撮影するほどのサクラじゃない、と言われそうな小さいヤマザクラ。我が家で初孫が生まれた時にヤマザクラの苗木を庭に植えた。その時は近所のホームセンターで買った高さ50cm程度の苗木だった。それから5年経ち、高さ2m以上に育った。サクラの花も以前はチョロチョロ
株のプロとして38年、大手運用会社を退職し八ヶ岳に住む株山人。個人投資家、シニア投資家が息長く株式投資を楽しむことを目標に活動していきます。
大晦日、2023年も終わる。今年はJリートで苦労した・・・昨年末の黒田・日銀の突然のYCC枠拡大・・・そしてJリート市場の急落・・・この余波を受けて2023年のJリート市場は始まった。Jリートは利回り商品なので、当局の利上げに弱い。FRBが急速な利上げをす
清里には年末必ず行く蕎麦屋がある。この近辺には「そば処さと」「米村」「伝兵衛」という蕎麦屋があるが、毎年年末は「そば処さと」で年越しそばを家族で食べるのが我が家の習慣になっている。その理由は干支の置物を配っているから・・・毎年の干支置物を集めているのは、
2023年の市場特性を考えてきた。いろいろと勉強になった2023年市場だったが、その特徴は・・・①デリバティブ市場が巨大化し、デリバティブポジションの変化が現物市場の株価を大きく動かしてしまう。予想がつかないPERの変動を生み出す。②債券・為替・株式市場の連
ブルベア比率10月末に重要なトレンド転換である「天底一致」が起こり、5%に上昇してきた10年債利回りが低下に転じ、151円/ドルに上昇してきたドルが反転、調整してきた米S&P500などの株価指数が底入れ上昇した。でもこの上昇の真骨頂はそこからの連騰と上昇スピ
S&P500と米10年ー3か月金利差7月のFOMCではすでに「利上げの最終局面」あるいは「利上げはあと1回あるかどうか」というコメントが出ていた。FRBの金融引き締めのトンネルの出口が見えたという段階だった。しかしその「トンネルの出口が見えた」時点から、意外な米1
日経平均と日経VI日経平均のPERは5月から6月にかけて飛び上がった(PERのジャンプ)。5月初は13倍だった日経平均PERがわずか2か月後の7月初に15.57倍までジャンプした。このPERのジャンプは何故起こったのか?評論家は「東証のPBR改革で企業の自社株買いが増
2023年の市場は大きな特徴を持った市場だったが、これが2024年の市場にも続いていくはすだ。年末の連続ブログとして2023年に市場を振り返り、2024年へと続く市場を考えてみたい。2023年一番印象に残ったのが、評論家諸氏がまともな解説ができなかった市
来年の新NISA開始に向けて投資計画を考えてきた。投資計画の要点は三つある。①税金のかかる特定口座から緩やかに税金のかからないNISA口座へと移行していくこと。②投資の時間分散に留意して、長期でドル平均法の効果を得ること。③キャピタルゲインよりも安定したインカム
東証が親子上場を問題にしているらしい。「東京証券取引所は親子関係や持ち分法適用関係にある上場会社1000社超に対して12月にも、企業統治に関する情報開示の拡充を求める。企業側は上場子会社を持つ意義や、子会社の独立性確保のための取り組みなどの説明が必要になる。」
株式評論家がよく使う相場格言に「国策に向かうな」というのがある。国策の方向に乗れば株式投資で大きなリターンが得られるというわけだが・・・実はこの格言は日本株には滅多に当てはまらない。過去はほとんど一時的な投機的な動きにとどまってきた。政権が不安定で内閣の
計算してみてビックリ!!12月に入りJリート指数がダラダラと下げ続けている。なんかヘンだなと思い、Jリート投信の基準価額と純資産残高を再度チェックしてみた。下の一覧表は人気の三投信、ダイワJRオープン、JRリサーチオープン、しんきんJRオープンの基準価額
2021年のビッグマック指数ビッグマック価格は各国の物価差を見ると、実感や体感があるのでピッタリくる。上のビッグマック指数は2年前のものだが、今年の指数と比べると面白い。まずはアメリカ。2年前640円だったのが今年は793円に上昇、24%の価格上昇となる
戦争中に日本人は300万人以上死んだ。軍人230万人、一般人(外地)30万人、一般人(内地)50万人と言われている。この地獄のような戦争が終わり日本の人口は急回復に入った、それが団塊世代だ。上のグラフは中国と日本の人口ピラミッドを比較したものだが、日本の
FRBの描いている2024年の姿は・・・①雇用情勢が少し悪化し失業率4.1%まで上がり賃金上昇も抑えられる②雇用情勢の落ち着きとともにインフレも緩和、PCEコア+2.4%と2%台へと低下する③その結果、実質GDP+1.4%と1%台の伸びに減速する・・・という3つの
実はイイ年してサイフをなくしてしまった。魔が差したというか、ボーッとしていたというか、何が原因だったか分からない。とにかく、いつもあるべき場所になかった。どうすればいいか?まずは、クレジットカードを止めないと・・・紛失届と再発行の依頼をするVISAカードや
株式投資においては実績EPSを見ることはほとんどない。株価は将来のEPSを織り込むので、過去の実績EPSを見ても何の意味もなさないからだ。しかし前期から今期への増益率を計算する時は前期実績値からの伸び率を使う。下の表はいつも使っている各株価指数の予想EP
いよいよ来年1月に新NISAが開始される。おそらくS&P500やACWI(オルカン)に連動するインデックスファンドをコツコツと買い増していくというのが、基本的なNISA投資家の運用方法になるのだろう。でも為替リスクを避ける投資家には利回りが極端に低い円債はまだしも、Jリート
上の写真は鹿児島市に立っている「西郷隆盛銅像」いつでも変わらない、堂々とした態度で世の中を見回している。この銅像から大通りを渡った場所に写真を撮るためのスポットがあり、観光客はそこに立って記念写真を撮る。その撮影スポットに西郷さんの愛犬「薩摩犬ツン」が建
日経CNBC編集委員・鈴木氏、「金利差が縮小といっても、短期金利差が5.5%もあるので円安が続くに決まっている。」別のコメンテーター氏、「ヘッジコストが5~6%と高く、迂闊にドルヘッジをすると、米長期利回りが高くてもヘッジコストに見合わない。だからドル売りは
政治資金は税金のかからない資金なので、元々いい加減なおカネだった。そのいい加減なおカネをせめて収支を開示することで、せめて国民に見えるように制度が作れた。世の中、しっかりいている人がいて「パーティ―収入の処理について収支報告書に漏れがある」と告訴した。収
教訓④ 「日経リンク債・MS転換社債のトラップに注意」証券市場はフェアであるべきだが、実際は全くフェアじゃない。需給を歪めて儲けようとしている投資家や投資機関が山ほどいるからだ。まずは日経リンク債だが・・・これは債券に日経平均のPutオプションの売りが付いた商
日大がアメフト部を廃部にするかどうかでモメている。多くの一流選手を輩出した伝統のあるアメフト部の廃部となれば、学生スポーツのあり方が変わる。日大以外でも、多くの大学、特に箱根駅伝で知名度をあげようとしているFランク大学もあり、学生スポーツを「大学の宣伝カー
日本人は集団での活動が得意と言われる。過去、日本のグローバル化は会社単位・組織単位で行われてきた。総合商社が一早くグローバル市場を開拓し、自動車や家電が続き、電子部品や素材メーカー、アパレルや消費財、日本企業の海外事業が進展するのつれて金融がグローバルに
香港ハンセン指数の日足。酷い下げだ。香港の「民主改革の女神」と呼ばれた周庭さんが香港を去り、カナダの大学院に進学するとともに亡命すると報じされている。雨傘運動から始まる、香港の学生による反中国化運動の中心的な女神だった。共産党の「香港の中国化」方針に
東京都区部CPIが発表された。11月分の結果は、総合CPIで+2.6%と10月+3.2%から伸び率が大きく低下した。個別項目でも全体的に低下しているが、特に食料品、光熱費、被服などが低下をリードしている。 11月 10月食料品 + 2.6%
教訓③ 「預かり証詐欺にご注意」投資ジャーナル事件も若い頃の印象に残った詐欺事件だった。筆者の記憶では証券詐欺の常道ともいえる「預かり証詐欺」を最初にやったのがこの投資ジャーナルだったように記憶している。投資ジャーナルの詐欺方法は単純そのものだ。投資ジャ
米10年債利回りが5%で天井を打ち、米長期金利の低下とともにグローバル・リート市場も反転上昇に入った。米リート指数は10月末のボトムから12月1日で+15..8%上昇した。米リートが65%を占めるグローバル・リート指数も同期間で+14.5%の上昇だった。し
定年退職後、一番嫌われるタイプは「いつまでも会社人間が抜けない」人じゃないかと思う。「オレは○○会社の重役だった」とか、「部下が○○人いる部長だったんだ」とか、「会社ではエラかったんだ」とか、「会社ではモテモテだったんだ」とか・・・自分の会社員だった頃の
米国10年・2年金利差とS&P500証券マンとファンドマネージャーの会話。証券マン(以下、S): 米国株の上昇は凄いね。ファンドマネージャー(以下、F): 「天底一致」が起きた10月末からセオリー通りの長期金利低下ードル安ー米国株上昇だけど、株価の上昇が異例
いよいよ新NISAの開始時期が近付いてきた。成長枠では1年に240万円、5年間で1200万円の非課税投資ができる新NISAは、我々シニア層にとっても重要な投資ツールになることはまちがいない。どんな運用商品に投資するのか?、どんな方法で投資するのか?という二点をそ
1945年に日本は第二次世界大戦に大敗し無条件降伏した。アジアや沖縄の戦地に送られていた多くの若者が1945~48年にかけて引き上げ家庭を持ち、日本経済の復興にまい進した。その彼らと彼らの子供(戦後生まれの団塊世代)が戦後日本の高度成長を担った。良くも悪
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撮影するほどのサクラじゃない、と言われそうな小さいヤマザクラ。我が家で初孫が生まれた時にヤマザクラの苗木を庭に植えた。その時は近所のホームセンターで買った高さ50cm程度の苗木だった。それから5年経ち、高さ2m以上に育った。サクラの花も以前はチョロチョロ
日銀決定会合の結果は大方の予想通りの「現状維持」だったが、その後の植田会見は凄まじかった。「金融政策は為替レートを直接コントロールの対象とするものではない」外国為替市場で円安が進んでいることによる基調的な物価への影響は無視できる範囲かと問われたのに対し「
消滅可能性自治体の調査が公表された。我が山梨県では上の11市町村が含まれた。ちょっと意外だったのは、東京都に近い山梨県東部に多くの消滅可能性があることだった。上野原や大月はちょっと1時間程度の通勤時間をガマンすれば東京で仕事ができる。安い不動産価格で子育
長期金利とFANG指数チャート天邪鬼は単なる人の性格ではなく、れっきとした運用戦略の一つでもあり「コントラリアン投資」と呼ばれる。コントラリアンは市場の人気とは逆にポジションを取ったり、大多数の投資家とは逆のポジションを取る投資戦略だ。「上げ相場で買い/下げ相
ドル建て日経平均と円建て日経平均証券セールス(以下、S): おカネの動きで市場が振り回されているみたいな感じだな。ファンドマネージャー(以下、F): 米景気はいいしファンダメンタルというよりおカネの動きが激しいな。S: この半年の上昇相場で株式はいろいろ
日米実質金利差とドル円相場上のグラフは日米実質金利差とドル円相場のチャートだが、2022年までは両者の動きに乖離があったものの、2022年以降は両者のグラフがほぼきれいにパラレルに動いている。2022年はFRBが引き締めが開始した時期で、日米金利差が急速に拡
信用買残と日経平均「天邪鬼」であることは投資の面では自己防衛につながる。でも実社会で「天邪鬼」は嫌われるのは間違いない。集団で意思決定する時、「天邪鬼」が一人いるだけでなかなか全員一致での結論にはいたらなくなる。サラリーマン社会では「赤信号をみんなで渡る
新型コロナ禍で病院に行くのが心配だったので、ここ3年人間ドックを受けていなかったが、久しぶりに一日ドックを受診した。結果は?全部で7つの指摘されたのだが、一番心配なのが「心臓」だった。人間ドックのメニューで「心電図」を取ったが、この波形に少し懸念があると
投資の世界に38年、その後個人投資家として丸5年・・・きちんとリターンを出し続けてこられた理由は自分ではたった一つだと思う。それは「天邪鬼(あまのじゃく)」であったことだ。・他人の言うことはいつでも疑い自分で考える。評論家の言うこと、株式ストラテジストの
近所にある通称「ハナミズキ公園」だが、桜が散り葉桜になると同時に、ハナミズキの花が少しづつ開花に向っている。この公園で見られる「花主役の交替」だが、今年は桜の開花が遅れたので桜とハナミズキが同時に見られるということが起こった。上の写真では手前がハナミズキ
ここ数年、中東は大きな構造的ともいえる変化が次々と起きている。最近のニュース・ヘッドラインを振り返ると・・・・シーア派の盟主イランとスンニ派の大御所サウジが、中国の仲裁で「歴史的な和解」をしたこと。・トランプが過激なガサ攻撃を行ったネタニヤフ・イスラエル
清里にも暖かさが戻ってきたある日、散歩の途中でひさしぶりに「田舎師匠」に会った。この「田舎師匠」は清里開拓者の家系で生まれ、学校卒業後に自衛隊に入隊、その後全国の駐屯地を転々とし退職してから甲府に住んでいる。清里にも親の自宅が残っていて、たまに来ては家を
野村証券・日足(3か月)三井住友銀行・日足(3か月)株価の動きだけで判断するのは自分のスタイルではない。チャートは好きだが、チャートの形に囚われることは嫌いだ。でも気になるのが、最近の大型株の日足チャート。直近の動きを大きく見るために、過去3か月の主要株
米国コアCPIとPPI上のグラフは米国のコアCPIとコアPPIを比べたグラフだが、CPIに比べてPPIの方が大きく、PPIの動きが先行指標となっている。注目点はコアPPIが今年1月をボトムの底入れした雰囲気があることだ。PPIのボトム、2015年や2020年を見ると、その後、コ
NASDAQのPERと米10年債利回り4月初の予想EPSは前年比でNASDAQ+32%、S&P500+11%、NYダウ+10%、ラッセル2000+11%と立ち上がってきた(下の一覧表参照)。昨年10月以降、米景気の堅調⇒業績上昇の期待で株価が上昇してきたが、その原動力はPERの
だんだんと事件の内容が公にされてきている。水原氏はLAの連邦裁判所に出廷し罪を認めている。大谷選手は被害者であると認定され訴追はされない。でも、なんか腑に落ちない。筆者は賭け事好きでロンドン駐在時には会社同僚とともによくカジノに出入りしていた。カジノは顧客
日米10年金利差とドル円相場米国CPIが前年比+3.5%とほんのちょっと高めに出ただけだが、ドル円は152円/ドルの抵抗水準を抜けつつある。今まで「円独歩安」を分析してきたことは・・・①ドルインデックスは昨年から横ばいで「ドル高局面」はすでに終わっている、で
テレビでは毎日毎日、たくさんの「便利グッズ」が紹介される。整理整頓に欠かせない「小物入れ」「整理のための棚や引き出し」など、整理整頓が苦手は視聴者に次々を紹介され、多くの視聴者が買っている。でもよく考えてみよう。どんなモノでも時間が経つと劣化して「ゴミ」
日本全国、いたるところにサクラの名所がある。我が家のある地域にもいくつかの名所がある、目黒川の川面を覆い尽くすサクラ、かむろ坂のサクラのトンネル、西小山から碑文谷神社のサクラ参道。目黒川のサクラは人でゴッタ返すので、あまり行かない。むしろ、目黒線の電車の
今年のグローバル市場を見ていて感じることは、米国株、特に大型成長株、GAFAやその他のIT株が高値圏で往来相場に入ると同時に、本来連動性が低いかゼロ相関であった「金価格」や「ビットコイン」が急上昇し、さらに景気懸念のあったドイツ株など欧州株が買われるという状
東証リート指数のチャートだが、12月20日に大陰線をつけた。これは日銀決定会合で黒田氏がYCCを従来の0.25%上限から0.5%上限に変更した時のもので、金利上昇をマイナスと見たヘッジファンドなどの海外投資家が急激なショートを積み上げたためだ。東証の売買
上はブルームバーグが報じた日銀決定会合の「政策運営方針」だが、けっこう見所満載という感じだ。黒田さんの異次元緩和を継続すると表明してきた植田日銀だが、ここまでとは思わなかった。政策金利はマイナス0.1%、長期金利は0.5%を上限として10年国債を買い入れ
ちょっと前だが観光庁が今年3月の訪日観光客数を181万人と推計し、コロナ前2019年の65%まで回復した。関係者は強気で中国の団体旅行が解禁されれば、中国からの観光客の増加でコロナ前の水準も回復可能と見ている。でも一方、日本人の出国、海外旅行はコロナ規制
このところ、多くの評論家が日本株を強気になってきている。その根拠は二つ・・・①ウォーレンバフェット氏が商社株を買ったこと、②東証がPBR1倍割れ企業に改善策を要請したことだ。そのうち②の東証の「バリュエーション改革」はすぐに何か変化するわけではない。ずっ
これは、個人的には衝撃のニュースだった。「不動産経済研究所によると、3月に東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県で発売された新築マンション1戸当たりの平均価格は1億4360万円で、去年の同じ月と比べておよそ2.2倍に上昇」たまたま港区などの高額新築マンションが相次いで売
個人投資家にも様々なタイプがいると思うが、大半の投資家はNISAやiDeCoなどの積立投資スキームを使って老後の資産形成をしたいと考えているだろう。前回の「運用ゴールの決め方」では厚生年金や国民年金の不足分を補うためにNISAやiDeCoを使う場合の運用目標の設定を考えて
「CRE不況に突入?」で書いた通り、今回の金融不安は今までの経験的な感じとちょっと違う。今回は価格の急落というより米地方銀行の預金流出と不動産ファンドの解約が原因だからだ。上のグラフは米銀の預金量だが、ピークの18兆ドルから現在17.1兆ドルを大きく減少して
3月の特殊月については2月時点から警戒感を持って見ていた。2/20に「日銀トレード、3月特殊需給で波乱あり?」を書いた。3月の市場は途中でシリコンバレー銀行やシグネチャー銀行の破たんがあり、日米市場ともに大荒れになった。銀行不安から来る海外投資家の売りだけで
産経新聞社が2019年に続き、120人のリストラをすると報じられている。新聞社の経営は厳しく、表向きは120人の希望退職といいながら実際には数百人規模のリストラに膨れ上がると見られている。普通の個人でもネット経由で官公庁データや各種研究機関のデータに簡単
現在、統一地方選挙の最中だが、住宅街をうるさいほどの音量で街宣車が走り回っている。その中には、ある下請け工場の社長もいる。彼の工場ではとうに仕事がなくなり、社長自身が区議会議員に当選したことで倒産を免れ何とか生き残っている。若い女性の候補者もかなり増えて
儲かれば儲かるほど良い・・・あたりまえの話だ。でも投資についてはこれは当てはまらない。大儲けの話ほど注意が必要で、過去いくらでも「儲かりまっせ」という投資話があったがそのほとんどが「ウソ」か「詐欺」だった。「儲かりまっせ」の投資話にハマって資産の大半を失
最近のニュースでは不動産ファンドの解約増加に関するものが多い。ニュースフローを確認すると・・・・ブラックロックのUKプロパティ・ファンド(資産35億ポンド)に解約請求が急増し解約を保留したという。・英国の運用会社M&Gのオープンエンド型の不動産ファンド(資産4
米国のCRE(コマーシャル・リアル・エステート、商業不動産)について弱気の見方が増えている。これだけ米金利が上昇すれば、借入金の多い不動産業界は苦戦をすると誰でも思いつく。しかも昨年からのインフレの高騰で不動産賃料も上昇しているので、多くの人たちは高い賃料を
NHKで「清里再生プロジェクト」を放映していた。あるデザイナーが清里に移住し地元の人たちを協力して駅前の廃墟ビルを再生していくというストーリーだ。80年代の清里はブームに沸き返り、駅前は原宿並みの人込みだったという。当時の女性向け雑誌が次々と特集し、バブル時
十分な睡眠が取れてますか?安眠対策はしてますか?世の中にはいろいろな睡眠情報が広がっている。快眠用の枕、入眠角度を最適にするベッド、スポーツ選手が進める睡眠姿勢を支えるトゥルースリーパー、各種安眠サプリや、村神様の勧めるヤクルト1000・・・睡眠ビジネス
証券セールスとファンドマネジャーの想像上の会話を楽しむ。証券セールス(以下、S): FRBが今年末から米景気後退が始まると言い出したが、どう思う?ファンドマネージャー(以下、F): 景気後退期に入っても不思議はないけど、株式市場だけでなく、金相場もビット
昔、ロンドンで日本株営業をしている頃、スイスのプライベートバンクの話を聞いた。欧州地域の金持ちは基本的に貴族の流れを組む人たちで、エステートと呼ぶ広大な土地、お城やお城のような館、広大な農地と小作人など持っている。スイス・プライベートバンクの顧客はこうし
チャットGPTの日本語バージョンが賛否両論を巻き込んでいる。オープンAIの社長が来日し岸田「聞く耳」首相と会談したという。ここ十数年の技術進歩でAIはすでに人類の知能を上回っている可能性がある。チェスの世界チャンピオンがAIに負けたのはもう25年も前の話
そろそろ米企業の1-3月期決算が発表される。この1Q/2023の決算は、銀行不安もあり不動産懸念もある高金利下での企業決算となる。なんとなく事前には警戒感が漂っているような気がする。でも単純に米企業EPSの瞬間風速(3か月変化)を追うと、昨年10-12月期
東京では虫が地中から這い出る「啓蟄」からどんどん温かくなり、虫や樹木の活動も活発になる。でも標高の高い地域では3月はまだまだ氷点下の気温になり、野原の「土」や池の「水」は凍っている。当然ながら虫も植物も眠っている状態だ。それが春のお彼岸を過ぎ、4月上旬に