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株山人の投資徒然草 http://blog.livedoor.jp/kabusanjin/

株のプロとして38年、大手運用会社を退職し八ヶ岳に住む株山人。個人投資家、シニア投資家が息長く株式投資を楽しむことを目標に活動していきます。

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2018/08/09

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  • 大晦日の反省、今年のJリート投資は苦労ばっかり

    大晦日、2023年も終わる。今年はJリートで苦労した・・・昨年末の黒田・日銀の突然のYCC枠拡大・・・そしてJリート市場の急落・・・この余波を受けて2023年のJリート市場は始まった。Jリートは利回り商品なので、当局の利上げに弱い。FRBが急速な利上げをす

  • 年末に必ず行く蕎麦屋「そば処さと」

    清里には年末必ず行く蕎麦屋がある。この近辺には「そば処さと」「米村」「伝兵衛」という蕎麦屋があるが、毎年年末は「そば処さと」で年越しそばを家族で食べるのが我が家の習慣になっている。その理由は干支の置物を配っているから・・・毎年の干支置物を集めているのは、

  • 解説者が解説できない市場(5)2024年の市場

    2023年の市場特性を考えてきた。いろいろと勉強になった2023年市場だったが、その特徴は・・・①デリバティブ市場が巨大化し、デリバティブポジションの変化が現物市場の株価を大きく動かしてしまう。予想がつかないPERの変動を生み出す。②債券・為替・株式市場の連

  • 解説者が解説できない市場(4)全員強気相場

    ブルベア比率10月末に重要なトレンド転換である「天底一致」が起こり、5%に上昇してきた10年債利回りが低下に転じ、151円/ドルに上昇してきたドルが反転、調整してきた米S&P500などの株価指数が底入れ上昇した。でもこの上昇の真骨頂はそこからの連騰と上昇スピ

  • 解説者が解説できない市場(3)意外な長期金利上昇

    S&P500と米10年ー3か月金利差7月のFOMCではすでに「利上げの最終局面」あるいは「利上げはあと1回あるかどうか」というコメントが出ていた。FRBの金融引き締めのトンネルの出口が見えたという段階だった。しかしその「トンネルの出口が見えた」時点から、意外な米1

  • 解説者が解説できない市場(2)PERのジャンプ

    日経平均と日経VI日経平均のPERは5月から6月にかけて飛び上がった(PERのジャンプ)。5月初は13倍だった日経平均PERがわずか2か月後の7月初に15.57倍までジャンプした。このPERのジャンプは何故起こったのか?評論家は「東証のPBR改革で企業の自社株買いが増

  • 解説者が解説できない市場(1)2023年市場を振り返って

    2023年の市場は大きな特徴を持った市場だったが、これが2024年の市場にも続いていくはすだ。年末の連続ブログとして2023年に市場を振り返り、2024年へと続く市場を考えてみたい。2023年一番印象に残ったのが、評論家諸氏がまともな解説ができなかった市

  • 資産運用時代をどう生き残る?(15)新NISA運用法

    来年の新NISA開始に向けて投資計画を考えてきた。投資計画の要点は三つある。①税金のかかる特定口座から緩やかに税金のかからないNISA口座へと移行していくこと。②投資の時間分散に留意して、長期でドル平均法の効果を得ること。③キャピタルゲインよりも安定したインカム

  • 親子上場って何が問題?(1)ガバナンス

    東証が親子上場を問題にしているらしい。「東京証券取引所は親子関係や持ち分法適用関係にある上場会社1000社超に対して12月にも、企業統治に関する情報開示の拡充を求める。企業側は上場子会社を持つ意義や、子会社の独立性確保のための取り組みなどの説明が必要になる。」

  • 政治が悪いと株価が下がる?

    株式評論家がよく使う相場格言に「国策に向かうな」というのがある。国策の方向に乗れば株式投資で大きなリターンが得られるというわけだが・・・実はこの格言は日本株には滅多に当てはまらない。過去はほとんど一時的な投機的な動きにとどまってきた。政権が不安定で内閣の

  • Jリート投信の解約売り、魅力的な安値

    計算してみてビックリ!!12月に入りJリート指数がダラダラと下げ続けている。なんかヘンだなと思い、Jリート投信の基準価額と純資産残高を再度チェックしてみた。下の一覧表は人気の三投信、ダイワJRオープン、JRリサーチオープン、しんきんJRオープンの基準価額

  • ビッグマック食べるなら・・・アジア!

    2021年のビッグマック指数ビッグマック価格は各国の物価差を見ると、実感や体感があるのでピッタリくる。上のビッグマック指数は2年前のものだが、今年の指数と比べると面白い。まずはアメリカ。2年前640円だったのが今年は793円に上昇、24%の価格上昇となる

  • 日本の将来が明るいと思う理由(3)生産性の改善

    戦争中に日本人は300万人以上死んだ。軍人230万人、一般人(外地)30万人、一般人(内地)50万人と言われている。この地獄のような戦争が終わり日本の人口は急回復に入った、それが団塊世代だ。上のグラフは中国と日本の人口ピラミッドを比較したものだが、日本の

  • 量的引き締め下の株価上昇?

    FRBの描いている2024年の姿は・・・①雇用情勢が少し悪化し失業率4.1%まで上がり賃金上昇も抑えられる②雇用情勢の落ち着きとともにインフレも緩和、PCEコア+2.4%と2%台へと低下する③その結果、実質GDP+1.4%と1%台の伸びに減速する・・・という3つの

  • サイフを失くした時

    実はイイ年してサイフをなくしてしまった。魔が差したというか、ボーッとしていたというか、何が原因だったか分からない。とにかく、いつもあるべき場所になかった。どうすればいいか?まずは、クレジットカードを止めないと・・・紛失届と再発行の依頼をするVISAカードや

  • 相場雑感(10)米国株EPSのリアルな姿

    株式投資においては実績EPSを見ることはほとんどない。株価は将来のEPSを織り込むので、過去の実績EPSを見ても何の意味もなさないからだ。しかし前期から今期への増益率を計算する時は前期実績値からの伸び率を使う。下の表はいつも使っている各株価指数の予想EP

  • 資産運用時代をどう生き残る(12)日本株の組み入れ

    いよいよ来年1月に新NISAが開始される。おそらくS&P500やACWI(オルカン)に連動するインデックスファンドをコツコツと買い増していくというのが、基本的なNISA投資家の運用方法になるのだろう。でも為替リスクを避ける投資家には利回りが極端に低い円債はまだしも、Jリート

  • 鹿児島でビックリ、西郷さんの犬がいない!!!

    上の写真は鹿児島市に立っている「西郷隆盛銅像」いつでも変わらない、堂々とした態度で世の中を見回している。この銅像から大通りを渡った場所に写真を撮るためのスポットがあり、観光客はそこに立って記念写真を撮る。その撮影スポットに西郷さんの愛犬「薩摩犬ツン」が建

  • 「イラっとくる」コメント集(5) 為替ヘッジコスト

    日経CNBC編集委員・鈴木氏、「金利差が縮小といっても、短期金利差が5.5%もあるので円安が続くに決まっている。」別のコメンテーター氏、「ヘッジコストが5~6%と高く、迂闊にドルヘッジをすると、米長期利回りが高くてもヘッジコストに見合わない。だからドル売りは

  • 総辞職と総選挙で国民の審判を仰ぐべき!!

    政治資金は税金のかからない資金なので、元々いい加減なおカネだった。そのいい加減なおカネをせめて収支を開示することで、せめて国民に見えるように制度が作れた。世の中、しっかりいている人がいて「パーティ―収入の処理について収支報告書に漏れがある」と告訴した。収

  • 投資と詐欺師の話(5)日経リンク債、MS転換社債

    教訓④ 「日経リンク債・MS転換社債のトラップに注意」証券市場はフェアであるべきだが、実際は全くフェアじゃない。需給を歪めて儲けようとしている投資家や投資機関が山ほどいるからだ。まずは日経リンク債だが・・・これは債券に日経平均のPutオプションの売りが付いた商

  • 学生スポーツ、ビジネス化の被害者

    日大がアメフト部を廃部にするかどうかでモメている。多くの一流選手を輩出した伝統のあるアメフト部の廃部となれば、学生スポーツのあり方が変わる。日大以外でも、多くの大学、特に箱根駅伝で知名度をあげようとしているFランク大学もあり、学生スポーツを「大学の宣伝カー

  • 日本の将来が明るいと思う理由(2)「個」でグローバルに戦う

    日本人は集団での活動が得意と言われる。過去、日本のグローバル化は会社単位・組織単位で行われてきた。総合商社が一早くグローバル市場を開拓し、自動車や家電が続き、電子部品や素材メーカー、アパレルや消費財、日本企業の海外事業が進展するのつれて金融がグローバルに

  • 女神を失った香港はどこへ?

    香港ハンセン指数の日足。酷い下げだ。香港の「民主改革の女神」と呼ばれた周庭さんが香港を去り、カナダの大学院に進学するとともに亡命すると報じされている。雨傘運動から始まる、香港の学生による反中国化運動の中心的な女神だった。共産党の「香港の中国化」方針に

  • 東京の物価もピークアウトしたかも?

    東京都区部CPIが発表された。11月分の結果は、総合CPIで+2.6%と10月+3.2%から伸び率が大きく低下した。個別項目でも全体的に低下しているが、特に食料品、光熱費、被服などが低下をリードしている。 11月 10月食料品 + 2.6%

  • 投資と詐欺師の話(4)預かり証

    教訓③ 「預かり証詐欺にご注意」投資ジャーナル事件も若い頃の印象に残った詐欺事件だった。筆者の記憶では証券詐欺の常道ともいえる「預かり証詐欺」を最初にやったのがこの投資ジャーナルだったように記憶している。投資ジャーナルの詐欺方法は単純そのものだ。投資ジャ

  • Jリート投信、タックス・ロス・セリング

    米10年債利回りが5%で天井を打ち、米長期金利の低下とともにグローバル・リート市場も反転上昇に入った。米リート指数は10月末のボトムから12月1日で+15..8%上昇した。米リートが65%を占めるグローバル・リート指数も同期間で+14.5%の上昇だった。し

  • 移住でハッピー(14)会社人間の移住

    定年退職後、一番嫌われるタイプは「いつまでも会社人間が抜けない」人じゃないかと思う。「オレは○○会社の重役だった」とか、「部下が○○人いる部長だったんだ」とか、「会社ではエラかったんだ」とか、「会社ではモテモテだったんだ」とか・・・自分の会社員だった頃の

  • 証券マンとファンドマネージャーの会話(14)パウエル発言

    米国10年・2年金利差とS&P500証券マンとファンドマネージャーの会話。証券マン(以下、S): 米国株の上昇は凄いね。ファンドマネージャー(以下、F): 「天底一致」が起きた10月末からセオリー通りの長期金利低下ードル安ー米国株上昇だけど、株価の上昇が異例

  • 資産運用時代をどう生き残る?(11)ドルコスト平均法

    いよいよ新NISAの開始時期が近付いてきた。成長枠では1年に240万円、5年間で1200万円の非課税投資ができる新NISAは、我々シニア層にとっても重要な投資ツールになることはまちがいない。どんな運用商品に投資するのか?、どんな方法で投資するのか?という二点をそ

  • 日本の将来が明るいと思う理由(1)団塊世代後

    1945年に日本は第二次世界大戦に大敗し無条件降伏した。アジアや沖縄の戦地に送られていた多くの若者が1945~48年にかけて引き上げ家庭を持ち、日本経済の復興にまい進した。その彼らと彼らの子供(戦後生まれの団塊世代)が戦後日本の高度成長を担った。良くも悪

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