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株山人の投資徒然草 http://blog.livedoor.jp/kabusanjin/

株のプロとして38年、大手運用会社を退職し八ヶ岳に住む株山人。個人投資家、シニア投資家が息長く株式投資を楽しむことを目標に活動していきます。

株山人
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2018/08/09

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  • サラリーマン上司も楽じゃない

    忘年会のシーズンで、会社員の会社忘年会についてのアンケートがあった。忘年会の意識調査では「参加したい」が55.6%、年代では20歳台が61%で最も高く、30歳台が54.9%、40~50歳台は50%ソコソコだ。20歳台は会社費用で飲み食いできるのがポイント

  • 保有株全売却、危うきに近寄らず???

    11月保有していた株式を全部売却した。筆者のポートフォリオは30~40%株式、50~60%Jリート、10%程度変動利付債となっていたが、今月末株式を売却し、30%以上はキャッシュポジションにした。なぜ、売却?実は答えがない、「ドタ勘」としかいえない。なん

  • 投資と詐欺師の話(3)仕手集団

    教訓② 「仕手株、最後は暴落か?乗っ取りか?」証券会社に入社した頃、株式市場では「仕手株」と呼ばれた銘柄が乱舞していた。その中心にいたのが「黒川木徳証券」で、この会社が買う銘柄は次々と大暴騰していた。これらの銘柄は「マルキ」と呼ばれ、市場で注目されていた

  • 非上場を目指すムーブメント「MBO」

    東証には3912社が上場している。しかし、多くは機関投資家の運用対象にはなっていない。運用会社のHPには運用プロセスが明示さえているが、その運用プロセスで開示されている運用対象はおよそ1000銘柄以内だ。つまり、上場銘柄数3912のうち、3割程度しか機関投

  • 投資と詐欺師の話(2)ドルワラント

    教訓① 「よく知らない商品を薦められたら気を付けよう」1980年代後半の日本のバブル株高、その時ロンドンではドル建てワラント債(以下ドルワラ)が大流行し、資金調達のしやすいワラント債の発行は日本企業の間で増えていた。ちょうどロンドンに赴任した頃だったので

  • 移住でハッピー(13)健康回復の移住

    素晴らしい庭を持つ家が近所にある。いつもいつも手入れされ、芝生も木々も素晴らしい状態で保たれている。田舎に住んで見ると、それがいかに大変なことなのかをはじめて理解できる。特に芝生がいつもきれいで「隣の芝は青く見える」という格言を実体感するような気がする。

  • 2024年、ユーロ市場が最大のリスクかも?(3)

    ユーロストックス50 月足2018-2023金利高、ユーロ高、地政学リスクが気になるユーロ市場だが、ユーロストックス50というユーロ圏の主要大型株50銘柄で見ると、米国市場と動きはほぼ連動している。欧州だろうが米国だろうが、主要なグローバル企業は連動する。21年

  • 投資と詐欺師の話(1)

    いつも不思議に思うのが、「投資勧誘、投資の勧め、投資は儲かります」的な話が見の回りにいくらでもあることだ中には「10万円があっという間に800万円になります」「投資の秘法」「テンバガー投資法」などと銘打った広告も多く見られる。考えてみれば簡単な話・・・も

  • 「イラっとくる」コメント集(4)

    まず「イラっとくる」のは、「業績上方修正で日経平均株価が3万3000円台に上昇した」と説明する評論家だ。この11月の株価上昇は「天底一致」による資金需給の変化だ。米長期債利回りがピークを打ち、為替市場でドル高がピークを打ち、そして株式市場ではNSADAQやSP500

  • 2024年、ユーロ市場が最大のリスクかも?(2)

    ユーロ圏の市場には大きなリスクがあると見ている。ロシアに資源を依存し、中国パワーに経済的な依存を強めたユーロ圏だが、その地政学リスクが大きく影響し始めているように見える。さらにインフレの高進に対してECBは利上げを加速させてきたが、この利上げが経済実態の

  • PBR投資の基礎(4) 日本郵船の事例

    日本郵船 23年5月~11月海運株はバリューなのか、グロースなのか不明だが、少なくとも長期的には低PBR銘柄という位置づけだったのは間違いない。新型コロナ禍からの景気回復局面で海運市況が急騰し、海運株は急上昇し一時的にPBRは1倍水準を越えてしまった。こ

  • 2024年、ユーロ市場が最大のリスクかも?(1)

    2024年という視点で世界をグルッと俯瞰すると、中国経済の危うさもあるが、それ以上にユーロ圏に危険な香りを感じている。ロシアのウクライナ侵攻が始まり、隣国のポーランドやバルト三国、ユーロの盟主であるドイツやフランス、ユーロの隣にある島国イギリス、そろって

  • 意外と原油がインフレに効いているかも?

    米消費者物価指数が発表になり、米債券利回りが急低下、反対に株価が急伸した。短期投機筋が米FRBの動きに相当な量でベットしていたのがよく分かる。債券や株式に比べ為替の動きが小さく、まだまだ投機資金が為替市場に滞留しているのかもしれない。それはそうと、米国の

  • 政治改革は「首相公選」しかないと思う理由(2)

    前回の話の続きだが・・・岸田氏の減税説明(税収の還元)と真っ向から対立する、鈴木氏の「減税は国債増発」の発言は財務省から見れば当然だが、内閣内での合意不足を露呈したように見える。「税収が増えた分を還元するのか」「税収が不足で国債発行で減税するのか」では天

  • 政治改革は「首相公選」しかないと思う理由(1)

    岸田「増税メガネ」政権の支持率が急落、危機的な状況に追い込まれている。まあ、誰が見ても呆れる事が二つも重なったのも影響しているのかもしれない。一つは「神田副財務大臣の税金滞納事件」この人、税理士資格を持っているらしいし、ドサクサに紛れて当選したとはいえ国

  • 年末の日本株需給は少しヤヤッこしいかも?

    今年の年末にかけての日本株の株式需給は少しヤヤッこしいかもしれないと思う。一つの要因は、投資家の損益が大きくバラついている可能性があること。もう一つは来年初から新NISAスタート、現NISAからの移行で一時的に株式売却が生じる可能性があることだ。まずは、投資家損

  • 信用や貸株を使わずに「空売り」する方法

    決算数字がザラ場で発表されると、株価が超高速で乱高下するケースが多く見られる。ほんのチョッとした予想数字の未達でもガタガタに売られたり、予想通りの増益でも出尽くしで売られ、逆にボロボロの決算数字でも買われたりする場合も見かける。資生堂がストップ安なんて想

  • 不完全な「天底一致」を考える

    10月30日と11月3日に「天底一致の法則」について2回ブログを書いた。この「天底一致」は相場の重要な反転指標で、今回は米長期金利は5%で天井を打ち、S&P500は4000ポイントで底打ち、円/ドル相場は151円/ドルでドル天井を打つと考えた。典型的な「天底一

  • PBR投資の基礎(3) 三菱UFJグループの事例

    三菱UFJ23年5月~11月今回はやはり割安株の代表銘柄、三菱UFJファイナンシャルグループを取り上げてみたい。三菱UFJのPBRは0.86倍、レンジは0.64倍~0.89倍PERは7.57倍、配当利回りは3.17%割安ではあるが、配当利回りはそんないに高くない。

  • 米国株EPS、二極化が進む

    四半期決算の途中、月初の米主要指数EPSをチェックしていたが、なんとなく重要な違和感を感じる。7ー9月期は実質GDPは4.9%も伸びた米経済を受けての企業業績だという点が大きなポイントだ。インフレが3%程度はあるとすると、米国名目経済は7~8%の高スピードで成

  • 資産運用時代をどう生き残る(10)「テーマ」は陳腐化する

    新NISAの運用では「テーマ投信」は避けるべきだと考えている。一つの参考例になるのは、日興アセットの二つの公募投信、グローバル・プロスペクティブ・ファンド(以下、Gプロスペクティブ)、グローバル・エクスポネンシャル・ファンド(以下、GエクスポネンシャルF

  • 社長の交際費、「私的流用」の罪?

    タムロンの社長の「交際費の私的流用」が話題だ。この社長、さいたまのクラブ女性に入れあげ、数年間で3億円も交際費を私的流用していたという。ハハワイ海外出張時にはこのクラブ女性を同行させ、同室に寝泊まりし、会社の経費ですべて賄っていたという「呆れた」社長だ。

  • PBR投資の基礎(2) 日本製鉄の事例

    日本製鉄23年5月~11月鉄鋼株、日本製鉄と言えば「低PBR銘柄」の代表でもある。東証のPBR改革から割安株物色の流れに2000円台の株価が3750円まで上昇した。その間、PBRも0.61倍から0.75倍まで上昇した。現在はPBR0.64倍、PER7.02

  • 資産運用時代をどう生き残る(9)テーマ投資

    「相場にはテーマがあるべきだ」これは証券会社に入社したての頃、当時の部長に言われた言葉だ。それまでの仕手株が乱舞するだけの鉄火場のような株式市場を少し近代的な株式市場に変化させた。この部長、テーマの発掘にかけては素晴らしい感性を持っていた。第二次石油危機

  • PBR投資の基礎(1)

    東証がPBR1倍割れの上場企業が多いことで、上場企業に対して「ROEの向上=経営の効率化」と「自社株買い=一株価値の増加」を要請し出した。これを受けて株式評論家たちは一斉に「低PBR銘柄の買い推奨」を始めた。なんとなくPBRが低い銘柄は買いだというコンセンサ

  • 米国リートの事例研究

    2021年末からの米国リートは、異例の量的金融緩和、その後の急速な金利引き締め、そして米商業不動産市場の悪化、最後に長期金利の急上昇という投資環境の変化に翻弄されてきた。市場環境の変化とリート価格の変化を考える上で最高の教科書になったのではないかと思う。

  • 「イラっとくる」コメント集(3)

    株式評論家という連中は完全に勘違いなのに「なぜか、自信満々」にコメントする。最近の相場下落で、ある株式評論家は自信満々に「裁定買い残が1兆円以上減少し、これが市場の売り要因として株価を下落させた」とコメントした。「エッ、マジか?」東証の発表した裁定買い残

  • 相場雑感(9)天底一致

    S&P500(21年11月~23年11月)米10年債利回り(21年11月~23年11月)ドル/円レート(21年11月~23年11月)市場分析の一つ、「天底一致の原則」をご存じだろうか?大きなトレンドが変化する時、ある商品が天井を付けると同時に別の商品が底値を付ける。完全厳密に〇月〇日

  • 一流は宮崎駿さんだけ、他は三流???

    長野県乙事にある「おっこと亭」にそばを食べに行った。このあたりでは有名な蕎麦屋さんで、著名人も多く訪れる場所だ。平日にもかかわらず、30分ほど待つと店内に案内される。まず目についたのは、宮崎駿監督の色紙だ。トトロが蕎麦を食べているが、その蕎麦は一番人気の

  • 資産運用時代をどう生き残る?(8)放ったらかし投資

    長期投資という言葉を聞くと、1回株を買ったらそのまま「長期」に保有するというイメージを持つ人も多いと思う。実際、世の中には「放ったらかし=放置投資」としてこうした投資法を薦める評論家もいる。しかし、「放置投資」には多くのリスクを含んでいるので、投資商品によ

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