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2019/01/05

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  • 和田岬線に乗る(乗れない)

    最近、いままで乗っていなかった区間や記憶があいまいな場所を行くようにしています。 今回は未乗区間・和田岬線です。結論から言うと、日曜に行ったので列車がありませんでした、、、。 土曜は少しは列車本数があるようでしたので、日曜もあるだろうと特に調べずに兵庫駅に降り立ちました。三ノ宮駅、神戸駅、兵庫駅、関東の人間からはどの駅がエラいのかさっぱり分かりません。 兵庫駅も歴史を感じる重厚な作りでした。 土曜と日曜で全然ダイヤが違います。 和田岬線ホームは昼間は閉鎖されています。 外に出ます。和田岬線ホームは一段低いところにあります。子供の頃に読んだ鉄道ファンには、旧客の片側だけに扉を増設されたものをDE…

  • 日光線とSL大樹

    18きっぷは使い切らねばなりません。 しかし以前のように、始発に乗ってできるだけ遠くを目指すようなことをする気合いは失われてきました。大垣夜行、上諏訪夜行、快速ムーンライト、、、以前は岐阜や長野、新潟をスタート地点として、まだ見ぬ土地を攻める楽しさがありました。 2泊で18きっぷが一冊買えてしまえるような高価な宿泊は出来ませんでしたし、漫喫も無い時代、かと言って野宿は辛すぎるため、だいたい夜行日帰りで帰ってくるプランでした。これで行ける範囲は概ね乗りましたが、飯田線、飯山線、米坂線は乗り残してしまい、今ではそれなりに新幹線にお金をかけないと乗りつぶせない路線となってしまいました。これ以上外側の…

  • 鹿島線に乗る

    前回の鹿島臨海鉄道に乗った続きです。鹿島神宮駅は高架の1面2線の駅です。国策である鹿島臨海工業地帯の発展のために高規格で作られた点は、鹿島臨海鉄道と同様で、とにかく設備がガッチリしています。 40年以上前にここに183系特急あやめが停まっている写真を持っているのですが、駅前のガラガラ感は当時とほとんど変わっていないように思います。 今は東京駅などへの高速バスが多く運行され、鉄道の競争力はかなり厳しい状態のようです。 河口に近いあたりの利根川を、とんでもなくすごい橋で渡ります。 他にも水郷地域を大きな橋で何度も渡ります。そういえば183系には絵入りの「すいごう」のマークもありました。 新鋭のE1…

  • 鹿島臨海鉄道に乗る

    近い割には今まで未攻略だった鹿島臨海鉄道に乗ります。水戸駅では、いつも赤と黒のユニークな形態の気動車が気になっていました。この車は、1980年代末期のカトーのカタログで見た覚えがあります。 記憶が確かなら、巻末の「オリジナル車両、作ります」のコーナーにその姿があったように思うのです。いわゆる企業特注の、コンテナにロゴを入れたものなど、既存のものへのワンポイント印刷などの商品例が並ぶ中に、明らかに新規金型で、未販売の新アイテムとして鹿島臨海鉄道6000形の模型が写っていました(たしか)。これは子供的には衝撃的で、「カタログに載ってない商品が存在する」というのは、世界の深さに触れる体験なのでした。…

  • パレオエクスプレスに乗る

    東京から一番近いSLでありながら、ちゃんと見たのは数十年ぶりです。秩父鉄道自体も久しぶりに乗りましたが、国鉄101系タイプも165系タイプもいなくなっていました。武川駅から分岐する貨物線は、熊谷貨物ターミナルの接続のところが廃止になってしまいましたが、依然としてセメント輸送は活況でした。 ヲキ、ヲキフが実にいい味を出しています。(写真は撮り忘れました)また、ふかや花園のショッピングモール隣接駅もできていました。寄居を過ぎれば、急に山深くなってきます。 (このあたりの写真、模型の背景に使えれば、どうぞ) 今回、長瀞駅からパレオに乗ったのですが、長瀞が観光地として大変成功しているように見えました。…

  • いまさらながらショーティーにハマる

    ブログのタイトルをちょっと変えました。 ますこっとれいんや、3Dプリンタで素晴らしい作品を作られる方も登場し、Bトレだけでないショーティー模型が増えている昨今に合わせました。古くは16.5ミリゲージのEB10などの自由型、プラレールなど、電車を短くした模型は数多くありますが、リアル志向のショーティー模型の楽しさは、以下の記事に書いた通りです↓ https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2023/12/31/173828 (この記事、結構良いことが書いてあります、、、)ざっくり言うと、 ・短い分、模型ならではの急カーブの違和感が緩和されリアルに見える。 …

  • 最近のスマホ鉄まとめ

    相変わらずスマホでいろいろ撮っています。 やはり走行写真を撮るには望遠が欲しくなります。 カシオペア紀行の返却回送を牽くEF81-81です。この機関車は現存する中でも一番好きなローズピンクですが、なかなか登板のタイミングが合いませんでした。やはりダントツでカッコいいです。 (スマホ動画よりキャプチャ。トリミングや色補正なんでもありの写真が続きます) 別の日に撮った返却回送は、ヒサシ付きの赤い機関車です。 上野駅13番線に入線です。このホーム、最近カッコよく改装されました。 この日は田端でEF81の撮影会をやっていたようで、レインボー機、流れ星機、お召しが並んでいる横をヒサシ付きが通過するという…

  • 【Bトレ車両】阪急電車

    唐突に阪急のBトレを買ってみました。関西の私鉄は縁遠く、各鉄道会社の路線図もうろ覚えな程度なのですが、阪急の特別感だけは伝わってきます。明らかにピカピカ、上質な内装、統一されたマルーンの電車など、強いブランディングが、関東の人間から見ても明らかです。今回、全く形式も分からないながら、気になったBトレを買ってみました。まずはこれです。 調べると、9000系か9300系というもののようです。屋根が白く、クーラーキセ?が連続しているのが特徴です。9000と9300の違いは、京都線系統と神戸・宝塚線系統での出自の違いから車両限界などが違うための兄弟形式ということのようです。 (これ以降、ノー知識での適…

  • レイアウトの時代考証

    仰々しいテーマですが、普段ジオラマ作りで考えていることを記します。 そもそも時代うんぬんの前に、列車たちが半分の長さなのですが、その分風景の密度も上がり、列車と舞台の齟齬を減らしたいとは思っています。結論から言うと、当鉄道では90年代から現代、たまに70年代くらいの車両をできるだけ違和感なく走らせたいので「2000年代以降しか存在しなさそうなものは、出来るだけ使わない」を意識しています。ただ、実際には難しいです。様々な要素について考えてみます。●駅ホーム 駅名標や看板、サイン類は、ジオラマをリアルにする格好の小道具なのですが、近年見覚えのある効果的なものほど、90年代にはなかったものが多いです…

  • 大井川鐵道の入り口

    ずっと行ってみたかった新金谷駅に行きました。大井川鐵道はとても興味深い鉄道でしたが、なかなか行くことが出来ません。 東海道本線の在来線を金谷までいくのもなかなかのハードルですが、SLなどの起点が隣の新金谷にあることで、今までチラ見することも出来ずにいました。今回、念願の金谷下車が実現しました。大井川鐵道の駅舎に入ると、予想以上に本数が少ない模様。地図では金谷と新金谷はそれほど遠くなさそうでしたので歩いてみました。 、、、が、なかなかの遠さでした。徒歩20分くらいでしょうか。 そして見えてきたのが、立派な新金谷の駅です。転車台や車両基地があり、活気がありました。構内は一面2線のホームと奥の側線、…

  • 三陸鉄道に乗る

    三陸鉄道に乗るチャンスに恵まれました。 ずっと憧れていたものの、入り口の駅まで到達するのがなかなか大変です。入り口の駅は、盛、釜石、宮古、久慈となります。 盛岡から宮古を通り釜石に至る山田線は、宮古〜釜石間が三陸鉄道に移管され、北リアス線、南リアス線がつながり、長大な「三陸鉄道リアス線」となりました。今回は宮古から入りました。盛岡〜宮古間のJR山田線はかなり本数が少なくハードルは高いです。途中分岐の岩泉線も乗れずじまいのまま廃止となってしまいました。。。。盛岡から宮古までは、国道の名前を冠した特急バスが1時間ヘッドで運行されており、かなり便利です。都市間輸送については、山田線がこれに勝つのは難…

  • ダイソーの新アクリル絵の具

    当鉄道のレイアウト工作でたびたびお世話になっている、ダイソーのアクリル絵の具ですが、どうも新しい種類のものが発売されたようです。基本的にはいつもこの4色+黄色くらいしか使っていません。地面は緑と茶色を原色で適当に混ぜてぶちまけるだけです。ダイソーのアクリル絵の具はすぐに乾き、艶消しの強固な質感になってくれます。人工物系は、白と黒で同様に塗りたくります。一通り塗って、カラカラになった筆を崖に擦り付けると岩っぽい表現になります。これはドライブラシという手法に近いようです。さて、冒頭の品番の話ですが、写真の白・黒が新しいものです。使ってみた感想は以下です。・ゆるい、以前のものより水っぽい ・ゆるいた…

  • 【Bトレ車両】小田急ロマンスカーEXE

    当鉄道的にかなり希少な私鉄車両のご紹介です。●小田急ロマンスカーEXE 30000形 ●発売:セット売り(2009年) ●最近の入手難易度★★☆☆☆一時期は小田急のフラッグシップとして活躍した形式です。新宿〜箱根輸送だけでなく、途中駅からの通勤使用も企図したスマートな列車でしたが、箱根旅行へのワクワク感が削がれてしまったようで、結果的に展望席を持つHi-SEがイメージリーダーに返り咲いたようです。そしてその流れはVSEの登場へとつながるようです。VSEも引退となってしまいました。後継は、ロマンスカーのDNAを受け継ぐ決定版とも言えるGSEがあるので不足はありませんが、多彩なロマンスカーが走るの…

  • 【Bトレ改造】クハ481-200上沼垂色

    改造というか塗り替えの記事です。Bトレの485系上沼垂色は人気があります。これは485系としては最末期まで走り続けたことや、青森から大阪まで広い区間を長期間に渡って走り続けたことなどがあると思います。自分としても、数ある485系の塗り替えの中で一番好きです。日本海の海の色、雪の色のイメージにぴったりな爽やかな塗色だと思います。Bトレでは、初期のエクスプレスシリーズ以外だと、ベストリピート7(ボンネット)、キオスクスペシャル3(電気釜)で、この上沼垂色485系がラインナップされました。当時の485系色替えのラインナップは、全国発売のベストリピートと、東日本限定のキオスクスペシャルでの発売に分かれ…

  • 【Bトレ改造】キハ58新潟カーペット車(緑)

    前回はこちらです↓ https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2023/08/04/215701正規のBトレ製品としてラインナップされた新潟カーペット気動車の新塗装ですが、たまたま一両入手することができ、前回の記事にしました。白系のオシャレな塗装への変更は95年だそうです。自分が90年代初頭に追いかけたカーペット車はもちろん緑の濃淡バージョンでした。 自分が記録できたカーペット車は数枚だけです。まずは高崎あたりの中線で休む姿。 そして磐越西線あたりで撮ったもの。この看板がひどいですね。この列車は、95年に白くてオシャレな塗装になり、NODOKAの登場で…

  • 飯田線を少しだけ乗る

    難攻不落の飯田線。 いつまで経っても乗り通せる気はしません。少しでも齧ってみようということで、豊川まで行ってみました。 豊橋駅の飯田線ホームは名鉄と共用しています。 豊橋寄りの2駅分は飯田線・名鉄本線の線路共用区間で、この2駅はJR東海のものなので、名鉄はすべて通過します。飯田線の列車も半分くらい通過します。 関東の人間には珍しい、213系電車です。同じ形のように見えて2ドアというのが興味深いです。 豊川方を望む。 213系で出発です。 共用区間が終わり名鉄本線と分かれても複線が続きます。 豊川の直前で名鉄豊川線が寄り添ってきます。 豊川駅です。奥に見えるのは名鉄の豊川稲荷駅です。豊川稲荷は歩…

  • 池袋鉄道模型芸術祭2024 その2

    前回はこちらです↓ https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2024/03/22/125438前回は他の出展者の方の作品写真を載せました。 今回は自分の展示についてです。大きな展示会は初めての出展となりました。 Bトレを軽い気持ちで初めて、プラレールのように3両編成の縛りで楽しんでいた自分が、ここまで続くとは思っていませんでした。主催者・運営の方、そしてこのブログをお読みくださっているみなさまに感謝いたします。今回、初出展ならではの些細な悩みなども記載しますので、どなたかのご参考になれば幸いです。ただ、運営方法は変化していくものだとは思いますが、、、…

  • 池袋鉄道模型芸術祭2024その1

    今回、初出展させていただきました。自分のところに必死で、なかなか皆様の展示を見られなかったのですが、少し見られたところの写真を載せさせていただきます。 まずはすぎ様のレイアウトです。昨年の記事でも「一番好き」と記しておりました。その時は言語化できなかった緻密な地形設計を教えていただき、今年はより深く味わうことができました。 この小さなモーターカー、良いです。 坑道を走るレイアウト。 かわてつソリューション様のモジュールは、本線系の路盤から一段低いところに街があり、良い雰囲気です。 集合モジュールレイアウトです。これらはかなり様々なモチーフやバリエーションが楽しめました。やはりガンダムは人気です…

  • 青森駅

    上野駅を模型で作った後は、反対側の端、青森駅を見に行きます。 東北本線の起点は東京駅と理解しつつも、やはり自分の中での起点は、地平ホームの行き止まりのあの場所なのです。 自分にとって大人になる、とは遠くに一人で行けるようになる、ということでした。果てしなく長い東北本線ですが、たどり着いて大きな達成感があった駅が2つあります。黒磯と青森です。黒磯は交流区間という、全く異質な列車群が走っている場所の入り口。進行方向遠くの先に赤い機関車が見えた時は興奮しました。青森は終着駅。急行八甲田だったか、盛岡からの583系はつかりだったかを降り、進行方向遠くの先に海が広がっていました。 今もだいたい同じような…

  • みかん本線を仕上げる

    前回はこちらです↓ https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2024/01/27/120640Bトレ専用ミニレイアウト「みかん本線」が一通り完成し、しばらく遊んだり放置したりしておりました。 3/17(日)に池袋鉄道模型芸術祭で展示させていただきますので、出来るだけ雑なところを直したいです。(その前に最大のハードルは運搬です)「みかん」は最初イメージした湯河原あたりの蜜柑でもあり、一部風景差し替え式にして飽きたら作り替えられる「未完」でもあります。一部のディテールだけでなく、レイアウトを一通り完成させるのは尊いこと、とよく語られますが、やはり広く薄く…

  • 北陸本線のBトレ

    北陸本線がついに敦賀までとなりました。すでに金沢から先の「北越」や「かがやき」が走ったあたりは分断されてしまっていたわけですが、やはり特急街道のメイン区間である福井・石川ルートから在来線特急が消えるというのは、日本の鉄道の歴史の中でも大きな出来事なのだと思います。521系が入った後の北陸の様子はよく分からないですが、東北、九州に比べても、北陸は国鉄在来線全盛期の雰囲気をよく残す列車群だったと思います。 というわけで、写真と模型で北陸本線のイメージを綴ります。 シュプール 上沼垂車と金沢車は少しナワバリが異なる印象はありました。 北陸のJTと言えばカヌ座でした。 スーパー特急。 憧れの新疋田。 …

  • 上野駅モジュール改良19

    前回はこちらです↓ https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2024/03/03/2303052024年3月16-17日に開催の池袋鉄道模型芸術祭に「17日」だけ出させていただく予定です。 新作の複線レイアウトと、上野駅ショーティーモジュールを展示させていただきます。複線レイアウトには、ゲストの方の車両も運行される予定です。さて、前回より1年ぶりに上野駅モジュールに手を加えて少しでも見た目を良くしていきます。 まず、13番線のトイレ脇のロッカーが貧相な表現だったので別体化しました。 少し良くなりました。 次に高架ホームに少し手を加えます。 まずはホー…

  • 久々のBトレEF57入線

    前回はこちらです↓ https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2023/09/02/125230前回の記事で機関更新したのでよく走るようになったEF57を新レイアウトに入線させました。さすがにこの時代まで遡ってしまうと、実際の活躍シーンがイメージできません。茶色の機関車の日常は、武蔵野線の浦和トンネルから出てくるEF15をギリギリ見たくらいですが、それも怪しい記憶です。EF57は東海道で日本の交通を支えるスターだったと聞きますが、晩年は宇都宮にて東北・上越の仕業に就き、14系客車なども牽いたと読みました。どちらかと言うと、この写真の峠越えの姿よりも複線…

  • 上野駅モジュール改良18

    前回はこちらです↓ https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2023/04/20/232120ショーティー用の上野駅モジュールを展示させていただけることになりました。池袋鉄道模型芸術祭の2日目「のみ」、2024/3/17となります。 他には、ショーティー用新作レイアウト「みかん本線」を展示してゲストの方の車両に入線いただく予定です。 というわけで一年ぶりに上野駅モジュールを整備します。 青空をバックに撮ってみました。紙工作の粗さが目立ちますが、我ながら上野駅への愛は伝わってくるものがあります。 この18番線沿いにある建物ですが、普段写真に写らない側が…

  • 天王寺駅と大阪の電車

    関西の方には常識なのだと思いますが、天王寺駅には頭端式ホームがあり、実によい雰囲気なのです。大阪環状線に乗り入れ、さまざまな方面へ進む低いホームより一段高いところには阪和線の頭端式ホームがあります。 これは上野駅地平ホームに通ずる、実によいムードです。いまは新型の225系が佇む風景ですが、過去には381系くろしおやキハ81、夜行列車「はやたま」なども発着したようです。そういえば、過去に18きっぷでいろいろな場所に行っていた頃、165系の「新宮夜行」は、まだ残っていました。これは関東人が乗るにはハードルが高い列車で、さすがに大垣夜行から二夜連続で乗る根性がなく、また、紀勢本線を進んでも中京方面に…

  • Bトレ・カシオペアの編成の仕方

    前回はこちらです↓ https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/10/21/204128最近、精力的に運転されている感もあるカシオペア紀行ですが、上野発の最後の寝台特急の面影を今に伝えてくれています。いつかは乗ってみたいですが、、、などと言っているうちに無くなってしまいそうです。さて、カシオペアのBトレ製品ですが、端っこや、食堂車などの特徴的な車両は良いのですが、中間車の見分けが(自分のようなヌルいファンには)つきません。 また、中古で拾って編成にしていく関係上、こだわりすぎると破綻するかも知れないので、あまり調べませんでしたが、意を決して勉強…

  • 【Bトレ車両】165系ムーンライト(ピンク)

    ●165系ムーンライト(ピンク) ●発売:ベストリピートパート1(2003年) ●最近の入手難易度★★★☆☆ムーンライトと言えば村上行きです。後に「ながら」「九州」「四国」などが登場し、村上行きも「ムーンライトえちご」と識別名が付くようになりました(確か)。ムーンライトを撮影するのは朝早すぎてキツかったのですが、間合い運用で新宿〜黒磯で運転された「快速フェアーウェイ」は撮影しやすい列車だったと思います。 ムーンライト編成の3色のバリエーションと、それに関連してのカトーの限定品への憧れについては以前の記事で書きましたので割愛しますが、豪華リクライニングシートを積んだ急行型というのは、子供心に妙に…

  • 新レイアウトとこまち

    新しいレイアウトは街の風景を目指しましたが、真ん中を貫く大きな崖により、結局はそこそこの田舎の駅前のようになっています。背景を田舎のものにすればなおさらです。 これを奥羽本線のどこかに見立てて新幹線を走らせてみました。と言っても、大曲〜秋田間は標準軌の新幹線は実質単線なので、このようなすれ違いは無理があります。が、気にせず、、、 桜の公園を抜けるE6系。 カーブをゆく。 プラレールアドバンス改造の車両ですが、ロングノーズがなかなか迫力があります。 E3系と。 山奥の風景はこまちにとても似合いますが板谷峠ではないので複線すれ違いはなさそうです。ので、どこかの信号所ということで、、、。 【記事の目…

  • 日豊本線、久大本線に乗る

    前回の日南線の続きで、なかなか乗り通すのが難しい路線に乗れました。前回はこちらです↓ https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2024/02/16/082952誰もが憧れた?宮脇俊三氏の「時刻表2万キロ」。 全国の乗り潰した路線に印をつけ、夜行での通過はノーカウントなどマイルールを作り励んでおりましたが、全線完乗など遠い夢のまま放置されています。今回、たまたま宮崎から陸路で博多に戻る必要があり、タイトルにある長大な2路線に手を出せました。 いきなり写真を撮り忘れていますが、787系つばめ型特急は、「アラウンド九州」と名付けられ、汎用的に使われているよ…

  • 【Bトレ車両】185系踊り子湘南ブロック

    ●185系踊り子湘南ブロック ●発売:パート7(2004年)、キオスクスペシャルパート6(2011年) ●最近の入手難易度★★★☆☆一時期は185系と言えばこれか、エクスプレス色だった印象がある湘南ブロックです。製品は、いずれのアソート時も0番代、200番代の前面が付属したようです。国鉄型特急電車は、185系と381系を残すのみとなりました。オリジナル色に戻されて最後の活躍をしたりしていますが、この日常で親しんだJR時代の色もなかなか味わい深いです。185系は若い世代にも親しまれたこともあり、今、人気の高い形式に思います。Bトレ製品の中古価格も高止まりしており、あまぎ色やみかん色の185系は中…

  • E531系の整備

    前回はこちらです↓ https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2021/06/26/150337最近当鉄道ではE653系国鉄色の運用が増えており、脇役としてのE531を整備します。いつも古い電車で遊ぶことが多く、最近の電車はどうもスッキリしすぎて味気なく感じてしまいます。特にこの形式は帯色も単色で、全体的に地味に見えます。 高価なシールを買ってみたのですが、元の黒字の行き先表示部に貼ってみたところ、ほとんど目立ちませんでした。優先席マークは緑色で華やかな感じになりました。 以前、自作発注したJRインレタを貼ってみました。 ※記事はこちらです↓ http…

  • てっぱくのロクイチ

    ついにロクイチを見に行けました。夕方の「ため色」は、いつも以上に撮るのが難しく、ちょっと色をいじりました。カッコいいです。 そして89号機です。 ムーミン そしていつもの面々です。 そして、一番好きなヨンサントオから53.10改正くらいのラインナップです。 このボンネットの角度、最高にカッコいいです。 そして、少し雑な扱いを受けている車両群です。 電気釜型の特急電車の保存は、新津や門司、横川、京都のクハネ581などがありますが、189系も屋内で大事にしてほしくなります。秋田のクハネ583はまだ解体されずに残っているのでしょうか。さて、日本の交通を支えた歴史的な車両群が博物館入りしているのは当然…

  • E217系と209系

    千葉の電車のコンビを転がしました。相性がよく映えます。●amazon/Bトレ対応小型車両用動力ユニット(通勤電車1)●amazon/Bトレ対応小型車両用台車(通勤電車1)●amazon/Bトレ対応小型車両用動力ユニット(通勤電車2) ●amazon/Bトレ対応小型車両用台車(通勤電車2)●amazon/Bトレ対応小型車両用動力ユニット(急行電車1)●amazon/小型車両用台車(急行電車1)【記事の目次はこちらをご覧ください】 【Bトレ製品の索引はこちらをご覧ください】 【令和版Bトレインショーティー入門はこちらをご覧ください】 ↑ここをクリックして飛んでいただくと、より多くの方に見ていただけ…

  • 日南線に乗る

    たまたまこの難攻不落の路線を乗り潰す機会を得ました。日南線は日豊本線南宮崎から分岐し、宮崎県を南下、鹿児島県に入り、大隅半島の港町志布志市に至ります。 「し」がたくさん出てくることを自らネタにしているようです。志布志駅は過去はもう少し先に位置しており、志布志線と大隅線につながっていたようです。このあたりの赤字83線系統は、自分が乗り鉄を始めた頃にはギリギリ存在していました。大社線や深名線は乗れたのですが、このあたりは存在すら知りませんでした。 志布志駅です。 JR最南端の駅として、指宿枕崎線の駅は稚内との対比としてもよく紹介されます。志布志駅も指宿枕崎線を除けば最南端となりそうです。ちなみに九…

  • 新レイアウトとジョイフルトレインその2

    前回はこちらです↓ https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2024/02/04/072824新レイアウトでいろいろ撮っています。まずは、なかなか出番が少ない初期の3Dプリンタ作品「シルフィード」です。 次にこれもなかなか出番が少ない「白樺」です。 次は「サロンエクスプレス東京」です。6連ですが、断じて「ゆとり」ではありません。 「サワ座」です。このリニューアル前の姿は、Nゲージでもあまり作例を見たことがなく、気に入ってます。 「江戸」です。アップにすると少しキツいですね、、、。 ジョイフルトレインかどうかは微妙ですが、リゾート客車です。 再びのオリ…

  • 新レイアウトとジョイフルトレイン

    定期的にやってくる、「新しい風景が出来た時にジョイフルトレインをたくさん撮影する会」です。 前回のB越線レイアウトでも似たようなS字はあったのですが、複線と単線では感じがだいぶ変わります。 オリサルとふれあいみちのくの離合。 当鉄道の数少ないこだわりとして、直流機と交流機は共存させないようにはしています。 こんな客車列車が普通に走り回っていた時代。もっと追いかけておけばよかったと思います。 89号機は台車側面レリーフをなんとかしないと、上部の空白が目立ってしまいます。 amazon:ミニ四駆マルチセッティングウエイト amazon:カトーカプラーN JP黒 ロクニはとても魅力的です。 レインボ…

  • 保線作業の人々

    密かに憧れていた保線作業の人形を買いました。 線路の脇に待避し旗を上げたところを列車が通過していく光景は、レイアウトのよいアクセントになると考えました。人形の彼らに説得力ある芝居をしていただくには、保線と列車待避のルールも少し勉強する必要がありそうです。列車への待避については、過去に痛ましい事故も起こっています。各保線会社のホームページなどを見ると、列見(列車見張員)はその業務だけを専任し、列車に対して旗を上げ、他の作業者も全員列車に対して手をあげるのがルールのようです(違ってたら申し訳ありません。)レイアウトの演出として保線作業員がいるものは何度か見たことのあるつもりでしたが、通過する線路の…

  • 【Bトレ車両】485系スーパー雷鳥

    ●485系スーパー雷鳥 ●発売:セット売り(2007年)、クハ200番代とサシ改造車のみベストリピート7 ●最近の入手難易度★★★☆☆90年代の北の方の国鉄型を集める当鉄道ですが、直球ストライクの車両が空白となっておりました。 それがこの485系スーパー雷鳥です。配備が遅れたのは、おそらくレアすぎず、それでいて入手が簡単というほどではない点かと思います。編成分割のクモハや貫通型クハ、サシ改造のサロなどをちゃんと揃えようとすると、メルカリのセット売りに頼るしかありませんでした。 ※メルカリにこれから新規登録される方は招待コードBUFJXXを入れていただくとポイントがもらえます。 ↑いにしえの新疋…

  • Bトレみかん本線その18(ひとまず完成)

    ショーティー車両の撮影に特化した、複線電化近郊型レイアウト『Bトレみかん本線」が一旦完成しました。これまでご覧いただきありがとうございました。まだ作業は続きますが、ひとまずスタイロフォーム剥き出しの手付かずの土地が無くなったという意味で完成です。こちらが全体図となります。 細かいので拡大してご覧ください。 それでは見どころをご紹介いたします。 久々に運用に入ったBトレカメラカーの映像も織り交ぜます。※カメラカーの記事はこちらです↓ https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2021/06/22/223448まずはカーブ駅です。 いつもローカルな風景を作…

  • 新天の川 Bトレ初入線!?

    レイアウトスタジオ天の川様が巣鴨に移転し、ずっと行きたかったのですが、やっと入線することができました。Bトレ自体が初入線だそうです(先駆者の方、いらっしゃいましたらすいません、、、) まだ工事中のところも多いですが、このハイライトの鉄橋が素晴らしく、インカーブのあおりは、列車がこれまで見たことのない表情を見せてくれました。 今回は「右・内外回り」を使わせていただきました。 直線の長い駅は、3線ずつあり、内外線を使えば6列車を並べられます。picoのポイント群は実感的で着実に作動します。これらのポイントは無電区間が長めだそうで、短軸のBトレには不利かも知れません。 が、今回の新ポケットラインによ…

  • Bトレみかん本線その17(再び細部)

    前回はこちらです↓ https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2024/01/14/164616 やっとバス停の屋根がつきました。 一応、気持ちばかりのホーム延長部を足して、Bトレ7連が停車できるようにはしました。 さて、この駅の奥のコーナーなのですが、駅通過風景にゆったりとしたカーブを使い過ぎているため、この部分に急カーブの皺寄せが来てしまっています。 反対側の急カーブはトンネルで隠しつつ、撮影スポットに出来たのですが、ここだけはどうにもなっていません。「バエない」場所なのです。 逆に言えば、複線エンドレスの大半は、何らかの絵になる線形と情景を作れた…

  • Bトレみかん本線その16(トンネル飛び出し)

    前回はこちらです↓ https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2024/01/10/140819 前回、このレイアウトの全体図を載せましたが、手付かずの部分はかなり減ってきました。 このカーブは元々はサントリーカーブのような背景を置きたくて作ったのですが、複々線のイメージを複線で代用するのは無理がありすぎ、断念して今に至ります。今回のレイアウトでは、東海道本線で有名な根府川〜早川間の根ノ上踏切からのS字カーブっぽいものを作り、(似ているかは別として)良い撮影地になりました。そこの近くにトンネル飛び出しの米神カーブというのがあるらしいのです。どうもここに…

  • 【Bトレ車両】E231系湘南色

    ●E231系湘南色 ●発売:パート8(2004年)、セット売り ●最近の入手難易度★★★☆☆国鉄〜JR初期の風景を集めている当鉄道ですが、一応北の方の列車に限定しています。西や南に手を出すと資金が持たないからです。近郊電車は、上野口の115系や211系を集め始めましたが、そのうち211系にグリーン車がつき、東海道方面にも直通を始めました。 それならばと最新型?のE233系にまで手を出して今に至ります。 こうなると、E231湘南色が抜けているのが逆に気になり出すわけです。前面に白のアクセントが入り、デザイン的にかっこいいE233系に比べて、E231系湘南色は、銀色の顔に帯を巻いただけというか、な…

  • Bトレみかん本線15(海背景や新アングル)

    前回はこちらです↓ https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2024/01/03/233724 今回は制作というよりは遊びの記事です。以前、画材屋さんで街の背景を発注した時、セットで海の背景も面付けしておいたのですが、水平線の高さが高過ぎて、不自然になってしまったためにお蔵入りしていました。今回、海の部分を少し切り落として適正な感じにしました。 これがなかなか良いのです。 こんな海沿いの街、どこかにありそうです。 荒井由実の「生まれた街で」をBGMにしたくなります。 これまでずっと照明付きの押し入れ内で作っていたこのレイアウトですが、居間に出してみま…

  • 上野駅モジュールへの運行再開

    上野駅モジュールは当鉄道で現存する最古のモジュールとなりました。もともとはモジュールをたくさん組み合わせた大レイアウトの終端駅だったわけですが、モジュール組み立ての煩雑さから廃線となり、上野駅モジュールだけが残ったわけです。※レイアウトの変遷は、このあたりをご覧ください↓ https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2023/12/03/171141 この度、ずっと押入れの中で作られていた「みかん本線レイアウト」が居間に出され、当初の構想にあった上野駅モジュールとの接続が初めて実現したのでした。やはり使っていなかったレールやポイントは、通電がダメです。 …

  • Bトレみかん本線14(細かいところなど)

    前回はこちらです↓ https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2023/12/24/101337前回作っていたトンネルが形になってきました。 内壁にタミヤパテを塗りつけてみました。 取り外し可能です。 少し緑化しました。 駅前の建物を置けない程度のスペースですが、自転車置き場っぽい感じにしようと思います。 自転車はなかなか良い仕事をしてくれます。 人も少しずつ増えています。 バスは地域イメージが限定されすぎてしまい、難しいです。この東武バスショーティは「東武」という幕ですので、小学校の遠足貸切という脳内設定をしています。つまり、このレイアウトの地域は東…

  • Bトレヘッドマーク図鑑

    ショーティーモデルをしぶとく遊び続けるブログ、ご覧いただきありがとうございます。年始ですので、原点回帰的なことをしてみます。自分の鉄道趣味の原点は「ヘッドマーク」です。 秋葉原の交通博物館に売っていたヘッドマーク下じきに夢中になりました。そのうちのいくつかは、新幹線開業前の上野口の特急列車群で見ることができました。 では、これまで、どのくらいのヘッドマーク付き列車を再現したか、自分でも分かりませんが振り返ってみます。 つばさ ひたち ひばり やまびこ 白山 白鳥 いなほ かがやき きらめき ムーンライトえちご 北越 能登 雷鳥 はくつる はつかり シュプール きたぐに とき 新雪 あずさ あさ…

  • ショーティーの楽しさについて(再掲・加筆)

    ※年に1回くらい、この記事に加筆して再掲させていただいております。 〜・〜・〜・〜・〜・〜・ 当鉄道では、主に国鉄型のショーティーを集めて、東北や上信越のムードの再現を楽しんでいます。 【記事の目次はこちらをご覧ください】新製品が出なくなって久しいBトレインショーティーですが、長さ半分サイズの日本型車両のショーティーというジャンルが消えてしまうのはもったいなく思います。Bトレ創始者の方が独立してリリースされた「ますこっとれいん」には旧国以外の展開もあるのでしょうか。 Bトレは、もともと玩具菓子的な鉄道コレクション商品をベースにしつつ、Nゲージ化すればちゃんと走れる奥の深さを持っています。ユーザ…

  • ブログ5周年ありがとうございます。

    前回の4周年の記事はこちらです↓ https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2022/12/31/171729新発売商品がなくなったBトレをしぶとく遊び続けるブログ、お付き合いいただきありがとうございます。今年は夜景なども作り始めて、改めてライトや室内灯が点灯するNゲージに憧れたりもしたのですが、やはりショーティによるシーンの作りやすさを再認識した一年でした。 冒頭のEF66の有名なシーンの感じなどは、Nで再現するにはかなりのスペースや緩いカーブ、一眼望遠のようなカメラが必要になる気がします。そういう意味で、天の川様やリカラー様の存在や、大カーブ築堤レ…

  • 【Bトレ車両】583系きたぐに色その2

    前回はこちらです↓ https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2020/09/25/221046●583系きたぐに色 ●発売:2011年プレミアムバンダイ限定 ●最近の入手難易度★★★★☆JR時代に残った国鉄型をBトレで集めていますが、プレミアムバンダイの難攻不落の形式が2つあります。 それは、キハ40新潟色と、583系きたぐに色です。583系は初期に発売されたエクスプレス版はよく見かけますが、このプレミアムバンダイ限定版はまず見かけません。(と言っても、最近エクスプレス版も見かけず、、、) エクスプレス版583系は、同485系よりは造型がよいので、こ…

  • 【Bトレ改造?】リゾートエクスプレスゆう9

    前回はこちらです↓ https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2023/06/02/0015552023年の大きな成果の一つは「ゆう」です。人気がある車両に思えますが、今のところ、Nゲージでも製品化されてないようです。床下機器をそれっぽくつけました。 だいぶ以前の話となりますが、ポポンの15分券をもらったので試運転しました。 【記事の目次はこちらをご覧ください】 【Bトレ製品の索引はこちらをご覧ください】 【令和版Bトレインショーティー入門はこちらをご覧ください】 ↑ここをクリックして飛んでいただくと、より多くの方に見ていただけるようです。ご協力下さい…

  • Bトレみかん本線13(後付けトンネル)

    前回はこちらです↓ https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2023/12/08/212039 引き続き細かいところを進めます。 さて、懸案となっていましたコーナーの処理ですが、素直にトンネルにすることにしました。さすがに複線の部分を背景だけでサントリーカーブと言い張るのは無理があり、、、。ここのカーブも、C317-280の複線から入るので比較的いい絵が撮れるのですが、その奥にすぐ急カーブが来るので列車の後尾が映りこむと、そこが反対を向いていたりして違和感があるのです。これは切り通しだけでは誤魔化しきれない感じでもありました。このへんの話は、いつか一…

  • 【全検】EF66-0ひさし付き

    久々にこの車両に手を入れます。EF66は間違いなく国鉄電気機関車のスター形式なのですが、関東の微妙に北寄りに育った身としては、実はそれほど馴染みがありません。生まれが貨物用の強力機関車ということもありますが、九州ブルトレ牽引を除くと武蔵野線でたまに貨物を牽いていた、くらいの印象なのです。同じEF66でも、新車としてデビューしたばかりの100番代になると見る頻度は上がりました。当鉄道では東日本〜北の車両を集めていますが、EF66は「西の車両」という印象なのがN化整備が後回しになった理由なのです。が、貨物としては確か黒磯までの運用はあったと思いますし、最近の当鉄道では、あかつきレガートシートなどE…

  • 【Bトレ車両】クモハ485-200国鉄色

    ●クモハ485-200 国鉄色 ●発売:新パート1(2007年) ●最近の入手難易度★★★☆☆このクモハ485-200は、スーパー雷鳥の付属編成用に7両が改造され、活躍しました。 ↑この写真の3両目です。 この付属編成3連は七尾線に乗り入れるイメージを勝手に持っていましたが、七尾線の和倉温泉まで入るのは基本7連の方で、付属編成3連は北陸本線を単独で富山まで向かい、さらに富山地方鉄道にも乗り入れたようです。北陸特急の地方線乗り入れは、485系雷鳥に気動車がぶらさがる形の「ゆうとぴあ和倉」「リゾート立山」「リゾート宇奈月」から始まり、七尾線直流電化と共に、基本編成が和倉温泉へ、付属編成が富山地方鉄…

  • S字カーブでショーティーを撮影する

    レイアウト作りは一部の景色ができてくると、そこで遊んでばかりで進まなくなります。今回のレイアウトでは、根府川あたりのブルトレで有名なS字カーブをイメージした区間の汎用性が高く、撮影が捗ります。 まずはカーブ進入前の姿を側面気味から撮ります。 このアングルはショーティーのおもちゃっぽさが少し目立ってしまいます。 次に最初のカーブを曲がる顔を正面から捉えます。 次にカントをかけながら内側に頭が向きます。 次に反対向きのカーブに向けて逆に傾き始めます。 そしてS字カーブを抜けていきます。 一つ作ると様々な画角で遊べるS字カーブ、お得です。【記事の目次はこちらをご覧ください】 【Bトレ製品の索引はこち…

  • 【Bトレ車両】EF64-1000大宮更新色

    ご覧いただきありがとうございます。 当鉄道にはあまり所属していないJR貨物の更新色の機関車のご紹介です。●EF64-1000 大宮更新色(新JR貨物更新色) ●発売:ベストリピートパート10(2010年) ●最近の入手難易度★★★★☆一時期は結構中古市場に並んでいたような気がしますが、最近めっきり見なくなりました。この塗色は通称「牛乳パック」と呼ばれるJR貨物の大宮車両所で更新を受けた機関車の更新色です。国鉄型機関車が次々と引退していく中で、EF64-1000は上越線や中央西線、伯備線などの貨物牽引に存在感を強めていきましたが、その中でも印象強いのがこの塗色です。なおロクヨンセンには他にも貨物…

  • 【Bトレ車両】205系武蔵野線(通常顔)

    前回はこちらです(メルヘン顔)↓ https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2023/07/15/131023●205系武蔵野線(通常顔) ●発売: 後期車:パート2(2002年)、セット売り(2008年) 初期窓車:ベストリピート3(2004) ●最近の入手難易度★★★★☆ 武蔵野線の205系には普通の顔とメルヘン顔がありました。 正直、武蔵野線は103系の記憶しかなく、最近乗るのは209系やE231系ですので、間の205系はいまいち記憶にありません。改めてBトレの歴史を見ると、黎明期のパート2で既にラインナップされていたというのは、かなり早期に感じ…

  • Bトレみかん本線12(細かい作業)

    前回はこちらです↓ https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2023/12/02/224107レイアウトのアクセサリー取り付けは最後に行うべきですが、やる気の維持のためには先に生き生きとした風景のイメージも少しずつ具現化していくのも大切です。 まずはガード下の高さ制限バーをつけました。これは黄色くてゼブラで目立つので、かなりのアクセントになります。 緑化作業で、風景がローカルにより過ぎてしまった感があるのですが、派手な人工物があると町の風景に少し引き戻せる感じもします。 看板を作り町の人を増やしました。 この家の人は掃除をしています。 この桜の踏切は…

  • 【N化】DD51の故障修理

    圧倒的な走行性能を誇る、ポケットラインの新動力の登場は、Bトレをしぶとく遊び続ける(しかも機関車や客レ多めの)当鉄道の運用安定性を飛躍的に高めてくれました。ただ、ディーゼル機関車だけは干渉部分が多すぎて搭載できず、貴重なバンダイ四軸動力5(ディーゼル機関車用)をだましだまし使っておりました。 が、その後、ポケットライン新動力の上側カバーを外し、モーターを接着剤で固定することで搭載可能にできた、というのが、以前にここに書いた手法です。↓だいぶ前の記事です。 https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2022/02/19/183000https://omo…

  • Bトレレイアウトの変遷

    鉄道模型趣味にとって、レイアウト作りはひとつの夢の到達点とはよく言われます。昔からチャレンジしていましたが、完成まで持って行けた試しがありませんでした。後にBトレと出会い、小規模なレイアウト作りをするうちに、一応完成させる喜びを知りました。収納場所との戦い、開業と廃止・解体を繰り返したBトレ用レイアウトの変遷を勝手に振り返ります。●初代・ダイソーコルクパネルレイアウト 初めて完成させたものです。 欲張らずに、単線エンドレスと引き込み線のみ、Bトレ3連が走れればOK、建物は箱に印刷紙を貼る、というものです。ただ、一点こだわりとしてはレール高さを嵩上げし、レールより低い土地を作りました。簡易な手法…

  • Bトレみかん本線11(町の情景)

    前回はこちらです↓ https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2023/11/28/183410駅のホームに屋根がつき始め、ここの構図はいろいろ使えそうなものに育ってきました。 ※京急日ノ出町駅のカーブホームです。割とこんな雰囲気を出せた気がします↓ 一方で、街並みの方の完成度が中途半端なままですので手を加えます。レイアウトの構造上、極端な崖が迫り、不自然になりがちの街並みです。ここに説得力を持たせるにはディテールアップと生活感が必要なのでしょうか。※同じく日ノ出町駅あたりの崖です。都市部ですが、家の裏に、家の高さほどの崖が迫ります。↓ ※こちらは西日…

  • Bトレみかん本線10(駅の屋根など)

    前回はこちらです↓ https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2023/11/22/065932前回まででS字カーブ側の制作がだいぶ進んだので、レイアウトを180度回転させて街の風景側を進めます。 その前に、Amazonでポチった大量の樹木が届きました。 樹木は本数だけに踊らされて、サイズをちゃんと見ないで買わないと、思った以上に小さくてガッカリする時があります。 今回は買ったのは「7cm」のもので、これはショーティーのレイアウトに使うにはちょうど良いサイズに思います。これが50本も入って3000円ちょっと。品質も良く、これは良い買い物に思えました。 …

  • 【Bトレ車両】E217系横須賀線更新色

    街っぽいレイアウト建設により、通勤電車の増備も少し増えてきました。今回は後発ユーザー泣かせの列車がやっと入線です。●E217系横須賀線更新色 ●発売:キオスクスペシャルパート5(2009年)、セット売り(2012年、サロ以外) ●最近の入手難易度★★★★☆ この車両はなかなか集めるのが大変です。 理由を推測するに、以下がありそうです。・アソート品としては一度だけの収録だった。 (と、言ってもセット売りや、旧塗色での製品化もあり、415系つくば色などよりも恵まれていた感はあります)・首都圏で未だ現役なだけでなく、多くの人の生活や記憶に残り、共演できる車両も多く人気が高い。・フル編成派には15連揃…

  • Bトレみかん本線9(S字続き)

    前回はこちらです↓ https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2023/11/19/180641 S字のお立ち台が出来てきました。 架線柱を立ててみました。 一応正しい向きで取り付けているのですが、一番撮りたいこの画角で、なんだか不安定な見た目になっています。 原因は、現実にはあり得ない急なS字カーブに沿って、現実にはあり得ない広い間隔で架線柱が立っていることによるような気がします。 、、、と言っても、ショーティー用レイアウトとしてはこの上なくリッチな緩いカーブなのですが、、、。 お立ち台用の画角での見え方優先で、架線柱を斜めに取り付けてしまいました。…

  • Bトレみかん本線8(S字など)

    前回はこちらです↓ https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2023/11/15/000129レイアウトの街側の風景に飽きてきたので、反対側のS字カーブ側に手をつけます。 スタイロフォームをベースに、ダイソーのふわっと軽い粘土で大まかな地形を作ります。 列車の見た目を確認しながら進めます。線路と崖の間の距離がなさすぎるのは諦めるしかありません。 ダイソーのアクリル絵の具を塗りたくります。山は、緑と茶色を適当に混ぜて、ちゃんと混ざってないくらいの状態で油絵のように絵の具を置いていきます。 山が緑になるだけでだいぶ良くなりました。 架線注も立ててみました…

  • Bトレみかん本線7(斜面の造成など)

    前回はこちらです↓ https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2023/11/09/124010概ねの電気工事が終わりましたので、ひたすら地形や緑化や都市化を思いつくままに進めます。 手前で目立つ築堤部分は、津川のシートをそのまま貼ってしまいました。色は後でなんとかします。こういう部分もガンダムマーカーエアブラシシステムのおかげで、手軽にスプレーできるのは心強いです。 電気工事の配線とベースが見えていた土地も、ついにダイソーのふわ軽粘土で覆われました。 ホームの側壁もつけ始めました。ここは出来るだけ低めにして、撮影の邪魔をしないようにしたいものです。 …

  • Bトレみかん本線6(駅の照明)

    前回はこちらです↓ https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2023/11/05/184748一通りの電気工事が終わりました。 今回のレイアウトは、電気工事後付けの大変さを考えて、先に終わらせるようにしました。 なかなか水面下の作業が多く、風景作りが進んでいかないのが辛いですが、街に灯りがつくのは無灯火Bトレレイアウトとは言え楽しいです。 駅ホームの照明は、上野駅モジュールと同じくテープライトを使いました。COBテープライトが一番細くてリアルなのですが、LED球数が多く、電流もかなり食いそうでしたので、普通のテープライトにしました。これは以前ダイソー…

  • Bトレみかん本線5(桜の公園とLED)

    前回はこちらです↓ https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2023/11/02/232221前回の記事にも少し写真が載っていましたが、前回のレイアウトで秋の風景をやったので、今回は春として、カトーの素晴らしい桜の製品を使おうと決めていました。温泉といくつかの観光資源のある本線の新駅の近くには、桜の咲く公園があるのです。 ここは、今回の自分的電飾ブームにのっとり、ピンクのLEDでライトアップしてみようと思っています。 さて、その桜を植える方向のコーナーですが、トンネル処理の方法をずっと考えていました。できればトンネル断面を維持したまま内壁を作り、コン…

  • Bトレみかん本線4

    前回はこちらです↓ https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2023/10/29/103208ホームの屋根の骨組みを立ててみました。 タミヤのH型3ミリ棒で三角を作ります。 3ミリとは実物で45cmになるので、だいぶオーバースケールではあります。 仮止めします。対向式ホームで、この形に柱が組まれている形態は、武蔵野線や私鉄にありそうな雰囲気です。温泉の駅の街並みや、湯河原を意識したことで、だいぶ古い駅の雰囲気に寄っていましたが、一気に都市型に戻ってきた感もあります。 通勤電車と貨物を並べると、根岸線や京葉線のムードを感じる面もあります。 そして、今回…

  • Bトレみかん本線3(街の電飾)

    前回はこちらです↓ https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2023/10/22/235358過去のレイアウト作りの反省で、電飾を最後にやると電線の取り回しのために情景を壊さねばならず、電飾は先にやるべし、というのがあります。本来、レール周りや山など全体感が見えてから電飾などの細かいところをやる方が良いと思いますので、どうにも木を見て森を見ず的居心地の悪さがあります。 前回、白色LEDを街に仕込んでみたのですが、思ったより主張してくれませんでした。今回、さらに電球色、白色のLEDを買い足し、過剰なほどに光らせてみることにしました。買ったのはこちらです…

  • Bトレみかん本線2(駅前など)

    前回はこちらです↓ https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2023/10/20/123144みかん畑のありそうな明るめの風景を作っております。 駅前の横断歩道などを描きました。マスキングして上からダイソーのアクリル絵の具を押し付けるように色付けしました。 電気工事をします。 街に電気がつきましたが、いろいろ調整の余地がありそうです。 街をバックに走る列車のイメージです。 次にホームを作ります。 厚さ2ミリの少し柔らかい素材のプラ板を切りましたが、かなり大変でした。 最初は武蔵野線のイメージで、カーブ駅を通過する貨物を再現するつもりでしたが、だいぶ違…

  • Bトレみかん本線1(踏切の製作)

    前回はこちらです↓ https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2023/10/11/234153 長々と新レイアウトの構想を考えてきましたが、根府川のS字カーブと湯河原っぽい都市近郊の温泉街、電飾を入れた複線電化路線を作っていきます。季節は春です。一応名前も決めました。「みかん本線」です。 蜜柑の西湘方面のイメージや地形、シーナリーの一部差し替え式でずっと作っている「未完」も入っています。 さて、今回は配線が面倒な電飾工事を先にやるという命題があります。 ケータイ用の充電器から5Vを供給するために、ダイソーのUSBケーブルをバラしました。 備忘録ですが…

  • 【Bトレ車両】キハ120-0木次線色

    ●キハ120-0木次線色 ●発売:パート12(2005年)、西日本スペシャルパート2(2006年) ●最近の入手難易度★★★☆☆※キハ120の記事はこちらもご覧ください↓ https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2021/12/29/195500キハ120は全体的にややレア化しているように思います。2013年にNARUTO列車と津山線(大糸線)の塗装がセット売りされたものの、残りは2005-06年のアソートにて、一度ずつ収録されたのみです。これらのバリエーションは上記NARUTOも含めて10種類もあります。とは言え、パート12にはフレッシュひたちや4…

  • Bトレ用新レイアウト構想9(駅前)

    前回はこちらです↓ https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2023/10/02/204142前回、街や路線の脳内設定をつらつら書いておりましたが、概ね以下の感じにすることにしました。・複線電化路線 ・特急列車から貨物、通勤電車も走る。 ・私鉄電車が走っても違和感を少なめにする。 ・これまで避けてきた「街並み」を少しは表現する。 ・電飾工事は最初にやっておく。 ・信号機やカントなど、製品があるものは活用して確実な動作を目指す。 ・カーブに駅を作りレイアウト内での駅の占有度を下げる。 ・カーブは最急でC140-177の複線にする(この時点でショーティ専…

  • Bトレ用新レイアウト構想8(駅)

    前回はこちらです↓ https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2023/09/29/004455レイアウトの「駅」は、実に悩ましいものです。エンドレスで列車をぐるぐる走らせているだけでは飽きてしまうので、駅が欲しくなります。駅があれば、そこに列車を停めたり、出発したりできます。しかし、駅というものは存在が大きすぎるのです。 設備的にはレイアウトの主役級の存在感ですし、その周辺の作り込みも必要です。 (Bトレ単行列車が停まる仮ホームのようなものなら、さりげなさと楽しさを両立できるのですが)狭いスペースのエンドレスにBトレと言えども6連程度の有効長の駅を設…

  • Bトレ用新レイアウト構想7(電気工事)

    前回はこちらです↓ https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2023/09/24/143400前回のB越線レイアウト制作での大きな反省は、電気工事を後付けでやったことです。これは難易度が爆上がりしてしまいます。 今回は、信号機などをできる限り市販品を利用して、確実に動作するようにします。また、シーナリーを作る前に配線をするのは重要です。 トミックスの信号機は、パワーパックのTCS端子から3個つながっています。どうも、信号機は「何個でも」つなげても大丈夫のようです。相当に消費電流が少ないということでしょうか。このTCS端子は直流で12Vが出ているようで…

  • Bトレ用新レイアウト構想6(信号など)

    前回はこちらです↓ https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2023/09/20/085815ずっと題名が「構想」のまま、いろいろ着手しています。が、まだまだ線形など考えがまとまらない面もあります。そういう意味では「構想」の状態が続いています。 まず、スタイロフォームを削って、土手を造成しました。ここがハイライトシーンの一つになると良いのですが、、、 トミックスのS70のガーター橋を使いました。 高価な信号機を買い増しました。 特に4灯のものは、いままで都市型レイアウトでないために敬遠していましたが、とてもカッコ良いです。 土手をゆく列車、良い画にな…

  • Bトレ用新レイアウトの構想5

    前回はこちらです↓ https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2023/09/17/093954今回はできるだけ色々なことを考えてから進めようとしているのですが、ある程度確定したものを積み重ねないと次に進めないこともあり、バランスが難しいところです。 レイアウトの真ん中に唐突に背景板を固定してしまいます。 これで強引に景色を分けて、モジュール的に各シーンを作ります。この方法はそれぞれの整合性をあまり考えなくてよいメリットがあると思います。まあ、いろいろデメリットもあるわけですが、、、 厚さ3cmのスタイロフォームで地面を作ります。 このスタイロフォーム…

  • Bトレ用新レイアウトの構想4

    前回はこちらです↓ https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2023/09/14/200448 コーナンで、90×60cmの板を買ってきました。 レイアウトのベースは軽量化のためにスタイロフォームだけで作る手もあるのですが、一定の強度も欲しく、これをベースにすることにします。 レイアウトのサイズは、収納スペースで決まります。今回は110×50くらいですので、長さ方向にはレールがはみ出します。 このはみ出し部分はスタイロフォームで地面を作り、レイアウト運搬時に壁に当てても傷をつけないようにします。 撮影スポットを探します。 以前のモジュールレイアウト廃…

  • Bトレ用新レイアウトの構想3(カント)

    前回はこちらです↓ https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2023/09/10/011138唐突にトミックスのカント付きレールを買い込んでしまいました。カトーのカント付きレールには複線のものがありますが、トミックス は単線のみです。 セッティングの簡単さではカトーに軍配が上がるかと思いましたが、トミックスもジョイントパーツで相互に複線を合体できます。よってトミックスの方が自由度が高い組み合わせで使えます。 カントはいつも自分で大袈裟につけすぎて脱線の原因になりがちでした。 今回は、製品の完璧なカントを試してみようかとも思います。 ただし、カントレー…

  • Bトレ用新レイアウトの構想2

    前回はこちらです↓ https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2023/08/21/224718新レイアウトに着工する勇気はなかなか出ないのですが、構想は膨らませておきます。 レイアウトは実は作るまでのいろいろ考えている時間が一番楽しいのかも知れません。さて、前回の記事でいろいろ考えた線路配置ですが、以下のようなものを描いてみました。これで、幅110cm程度、奥行50-60cm程度です。右上、左下のカーブはトミックス C317と280の複線として、Bトレにしてはゆったりした曲線での撮影地化を狙います。左側の直線部分は、かなり大きな弧を描き、土手上などを…

  • キハ22とキハ53-500

    前回のキハ08の加工にあわせて、だいぶ前に作ったキハ22と53-500を引っ張り出してきました。これがなんだか妙に趣きがあり、よい感じなのです。 コンクリートの立派な軌道とキハ22の組み合わせは、赤字83線の議論の中でも新しく開業したローカル線を思わせます。 【記事の目次はこちらをご覧ください】 【Bトレ製品の索引はこちらをご覧ください】 【令和版Bトレインショーティー入門はこちらをご覧ください】 ↑ここをクリックして飛んでいただくと、より多くの方に見ていただけるようです。ご協力下さいませ。 にほんブログ村 鉄道模型ランキング

  • 【全検】EF57主電動機更新2

    前回はこちらです↓ https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2023/08/31/180008 前回でバンダイ動力を積んでいたEF57の新ポケットライン動力への更新を行いました。 見た目は良さげなのですが、、、 デッキ部が一輪車状態の上に、銅線でぷらんぷらんに取り付けられており、安定しません。 また、剥き出しの先輪も気になります。 まず、適当な台車を切り取って、デッキ部の台枠を貼りました。 本当はここは3Dプリンタで作ると良いのでしょうが、、、。 見た目は良くなりました。 次にデッキのぷらんぷらん構造を改修すべく、デッキ台枠を延長し、首を振らせます。…

  • 【全検】EF57主電動機更新1

    前回はこちらです↓ https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2021/02/13/180825当鉄道屈指のカッコよさを誇るEF57なのですが、バンダイ4軸動力の機嫌を取るのが大変で、ついつい運用から遠ざかっていました。 床下機器のレリーフはボディに貼ってしまっており、内部にバンダイ動力を台車レリーフをつけずに使っていました。これを新ポケットラインに更新するのは割と簡単なのですが、前後のデッキと1軸台車を取り付け直して、さらに首振りを再調整するのが面倒で手を出せずにいました。今回重い腰を上げて、全検入場となりました。 バラしました。 こんな構造で作って…

  • 【Bトレ改造】キハ08を作る

    巨匠B作先生の新兵器「Bヤス」で、手当たり次第に短い車両を作りたくなってしまいます。ただ、治具セッティングがシビアだったり、自分の技術力だと片削れしてしまったりなど、やすりほう台と同様の課題は克服せねばなりません。さて、ジャンク箱にあった、いつか加工しようと思っていた車両を出してきました。 鉄コレの「キハ08」です。旧型客車を気動車化改造したもので、魔改造車の類なのですが、重厚なスタイルは魅力的です。試作車的に作られ、早期に廃車されたようですが、加悦鉄道に渡った個体は長期間使われ、多くの媒体でその姿を見ることができます。 この鉄コレの種車は、ドアが別パーツになっていました。塗装や表記は加悦鉄道…

  • Bトレ用新レイアウトの構想

    まだ本当に作れるか分かりませんが、新しいものを作ろうかと思っています。 決めたことは以下です。1-Bトレ特化 前回のB越線と同じように、Bトレだけが走れるカーブ半径などに割り切り、小型化します。ただ、最小サイズの小判型配置などよりは大きくし、「Bトレにしては規模が大きめ」なもので、Bトレ8連程度でも似合うものにします。 レンタルレイアウトなどは、Nゲージのフル編成などにあわせて駅が作られており、どうしても違和感は出てしまいます。ショーティ車両が似合う世界観を作ります。2-収納場所の都合にあわせる レイアウト作りで最も大事なのは収納場所の確保です。B越線同様に、押し入れに入るものにするため、幅1…

  • 【Bトレ改造】東武6050系を作る3

    前回はこちらです↓ https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2023/08/16/081728前回、巨匠・B作先生ご紹介の「Bヤス」で、かなり精度の高い切りつなぎをすることができました。本当に感謝です。 上が当工場の技術力の限界、下が新兵器Bヤスの威力です。あとは、下回りをつけていきます。トミックスやカトーののジャンク車両を加工する時、割と多いのが「室内座席パーツをカチ!と車体にはめ込むと、そのパーツの底面が水平になってくれて、そこに両面テープなどでBトレ床板を貼り付けるだけで車高と水平性が出る」というものです。が、今回の鉄コレはコの字型を上に向けた…

  • 【Bトレ改造】東武6050系を作る2

    前回はこちらです↓ https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2023/07/23/174229ジャンクの鉄コレを切って、ショーティー化しています。前回、パンタなしの方を切ったので、今回はパンタありの方を切ります。 Twitterで巨匠・B作先生が惜しげもなく公開していただいた「Bヤス」を使わせていただき、前回より精度が上がりました! 作り方等は、B作様のTwitter等をご覧ください。 上が前回の拙作。下が今回のものです。 先生に感謝です、、、。 アルミのアングルは、水平出しのさまざまなシーンで使えます。写真は切りつなぎ接着後の真っ直ぐさの確認です。…

  • 【Bトレ車両】キハ58大糸線色

    ●キハ58大糸線色 ●発売:ベストリピートパート2(2003) ●最近の入手難易度★★★☆☆Bトレ初期にはキハ58.28のカラーバリエーションが多く企画され、それのみで構成されたアソートもありました。 20年経過した現在の中古市場では、やはり全国区のカラーは入手難易度が高く、東北色、新潟色、盛岡色、四国色、九州色などがそれにあたります。 運用地域が狭かったカラーは、人気度合いはそれぞれといったところでしょうが、最近四国系のアコモ改善車の美しい塗色のBトレと出会う頻度が上がっている気がします。これらは当鉄道のようなジョイフルトレイン世代にはド直球なのですが、いかんせん四国の鉄道には縁がなく、手を…

  • 【Bトレ車両】103系高運転台オレンジ

    ●103系高運転台オレンジ ●発売:パート1(2002年) ●最近の入手難易度★☆☆☆☆Bトレの始祖とも言える103系高運転台は、繰り返し発売され、細かい差異を気にしなければ概ね希望のカラーを揃えることができます。 栄えあるパート1での収録では、生産ロットによってHゴムの色が異なる(灰→黒)などがあるようです。セット商品は2005年に4両セット、2011年に2両セットがラインナップされました。当鉄道では長編成が基本となる通勤電車は敬遠する傾向にあります。作っているレイアウトも田舎のものが多いのも一因です。が、オレンジは関東だけを考えても、青梅線・五日市線での豊かな緑の中での活躍があります。自分…

  • 【Bトレ車両】165系ムーンライト赤

    懐かしい車両のご紹介です。●165系ムーンライト赤 ●発売:ベストリピートパート1(2003年) ●最近の入手難易度★★★☆☆国鉄末期からJR初期にかけて、多くの国鉄車のアコモ改善、新塗装化が行われました。165系、キハ58、485系などは特にバリエーションが多く、斜めストライプを用いたものも多かったように思います。当時、185系踊り子の流れか、「斜め=斬新」と鉄道誌面で語られました。子供の情報源はたまに買える鉄道ファン誌やダイヤ情報誌のみですので、斜め塗装=斬新という刷り込みがあります。さて、この手の国鉄型の最後の厚化粧とも言える塗色は、活躍期間が短かったこともあり、Bトレでの人気もそれほど…

  • 【キット組立】キハ100ショーティその2

    前回はこちらです↓ https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2023/07/26/073144前回の続きで、3Dプリンタ製のキハ100のキットを買わせていただき作っています。塗装はベリーペールグリーン(ほぼ白)は割り切ってホワイトで、モスグリーンはだいぶ渋めのオリーブドラブで塗ってしまいました。当鉄道には調色する設備も技術者もいないので、市販の缶スプレーを吹くしかないのです。パソコンで方向幕類をプリントして、あとはひたすらに窓を入れていきます。 これは根気のいる作業です。それっぽいプラ板を窓枠ピッタリにハサミで切り、Gボンドクリアを薄く塗った枠にはめ…

  • インドネシアの電車

    ジャカルタで少し電車を見る時間に恵まれました。インドネシアの首都ジャカルタのコミュータートレインは、日本の車両のお古が譲渡されることで一気に冷房化が進んだようです。主力は205系で、8連、10連、4連、そして8+4や貫通?の12連があるようです。 妙に長い違和感がありましたが、日本での205系は山手線の11連が最長と思われますので、それより長いです。205系には、前面帯を赤く変えてKAIロゴを入れたものや、赤くロゴなしのもの、オレンジ帯のものなどがあります。側面は赤白帯や、赤黄色帯、武蔵野線そっくりの3色帯などがありました(そのまま使っているのかと思いましたが、ドア部も帯があったり、塗り分け幅…

  • 【Bトレ車両】キハ58新潟カーペット車

    ●キハ58新潟カーペット車 ●発売:ベストリピートパート2(2003年) ●最近の入手難易度★★★★☆ 新潟のカーペット敷き、カラオケ設置の団体用、しかも3-4連の短編成の車両は、底堅い需要があったのだと思います。洋風のジョイフルトレイン「シルフィード」も、カーペット敷きのno.do.kaに再改造されました。今回ご紹介のBトレキハ58、28新潟カーペット気動車は、国鉄時代末期に登場し、上記のNO.DO.KAが改造された2002年まで活躍しました。さて、この新潟カーペット車ですが、ジョイフルトレイン全盛時代の記憶では緑系の色でした。今回のBトレがどうも記憶にないなと思って調べてみると、1995に…

  • 常磐線高浜のカーブ

    昔は下手ながら撮り鉄っぽいことをしていました。思い出深い場所のひとつが常磐線高浜〜石岡間の大カーブです。 当時、駅前には食料を調達できるところはなく、駅のキオスクでお菓子だけ買って撮影地に向かったのを覚えています。 ↑当時の撮影メモです。 さて、この場所ですが、30年ぶりに再訪できました。高速の特急列車が車体を傾けて大カーブを通過していく魅力的な場所であることに変わりはなかったのですが、夏草や、新設された道路、失われた?踏切など、少なくともスマホで撮影できる場所ではありませんでした。 ↑後ろの山の木の形が同じで嬉しくなります。 おそらく200ミリ望遠でアウトカーブから狙う場所だと思うのですが、…

  • 上野駅に12系客車入線!

    上野駅開業140周年記念号とのことで、推進回送で12系がやってくるのは、数年ぶりのことのようです。 北斗星やあけぼのなどでオハネフのドアを開けて推進回送用の機器を扱う風景は、推進回送の列車自体がカシオペアのみとなり、見られなくなったようですが、久々にスハフの貫通扉を開けてゆっくりと上野駅に入線する姿が見られたそうです。見たかったです。というわけで模型で再現します。一応スハフは史実通り?に高崎所属の細窓の最終型Bトレを使いました。 上野駅モジュールは、13番線側の壁に穴を空けて撮影できるようにしています。EF64との連結側のスハフを最終型にするのを忘れましたが、なかなか良いムードです。 上野駅の…

  • 【キット組立】キハ100ショーティー

    前回?はこちらです↓ https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2021/10/12/204000 以前、安価な3Dプリンタを買ってみた際に、PLA材でキハ100を作ってみたのですが、今回は3Dプリンタ製のボディをメルカリで購入させていただきました。※これからメルカリに新規登録される方は招待コードBUFJXXを入れていただくとポイントがもらえます。前回自作したものも、当鉄道の緩いクオリティ的には全然ダメというほどではなかったのですが、さすが、ちゃんと設計されている方のボディは、それとは天地ほどの差があります。キハ100系を作るに当たって悩むのは塗色です…

  • 【Bトレ改造】東武6050系を作る

    東武の6050系は特別な電車でした。 都市圏の大手私鉄電車は、だいたい4扉の通勤電車と、派手で特徴的な特急電車という感じなのですが、6050系だけは明らかに近郊型、急行型の香りがするのです。これが通勤電車に混じって浅草から発着するのも、春日部やその先あたりまでは特急並みに駅を飛ばしていくのも、旅情の塊のように感じておりました。いつのまにか浅草発着はなくなり、そして車両自体もいなくなってしまいました。と思って調べると、現時点では野岩鉄道に残っていることと、スカイツリートレインはこれの生き残りと知りました。元々は東武6000系の更新車とのことでなかなか年季が入っています。感覚的には165系を更新し…

  • 四国や九州の珍しい列車

    四国に初めて行きました。 珍しい車両ばかりです。まずはサンライズ瀬戸です。 瀬戸大橋を初めて渡り感激です。 この夜行独特の閑散としたホームに電気の消えた列車、懐かしい風景です。 四国に上陸して、121系の多さに驚きました。 、、、調べると、更新改造されて、7200系電車というようです。 併結している小さな電車は7000系です。7200系2連+7000系1両の3両編成をよく見ました。 すごいデザインの新型特急です。 これが噂のアンパンマン列車、、、。 四国は全体的にアンパンマン推しがすごいです。 多度津を出た後や、松山の手前は瀬戸内海に最接近します。絵に描いたような美しい路線です。こんな感じのレ…

  • 最近の座席指定システム

    (今回は、ご存知の方には「何を今更言ってんだ」的な内容となります)初めてE353系に乗りました。 国鉄型由来の見通しの良い高い運転台、貫通扉の機構は485系電気釜スタイルも思わせます。カッコよいです。さて、八王子から新宿までの自由席券を買ったのですが自由席の号車案内がありません。どうも、全てが指定席だが空いているところに座って良いシステムのようです。これは合理的ですが、途中から指定して乗ってくる席にお弁当を広げたり、寝てしまったりした場合にトラブルになったり、指定した側の方も嫌な気持ちになるのでは、と心配しました。 車内に入って目に入ったのはこのランプです。 最近の湘南新宿ラインなどのグリーン…

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