は古来「閩」と呼ばれ、日本とのつながりが深い。マルコ・ポーロが立ち寄った泉州、一大海上王国をつくった鄭成功ゆかりの厦門を訪ねてゆく。筆者の脳裏には、東西交...

  • 20221106 日

    昨夜から今朝にかけては下腹の調子はそれほど悪くなく、わりと安らかに朝まで眠れた。日によって異なるのが気になるところだが、痛くもなく尿意で目を覚ますこともないのであれば、朝の気分は悪くはない。 熱田神宮をスタート地点とする第54回全日本大学駅伝の中継が8時前から始まっているので、それを点けながら朝作業を始める。その結果としては、ゴールとなる伊勢神宮での優勝テープを切ったのは駒澤大学で、大会新記録で...

  • 幻の漂泊民・サンカ 沖浦和光

    文春文庫 657円+税 2004年11月10日 第1刷 2004年12月5日 第2刷発行 「一所不住、一畝不耕。山野河川で天幕暮し。竹細工や川魚漁を生業とし、60年代に列島から姿を消した自由の民・サンカ。彼らは、原日本人の末裔なのか。中世から続く漂泊民なのか。 従来の虚構を解体し、聖と賎、浄と穢から「日本文化」の基層を見据える沖浦民俗学の新たな成果。」(カバー背表紙から) ――という...

  • 20221105 土

    過活動膀胱? まだ落ちていない尿管結石の影響だと思うが、小便を我慢できず、6時起床。うーむ、排尿障害とはいやなものだ。すっきりとした睡眠が得られない上に、日々の生活が消極的になるようなところがあり、旅に出ようなどという発想が生まれてこない。早く落ちないかな。この気分から解放されて、冬の間のショートトリップぐらいはやりたいものなのだが。 前日の株取引のドキュメント、モノカキ、ブログの更新、番組録画...

  • 秘境駅へ行こう! 牛山隆信

    小学館文庫 476円+税 2001年8月1日 第1刷 2008年6月30日 第7刷発行 全国148駅。「存在自体が不思議な駅」への旅。 交通の要衝であり、本来、人々が集まるはずの「駅」なのに、まわりに民家がまったくないどころか、そこに通じるまともな道さえも存在しない駅がある。「なんで、こんな辺鄙な場所に駅が……」 そう疑問を感じたところから筆者の旅が始まった。 しかし訪ねてみると、す...

  • 20221104 金

    前夜の予感どおり夜はよく眠れず、朝寝坊をして6時半過ぎ起床。しかし、座薬が必要なほどではなく、起きてからも苦しいほどには至っていないのが幸いだ。 朝方は株式投資関連。業績予想を上方修正した自動車関連2社(うち1社はストップ高近くまで上げる)を4ユニット売って、タナボタ利益を得る。落ち着いたならまた買おう。ほかにも後場で好調の空運が売れ、一方で日経平均が下げているので買付も2社約定し、今日は個人的...

  • ニッポン線路つたい歩き 久住昌之

    カンゼン 1,500円+税 2017年6月1日 第1刷発行 2か月ほど前に読んだ「野武士、西へ~二年間の散歩」(集英社、2016)は、こちらの著作の2年ほど前に出版されたもの。「野武士…」では2年間かけて東海道を大阪まで散歩で歩くということに挑戦していましたが、今回はその時の「東海道本線と東海道新幹線を見失わなければ、地図を見なくても大阪まで行ける」という教訓と楽しさをもとに、いろいろな...

  • 20221103 木

    文化の日。 今朝の朝刊で、普久原恒勇が死去したことを知る。1日、心不全で死去、89歳。 大阪で生まれ、すぐに「沖縄音楽の父」普久原朝喜の養子となる。沖縄に戻り、1961年から作曲活動を始め、沖縄市のコザ地区を拠点に「芭蕉布」や「ゆうなの花」など「普久原メロディー」として愛される楽曲を生み出し、沖縄の音楽を世界に広めた作曲家。代表作の「芭蕉布」(65年発表)では、沖縄の伝統的な旋律に西洋音楽の形式...

  • イザベラ・バードの「日本奥地紀行」を読む 宮本常一

    平凡社ライブラリー 1,200円+税 2002年12月9日 第1刷 2006年1月20日 第6刷発行 イザベラ・バードの「日本奥地紀行」は、1878年6月から9月にかけて行った東京から北海道(蝦夷地)までの旅行の記録で、明治維新当時の日本の地方の住居、服装、風俗、自然を細かく書き留めてあり、近代以前の日本の情勢を知ることができる著作物として著名。また、アイヌに関する記述も豊富。わず...

  • 20221102 水

    前夜は0時台に目覚めてしまい、その後は熟睡に至れないまますっきりしない朝を迎えてしまった。結局のところこれは、缶チューハイをいつもの1本から2本に増やした前夜の飲酒量が原因であることは明らかだ。飲酒は酔った段階では強い催眠効果があるが、その後の眠りの深さについては逆に低下すると聞いたことがあり、今夜の状況がまさにそれを如実に表している。自分に合った酒量を守って生活すべきだと再確認する。もう若くな...

  • 食堂かたつむり 小川糸

    ポプラ社 1,300円+税 2008年1月15日 第1刷 2008年4月14日 第13刷発行 当方としては小川作品を読むのは「つるかめ助産院」に次いで2作目となります。 テレビドラマ化された「ライオンのおやつ」や「つるかめ助産院」を著した小川糸の初期作品。 いくつかの小説を発表したのち作家としての活動がしばらく途絶え、「もうこれでだめだったらあきらめよう」と好きな料理を題材として執...

  • 20221101 火

    早いもので、今日から11月。まだ寒さは本格化していないが、ぼちぼちそれはやってくるはずだ。いつやってきてもいいように、準備はそろそろ始めておかなければならないだろう。(okinawa-image 石垣港) 朝から「民族の世界史8 ヨーロッパ文明の原型」を読み始め、この巻の編者井上幸治による序章「ヨーロッパ世界の歴史像」の部分をようやく読み終える。執筆段階で75歳、1910年というから明治生まれの大家なのだろう...

  • ローカル線ひとり旅 谷川一巳

    光文社知恵の森文庫 680円+税 2014年4月20日 第1刷発行 観光客だらけの有名スポットよりも、普段着のままの日本の風景を見に行こう! という志向のテツ物、旅物。 ローカル線に乗って、のんびり旅情あふれる旅がしたいなら、ちょっとした「コツ」がいる。地方路線にも味気ないロングシート車両が走っているし、有名なローカル線ほど観光客だらけでガッカリすることも多いからだ。 本書では、「時刻...

  • 20221031 月

    6時過ぎ起床。振り返るとこの数日は、腹痛のあった2夜を除けば、夜中に小用のために起きることもなく眠ることができている。腹痛もこの5日ほどは影を潜めており、なかなかいい傾向だ。 浅い眠りの中で見た夢は、何十年も浪人して大学進学を目指している自分のことだった。この年齢になっても合格することができず今年も受験するのだが、はじめの国語では試験中に自分の興味に沿っている持参本をこっそり読み、残り30分にな...

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