撮影するほどのサクラじゃない、と言われそうな小さいヤマザクラ。我が家で初孫が生まれた時にヤマザクラの苗木を庭に植えた。その時は近所のホームセンターで買った高さ50cm程度の苗木だった。それから5年経ち、高さ2m以上に育った。サクラの花も以前はチョロチョロ
株のプロとして38年、大手運用会社を退職し八ヶ岳に住む株山人。個人投資家、シニア投資家が息長く株式投資を楽しむことを目標に活動していきます。
ぴょんぴょん舎は盛岡冷麺の名店で、以前にも盛岡に行った時冷麺を食べた。でも岩手牛の焼肉も絶対に食べたいと思い再び訪問した。超人気店なのでだいたい30分ほど店外で待ち、その後席に着くというのが普通のランチタイムだったが、今回は焼肉席なのでちょっと遅い午後1
米国市場、特に金利上昇に弱いNASDAQ市場が調整含みの動きになってきた。チャーチストは「三尊天井」だと言っているが、トレンドの変調が見られるのかもしれない。過去の株価下落の経験則から、今後の株式市場にどう対応すべきかを考えてみたい。基本的な事だが、下落相場に
基準地価が国土交通省から発表された。これは都道府県地価調査と呼ばれるもので、公示地価から半年後の全国主要都市の調査地点での地価を調査するものだ。全体観を見ると、東京と周辺の地価が上昇しているのが目立つ。全用途平均で東京は∔3.1%、それに対して大阪は∔1
地元で生まれ育ったが、東京の大学を卒業しそのまま東京で就職した人たち・・・彼らも定年退職したりまた親の介護などの理由で「Uターン」する。山梨県は特急あずさに乗ればたったの2時間で東京に行ける、日帰りも可能な地域だ。帰ろうと思えば「いつでも帰れる」はずだ。
先週は日銀決定会合が行われ「金融政策の据え置き」が発表された。その後の植田総裁の記者会見でも「賃金の動向に不確実性がある」「マイナス金利解除、YCCの解除がいつになるかも不確実だ」・・・と「不確実性」と繰り返し、結局、物価が3%伸びている経済状態で「マイ
6時に起床の館内放送が入る。6時半までに宿坊の玄関を出て右側にある回廊を進んでいく。長い回廊の先に住職さんが立って待っている。まずは住職さんと一緒に薬師殿にお参りする。薬師如来は病気や苦痛から解放させてくれる、住職さんはどこか悪い所を意識して手を合わせて
日本で起こっている問題は、ビッグモーターの不正事件にしろ、ジャニーズ「未成年セクハラ」事件にしろ、未上場・オーナー企業の身勝手な不祥事だ。でも、未上場企業だろうがなんだろうが世界の企業社会は繋がっているため、グローバル資本主義のルールが適用される。ビッグ
国交省が今年7月1日時点での都道府県地価調査を公表した。日本の地価は2年連続で上昇したが、その調査結果には非常に興味深い点が含まれていた。過去30年の経済停滞局面には見られなかった地価上昇が目立ってきたことだ。具体的に見てみよう。①北海道千歳市住宅地である
9月のFOMCが終了し、大方の予想通りに金利は据え置きと発表された。でも翌朝の東京市場では波乱に見舞われ日経平均は452円の下落を記録した。大方の予想通りなのに評論家は株価が下がったのを見て「FRBのタカ派」で「あと1回の利上げ」が株安の原因とした。不思議だ
恐山には四つの温泉、女性用が二つ、男性用が一つ、混浴が一つある。さらに宿坊に男女別に大浴場がある。この場所は硫黄泉の噴出する場所であり、当然ながら温泉も硫黄の強い臭いがする温泉だ。さらに強い酸性で、顔を洗う時に目に入ると目がつぶれる可能性があると言われた
この写真の黄色の家は、筆者の自宅を建てた設計事務所が建てた家だ。自宅の設計中の時、この家は建築がほど終了していたので、設計事務所の担当者が参考に内部を見せてくれた。流行の「タイニーハウス」でおそらく床面積30㎡以下の小さな家だ。でもジャングルジムのような
株式コメンテーター平野氏:「インフレなら株価が上がるんです。理屈はともかく、インフレですべてのモノの価値が上がり、株価も上がるんです!!」マイルドなインフレは株式にプラスだが、単純すぎるのではないかと思う。マイルドなインフレ(たとえば、1~2%程度の物価
この上の写真が「恐山の宿坊」だが、比較的近代的な、ちょっと恐山に似合わない感じの建物だ。中は宿泊者しか入れないが、きれいな玄関を入ると木造の仏像と対面する、やっぱり霊場にふさわしい感じになる。受付に行くと、いきなり「ここは旅館ではありません」と言われ、一
国家が国民の命を大切にしない国が増えている。前回見てみたのは、①日本、少子高齢化が加速する国なのに政治家は有効な対策を取れない国、②ロシア、悲惨に国民の命を犠牲にしている国、③ウクライナ、ロシアによる侵略戦争で人口が失われている国、のデータを検討してきた
評論家は8月の米CPI発表を無難に通過したことで、株価の上昇に弾みがついていると解説している。コアCPIが4.3%と徐々に低下してきているので、この数字を見て「9月のFOMCでの利上げはない」と判断していいかもしれない。今までコアCPIの上昇が抑えられ、平均時給の伸び
恐山の至るところに硫黄泉が噴出している。そのため硫黄の臭いが恐山全体を包んでいる。上の絵は昔々の恐山を描いたものだが、複数の場所で火が燃え盛っている。昔の人たちは硫黄泉が噴き出している場所を「地獄」と称したのかもしれない。箱根の大涌谷も「地獄」と称され、
人は死んだらどこにいく?東北の下北地方では「お山に行く」と答える人が多い。その「お山」が「恐山」だ。筆者はずっと行ってみたいと思っていたが、初めて「恐山、菩提寺」に行ってみた。上の写真は恐山の山門だが、ある意味、死者と生存者をつなぐゲートだといえる。この
高配当株が絶好調だ。代表的な高配当指数の日経平均高配当50は今年30%を越えるパフォーマンスをたたき出した。これは圧倒的なパフォーマンスで、年初来で高配当50は+30%、TOPIXは+24.2%、日経平均+25.4%を大きくアウトパフォームしている。さらに日経
フランスに長く住んで絵を書いてきたK氏は、年を取ってから生まれた国である日本に戻ってきた。そして選んだ住み家は山深い八ケ岳の南麓だった。画家にとっては東京は物価が高く住みにくい一方、山間部は自然の中で落ち着いた暮らしができるからだと言う。パステル画が得意で
日経VIの日次チャートこれは日経VIの過去1年間のチャートだ。日経VIの水準がここ数か月切り下がってきてるのが分かる。インプライド・ボラティリティはオプション価格に内包する価格変動で、通常、大きな価格変動が予想された時にオプションが買われ、ボラティリティが上昇
FRBの引き締めが最終局面に来ているが、バランスシートの動き=量的引き締めがこれから本格化しそうな感じになっている。昨年の4-6月期まで年率10%以上の量的緩和を実行してきたFRBだが、その後は利上げとともに量的引き締めに転じている。今年3月には米地銀の破たんと
大セクハラ疑獄となったジャニーズ事件、事務所の会見を見た。引っ掛かったのは二点だ。一つはジャニーズ社長が辞任したのは正解だが、株式を100%保有し代表取締役に残るので強い影響力をキープできる・・・ってありえない。もう一つは新社長のはなった東山氏の一言「社
2020~21年は新型コロナ禍で死亡者数が増え、2022~23年はロシアによるウクライナ戦争で死亡者数が増えた。世界の各国で人間の命の価値が軽く扱われている気がする。そこで2022年の統計で、租死亡率(人口1000人当たりの死亡者数)を比べてみたい。①イ
クローズアップ現代では「モヤモヤする力」を取り上げていた。非常に興味深いテーマだ。「モヤモヤする力」とは、すぐに結論を出す必要はない、モヤモヤとしながら議論したり勉強したり、時間をかけて納得できる結論を出す方がいい、という考え方だ。「結論から言え」「お前
NHKの大河ドラマ「どうする、家康」は歴史を無視したエンタメ・ドラマだが、「家康の歴史認識」にも違和感を持つ視聴者も多いと思う。家康が「自殺に追い込まれた(殺害された?)瀬名」の恨みで「信長と秀吉の殺害」を決心したというのには違和感が止まらない。一人の女性と
最近不思議に思うのは、1億円を越える高額・新築マンションが次々と登場してきていることだ。1億円のマンションを買うってどんな金持ちなのだろうと思っていると、意外や意外、30歳台とも見られる普通の家族連れが買っている。自宅の近くの3棟の高層マンションが建った
4-6月期決算が終わり、1年先予想EPSにも変化が出てきた。小型株ラッセル2000以外の株価指数のEPS水準が8月初に比べ上昇している。3か月前(1-3月期決算後の予想EPS)に比べてみると、NASDAQ100のEPSだけが+7.6%と増加したが、NYダウは-4.8%、S&P50
お金持ちと一般人の決定的な違いは、国の仕組みを理解しているかどうかではないかと思う。それが一番端的に現れているのが「天引き」という言葉ではないかと思う。一般サラリーマンの給料明細には給料―控除ー手取りと示されているが、ほとんどの人は手取り金額にしか興味が
18年の移住生活を終えて、神奈川県の自宅に戻った後期高齢の紳士(I氏)がいた。I氏とは地元のゴルフ愛好会でよく一緒にラウンドした。移住生活の経験が長く、植物の世話、草刈り、芝刈り、野菜の育成など田舎生活の極意をいろいろ勉強させてもらった。18年の間移住生
ある日、娘が実家に来て言う「楽天スパーセール、何か買うモノない?」「特に買いたいモノはないけど、なんで?」と答えると・・・「もう少しでポイント獲得の目標を達成できるから」と言う。「何? それ?」娘は毎年楽天のポイントを集めていて、毎年20万円以上のポイン
「ブログリーダー」を活用して、株山人さんをフォローしませんか?
撮影するほどのサクラじゃない、と言われそうな小さいヤマザクラ。我が家で初孫が生まれた時にヤマザクラの苗木を庭に植えた。その時は近所のホームセンターで買った高さ50cm程度の苗木だった。それから5年経ち、高さ2m以上に育った。サクラの花も以前はチョロチョロ
日銀決定会合の結果は大方の予想通りの「現状維持」だったが、その後の植田会見は凄まじかった。「金融政策は為替レートを直接コントロールの対象とするものではない」外国為替市場で円安が進んでいることによる基調的な物価への影響は無視できる範囲かと問われたのに対し「
消滅可能性自治体の調査が公表された。我が山梨県では上の11市町村が含まれた。ちょっと意外だったのは、東京都に近い山梨県東部に多くの消滅可能性があることだった。上野原や大月はちょっと1時間程度の通勤時間をガマンすれば東京で仕事ができる。安い不動産価格で子育
長期金利とFANG指数チャート天邪鬼は単なる人の性格ではなく、れっきとした運用戦略の一つでもあり「コントラリアン投資」と呼ばれる。コントラリアンは市場の人気とは逆にポジションを取ったり、大多数の投資家とは逆のポジションを取る投資戦略だ。「上げ相場で買い/下げ相
ドル建て日経平均と円建て日経平均証券セールス(以下、S): おカネの動きで市場が振り回されているみたいな感じだな。ファンドマネージャー(以下、F): 米景気はいいしファンダメンタルというよりおカネの動きが激しいな。S: この半年の上昇相場で株式はいろいろ
日米実質金利差とドル円相場上のグラフは日米実質金利差とドル円相場のチャートだが、2022年までは両者の動きに乖離があったものの、2022年以降は両者のグラフがほぼきれいにパラレルに動いている。2022年はFRBが引き締めが開始した時期で、日米金利差が急速に拡
信用買残と日経平均「天邪鬼」であることは投資の面では自己防衛につながる。でも実社会で「天邪鬼」は嫌われるのは間違いない。集団で意思決定する時、「天邪鬼」が一人いるだけでなかなか全員一致での結論にはいたらなくなる。サラリーマン社会では「赤信号をみんなで渡る
新型コロナ禍で病院に行くのが心配だったので、ここ3年人間ドックを受けていなかったが、久しぶりに一日ドックを受診した。結果は?全部で7つの指摘されたのだが、一番心配なのが「心臓」だった。人間ドックのメニューで「心電図」を取ったが、この波形に少し懸念があると
投資の世界に38年、その後個人投資家として丸5年・・・きちんとリターンを出し続けてこられた理由は自分ではたった一つだと思う。それは「天邪鬼(あまのじゃく)」であったことだ。・他人の言うことはいつでも疑い自分で考える。評論家の言うこと、株式ストラテジストの
近所にある通称「ハナミズキ公園」だが、桜が散り葉桜になると同時に、ハナミズキの花が少しづつ開花に向っている。この公園で見られる「花主役の交替」だが、今年は桜の開花が遅れたので桜とハナミズキが同時に見られるということが起こった。上の写真では手前がハナミズキ
ここ数年、中東は大きな構造的ともいえる変化が次々と起きている。最近のニュース・ヘッドラインを振り返ると・・・・シーア派の盟主イランとスンニ派の大御所サウジが、中国の仲裁で「歴史的な和解」をしたこと。・トランプが過激なガサ攻撃を行ったネタニヤフ・イスラエル
清里にも暖かさが戻ってきたある日、散歩の途中でひさしぶりに「田舎師匠」に会った。この「田舎師匠」は清里開拓者の家系で生まれ、学校卒業後に自衛隊に入隊、その後全国の駐屯地を転々とし退職してから甲府に住んでいる。清里にも親の自宅が残っていて、たまに来ては家を
野村証券・日足(3か月)三井住友銀行・日足(3か月)株価の動きだけで判断するのは自分のスタイルではない。チャートは好きだが、チャートの形に囚われることは嫌いだ。でも気になるのが、最近の大型株の日足チャート。直近の動きを大きく見るために、過去3か月の主要株
米国コアCPIとPPI上のグラフは米国のコアCPIとコアPPIを比べたグラフだが、CPIに比べてPPIの方が大きく、PPIの動きが先行指標となっている。注目点はコアPPIが今年1月をボトムの底入れした雰囲気があることだ。PPIのボトム、2015年や2020年を見ると、その後、コ
NASDAQのPERと米10年債利回り4月初の予想EPSは前年比でNASDAQ+32%、S&P500+11%、NYダウ+10%、ラッセル2000+11%と立ち上がってきた(下の一覧表参照)。昨年10月以降、米景気の堅調⇒業績上昇の期待で株価が上昇してきたが、その原動力はPERの
だんだんと事件の内容が公にされてきている。水原氏はLAの連邦裁判所に出廷し罪を認めている。大谷選手は被害者であると認定され訴追はされない。でも、なんか腑に落ちない。筆者は賭け事好きでロンドン駐在時には会社同僚とともによくカジノに出入りしていた。カジノは顧客
日米10年金利差とドル円相場米国CPIが前年比+3.5%とほんのちょっと高めに出ただけだが、ドル円は152円/ドルの抵抗水準を抜けつつある。今まで「円独歩安」を分析してきたことは・・・①ドルインデックスは昨年から横ばいで「ドル高局面」はすでに終わっている、で
テレビでは毎日毎日、たくさんの「便利グッズ」が紹介される。整理整頓に欠かせない「小物入れ」「整理のための棚や引き出し」など、整理整頓が苦手は視聴者に次々を紹介され、多くの視聴者が買っている。でもよく考えてみよう。どんなモノでも時間が経つと劣化して「ゴミ」
日本全国、いたるところにサクラの名所がある。我が家のある地域にもいくつかの名所がある、目黒川の川面を覆い尽くすサクラ、かむろ坂のサクラのトンネル、西小山から碑文谷神社のサクラ参道。目黒川のサクラは人でゴッタ返すので、あまり行かない。むしろ、目黒線の電車の
今年のグローバル市場を見ていて感じることは、米国株、特に大型成長株、GAFAやその他のIT株が高値圏で往来相場に入ると同時に、本来連動性が低いかゼロ相関であった「金価格」や「ビットコイン」が急上昇し、さらに景気懸念のあったドイツ株など欧州株が買われるという状
東証リート指数のチャートだが、12月20日に大陰線をつけた。これは日銀決定会合で黒田氏がYCCを従来の0.25%上限から0.5%上限に変更した時のもので、金利上昇をマイナスと見たヘッジファンドなどの海外投資家が急激なショートを積み上げたためだ。東証の売買
上はブルームバーグが報じた日銀決定会合の「政策運営方針」だが、けっこう見所満載という感じだ。黒田さんの異次元緩和を継続すると表明してきた植田日銀だが、ここまでとは思わなかった。政策金利はマイナス0.1%、長期金利は0.5%を上限として10年国債を買い入れ
ちょっと前だが観光庁が今年3月の訪日観光客数を181万人と推計し、コロナ前2019年の65%まで回復した。関係者は強気で中国の団体旅行が解禁されれば、中国からの観光客の増加でコロナ前の水準も回復可能と見ている。でも一方、日本人の出国、海外旅行はコロナ規制
このところ、多くの評論家が日本株を強気になってきている。その根拠は二つ・・・①ウォーレンバフェット氏が商社株を買ったこと、②東証がPBR1倍割れ企業に改善策を要請したことだ。そのうち②の東証の「バリュエーション改革」はすぐに何か変化するわけではない。ずっ
これは、個人的には衝撃のニュースだった。「不動産経済研究所によると、3月に東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県で発売された新築マンション1戸当たりの平均価格は1億4360万円で、去年の同じ月と比べておよそ2.2倍に上昇」たまたま港区などの高額新築マンションが相次いで売
個人投資家にも様々なタイプがいると思うが、大半の投資家はNISAやiDeCoなどの積立投資スキームを使って老後の資産形成をしたいと考えているだろう。前回の「運用ゴールの決め方」では厚生年金や国民年金の不足分を補うためにNISAやiDeCoを使う場合の運用目標の設定を考えて
「CRE不況に突入?」で書いた通り、今回の金融不安は今までの経験的な感じとちょっと違う。今回は価格の急落というより米地方銀行の預金流出と不動産ファンドの解約が原因だからだ。上のグラフは米銀の預金量だが、ピークの18兆ドルから現在17.1兆ドルを大きく減少して
3月の特殊月については2月時点から警戒感を持って見ていた。2/20に「日銀トレード、3月特殊需給で波乱あり?」を書いた。3月の市場は途中でシリコンバレー銀行やシグネチャー銀行の破たんがあり、日米市場ともに大荒れになった。銀行不安から来る海外投資家の売りだけで
産経新聞社が2019年に続き、120人のリストラをすると報じられている。新聞社の経営は厳しく、表向きは120人の希望退職といいながら実際には数百人規模のリストラに膨れ上がると見られている。普通の個人でもネット経由で官公庁データや各種研究機関のデータに簡単
現在、統一地方選挙の最中だが、住宅街をうるさいほどの音量で街宣車が走り回っている。その中には、ある下請け工場の社長もいる。彼の工場ではとうに仕事がなくなり、社長自身が区議会議員に当選したことで倒産を免れ何とか生き残っている。若い女性の候補者もかなり増えて
儲かれば儲かるほど良い・・・あたりまえの話だ。でも投資についてはこれは当てはまらない。大儲けの話ほど注意が必要で、過去いくらでも「儲かりまっせ」という投資話があったがそのほとんどが「ウソ」か「詐欺」だった。「儲かりまっせ」の投資話にハマって資産の大半を失
最近のニュースでは不動産ファンドの解約増加に関するものが多い。ニュースフローを確認すると・・・・ブラックロックのUKプロパティ・ファンド(資産35億ポンド)に解約請求が急増し解約を保留したという。・英国の運用会社M&Gのオープンエンド型の不動産ファンド(資産4
米国のCRE(コマーシャル・リアル・エステート、商業不動産)について弱気の見方が増えている。これだけ米金利が上昇すれば、借入金の多い不動産業界は苦戦をすると誰でも思いつく。しかも昨年からのインフレの高騰で不動産賃料も上昇しているので、多くの人たちは高い賃料を
NHKで「清里再生プロジェクト」を放映していた。あるデザイナーが清里に移住し地元の人たちを協力して駅前の廃墟ビルを再生していくというストーリーだ。80年代の清里はブームに沸き返り、駅前は原宿並みの人込みだったという。当時の女性向け雑誌が次々と特集し、バブル時
十分な睡眠が取れてますか?安眠対策はしてますか?世の中にはいろいろな睡眠情報が広がっている。快眠用の枕、入眠角度を最適にするベッド、スポーツ選手が進める睡眠姿勢を支えるトゥルースリーパー、各種安眠サプリや、村神様の勧めるヤクルト1000・・・睡眠ビジネス
証券セールスとファンドマネジャーの想像上の会話を楽しむ。証券セールス(以下、S): FRBが今年末から米景気後退が始まると言い出したが、どう思う?ファンドマネージャー(以下、F): 景気後退期に入っても不思議はないけど、株式市場だけでなく、金相場もビット
昔、ロンドンで日本株営業をしている頃、スイスのプライベートバンクの話を聞いた。欧州地域の金持ちは基本的に貴族の流れを組む人たちで、エステートと呼ぶ広大な土地、お城やお城のような館、広大な農地と小作人など持っている。スイス・プライベートバンクの顧客はこうし
チャットGPTの日本語バージョンが賛否両論を巻き込んでいる。オープンAIの社長が来日し岸田「聞く耳」首相と会談したという。ここ十数年の技術進歩でAIはすでに人類の知能を上回っている可能性がある。チェスの世界チャンピオンがAIに負けたのはもう25年も前の話
そろそろ米企業の1-3月期決算が発表される。この1Q/2023の決算は、銀行不安もあり不動産懸念もある高金利下での企業決算となる。なんとなく事前には警戒感が漂っているような気がする。でも単純に米企業EPSの瞬間風速(3か月変化)を追うと、昨年10-12月期
東京では虫が地中から這い出る「啓蟄」からどんどん温かくなり、虫や樹木の活動も活発になる。でも標高の高い地域では3月はまだまだ氷点下の気温になり、野原の「土」や池の「水」は凍っている。当然ながら虫も植物も眠っている状態だ。それが春のお彼岸を過ぎ、4月上旬に