フランスのルコルニュ国防相は26日「防衛産業界の生産スピードに改善が見られないのはジャスト・イン・タイムに原因がある。改善が見られなければ人員、在庫、生産設備を徴発し、商業ニーズより防衛ニーズを優先するよう強制する」と発言した。
ロシア軍の蛇島駐留部隊、ウクライナ軍の攻撃に耐えきれなくなり逃げ出す
ザルジュニー総司令官は30日、ウクライナ軍の攻撃に耐えられなくなり蛇島に駐留するロシア軍が逃げ出したと発表した。
トルコ、フィンランドやスウェーデンにテロ容疑者33人の引き渡しを要請
トルコのボスダグ法務相は3ヶ国の合意文書に基づき「以前からフィンランドやスウェーデンに要請していたテロ容疑者33人の引き渡し実行を求める」と述べて注目を集めている。
ギリシャメディア、まもなく政府はF-35A調達を正式に決定する
ギリシャのΗ Καθημερινή紙は「水曜中に政府はF-35A調達の方針を決定し、正式にF-35A売却を米国に要請する」と報じて注目を集めている。
F-35A導入に傾くチェコ、グリペンC/D無償譲渡をスウェーデンが提案か
F-35A導入に傾くチェコ政府に「運用中のグリペンC/D無償譲渡+グリペンC/DもしくはグリペンE/Fの追加導入」をスウェーデンが提案してきたと報じられている。
オランダ首相、イタリアが自走砲をウクライナに送ると決めたと明かす
NATO首脳会議に出席したオランダのルッテ首相は「イタリアも自走砲をウクライナに送ることを決めた」と明かして注目を集めている。
ロシア軍に包囲されつつあるリシチャンシク、補給路維持も限界か
ロシア軍はウクライナ軍が抵抗を続けるリシチャンシクを側面から包囲しつつあり、リシチャンシク~バフムート間の補給路を遮断するという戦術的な目標も達成寸前だ。
NATOが即応部隊の拡張を承認、バイデン大統領は欧州での米軍プレゼンス強化を表明
29日に始まったNATO首脳会議で加盟国は「防衛と抑止力の根本的な変革」を承認、バイデン大統領は「欧州における米軍プレゼンスを長期に渡って大幅に強化する」と表明した。
米陸軍がGD製の軽戦車採用を発表、2035年までに500輌程度を調達
米陸軍は28日、歩兵旅団戦闘団(IBCT)向けの火力支援車輌「Mobile Protected Firepower(MPF)」にジェネラル・ダイナミクス製のグリフィンを採用すると発表した。
米メディア、30万人以上に拡張されるNATO即応部隊の80%は欧州が負担すべき
米ディフェンスメディアは28日、マドリードで開催されるNATO首脳会議でバイデン大統領は「中国対応に集中するため、欧州の安全保障に対する米軍のプレゼンス引き下げを主張すべきだ」と訴えている。
クラファンでウクライナ軍支援、ポーランド人もTB2購入資金の調達を開始
リトアニア人やウクライナ人に続きポーランド人もロシア軍と戦うウクライナ軍にTB2を送るため資金調達を開始、クラウドファンディングを活用したTB2購入集めは定着化しそうな勢いだ。
ドイツとオランダ、共同でウクライナにPzH2000を追加供給すると発表
ドイツのランブレヒト国防相とオランダのオロングレン国防相は28日、ウクライナにPzH2000を追加供給すると発表した。
予定を大幅に超過したトルコ、フィンランド、スウェーデンの首脳会談が終了、3ヶ国は「トルコがフィンランドとスウェーデンのNATO加盟を支持することで合意した」と声明を発表した。
フランス、相当数のVAB装甲兵員輸送車をウクライナに提供すると発表
フランスのルコルニュ国防相は27日、ウクライナにVAB装甲兵員輸送車を相当数提供すると明かして注目を集めている。
フィンランドとスウェーデンのNATO加盟の行方、首脳会談がまもなく終了
NATOのストルテンベルグ事務総長、トルコのエルドアン大統領、フィンランドのニーニスト大統領、スウェーデンのアンダーソン首相による協議が行われており、両国のNATO加盟問題の行方に注目が集まっている。
ウクライナが待ち望む防空システム、NASAMSを扱うための訓練を開始か
米Politicoの記者は「ウクライナ軍の兵士はNASAMSを扱うための訓練をすでに受けている」と明かして注目を集めており、ウクライナに防空システムを提供する準備が着々と進んでいる。
ウクライナ侵攻以降に引渡されたTB2は50機、7月にも新たに到着予定
ウクライナのレズニコフ国防相は28日、ロシア軍による侵攻以降に配備されたTB2の数が50機に達したと明かして注目を集めている。
米国、ウクライナが年内に反攻に必要な戦力を準備できる可能性は低い
米CNNは28日、ホワイトハウスの関係者は「ウクライナが2月24日以降に奪われた土地を全て取り戻すことが出来る」という確信を失いつつあると報じている。
英国防相がNATO加盟国の国防費増額を要請、2028年までにGDP比2.5%
英国のウォレス国防相はジョンソン首相に「NATO加盟国の国防費増額を働きかけて欲しい」と要請しており、2028年までに加盟国の国防支出をGDP比2.5%まで引き上げたいらしい。
MBDA、HIMARSやM270で使用可能な巡航ミサイルJFS-Mを発表
MBDAはベルリン航空ショーでHIMARSやM270で使用可能な合同火力支援ミサイル(JOINT FIRE SUPPORT MISSILE/JFS-M)を発表した。
BAYKARがTB2を無償提供、ウクライナ人が集めた2,000万ドルは他の支援に
BAYKARはウクライナ人が寄付で集めた2,000万ドルの受け取りを辞退、無償でウクライナにTB2を提供すると発表した。
NATO事務総長、現行の4万人から30万人以上に即応部隊を拡張すると発表
NATOのストルテンベルグ事務総長は27日、NATO即応部隊を現行の4万人から30万人以上に拡張すると発表して注目を集めている。
フィンランドとスウェーデンのNATO加盟問題は長期化、トルコは交渉を急がない
フィンランドとスウェーデンのNATO加盟問題が今月末の首脳会議で進展する見込みは「限りなく低い」と報じられており、トルコは自国の要求を満たすためなら「何ヶ月」でも交渉を行うつもりでいるらしい。
フィリピン国防省、韓国に海軍向け哨戒艦6隻を5.7億ドルで正式発注
フィリピン国防省は現代重工業とオフショア巡視船6隻の調達に関する契約を27日に締結、契約総額は5億7,300万ドルで1隻あたりの調達コストは9,550万ドル/約128億円になる。
ポーランド軍からの受注を伸ばす英国、今度はブリムストーンを輸出か
英国はポーランドから短距離防空システムやフリゲート艦の受注に続き、駆逐戦車プログラムの対戦車ミサイルとして「ブリムストーン」採用が噂されており、英国産業界とポーランド産業界の協力関係は順調に成果を上げ始めている。
バイデン政権、ドイツに続き西側製防空システムをウクライナに提供か
バイデン政権は新たなウクライナ支援パッケージを今週中に発表する予定で、このパッケージには中・長距離をカバーする地対空ミサイルが含まれているらしい。
リシチャンシクを巡る戦い、ウクライナ軍がロシア軍を押し戻すことに成功
ルハーンシク州の完全制圧を狙うロシア軍はリシチャンシク周辺に持てる戦力を全て投入するなど戦いは激しくなる一方だが、ウクライナ軍もリシチャンシクの南で反撃に出てロシア軍に奪われた拠点を奪い返した。
ドイツ軍の再生に投じられる1,000億ユーロ、問題は行き過ぎた官僚主義
ショルツ首相は1,000億ユーロを投じてドイツ軍の再生を試みようとしているが、英Times紙は「資金不足だけではなく行き過ぎた官僚主義をドイツは改める必要がある」と指摘している。
英国防省、無人戦闘機の技術実証機「モスキート」製造をキャンセル
英国防省は24日、初飛行が2023年に予定されていた無人戦闘機の技術実証機「モスキート」製造をキャンセルすると発表して注目を集めている。
ポーランドは軍隊を欧州最大規模に拡張か、与党党首が40万人規模を示唆
ポーランドでは与党PiSのヤロスワフ・カチンスキ党首が「ポーランド軍のサイズが40万人になるかもしれない」と明かしたため注目を集めており、ポーランドは欧州最大規模の軍隊を保有する国になるかもしれない。
6/26更新|ウクライナ外国人義勇兵に参加した兵士の国籍と人数
ウクライナのゼレンスキー大統領が創設した「外国人義勇兵」に参加する兵士の国籍、人数、戦死者数をまとめたリストで、日本からも5人の参加者が確認できる。
米空軍がRQ-4/Block30を手放す、米議会はF-22退役の提案を拒否
米空軍は退役が認められたRQ-4/Block30を売却したと発表、一方で米議会はF-22A Block20の退役を拒否してアップグレードを行うよう命じる構えを見せている。
AN/APG-83を搭載したF-16が増加、米軍仕様と輸出仕様では異なる点も
米空軍が保有する72機のF-16C/DがAN/APG-83への換装を含むアップグレードを終えたと、韓国でも空軍が保有する133機のKF-16内50機がAN/APG-83への換装を終えたと報じられている。
ドイツ海軍、P-8A調達後もフランスと共同で進めるMAWS開発を維持
ドイツ海軍の関係者は開催中のベルリン航空ショーで「P-8A調達はP-3CとMAWSのギャップを埋めるための機材で、フランスと共同で進めるMAWS開発を維持する」と述べて注目を集めている。
ロシア軍がゾロテ周辺の入植地を制圧、米国もセベロドネツクからの撤退を確認
ロシア国防省は「包囲したゾロテ周辺の入植地を制圧した」と24日に発表、英SkyNewsは「米国防総省がセベロドネツクからのウクライナ軍撤退を確認した」と報じており、ルハーンシク州を巡る戦いの舞台はリシチャンシク周辺に移った。
ロシア軍、約2,000人のウクライナ軍兵士をゾロテ周辺で包囲か
ロシア国防省は24日、最大2,000人のウクライナ軍兵士が取り残されたゾロテ周辺を完全に包囲したと発表、過去24時間の間に41人の兵士が抵抗を諦め降伏したらしい。
セベロドネツク郊外で戦うウクライナ軍部隊に撤退が命じられたと報じられており、これが事実なら「セベロドネツクでの抵抗を断念→リシチャンシクへの撤退」を意味するものだ。
米国、HIMARSや巡視船の提供を含むウクライナ支援パッケージを発表
バイデン政権は23日、多連装ロケットシステムの追加提供や沿岸海域を保護する艦艇が含まれる新しいウクライナ支援パッケージを発表した。
セベロドネツクで戦うウクライナ軍、防衛施設を失い後方への後退を示唆
ハーンシク州知事のガイダイ氏は23日、セベロドネツク郊外に構築したウクライナ軍の防衛施設が多数破壊されたため「後退するかもしれない=リシチャンシクへの後退」と明かした。
スペイン空軍のF-18A後継機問題、F-35Aではなくタイフーンを選択
スペインはEF-18A+の後継機にF-35Aではなくタイフーンを選択、23日に開幕したベルリン航空ショーでエアバスと契約(約20億ユーロ)を締結した。
ウクライナにHIMARSが到着、バイデン政権はHIMARSの追加提供を発表
ウクライナのレズニコフ国防相は「米国が提供を約束した多連装ロケットシステムがウクライナに到着した」と明かしたが、23日にバイデン政権はHIMARSの追加提供を含む新たな支援パッケージを発表した。
リシチャンシク周辺の戦い、ロシア軍がゾロテを守るウクライナ軍を包囲
ハーンシク州知事のガイダイ氏は23日、リシチャンシクの南に布陣していた防衛ラインをロシア軍に突破されたことを認め「複数の拠点を奪われた」と発表した。
K9を製造するエジプト、中東・アフリカ諸国への輸出交渉を開始
英国のジェーンズは22日、韓国製自走砲K9を国内で製造するエジプトは中東・アフリカ諸国にK9を輸出するため動いており「既に2ヶ国交渉が行われている」と報じている。
フランス陸軍、米国や英国に続き徘徊型弾薬「Switchblade」を調達
ユーロサトリ2022で取材に応じた仏陸軍のグジョン大佐は米国や英国に続き徘徊型弾薬「Switchblade」を調達すると明かして注目を集めている。
ウクライナはアフガニスタンではない、MQ-1Cの対地攻撃は通用しない
ウクライナ軍の関係者は「ここはアフガニスタンではないのでMQ-1Cを対地攻撃に使用すれば90%の確率で撃墜される」と明かした。
韓国とノルウェー、歩兵戦闘車と長距離精密射撃システムの共同開発で合意
ノルウェー陸軍では主力戦車「レオパルト2A4」の更新以外にも歩兵戦闘車と長距離精密射撃システムの調達を計画中で、ユーロサトリ2022で韓国のハンファとノルウェーのコングスベルグは両システムの開発協力で合意したと報じられている。
台湾メディア、タイコンデロガ級巡洋艦を調達できるかもしれない
台湾メディアは20日、米国からタイコンデロガ級巡洋艦を調達できるかもしれないと報じて注目を集めている。
イタリアのディマイオ外相、ウクライナ支援を妨害する五つ星運動から離党
イタリアのディマイオ外相は「政府のウクライナ支援を妨害する五つ星運動から離党する」と発表、同党に所属する61人の議員もディマイオ氏が立ち上げたグループに合流したため五つ星運動は第一党の地位を失うことになった。
ウクライナ支援に消極的だと批判されるドイツ、詳細な支援リストを公開
ドイツ政府はウクライナ支援に消極的だと批判されることに対応するため「支援リスト」の機密を解除、これを公開して注目を集めている。
ロシア軍がほぼリシチャンシクに到達、ゾロテを守るウクライナ軍も包囲寸前
南方の防衛ラインを突したロシア軍はウクライナ軍の重要拠点であるリシチャンシクに到達する寸前で、パポスナ陥落後も抵抗を続けてきたゾロテもロシア軍に包囲される寸前だ。
西側提供の中で最も強力なPzH2000がウクライナに到着、最前線へ即投入
ウクライナのレズニコフ国防相は21日、西側諸国が提供した自走砲の中で最も強力なPzH2000が最前線に到着したと明かした。
ウクライナ軍が蛇島のロシア軍を再び攻撃、奪還を試みている可能性も
再びウクライナ軍が「蛇島に駐留するロシア軍に攻撃を加えた」と噂されていたが、この攻撃が衛星画像で確認され注目を集めている。
スロバキアがドイツの要請を拒否、レオパルド2A4の提供数が少なすぎる
スロバキアはドイツから「レオパルド2A4を提供するので保有するT-72M1をウクライナに提供してほしい」と要請を受けたが、2対1の交換は受け入れられないと主張して拒否したらしい。
資金不足? 豪陸軍が次期歩兵戦闘車の調達数削減を300輌に削減か
豪陸軍は資金不足の影響で次期歩兵戦闘車の調達数削減(450輌→300輌)を検討しており、ラインメタルとハンファディフェンスに入札の再提出を要求したらしい。
カナダ、NORAD近代化に今後20年間で4.2兆円以上を投資する
カナダのアナンド国防相は20日、NORAD(北米航空宇宙防衛司令部)を含む国防システム全体の近代化に今後20年間で400億加ドル(約4.2兆円)以上を投資すると発表した。
フィリピン空軍の戦闘機調達、決め手を欠いたまま次期政権に持ち越し
6月いっぱいで任期が切れるドゥテルテ大統領は「マルチロール機の購入計画」を承認しただけに留まり、導入機種の選定や計画への資金供給は次期政権に託されることになった。
ロシア軍がセベロドネツク周辺で前進、リシチャンシクへの突破口を開く
リシチャンシクへ向かうロシア軍を1ヶ月以上も阻止してきたToshkivkaの防衛ラインが破られたのは確定的で、セベロドネツクへの補給や負傷者の回収は舟橋ではなく小型ボートの輸送に頼っている状況らしい。
ウクライナ軍とロシア軍がセベロドネツクを巡って激しい戦いを演じているが、リシチャンシクを守る防衛ラインが突破されたという報告が出てきた。
ロシア軍がウクライナ軍司令部を攻撃、司令官を含む50人以上の将校が死亡?
ウクライナ軍部隊の指揮官が打ち合わせのためドニプロペトロウシク州の司令部に集合、そこに巡航ミサイルが命中して「司令官クラスを含む50人以上の将校が死亡した」とロシア国防省が発表した。
中国、6回目となるミッドコース・フェイズでの弾道弾迎撃テストに成功
中国メディアは「中国軍がミッドコース・フェイズで弾道ミサイルの迎撃テストに成功した」と報じており、キネティックキルによるミサイル防衛技術でも中国は進歩を見せている。
ゼレンスキー大統領、ウクライナにとって歴史的な1週間が始まる
ゼレンスキー大統領は19日、ウクライナにとって歴史的な1週間が始まるため「ロシア軍の敵対的な行動(攻撃)が増加するだろう」と明かした。
英首相、経済的な問題で停戦を急ぐ茶番を演じればロシアが勝利する
英国のジョンソン首相は「経済的な問題で停戦を急ぐような茶番を演じれば侵略者の勝利だ」と、NATOのストルテンベルグ事務総長も「物価高とウクライナ人が支払う代償とは比較ににならない」と訴え、この戦争が何年も続くことを覚悟するべきだと訴えた。
ウクライナ軍の推定損失は戦車400輌、歩兵戦闘車1,300輌、大砲700門
ユーロサトリ2022で取材に応じたウクライナ軍の関係者は「数学的な推定値で戦車400輌、歩兵戦闘車1,300輌、大砲700門をウクライナ軍は失った」と明かした。
ウクライナへのMQ-1C売却は困難、国防総省が機密漏洩を恐れて反対
バイデン政権はウクライナにヘルファイアを搭載できるMQ-1C売却を計画していたが、国防総省の国防安全保障局は「MQ-1Cに搭載されたセンサーシステムがロシアの手に渡る可能性がある」と異議を唱えたため計画が暗礁に乗り上げているらしい。
ポーランドが韓国とK2PLの開発製造で合意、K2も数百輌導入するため交渉中
ブラスザック国防相は13日に「ポーランドと韓国は戦車と装甲兵員輸送車の共同開発で合意した」と明かしていたが、ポーランド国防省と現代ロテムはユーロサトリ2022で「K2PLの開発・製造に関する覚書を締結した」と報じられている。
リシチャンシクに自走砲KRABが到着、セベロドネツクを巡る戦いに変化
ウクライナ政府の関係者は「リシチャンシクに自走砲KRABが到着して戦いの流れが変わりつつある」と明かしており、ゼレンスキー大統領も「米国からの支援量が増加して前線の状況に改善が見られた」と述べている。
英国、ウクライナに戦争の方程式を変える軍事訓練プログラムを提供
英国のジョンソン首相は2ヶ月ぶりにキーウを再訪問、ゼレンスキー大統領と会談して前例のない軍事訓練プログラムの提供を発表した。
エンブラエルのC-390、宿敵C-130Jを破りオランダ空軍採用を決める
オランダ空軍はC-130Hの後継機に有力視されていたC-130Jではなく、エンブラエルが提案したC-390を選択して注目を集めている。
米GD、次世代主力戦車Abrams-NextGenのティザーサイトを公開
米ジェネラル・ダイナミクスは「The Next Generation」と銘打った次世代戦闘車輌群のティザーサイトを唐突にオープン、10月10日に開催される米陸軍協会(AUSA)の年次総会で詳細を明らかにすると告知している。
英仏が自走砲提供を発表、まもなくウクライナ軍は東部で大きな前進を遂げる
英国のウォレス国防相は「20輌以上のM109をウクライナに提供した、まもなくウクライナ軍は東部で大きな前進を遂げる」と明かし、フランスのマクロン大統領もキーウで「Caesarを追加で6輌提供する」と発表した。
ウクライナはクリミアを含む全領土解放を主張、フランスも軍事的な奪還を支持
ウクライナのレズニコフ国防相は「クリミアを含む全ての領土を占領者から解放する」と米CNNに語り、キーウ訪問中の仏政府関係者も「我々はウクライナがクリミアまで取り戻す完全勝利を望んでいる」と述べて注目を集めている。
ロシア、キーウ訪問中の仏独伊首脳をカエル、レバー、パスタに揶揄して批判
ロシアのメドヴェージェフ元大統領は16日、仏独伊の首脳をカエル、レバー、パスタと揶揄してキーウ訪問は無意味だと主張した。
ドイツ国防相、ウクライナに提供を約束したM270を8月初めまで引き渡す
ドイツのランブレヒト国防相は「ウクライナに提供を約束した多連装ロケットシステムが7月末~8月初めまでに引き渡せる」と、スロバキアのナド国防相は「Mi-17を4機、Mi-2を1機、BM-21用のロケット弾をウクライナに提供した」と発表した。
仏独の対立は泥沼化、次世代戦闘機の実用化は10年遅れの2050年頃
仏独西の3ヶ国で共同開発する次世代戦闘機はワークシェアの条件で揉めているため開発作業が事実上停止しており、ダッソーの最高経営責任者は「次世代戦闘機の運用開始は少なとも10年遅れの2050年頃になる」という認識を示した。
ウクライナが新たに手に入れた武器、レズニコフ国防相の意味深な発言
ウクライナのレズニコフ国防相は16日、新たに155mm砲、HIMARS、M270、ハープーン、ヘリコプターなどの供給がラムシュタイン会議で決まったと明かしたが、これ以外にも「何かを手に入れた」と示唆する発言を残している。
新たなウクライナへの武器支援、複数の国が砲兵装備を追加提供に応じる
米国のオースティン国防長官は15日、ラムシュタイン会議後の会見で「ドイツ、カナダ、ポーランド、オランダ、スロバキアなどの国が新たに武器をウクライナに提供する」と発表した。
米陸軍の次期歩兵戦闘車はハイブリッド駆動、主砲は50mmクラスか
ユーロサトリ2022に参加した米陸軍のディーン准将は次期歩兵戦闘車について「米軍初のハイブリッド戦闘車両になるかもしれない」と明かした。
エジプトがタイフーン24機調達でイタリアと合意、まもなく契約を締結か
エジプトはイタリアからタイフーン×24機を導入するため協議を重ねてきたが、il Fatto Quotidiano紙は政府高官の発言を引用して「まもなく両国は正式な契約を締結する」と報じている。
まもなくラムシュタイン会議、ウクライナ勝利を願うなら西側は決断すべき
POLITICO Europe紙は14日、西側諸国が決断して迅速に行動しなければ「ロシア軍は補給に有利な戦場でウクライナ軍を長い消耗戦に引きずり込む」と警告した。
圧倒的なロシア軍の火力、ウクライナ軍勝利という希望は失われつつある
米ワシントン・ポスト紙は10日、予想外の失態を演じたロシア軍は問題点の修正に成功して「ウクライナが勝利するという希望はロシアの圧倒的な火力の前に失われつつある」と指摘した。
ウクライナが必要とする重装備の量、榴弾砲1,000門、MLRS300輌、戦車500輌、装甲車両2,000輌
ウクライナのミハイル・ポドリャク大統領顧問は15日のラムシュタイン会議に向けて「155mm榴弾砲1,000門、多連装ロケットシステム300輌、戦車500輌、装甲車両2,000輌、無人機1,000機が必要だ」と訴えた。
ポーランド国防相、K2や歩兵戦闘車など実績のある韓国製装備を購入する
ブラスザック国防相は13日「K2を補完する歩兵戦闘車など実績のある韓国製装備を購入する予定で、ポーランドと韓国は戦車と装甲兵員輸送車を共同開発することで合意した」と明かした。
独ラインメタル、130mm滑腔砲を搭載する主力戦車Pantherを発表
ドイツのラインメタルは13日、パリで開幕したユーロサトリ2022で130mm滑腔砲を搭載する主力戦車「KF51 Panther」を正式に発表した。
ユーロサトリ2022で韓国はK9A2をアピール、チェコは自走砲モレーナを発表
韓国はユーロサトリ2022で発表するK9A2のプロモーション動画を一足先に公開、チェコは52口径の155mm榴弾砲をトラックに搭載した自走砲「MORANA」を発表した。
まもなく開幕するユーロサトリ2022、独仏共同開発の主力戦車も
パリでまもなく開幕するユーロサトリ2022には多くの来場者が訪れ、既にMGCSのデモンストレーターらしきものや130mm砲を搭載する主力戦車KF51の写真がアップされている。
ロッキード・マーティン、米空軍にT-50Aを提案するため再び韓国とタッグ
ロッキード・マーティンは米空軍の「高度な戦術訓練機(Advanced Tactical Trainer/ATT)」にT-50Aを提案するため、開発国の韓国航空宇宙産業と正式に契約を締結した。
ロシア軍はスラビャンスク方面でも前進、ウクライナ軍はジリジリと後退
ロシア軍はセベロドネツク方面に加えスラビャンスク方面でも前進を見せており、ウクライナ軍は全体にジリジリと後退している印象だ。
ウクライナへのレオパルド2提供は実現困難か、西側諸国の合意から逸脱
スペイン政府はウクライナが熱望していたレオパルド2を提供する準備を進めていると現地メディアが報じていたが、このアイデアは現在「後退している」と独Spiegel紙が明かして注目を集めている。
セベロドネツクで戦うウクライナ軍、最後の橋を失い補給路を失う
セベロドネツクとリシチャンシクと繋ぐ「最後の橋」をロシア軍が破壊、ウクライナ軍は戦闘車輌をセベロドネツクに移動させることも、リシチャンシクに後退させることも出来なくなってしまった。
イスラエル、潜航中の潜水艦から発射可能なUAV「Ninox103UW」を披露
イスラエル企業のSPEARは潜航中の潜水艦から発射可能なUAV「Ninox103UW」を披露、米国防総省やイスラエル国防軍が同システムに関心を示しているらしい。
豪前国防相が原潜導入計画を暴露、AUKUSのパートナーシップに悪影響か
5月の総選挙で政権交代が実現したオーストラリアではダットン前国防相が原潜導入計画の一部を暴露、大問題に発展している。
ノルウェー国防相、要件を満たさないNH90を返品するので支払った金を返せ
ノルウェーの国防相は「どれだけ時間を費やし整備をしても、どれだけスペアパーツを購入してもNH90はノルウェー軍の要求要件を満たせない。NH90を返品するので支払った約50億クローネに利息を乗せて返せ」と発表した。
中国が進めていたタイへの潜水艦輸出はドイツがディーゼルエンジンの輸出許可を拒否したため、タイ側は「約束した仕様が守られないなら潜水艦契約を破棄する」と主張している。
独ラインメタル、130mm砲を搭載する主力戦車KF51をまもなく発表
ドイツのラインメタルは9日、130mm砲を搭載する新しい主力戦車「KF51」を今月13日に開幕するユーロサトリ2022で公開すると発表した。
ウクライナ外国人義勇兵に参加した兵士のリスト、日本人は5人参加
ウクライナのゼレンスキー大統領が創設した「外国人義勇兵」に参加する兵士の国籍、人数、戦死者数をまとめたリストで、日本からも5人の参加者が確認できる。
イスラエル、何らかの方法でF-35Iの航続距離を拡張することに成功
イスラエルは何らかの方法でF-35Iの航続距離を飛躍的に拡張することに成功、無給油でイラン国内の目標を攻撃できるようになったらしい。
ドネツク人民共和国、戦闘中に拘束した外国人兵士3名に死刑を宣告
ドネツク人民共和国の最高裁判所は9日、ウクライナでの戦いに参加して拘束された英国人2名とモロッコ人1名に死刑を宣告した。
ロシア軍の装備損失が4,000を突破、戦車や装甲車輌の損失は2,080輌
軍事アナリストが運営するOryxはウクライナ侵攻でロシア軍が被った装備損失を「4,268(戦車を含む装甲車輌の損失は2,080)」と公表しており、50日前と比較して1,266増加した。
ロシア軍に打ちのめされたウクライナ軍は士気が低下、兵士の脱走が増加
英国のIndependent紙は9日、東部戦線でロシア軍の圧倒的な火力に打ちのめされたウクライナ軍は「脱走を試みる兵士の増加に悩まされている」と報じている。
ドンバスで戦うウクライナ軍兵士、我々は大砲の餌で政府に見捨てられた
ドンバスで戦うウクライナ軍兵士達はCBCの取材に「普通の歩兵は大砲の餌でしかなく我々は政府に見捨てられた」と答え、絶望的な戦いの中で死ぬしかないと述べている。
ロシア軍がセベロドネツク市内の90%を確保、ウクライナ軍は工業地区で抵抗
セベロドネツクを巡る戦いはロシア軍が市内の90%を確保、後退したウクライナ軍が立てこもる工業地区にもロシア軍が入り込み始めており厳しい状況が続いている。
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フランスのルコルニュ国防相は26日「防衛産業界の生産スピードに改善が見られないのはジャスト・イン・タイムに原因がある。改善が見られなければ人員、在庫、生産設備を徴発し、商業ニーズより防衛ニーズを優先するよう強制する」と発言した。
Bangkok Post紙は28日「潜水艦の代わりにOPV2隻もしくはフリゲート艦1隻を購入するというタイ側の提案を中国政府が受け入れた」と報じており、搭載エンジンの変更問題に直面していた中国製潜水艦の調達は水上艦艇の調達に置き換えられた格好だ。
South China Morning Postは28日「中国人科学者が射程2,000km以上の地対空ミサイルを設計した」「米軍の早期警戒管制機や爆撃機を遠距離で阻止することで地域紛争への介入を阻止するのに役立つ」と報じている。
北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)のギロット空軍大将は「毎月1,000機以上のドローンがメキシコ国境から侵入してくる」と明かし、メキシコの犯罪組織はドローンを飛ばして米国境警備隊の位置をリアルタイムで把握、監視の手薄な地域から麻薬や移民を運び入れているらしい。
米陸軍のM109A7後継はBAE、Elbit、Hanwha、KMWで争われる可能性が浮上しており、M777についてもジェームズ・レイニー大将は「牽引砲の有効性は終焉を迎えつつある」「自律型ロボット大砲の実用化を望んでいる」と述べた。
ハドソン研究所の村野氏は日本の反撃能力について「どれだけ日本独自のISRT能力と精密誘導技術が向上しても、核兵器を保有する中国や北朝鮮に対して効果的な抑止にはなり得ない」「日本の縦深攻撃には技術的難易度と政治的難易度に差がある」と指摘した。
アルゼンチン国防省は26日「デンマークからF-16を購入する意向表明書に署名した」と発表、デンマークのポールセン国防相も「この売却は米国の協力によって実現した」と明かし、米国、英国、デンマークは南米に対する中国の影響力拡大阻止で協力したらしい。
ギリシャのデンディアス国防相は25日「F-16Block30とミラージュ2000-5Mk.2を売却する」と発言、この機体が売りに出されれば新造機に手が届かない国、旧ソ連機の更新時期が迫っている中東欧諸国、同型機を運用する国(スペアパーツ需要)の間で争奪戦になるだろう。
毎日新聞は23日「日米がT-4後継機を共同開発する方向で調整を進めている」「自衛隊と米軍が通機体を使用することで連携強化を狙っている」と報じたが、米WarZoneは26日「日米間で練習機を共通化するならT-7Aかその派生型が唯一の現実的な選択肢だ」と報じている。
カナダ空軍はパイロット養成に使用していたCT-155(Hawk 115)を3月8日に退役させたものの、第5世代戦闘機を運用する上で「相応しい練習機は何なのか?」という問いに答えが出せておらず、当面の訓練ニーズは海外へのパイロット派遣で凌ぐつもりだ。
Financial Timesは25日「日米は1960年に締結した相互防衛条約について最大のアップグレードを計画している」「日米は4月10日の首脳会談で在米軍司令部の再編を発表する見込みだ」と報じており、日本政府は「4つ星指揮官(大将)の常時駐留」を要請しているらしい。
英軍のパイロット養成に使用されているHawk T2は稼働率低下やエンジン問題で飛行時間が制限されているものの、英国防省は最近「Hawk T2の退役時期は2040年」「2024年後半に後継機検討のための調査を開始する」と明かした。
米議会は海軍が要請する「F/A-18E/Fの新規調達打ち切り」を拒否し続けてきたが、ボーイングが「F/A-18E/Fの生産ラインを2025年に閉鎖する」と発表したため同問題に決着がついたと思われていたものの、F/A-18E/Fの生産は2027年春まで続くことが確定した。
バイデン政権は昨年「デンマークがアルゼンチンに保有するF-16AMを売却する」と通知、米議会も最大38機の売却を承認していたが、スペインのInfodefensaは22日「デンマークはアルゼンチンに24機のF-16AMを売却する」「この契約は来週中にも成立する」と報じている。
米議会調査局は21日「次期攻撃型原潜の水中排水量はシーウルフ級を超える約1万トンになる」「調達コストもバージニア級原潜の3倍以上になるかもしれない」と指摘しており、海軍は67億ドル~70億ドル、議会予算局は77億ドル~80億ドルと見積もっている。
インド太平洋軍司令官のジョン・アキリーノ海軍大将は中国の軍拡について「我々全員が理解しなければならないのは第二次大戦以降、このような脅威に直面したことがないということだ」と議会で述べ、人民解放軍空軍についても「まもなく世界最大の空軍になる」と警告した。
フランスのルコルニュ国防相とドイツのピストリウス国防相は昨年7月「次期主力戦車(MGCS)開発は新たな段階に入った」という認識を示し、22日に「MGCSの開発及び生産におけるワークシェアを同等にすることで合意した」と発表した。
ロシア軍によるウクライナ侵攻から759日が経過、DEEP STATEとRYBARは「バフムート方面とアウディーイウカ方面でのロシア軍前進」を報告しており、両者は「オルリフカとトネネキーをロシア軍が占領した」という評価で一致した。
防衛装備庁は2021年「T-4後継機調達を検討するため情報提供に応じる企業を募集する」と発表していたが、毎日新聞は23日「日米がT-4後継機を共同開発する方向で調整を進めている」「自衛隊と米軍が訓練段階から共通機体を使用することで連携強化を狙っている」と報じた。
SAABは22日「スウェーデン軍国防資材局から次世代戦闘機システムの概念研究を受注した」と発表したが、これらの取り組みは「次世代機開発」ではなく「調達方針を決めるための研究開発」で、グリペンの後継機に関する方針が決まるのは2031年頃だ。
ウクライナ侵攻399日目の状況は安定しており、ウクライナ軍の反撃もあってバフムート包囲の試みは完全に頓挫、ロシア軍はアルテモフスキー金属工場や中央市場を制圧したものの、MiG-17モニュメント付近での戦いで大きな犠牲を出し続けている。
ロッキード・マーティンはPrSM Increment4のデモンストレーターを公開、Long Range Maneuverable Fires missileはラムジェットモーターを搭載して1,000km以上の射程を達成する見込みだ。
人民解放軍海軍は空母航空団に供給するパイロットを育成するため募集範囲を高校卒者から中学卒者に拡大、高校入試でトップクラスの成績を収めた4,500人の中学卒者が海軍青少年航空学校に入学するらしい。
米空軍が実用化を急ぐ極超音速兵器「AGM-183A ARRW」が再び試射に失敗、ケンドール空軍長官は「年内に予定されている試射の結果次第でARRWの開発を中止する可能性」を示唆、来年度の開発予算を削減し量産資金も削除した。
ジェーンズは「カナダ空軍の次期海上哨戒機にはボーイング、エアバス、ボンバルディア、サーブ、川崎が手を上げる可能性がある」と予想していたが、カナダ政府は「P-8Aしか要求要件に適合しない」と発表して競争入札のスキップを示唆した。
NATO加盟国の北マケドニアはポーランドやスロバキアよりも先にウクライナへ軍用機を提供したと噂されていたが、ペトロフスカ国防相は23日「ウクライナにSu-25とT-72を提供した」と明かした。
台湾日報は28日「安全保障分野や半導体・航空事業で台湾とチェコが大規模な交流と協力を行う予定だ」と報じており、155mm自走砲やミサイルランチャー輸送用のセミトレーラー購入、軍用無人機の開発で協力することを検討しているらしい。
ウクライナのレズニコフ国防相は到着したチャレンジャー2(英)、マルダー(独)、ストライカー(米)を27日に公開、ドイツのショルツ首相も「約束していたレオパルト2とマルダーのウクライナ到着を確認した」と発表した。
中国はJ-35向けのWS-19、Y-20向けのWS-20、次世代エンジン(正体不明)の開発作業を完了、製造に使用される「高度な合金」の生産や供給に関するサプライチェーン問題が解決され次第「量産に取り掛かる」と明かした。
韓国航空宇宙産業(KAI)は米国市場へのオールインを表明してF-50/TF-50開発を正式に発表、ロッキード・マーティンと共同で米空軍の高度な戦術訓練機、米海軍の戦術的な代替航空機、ゴスホークの後継機を取りに行くと宣言した。
Baykarのセルチュク・バイラクタル氏はTB3を27日に公開、TB3は強襲揚陸艦で運用するため「短距離離着陸」や「主翼の折りたたみ機構」に対応した艦載機バージョンのUCAVで、サイズ的には米国のMQ-1C(グレイ・イーグル)に近い存在だ。
ナゴルノ・カラバフ地域(アルツァフ共和国)とアルメニアを陸路で結ぶラチン回廊の封鎖は105日目に突入したが、アゼルバイジャン軍が迂回路を閉鎖するためアルツァフ共和国の支配領域に侵入、ロシア軍が元の位置に戻るよう要求している。
Military Africaは20日「露防衛産業の世界シェアはウクライナとの戦争で低下したものの、アフリカ市場(MENAを除く)においては過去5年間で最大の勝者となった」と指摘し、競合関係にあった中国を追い落としたと報じている。
中国が5隻同時に建造していた052DL型駆逐艦の内2隻の進水準備が整い、055型駆逐艦の7番艦「無錫」が海上試験をパスして戦闘準備(初期作戦能力)が整ったことを宣言、もう中国海軍が世界トップクラスの戦力を保有しているのはまず間違いない。
海山との衝突で損傷した米原潜「コネチカット」について米海軍は「運用制限のない状態に復元することが可能」と判断、修理には最大31ヶ月間かかる可能性があるため、海軍への復帰は「2025年9月頃」になるかもしれないと報じられている。
ポーランドのモラヴィエツキ首相は「欧州に弾薬がないのは公然の秘密で、十分な量の弾薬を欧州で調達できないのなら域外から調達すべきだ」と訴え、K2やK9の迅速な調達に対応してくれた韓国からの調達を強く押している。
Bloombergは「バフムートで結果を残せなかったためロシアは春攻勢を中止、ウクライナ軍の反攻阻止に集中することを決断した」と報じたが、英国防省も「バフムートに対する攻撃はほぼ止まり、ロシアは作戦の主軸は他に移った」と指摘した。
反攻作戦の開始時期についてゼレンスキー大統領は「パートナーから到着する弾薬を待っている」と述べたが、EUは加盟国の備蓄分から155mm砲弾100万発を供給することで合意しているため、反攻作戦に必要な弾薬供給の目処はついている。
Bloombergは25日「ロシアはバフムートで結果を残せなかったため春攻勢を中止、ウクライナ軍の反攻阻止に集中することを決断した。プーチンは反攻を阻止することで欧米諸国の支持や支援が低下することに懸けている」と報じた。
バフムート周辺や市内の状況は膠着状態=全体的には安定しており、ウクライナ軍のザルジュニー総司令官も英国のラダキン国防参謀総長に「バフムートの状況は安定している」と伝えた。