私たちがつくりたいのは、「人生が豊かに変わる家」。 憧れの建築家と建てる高性能住宅を身近に、手軽に。 新築住宅を夢見る方は、ぜひお勉強下さい。
私たちがつくりたいのは、人生が豊かに変わる家
最近のYKKapのCMと言えば「猫」ですね。 昔から「猫はコタツで丸くなる」と歌われるほど、猫は温かい陽だまりとかが大好きな印象があります。 寒い冬でも窓際で猫が温かく暮らすといったイメージを模写したものでしょう。 YKKと言えば、言わずと知れた世界一のファスナーメーカーですが、昭和9年(1934年)、YKKはファスナーの加工・販売の「サンエス商会」として創業しました。 しかし戦災で工場が焼けてしまい、故郷富山県に戻った創業者の吉田忠雄が、社名を「吉田工業株式会社」と変えました。その英文社名の「Yoshida Kogyo Kabushikikaisha」の頭文字をそれぞれとって、商標名としたの…
新築の際に畳コーナーを求めるお客様もチラホラといますが、この畳コーナーは使い方をしっかりと決めておかないと、ただの物置き部屋になってしまう可能性が大きいです。 赤ちゃんがいる家庭では当然、ここでお昼寝をさせたりとやりたいことはあるのですが、それはとても短期間の出来事であり、その後全く用をなさないなんてこともあります。 例えば、「床でゴロゴロしてTVを見たい」などと目標があれば、もちろんTVが見える位置に畳コーナーが無いとダメなわけですよね？ このコーナーのつくり方もいくつかあり 来客が泊まるなど、間仕切りのために扉、もしくはロールスクリーンが必要な場合 全くフリーでリビングの一角として使う場合…
山川洋服様では外壁工事の下地準備もでき、外部配線を外に出した後にガルスパン外壁工事が進められるのですが、このお店の照明プランニングがなかなか難しく、メーカーとのやりとりももう10回を数えます…。 一般的に建築会社は、「予算いくら以内でライティングプランをだして！」と依頼し、メーカー様が考案したものを提出するわけですが、アール津はそうはいきません。 お金も大切ですが、この照明で建物は大きく変わりますからね。 お店は一般的に住宅と比較しとても明るくて、電球色ではなく自然光に近い昼白色を使います。そうじゃないと洋服の色やお直しの際の糸の色までわからないですからね。 でも、もうそろそろ決まらないと、来…
本日も津市N様を名古屋kitchenhouseショールームへご案内。 こちらは昨日とはうって変わって、どうやらカッコいい家テイストがお好みの様子。様々なキッチンをご覧になり、今回はⅡ型配置でいくことに決まりそうです！ こちらも例によって他建築会社とご契約済でしたが、どうも歯車が噛み合わずに解約となり、もう一度最初から家づくりのやり直しです…。 約半年間かけて詰めてきたものがもう一度最初からということで大変ですが、私たちの家づくりのステップは随分他社とは随分異なるようですので新鮮な気持ちにて臨んでいただけたらと思います。 この家では浄水器も必要ということですが、浄水器もアール津では大まかに3種類…
本日は津市内にて建築を決められましたF様のショールーム案内ということで、お馴染みの名古屋kitchenhouseショールームへと行ってきました。 F様は住宅の事をとてもよく勉強されていますので、ご理解がとても早くてスムーズにご案内することができました。 キッチンに関わる様々なことを説明させていただき、BOSH食洗機のことも詳しくご理解いただき、はや採用が決まりました。 F様は可愛いお家が好みということで、アール津のような高性能住宅では珍しいプロバンス風のお家となります。 そこでキッチンも傷みやすい天板だけ高圧メラミン材とし、扉は超絶可愛い「框扉」の塗装仕上げをチョイス！！ 框扉とは、扉の上下左…
建築屋の土日祝は、何よりも体力勝負。建築の勉強に費やす時間も無く、あちこち走り回ります。 まずは朝一、津市久居のメキシコ料理「チャベリータ」様。 こちらでは敷地内に新築を決めて頂きましたが、市街化調整区域内ということで様々な問題があるためオーナー様にご協力を頂きながら、順に問題点を詰めています。 長年夢見てきた計画をなんとか実現し、喜んでいただけたらなと思います。 そして四日市に飛び、O様邸の配線打合せ。ご主人の仕事が不定期にてなかなか調整が難しく、さらに台風と重なり延期になっておりましたので、待ちに待った打合せです。 それにしてもカッコいい外観は目を惹きますね。計算どおりの見え方でとても嬉し…
何度も書かせていただいているように、何せ人気の「乾太くん」。 旦那はいなくなってもいいけど、「乾太くんが家出したら生きてはいけない」とまで言われるアイテムです(笑) でもこの乾太くんにでも当然欠点があります。 まずは一般的には洗濯機の上に設置と考えられますが、その大きさから洗濯機の上では背の低い方ではとても使いづらいです。目安としては、165㎝は必要でしょうね。 それ以下の方は下に下ろすことを考えた方が良いでしょう。 使いやすい高さにしないと、靴下が乾燥機の中に残っていても見えませんし、デラックス機はフィルターが扉についていますが、標準機はこれが乾燥機内の奥にあるので手が届きません。 また、乾…
各家庭の暮らし方が多様化している中にあって、規格品の間取り住宅では自分たちの暮らし方に合わないなんてことが起こります。 つまり、家に自分たちの住まい方を合わせなければいけないということですね。 逆に言えば、間取りひとつで住まい方が大きく変わるわけです。 しかし、住宅展示場などで家づくりを始める方は、そこで目にした大きな吹抜けや、スキップフロアのお部屋など、今までの暮らしとは異なる豪華な室内に憧れを持ってしまいます。 設計は、皆様の暮らし方の問題だけではなく、 その家の持つ性能に合わせた設計が必要であり、その敷地に合わせたパッシブデザインも重要なわけです。 これらを掛け合わせて設計をしていくと、…
コロナ禍の影響もあり、外から帰ってすぐに手を洗いたいことから玄関付近に手洗いをというご家族が増えてきました。 ただ昔は玄関付近に水物は風水上ダメだと言われることが多かったように思います。 確かに玄関は、雨に濡れた靴、傘も置かれ、ただでさえ湿りやすい箇所であり、そこに手洗いという水物はよく無いだろうという考えですね。 シロアリによくやられるのも地面に近くアリが上がりやすい玄関付近ですし、木製の建具で造られてレールに乗せられた玄関扉が多かったので、湿気を帯びると歪んでしまい開け閉めが困難になったこともあるのでしょう。 こうした風水などは、よくよく調べれば全てが理に叶っているわけです。 しかし、それ…
超一流の建築家と言えども敷地の性格をきちんと読み取ることは困難です。そのために私たちはまず土地家屋調査士に敷地調査依頼をかけます。 一見平らに見える敷地でも必ず高低差がありますし、道路からの高低差や隣家との高低差もあります。まずはここを誤ると様々な弊害が出てしまいます。 そして隣に何があるのか？ 住宅であるならば、その高さや窓の位置、大きさなど調べるべき点が沢山存在するのです。 またその地域の特性もあります。雪が降る降らないを始めとして、雨が多い、北西風が強いなど様々ですね。 なぜかここは風が抜ける道であったり、この部分は樹木の影響で陽が当たらないとか、はたまた小学校の音が賑やかであるとか、こ…
四日市市アイムの家O様邸では画像のようにタイベックハウスラップ、透湿防水シートが全面に貼られ、JIOの住宅瑕疵担保保険による「追加外装下地検査」を待っています。 この「追加外装下地検査」は、引渡後の不具合として多い雨漏りの対策として、JIOでは、オプションで雨水の浸入を防止する部分の検査を実施しているのです。 この実施には通常の保険料、検査料とは別に費用がかかるため、行っていない建築会社もあると聞きますが、木造住宅の性質上どうしても雨水の侵入を完璧に防ぐことは難しく、何らかの原因で漏水することもあろうかと思いますので、重要な項目かと思います。 この透湿防水シートですが、何といっても業界唯一の2…
本日は「間がある家」様のお引渡し。台風模様ですが、何とか無事にお引渡しをすることができました。 お引渡しを終えた今日だけは脱力感でいっぱいです…。 既製品を組み合わせたような住宅とは違い、ここはどうする？あそこはどうする？と何度も何度も話し合いながら辿り着いた完成であり、やり遂げた仲間に乾杯です。 建築は、売るのは簡単ですが、何せきちんとつくることが難しいのです。それは大学に工学部建築学科というものがあることで明らかでしょう。 知識と技術を掛け合わせて初めて良いものをつくることができるのです。 施主様には、見た目のオシャレさ、カッコ良さは当たり前ですが、今日から至福の住み心地を味わっていただけ…
苔をイメージしたタイルカーペットが敷き詰められたリビング。 床材は、無垢材、タイル、フロアタイル、タイルカーペット等からご選択いただけますが、今回のオーナー様は床に転がることも多く、座り心地のよいタイルカーペットを採用。目に優しくて癒される雰囲気をつくりだせました。 ダウンフロアを採用しましたが、自動掃除機が通れるようにスロープも仕掛けましたが、うまく通ってくれるのか？楽しみですね。 畳スペースは、もちろん熊本産の本藺草畳ということで香りが豊かでとても癒されます。和の伝統を重視し、天井には照明を設けずに壁ブラケットと吊り押入れ下の間接照明だけのお部屋です。 何ともいえないほの暗さの中で、ぼんや…
アトリエ建築家、西井洋介先生の作品「間がある家」様の完成観賞会初日。何とか雨も持ちこたえ、沢山のご来場をありがとうございました。 それにしても、このスクエアな箱が斜めに突き刺さったデザインは建築にとても苦労をしましたが、見事につくりあげたアール軍団に感謝です。 実は上空から見ると、この家はこういったカタチをしています。 この室内画像にて、斜めに突き刺さっている部分を感じることができますか？気づく方はとてもデザインに感度が高いお客様かと思います。 来場者に皆様は、やはりこのkitchenhouse haute coutureの完成度の高さに驚かれていましたね。 この家のためだけにつくられたフルオ…
台風も近づいていますが、明日から完成観賞会が津市庄田町にて行われます。規格品にてつくられた住宅しかご覧になられたことのない方は、ぜひオートクチュールな本物の自由設計の住宅をご覧下さいね。 また目に見えるものだけでなく、アール津の家は本物の高気密高断熱仕様。今回もC値は0.09を叩き出しています。 その高気密高断熱仕様を利用した全館空調システムF-CONによる風や臭い、音の無い冷暖房環境も体感していただけます。 本当の家の勝負は、住み心地だと思います。家に暮らしを合わせるのではなく、暮らしに合わせた家をつくるアトリエ建築家の技術もじっくりと観賞していただければと思いますね。 一般的な住宅では見る…
土日に完成観賞会が行われる津市庄田町の「間がある家」様では、ハウスクリーニング、照明器具調整、ガス機器設置など工事も大詰め。 計画通りにことは進んでいます。 リビングの照明プランは、あの住宅照明のプロフェッショナル「タカキ ヒデトシ」氏と一緒に考えたものとなります。 エアコンに変わる次世代冷暖房機「F-CON」も設置されました。 これにより風や音の無い、埃が舞わない全館空調システムにて快適に暮らしていただけます。 ペットも沢山飼われているお宅ですので、もしかしたら施主様よりもペットの方が喜ばれるかも知れませんね。 どうせ新築をされるのであれば、これからの永い先を見据え健康を考えたものを導入され…
早朝7時だというのにこの青空に恵まれ、無事に「山川洋服」様の上棟が行われました。 狭小地であるため、この日が終らないことにはどうにも落ち着きませんが、見事計画通りに足場も設置され、クレーン車や資材も収まりホッとしました。 図面と何度も睨めっこをし、何度も現地を訪れて隣地との境界、上空に這う電線など、障害物等を確認したりと、難しい現場でしたが難しいほどこの日の喜びは大きいものです。 アール津と大手量販ハウスメーカー様との違いは？とよく質問を受けますが、一番の違いは、一般的な建築会社は「契約を取る人」→「設計をする人」→「コーディネーター」→「現場監督」などと仕事が流れていきますが、アール津は年間…
17日、18日の完成観賞会「間がある家」様の給湯器は「ECO ONE(エコワン)」を採用。給湯器とは文字どおり、お風呂やキッチン、洗面等で使うお湯をつくり出す機器です。 昨今はオール電化住宅であれば「エコキュート」、ガス住宅であれば「エコジョーズ」というのが一般的なスタイルですね。 この「エコワン」は、ガスと電気で効率よくお湯をつくるので、給湯光熱費を大幅に抑え、CO2の排出削減に貢献します。 もちろん導入時の金額は少々割高ですが、お湯を使う量にもよりますが、数年で元が取れるのでは？と思います。 従来型ガス給湯器と比べ、給湯光熱費を約62%も削減することができ、年間ランニングコストを約6.8万…
明後日に上棟を迎える津市「山川洋服」様では本日大工による土台敷き作業が行われています。 一般的にはお店というとなるべく安価で…と、お客様はもちろん考えられますが、アール津は先々を考えて、何でも安ければ良いという工事はお断りしております。 ということで、土台にもきちんと檜材を使い床合板裏には引っかけ式にて落脱することのない断熱材を敷きつめています。 安価に収めるのであれば、土台は米栂、断熱材は入れないといった選択になろうかと思いますが、末長くご商売を続けて欲しいので、しっかりとつくっているわけです。 何せ老舗洋服店ということで、一般的なアパレルとは異なり、洋服のことはプロ中のプロ。お直しなども当…
来週の土日に津市庄田町にて完成観賞会が行われる「間がある家」では、いよいよ工事も大詰め。玄関にはヘキサゴンタイルが貼られ、目地施工待ちの状態ですね。 ヘキサゴンとは六角形のことで、昔からある伝統的なデザインのひとつです。ヨーロッパや日本で昔から見られるこの形状は、質感や大きさの違いで、モダンにもレトロにもインダストリアルにも変化する今、人気のタイルですね。 今回はこのヘキサゴンタイルにブラックの目地を詰めます。 タイルは、この目地とのバランスで決まると言っても過言ではなく、センスが問われるもののひとつですね。 ようやくキッチンが座りました。 もちろんアール津標準キッチンである「kitchenh…
アパート時代に庭で洗車をすることができなかったので、新築をしたら洗車できるスペースが欲しいと願われるお客様が多くいます。特に男の人は洗車好きも多いものです。 かと言ってご近所が近くあまりひと目につく場所では、見られてる感もあり、愛想も振る舞わなければいけないといったことから現実にはお庭で洗車もしにくいものです。 洗車好きの方の場合は購入する土地や、駐車スペースの配置などをよく考えておく必要がありますね。 アール津の家では、そのカッコ良さから家のデザインに合うカーポートはとても高価で手が出なくて、似合わないものならば付けたくないといったところで、9割のお客様がカーポートをつけていません。 これを…
一般的に住宅ローンを借りる際には、保証人は必要ありません。 ローンの返済が滞った場合に備えて、返済者に代わって返済や支払いの義務を負うことを「保証」といいますが、各銀行は企業や団体などが保証をつける「機関保証」を使うからです。 この「機関保証」を行う会社のことを「保証会社」といいます。 保証会社は、利用者から保証料を受け取り、利用者がローンの返済や家賃の支払いを滞らせたときの返済の立て替えを約束してくれるものです。 したがって住宅ローン審査は、各銀行が行うというよりもこの保証会社が貸せるかどうかの判断を行うわけですね。 ほとんどの銀行は保証会社に「住宅ローン事前審査」をかけて、OKならば本申込…
光熱費の高騰から太陽光発電システムを載せたいけど…といったお問合せが増えてきています。 その場合、アール津がお勧めしているのは「シェアでんき」 初期費用0円で太陽光発電システムを設置し、電気料金が安価になるサービスです。一定期間経過後は、システム一式が無償譲渡されます。 わかりやすく書けば、太陽光発電システムは家で消費して余った電気を売電する仕組みですが、こちらはそうではなくて、屋根と場所を貸す代わりに一般電力よりも安く電気が購入できるというものです。 新築時ならば足場もあるので無料設置ですが、すでにお住まいの家の場合は「足場代金」は必要となります。 ここで注意が必要なのは、元々が家はその屋根…
新築を機に配線などをスッキリと収めた「壁掛けTV」にしたいといったお客様が大半を占めるようになりました。 これは技術の進歩により、TVを通してレコーダー等も操作できるようになったことが大きな起因かと思います。 このお家の場合もレコーダー等はクロゼットの中に格納されていますので、スッキリとしますよね？ ただ、こうした壁掛けTVの場合そう簡単には配置換えや移動はできなくなります。また故障や買い替えの際にサイズが合わないなんてことも起こりがちですので注意が必要です。 ゲーム機や、いろんなものをそこに置きたい場合もTVボードやカウンターが無いと逆に不便なこともよく起こります。 何でも壁掛けが良いという…
昨日に引き続き、次の上棟は14日ということで基礎コンクリートがほぼ完成。明日は型枠の解体となります。 このような不安定なお天気の中、偶然にも要所要所で晴れてくれて、昨日の上棟もそうですがお天気が見方をしてくれます。何とも嬉しい限りですね。 この時期、コンクリート打設後に猛暑により水分を奪われて急激な乾燥を引き起こし、硬化に必要な水分を蒸発させてしまうばかりか、ひび割れを誘発する原因になってしまうのです。 時には、ある程度硬化したらコンクリート表面に散水して湿潤に保つ、いわゆる「散水養生」をすることもあるくらいです。 今回の現場では偶然にもちょうどその時期に雨がしっかりと降ってくれて最高のコンク…
本日は四日市市にてアイムの家O様邸の上棟。 最近の天気予報は台風もありますが、とにかく雨、雨、雨。こちらがどしゃぶりと思いきや、あちらは晴れといった安定しない日が続き、各工事の予定が全く立ちません。 そんな中、偶然にも今日の四日市市は「晴れ！」雨男の棟梁が一番驚いていましたね。 例によって現場一番乗りを目指して、6時半につきましたがすでに気合い十分の大工に先を越されていました…。次回はもっと早く行かなければ...。 今回は敷地の前面道路が狭く、ご近所様の協力を得て通行止めにさせていただきました。またちょうど敷地前面に電線など何も無かったので、クレーンの操作もしやすくてとてもスムーズに上棟が行え…
TVへの執着が強い家族とあまり関心のない家族があります。 ・帰宅したら見ても見なくてもとりあえずTV ・必要な時だけTVを点ける ・TVは全く見ない ・Youtubeやネット配信ばかり見ている こういったパターンに分かれるように思います。 最近増えてきた新しい暮らし方は、リビングにTVを置かないスタイルです。 つまりTVを見てダラダラとしてしまう時間がもったいなくて避けたいわけですね。TVゲームも同様です。 特に、子どもが言う事を聞かなくて、TVの前を離れないなんてことは奥様のストレスにもなることでしょう。 その場合、解決策のひとつとしては テレビを観やすいように配置された家具を避けることです…
住宅プランニングの急所として、「来客を望む家」なのか「来客は歓迎しない家」なのか？が大きな境目になります。 わかりやすく例を挙げれば、来客が無く夫婦だけの家ならば洗面脱衣室を通ってトイレという動線でも構わないのかな？と思いますが、来客がある家ではあまり洗面を通らせたくはありません。 つまり、『プライバシー空間』と『パブリック空間』を分けたくなるわけですね。 来客を望む家ならば、トイレの位置も音や臭いが気になるLDKから離したいわけですが、かと言ってプライバシー空間には踏みいれられたくないと考えると必然的に玄関付近へと落ち着くことでしょう。 友人を呼んで食事やお茶をすることがあるならば、ダイニン…
建築基準法では、居室（常時使用する部屋）において住む人の健康や衛生のため、自然の光を取り入れること（採光）が必要と考えられ、採光に有効な窓などの開口部を居室の床面積の7分の1以上設けることが定められています。 （隣地境界いっぱいに建物を建てると、窓があっても採光上有効とはならない場合もある。） つまり、自然光が無いと人は健康上よろしくない環境にあるという考え方です。 わかりやすく書けば、 自然光に当たらないと人は十分にビタミンが作られず、骨にも影響を与えることもあり、生活のリズムを維持するのにも影響があるということです。 最近よく話題になるセロトニンとメラトニンに関係ですね。メラトニンは夜にな…
09/17・18完成観賞会の「間がある家」間もなく完成 今年の夏は猛暑が続くためか？本当にエアコンがよく壊れ、何件もの電話が鳴ります。最近のエアコンは機能が複雑になったためなのか？よく壊れてしまいますね。 その中でも、「室内にポタポタと水が落ちる」といった故障がとても多いです。 エアコンの仕組みを考えると、冷房運転時にエアコン内部に水滴が出るのは、正常なのです。 エアコンは温かい空気を取り込み、冷えた空気に変えて室内に送り込むものです。その際に温かい空気が急に冷やされることで、結露が発生してしまいます。 通常、その水はドレンホースを通って、外に排水される仕組みです。ドレンホースとは室外機の近く…
「ブログリーダー」を活用して、Qhouse（株式会社高正工務店）さんをフォローしませんか？
毎年暑くなると、あちこちのオーナー様から嬉しいお便りが届きます。昨日もお引き渡しを済ませたばかりの津市I様に住み心地を伺うと、 「蒸し暑かったので朝からエアコンかけていましたら、寒くなって足首まである靴下に履き替えました。とってもよく効きます。夜になったらエアコン止めても快眠室温のような気がします。」 とのこと。そう一旦お部屋が冷えると、そこからはもうさほど暑くならないので夜中に汗をかいて目覚めるなんてこともないのですね。 本物の高気密高断熱の恩恵です。 この時期、二階建てのお家とかは二階の方がどうしても暑いので、一階で寝ているなんてお話もよく聞きます。下に部屋があるお家はそれができてしまいま…
「価値を知る家」様では、外構フェンス工事が進んでいます。こちらは数か月前にご相談を受けましたが、何せ器用でよく動く方ですので「コツコツとやればご自身でもできますよ」というお話になりました。 そこからお休みのたびに早朝からコツコツとブロックを積み上げて、数か月はかかりましたが、フェンス工事もここまで辿り着きました。お見事ですね。 もうちょっとで完成し、この次は庭の植栽へと移っていきそうです。 それにしてもこの家を見るだけで家族仲が良くて、毎日を楽しんでおられるということが何も聞かずともわかります。 私たちも一生懸命に家をつくったかいがあるというものです。 このオーナー様も田舎出身ですが、私もそう…
今日の暑さは地獄でしたね。半日現場に出ていただけで、汗で脱水症状になり体調を崩しました。 さてこんな季節になると力を発揮するのが「高気密高断熱住宅」ですが、これも住まい方を間違えると健康被害に繋がるリスクもあるので注意は必要です。 高気密高断熱住宅の何が良いって、換気が適切に行われることです。 そう考えると想像がつきますが、換気システムは正常に動作しているのか？が重要になるわけで、逆にこれが止まっていたら？詰まっていたら？ ・室内に二酸化炭素がたまる・湿気やにおいが抜けない・建材や家具から出るホルムアルデヒドなどの化学物質がこもる ということが容易に起こってしまい体調を崩します。高性能住宅の罠…
人は食べて寝ることでしか体力を回復できませんが、最近はこの眠りが上手に取れない方が増えていると聞きます。 私の回りでも年齢を重ねると、眠いのに朝早く目が覚めてしまうと聞きます。 これも様々な原因はありますが、結局は睡眠の質が低下し、睡眠時間が短くなることや、体内時計のリズムが前倒しになることが原因だと言われています。 良質な睡眠をとるための環境は一般的には、「光」「音」「温湿度」「寝具」だと言われていますが、私はこれにプラスして「空気」や「臭い」も大切かと思っています。 画像の休憩室の改修は、隣室からの音を軽減するために「遮音シート」を張り、さらにその上に杉板を張っています。 杉に含まれる成分…
本日は「夢つかむ家（松阪市Y様邸）」の地鎮祭。梅雨明けかと思わせるほどの好天気に恵まれました。 この地鎮祭、何が難しいって日程調整です。 私たちは、「地鎮祭・上棟祭吉日カレンダー」（https://drgeokitijitu.web.fc2.com/）等によって、お日柄を選び、その中でオーナー様の予定が合うかどうか？また神主様の予約が取れるかどうかを調整しないといけません。 本日は、六曜では「赤口（しゃっこう）」。午前11時から午後1時以外は凶とされ、祝い事や大切なことを始めるのは避けるべきだとされているあまり縁起の良くない日ですが、このカレンダーでは「地鎮祭吉日・上棟吉日」おまけに「父の日」…
画像のように乾太くんを付けられるお家はいいのですが、それには金額のみならずスペース的な問題もあり、そうは簡単にいきません。またこれを付けたものならば、もう自然と毎日乾太くんに頼ることになりガス代が...とかよりも間違いなく「楽」さを選んでしまいます。 そのランニングコストは、都市ガスの場合1回あたり約40円、プロパンガスの場合は約60～100円。毎日1回使用した場合、1ヶ月あたり都市ガスで約1,200円、プロパンガスで約1,800～3,000円程度となるのです。 乾太くん導入を諦めた家では、必然的にお風呂の浴室暖房乾燥機を利用することもあるでしょう。その場合、専門的な乾太くんとは異なり、ちょっ…
Qhouseではもちろんリフォーム工事も頑張っており、現在三重県内で9現場で工事が行われています。 画像は、津市河芸町で行われている「外壁の重ね張り」。一般的に町でよく見かける外壁材はセメントで出来ています。セメントはもちろん水を吸い、吸ってしまうと膨れたり弱くなって亀裂が入ったりしてしまいます。そのために表面に水を吸わないように塗装が施されているのです。 この塗装が劣化してしまうと当然水を吸ってしまうわけで、今回の住宅ではところどころ膨らんでしまい、手で引っ張ると簡単に割れてしまう状況。 これでは再塗装してもダメかなと判断し、ガルバニウム金属外壁を上に被せる方法を取りました。オレンジのタイル…
建築を面白いと感じる人ならば必ず通る道というものがあります。この建築物は必ず1度は見ておきたいみたいなものですね。 例えば安藤忠雄先生の「住吉の長屋」などが代表的な例ですね。 そういった意味で、この「ストーリーのある...」は必読かも知れません。 椅子やテーブル、照明、カーテンというものはそんな簡単に変えるものではなく、おそらく生涯使うものということで、そこだけはボーナスが出るたびに良いものを1脚づつ揃えるなんてお客様も多いです。 どうせその良いものを購入されるのであれば、そこにある物語などの背景を知ることは興味深くないですか？ その物語に感銘を受けたものを購入すると、愛着を持って丁寧に永く使…
本日は四日市市にてY様邸の上棟。この建築が減っている状況の中で、私たちを選んで下さって、とても有難いことです。Y様の想像以上のものを必ず造り上げますので、ご期待下さいませ。 何日も前からお天気の方が心配でしたが、やはり途中雨に降られました。 ただ上棟時の雨は、一般的に縁起がいいとされています。小雨であれば、むしろ「永遠の火消し」や「福を呼ぶ」などの良い意味があるとされ、安全や豊かさ、長寿を象徴するものとも言われているのです。 これらは「雨乞い」という言葉があるように、雨は昔から福をもたらす象徴とされていました。これは農業が盛んだった頃に、稲の「豊作」や「恵み」を願ったところから来ているのかな？…
現在増築工事中の伊賀市F様邸で天井を見上げました。お客様は案外気づきませんが、私たちは結構天井仕上げにこだわっています。 例えば全く同じクロスを壁と天井に貼っても、光の当たり方が異なりますのでその色は違って見えます。 明るすぎる家では天井を暗めにしてみたり、壁の少ない広い部屋に見えない境界をつくりたい場合、天井に変化をつけたりするわけです。 この勾配天井は、伸びやかに見せたいため栂材の羽目板を勾配方向に流して、すっーとどこまでも登っていくような空間に見せたかったのです。 畳コーナーでは伝統の「目透かし天井」仕上げにしていました。 これは独立した純和風のお部屋ではなく、リビング続きの畳コーナーだ…
リフォーム工事となるとQhouseが建てた家だけでなく、他社で建築をされた家にも沢山訪問します。その際によく感じることは、家の中が暗い家があるのです。 奥様方は日頃節約に追われており、いくらLED照明が省エネだからと言っても昼間は照明を点けたくないものです。 参考までにLEDダウンライトの場合、1灯でおおよそですが毎日8時間点灯したとして1か月で80円以内といったところです。 このお部屋が暗い、玄関が暗いとかいった問題は結局は外の光を取り入れる採光の問題となります。 省エネが加速してとにかく窓が少ない、窓が小さい家が増えています。そのことで家の中が暗くなるわけです。 建築基準法においては「居室…
最近の建築の傾向は省エネ推進、また一条工務店様の絶好調ということで、「高気密・高断熱」が着目されている様子です。 私たちQhouseは、もうかれこれ10年以上前からこの性能に取り組んでおり、A-Class以上の家では「C値0.2未満・UA値0.46未満」を標準仕様としています。 ですので、高気密高断熱は得意中の得意であり、床暖房に頼らないといけないであろう一条工務店様よりも性能面では優れていると思います。 ただ最近思うことは、「性能」って結局は「お金」によるところが大きいわけです。お金儲けに走る建築Youtuberたちは、自分たちがお金を支払って家を建てるわけではないから、それはもう勝手に高気…
昨日、金属外壁メーカーIG工業より表彰を受けました。と言っても、インスタグラム・コンテストの入賞だけというしょぼい賞ですが、それでもまたひとつ盾が増えて嬉しい限りです。 Qhouseが主に使っている金属外壁は「アイジー工業株式会社」の製品。 山形県に本社を置くこの会社の考え方が私は大好きで、とても大きな会社であるにも関わらず、上の人から営業担当まで、ごくわずかなトラブルでも親身になって、夜だろうと休日だろうと工務店のためにすぐ動いてくださるのです。 田舎者の人情を厚さをそのまま業務に持ち込んでいる泥臭いやり方が、私たちの思いにマッチしています。 季節には山形名物のサクランボを送ってくださったり…
本日、千葉県からI様が引っ越して来られ、いよいよ明日から待望の新居での暮らしが始まります。 遠方に住まわれている中での建築は不安なこともあったかと思いますが、この家も私にとっては100点満点の出来栄えで「どんなもんじゃい！」といった気持ちでお引き渡しをすることができて、ホッとしています。 I様には大変喜んでいただき、併せてご実家の方の修繕の仕事も沢山いただき、長いようで短いこの数か月間でした。 まるで以前からの知り合いのように接していただいたI様の人柄のおかげかと思います。 そんな中で結構注意を払ったのが「お仏壇」。 お仏壇の配置って結構難しく迷うものですが、今回のI様邸ではやはり家の真ん中に…
土地を探す際にベストな方角は？と聞かれると、それは前面道路（敷地に接道している道路）との関係性で言われることが多いです。 これはもう何も考えずとも、「東南角地」これが最も陽当たりが良く、二方向に道路があることで建物の配置や駐車場の取り方が容易になり間違いなくベストでしょう。 しかし近隣との関係を考えると、必ずしもそうではない場合もあります。 例えば北側道路だけれど、南側、すなわち家の裏方向は家も建たない条件であり壮大な山々の景色が広がっているなんて最高のロケーションですね。 この場合、玄関や玄関ホール、シューズクローク等も北側に集約されることになり、南側全面をリビングになんてこともできてしまい…
現在増築工事中のN様邸、いわゆるサンルームのような空間をプラスしています。カウンターに腰をかけて、背中に窓があるイメージですが、最近の住宅は省エネが強化されて、どんどん窓が小さく、少なくなっています。 窓があるないで、確かに断熱効果や気密効果は全く異なります。いくら高性能窓だと言ったところで壁には勝てませんからね。 かと言って窓が無いと、視線の抜けが無くてどうしても部屋が狭く見えてしまうのです。 私たちは設計する上で、できるだけコンパクトに！を心がけています。予算に限りのある場合、必要のない広さは不要であり、「広く感じるのと広いのはおなじこと」ととらえているのです。 そうすると窓はとても重要な…
シロアリは1年中活動する虫ですが、羽アリとして目にする機会が多いのがこの季節。具体的には、ヤマトシロアリは4月～5月頃、イエシロアリは6月～7月頃に羽アリとして沢山外の網戸などに現れます。 こいつらは普段は土の中に巣を作り集団で生息していて、特に湿気の多い場所を好むため、庭や昔のベタ基礎でない家では床下などが大好きです。 木材を食い荒らすので家には大被害を及ぼすわけですが、その調査で見かけるのは上手に雨に濡れた跡をたどって歩いています。乾いている部分は興味が薄いようです。 活きている木も一切食べません。 そして、シロアリが地上を移動する際には、「蟻道」と呼ばれる土の道を作るので、私たちは家の周…
この時期になると私が在学をしている京都芸術大学から「夏季一般公開講座」の案内が沢山届きます。 内容を見ていると、あれも受講したい、これも受講したい...となるわけですが、これが1講座で安くても15,000円、高いものでは50,000円以上。しかもだいたい2日間に及びますので、とてもとても時間もお金もありません。私の中ではとても悔しいことです。 今現在、いくら大学生といったところで、今更一般学生のようにはいきません。 学生時代には何とも思わずに1日も早く社会に出たいと思ったものですが、今思えば過ごし方が間違えていたのでしょう。 もしも生まれ変わるならば、今度はきちんと学生ライフを本当の意味で満喫…
とうとう大手ハウスメーカーの注文住宅の建築費は5,000万円超えが当たり前になってきたそうです。発表された2024年のデータを見ると、積水ハウスの1棟単価は5,248万円です（ダイヤモンド不動産研究所）が、今年はさらに上昇しているものと思います。 三重県では土地代も上昇し、もはや1,000万以内では難しくなりましたので、仮に1,500万円の土地も購入するとなると、合計6,500万円。 たとえ40年ローンで支払ったとしても月額16万円にものぼってしまいます。 その原因を考えると、未だ上昇を続けているとは言え、材木等の金額は高止まりで大きな影響はありません。 問題は住宅設備等にあります。ここにきて…
新築時には新しい家具や家電をご購入される方もいますが、必ず必要になるのがカーテンですね。 大手量販ハウスメーカー様の見積を見ていると、カーテンだけでだいたい100万円は超えています。そうカーテンって安くあげても30～40万円必要なことがほとんどです。 Qhouseのような高気密高断熱住宅の場合、そもそも窓が少なかったり、型板ガラスを多用しますので、そこまでかからないかも知れませんが、カーテンが必要なことは変わりありません。 この3つ並ぶ「縦すべり出し窓＋FIX窓」の組み合わせですが、今回のこの窓はおそらく就寝時しかカーテンを閉めないであろう、もしくはあまり開けないであろうという設定で考えました…
本日は、「包まれる家（Qhouse A-Class）」の上棟。曇り空で涼しくて風もなく、最高の上棟日和でした！！ 朝7時にはこの基礎と土台しかない状態から上棟は始まります。広々した敷地なので、材料の運搬やクレーン車の作業にも困ることもなく、順調に作業が進んでいきます。 朝8時の作業開始にはオーナー様も到着！皆と挨拶を交わし、いよいよ上棟開始となります。今日は1日中オーナー様にも見学いただきましたが、アール津サーカスと呼ばれるほどのスピード上棟は驚かれたことと思います。 屋根勾配が急な家ですので、危険で心配もありましたがとても手際良く、皆で助け合いながら安全に作業が進めれられて何よりでした。 そ…
多気町土羽の「拾い集める家」では、お天気も良く、ベースコンクリートが打設されました。 コンクリートの打設には、あらかじめ予約を入れた「生コン車(ミキサー車)」と「ポンプ車」がやってきます。 「生コン車」はコンクリートが入っているもので、よくドラムをぐるぐる回しながら走っている姿を見かけるかと思います。 あれはよく、固まるのを防ぐためと勘違いをされますが、実はコンクリートが分離してしまうのを防ぐためです。生コンクリートはセメント、砂、砂利、水、混和剤でできているので、ぐるぐる回していないと比重が異なるために輸送中に分離してしまうからです。 現場に到着したら、今度はドラムを逆回転で回し、後部のシュ…
Qhouseの建築家との家づくりですが、この建築家との家づくりは何が違うの？と気になられるところかも知れません。 一般的に建築家とつくる家と聞くと、「意匠性に優れたカッコいい家」が頭に浮かぶかも知れませんが、決してそれだけではありません。 なにせゼロベースからの家づくりとなるわけで、建築家は、オーナー様の希望や条件をヒアリングし、一般的に存在しているものを組み合わせるのではなく、固定概念も何もなしの真っさらな状態からの考えていくのです。 それは極端に言えば、玄関が無い家かも知れませんし、子ども部屋も何もないワンルームの家かも知れません。 土地のことや家族構成、趣味やライフスタイルなど、その家族…
本日は20日に上棟を控える「包まれる家」様では「土台敷き」が行われています。建築は積み木のような積み重ねですので、丁張り工事から始まり、基礎工事そしてこの土台敷きと、とても大切な工事が続いていきます。 まあ、全て大切なんですけどね...。 今回の基礎はHySTRONGということで、基礎の内部には画像のコンクリート。「グリッドポスト」と呼ばれる専用の部材を設置しています。 一般的には行うことのない基礎の構造計算を行い、地中梁を組み、その上にこのポストを設置しています。 基礎内部の空間を仕切らないことにより、通気性のよい基礎空間が実現できています。この床下空間まで24時間換気システムにて空気を循環…
本日は津市Y様における建築家プラン提示。 Qhouseの建築家は全国的に著名でありながら、人間的にも素晴らしく、人の暮らしをつくるのが大好きな先生を集めています。 「建築士」という資格はありますが、「建築家」という資格はありませんので、名乗るのは自由であり、その建築家が建築士の資格を持っていなくとも別に構いませんので、それはそれで通用してしまう怖い世界です。（必ず一級建築士の資格を持っているのか？確認された方が良いかも知れません） ところがそれなりの実績を持たないと当然仕事は入ってきませんので、昨今はその建築家たちを狙って様々な建築家住宅のフランチャイズができている次第ですね。 さて、その津市…
「名残を留める家」様では、自分たちには手すりは必要ないとのことでしたが、来客の際に「手すりは無いの？」と聞かれることがあるらしく、追加工事で取付けさせていただきました。ありがとうございます。 何とかこの家のテイストを崩さずに美しく収まったと思いますが、自然すぎて手すりと気づかないのでは？の心配もありますが...。 今回の手すりはN様にも大変喜んでいただき、しかもこの湿気が多く気温が安定しない時期にF-CONのおかげでとても快適とのメールをいただきました。 2階建ての家ではお風呂に入ってすぐベッドに行くと暑くてまた汗をかく。じゃあエアコンをとドライでもつけると今度は喉を傷める、夫婦間での体感温度…
松阪市A様邸ではオーナー様自らの芝生作業も完成しました。この芝生を敷くための下地はアール津の方で施工をさせていただき、そこにオーナー様が「TM9」を敷き詰められました。 トヨタ自動車が開発した「TM9」は一般的な芝生と比較し高額ですが、管理をできるだけ省いて維持することを目的に開発されたコウライシバ（高麗芝）の品種です。 草丈が低いため、芝刈り回数は年に2、3回程度。肥料の量を減らしても、美しい状態の芝生を維持することが容易なのです。 庭に芝生を敷いたけども管理が無理で結局は剥がした。なんてお話が一般的ですが、この芝ならば比較的容易に維持ができるということで、オーナー様はこれだけの量をかき集め…
本日はTVドラマ等にキッチンが多く使われている女子に大人気の「無垢No1木質総合建材メーカー WOODONE（ウッドワン）」の研修に瑞浪市まで出かけました。 いわゆるビニルシート材仕上げの新建材と呼ばれる材質が多くなった今も本物の無垢材にこだわる唯一のメーカーなのかも知れません。 私の一番のお目当てはこれ！ 室内ドアですが、例えば右から2番目のドアと3番目のドアの違いはわかりますか？ 2番目のものはこういった開きドアにつきものの丁番が上下に見えています。3番目のものはなんとその丁番が隠れているのです。 こちらの扉に目をつけ、これをQhouseオリジナルに私が思うように改造できないか？を相談して…
滋賀県でのリフォームも最終工事の畳の入替が完了！ 華やかで明るいまるでAKBのような縁の熊本県産イグサ畳を入れさせていただきました。 よく「畳の表替え」という畳床と呼ばれる畳の芯の部分はそのままで、表面と縁を新しく付け替える作業を依頼されます。 時期の目安は、畳を新調した時点から考えて約7年程度。 畳表の裏返しをしている場合は、裏返しをしてから約5年程度が目安ですので依頼を受けた時点で20年以上経過していたら私は交換を勧めます。 昔は、畳の床には天然素材の藁（わら）が利用されていましたが最近は、木質繊維を圧縮したボードや発泡スチロールなどが使われています。これらは藁床に比べて、軽量で断熱性や耐…
増築をさせていただいた鈴鹿市K様邸にお邪魔したら、今大人気の曲がり木の「エバーフレッシュ」がとても可愛く佇んでいました。 こんな樹形でこの大きさならば3万円くらい？と思いきや、ふるさと納税でゲットされたとか？上手に買い物をされています。 この木は夜になると葉を閉じて眠り、昼間に活動をする。なんだか生きている感がとても嬉しいものです。 この籠もよく見るのは1万円くらいしますが、なんと2千円で購入されたとか？オーク材ヘリンボーン張りの床にとてもマッチしています！ 私も観葉植物大好き人間ですが、今事務所では自宅から挿し木をして持ってきたガジュマロ、サンスベリア、コーヒーの木の3種類だけ育てています。…
農業事業部では「わさび」の収穫期を迎えました！ こちらの「わさび」はお馴染みの水の綺麗な沢で育てるものではなく、畑で育てるもの。パイプハウスによって温度管理をし、この時期に収穫となります。 「わさび」の苗は。沢に植えると沢わさびとなり、畑に植えると畑わさびとなりますので、元の種や苗は同じもの。綺麗な緑色に育ちます。 こちらの「わさび」は沢わさびとは異なり、根ではなく、茎や葉っぱを調理して食べるもの。「わさび漬け」が一般的ですが、食べ方は模索中です。 今回の「茎」の方は、必要とされている会社へと次々と出荷をしていますが、「わさび」と言えば、お刺身ですね。 「わさび」は昔から刺身に添えられて、その…
2011年3月に起きた東日本大震災を予言された平成の奇書『私が見た未来』の作者・たつき諒さんの最新作『私が見た未来完全版』が大変注目されています。 ・2025/07/05・04時11分 「日本人が本来の日本人らしさを取り戻す日になる」 ・2025/07/05・04時18分 「大規模の大津波がくる」 「人口が半分くらいになる」 「隕石の破片がフィリピンに落下」 「彗星が地球に接近する」 とあります。 たつき先生は夢に見たものを描いているだけなので、当たるか当たらないかはわからないけども、多くの人が目を向けてくれて今後起こるかもしれない災害への警鐘を鳴らすことによって、被害を最小限に抑えることがで…
本日は雨が降る前に、伊賀市S様邸の「丁張り作業」を行いました。 建築は積み木ですので、実はこの「丁張り（ちょうはり）」が最も大切な作業とも言えます。 この作業は、木杭や水糸を用いて“施工の基準となる仮設物をつくるのですが、ミリ単位のとても精密なもの。 貫板（ぬきいた）と呼ばれる粗く加工された杉板で組まれていくので、見た目的には適当かと思えば、実は測量機器を用いてとても正確につくられているのです。 何せこのつくられた丁張りを基準として、家の高さや配置等が決められていくのです。 特に建築の生命線でもある「設定地盤面（グランドライン＝GL）」の高さが超重要です。この設定が駐車や玄関へのアプローチ、庭…
住宅業界の販売戦略は一般の方からしたらとても汚いものもあります。 時間をかけて話し合って、間取りプランや見積書が出てきますが、その見積書はとんでもないシロモノであることが多いようです。 そこで3,000万円と聞いていたのに、よくよく内容を話し合うと仕様はとてもショボいもの。まともなものに変えていくと結局はプラス400万円も必要だった…。なんてことは普通に起こること。 でも数か月もかけてそこまで進めたのに、他社に乗り換えてもう一度最初からなんてなんだか面倒...もういいか... なんてまるで恋愛のようなことが起こってしまうのです。 人間の心理をうまくついています。 本当はどれだけお金が必要なのか…
本日は津市Y様邸の上棟。 南海トラフ大地震が予測されることからか？最近は圧倒的に人気の高い平屋住宅となります。平屋住宅の場合、懸念されるのはどうしても家の奥行が大きくなることが多く、その場合の部屋の暗さですね。 Y様邸ではハイサイドライト（高窓）を北側に配置することにより、この問題を軽減しています。 約3年に渡り、リノベーションをするか？新築をするか？等、悩まれてきましたが結局は新築へと踏切りこの日を迎えることができました。 単純に目先のことを考えてリフォームへと踏み切る人も多いのですが、実際にはあと何年暮らすのか？何を重視して生活をしていくのか？をよく考えると、結果的には新築の方がコスト面も…
本日は月に一度の工事会議。業務でお疲れの中、夜に皆に集まってもらっていますが、今回でこれも第130回ということで、もうすぐ11年になろうとしています。 会議では、今現在の工事状況や注意事項を共有すること、また業務の改善等を話し合うわけですが、毎回アール津からの研修もあります。 研修内容は、建築工事のことだけに留まらず、心の持ち方の話やマナーの話、子育ての話など多方にわたります。 本日の研修は「朝礼」について話そうと思います。 最近、アール津の協力業者様も従業員が増え、株式会社へと改編されることも多く、また働き方改革など法律に縛られる面も沢山でてきました。 そこで大切になってくるのが「朝礼」かも…
津市N様邸ではHySTRONG基礎工事中。今日は外部の断熱材が組み込まれました。基礎コンクリートは外部気温の熱橋となるため、外が冷たいとそれがコンクリートを伝わり室内を床下から冷やしてしまいます。 一般的な基礎断熱は基礎内部だけに外周から910mmほど断熱材を貼るわけですが、この場合は内部の熱を外に逃がさない効果はありますが、外部からの熱はどうしても伝わってしまいます。 内側と外側を断熱するこの基礎は断熱という部分では最強でしょう。 外部を断熱するとこの断熱材を白アリが食べて侵入してくるという不安を煽る人もいますが、それもきちんと対策されていますので何の問題もありません。 こちらでは外壁工事も…
家の中に暖簾（のれん）があるのも日本らしくて、とても良いものです。 元々は屋内に直接、風や光が入るのを防いだり、目隠しとして使われていたものですが、昔は、ごはん屋さんでお客様が出て行く時に肴をつまんで汚れた手をちょっと「暖簾」で拭いていく、そんな習慣もあり、暖簾が汚れている店ほど「繁盛しているお店」と言われていたらしいです。 今では、営業中の合図のようにも使われていますね。 面白いことにお店では、暖簾の色の使い分けで約束事があったようです。それにも関わらずそのルールを破ったばっかりに、人々の笑いものになり店仕舞いをすることになってしまった呉服屋があると言います。 手堅さを重んじるような商家は「…
本日は土地探しの勉強会。 土地を探すのに疲れてしまい、1年、2年かかってしまうというお話をよく聞く中で、正しい土地の探し方を知ることはとても大切かと思います。 今回は初めての津市久居アルスプラザでの開催。 公共施設とは思えないほど素敵な建物で、東京の久米設計という会社がデザインをされたようです。 日曜日ということもあってか？学生さんが沢山勉強をしている姿を見かけました。建築を恋するものにとっては、この建物は設計者の思惑どおりに使われているのか？とても興味深く、人の動きなど人間ウォッチングもすることができました。 2012年の通称「劇場法」の制定を受け、「劇場法」の理念に則った日本で最初の劇場と…
明和町にて建築中のQhouse G-ClassのI様邸では外壁工事も終盤を迎えました。 こちらの外壁はツートンカラーにて仕上げますが、一言でツートンカラーと言ってもその張り分けがとても難しいものです。どこで色を切り替えるか？いつも本当にそれでいいのか？頭を悩ませます。 今日も最終、最後の最後まで外壁職人と話し合い、やはり計画通りにこれで行こうと決めました。 具体的には玄関前に立つと、左右の袖壁のカラーが異なるといった珍しい仕上げの住宅となるわけですが、離れて見ればやはりこの方がおさまりが良いわけです。素直にカーキの箱とグレーの箱の組み合わせとしました。 画像の白い壁の部分には本物の杉板が張られ…
