織りなす日々　ジルー的 2nd LIFE

20221230 金

もう30日だし、金曜だし、いよいよ今年も終わりゆくなぁという思いを持ちながら、7時前起床。やや冷えた朝。年内にやるべきことは概ね終えているので、この日も読書中心ののんびりした日になりそうだ。 午前中は、直近に買った本9冊の表紙をスキャンして、買った本に関するブログ記事を書くなどしながら、株式ウォッチと読書。 午後にかけては「面食い」を80ページほど読んで、読了に至る。これが2022年の124冊目...

2022/12/31 08:52

20221229 木

ぬくい部屋で朝の惰眠を貪り、7時起床。 冴えない動きの東京株式市場をウォッチしながらいつもの朝作業をし、早めに読書態勢へと入る。2022年も押し迫ってきており、今年1年で何冊読めるかが気になるところだが、今読んでいる「面食い」が今年の124冊目の読了本となる予定で、ここで今年が終われば奇しくも前年度の数字と同じになるのだった。 長旅などをそれほど多くやらなければだいたい1年に読める量はこの程度な...

2022/12/30 08:14

20221228 水

7時起床。起きたくないような心地よさだが、起きてこの寒い中仕事に行かなければならないわけでもなく、起きるだけならいいかと思って起き出す。（笑） この日の午前は「面食い」の読書から。食堂に関する軽い内容なのに加えて、著者のものの感じ方、さらには年齢まで同じなものだから時代感覚もよくわかり、読みやすい。 登場した店の一つに、「ガキからジジババまでまとめて面倒見るぜ！ キング・オブ・食堂」として、北海...

2022/12/29 08:34

短篇ベストコレクション 現代の小説2005 日本文藝家協会編

徳間文庫 876円＋税 2005年6月15日 第1刷発行 優れた小説には、いつもその時代を映す何かがある。当代人気作家22人の作品はいずれも読者の心の襞に入り込み、読書の楽しみだけでなく、人生を豊かにするヒントを与えてくれるはずだ。小説誌から厳選された、本年度最優秀短篇作品集。（カバー背表紙から） 「短篇ベストコレクション 現代の小説」シリーズは、日本文藝家協会編の年刊アンソロジーとし...

2022/12/28 08:29

20221227 火

7時前起床。師走もだいぶ押し迫ってきて、労働者目線で考えれば、今日働けば明日は大掃除やお得意先へのあいさつなどをして、さあ年末年始の6連休だということだろう。もう働くことから退いている当方としては、街に多くの人が押し寄せてこない今日明日中に、やっておくべきことは済ませてしまおうと考えている。 年賀状を書くのをやめてからもう5～6年目になるだろうか。はじめのうちはなんだか知人等に対して申し訳ないと...

2022/12/28 08:28

ウはウミウシのウ シュノーケル偏愛旅行記 特別増補版 宮田珠己

幻冬舎文庫 600円＋税 2014年7月5日 第1刷発行 先にタマキングの本を8冊まとめ買いしたので、これらを多少なりとも読んでいこうと、最も初出年次の早い当著を取り出して読み始めました。 海でぷかぷか浮きながら、変なカタチの生きものが見たい――。爆笑旅エッセイで人気の著者が、究極のシュノーケルポイントを求め、国内外を巡る。ダイビングや美しい熱帯魚には目もくれず、探すは、ウミウシ、エイ、...

2022/12/27 09:37

20221226 月

雪下ろしの筋肉痛が影響しているのか、夜中に2回、身体の強張りで目が覚める。一度目は、3歳年上の姉にじゃれ合いの中で脚を拘束され、それを渾身の力ではねのけようした幼少のみぎりのこと。実際にそんないじめにあったことはないと思うのだが、深層心理だけが覚えていたものなのだろうか。2回目も何らかの夢を伴っていたが、起きてしまえばもう覚えていない。 7時起床。今朝までもうっすらと雪が降ったようだが、雪かきを...

2022/12/27 09:35

納豆に砂糖を入れますか？ ニッポン食文化の境界線 野瀬泰申

新潮文庫 520円＋税 2013年10月1日 第1刷発行 あなたは納豆に砂糖を入れますか？ 「メンチコロッケ」と呼びますか？ 「ミンチコロッケ」と呼びますか？ 「突き出し」ですか？ 「お通し」ですか？ 正月に食べるのは鮭？ それともブリ？ ――ネットで集めた膨大な情報分析は、驚きと発見の連続。日本の食の境界線を実際に歩いた「糸魚川―静岡構造線」リポート付き。「NIKKEI NET」に掲載された「...

2022/12/26 09:34

20221225 日

5時前ぐらいからもぞもぞしだしたがそのまま眠って、7時起床。市内S町にあった母の実家で遊ぶ夢を見る。夢の中の自分は小学校低学年ぐらいの年齢だ。建物の構造なり家具の配置なりはしっかり記憶に残っているのだが、この建物は建て替えられてからすでに40年前後は経っており、今はもうない。 今朝までの新たな積雪はほとんどなく、何よりだ。昨日の雪かきによる体の痛みはやはり腰まわりにもっとも影響があり、ほかに腕や...

2022/12/26 09:32

幻影の嘉例吉―牧志朝忠とチル 黒内彪吾

信山社 2,000円＋税 2016年7月20日 第1刷発行 出版社内容情報によれば当著は、「沖縄を舞台に気鋭の国際法学者が描く、琉球の英雄・牧志朝忠と舞姫チルの歴史ミステリー。琉球の英雄・牧志朝忠は、型破りな外交官としてペリー艦隊と果敢に交渉、琉球の自立のために奮闘した。舞姫チルは、渾身の愛を込めて朝忠を支え続けた翔いた女性。不可解な朝忠の死にも迫る歴史ミステリー。本作品のキーワードは...

2022/12/25 09:47

20221224 土

除雪車が近隣で爆走作業をしていったのが2時50分。その後よく寝つけないまま朝を迎え、6時45分に起床。窓から見た外は想定以上に寒々とした景色で、隣家の窓や壁は吹雪いた雪が張り付き、自宅のベランダも雪まみれになっている。 それではとすぐに雪かきを始めるのだが、玄関先の屋根のあるポーチや階段に大量に雪が吹き込んでいるほか、植えてある2本のゴールドクレストのうちの1本が雪の重みで大きく傾いているではな...

2022/12/25 09:46

短篇ベストコレクション 現代の小説2014 日本文藝家協会編

徳間文庫 700円＋税 2014年6月15日 第1刷発行 2013年に発表された中から、当代の読み手が選んだ名作14篇！ 新鋭からベテランまで、“いま”を代表する実力派作家が揃いました。ミステリー、ファンタジー、恋愛など、テーマや時代背景はさまざまですが、共通してどの物語からも“読む”ということの楽しさを再発見できるはず。短篇という限られた枚数だからこそ描くことのできた味わい深い物語の数々...

2022/12/24 12:49

20221223 金

7時前起床。明け方には3日ぶりに左側の体側を下にして眠れるようになり、痛みなく寝返りがうてるようになったことは喜ばしい。起床時は風雪。予報は終日雪マークで、このままいくと今日はどうなってしまうのだろう。 午前中の読書は、「寝台急行「昭和」行」から。 たんに汽車（電車やディーゼル車など含めて、鉄道車一般を著者はこう呼ぶ）に乗り、日本の地方色を車窓と車内風景に見物するのが好きだという著者。長らく隠れ...

2022/12/24 09:13

20221222 木

冬至。比較的気温は低くなく雨になるというがそれも今日だけのことで、明日からはまた第一級の寒波がやってくると予報されている。 やはり夜はよく眠れなかった。左腕を下にすることができず、寝返りを打つたびにズキリとして、4時台にはいったん起きる。二度寝して、次に起きたのは7時だった。 朝食には、少し前に買ってあった「日清カレーメシ シーフード」を、人生で初めて食べてみる。無駄によく混ぜるとカレーにとろみ...

2022/12/23 08:13

20221221 水

6時20分起床。今朝は外が一面霧だ。 朝のうちはモノカキ、ブログ記事公開、株式取引の前日の帳面整理と今日のウォッチなど。株価は今日も大きめに下げている。結果としては4銘柄の買いが約定。明日あたりからは上がってもらわないと困る。（okinawa-image 平敷屋青年会のナカワチ） つれあいは映画「Dr.コトー診療所」を観に出かけ、当方は5回目のコロナワクチン接種のため山形ビッグウイングへと向かう。展示棟の広い...

2022/12/22 08:36

20221220 火

6時半起床。この夜にも降雪があったようで、朝の時間帯の道路は白い。大蔵村肘折ではすでに積雪が2mを超え、全国一となっている。 人に会う予定がなく、マスクを常用しているため顔を出すこともないので、このところ3日に1回になっている髭剃りだが、今朝は中1日でやった。それは、午前のうちに近くの眼科に視野検査をしに行くためだ。去年9月以来の検査となる。 検査の結果は、「特に変わったところはなし」。緑内障の...

2022/12/21 08:17

20221219 月

夜中の3時台に、今季初めて除雪車がやってきて道路の雪をかいていた。その音で目が覚め、何日ぶりかで夜中の小用へ。再び寝入って、改めて6時50分起床。山形の今朝の積雪量は17cmであるとのこと。日中の気温は上がらず、積もった雪の融けづらい寒い日になりそうだ。（今朝8時の銀世界） 週明けの株式市況も芳しくないので早めに切り上げ、未明に行われたW杯サッカーの決勝、アルゼンチン対フランスを観戦する。前半ア...

2022/12/20 07:50

20221218 日

7時20分起床。尿管結石などによる膀胱の過活動症状はここしばらく落ち着いており、夜中に我慢できずに起きることもほぼなく、朝寝坊しても平気なほどになっている。 今朝も雪。雪は一日中降り続くようなので、寒い日曜を家にいて暖かい部屋でゆっくり過ごすこととし、昼は自宅でカレーライスにしようねということになる。家から出ず部屋で読書ばかりしていると足腰が弱るので、時々体のストレッチや軽い筋肉運動をしようと思...

2022/12/19 08:22

20221217 土

明け方一時的に体が暑くなって目覚めたものの、7時20分までぐっすり。この時間になれば外はさすがに明るくなっている。 いつもよりも1時間近い進行遅れとなった午前中は、モノカキにも時間をとられ、ブログの更新やテレビ録画のセットなどが終わったのは9時半を過ぎた頃だった。 昼食は、幸町の「続おそばに」を1年9か月ぶりに再訪。初訪時には冷たい肉そばの大盛り＋ミニ牛丼を700＋100円で食べたのを覚えている...

2022/12/18 09:17

20221216 金

すっかり寝坊が定着した感があり、7時起床。山形地方は今朝6cmの積雪となっていて、起きた時間帯にも降雪が強めで、外の景色が白い。もちろん日射しはないので、明るさやコントラストが足りず、モノトーン的であることに変わりはない。今朝は車の雪落としが必要で、気の毒にも出かける人はまずそれから始めなければならない。 この日の株式市況が芳しくないことを確認して、9時過ぎからスタディ態勢に入る。前日は朝のフレ...

2022/12/17 10:32

東南アジア四次元日記 宮田珠己

文春文庫PLUS 638円＋税 2001年7月10日 第1刷発行 宮田珠己モノを読むのは「旅の理不尽 アジア悶絶編」（初出1995）に次いで2冊目となります。 2冊目のこちらは1997年初出なので、1冊目とほぼ同時期に刊行されたもののようです。2001年に文庫化、2010年には幻冬舎から再度文庫化されています。 その幻冬舎文庫の惹句には、「会社を辞め、東南アジアへ旅に出た。遊園地にしか見え...

2022/12/16 08:49

20221215 木

7時過ぎに起きて外を見ると、小雪がちらついていて積雪がある。いよいよ真冬が到来したなという印象だが、道路への着雪はまだなく、この程度なら朝の出勤などに支障はないだろう。自分が出勤するわけじゃないけど。 朝の作業は、モノカキ、ブログの記事公開、株の仕込み、そして少しの読書と、概ねいつもどおり。（okinawa-image） 小雪を衝いての昼食外出は、1年5か月ぶりに、上山市石崎の「さぶちゃんラーメン」を4訪。...

2022/12/16 08:48

街道をゆく16 叡山の諸道 司馬遼太郎

朝日文庫 400円＋税 1985年7月20日 第1刷 2000年5月10日 第15刷発行 残すところあと3冊となった、「街道をゆく」シリーズ。今回は比叡山です。 一昨年（2020年）の11月、山陽道を一通りめぐる車旅をした際に、琵琶湖の東岸の坂本を歩き、そこから比叡山へとアタックしました。1979年に遡りますが、司馬、須田画伯らの一行も、同様のルートをとって坂本を歩いていて、当著の...

2022/12/15 08:53

20221214 水

ゴーッという雨音を聞きながら、6時45分起床。この雨が雪であったならば、さぞかし盛大に積もったことだろう。予報ではこの雨が午後から雪になると報じている。 8時半までに今日の株式投資の仕込みなどの朝作業を終えて、本を読みながら東京市場の開場を待つ。市場は期待したほどに好況というわけではないが、まあまあ堅調。しばらくは一定幅のボックス相場で動くと読んでいるので、大きな値幅取りは望まず、売りも買いも早...

2022/12/15 08:50

あの日にドライブ 荻原浩

光文社文庫 619円＋税 2009年4月20日 第1刷 2009年5月30日 第4刷発行 荻原浩を読むのは、「海の見える理髪店」「明日の記憶」に続いて3冊目となります。 牧村伸郎、43歳。元銀行員にして現在、タクシー運転手。あるきっかけで銀行を辞めてしまった伸郎は、仕方なくタクシー運転手になるが、営業成績は上がらず、希望する転職もままならない。そんな折り、偶然、青春を過ごした街を通...

2022/12/14 08:14

20221213 火

今が最も日が短い時期で、まだ薄暗い7時に起床。目が覚めるとすでに外が明るい日々が、早くやってきてくれないだろうか。暗くて寒いだけで、人の心は鬱々とするものだ。自分の場合、緯度の高い白夜の国なんて、少し住んだだけで精神がやられるのではあるまいか。 目に疲れを感じていて、ドライアイのような症状あり。尿管結石の薬に1種類、緑内障と相性の悪いものが入っていたので、昨日泌尿器科の医師に訊いたところ、直接の...

2022/12/14 08:12

民族の世界史8 ヨーロッパ文明の原型 井上幸治編

山川出版社 3,800円 1985年7月18日 第1刷発行 またまた大変な書物に手を付けてしまったという感じ。 まだ職場で若手と言われていた頃、出版されたばかりの全15巻を入手したものの、多忙を理由にいったん読むのを棚上げしていました。それを30数年後の、現役を退いた今になって再び読み始めているシリーズです。1巻から読み直していて、15巻中ようやく半ばの8巻目に到達しました。 ここまで...

2022/12/13 08:42

20221212 月

新しい週が始まり、6時40分起床。 スピーディーに朝作業を済ませ、泌尿器科の再診を受けるため9時過ぎに出発する。（okinawa-image（与那原大綱曳）） 検尿とレントゲン撮影後の診察では、尿管で留まっていた結石はレントゲンでは見えなくなっていて、その先の膀胱にあるかどうかについてはエコーで調べてみてもわからないとのことで、次回CTを撮って再度確認しましょうとのことだった。 石が体外に排出された感覚はな...

2022/12/13 08:41

あの空の下で 吉田修一

集英社文庫 429円＋税 2011年5月25日 第1刷 2011年6月6日 第2刷発行 ANA機内誌「翼の王国」の、2007年4月から08年9月号までに掲載された短編を書籍化したもので、“なつかしくいとおしい、旅情を誘う短編とエッセイの詰め合わせ”になっています。 機上で、田舎の駅で、恋人が住んでいた町で。ささやかな、けれど忘れられない記憶を描いた12の短編と、東南アジアから北欧まで...

2022/12/12 08:13

2021211 日

7時起床。7時といっても外は暗く、体感的にはまだ5時台といったところだ。 誰も暖房をつけないため冷え冷えになっている居間で、トーストとミルクの軽食。寒い。 のんびりしているうちに時間ばかりが過ぎ、中身の薄い午前中となる。 しばらくご無沙汰していた天童市奈良沢の「龍園」の餃子が食べたくなって、7年4か月ぶりに4訪。以前食べたチャーハンや今回狙っていた焼きそばなどの炒め物系はやめたらしく、メニューか...

2022/12/12 08:12

サイゴンのいちばん長い日 近藤紘一

文春文庫 505円＋税 1985年4月25日 第1刷 2012年7月15日 第13刷発行 「窓を揺るがす爆発音、着弾と同時に盛り上がる巨大な炎の入道雲、必死の形相で脱出ヘリに殺到する群衆、そして戦車を先頭に波のように進行してくる北・革命政府軍兵士……。一国の首都サイゴン陥落前後の混乱を、ベトナム人を妻とし民衆と生活を共にした新聞記者が自らの目と耳と肌で克明に記録した迫真のルポ」 ――と...

2022/12/11 08:26

20221210 土

静かな家でゆっくり眠れて、7時20分起床。土曜日を迎えて世の立ち上がりが遅いためか、外の物音も気にならない。 W杯サッカーは昨夜から準々決勝が始まった。起きてすぐに状況をチェックすると、前試合で日本を下したクロアチアがまたもやPK戦の末優勝候補筆頭のブラジルを撃破したようだ。これは意外だった。 いつもの朝作業に加えて、テレビのメモリに溜まっている録画番組のうち「孤独のグルメ Season10」の1～6話...

2022/12/11 08:25

絵巻物に見る日本庶民生活誌 宮本常一

中公新書 700円＋税 1981年3月25日 第1刷 1998年1月30日 第21刷発行 宮本常一関連の7冊目。 本の内容に関しては、中央公論新社のウェブページから引用すると、次のとおりです。 日本の絵巻物は、時代の民衆生活を知る貴重な宝庫でもある。民衆の明るさを語る「陽気な日本人」から始まり、次いで「人生」「農耕」「人間と動物」「海の生活」「工匠と民具」「旅と交易」「住居」「火と...

2022/12/10 09:41

20221209 金

何日ぶりかで小用のため夜中に一度起きる。尿管結石を端緒とした下腹部の不調は服用薬が効いているためかしばらくなりを潜めている。まだ石が体外に排出された感じはない。6時40分起床。（二見情話の歌碑 2013.8.12） 朝作業を最小限にとどめて、9時の新幹線で2泊3日の日程で神奈川の次男に会いに行くつれあいを山形駅まで送り、その足で散髪へと向かう。 行きつけの理容店は平日9時からのモーニングタイムには千円でや...

2022/12/10 09:40

アイスランド 絶景と幸福の国へ 椎名誠

小学館文庫 560円＋税 2021年11月10日 第1刷発行 南米パタゴニアから北極圏まで、世界を旅した作家・椎名誠“最後のでっかい旅”の目的地は、北欧の島国アイスランドだった。 火山と氷河が織りなす大自然に目をみはり、怪物のような巨大鮫漁に同行し、フィヨルドの恐怖的断崖におののきつつ、敬愛する作家ジュール・ヴェルヌの小説の聖地巡礼に胸躍らせる。 そして、厳しい土地でありながら、幸福度や...

2022/12/09 08:03

20221208 木

昨夜から今朝にかけては、断続的な雨。雨音が大きく、大雨なのか、それとも霙混じりなのかは見ていないのでわからない。ぬくぬくとして眠り、今朝も7時までぐっすり。太平洋戦争の勃発から81年が経つ。その時代を知っているのは93歳になった自分の母の時代の人々が最後ぐらいだろうが、その多くは彼岸へと旅立ち、こちらにいるわずかの人たちの記憶もほぼ失われているだろう。太平洋戦争もまた、歴史上の出来事の一つになっ...

2022/12/09 08:02

食卓のつぶやき 池波正太郎

朝日文庫 520円＋税 1989年4月20日 第1刷 2004年6月30日 第13刷発行 自分にとっては、池波エッセイの9冊目。これが最後の1冊になりそうです。 幼年期から今日までの、食べものにまつわる思い出を、時代小説の名手が自在に語る。生地・東京はもとより、仙台、伊豆、高松、湯布院など日本各地、さらにはフランス、ベルギー、インドネシアにまで筆を延ばし、各地の香りと味、人との出会...

2022/12/08 08:33

20221207 水

6時45分起床。今日も一日、冷たい雨か霙が降るとの予報だ。 午前中はいつもと変わりなく、カキモノ、ブログ更新、株式ウォッチなど。 那覇の名店「おでん東大」の女将が死亡したのは愛娘夫婦による殺人の疑いが濃くなったと、警察が逮捕状を取って捜査中であるとのこと。名店東大は閉店してしまった。沖縄は今、この話題でもちきりのようだ。（「おでん東大」は焼きてびちが人気だった） 料金の30％が還元される上山市の...

2022/12/08 08:31

終着駅へ行ってきます 宮脇俊三

河出文庫 680円＋税 2010年6月20日 第1刷発行 自分にとっては宮脇モノの9冊目。 北は根室本線の根室から、南は指宿枕崎線の枕崎まで、25の終着駅を訪れる“行き止まり”鉄道紀行です。国鉄全線を完乗し、最長片道切符の旅を敢行し、そしてこんどは終着駅へ……というように、宮脇俊三の鉄道に対する愛情は、徹底して乗り尽くす旅路にぎっしりと詰まっています。 項立ての配列は北海道から九州へ。根室...

2022/12/07 08:33

20221206 火

3時前に覚醒したのでここで起き、前夜24時前から録画をしているW杯サッカーのノックアウトステージの日本の第1戦、対クロアチア戦を概ね3時間ディレイで観戦する。（前半43分、前田大然のゴールで先制するが……） 前半終了近くに前田大然が押し込んで、今大会初めての先取点を得る。しかし、メンバーチェンジなしで臨んだ後半はドイツ戦やスペイン戦で見せたような攻撃面でのキレが見られず、逆に失点してしまう。 前回...

2022/12/07 08:32

光の犬 松家仁之

新潮社 2,000円＋税 2017年10月30日 第1刷 2018年1月20日 第2刷発行 この本を読もうと思ったのは、若かりし日の著者が、先に読んだ宮脇俊三の「途中下車の味」（新潮文庫、1992）に“若い編集者”として登場していたからです。 「途中下車の味」には、編集者に異動があり、旅の相棒が松家仁之氏という“白皙で、ずいぶん背の高い青年”に代わったと記されていました。そして宮脇は、...

2022/12/06 09:36

20221205 月

朝寝坊が定着し、7時前まで睡眠。だが、その時間になっても外はまだ薄暗い。 パン1枚とホットミルクとコーヒー。8時近くになってから活動を始めて、ブログの記事公開2本。 週明けの株式市況は、朝の段階では動意薄。値が下がったときには買いだと、いくつか買いを入れてみたところ、このところ値を下げている電力株が1ユニット約定する。電力会社はつぶれることがないだろうし、エネルギー事情は今が最も厳しい状態だろう...

2022/12/06 09:34

2022年11月末までに買った本

先に紹介した宮田珠己の本8冊を除き、2022年11月半ばから同月末までに購入した本は、次の9冊です。1 ヤポネシアちゃんぷるー―混じり合う「日本人」を訪ねて 吉村喜彦、垂見健吾 アスキー 199803 古1002 全一冊 小説 上杉鷹山 童門冬二 集英社文庫 199612 古2203 短篇ベストコレクション 現代の小説2005 日本文芸家協会 徳間文庫 200506 古2204 短篇ベストコレクション 現代の小説2008 日本文藝...

2022/12/05 08:40

20221204 日

7時まで眠る。株式市場が休みの日は朝から仕込みをする必要がなく、無理してまで早く起きる理由もなくなる。だったら、ということで、ついそうなる。 ひととおりの日々作業を済ませたあとは、読むほうへ。今日のうちに読んでしまおうと思っていた「納豆に砂糖を入れますか？」を昼過ぎまでに70ページ読んで読了。 「我々は、なんでこんなに熱く食を語るんだろう？」という題で、文庫版のあとがきを久住昌之が書いていた。（...

2022/12/05 08:34

花の下にて春死なむ 日本推理作家協会賞受賞作全集(95) 北森鴻

双葉文庫 533円＋税 2001年12月15日 第1刷 2016年7月25日 第14刷発行 北森作品を読むのは、「親不孝通りディテクティブ」「親不孝通りラプソディー」に次いで3作目です。 年老いた俳人・片岡草魚が、自分の部屋でひっそりと死んだ。その窓辺に咲いた季節はずれの桜が、さらなる事件の真相を語る表題作をはじめ、気の利いたビアバー「香菜里屋」のマスター・工藤が、謎と人生の悲哀を...

2022/12/04 08:43

20221203 土

眠りが浅く、たくさん寝ても眠り足りず、朝寝坊までして7時15分起床。 気温が低くて寒いからということもある。二重窓の一部が凍結している。換気のため薄開きにしていた各部屋の窓を全閉し、家の換気システムのスイッチを入れる。今朝の最低気温は－3.3度と今季最低だった。（本日、冬の快晴（正午ごろ）） 朝の諸作業を終えた9時半頃から、この日は真面目に読書へと移行し、昼食前までに「幻影の嘉例吉―牧志朝忠とチル...

2022/12/04 08:42

三味線放浪記 新版 山入端つる

ボーダーインク 1800円＋税 1996年12月20日 初版第1刷発行 2021年8月20日 新版第1刷発行 沖縄物も読みたくなり、未読ストックから山入端つるの一代記を取り出して読みました。 山入端つる（1906～2006）は、屋部村（現・名護市屋部）生まれの沖縄の唄者。13歳の時から辻の芸妓となって育ち、19歳のときに辻を出奔し、三線片手に宮古、奄美、大阪、東京など職を転々としながら渡世...

2022/12/03 08:57

20221202 金

5時頃に目覚めたので5時半に起きる。おっ、外は今季初めて雪が降っている。路面に積もるほどではないが、いよいよ来たなという感じだ。 早起きしたのは、深夜2時から始まっていたサッカー中継を録画ディレイで観るためだ。なんとか決勝トーナメントに進出してほしいが、現実は厳しいだろうと思いつつ観始める。 前半はスペインが圧倒的にボールを支配し、10分過ぎに早くもスペインに先制されてしまう。ところが、後半が始...

2022/12/03 08:55

宮田珠己の本を8冊まとめ買い

11月下旬に、タマキングこと宮田珠己の文庫本古書を8冊まとめ買いしました。それらは次のとおりです。 アマゾンとブックオフで調べ、価格の安いほうから調達し、〆て1,824円です。1 ウはウミウシのウ シュノーケル偏愛旅行記 特別増補版 宮田珠己 幻冬舎文庫 201407 古2842 わたしの旅に何をする。 宮田珠己 幻冬舎文庫 200706 古3303 ジェットコースターにもほどがある 宮田珠己 集英社文庫 201...

2022/12/02 09:50

20221201 木

2022年もとうとう12月に突入だ。暗くて寒い朝はまさに冬！といった感じだ。予報では、今日は全国的に冬本番の寒さとなり、北海道や東北は大雪のおそれがあると告げている。（山形のりんごも、今が最高においしい） 10月後半に再発した尿管結石だが、11月18日に市立病院に行き、その2～3日後に石が膀胱に落ちたような気がしていて、そのあとは疼痛がやってくることはなくなっている。石が膀胱から体外に出た実感は...

2022/12/02 09:47

民族の世界史7 インド世界の歴史像 辛島昇編

山川出版社 3,800円 1985年1月30日 第1刷発行 夏の暑さが退行して本を読むのにいい季節になったので、分厚い専門書に挑戦することにして、久しぶりに「民族の世界史」シリーズを取り出しました。今年6月末に第6巻まで読み終えて、3か月以上間が空いての、全15冊中の7冊目です。 編者は「まえがき」で、当書が「インド亜大陸の歴史過程の節々で重要な役割を果たした様々な「民族」について、そ...

2022/12/01 08:00

20221130 水

早くも月末となり、7時前にゆっくり起床。7時半頃になってもまだ外は薄暗く街灯が消えていないが、自宅の北側に面した駐車場からはすでに多くのクルマがいなくなっている。ご出勤ご苦労様である。冬の暗いうちからの出勤が、気が進まずいやだったことを思い出す。これで積雪など始まろうものなら、もっとうんざりするのだった。（山形のラ・フランスがおいしい季節だ） 昼どきには、上山市二日町の「川芳そば屋」を9年2か月...

2022/12/01 07:58