撮影するほどのサクラじゃない、と言われそうな小さいヤマザクラ。我が家で初孫が生まれた時にヤマザクラの苗木を庭に植えた。その時は近所のホームセンターで買った高さ50cm程度の苗木だった。それから5年経ち、高さ2m以上に育った。サクラの花も以前はチョロチョロ
株のプロとして38年、大手運用会社を退職し八ヶ岳に住む株山人。個人投資家、シニア投資家が息長く株式投資を楽しむことを目標に活動していきます。
最近、毎日のように熊に遭遇したり、襲われたり、場合によっては殺されたり・・・多くのニュースが駆け巡っている。先日は筆者の住む山梨県でも農作業中の男性が襲われる事件が起きた。場所は大月だったので八ケ岳地域からはちょっと離れているが、八ケ岳周辺は目撃情報がな
計画的に人生を考え、計画的に田舎に家を建て、計画的に移住生活をする。その女性は夢のような暮らしを実現するために多くの努力をして、仕事を退職後にその夢を実現した。その60代と思われる女性がどんな仕事をしてきたか、どんな場所で暮らしてきたか、家族はいるのか、
証券セールスとファンドマネージャーの会話(13)天底一致の法則
証券セールス(以下S): 厳しい相場だね~ 上がった銘柄が下がるのはしかたがないけど、マザーズ市場とか見てると、上がっていないマザーズ株がより大きく下がっている。これじゃ、たまらん。ファンドマネージャー(以下F): 全くね。コロナ禍で上昇した小型株やSaaS株
東京都は全国の物価の先行指標だが、東京総合CPIは前月比で+3.3%とここ2か月の2%台から上昇した。でも中身を見ると食品、特に生鮮食品が突出して高く、補助金で抑えられているエネルギー価格のマイナスが相殺する形で2~3%の物価高に抑え込まれている。東京区部の
雄大な八ケ岳連峰次々と各地域で「中部横断道の説明会」が実施されている。北杜市でも10月27~29日に開催される。中部横断道は韮崎から静岡までの区間、八千穂高原から佐久市までの区間がすでに全線開通している。残る長坂(中央道)~八千穂高原までの区間の建設がい
小型株専門のファンドマネージャーN君は昔からの知り合いだ。彼は30年前に新人アナリストとしてロンドンに出張してきた。当時英国機関投資家セールスをしていたので、英国の運用会社訪問でN君を連れまわした。それから15年、筆者が運用会社のCIOになった時、N君は小
「増税メガネ」首相が、税収が増えたのは自分の功績とばかり胸をはって「税収増加分を還元する」と言っている。数字で見てみよう。確かに昨年22年度の税収は71.1兆円と過去最高だった。所得税が前年の21.4兆円から22.5兆円に1.1兆円の増加、法人税は13.
東証マザーズ指数の日足東証マザーズ指数が急落している。これを見てある評論家は「マザーズ市場は11月に名称変更するので底入れする」と言う。「マザーズ」の名前を変えるからって「底入れ」する???もちろんここまで下落しているので「いつ底入れしてもおかしくない」
月次データ(2023年9月) J-REIT REIT指数 投資関連指標 銘柄数 時価総額 指数 騰落率 分配金利回り NAV倍率 Sep-23 60 15,811,092 1,859.59 -1.73% 4.16% 0.92
金利の話題も多いが、だんだん「債券需給」の話が多くなってきた感じがする。バイデン大統領の演説ではウクライナ支援600億ドル(9兆円)、イスラエル支援140億ドル、インド太平洋や台湾等、合計1000億ドル(15兆円)の追加予算を発表した。この支援に伴う新規
GPIFの長期ポートフォリオは個人投資家にもとても参考になる。彼らの資産配分は単純で、4資産を25%づつ、つまり、円債25%、日本株25%、外債25%、外国株25%を固定して運用している。この比率は新NISAでも基本配分比率になるだろう。この基本をベース
「景気後退は来る」と言い続けたオオカミ少年的な米債券市場だが、今度は180度転換し「景気後退はない」とばかり長期債を売り続けている。この結果、大きく逆イールド状態だった米債券金利は、5年から30年債までの利回りがほぼ5%近辺で横ばい、ほぼフラットな状態に
イスラエルが「ガザ地区北部から避難しろ」と一般住民を移動させる、その一方で南部の病院にミサイルを撃ち込み数百名を殺害した(未確認)。イスラエルの警告に従って南部に移動した住民になんの躊躇もなくミサイルを撃ち込む。ロシアはウクライナ南部のロシア系住民を守る
60歳になる年、高校のクラス会が行われた。還暦で多くの旧友たちも人生の大きな区切りの時期で一度集まってみようということになったからだ。男子校だったので、斎藤和義の「ずっと好きだったんだぜ」みたいなことはなかったが、中には卒業以来初めて会ったという旧友もい
米国の長期金利が上昇している。10年債~30年債の利回りは4.8~4.9%と5%に近づいている。一方、米インフレ率が現在4%程度、FRBの引き締めが効いて長期的には2%程度に低下していくとしたら、今後30年間、毎年5%近い金利が得られる債券投資は、インフレに
今の時代、Uターン移住にもいろんなバリュエーションがある。今回の主役M氏は、地元で生まれ高校まで地元、大学は東京に出て定年退職後に地元に戻ってきた、Uターン移住者だ。でも前回の話の元自衛官とは違う。ハーフ・Uターンだからだ。東京に出てから成功し自分の会社を
9月非農業雇用者数の33万人で市場は騒ぎ、9月CPIが予想をちょっと上回ったとしてまた騒ぐ。10年債利回りが5%に瞬間タッチし、米国株価は急落・・・でも今度10年債利回りが4.5%に下がったら、米国株や日本株は急反発。債券市場の動きがかなり激しくなり、それが
CNBCのコメンテーター岡崎さんは言う「AIが米国の雇用に影響し始めている」9月の雇用統計で全体は33万人と雇用が増加したが、彼の言い分では「情報産業に含まれる映画産業の雇用減少が目立ち、雇用が賃金の低いサービス産業に移動したことで平均賃金が低下した」映画産業
日本人にとって「日本円」で運用するか、「米ドル」で運用するか、「クロス円」で運用するかはけっこう難しい問題だ。円高下ではドル商品で運用すれば為替差損が出る、円安下でドル商品で運用すれば為替差益が出るのは分かるが、為替の予測は難しいからだ為替、円/ドル相場は
テレビで「今年はマツタケが不作だ」と報道されていたが、ここ八ケ岳でもマツタケだけでなく、他の天然キノコも全く採れないらしい。先日ゴルフで一緒にラウンドした「地元のキノコ採り名人」が「今年はゴルフに集中できる」と言っていた。この名人はこの時期のゴルフではゴ
中東では「普通に考えられない事」が起こっている。今年4月には「サウジアラビアとイランの国交正常化」が突然発表された。その発表は北京で行われ、関係正常化の仲介をしたのが中国・習近平だった。シーア派の頭領のイラン、スンニ派の重鎮のサウジ、この両国は過去、中東
年金不足を補填する目的で新NISAを活用する方法を考えてみたい。第一の条件はキャピタルゲインを狙わないこと。株式投資の醍醐味は値上がり益の追求だが、年金生活のシニア層は毎月必要なキャッシュを得ることが目的でインカムゲインが中心になる。第二の条件は分散投資だが
シニア投資家にとって最大の課題は「毎月のキャッシュフローの黒字化」だ。年金やその他収入によって、毎月の費用を完全にカバーできれば貯蓄を減らすことなく生活できる。そのうち年金はほぼ固定された収入だが、年金だけで生活できる人は少ない。となると、その他収入でど
軽井沢が都心からの移住人気で地価が上昇しているという。テレビ番組に登場した軽井沢の移住マダムは「ここは東京24区です」と発言した。余裕のある平屋建て、広いリビング・ダイニング、大理石をふんだんに使ったインテリア、BBQのできる広いバルコニー、芝生の庭・・
インボイス制度に反対する人たちがデモをしたり、なんか大事になっている。インボイスなんてカタカナ英語を使うから一般の人には分かりにくいが、インボイスとは普通に請求書のことだ。日本でも請求書を取引ごとに回していく、これは普通の商取引だ。VAT=EC型付加価値税=
岸田さんの追加経済対策の一つの柱は物価高対策だ。でも補助金をバラまくだけの対策でガッカリする。当ブログでもガソリン価格の半分は税金だという話を書いてきた。しかも本来の税率に加算して課税している部分もあり、40年前高度成長期の「高速道路整備予算」をそのまま
ここ数日、あきらかに「VWAPの売り」が出ているような値動きになっている。VWAPはボリューム・ウェーテッド・アベレージ・プライスiの略で、出来高で加重した平均値という意味だ。このVWAP売買、特に多数の銘柄を組入れたバスケットでVWAPが出ている時は注意
証券会社のビジネスモデルは、90年代に「手数料の自由化」が実施された時から「手数料中心のフロービジネス」から「残高で収益を上げるストックビジネス」に移行してきている。おそらく、大手証券の手数料依存度はすでに経常利益の10%程度だろう、もしかしたらそれより
岸田首相が新NISAを来年スタートさせ、さらに日本の資産運用を変えようとしている。「日本の資産運用業を強化するため、国内外からの新規参入を促進する方針を示した。参入障壁の是正や規制緩和など政策の実施計画を年内に打ち出す。」運用会社のCIOだった時、海外運用会社か
アジア大会の男子サッカー準決勝戦、強い違和感を感じざるをえなかった。北朝鮮の選手がボールを奪うたびに会場から大歓声が上がる。北朝鮮の応援は国旗を振り、大声を上げて選手を鼓舞するかのようだった。まるで北朝鮮で試合をしているかのような「完全アウェー」の雰囲気
証券セールスとファンドマネージャーの会話(12)二つの暴騰ETF
証券セールス(以下、S): NY市場、NASDAQはちょっと調整含みだな。ファンドマネジャー(以下、F): 金融危機型の下落ではなく、経済循環の中の調整場面なので深押しはないだろう。S: 金融危機にならなければ大した事はないかもね。F: でも今年の市場は著しい偏り
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撮影するほどのサクラじゃない、と言われそうな小さいヤマザクラ。我が家で初孫が生まれた時にヤマザクラの苗木を庭に植えた。その時は近所のホームセンターで買った高さ50cm程度の苗木だった。それから5年経ち、高さ2m以上に育った。サクラの花も以前はチョロチョロ
日銀決定会合の結果は大方の予想通りの「現状維持」だったが、その後の植田会見は凄まじかった。「金融政策は為替レートを直接コントロールの対象とするものではない」外国為替市場で円安が進んでいることによる基調的な物価への影響は無視できる範囲かと問われたのに対し「
消滅可能性自治体の調査が公表された。我が山梨県では上の11市町村が含まれた。ちょっと意外だったのは、東京都に近い山梨県東部に多くの消滅可能性があることだった。上野原や大月はちょっと1時間程度の通勤時間をガマンすれば東京で仕事ができる。安い不動産価格で子育
長期金利とFANG指数チャート天邪鬼は単なる人の性格ではなく、れっきとした運用戦略の一つでもあり「コントラリアン投資」と呼ばれる。コントラリアンは市場の人気とは逆にポジションを取ったり、大多数の投資家とは逆のポジションを取る投資戦略だ。「上げ相場で買い/下げ相
ドル建て日経平均と円建て日経平均証券セールス(以下、S): おカネの動きで市場が振り回されているみたいな感じだな。ファンドマネージャー(以下、F): 米景気はいいしファンダメンタルというよりおカネの動きが激しいな。S: この半年の上昇相場で株式はいろいろ
日米実質金利差とドル円相場上のグラフは日米実質金利差とドル円相場のチャートだが、2022年までは両者の動きに乖離があったものの、2022年以降は両者のグラフがほぼきれいにパラレルに動いている。2022年はFRBが引き締めが開始した時期で、日米金利差が急速に拡
信用買残と日経平均「天邪鬼」であることは投資の面では自己防衛につながる。でも実社会で「天邪鬼」は嫌われるのは間違いない。集団で意思決定する時、「天邪鬼」が一人いるだけでなかなか全員一致での結論にはいたらなくなる。サラリーマン社会では「赤信号をみんなで渡る
新型コロナ禍で病院に行くのが心配だったので、ここ3年人間ドックを受けていなかったが、久しぶりに一日ドックを受診した。結果は?全部で7つの指摘されたのだが、一番心配なのが「心臓」だった。人間ドックのメニューで「心電図」を取ったが、この波形に少し懸念があると
投資の世界に38年、その後個人投資家として丸5年・・・きちんとリターンを出し続けてこられた理由は自分ではたった一つだと思う。それは「天邪鬼(あまのじゃく)」であったことだ。・他人の言うことはいつでも疑い自分で考える。評論家の言うこと、株式ストラテジストの
近所にある通称「ハナミズキ公園」だが、桜が散り葉桜になると同時に、ハナミズキの花が少しづつ開花に向っている。この公園で見られる「花主役の交替」だが、今年は桜の開花が遅れたので桜とハナミズキが同時に見られるということが起こった。上の写真では手前がハナミズキ
ここ数年、中東は大きな構造的ともいえる変化が次々と起きている。最近のニュース・ヘッドラインを振り返ると・・・・シーア派の盟主イランとスンニ派の大御所サウジが、中国の仲裁で「歴史的な和解」をしたこと。・トランプが過激なガサ攻撃を行ったネタニヤフ・イスラエル
清里にも暖かさが戻ってきたある日、散歩の途中でひさしぶりに「田舎師匠」に会った。この「田舎師匠」は清里開拓者の家系で生まれ、学校卒業後に自衛隊に入隊、その後全国の駐屯地を転々とし退職してから甲府に住んでいる。清里にも親の自宅が残っていて、たまに来ては家を
野村証券・日足(3か月)三井住友銀行・日足(3か月)株価の動きだけで判断するのは自分のスタイルではない。チャートは好きだが、チャートの形に囚われることは嫌いだ。でも気になるのが、最近の大型株の日足チャート。直近の動きを大きく見るために、過去3か月の主要株
米国コアCPIとPPI上のグラフは米国のコアCPIとコアPPIを比べたグラフだが、CPIに比べてPPIの方が大きく、PPIの動きが先行指標となっている。注目点はコアPPIが今年1月をボトムの底入れした雰囲気があることだ。PPIのボトム、2015年や2020年を見ると、その後、コ
NASDAQのPERと米10年債利回り4月初の予想EPSは前年比でNASDAQ+32%、S&P500+11%、NYダウ+10%、ラッセル2000+11%と立ち上がってきた(下の一覧表参照)。昨年10月以降、米景気の堅調⇒業績上昇の期待で株価が上昇してきたが、その原動力はPERの
だんだんと事件の内容が公にされてきている。水原氏はLAの連邦裁判所に出廷し罪を認めている。大谷選手は被害者であると認定され訴追はされない。でも、なんか腑に落ちない。筆者は賭け事好きでロンドン駐在時には会社同僚とともによくカジノに出入りしていた。カジノは顧客
日米10年金利差とドル円相場米国CPIが前年比+3.5%とほんのちょっと高めに出ただけだが、ドル円は152円/ドルの抵抗水準を抜けつつある。今まで「円独歩安」を分析してきたことは・・・①ドルインデックスは昨年から横ばいで「ドル高局面」はすでに終わっている、で
テレビでは毎日毎日、たくさんの「便利グッズ」が紹介される。整理整頓に欠かせない「小物入れ」「整理のための棚や引き出し」など、整理整頓が苦手は視聴者に次々を紹介され、多くの視聴者が買っている。でもよく考えてみよう。どんなモノでも時間が経つと劣化して「ゴミ」
日本全国、いたるところにサクラの名所がある。我が家のある地域にもいくつかの名所がある、目黒川の川面を覆い尽くすサクラ、かむろ坂のサクラのトンネル、西小山から碑文谷神社のサクラ参道。目黒川のサクラは人でゴッタ返すので、あまり行かない。むしろ、目黒線の電車の
今年のグローバル市場を見ていて感じることは、米国株、特に大型成長株、GAFAやその他のIT株が高値圏で往来相場に入ると同時に、本来連動性が低いかゼロ相関であった「金価格」や「ビットコイン」が急上昇し、さらに景気懸念のあったドイツ株など欧州株が買われるという状
東証リート指数のチャートだが、12月20日に大陰線をつけた。これは日銀決定会合で黒田氏がYCCを従来の0.25%上限から0.5%上限に変更した時のもので、金利上昇をマイナスと見たヘッジファンドなどの海外投資家が急激なショートを積み上げたためだ。東証の売買
上はブルームバーグが報じた日銀決定会合の「政策運営方針」だが、けっこう見所満載という感じだ。黒田さんの異次元緩和を継続すると表明してきた植田日銀だが、ここまでとは思わなかった。政策金利はマイナス0.1%、長期金利は0.5%を上限として10年国債を買い入れ
ちょっと前だが観光庁が今年3月の訪日観光客数を181万人と推計し、コロナ前2019年の65%まで回復した。関係者は強気で中国の団体旅行が解禁されれば、中国からの観光客の増加でコロナ前の水準も回復可能と見ている。でも一方、日本人の出国、海外旅行はコロナ規制
このところ、多くの評論家が日本株を強気になってきている。その根拠は二つ・・・①ウォーレンバフェット氏が商社株を買ったこと、②東証がPBR1倍割れ企業に改善策を要請したことだ。そのうち②の東証の「バリュエーション改革」はすぐに何か変化するわけではない。ずっ
これは、個人的には衝撃のニュースだった。「不動産経済研究所によると、3月に東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県で発売された新築マンション1戸当たりの平均価格は1億4360万円で、去年の同じ月と比べておよそ2.2倍に上昇」たまたま港区などの高額新築マンションが相次いで売
個人投資家にも様々なタイプがいると思うが、大半の投資家はNISAやiDeCoなどの積立投資スキームを使って老後の資産形成をしたいと考えているだろう。前回の「運用ゴールの決め方」では厚生年金や国民年金の不足分を補うためにNISAやiDeCoを使う場合の運用目標の設定を考えて
「CRE不況に突入?」で書いた通り、今回の金融不安は今までの経験的な感じとちょっと違う。今回は価格の急落というより米地方銀行の預金流出と不動産ファンドの解約が原因だからだ。上のグラフは米銀の預金量だが、ピークの18兆ドルから現在17.1兆ドルを大きく減少して
3月の特殊月については2月時点から警戒感を持って見ていた。2/20に「日銀トレード、3月特殊需給で波乱あり?」を書いた。3月の市場は途中でシリコンバレー銀行やシグネチャー銀行の破たんがあり、日米市場ともに大荒れになった。銀行不安から来る海外投資家の売りだけで
産経新聞社が2019年に続き、120人のリストラをすると報じられている。新聞社の経営は厳しく、表向きは120人の希望退職といいながら実際には数百人規模のリストラに膨れ上がると見られている。普通の個人でもネット経由で官公庁データや各種研究機関のデータに簡単
現在、統一地方選挙の最中だが、住宅街をうるさいほどの音量で街宣車が走り回っている。その中には、ある下請け工場の社長もいる。彼の工場ではとうに仕事がなくなり、社長自身が区議会議員に当選したことで倒産を免れ何とか生き残っている。若い女性の候補者もかなり増えて
儲かれば儲かるほど良い・・・あたりまえの話だ。でも投資についてはこれは当てはまらない。大儲けの話ほど注意が必要で、過去いくらでも「儲かりまっせ」という投資話があったがそのほとんどが「ウソ」か「詐欺」だった。「儲かりまっせ」の投資話にハマって資産の大半を失
最近のニュースでは不動産ファンドの解約増加に関するものが多い。ニュースフローを確認すると・・・・ブラックロックのUKプロパティ・ファンド(資産35億ポンド)に解約請求が急増し解約を保留したという。・英国の運用会社M&Gのオープンエンド型の不動産ファンド(資産4
米国のCRE(コマーシャル・リアル・エステート、商業不動産)について弱気の見方が増えている。これだけ米金利が上昇すれば、借入金の多い不動産業界は苦戦をすると誰でも思いつく。しかも昨年からのインフレの高騰で不動産賃料も上昇しているので、多くの人たちは高い賃料を
NHKで「清里再生プロジェクト」を放映していた。あるデザイナーが清里に移住し地元の人たちを協力して駅前の廃墟ビルを再生していくというストーリーだ。80年代の清里はブームに沸き返り、駅前は原宿並みの人込みだったという。当時の女性向け雑誌が次々と特集し、バブル時
十分な睡眠が取れてますか?安眠対策はしてますか?世の中にはいろいろな睡眠情報が広がっている。快眠用の枕、入眠角度を最適にするベッド、スポーツ選手が進める睡眠姿勢を支えるトゥルースリーパー、各種安眠サプリや、村神様の勧めるヤクルト1000・・・睡眠ビジネス
証券セールスとファンドマネジャーの想像上の会話を楽しむ。証券セールス(以下、S): FRBが今年末から米景気後退が始まると言い出したが、どう思う?ファンドマネージャー(以下、F): 景気後退期に入っても不思議はないけど、株式市場だけでなく、金相場もビット
昔、ロンドンで日本株営業をしている頃、スイスのプライベートバンクの話を聞いた。欧州地域の金持ちは基本的に貴族の流れを組む人たちで、エステートと呼ぶ広大な土地、お城やお城のような館、広大な農地と小作人など持っている。スイス・プライベートバンクの顧客はこうし
チャットGPTの日本語バージョンが賛否両論を巻き込んでいる。オープンAIの社長が来日し岸田「聞く耳」首相と会談したという。ここ十数年の技術進歩でAIはすでに人類の知能を上回っている可能性がある。チェスの世界チャンピオンがAIに負けたのはもう25年も前の話
そろそろ米企業の1-3月期決算が発表される。この1Q/2023の決算は、銀行不安もあり不動産懸念もある高金利下での企業決算となる。なんとなく事前には警戒感が漂っているような気がする。でも単純に米企業EPSの瞬間風速(3か月変化)を追うと、昨年10-12月期
東京では虫が地中から這い出る「啓蟄」からどんどん温かくなり、虫や樹木の活動も活発になる。でも標高の高い地域では3月はまだまだ氷点下の気温になり、野原の「土」や池の「水」は凍っている。当然ながら虫も植物も眠っている状態だ。それが春のお彼岸を過ぎ、4月上旬に