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kame710のブログ https://kame710.hatenablog.com/

55歳の時 胃がんと仕事中に頭部外傷、の人生の大きな転機があり、後遺症とつきあいながら まるで「カメ」のような歩みでここに至っています 出来ることは少ないけれど 日々の想いを書き連ねています

カメキチ
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2019/02/15

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  • 2021.4.30 「常識」とか「思いこみ」を疑ってみる

    『新しい論語』(小倉紀蔵・著)という新書本を読み、記事の題名にあげたことを 強く感じた。 (グーグル画像より) 本は著者が「新しい論語」を著したということではなく、孔子と論語の読み方を 新しい観点からの解釈を述べられたもので、それがとても大胆で刺激的だった。 これまで自分が抱いていた「孔子」「論語」像をぶち壊し、変えるものだった。 ーーーーーーーーーー 『論語』といえば私には、中学生のときの国語教科書に載っていた言葉、 「巧言令色鮮し仁」である。 (他はすべてサッパリ忘れているのに、この言葉と杜甫の「国破れて山河在り」だけウソみたいに しっかり覚えており忘れることがなかった。14か15だった私…

  • 2021.4.27 救い(後)‐ 救いとしての死

    死を思うとき、いちばん残念なのはだいじな人と永遠に別れなければならないこと だが、死は逃れようのないことだとあきらめ覚悟したとき、 ①できれば(たとえ死は瞬時のことでも)痛くないように ②(死後の世界は信じていないが)もしあれば、「地獄」に堕ちず、 「ヘブン」「極楽浄土」に行かれますように ③遺された者はみんな幸せでありますように と願う。 (③以後も考えれば思いつきますが、この辺で) ①②③は希望なのだけれど、叶えられると想うと生きることの救いになる。 で、実現すると信じよう! ---------- 「死ぬのはイヤ」だが、だからといって永遠に生き続けたいとは 多くの人は望まないと思う。 (「…

  • 2021.4.23 救い(前)‐ なぜ、人を殺しては…?

    「救いがある」とか「…ない」と言う。 (いまは「災害救助」の話は含めません) テレビドラマなどで、ある話が不幸な結末で終わっても、 結末に一条の光が感じられるとき、希望を少しでも感じるとき、 「救いがある」と思う。 たまに絶望的な結末があり、「救いがない」と感じる。 ----- 『救いとは何か』 山折哲雄 森岡正博 は、とても深く考えさせる本だった (グーグル画像より)年寄りの宗教学者の山折さんと、気鋭の哲学者の森岡さんの対談本。 魂や祈りといった人間の心、内面を強くだいじにされる山折さん。 そういうもののたいせつさはわかるものの、ご自身は信仰を持てないと あくまで論理にこだわり、救いは宗教、…

  • 2021.4.16 いのちはひとつ

    「いちばん大切なものがわからなくなると、…」と前の記事に書いた。 大切なものは誰にだっていろいろ、いっぱいある。 あふれんばかりだ。 その「いろいろ、いっぱい」を根元で支えているものは「いのち」。 すべては「いのちあってのこそ」。 「いのち」を尊ぶことをいちばん大切にしなければならない。 「いのち」は特別に大切なのだ。 そんなことを思っていたら(いまは故人の)加川良さんの大好きな歌を 思い出した。 (「加川良」という題名で、3年前の8月14日の記事に書きました。 そのときの文章の引用になりますが、よく思うので繰り返して書きます) ーーーーー 彼の歌は、反戦歌、社会へのプロテストソングに思われる…

  • 2021.4.13 「いちばん大切なものがわからくなると、人間は不安定になる」

    『小熊英二時評集 私たちはどこへ行こうとしているのか』 という本のなかでのひと言が強く胸に響いた。 (グーグル画像より) 「いちばん大切なものがわからなくなると、 人間は不安定になる」 本は2016年の出版で、とくに東北大震災以後の日本社会の時々のさまざまな問題 への著者の思い、考えが述べられたもの。 その中にあった上のひと言に、強いインパクトを受けた。 ---------- 社会のなかで生きている、生活している人間。 生きていれば、いろいろとある。 時代・場所はさまざまでも、その中身は人によって違うけれど、どうすべきか悩み 迷うこと自体は普遍的な事実。 そして、「いちばん大切なものがわからな…

  • 2021.4.9 サル、ゴリラたちと人間

    『〈こころ〉はどこから来て、どこへ行くのか』という本を読んだ。 (グーグル画像より) 大学の先生5人が、「こころ(心)」についてそれぞれの専門、立場から講義 されたもの。 心がテーマなので宗教(哲学)、心理、神経・脳など内面の話が多かったが、 外面というか、人間によく似た動物との比較から心を探るゴリラ研究で有名な 山極寿一さんの話がとてもおもしろかった。 山極さんの話は「こころの起源‐共感から倫理へ」 (みんな書きたいのですが、長くなるので興味深く感じた二つのことだけ) (注:以下の【引用】はすべて青字。 なお黒字の・()〈〉及び赤字、下線は私がしたもの) ーーーーーーーーーー ① サルは優劣…

  • 2021.4.6 あずかりやさん

    『あずかりやさん』 大山淳子 という小説を読んだ。 (グーグル画像より) 小説はすばらしいとは思っても、自分の感性にとっての当たりハズレがあるので よほど「読みたい」という気が起きないと読まない。 これはツレが珍しくすすめてくれたので読んだ。 読んでよかった。 おもしろかった。 ----------- 「あずかりや」というのは、何でも(物だけでなく人間も)預かる店だ。 (「預かる」ということに特化した便利屋さんという感じ) 1日100円、何日・何カ月・何年でも可。ただし前払い。 約束の期限内に取りにこなければ処分する。 (「処分」といっても人を殺したり、その遺体を捨てたりするわけではありません…

  • 2021.4.2 監視カメラ

    こんなに監視カメラが設置されるようになったのいつごろからだろう? 街では「監視カメラ設置」に普通に出あうようになった。 「普通」は人を慣れに導く。 (「慣れ」は生きやすくなることで仕方のないことかもしれないが) 監視カメラは気分のいいものではない。 監視されて困ることはしていなくても、「監視されている」という感覚は不快だ ときどきカメラに向かい「アッカンベー!」したくなる(が、実際はしていません) 「知らん人にお菓子をあげると言われてもついて行ったら✖!」 子どもに酷なことを言わなければならなくなったのは、大阪教育大付属池田小学校の悲惨な事件が 起きた20年前ごろからだろうか。 このごろから勤…

  • 2021.4.1 一期一会 ②

    写すときは杖を突いたままというわけにはいかず、杖の紐を手首にかける。 すると身体がフラフラしているのでよくブレる。 ブレると狙いどおりにはいっていない。 長く写真をやっているけれど、「フレーミング」という編集作業は面倒くさいと 思い、パソコンではラクラクできることは知っていたけれどやったことなかった。 今回はじめてやった。 よくなったのかどうかわからないけれど、やってよかった。 (不要な部分を消す。まるで自分のブログ文章の見なおし、推敲をしているみたいでした) ちりとてちん

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