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kame710のブログ https://kame710.hatenablog.com/

55歳の時 胃がんと仕事中に頭部外傷、の人生の大きな転機があり、後遺症とつきあいながら まるで「カメ」のような歩みでここに至っています 出来ることは少ないけれど 日々の想いを書き連ねています

カメキチ
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2019/02/15

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  • 2021.6.1 働くことの復権

    最後③のきょうは、本来的な「働く」。すなわち、「生きる」。 ーーーーーーーーーー ③ 働くことの復権 【引用】 「〈働くことの復権〉 (秋山憲治の言葉)「いろいろな場面で、私たちは身体を動かして社会的に意味のある活動をしている その活動は、場合によっては支払われる労働になり、場合によっては支払われないものになります。 家事労働のようなシャドーワークが実は社会的にはたくさんの意味を持っている」 主体的な選択を可能にするためには、さまざまな社会的な仕組みを工夫し実現していくことが必要です それは経済学で説明できるというよりは、人びとが自分たちの住む世界を選択する問題ですから、 政治の問題です。… …

  • 2121.5.25 働く主人公は私

    2回目は、「働く」ことそのもの。 ーーーーーーーーーー ② 働く主人公は、私 - 主体的に働く 江戸時代の「労働集約的な農家経営と手工業生産」ということで、 次のような記述があり、考えさせられた。 【引用】 「労働の主人 近代に至るまでの農民たちの働き方は、多様な課題を一人でマネージメントする… 労働の多様性 (労働の)内容の多様性です。ひとりでいろいろなtaskをこなす… 社会的な分業の未熟さ 江戸時代の農民たちはさまざまな課題を抱え、それに即して多様な仕事をこなしていました。… 経済発展が未熟であるために、誰もがそれぞれの仕事に必要な最低限の技能をそれぞれもって いなければ生活がたちゆかな…

  • 2021.5.21 生きるために、それほど働かなくてはならないのか?

    『仕事と日本人』 武田晴人 という本を読んだ。 新書版なのだが、中身がたいへん濃かった。 (グーグル画像より) 「あとがき」に書かれていた著者の姿勢が、本全体を貫いていた。 【引用】 「競争という手段、企業の営利性、金銭的な報酬で計られる労働の価値などは、 現代社会において普遍的な真理であるかのように語られている。 しかし、それは競争という手段への過信に過ぎず、営利性の追求が企業の社会的な機能をゆがめ、 金銭的な報酬の多寡への注目は、それとは異なる労働の意味を問いかけることを妨げている病根 のように見える」 (注:青赤とも太字はこちらでしました) 心に強く響いたことだけ3回に分けて書きます。 …

  • 2021.5.18 怒ること

    怒らないですむなら怒らないでいたい。 毎日を穏やかに暮らしたい。 個人的な身のまわりのことなら(努力すれば)平静でいられるけれど、 世の中、社会に目を向ければダメである。 (某議員や官僚の不祥事などを聞くにつけわざわざ抑揚をつけ、「バーカ!」と呟きたくなる。 やむにやまれずときどき実行し、そんな私も彼らと同類に見えるから「やめて!」と言われる) 社会まではムリでも、個人的なことだけでも怒らないですむ手軽な方法を 期待し、「HOW TO」だけわかればいいと思い、この本を読んだ。 『怒らないこと』 アルボムッレ・スマナサーラ・著 (著者は、スリランカの上座《昔は「南伝」とか「小乗」と呼ばれた》仏教…

  • 2021.5.14 デジタルポピュリズム(後)

    ③ 「フィルターバブル」 ネットそのものは「何でもござれ」と開放的だ。 好きなものは自分で選び、アクセスすればいい。 嫌いなもの,、どうでもいいものは無視するだけ。 「リアル/バーチャル」という区分けからいうと、リアル世界はイヤでも こなさなければならないことがあったり、イヤでも会わなければならない人が いるけれど、バーチャルのネット世界は好き、必要とだけとつき合えばいい。 その姿は外から見れば、あるバブル(=泡ですが、いまはネット)に閉じこめられて いるみたい。 【引用】「ネットは、人々をつなげて相互理解を深める一方で、決まった輪の中で、お互いの殻、 いわば「フィルターバブル」の中に閉じこも…

  • 2021.5.11 デジタルポピュリズム(前)

    『デジタル・ポピュリズム 操作される世論と民主主義』福田直子・著 という本を読み、とても強く感じるところがあった。 新書本でとても読みやすい。 この本を読んだ数日後、たまたま録っていたNHKのETV特集 「SNS揺れる民主主義」という番組をみることになった。 本に書いてあったようなことを映像でも感じることになった。 本は3年前の発行なので、テレビの出だしで世界に衝撃を与えたという アメリカ国会議事堂への熱狂的なトランプ支持者の「襲撃」騒動は まだ起きていなかったが、福田直子さんも「デジタルポピュリズム」 SNSが、3年後にこんな暴挙を引き起こすとは想像されなかっただろう。 (いや、されただろう…

  • 2021.5.7 『永遠のお出かけ』

    前にも記事に書いた益田ミリさんのエッセイをまた読んだ。 『永遠のお出かけ』という。 (「グーグル画像」より) 「永遠のお出かけ」というのは死で、お父さんが亡くなられたのだろう と想ったらそうだった。 今回はお父さん(お母さんも)との思い出を中心に21の話が書かれてある 益田ミリさんは40代の漫画家でエッセイスト。 だいたいがエピソード話で、普通の庶民なら誰もが感じるとても身近な 生活くさい、でも心にツンとくる話が多い。 とくに今度のはお父さんとの思い出の話がよくあったので、 郷愁を引きおこす昔話が大すき老人にはよかった。 ガンで余命宣告を受け、亡くなられるまでのお父さん。 いて「あたり前」だっ…

  • 2021.5.4 「おろかもの」の正義論

    題名にひかれ、『「おろかもの」の正義論』 小林和之・著という 新書本を読んだ。 (「おろかもの」がどんな「正義」を言うのか興味を感じ、おもしろそうな気がした) (グーグル画像より) 実は「おろかもの」というのは比喩的な言いかたで、ほとんどの人を あらわしていた。 現代の社会で、身近な、しかしたいせつな倫理的な問題に遭遇し、 そのとき自分ならどういう態度をとるか? 考えさせることがいろいろ述べられてあり、読んでホント、よかった。 (印象的だった二つのことだけ書きます) ーーーーーーーーーー ① 魔神の誘惑‐生け贄と見返り 【引用】 「〈魔神の誘惑‐生け贄と見返り〉 われわれは、自動車の便利さと引…

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