シルスキー総司令官は東部戦線の状況について23日「ハルキウ方面の敵は損害を被って成功していない」「クピャンスク方面のキブリスカ周辺は状況が厳しい」「最も激しい戦闘はポクロウシクとクラホヴェの両地域で発生している」と明かした。
ノルウェー国防省、ウクライナへ22輌のM109を提供したと正式に発表
ノルウェー国防省は6日、ウクライナにM109A3GNを22輌、155mm砲弾、スペアパーツを提供したと正式に発表した。
トルコ、TB2に搭載可能な新型レーザー誘導爆弾Bozokの量産を開始
トルコ政府の防衛産業研究機関は4日、BAYKARのバイラクタルTB2に統合可能な新しいレーザー誘導爆弾「Bozok」の量産を開始したと明かし注目を集めている。
ドイツのウクライナ支援を批判するギリシャ、なぜ直接武器を供与しないのか?
ドイツの要請で旧ソ連製のBMP-1をウクライナに提供することになったギリシャでは「なぜドイツ人は直接武器をウクライナに渡さないのか?なぜ時間のかかる複雑な方法に拘るのか?」と批判の声があがっているらしい。
韓国が対潜水艦戦用の水中無人機を公開、まもなく開発作業が完了
韓国の国防科学研究所は6日、対潜水艦戦用の水中無人機(ASWUUV)を公開して「まもなく開発作業が完了する」と明かした。
ウクライナ侵攻の影響で輸送機需要が活性化、C-390への関心が高まる
ロシア軍によるウクライナ侵攻を受けて西側諸国は先送りしてきた軍用輸送機の更新に目を向け始めており、ブラジルのエンブラエルはC-390に対する関心が高まってると明かした。
ポーランドがK2×180輌の早期引渡を韓国に要請、FA-50調達も打診か
ポーランドのブラスザック国防相は韓国に「180輌のK2を急いで作って欲しい」と要請したと報じられており、MiG-29のウクライナ提供を実行に移すため代替戦力としてFA-50の調達も打診したらしい。
米空軍、無人機の脅威はマイクロ波兵器の開発だけでは解決しない
米空軍大学が設立した中国航空宇宙研究所(CASI)のマルバニー氏は「中国製無人機の能力向上とエンドユーザーの運用制限を行わない方針が米軍の脅威をもたらす」と指摘している。
10人目のロシア軍将官が戦死? ドンバスでウクライナ軍の待ち伏せ攻撃
ロシア軍のロマン・ベルドニコフ中将がドンバス地域の戦闘で戦死したと報じられており、これが事実ならロシア軍は10人目の将官をウクライナで失ったことになる。
ゼレンスキー大統領、後退した方が有利だがセベロドネツク奪還は高くつく
ゼレンスキー大統領は6日、一進一退の攻防が続くセベロドネツクについて「後退した方が有利だが、後にセベロドネツクを奪還するのに支払う犠牲を考えると後退が高くつくことも知っておいてほしい」と述べた。
今度はロシア軍が反撃、ウクライナ軍はセベロドネツク郊外に後退
ハーンシク州知事のガイダイ氏は6日、セベロドネツク市内の状況は悪化してウクライナ軍は都市郊外の工業地区に後退したと明かした。
ハルキウを巡る戦い、反撃を退けたウクライナ軍が再びロシア国境に到達か
反撃に転じていたロシア軍と泥臭い戦いを演じていたウクライナ軍は最終的にこれを退け、再びロシア国境に到達してハルキウ北部とドネツ川東岸のロシア軍を分断したらしい。
反撃が続くセベロドネツクの戦い、ウクライナ軍が市内の約80%を支配か
セベロドネツクを巡る攻防で反撃に出たウクライナ軍は6日朝までに「市内の70~80%を奪還した」という報告があり、占領されていたVoronoveからロシア軍を追い出して防衛ラインを構築することにも成功したらしい。
米軍のものより優れたウクライナ軍の砲兵システム、PzH2000への統合が完了
イタリア陸軍で勤務経験をもつトーマス・タイナー氏は5日、ドイツとオランダがウクライナに提供するPzH2000は特別仕様だと明かして注目を集めている。
ウクライナ、ベルギーが民間企業に払い下げたM109A4の入手に成功
ベルギーのデドンダー国防相は2日、出席した下院の委員会で「ウクライナは我々が民間企業に払い下げたM109を手に入れた」と明かした。
9人目のロシア軍将官が戦死、部下を率いてポパスナ周辺の戦闘に参加か
ロシア軍のロマン・クトゥーゾフ少将がルハーンシク州ポパスナ周辺の戦闘で戦死したと報じられており、これが事実ならロシア軍は9人目の将官をウクライナで失ったことになる。
ロシア軍が巡航ミサイルで西側提供の装備保管場所を破壊? ウクライナ側は否定
ロシア国防省は「巡航ミサイル4発で西側が提供のT-72や装甲車輌を破壊した」と意気揚々に明かしたが、ウクライナ側は攻撃を受けた工場をジャーナリストに公開して「ロシアが嘘をついたことを証明する」と発表した。
スペイン、ウクライナが熱望していたレオパルド2A4の提供を準備中
スペイン政府はウクライナへの武器支援を飛躍的に増やす準備を進めており、ウクライナが熱望していたレオパルド2や防空システムを提供するらしい。
英国防省、ウクライナ軍の反撃でセベロドネツク市内のロシア軍は失速
ウクライナ軍はセベロドネツクから後退してきた部隊の再編に成功して外国人部隊と共に反撃を開始、英国防省も「セベロドネツク市内のロシア軍は勢いを失った可能性がある」と認めた。
実用化に成功?トルコ製UCAVに搭載可能な未発表の徘徊型弾薬が登場
トルコ製UCAVに搭載された未発表の徘徊型弾薬(もしくは使い捨ての偵察用UAV)が登場して注目を集めている。
エジプト、ブラジルから対地用の巡航ミサイル「AV-TM300」を調達か
エジプトはブラジルから巡航ミサイル「AV-TM300」の調達に近づいていると報じられており、これを運用するプラットフォームとして多連装ロケットシステム「AstrosII」の調達も含まれているらしい。
ウクライナ軍、外国人部隊と共にセベロドネツク市内のロシア軍に反撃
どうやらウクライナ軍は外国人部隊(ウクライナ領土防衛国際部隊)をリシチャンシクに投入、ウクライナ軍部隊と外国人部隊が共同でセベロドネツク市内のロシア軍を押し戻しているらしい。
中国をミサイルで包囲する米陸軍の計画、同盟国の協力が得られない
米ランド研究所は「地上配備型のミサイルで中国を包囲するという陸軍の計画はホスト国の確保に失敗するだろう」と指摘、日本のスタンド・オフ・ミサイル開発を支援して「将来的に長射程対艦巡航ミサイルの導入を促すべきだ」と提案した。
欧州の壁になると主張するウクライナ、潜水艦提供についてドイツと協議
ウクライナ最高議会のステファンチュク議長はドイツのランブレヒト国防相と会談、潜水艦の提供について協議したと報じられている。
セベロドネツク市内でウクライナ軍が反撃、ロシア軍を押し戻した?
ルハーンシク州知事のガイダイ氏は「セベロドネツク市内でウクライナ軍がロシア軍を押し戻した」と発表、ロシア軍が制圧した市内の割合が70%→50%に低下したらしい。
米ロッキード・マーティン、トップガン マーヴェリックに登場するダークスターを公開
ロッキード・マーティンは3日、先月末に公開が始まった「Top Gun Maverick」に登場する極超音速航空機「ダークスター」について情報を公開した。
ロシアのセベロドネツク包囲が停滞、ウクライナは防衛ライン構築に成功か
ドンバスを巡る戦いはセベロドネツクを除く地域でロシア軍の前進が停滞しており、ウクライナ軍は新たな防衛ラインを構築して状況を落ち着かせることに成功したのかもしれない。
米海軍が導入中の潜水艦から発射可能なUAV、インドも自国軍向けに開発を発表
米海軍は攻撃型原潜にULUAV(水中発射可能なUAV)の配備を進めているが、インドのラーセン&トゥブロ(L&T)もインド海軍向けにULUAVを開発すると発表して注目を集めている。
BAYKARがウクライナ向けTB2を無償提供、寄付金は人道支援に使って
BAYKARはリトアニアメディアが寄付で集めた500万ユーロの受け取りを辞退、無償でウクライナ向けのTB2を提供すると発表した。
スウェーデン、ウクライナへの対艦ミサイル「Robot 17」提供を発表
スウェーデンのリンデ外相は2日、デンマークに続き「対艦ミサイルをウクライナに提供する」と発表して注目を集めている。
ロシア軍は再びキーウ方面の過ちを東部戦線で繰り返そうとしている
ドンパスの戦いでウクライナ軍が苦戦する中、米国の国防当局者や軍事アナリストは「キーウ方面で犯した過ちをロシア軍は再び東部戦線で繰り返そうとしている」と指摘している。
中国が大型ステルス無人艦の建造を開始、実用的なのか実験的なのかは不明
ゴースト・フリート(幽霊艦隊)の実用化を進める米海軍よりも先に中国が大型ステルス無人艦の建造を開始、本当に海上や海中の無人化技術で中国は米国よりも進んでいるのかもしれない。
KC-46の問題が大きく改善? 米空軍がブリッジタンカーの必要性を否定
米空軍のケンドール長官は1日、KC-46Aと次世代空中給油機「KC-Z」のギャップを埋めるブリッジタンカーについて「必要性が低下した=KC-46Aの継続調達」を示唆して注目を集めている。
米空軍の次期戦闘機開発がEMD機開発段階に到達 IOC宣言は数年後
米空軍のケンドール長官は1日、次期戦闘機(Next-Generation Air Dominance/NGAD)開発プログラムが「EMD試験機の開発・製造段階に入った」と明かし注目を集めている。
サーブ、スウェーデン国防装備庁から次世代戦闘機に関する契約を受注
スウェーデンのサーブは1日、国防装備庁からグリペンの後継機=次世代戦闘機に関する契約を締結したと発表した。
米国がHIMARS提供を正式発表、ドイツに続き英国もMLRS提供を表明
予告していた通りバイデン政権は米国製の多連装ロケットシステム「HIMARS」が含まれた7億ドルのウクライナ支援パッケージを1日に発表した。
ドイツのショルツ首相、MLRSのウクライナ提供を検討すると表明
ドイツのショルツ首相は1日、米国と緊密に協力して「ロシア領に届かない射程に限定したロケットシステム」のウクライナ提供についても検討を開始すると明かした。
ドイツ首相、ウクライナへ防空システムと対砲兵レーダーの提供を発表
ドイツのショルツ首相は1日、ウクライナに短距離防空システム「IRIS-T SL」とPzH2000と連携可能な対砲兵レーダー「COBRA」を提供すると表明した。
スイス、ゲパルトの弾薬に続きピラーニャIIICのウクライナ移転を拒否
ドイツが要請した35mm弾薬のウクライナ移転をスイス政府は拒否して注目を集めたが、今度はデンマークが要請したピラーニャIIICのウクライナ移転を拒否した。
中国、電磁式カタパルトを装備する大型空母「003型」がまもなく進水
中国のグローバルタイムズ紙(環球時報の英字版/GT紙)は31日、COVID-19の影響から脱した上海の江南造船所はフル稼働に復帰したため「まもなく3隻目の空母が進水する」と報じている。
バイデン大統領、ロシア領に届かないロケットシステムのウクライナ提供を確認
バイデン大統領は30日に「ロシア領に届くようなロケットシステムをウクライナに提供しない」と発言したが、翌日の31日に「ロシア領に届かない中距離のロケットシステムをウクライナに送る」と述べた。
ロシア軍がセベロドネツクの殆どを支配、ウクライナ軍はリシチャンシクに後退
ロシア軍はセベロドネツク市内のほとんどを支配することに成功、市内で戦闘は続いているもののウクライナ軍の大半はリシチャンシクに後退を始めた。
ロシアは東部戦線で着実に前進、ウクライナは反攻が遅れる可能性を示唆
ゼレンスキー大統領は占領地の解放=本格的な反攻について「急がない」と明かし、反攻作戦で生じる犠牲者を減らすための武器を待つと主張した。
韓国、有人戦闘機とチーミング可能な無人戦闘機を2025年に初飛行させる
韓国の国防科学研究所(ADD)は「有人戦闘機とチーミング可能な無人戦闘機を2025年までに、ステルス無人偵察機を2027年までに初飛行させる」と明かして注目を集めている。
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シルスキー総司令官は東部戦線の状況について23日「ハルキウ方面の敵は損害を被って成功していない」「クピャンスク方面のキブリスカ周辺は状況が厳しい」「最も激しい戦闘はポクロウシクとクラホヴェの両地域で発生している」と明かした。
ハルキウ方面で新たな動きは観測されていないものの、DEEP STATEとRYBARは「シヴェルシク方面、バフムート方面、アウディーイウカ方面、ドネツク西郊外方面、南ドネツク方面でロシア軍が前進した」と報告しており、後退が続くウクライナ軍の苦しい状況に変わりはない。
ゼレンスキー大統領は2023年11月末に要塞建設を急ぐよう指示し、ハルキウ方面の要塞建設は「最も進んでいる」と称賛していたが、ロシア軍の新たな攻勢で要塞建設の不備が次々と報告され、最高議会は要塞建設に関する臨時調査委員会の設置を可決した。
ウクライナの戦争報道について現地ジャーナリストは「事実上の検閲状態で批判的な意見が抑圧されている」と、New York Timesも「ウクライナ人はうんざりしている」と指摘していたが、Kyiv Independentは「テレソンに参加する公共メディアが独自のニュース番組を流し始めた」と報じた。
ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは20日「ロシア軍がチャシブ・ヤール東地区に取り付いた」と、ウクライナ人が運営するDEEP STATEも「ロシア軍がチャシブ・ヤール東地区に侵入して足場を築いた」と報告、さらにロシア軍がクレシチェエフカの中心部で国旗を掲げた。
Economistは20日「ハルキウ方面で前進スピードは鈍化したもののスームィに近いスジャ周辺でロシア軍部隊が集結しつつある」と報じ、ウクライナ国境局の報道官も21日「絶対にスームィ攻撃の可能性を排除することは出来ない」と述べた。
ウクライナ政府は20日「一般消費者と産業界の両方に大規模な計画停電を導入する」と発表、New York Timesは「電力消費の制限は確実に武器の生産スピードと価格に影響を及ぼす」と報じ、ウクライナは武器不足、兵士不足、電気不足の3重苦に陥っている。
Economistは20日「ハルキウで戦う多くの兵士らは短時間でロシア軍が前進したことに怒っている」「少なくともウクライナの美しい公式見解は人々を落ち着かせるのに役立っていない」と指摘し、指揮官や政府関係者は「ゼレンスキーは前線の状況を把握していない」と述べた。
ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは「1ヶ月半に及ぶ砲撃後、ロシア軍はチャシブ・ヤール東地区の高層建築物や家屋に取り付いた」「チャシブ・ヤール南側の森林地帯も制圧した」と報告、さらにクリシェイフカ集落内でウクライナ軍陣地を掃討する様子も登場した。
ハルキウ州のセメヌハ軍事行政副長官は20日「我が軍が支配しているボルチャンスク市内の割合は約60%だ」と明かし、視覚的にも「ロシア軍がヴォブチャ川を渡ってボルチャンスク市内の南に入った」と確認され、消防署付近の住宅地で歩兵同士の戦闘が発生している。
DEEP STATEは20日「ハルキウ州のリプシ方向、ボルチャンスク方向、ベレストベ方向、ドネツク州のノボカリノベ方向、ノヴォポクロフケ方向、ヤスノブロディフカ方向、ネタラブ方向、バラスコヴィウカ方向、ザポリージャ方面のロボーティネ方向でロシア軍が前進した」と報告した。
DEEP STATEは18日「ロシア軍がブフルヴァトカを占領し、ベレストベに取り付き、ネタラブがグレーゾーンに収まり、ノヴォミハイリフカの南で前進した」と、RYBARは「ロシア軍がスタリツァを占領し、ヘオリフカ集落の南部分を制圧し、ボルチャンスク市内で前進した」と報告した。
ゼレンスキー大統領は17日の会見の中「この数年の戦争で初めて全旅団から『砲弾がない』と不満を言われなくなった」と述べて砲弾不足の解消を示唆したが、ウクライナ人ジャーナリストのブトゥソフ氏は「この発言は前線にいた軍人のほぼ全員を唖然とさせた」と述べている。
ロシア国防省は15日「ロボーティネを完全に解放した」と発表したが、ウクライナ軍やロシア人ミルブロガーは占領を否定している。但し、視覚的証拠に基づくロシア軍の支配範囲は集落の大半に及んでいるためロボーティネの状況は非常に厳しい。
ウクライナを訪問したブリンケン国務長官は「ロシア連邦領内への攻撃に反対しない」と述べたが、これは「米国製兵器を国外攻撃に使用しても良い」という意味ではなく、国防総省のシン報道官も「我々の立場は変わっていない」と発言した。
ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは17日、ハルキウ方面について「ロシア軍がライボケからリプシ方向に支配地域を拡大させた」「ロシア軍がルクヤンツィからリプシ方向に支配地域を拡大させた」と報告し、これが事実ならリプシ方向の状況は悪化する一方だ。
Washington Postは17日「ロシア軍のハルキウ突破はウクライナ軍の兵士不足だけが原因ではない」と報じており、ロシア軍は5月10日に電子妨害でStarlinkの通信を遮断、第125旅団の指揮官は「敵の動きが完全に見えなくなった」と証言している。
ウクライナのマリウスカ司法相は3月「囚人や受刑者を動員する法案を提出する」と言及、最高議会は有罪判決者の自発的な動員に関する法案を8日に可決、ゼレンスキー大統領も17日に署名したため、ロシアと同じように刑務所からの動員が開始される。
ゼレンスキー大統領は17日「我が軍がハルキウ方面の状況を安定させた。ロシア軍の突破は最大10kmで準備された第1防衛ラインに到達しただけ」「この突破を許したのは適切な西側製防空システムの欠如にある」と述べた。
ウクライナ人ジャーナリストのブトゥソフ氏は「リプシから2kmの地点に敵が迫っている」「大量の敵無人機が戦場上空を飛んでいる」「敵は直ぐに学習し、直ぐに結論を導き出し、直ぐに改善してくるためリプシ方向の戦いは決して容易なものではない」と報告した。
ポーランドのブラスザック国防相は「新型潜水艦の取得プログラムを年内に立ち上げる」と表明、AIP機関による長距機航行能力と巡航ミサイルによる対地攻撃能力を備えた潜水艦を想定しているらしい。
米空軍は発表したF-22Aの後継機開発に対する提案を2024年中に1本化する予定だが、ケンドール空軍長官は「2種類のNGADを導入する気はない」「NGADはF-35で直面した買収上の悪習慣を排除する」と言及して注目を集めている。
ポーランドのブラスザック国防相は23日「スウェーデンと早期警戒機の導入に向けて交渉が進められており、短期間で交渉がまとまることを望んでいる」と言及、大幅な軍備拡張に乗り出したポーランドの装備調達はとどまる所を知らない。
駐豪ウクライナ大使は今年3月「段ボールと輪ゴムで作られた豪企業製の無人機を使用している」と明かし話題になったが、ロシア軍も木製無人機の使用頻度が増加、両軍とも高価なミリタリー仕様機で戦場ニーズをカバーするのが不可能なのだろう。
ルカシフカとコジンカの検問所からベルゴロド州に侵入したロシア義勇軍の視覚的証拠は増えているが、検問所で破壊された義勇軍車輌を映すロシア側の動画が登場したため、ベルゴロド州から義勇軍は撤退しているかもしれない。
ロシア領ベルゴロド州に侵入した「ロシア義勇軍」や「自由ロシア軍」との交戦が続く中、露メディアは「ベルゴロドにあるロシア連邦保安庁と内務省の建物が攻撃を受けた。この攻撃はドローンによるものだ」と報じている。
反プーチンを掲げウクライナ側として参戦しているロシア義勇軍がベルゴロド州に侵入、これを受けてロシアは同地域の住民と保管庫から核兵器を避難させており、モスクワ中心部の上空には自由ロシア軍の旗が飛んでいる。
反プーチンを掲げウクライナ側として参戦している「ロシア義勇軍」と「自由ロシア軍」は22日、ロシア領ベルゴロド州、ブリャンスク州、クルスク州に侵入、特にベルゴロド州では複数の拠点を解放して前進を試みているらしい。
アルメニアのパシニャン首相は22日「ナゴルノ・カラバフを含む86,600km²をアゼルバイジャンの領土として認める用意がある」と発表、国内の反対意見を押し切ってでもアゼルバイジャンとの和平協定締結を目指す意向だ。
ロシア軍元大佐のイゴール・ガーキン氏は「クレムリンの老人達が頭に思い描いた政治的課題を解決するのに『バフムートの勝利』は本質的に不要」と指摘し、消耗戦を仕掛けた戦略の馬鹿さ加減と発生した戦死者数は別格だと批判した。
ロシアのヴャチェスラフ・ヴォロージン下院議長は「ポーランドは第二次大戦の結果で手に入れた領土と、ソ連国民が復興と発展のために費やした7,500億ドル以上の資金を我々に返還すべきだ」と主張、この提案を22日の議会で「審議する」と明かした。
ウクライナのマリャル国防次官は21日「我々は側面攻撃で前進を続けており、敵はバフムートに留まるのが難しくなっている。我々はバフムートを半包囲して敵を殲滅する機会を得ている」と主張して注目を集めている。
主要な海外メディアは「ゼレンスキー大統領がバイデン大統領との会談前にバフムート喪失を認めた」と報じたが、ウクライナの大統領報道官は「ゼレンスキー大統領はバフムート喪失を認めたのではなく否定した」と主張した。
ワグナーは制圧したバフムート市内の複数地点でロシア国旗とワグナー旗を掲げる動画を公開、プーチン大統領も「解放作戦の完了を祝福する」と声明を発表したが、MiG-17モニュメント付近の状況はよく分かっていない。
露ワグナーのプリゴジン氏は20日「今日の午後、バフムートの支配を完全に確立した」と発表、露国営メディアも「ロシア軍がバフムートを完全に解放した」と報じており、バフムートを巡る戦いに決着がついた格好だ。
ロシア軍はバフムート市内で前進を続けており、ウクライナ軍が支配する範囲はMiG-17モニュメント付近の一画のみで「数日以内」に市内から押し出される可能性が高いが、クピャンスク方面のロシア軍も再びオスキル川沿いを南下し始めた。
ウクライナ人パイロットは約2週間のシミュレーターテストで技量の高さ示し「米空軍は4ヶ月の訓練でF-16を操縦できようになると結論づけた」と報じられているが、この4ヶ月間で習得できる戦闘スキルは初歩的な空対空戦闘のみだ。
ウクライナのイエルマク大統領府長官は19日「ゼレンスキー大統領が日本で開催中のG7に出席してバイデン大統領と会談する予定だ」と言及、話が二転三転したもののアラブ連盟首脳会議に出席したゼレンスキー大統領は日本に向かっている。
CNNは政府高官の話を引用して「バイデン大統領が『F-16を含む第4世代戦闘機でウクライナ人パイロットを訓練する同盟国の取り組みを米国が支援する』とG7の首脳に伝えた」と報じており、欧州で行われる訓練に人員を派遣するらしい。
ボンバルディアはカナダ空軍の次期哨戒機(CMMAプログラム)に向けに「Global 6500ベースの海上哨戒機」を発表、この機体はジェネラル・ダイナミクスと共同で開発する予定で、ボーイングが提案中のP-8Aと競合することになる。