撮影するほどのサクラじゃない、と言われそうな小さいヤマザクラ。我が家で初孫が生まれた時にヤマザクラの苗木を庭に植えた。その時は近所のホームセンターで買った高さ50cm程度の苗木だった。それから5年経ち、高さ2m以上に育った。サクラの花も以前はチョロチョロ
株のプロとして38年、大手運用会社を退職し八ヶ岳に住む株山人。個人投資家、シニア投資家が息長く株式投資を楽しむことを目標に活動していきます。
忘年会のシーズンで、会社員の会社忘年会についてのアンケートがあった。忘年会の意識調査では「参加したい」が55.6%、年代では20歳台が61%で最も高く、30歳台が54.9%、40~50歳台は50%ソコソコだ。20歳台は会社費用で飲み食いできるのがポイント
11月保有していた株式を全部売却した。筆者のポートフォリオは30~40%株式、50~60%Jリート、10%程度変動利付債となっていたが、今月末株式を売却し、30%以上はキャッシュポジションにした。なぜ、売却?実は答えがない、「ドタ勘」としかいえない。なん
教訓② 「仕手株、最後は暴落か?乗っ取りか?」証券会社に入社した頃、株式市場では「仕手株」と呼ばれた銘柄が乱舞していた。その中心にいたのが「黒川木徳証券」で、この会社が買う銘柄は次々と大暴騰していた。これらの銘柄は「マルキ」と呼ばれ、市場で注目されていた
東証には3912社が上場している。しかし、多くは機関投資家の運用対象にはなっていない。運用会社のHPには運用プロセスが明示さえているが、その運用プロセスで開示されている運用対象はおよそ1000銘柄以内だ。つまり、上場銘柄数3912のうち、3割程度しか機関投
教訓① 「よく知らない商品を薦められたら気を付けよう」1980年代後半の日本のバブル株高、その時ロンドンではドル建てワラント債(以下ドルワラ)が大流行し、資金調達のしやすいワラント債の発行は日本企業の間で増えていた。ちょうどロンドンに赴任した頃だったので
素晴らしい庭を持つ家が近所にある。いつもいつも手入れされ、芝生も木々も素晴らしい状態で保たれている。田舎に住んで見ると、それがいかに大変なことなのかをはじめて理解できる。特に芝生がいつもきれいで「隣の芝は青く見える」という格言を実体感するような気がする。
ユーロストックス50 月足2018-2023金利高、ユーロ高、地政学リスクが気になるユーロ市場だが、ユーロストックス50というユーロ圏の主要大型株50銘柄で見ると、米国市場と動きはほぼ連動している。欧州だろうが米国だろうが、主要なグローバル企業は連動する。21年
いつも不思議に思うのが、「投資勧誘、投資の勧め、投資は儲かります」的な話が見の回りにいくらでもあることだ中には「10万円があっという間に800万円になります」「投資の秘法」「テンバガー投資法」などと銘打った広告も多く見られる。考えてみれば簡単な話・・・も
まず「イラっとくる」のは、「業績上方修正で日経平均株価が3万3000円台に上昇した」と説明する評論家だ。この11月の株価上昇は「天底一致」による資金需給の変化だ。米長期債利回りがピークを打ち、為替市場でドル高がピークを打ち、そして株式市場ではNSADAQやSP500
ユーロ圏の市場には大きなリスクがあると見ている。ロシアに資源を依存し、中国パワーに経済的な依存を強めたユーロ圏だが、その地政学リスクが大きく影響し始めているように見える。さらにインフレの高進に対してECBは利上げを加速させてきたが、この利上げが経済実態の
日本郵船 23年5月~11月海運株はバリューなのか、グロースなのか不明だが、少なくとも長期的には低PBR銘柄という位置づけだったのは間違いない。新型コロナ禍からの景気回復局面で海運市況が急騰し、海運株は急上昇し一時的にPBRは1倍水準を越えてしまった。こ
2024年という視点で世界をグルッと俯瞰すると、中国経済の危うさもあるが、それ以上にユーロ圏に危険な香りを感じている。ロシアのウクライナ侵攻が始まり、隣国のポーランドやバルト三国、ユーロの盟主であるドイツやフランス、ユーロの隣にある島国イギリス、そろって
米消費者物価指数が発表になり、米債券利回りが急低下、反対に株価が急伸した。短期投機筋が米FRBの動きに相当な量でベットしていたのがよく分かる。債券や株式に比べ為替の動きが小さく、まだまだ投機資金が為替市場に滞留しているのかもしれない。それはそうと、米国の
前回の話の続きだが・・・岸田氏の減税説明(税収の還元)と真っ向から対立する、鈴木氏の「減税は国債増発」の発言は財務省から見れば当然だが、内閣内での合意不足を露呈したように見える。「税収が増えた分を還元するのか」「税収が不足で国債発行で減税するのか」では天
岸田「増税メガネ」政権の支持率が急落、危機的な状況に追い込まれている。まあ、誰が見ても呆れる事が二つも重なったのも影響しているのかもしれない。一つは「神田副財務大臣の税金滞納事件」この人、税理士資格を持っているらしいし、ドサクサに紛れて当選したとはいえ国
今年の年末にかけての日本株の株式需給は少しヤヤッこしいかもしれないと思う。一つの要因は、投資家の損益が大きくバラついている可能性があること。もう一つは来年初から新NISAスタート、現NISAからの移行で一時的に株式売却が生じる可能性があることだ。まずは、投資家損
決算数字がザラ場で発表されると、株価が超高速で乱高下するケースが多く見られる。ほんのチョッとした予想数字の未達でもガタガタに売られたり、予想通りの増益でも出尽くしで売られ、逆にボロボロの決算数字でも買われたりする場合も見かける。資生堂がストップ安なんて想
10月30日と11月3日に「天底一致の法則」について2回ブログを書いた。この「天底一致」は相場の重要な反転指標で、今回は米長期金利は5%で天井を打ち、S&P500は4000ポイントで底打ち、円/ドル相場は151円/ドルでドル天井を打つと考えた。典型的な「天底一
三菱UFJ23年5月~11月今回はやはり割安株の代表銘柄、三菱UFJファイナンシャルグループを取り上げてみたい。三菱UFJのPBRは0.86倍、レンジは0.64倍~0.89倍PERは7.57倍、配当利回りは3.17%割安ではあるが、配当利回りはそんないに高くない。
四半期決算の途中、月初の米主要指数EPSをチェックしていたが、なんとなく重要な違和感を感じる。7ー9月期は実質GDPは4.9%も伸びた米経済を受けての企業業績だという点が大きなポイントだ。インフレが3%程度はあるとすると、米国名目経済は7~8%の高スピードで成
新NISAの運用では「テーマ投信」は避けるべきだと考えている。一つの参考例になるのは、日興アセットの二つの公募投信、グローバル・プロスペクティブ・ファンド(以下、Gプロスペクティブ)、グローバル・エクスポネンシャル・ファンド(以下、GエクスポネンシャルF
タムロンの社長の「交際費の私的流用」が話題だ。この社長、さいたまのクラブ女性に入れあげ、数年間で3億円も交際費を私的流用していたという。ハハワイ海外出張時にはこのクラブ女性を同行させ、同室に寝泊まりし、会社の経費ですべて賄っていたという「呆れた」社長だ。
日本製鉄23年5月~11月鉄鋼株、日本製鉄と言えば「低PBR銘柄」の代表でもある。東証のPBR改革から割安株物色の流れに2000円台の株価が3750円まで上昇した。その間、PBRも0.61倍から0.75倍まで上昇した。現在はPBR0.64倍、PER7.02
「相場にはテーマがあるべきだ」これは証券会社に入社したての頃、当時の部長に言われた言葉だ。それまでの仕手株が乱舞するだけの鉄火場のような株式市場を少し近代的な株式市場に変化させた。この部長、テーマの発掘にかけては素晴らしい感性を持っていた。第二次石油危機
東証がPBR1倍割れの上場企業が多いことで、上場企業に対して「ROEの向上=経営の効率化」と「自社株買い=一株価値の増加」を要請し出した。これを受けて株式評論家たちは一斉に「低PBR銘柄の買い推奨」を始めた。なんとなくPBRが低い銘柄は買いだというコンセンサ
2021年末からの米国リートは、異例の量的金融緩和、その後の急速な金利引き締め、そして米商業不動産市場の悪化、最後に長期金利の急上昇という投資環境の変化に翻弄されてきた。市場環境の変化とリート価格の変化を考える上で最高の教科書になったのではないかと思う。
株式評論家という連中は完全に勘違いなのに「なぜか、自信満々」にコメントする。最近の相場下落で、ある株式評論家は自信満々に「裁定買い残が1兆円以上減少し、これが市場の売り要因として株価を下落させた」とコメントした。「エッ、マジか?」東証の発表した裁定買い残
S&P500(21年11月~23年11月)米10年債利回り(21年11月~23年11月)ドル/円レート(21年11月~23年11月)市場分析の一つ、「天底一致の原則」をご存じだろうか?大きなトレンドが変化する時、ある商品が天井を付けると同時に別の商品が底値を付ける。完全厳密に〇月〇日
長野県乙事にある「おっこと亭」にそばを食べに行った。このあたりでは有名な蕎麦屋さんで、著名人も多く訪れる場所だ。平日にもかかわらず、30分ほど待つと店内に案内される。まず目についたのは、宮崎駿監督の色紙だ。トトロが蕎麦を食べているが、その蕎麦は一番人気の
長期投資という言葉を聞くと、1回株を買ったらそのまま「長期」に保有するというイメージを持つ人も多いと思う。実際、世の中には「放ったらかし=放置投資」としてこうした投資法を薦める評論家もいる。しかし、「放置投資」には多くのリスクを含んでいるので、投資商品によ
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撮影するほどのサクラじゃない、と言われそうな小さいヤマザクラ。我が家で初孫が生まれた時にヤマザクラの苗木を庭に植えた。その時は近所のホームセンターで買った高さ50cm程度の苗木だった。それから5年経ち、高さ2m以上に育った。サクラの花も以前はチョロチョロ
日銀決定会合の結果は大方の予想通りの「現状維持」だったが、その後の植田会見は凄まじかった。「金融政策は為替レートを直接コントロールの対象とするものではない」外国為替市場で円安が進んでいることによる基調的な物価への影響は無視できる範囲かと問われたのに対し「
消滅可能性自治体の調査が公表された。我が山梨県では上の11市町村が含まれた。ちょっと意外だったのは、東京都に近い山梨県東部に多くの消滅可能性があることだった。上野原や大月はちょっと1時間程度の通勤時間をガマンすれば東京で仕事ができる。安い不動産価格で子育
長期金利とFANG指数チャート天邪鬼は単なる人の性格ではなく、れっきとした運用戦略の一つでもあり「コントラリアン投資」と呼ばれる。コントラリアンは市場の人気とは逆にポジションを取ったり、大多数の投資家とは逆のポジションを取る投資戦略だ。「上げ相場で買い/下げ相
ドル建て日経平均と円建て日経平均証券セールス(以下、S): おカネの動きで市場が振り回されているみたいな感じだな。ファンドマネージャー(以下、F): 米景気はいいしファンダメンタルというよりおカネの動きが激しいな。S: この半年の上昇相場で株式はいろいろ
日米実質金利差とドル円相場上のグラフは日米実質金利差とドル円相場のチャートだが、2022年までは両者の動きに乖離があったものの、2022年以降は両者のグラフがほぼきれいにパラレルに動いている。2022年はFRBが引き締めが開始した時期で、日米金利差が急速に拡
信用買残と日経平均「天邪鬼」であることは投資の面では自己防衛につながる。でも実社会で「天邪鬼」は嫌われるのは間違いない。集団で意思決定する時、「天邪鬼」が一人いるだけでなかなか全員一致での結論にはいたらなくなる。サラリーマン社会では「赤信号をみんなで渡る
新型コロナ禍で病院に行くのが心配だったので、ここ3年人間ドックを受けていなかったが、久しぶりに一日ドックを受診した。結果は?全部で7つの指摘されたのだが、一番心配なのが「心臓」だった。人間ドックのメニューで「心電図」を取ったが、この波形に少し懸念があると
投資の世界に38年、その後個人投資家として丸5年・・・きちんとリターンを出し続けてこられた理由は自分ではたった一つだと思う。それは「天邪鬼(あまのじゃく)」であったことだ。・他人の言うことはいつでも疑い自分で考える。評論家の言うこと、株式ストラテジストの
近所にある通称「ハナミズキ公園」だが、桜が散り葉桜になると同時に、ハナミズキの花が少しづつ開花に向っている。この公園で見られる「花主役の交替」だが、今年は桜の開花が遅れたので桜とハナミズキが同時に見られるということが起こった。上の写真では手前がハナミズキ
ここ数年、中東は大きな構造的ともいえる変化が次々と起きている。最近のニュース・ヘッドラインを振り返ると・・・・シーア派の盟主イランとスンニ派の大御所サウジが、中国の仲裁で「歴史的な和解」をしたこと。・トランプが過激なガサ攻撃を行ったネタニヤフ・イスラエル
清里にも暖かさが戻ってきたある日、散歩の途中でひさしぶりに「田舎師匠」に会った。この「田舎師匠」は清里開拓者の家系で生まれ、学校卒業後に自衛隊に入隊、その後全国の駐屯地を転々とし退職してから甲府に住んでいる。清里にも親の自宅が残っていて、たまに来ては家を
野村証券・日足(3か月)三井住友銀行・日足(3か月)株価の動きだけで判断するのは自分のスタイルではない。チャートは好きだが、チャートの形に囚われることは嫌いだ。でも気になるのが、最近の大型株の日足チャート。直近の動きを大きく見るために、過去3か月の主要株
米国コアCPIとPPI上のグラフは米国のコアCPIとコアPPIを比べたグラフだが、CPIに比べてPPIの方が大きく、PPIの動きが先行指標となっている。注目点はコアPPIが今年1月をボトムの底入れした雰囲気があることだ。PPIのボトム、2015年や2020年を見ると、その後、コ
NASDAQのPERと米10年債利回り4月初の予想EPSは前年比でNASDAQ+32%、S&P500+11%、NYダウ+10%、ラッセル2000+11%と立ち上がってきた(下の一覧表参照)。昨年10月以降、米景気の堅調⇒業績上昇の期待で株価が上昇してきたが、その原動力はPERの
だんだんと事件の内容が公にされてきている。水原氏はLAの連邦裁判所に出廷し罪を認めている。大谷選手は被害者であると認定され訴追はされない。でも、なんか腑に落ちない。筆者は賭け事好きでロンドン駐在時には会社同僚とともによくカジノに出入りしていた。カジノは顧客
日米10年金利差とドル円相場米国CPIが前年比+3.5%とほんのちょっと高めに出ただけだが、ドル円は152円/ドルの抵抗水準を抜けつつある。今まで「円独歩安」を分析してきたことは・・・①ドルインデックスは昨年から横ばいで「ドル高局面」はすでに終わっている、で
テレビでは毎日毎日、たくさんの「便利グッズ」が紹介される。整理整頓に欠かせない「小物入れ」「整理のための棚や引き出し」など、整理整頓が苦手は視聴者に次々を紹介され、多くの視聴者が買っている。でもよく考えてみよう。どんなモノでも時間が経つと劣化して「ゴミ」
日本全国、いたるところにサクラの名所がある。我が家のある地域にもいくつかの名所がある、目黒川の川面を覆い尽くすサクラ、かむろ坂のサクラのトンネル、西小山から碑文谷神社のサクラ参道。目黒川のサクラは人でゴッタ返すので、あまり行かない。むしろ、目黒線の電車の
今年のグローバル市場を見ていて感じることは、米国株、特に大型成長株、GAFAやその他のIT株が高値圏で往来相場に入ると同時に、本来連動性が低いかゼロ相関であった「金価格」や「ビットコイン」が急上昇し、さらに景気懸念のあったドイツ株など欧州株が買われるという状
東証リート指数のチャートだが、12月20日に大陰線をつけた。これは日銀決定会合で黒田氏がYCCを従来の0.25%上限から0.5%上限に変更した時のもので、金利上昇をマイナスと見たヘッジファンドなどの海外投資家が急激なショートを積み上げたためだ。東証の売買
上はブルームバーグが報じた日銀決定会合の「政策運営方針」だが、けっこう見所満載という感じだ。黒田さんの異次元緩和を継続すると表明してきた植田日銀だが、ここまでとは思わなかった。政策金利はマイナス0.1%、長期金利は0.5%を上限として10年国債を買い入れ
ちょっと前だが観光庁が今年3月の訪日観光客数を181万人と推計し、コロナ前2019年の65%まで回復した。関係者は強気で中国の団体旅行が解禁されれば、中国からの観光客の増加でコロナ前の水準も回復可能と見ている。でも一方、日本人の出国、海外旅行はコロナ規制
このところ、多くの評論家が日本株を強気になってきている。その根拠は二つ・・・①ウォーレンバフェット氏が商社株を買ったこと、②東証がPBR1倍割れ企業に改善策を要請したことだ。そのうち②の東証の「バリュエーション改革」はすぐに何か変化するわけではない。ずっ
これは、個人的には衝撃のニュースだった。「不動産経済研究所によると、3月に東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県で発売された新築マンション1戸当たりの平均価格は1億4360万円で、去年の同じ月と比べておよそ2.2倍に上昇」たまたま港区などの高額新築マンションが相次いで売
個人投資家にも様々なタイプがいると思うが、大半の投資家はNISAやiDeCoなどの積立投資スキームを使って老後の資産形成をしたいと考えているだろう。前回の「運用ゴールの決め方」では厚生年金や国民年金の不足分を補うためにNISAやiDeCoを使う場合の運用目標の設定を考えて
「CRE不況に突入?」で書いた通り、今回の金融不安は今までの経験的な感じとちょっと違う。今回は価格の急落というより米地方銀行の預金流出と不動産ファンドの解約が原因だからだ。上のグラフは米銀の預金量だが、ピークの18兆ドルから現在17.1兆ドルを大きく減少して
3月の特殊月については2月時点から警戒感を持って見ていた。2/20に「日銀トレード、3月特殊需給で波乱あり?」を書いた。3月の市場は途中でシリコンバレー銀行やシグネチャー銀行の破たんがあり、日米市場ともに大荒れになった。銀行不安から来る海外投資家の売りだけで
産経新聞社が2019年に続き、120人のリストラをすると報じられている。新聞社の経営は厳しく、表向きは120人の希望退職といいながら実際には数百人規模のリストラに膨れ上がると見られている。普通の個人でもネット経由で官公庁データや各種研究機関のデータに簡単
現在、統一地方選挙の最中だが、住宅街をうるさいほどの音量で街宣車が走り回っている。その中には、ある下請け工場の社長もいる。彼の工場ではとうに仕事がなくなり、社長自身が区議会議員に当選したことで倒産を免れ何とか生き残っている。若い女性の候補者もかなり増えて
儲かれば儲かるほど良い・・・あたりまえの話だ。でも投資についてはこれは当てはまらない。大儲けの話ほど注意が必要で、過去いくらでも「儲かりまっせ」という投資話があったがそのほとんどが「ウソ」か「詐欺」だった。「儲かりまっせ」の投資話にハマって資産の大半を失
最近のニュースでは不動産ファンドの解約増加に関するものが多い。ニュースフローを確認すると・・・・ブラックロックのUKプロパティ・ファンド(資産35億ポンド)に解約請求が急増し解約を保留したという。・英国の運用会社M&Gのオープンエンド型の不動産ファンド(資産4
米国のCRE(コマーシャル・リアル・エステート、商業不動産)について弱気の見方が増えている。これだけ米金利が上昇すれば、借入金の多い不動産業界は苦戦をすると誰でも思いつく。しかも昨年からのインフレの高騰で不動産賃料も上昇しているので、多くの人たちは高い賃料を
NHKで「清里再生プロジェクト」を放映していた。あるデザイナーが清里に移住し地元の人たちを協力して駅前の廃墟ビルを再生していくというストーリーだ。80年代の清里はブームに沸き返り、駅前は原宿並みの人込みだったという。当時の女性向け雑誌が次々と特集し、バブル時
十分な睡眠が取れてますか?安眠対策はしてますか?世の中にはいろいろな睡眠情報が広がっている。快眠用の枕、入眠角度を最適にするベッド、スポーツ選手が進める睡眠姿勢を支えるトゥルースリーパー、各種安眠サプリや、村神様の勧めるヤクルト1000・・・睡眠ビジネス
証券セールスとファンドマネジャーの想像上の会話を楽しむ。証券セールス(以下、S): FRBが今年末から米景気後退が始まると言い出したが、どう思う?ファンドマネージャー(以下、F): 景気後退期に入っても不思議はないけど、株式市場だけでなく、金相場もビット
昔、ロンドンで日本株営業をしている頃、スイスのプライベートバンクの話を聞いた。欧州地域の金持ちは基本的に貴族の流れを組む人たちで、エステートと呼ぶ広大な土地、お城やお城のような館、広大な農地と小作人など持っている。スイス・プライベートバンクの顧客はこうし
チャットGPTの日本語バージョンが賛否両論を巻き込んでいる。オープンAIの社長が来日し岸田「聞く耳」首相と会談したという。ここ十数年の技術進歩でAIはすでに人類の知能を上回っている可能性がある。チェスの世界チャンピオンがAIに負けたのはもう25年も前の話
そろそろ米企業の1-3月期決算が発表される。この1Q/2023の決算は、銀行不安もあり不動産懸念もある高金利下での企業決算となる。なんとなく事前には警戒感が漂っているような気がする。でも単純に米企業EPSの瞬間風速(3か月変化)を追うと、昨年10-12月期
東京では虫が地中から這い出る「啓蟄」からどんどん温かくなり、虫や樹木の活動も活発になる。でも標高の高い地域では3月はまだまだ氷点下の気温になり、野原の「土」や池の「水」は凍っている。当然ながら虫も植物も眠っている状態だ。それが春のお彼岸を過ぎ、4月上旬に