米空軍は有人戦闘機に随伴可能な無人戦闘機のことを「協調戦闘機(Collaborative Combat Aircraft=CCA)と呼んでおり、24日「AndurilとGeneral AtomicをCCA Increment1の詳細設計と量産試作機に進む企業に選定した」と発表した。
トルコ、T-7AやFA-50と競合する練習機/軽攻撃機「Hürjet」が初飛行
トルコは第5世代機の訓練に最適化された超音速練習機「Hürjet」の初飛行に成功、2025年末までに開発作業を終えて「トルコ空軍のT-38更新需要」や「潜在的な海外顧客のニーズ」を満たしていくと報じられている。
レオパルト2は誰のもの? KMWとRheinmetallが法廷で争う問題に発展
ドイツを代表する防衛産業企業のKMWとRheinmetallは「ロシア軍の戦いに投入が決まったレオパルト2」の開発・製造で協力関係にあるものの、両社は法廷で「レオパルト2は誰のものなのか」を争っている真っ最中だ。
ラインメタル、ドイツ版HIMARSの開発でロッキード・マーティンと合意
ラインメタルとロッキード・マーティンは「戦闘実績のあるドイツ製コンポーネントを最大限活用した『独自のロケット砲システム』を共同開発することで合意した」と発表、両社はドイツ版HIMARSを開発すると報じられている。
インドが国産軽戦車のプロトタイプを発注、ロシアと韓国の提案は不採用
インドのBusiness Standardは「陸軍がDRDOとラーセン&トゥブロに軽戦車のプロトタイプ開発を発注した」と報じており、ロシアのスプルートSDと韓国のK21-105は採用に至らなかった。
トルコのBAYKAR、KızılelmaとAkinciによる編隊飛行を飛行を披露
BAYKAR社はKızılelmaとAkinciによる編隊飛行の様子を公開して大きな関心を集めており、テスト飛行を順調に消化すれば2024年にKızılelmaの連続量産を開始する予定で、2025年には強襲揚陸艦からの初飛行に挑戦するらしい。
ハルツームから脱出した日本人、自衛隊機でスーダンからジブチに移動中
NHKは25日「自衛隊機がスーダン国内の空港で日本人ら45人を乗せ、周辺国ジブチに向けて出発した」と報じており、恐らく陸路で首都ハルツームから移動してきた在留邦人をポート・スーダン国際空港でピックアップした可能性が高い。
豪州が国防戦略の見直し結果を発表、陸軍を水陸両用戦に対応した構造に再編
豪州のアルバニージー首相は国防戦略の見直し結果を24日に公開、長距離攻撃兵器の普及でオーストラリアの地理的優位性が根本的に低下=直接的な侵略を伴わない強制力がリスクに浮上、これに対応するため大胆な戦力構造の再編を行う。
米国はウクライナ国防省情報総局を監視、ブダノフ少将の大胆な計画を警戒
ワシントン・ポスト紙は24日「ウクライナ国防省情報総局が極秘に進めている国外作戦を米国は監視しており、2月24日に予定されていたモスクワ攻撃を中止させた」と報じており、キリロ・ブダノフ少将の大胆さに神経を尖らせているらしい。
空自C-2がジブチを離陸、ポート・スーダン空港に向かった可能性が高い
NHKは24日「スーダンから在留邦人を国外退避させるため派遣されているC-2がジブチを離陸した」と報じており、首都ハルツームから陸路で別都市に移動中の在留邦人をピックアップしに向かった可能性が高い。
ロシア軍が再びバフムート包囲に向けて攻勢、市内でもじわじわ前進中
ロシア軍は再びバフムート包囲に向けてクロモヴェ方面の攻勢を強めており、市内でも街を南北に貫く線路の東側がロシア軍の支配下になったことが確認され、じわじわとウクライナ軍を街の西端に追い詰めつつある。
欧州の国外退避が本格化、スーダンの首都郊外に仏独の輸送機が到着
スーダンの首都から約30km離れたワディ・セイドナ空軍基地にフランス、ドイツ、スペインのA400Mが到着、スーダン軍と準軍事組織の武力衝突に巻き込まれた市民の国外退避が始まっており、特殊部隊の投入が使用する空港を分けているのかもしれない。
英軍によるスーダンから脱出劇、精鋭部隊を投入して救出者と共に市内を突っ切る
英軍の精鋭部隊は米軍と共に22日深夜に首都ハルツームに到着、ここから単独で英国大使館に向かい約30人の救出者と合流、市内を突っ切りC-130とA400Mが待つワディ・セイドナ空軍基地に移動してスーダンからの脱出に成功したらしい。
スーダンからの在留邦人退避、陸路でポート・スーダンに向かい航空機で退避か
NHKは「スーダンの首都ハルツームから別の都市に在留邦人を陸路で移動させ、そこから自衛隊機で国外に退避させる計画が検討されている」と報じているが、ポート・スーダンに向けて自国民の脱出を試みたフランスの車列は攻撃を受けて負傷者が出た。
米国がスーダンから自国民を救出、英国、フランス、オランダも救出作戦を開始
スーダン暫定政権の「ブルハン議長率いる正規軍」と「ダガロ副議長率いる準軍事組織(RSF)」の戦いが続く中、クウェートやサウジアラビアに続き米国も「約100人の政府関係者をハルツームから救出した」と発表した。
ヘルソン州の戦い、ドニエプル川左岸のオレシキー郊外にウクライナ軍が到達
ドニエプル川を挟んでウクライナ軍とロシア軍が睨み合うヘルソン戦線は前線の動きが少ない地域だが、左岸のオレシキー郊外に到達したウクライナ軍をロシア軍が砲撃している映像が登場した。
クウェートがスーダンからの自国民退避に成功、サウジやヨルダンも退避を開始
スーダンの正規軍と準軍事組織の停戦は守られることなく戦いは8日目に突入、しかしクウェートは自国民の海外退避に成功、これを受けてサウジアラビアやヨルダンも自国民の海外退避を開始した。
ウクライナ陸軍が運用するトルコ製多連装ロケットシステムの画像が登場
ウクライナ陸軍第49砲兵旅団のFacebookにTRLG-230を装填したRoketsan製の「MBRL」が登場、トルコがウクライナに「多連装ロケットシステムを供給していた」という話は本当だったことが証明され注目を集めている。
米国、6月にM1エイブラムを使用したウクライナ人の訓練をドイツで開始
米国のオースティン国防長官は「ウクライナ人が訓練に使用するM1エイブラムが数週間以内にドイツに到着する」と明かし、AP通信は当局者の話を引用して「5月末までに31輌のM1エイブラムがドイツに到着する」と報じている。
豪政府、国防戦略の見直しを受けて次期歩兵戦闘車の調達数を1/3に削減
オーストラリア政府は国防戦略の見直しを受けて次期歩兵戦闘車の調達数を大幅削減、自走砲の追加調達も中止する見込みで、代わりに上陸用舟艇、HIMARS、地対艦ミサイルの取得スケジュールを加速させ取得量も増やす予定だ。
人々の力になりたい、75歳の日本人がウクライナでカフェを開き食事を無償提供
ウクライナメディアは21日「日本からやって来た75歳のおじいちゃんがハルキウでカフェを開き、市民に温かい食事を無償提供している」と報じており、カフェを立ち上げた土子文則さんは「人々に笑顔になってもらいたい」と話している。
ロシアがスーダン内戦に関与か、露ワグナーがRSFに地対空ミサイルを供給?
米国のCNNは21日「露ワグナーがスーダン軍と戦う準軍事組織(RSF)にリビア経由で地対空ミサイルを供給している」と報じており、ロシアのIl-76が4月13日からシリアとリビアの間を何度も往復しているのが衛星写真で確認されたらしい。
ロシア軍機から落下した爆弾がベルゴロドに着弾、爆発した瞬間を捉えた映像も登場
ウクライナ領と国境を接するロシア領ベルゴロドの中心部で大きな爆発が発生、ロシア国防省は「上空を飛行していたSu-34から誤って爆弾が落下したのが原因」と発表したが、この爆弾が着弾する瞬間を捉えた映像が登場した。
スーダン内戦7日目、正規軍側がハルツーム州に数千人規模の増援を投入
スーダンの首都ハルツームを巡る戦いは準軍事組織(RSF)が市内の支配エリアを増やしており、一方の正規軍側もハルツーム州に数千人の増援を投入したと報じられている。因みにメロウェ空港で捕虜になった204人のエジプト空軍兵士は全員解放された。
エジプトはロシアへの武器売却を断念、逆にウクライナへの砲弾供給を承認
エジプトは122mmロケット弾を秘密裏にロシアへ供給する計画を進めていたがバイデン政権の圧力を受けて計画を中止、逆に米国へ155mm砲弾と152mm砲弾を売却し、この砲弾のウクライナに移転することを承認したらしい。
期待されていないフリーダム級、最終艦の進水式が別の意味で関心を集める
米海軍を悩ませ続けるフリーダム級沿海域戦闘艦の建造も遂に最後を迎え、4月15日に16番艦「クリーブランド」が約3,000人の関係者や招待客の前で進水したのだが、タグボートと派手に接触して損傷していしまい注目を集めている。
スーダンの在留邦人退避、統合幕僚長が陸上輸送も選択肢の一つと言及
スーダンの在留邦人退避について自衛隊の吉田統合幕僚長は20日「各国が自国民を助けるため準備を進めているが、如何なる国もまだ(スーダン)に入れていない」と明かし、陸上輸送も選択肢の一つとして検討していると言及した。
浜田防衛相、スーダンから在留邦人を退避させるため自衛隊機派遣を命令
日本の浜田防衛相は20日「正規軍と準軍事組織の武力衝突が続くスーダンから在留邦人を国外退避させるため、周辺国のジブチに自衛隊機の派遣し待機するよう命じた」と発表、早ければ今週末にも自衛隊機がジブチに向けて出発するらしい。
スーダンの内戦は6日目に突入、正規軍とRSFの間で一時的な停戦が発効
スーダン暫定政権の主導権を巡る戦いは19日午後に発効した停戦が守られ、アルジャジーラは「銃声の聞こえない時間が過ぎている」と報じているが、両軍が入り乱れて戦う首都ハルツームの状況はカオスだ。
ドイツはA400Mによるスーダンからの自国民救出に失敗、軍事的な救出作戦を準備中
ドイツ空軍はA400Mによるスーダンからの自国民救出を19日に予定していたが、一時的な停戦が不発に終わりハルツーム国際空港周辺で戦闘が激化したため作戦を中止、自国民を救出するピックアップポイントを武力で確保する計画を準備している。
ウクライナにパトリオットシステムが到着、私達の美しい空がより安全になった
ウクライナのレズニコフ国防相は19日「パトリオットシステムがウクライナに到着したことで私達の美しい空がより安全になった」と発表、遂にウクライナ軍は弾道ミサイルの迎撃能力を手に入れた。
米政府説明責任局もV-280 Valorを支持、Defiant Xは不明瞭な部分が多い
米陸軍のUH-60後継機に関する選定結果に納得がいかないシコルスキー/ボーイングは権利を行使して抗議、これを検討した政府説明責任局(GAO)は陸軍の決定を支持、シコルスキー/ボーイングも決定を受け入れ「訴訟を起こさない」と発表した。
ウクライナにブラッドレーとAMX-10RCが到着、パトリオットも引き渡し済み
米国防総省はウクライナ軍のデジタルカモフラージュに塗装されたブラッドレー登場を受けて「一部のブラッドレーがウクライナに到着した」と認め、ドイツ政府も「約束したパトリオットシステムをウクライナに引き渡した」と発表した。
日本、武力衝突が続くスーダンから在留邦人を輸送するため自衛隊機の派遣準備
日本政府は19日「正規軍と準軍事組織の武力衝突が続くスーダンから在留邦人を輸送するため自衛隊機の派遣準備を始めた」と発表、防衛省も「現地の日本人救出が必要になった場合に備えるため外務省の要請で準備を進めている」と明かした。
訪米を控えた韓国の尹大統領、ウクライナに対する軍事支援の可能性を示唆
韓国の尹大統領は「ウクライナに対する民間人への大規模な攻撃など容認できない事態があれば(人道的・経済的支援を超えて)支援を拡大させる可能性がある」と述べ、初めて交戦国のウクライナに対する軍事支援の可能性を示唆した。
アルメニア首相、ナゴルノ・カラバフはアゼル領と認識しながら口を噤んだ
パシニャン首相は18日「マドリッド原則を受け入れて『ナゴルノ・カラバフ地域がアゼルバイジャン領の一部だ』と我々は認識していたが、我々は認識した事実を口にしないことで自身とナゴルノ・カラバフの人々を欺いたのだ」と主張した。
ゼレンスキーとプーチンが共に前線を視察、ロシア軍司令部の位置がバレる
ウクライナは「ゼレンスキー大統領がアウディーイウカを訪問した」と、ロシアは「プーチン大統領がヘルソン州のロシア軍司令部を訪問した」と発表して注目を集めており、プーチン大統領が訪問した場所は公開された映像から特定済みだ。
バフムート市内の戦い、ロシア軍がウクライナ軍を街の西端に押し出す
ウクライナ軍とロシア軍のバフムート市内を巡る戦いは激しさを増しており、市内で戦うウクライナ軍最後の抵抗拠点と言える「アパート密集地帯(街の西端)」にロシア軍が3方から迫っている格好だ。
アルメニア政府、アゼルバイジャンとの和平条約に関する詳細を発表
アルメニア政府はアゼルバイジャンとの和平条約に関する交渉経過を17日に発表、ナゴルノ・カラバフ地域をアゼル領と認めることで「領土問題」から「アルメニア系住民の人権問題」に変更し、和平条約から切り離される見込みだ。
力に基づく平和こそが真の平和、韓国が2023年の武器輸出額を約2.7兆に設定
韓国防衛産業界は昨年「歴代最高額の海外輸出額(170億ドル=約2.3兆円)」を記録したが、イ・ジョンソプ国防部長官は2023年の海外輸出額を200億ドルに設定、特に欧州市場への輸出を強化する政府の取り組みを発表して注目を集めている。
スーダンの首都を巡る戦いは3日目に突入、正規軍とRSFが激しい交戦を再開
スーダン暫定政権の「ブルハン議長が率いる正規軍」と「ダガロ副議長が率いるRSF」の戦いは全体的に正規軍が優勢だが、首都中心部を巡る戦いは3日目に突入、大統領府官邸や陸軍本部周辺で正規軍とRSFが激しい交戦を再開した。
伊メディア、イタリアは60輌のM109Lをウクライナに提供済みか提供予定
イタリアのLa Repubblica紙は16日、ウディネ駅で撮影された20輌以上のM109Lについて「計60輌のM109Lがウクライナに提供されているか、近い将来引き渡される予定だ」と報じている。
スーダン暫定政権内の主導権争い、ブルハン議長が率いる正規軍が優勢か
スーダン暫定政権の「ブルハン議長が率いる正規軍」と「ダガロ副議長が率いるRSF」の戦いは正規軍が優勢に見え、スーダン軍は「ダガロ副議長は隠れ家から逃亡した、RSFの幹部も降伏している」と主張しているが、戦いが収束する気配はない。
芳しくなくT-7Aの開発状況、量産機引き渡しは2023年から2025年以降に変更
米軍採用を勝ち取ったボーイングのT-7A開発状況は芳しくなく、2022年後半に予定されていたマイルストーンCは2025年2月までずれ込むことが確定しており、初期作戦能力の宣言は2027年以降になる可能性が高い。
バフムート市内のウクライナ軍後退は鮮明、ロシア軍が駅方面から西部に侵入
ロシア軍がバフムート駅方面の線路を越えたことを視覚的に確認、しかも抵抗を受けずに前進しているため「ウクライナ軍の防衛ライン」が後退したことを強く示唆しており、英国防省が14日に指摘した内容を裏付けている格好だ。
スーダン軍と準軍事組織の軍事衝突、大統領官邸や国際空港周辺で激しい戦闘が続く
15日に始まったスーダン軍と準軍事組織(RSF)の軍事衝突は収まる気配はなく、アルジャジーラは「大統領官邸や国際空港周辺で激しい戦闘が続いている。首都の北にある石油精製所や西部のカブカビアでも戦闘が行われている」と報じている。
スーダンで激しい武力衝突、準軍事組織が大統領官邸や国際空港の占拠を主張
スーダンの準軍事組織(RSF)は15日、首都ハルツームにある大統領官邸、陸軍長官の住居、国際空港、北部州のメロウェ空港、北コルドファン州のエル・オベイド空港、各州の主要施設を支配していると発表、陸軍は偽情報だとRSFの発表を否定している。
スーダンの首都で正規軍と準軍事組織が衝突、国際空港は黒煙に包まれる
スーダン共和国の首都ハルツームで15日、正規軍と準軍事組織(RSF)が衝突、首都中心部、大統領官邸、空港などで銃撃戦が発生していると報じられており、RSFはメロウェ空港やハルツーム国際空港を制圧したと主張している。
クリミアで発生する謎の爆発、ウクライナは新型兵器のテスト結果であると示唆
占領下のクリミアで発生する謎の爆発について国防安保委員会のダニロフ氏は「ウクライナの新型兵器をテストしている可能性」を示唆、我々の反攻作戦を恐れて塹壕を幾ら掘っても「絶対に助からない」と付け加えた。
アルゼンチンが新しい潜水艦調達のため交渉を開始、フランスとドイツが競合
アルゼンチンは新しい潜水艦を調達するため交渉を開始しており、13億ドル以上と見積もられた契約を獲得するためフランスがスコルペヌ級とシュフラン級を、ドイツが209/1400型と214型を提案してるらしい。
積極的なエンブラエル、C-390をスウェーデン、オーストリア、インドに売り込み
エンブラエルは積極的なマーケティングは今年も健在で、スウェーデン空軍にC-390を提案することでサーブと合意、オーストリア空軍とC-390導入について協議中、インド空軍が調達を予定している中型輸送機導入にもC-390を売り込んでいるらしい。
厳しくなってきたバフムート市内の戦い、ウクライナ軍は後退を強いられる
バフムート市内の戦いはロシア軍(ワグナー)が前進を続けており、英国防省も「ロシア国防省とワグナーは協力関係を改善して攻撃を再開、ウクライナ軍は譲歩を強いられた陣地から撤退した」と指摘した。
ポーランド首相、米国の介入があれば韓国はウクライナへの武器供給に応じる
ポーランドのモラヴィエツキ首相は「バイデン大統領の介入があれば韓国はウクライナへの武器・弾薬供給に応じるだろう」と述べ、ニューヨーク・タイムズ紙は「韓国が保有する155mm砲弾をウクライナは必要としている」と報じている。
米当局が機密文書漏洩の容疑で空軍州兵を逮捕、セキュリティクリアランスの保持者
米連邦捜査局は13日、機密文書漏洩の容疑でマサチューセッツ州の空軍州兵に所属するジャック・テシェイラ一等兵(21歳)を逮捕、この人物がウクライナとロシアの戦いに関する文書を含む機密文書をDiscordのサーバーにアップした「OG」らしい。
反攻作戦を準備中のウクライナ軍、塹壕の突破方法をノルウェー陸軍から学ぶ
ウクライナ軍が計画している反攻作戦は塹壕、防御陣地、龍の歯と呼ばれる障害物を何重にも張り巡らせているザポリージャ州で実施される可能性が高く、ノルウェー陸軍はウクライナ人に塹壕の突破方法と構築方法を教えている様子を公開した。
韓国メディア、ポーランドへ155mm砲弾33万発を輸出するのは事実
韓国メディアは「機密文書の流出で発覚したポーランドへの155mm砲弾輸出(33万発)も事実だった」と報じており、米国供給分を含めると韓国は「間接的なウクライナ支援」として100万発近い155mm砲弾を供給するつもりだ。
米機密文書の流出、犯人は米軍事基地で働いていたミリタリーマニアか
米機密文書の流出はロシア人ハッカーの仕業ではなく「米国の軍事基地で働いていたミリタリーマニア」の犯行だった可能性が高まっており、ワシントン・ポスト紙は犯人を知る関係者から「流出していない機密文書のコピー」を確認したと報じている。
訪米中のポーランド首相、JASSM-XRの取得や劣化ウラン弾の国内生産に言及
米国を訪問しているポーランドのモラヴィエツキ首相は12日「最大射程が1,900kmに達するJASSM-XRを最初に取得する国になりたい」「M1エイブラムスの整備拠点や劣化ウラン弾を生産するための技術移転を米国側と協議している」と明かした。
韓国は戦争を傍観する存在ではない、155mm砲弾50万発の米国輸出に応じる
米国の要請に応じて韓国政府は「155mm砲弾50万発の追加輸出に応じる」と報じられており、韓国政府筋は「韓国が責任ある国際社会の一員として『戦争を傍観するだけの存在ではない』というシグナルを伝える最善の方法だ」と述べている。
ウクライナ軍の反攻時期、シュミハリ首相が春ではなく夏になると発言
ウクライナの反攻作戦は3月~5月=春に開始されると予想されていたのだが、米メディアの取材に応じたウクライナのシュミハリ首相は「夏頃(6月~)になる可能性がある」と述べて注目を集めている。
バフムート市内の戦い、駅周辺やMiG-17モニュメント周辺の状況に変化なし
バフムート市内の前線に大きな変化はなく両軍は駅周辺を巡って交戦中で、ロシア側情報源が主張していた「MiG-17モニュメント周辺の突破」は確認されておらず、市内で戦うウクライナ軍の背後を脅かす試みは成功していない。
ウクライナの反攻作戦、ハルキウやヘルソンほどの成功は見込めない
ワシントン・ポスト紙は11日「流出した機密文書の内容とバイデン政権の発表が大きく食い違うため、戦争終結を求める評論家を勇気づけるだろう」と報じており、ウクライナは反攻作戦の結果次第で戦争継続が困難になるかもしれない。
ルーマニアの最高国防会議がF-35A導入を発表、M1エイブラムス調達も検討中
ルーマニアのヨハニス大統領が主催する最高国防会議は11日「空軍の近代化プロセスは最新のF-35A導入によって継続される」と発表、これを受けて現地メディアは「ルーマニアがF-35Aの購入を決定した」と報じている。
J-20に劣るF-22A Block20、今後も維持するなら次世代戦闘機の開発費が吹っ飛ぶ
米空軍と議会はF-22A Block20の退役問題で対立しており、空軍の開発計画全般を管轄するムーア中将は「Block20をBlock35にアップグレードし、次世代戦闘機の完成まで維持すると70億ドル以上の費用がかかる」と主張した。
韓国、ウクライナ支援として155mm砲弾33万発をポーランドに輸出か
米国政府から流出した機密文書から「韓国が155mm砲弾33万発をポーランドに売却する記述」や「韓国から欧州に砲弾33万発を輸送する計画書」が見つかり、尹政権がウクライナへの軍事支援に乗り出していることが浮き彫りになった。
トルコ、TB3はソノブイ・ディスペンサーポッドや軽魚雷を搭載して対潜戦に対応
Baykar社のセルチュク・バイラクタル最高技術責任者はTB3について「ソノブイ・ディスペンサーポッド、軽魚雷、射程数百kmの新型巡航ミサイルが加わる予定だ」と明かし、対潜戦にも対応したUCAV開発の開発競争が加熱している。
主翼を備えた155mm砲弾が登場、標準的な39口径で150km先を攻撃可能
米ジェネラル・アトミックスがSea Air Space 2023で「Long Range Maneuvering Projectile=LRMP」を披露、この主翼付き砲弾を使用すると「標準的な39口径155mm榴弾砲」から150km先の目標を攻撃できるようになる。
ウクライナ軍司令官、バフムートのロシア軍は焦土戦術に切り替えた
バフムートの最前線を訪問したウクライナ軍のシルスキー陸軍司令官は「ロシア軍はシリアで見せた焦土戦術に切り替え、空爆と砲撃で建物や陣地を破壊している」と明かし、状況は厳しいものの「制御されている」と付け加えた。
米陸軍は120mm砲搭載の重量級UGVを検討中、ユニットコストはM1A2の1/6
米陸軍の重量級UGV=RCV-Heavyに関するコンセプト資料が登場、120mm滑腔砲、650hpの次世代エンジン、ハイブリッド方式の駆動装置、ハードキル方式のAPSを備えたユニットコストはM1A2/SEPv3の1/6を想定している。
バフムート市内の戦いは駅周辺とMiG-17モニュメント周辺が激戦区
バフムート市内を巡る戦いは駅周辺とMiG-17モニュメント周辺がホットスポットで、ウクライナ軍の第92機械化旅団はクロモヴェ方面のロシア軍陣地を攻撃し続けて「00506」への接近を阻み続けている。
ウクライナ軍のA2ADが機能しなくなる?BukとS300の迎撃弾がまもなく枯渇か
流出したウクライナ軍の反攻準備や戦況に関する機密資料には防空システムに関する資料も混ざっており、高度6,000mまでの防空を担うBukとS300の迎撃弾(2月時点での残数は113発と421発)が「5月までに尽きる」と予想している。
ウクライナ軍がザポリージャ原発奪還作戦を実施、激しい反撃で作戦は失敗
英国のTimes紙は7日「ザポリージャ原発の問題を国連や外交ルートで解決出来ないとウクライナは判断、これを自らの手で解決するため昨年10月に奪還作戦を実施した」と報じており、この作戦はロシア軍の反撃を受けて失敗したらしい。
バフムートを巡る戦い、ロシア軍がウクライナ軍を市内中心部から押し出す
ロシア人の従軍記者がバフムート市内の映像を公開、この映像は市内中心部の駅周辺で撮影されたものなので、ロシア側情報源の主張通りウクライナ軍は市内中心部から後退を強いられている格好だ。
英国防省、砲兵を効果的したロシア軍はバフムートで勢いを取り戻した
英国防省は7日「空挺部隊を含むロシア軍はバフムートの戦いで勢いを取り戻し、この地域で再び砲兵を効果的に使用している。前進の停滞を招いたワグナーとロシア国防省の対立が改善された可能性がある」と指摘した。
カナダ海軍は最大12隻の新型潜水艦を調達したい、乗組員はどうするの?
カナダ海軍は政府に「最大12隻の新型潜水艦を調達したい」と働きかけているらしいのだが、政府の内部文書によれば「新型潜水艦の調達には最低でも15年はかかる見込みで、採用する調達戦略によっては25年かかる可能性がある」と指摘している。
ウクライナ軍の反攻作戦に関する機密文書が流出か、準備完了は4月末?
ニューヨーク・タイムズ紙は6日「反攻作戦に向けたウクライナ軍の情報が含まれる機密文書が流出した」と報じており、国防総省も「SNS上に出回る問題の文書を確認している」と、米政府関係者も「削除作業を進めている」と明かした。
インド、第5世代戦闘機の試作機が2026年までにロールアウト可能
インドの国防研究開発機構(DOD)は政府に第5世代戦闘機「AMCA=Advanced Medium Combat Aircraft 」の計画承認を要求、計画が承認されればF414搭載のプロトタイプが2026年までにロールアウトするらしい。
ラトビアが徴兵制度の再導入を決定、予備役を増やして戦時の動員数を確保
ラトビア議会は2024年1月から徴兵制度=国家防衛サービス(VAD)の再導入を決定、無作為抽選で選ばれた18歳以上の男性は11ヶ月間の兵役に就く必要があり、この期間に受け取れる報酬の総額は4,400ユーロ(約63万円)に設定されている。
攻撃ヘリに対する需要は依然と旺盛、フィリピンがT129B/ATAKを追加発注
トルコメディアは6日「フィリピンは納入されたT129B/ATAKを気に入り、契約に含まれるオプションを行使して追加発注(推定6機)を行った」と報じており、海外市場では依然して攻撃ヘリに対する需要は高い。
NATOが韓国の砲弾増産を歓迎、我々はウクライナ支援を継続できる
NATO外相会合を終えたストルテンベルグ事務総長は5日「韓国が弾薬生産の増強に取り組んでいることを歓迎する。韓国がNATO加盟国に弾薬を供給してくるだけで我々はウクライナ支援を継続することができる」と明かした。
米海軍、カメラやビデオの普及がロシアや中国のプロパガンダを無効化する
ロシアや中国は意図的な情報操作で状況を有利にするプロパガンダを多様してきたが、米海軍情報局のスチュードマン少将は5日「両国はカメラやビデオの普及で紛争地帯のコントロールが難しくなっている」と指摘した。
NATO加盟を果たしたフィンランド、イスラエルからデービッド・スリングを調達
NATOに正式加盟したフィンランドは5日「次期防空システムとしてイスラエル製のデービッド・スリングの調達を承認した」と発表、急増する欧州の防衛装備需要の中で米国、イスラエル、韓国は受注を伸ばし続けている。
ウクライナ、自走式迫撃砲「M120Rak」の調達でポーランドと合意
ワルシャワを訪問したゼレンスキー大統領は5日、ポーランドから装甲兵員輸送車「ロソマク」、自走式迫撃砲「M120Rak」、携帯式防空ミサイル「ピオルン」を調達するための文書に署名、さらに125mm戦車砲弾の共同生産についても合意した。
ゼレンスキー大統領、状況が悪化すればバフムートからの撤退もあり得る
ポーランドを訪問したゼレンスキー大統領は5日「バフムートに留まる兵士が包囲されそうになれば司令官が適切な判断を下す」と述べて「状況次第で撤退もあり得る」と示唆したが、今のところバフムート包囲の試みが成功する兆候はない。
サウジアラビア、韓国から多連装ロケットシステム「天武」を導入
サウジアラビアは昨年3月「韓国と7億ドルを超える武器調達契約を締結した」と報じられていたが、サウジアラビア国防省は韓国から導入した多連装ロケットシステム「天武」を公開して注目を集めている。これで天武の運用国は4ヶ国に増えた。
米空軍はF-22Aに約1.1兆円を投じてアップグレード、但しBlock20は処分
米空軍は保有するF-22について「Block20退役が認められないなら次世代戦闘機(NGAD)の開発に影響が出る」と議会に訴えており、今後も維持するBlock30/35については90.6億ドル=約1.1兆円を投じてアップグレードを行う計画だ。
F-35Block4の目玉機能、2024年にアップグレードされたAN/ASQ-239を実装
BAEが「LOT17向けに新型電子戦システムの製造契約を受注した」と発表、これはBlock4向けにアップグレードされたAN/ASQ-239のことで、TR3が予定通り実装されれば戦場におけるF-35の生存性は大幅に高まる。
防衛装備庁が公開したUUV、高出力レーザーシステム、島嶼防衛用新対艦誘導弾
防衛装備庁は取り組んでいる研究開発事業(UUV、高出力レーザーシステム、島嶼防衛用新対艦誘導弾)を紹介する動画を公開、長期運用型無人水中航走体(UUV)と名付けられたプロトタイプの細部や航行シーンを披露している。
米国が総額26億ドルのウクライナ支援を発表、多くの弾薬と燃料補給車を提供
米国は総額26億ドルのウクライナ支援を4日に発表、このパッケージには弾薬と燃料補給車が多く含まれているものの、支援額の約80%が米軍備蓄からの引き出しではなく「ウクライナ安全保障支援イニシアチブ」を活用したものなので提供に時間がかかる。
高機動車輌にL118を統合した105mm自走砲、英陸軍に提案か
英陸軍が2030年まで運用を予定している105mm榴弾砲「L118」の更新について幾つか噂があるのが、高機動車輌にL118を統合した105mm自走砲を米AM Generalと英Supacatが売り込んでいるらしい。
オーストリア空軍、お荷物状態だったタイフーンへのアップグレードを検討
オーストリア空軍は国防予算の増額を受けて「お荷物状態だったタイフーン・トランシェ1のアップグレード」を検討しており、2020年から不在が続いている練習機の導入やF-35Aの導入も視野に入っているらしい。
台湾、海軍向け無人水中機のプロトタイプ「SEAWOLF 400」を公開
台湾企業の雷虎科技が海軍向け無人水中機のプロトタイプ「SEAWOLF400」を公開、このUUVについて「台湾海峡での非対称戦闘任務に使用することを想定している」と明かしているのが興味深い。
オランダ国防省、フリゲート艦と潜水艦向けにトマホークを取得すると発表
オランダ国防省は4日、2022年の国防白書に盛り込まれた長距離攻撃能力を確保するため米国製のHIMARSではなくイスラエル製のPULSを選択、さらにF-35A向けにJASSM-ER、フリゲート艦と潜水艦向けにトマホークを取得すると発表した。
ゼレンスキー大統領は3日「(反攻作戦の)準備が整う時期を話すことは難しいが、我々は確実に強化され占領地解放に向けた準備を行っている」と述べ、そう遠くない時期に反攻作戦を開始することを示唆した。
ペルーが装輪装甲車K808を調達か、成立すれば韓国の南米進出が実現
ペルーの装輪装甲車調達に「現代ロテムのK808が選ばれた」と報じられており、この契約が成立すれば韓国防衛産業にとって初の「南米輸出」が実現するため注目が集まっている。
豪企業がウクライナにRWSを供給、ポーランドに発注したロソマクに統合か
豪Electro Optic Systemsは「ウクライナからリモート・ウェポン・システムに最大8,000万ドルの発注が入った。当社の大型RWSを最大100基供給する契約を締結した」と発表、ポーランドに発注したロソマクへの統合が予想される。
日本は追加でKC-46Aを9機取得、空自の導入数は計15機になる見込み
日本政府は2013年に空中給油機の増勢を決定、米空軍が調達中のKC-46Aを2024年までに計6機取得する予定だが、防衛装備庁は先月31日に公開した「取得プログラムの分析及び評価の概要」の中でKC-46Aをあと9機取得する」と明かした。
豪軍の衛星通信プログラム、三菱電機が参加するTeams AUSSATは受注を逃す
オーストラリア軍の衛星通信を巡る戦いに日本の三菱電機も「Teams AUSSAT」の一員として参加していたが、宇宙分野に対する「豪州最大の投資(推定30億豪ドル)」と言われていた契約はロッキード・マーティンが獲得した。
F-35の設計は根本的に冷却要件を見誤り、エンジン寿命に問題を抱えている
F-35ジョイント・プログラム・オフィス(JPO)は議会の公聴会で「開発の初期段階でF-35の冷却要件はエンジンの設計を超えていた」と明かし、F135の定期メンテナンスサイクルは2,000時間から1,600時間に減少している。
ウクライナ侵攻402日目の戦況、ザポリージャやアウディーイウカで動き
ザポリージャ州オレホボ周辺のウクライナ軍はグレーゾーンやロシア軍が支配していると考えられていた地域を侵食し始めており、アウディーイウカ方面でも攻めているはずのロシア軍支配地域までウクライナ軍が肉薄していることが視覚的に確認された。
防衛装備庁、日英が共同で進めていた新型空対空ミサイルの研究終了を発表
防衛装備庁は先月31日、日英が共同で進めていた「新型空対空ミサイル=Joint New Air to Air Missile(JNAAM)」について「2023年に実施する試射をもってプログラムを終了する」と発表した。
「ブログリーダー」を活用して、航空万能論GF管理人さんをフォローしませんか?
米空軍は有人戦闘機に随伴可能な無人戦闘機のことを「協調戦闘機(Collaborative Combat Aircraft=CCA)と呼んでおり、24日「AndurilとGeneral AtomicをCCA Increment1の詳細設計と量産試作機に進む企業に選定した」と発表した。
ウクライナ人が運営するDEEP STATEは25日「ロシア軍がオチェレティネ集落内で支配地域を広げた」「ロシア軍がソロヴィオーヴェに侵入した」「ロシア軍が線路沿いに前進してクラスノホリフ市内に足場を築いた」と報告し、ロシア軍は東部戦線で前進し続けている。
バイデン大統領は議会が承認したウクライナ支援法案を含む対外援助パッケージに署名、直ぐに国防総省も10億ドル相当のウクライナ支援パッケージを発表し、予想されているロシア軍が夏季攻勢(5月~6月)が始まる前にウクライナ支援が再開された。
英国は防衛計画の見直しでAS90退役と次期自走砲計画を発表、BAEのArcher、NexterのCaesar、KMWのRCH155、HanwhaのK9A2が入札に参加すると予想されていたが、スナク首相は「ドイツとの防衛協力強化」と「RCH155調達」を発表した。
韓国の現代重工業は24日「米フィリー造船所と米海軍・沿岸警備隊向け艦艇建造とMRO事業に関する協定を締結した」「今回の協定で世界最大の米防衛市場攻略に拍車がかかる」と発表、Naval Newsも「現代重工業は米国市場参入に向けて前進した」と報じている。
デル・トロ米海軍長官は「国内の生産効率を高めるため艦艇モジュールの一部を海外で製造することに前向きだ」と明かしたしたが、Breaking Defenseは「このアイデアは確実に国内産業界からの抵抗に合うだろう」と報じている。
米下院は20日に停滞していた対外援助パッケージを可決、米上院も23日に審議と投票を行い79対17で可決し、この法案にバイデン大統領が署名すればウクライナ支援が直ぐに再開される予定で、バイデン政権と国防総省は約10億ドルのパッケージを準備しているらしい。
米海軍はニーズが高いサイバー戦争技術職の再入隊ボーナスを「10万ドル=約1,540万円に引き上げた」と報じられており、一部の暗号技術職も6万ドル、医療職も9万ドル~10万ドルのボーナスを受け取れるらしい。
DEEP STATEは24日「ロシア軍がオチェレティネ集落内で支配地域を広げてノボバフムティフカも占領した」「ロシア軍がT0511に到達してベルディチやセメニフカでも前進した」と報告し、アウディーイウカの北側ではウクライナ軍の防衛ラインが崩壊寸前だ。
ウクライナ軍に3万機以上のドローンを供給してきた軍事援助ボランティア(Come Back Alive)は「米国の小型ドローンは未成熟だ」と明かし、Wall Street Journalは「ウクライナで米国製ドローンが存在感を失っているは当局の規制に原因がある」と報じた。
米空軍はF-35のTR3構成機について「完全な戦闘能力を持たないまま引き渡される」と明かしていたが、ロッキード・マーティンも「訓練用バージョンを先にリリースする」と明かし、Defense Newsは「当面TR3構成機は訓練飛行のみで使用される」と報じている。
ウクライナ人が運営するDEEP STATEは23日「イワニフスキーの南で約1kmほどウクライナ軍がロシア軍を押し戻した」「ロシア軍がオチェレティネ集落内で支配地域を広げた」「ロシア軍がノボバフムティフカ方向に進んで集落の半部を支配している」と報告した。
Navantiaはスペイン海軍向けにAIP機関を搭載したS-80Plus級潜水艦を建造中で、1番艦は2023年11月に就役して「テスト結果も良好だ」と報じられていたが2番艦の建造が遅れており、ロブレス国防相も「2024年末に2番艦を受け取るのは不可能だ」と明かした。
米陸軍は155mm砲弾ニーズに対応するため「政府所有の砲弾生産施設を近代化する」と発表、ラドフォード陸軍弾薬工場を運営するBAEも「第二次大戦当時の設備近代化のためHanwha Defense USAを選択した」と明かし、Hanwhaは米軍プログラムに参入を果たした格好だ。
ウクライナはパトリオットシステムの追加供給を要請、Financial Timesは22日「EUとNATOの加盟国からギリシャとスペインは防空システムを提供するよう圧力を受けている」と報じたものの、ギリシャは「自国の安全保障を損なう行動はとらない」と述べた。
英海軍は新兵の採用数が激減したため「入隊前に泳げることを証明しなくてもいい」と募集要項を変更、現地メディアは「採用難を解決するための絶望的な試みだ」「泳げない新兵を泳げるようにする訓練コストは納税者が追加で負担することになる」と報じている。
英国政府はプレスリリースの中で「ポーランドを訪問するスナク首相がウクライナに対する史上最大規模の軍事支援策を発表する」と表明、英国はウクライナに対する2024年分の軍事支援額を25億ポンドから30億ポンドに増額する。
DEEP STATEもRYBARも「ロシア軍がオケレタイン集落の中心部を占領した」と報告し「集落の行政庁舎にロシア国旗が掲げられた映像」も登場。さらに「ノヴォミハイリフカ集落の西端でロシア国旗を掲げる映像」も登場したため「ウクライナ軍がノヴォミハイリフカと失った」と確認された。
リトアニア陸軍は戦車大隊を創設するためレオパルト2調達を検討していたが、リトアニア国防省は戦車大隊を中隊規模で創設し「浮いた資金でNASAMS(2基)を追加導入したい」と提案、ランズベルギス外相も「戦車は後回しでいいが防空は今直ぐ必要だ」と述べた。
BAYKARは新しい巡航ミサイル「KEMANKEŞ-2」の試射を17日に公開、これはTB2、TB3、Akinci等に搭載可能な巡航ミサイル「KEMANKEŞ」の発展型だと思われるが、展開式の主翼が大型化して固定翼になっている。
トルコは第5世代機の訓練に最適化された超音速練習機「Hürjet」の初飛行に成功、2025年末までに開発作業を終えて「トルコ空軍のT-38更新需要」や「潜在的な海外顧客のニーズ」を満たしていくと報じられている。
ドイツを代表する防衛産業企業のKMWとRheinmetallは「ロシア軍の戦いに投入が決まったレオパルト2」の開発・製造で協力関係にあるものの、両社は法廷で「レオパルト2は誰のものなのか」を争っている真っ最中だ。
ラインメタルとロッキード・マーティンは「戦闘実績のあるドイツ製コンポーネントを最大限活用した『独自のロケット砲システム』を共同開発することで合意した」と発表、両社はドイツ版HIMARSを開発すると報じられている。
インドのBusiness Standardは「陸軍がDRDOとラーセン&トゥブロに軽戦車のプロトタイプ開発を発注した」と報じており、ロシアのスプルートSDと韓国のK21-105は採用に至らなかった。
BAYKAR社はKızılelmaとAkinciによる編隊飛行の様子を公開して大きな関心を集めており、テスト飛行を順調に消化すれば2024年にKızılelmaの連続量産を開始する予定で、2025年には強襲揚陸艦からの初飛行に挑戦するらしい。
NHKは25日「自衛隊機がスーダン国内の空港で日本人ら45人を乗せ、周辺国ジブチに向けて出発した」と報じており、恐らく陸路で首都ハルツームから移動してきた在留邦人をポート・スーダン国際空港でピックアップした可能性が高い。
豪州のアルバニージー首相は国防戦略の見直し結果を24日に公開、長距離攻撃兵器の普及でオーストラリアの地理的優位性が根本的に低下=直接的な侵略を伴わない強制力がリスクに浮上、これに対応するため大胆な戦力構造の再編を行う。
ワシントン・ポスト紙は24日「ウクライナ国防省情報総局が極秘に進めている国外作戦を米国は監視しており、2月24日に予定されていたモスクワ攻撃を中止させた」と報じており、キリロ・ブダノフ少将の大胆さに神経を尖らせているらしい。
NHKは24日「スーダンから在留邦人を国外退避させるため派遣されているC-2がジブチを離陸した」と報じており、首都ハルツームから陸路で別都市に移動中の在留邦人をピックアップしに向かった可能性が高い。
ロシア軍は再びバフムート包囲に向けてクロモヴェ方面の攻勢を強めており、市内でも街を南北に貫く線路の東側がロシア軍の支配下になったことが確認され、じわじわとウクライナ軍を街の西端に追い詰めつつある。
スーダンの首都から約30km離れたワディ・セイドナ空軍基地にフランス、ドイツ、スペインのA400Mが到着、スーダン軍と準軍事組織の武力衝突に巻き込まれた市民の国外退避が始まっており、特殊部隊の投入が使用する空港を分けているのかもしれない。
英軍の精鋭部隊は米軍と共に22日深夜に首都ハルツームに到着、ここから単独で英国大使館に向かい約30人の救出者と合流、市内を突っ切りC-130とA400Mが待つワディ・セイドナ空軍基地に移動してスーダンからの脱出に成功したらしい。
NHKは「スーダンの首都ハルツームから別の都市に在留邦人を陸路で移動させ、そこから自衛隊機で国外に退避させる計画が検討されている」と報じているが、ポート・スーダンに向けて自国民の脱出を試みたフランスの車列は攻撃を受けて負傷者が出た。
スーダン暫定政権の「ブルハン議長率いる正規軍」と「ダガロ副議長率いる準軍事組織(RSF)」の戦いが続く中、クウェートやサウジアラビアに続き米国も「約100人の政府関係者をハルツームから救出した」と発表した。
ドニエプル川を挟んでウクライナ軍とロシア軍が睨み合うヘルソン戦線は前線の動きが少ない地域だが、左岸のオレシキー郊外に到達したウクライナ軍をロシア軍が砲撃している映像が登場した。
スーダンの正規軍と準軍事組織の停戦は守られることなく戦いは8日目に突入、しかしクウェートは自国民の海外退避に成功、これを受けてサウジアラビアやヨルダンも自国民の海外退避を開始した。
ウクライナ陸軍第49砲兵旅団のFacebookにTRLG-230を装填したRoketsan製の「MBRL」が登場、トルコがウクライナに「多連装ロケットシステムを供給していた」という話は本当だったことが証明され注目を集めている。
米国のオースティン国防長官は「ウクライナ人が訓練に使用するM1エイブラムが数週間以内にドイツに到着する」と明かし、AP通信は当局者の話を引用して「5月末までに31輌のM1エイブラムがドイツに到着する」と報じている。
オーストラリア政府は国防戦略の見直しを受けて次期歩兵戦闘車の調達数を大幅削減、自走砲の追加調達も中止する見込みで、代わりに上陸用舟艇、HIMARS、地対艦ミサイルの取得スケジュールを加速させ取得量も増やす予定だ。
ウクライナメディアは21日「日本からやって来た75歳のおじいちゃんがハルキウでカフェを開き、市民に温かい食事を無償提供している」と報じており、カフェを立ち上げた土子文則さんは「人々に笑顔になってもらいたい」と話している。