撮影するほどのサクラじゃない、と言われそうな小さいヤマザクラ。我が家で初孫が生まれた時にヤマザクラの苗木を庭に植えた。その時は近所のホームセンターで買った高さ50cm程度の苗木だった。それから5年経ち、高さ2m以上に育った。サクラの花も以前はチョロチョロ
株のプロとして38年、大手運用会社を退職し八ヶ岳に住む株山人。個人投資家、シニア投資家が息長く株式投資を楽しむことを目標に活動していきます。
ジャニーズ事務所のセクハラ問題は第三者委員会によってかなり明確に報告された。20人以上の被害者をインタビューし、ジャニーズ事務所の加害性、被害性を立証した。林弁護士は二つの点でセクハラ事案に新しい視点を入れたように思う。一つは性被害の時効を失くしたこと。
「相場は相場に聞け」という格言があるが、人間の予知能力なんて所詮限界がある。未来の事は分からない・・・としたら、評論家の意見を聞くよりも株価の動きからヒントを得る方がよっぽどいい。というわけで「相場は相場に聞け」の意味がある。しかし、評論家によっては「イ
ガソリン価格が高すぎる。これは「政府の失敗」じゃないかと思う。政府はレギュラー価格が170円/ℓを超えると、激変緩和措置として5円補助金を業者に渡している。これは9月末までの時限措置で、徐々に削減され9月末に終了する予定だった。岸田氏は補助金を9月以降に継
前回見てきたように先物を使ったアウトライト取引は簡単ながら「コツコツと毎日儲かる」には難しい。市場は「ランダムウォーク」で誰にも正確に予想できるわけではないからだ。ではオプションと先物を組み合わせたらどうなるだろうか?代表的なポジションは「先物ロング+カ
原発処理水の海洋放出が開始された。IAEAは「処理水は安全」と宣言し、東京電力は放出後に福島原発から3Km範囲の10地点で検査を行い、10ベクトル/ℓの下限値を下回ったと発表した。それでも中国は「海は人類の支えだ。日本の放射能汚染水を流す下水道ではない」として日
おカネがあった方が良いに決まっているが、有り余るほど持ってもあまり意味がない。人間一人、住むための広さも、食べる量も、何もかも限界がある。ならばおカネも必要最小限あればいい・・・ということだが、そこは欲深い人間、住居広さも胃袋も限界がありながらおカネだけ
慶応日吉高校が甲子園で優勝した。甲子園のアルプススタンドだけでなく、慶応側全体からスタンドが揺れ動くような強烈な応援がなされ、高校生の野球とは思えない異様な球場になった。特に仙台の攻撃回で選手が空振りする度に「慶応側からワーッと大声が上がる」ってどうなの
利回り商品であるグローバルREITは、世界的な金利上昇のマイナス影響を受けてきた。グローバルREITは昨年10月に542ポイントでボトムアウトし、23年8月22日現在603ポイントと、長期金利の上昇がネガティブな環境でも底値から11%の上昇を見せている。グローバ
証券セールスとファンドマネージャーの会話(11)パウエル氏を読む
証券セールス(以下、S): アメリカの空売り投資家が暗躍しているみたいだな。ファンドマネージャー(以下、F): かつて我が師匠が「相場は自己主張の戦い」と言ったが、空売り投資家の自己主張が強く、それで市場が大きく引っ張られているのかもしれないな。S: ジャ
コツコツと毎日儲かる方法を考えている。今回は3回目で、先物を使った「コツコツと毎日儲かる方法」を取り上げてみたい。先物のアウトライト取引ではいくつかの目立ったリスクがある。第一は「オーバーナイト・リスク」これは日本の夜時間にNY市場の日経平均先物が強烈に上
中国の人口高齢化と長期経済停滞の問題について6/1にブログを書いた。ポイントは・・・①2030年以降毎年1億人レベルで人口減少が起こる世界最大の人口減少国になる、②一人っ子政策による影響で男女差が2割と高く、結婚難+晩婚化で少子化が急激に進む、③儒教思想の影
ブログの人気ランキングを見ると、物凄い運用結果を出しているブログがあった。「毎朝日経225」というブログで、毎日の運用結果が公表されている。「本日∔75万円」「一日前-20万円」「二日前∔40万円」「三日前∔750万円」「四日前+255万円」という感じで
A氏は年齢80歳台半ばで、もともと外航路線の船長さんをしていたという。年齢からいっても団塊世代よりも10歳上、つまり戦中派で戦後の経済回復を担った世代だ。しかも高度成長期の生命線ともいえる外航路線で活躍し、急拡大する国際貿易を支えた一人だった。年を取り身体
現在の世界的なインフレ傾向は先進国共通の大問題になっているような気がする。単なるエネルギー不足やその価格上昇、一次産品の供給不安などという問題ではなく、先進国全体の構造的な問題が含まれてきたと感じるからだ。インフレの第一段階は、ロシアによるウクライナ侵攻
ブログの人気ランキングを見ると、物凄い運用結果を出しているブログがあった。「毎朝日経225」というブログで、毎日の運用結果が公表されている。「本日∔75万円」「一日前-20万円」「二日前∔40万円」「三日前∔750万円」「四日前+255万円」という感じで
まさに「この期に及んで…」という言葉がピッタリくる最近の米債券市場。債券市場参加者がずっと「リセッションが来る」と「オオカミ少年」のように言い続けた結果、FRBの利上げで短期金利が上昇する一方、将来の景気鈍化を見込んで長期金利は横ばいを続け、長短金利が逆
もう20年以上通っている床屋さんの未亡人の話だ。数年前にご主人を亡くし、ご主人の母を看取り、本人は過去の関係をすべて清算できたという。この奥さんは活発な女性で、ここ10年あまりスキューバダイビングにハマり、石垣島、伊豆半島、遠くは東南アジアの海を潜ってき
もし米国のようにサラリーマン全員が税務申告を自ら行う制度になったら、日本の「トーゴーサンピン」という税制のゆがみも少しはマシになるだろう。収入が捕捉される割合で政治家1割、農家3割、自営業5割という「トーゴーサンピン」だが、サラリーマンは収入10割に税金
最近の米国市場を見ていると、FRBの引き締め最終局面で10年債が強烈に売られていることに違和感を感じる。通常ならば、引き締めの終わりから今後の利下げ期待が生じ、長期債は買われる傾向があるからだ。この期に及んで「長期債売り」が出ているのは、今回の引き締め局
最近、悩んでいるのが米長期債市場がことのほか弱いことだ。米10年債利回りは4%を越え、この長期金利の上昇でドル高が進んでいる。FRBの利上げプロセスはそろそろ最終局面で、政策金利は5.5%にまで引き上げられたが・・・この期に及んで10年債が売られるというのは
ゴルフ仲間の地元の人たちと話をしていると、なんかやたら地元民の個人情報に詳しい。ここでは清里全体を6地区に分けて、ゴミ出し、雑草処理、子供の見守り、その他地域の課題調整などを行っている。それぞれの地区での人間関係は濃い。そのためかもしれないが、誰それが病
Jリートが保有物件の売却とともにポートフォリオの入れ替えを行っている。8/4 日本アコモデーションファンド(3226)ドミー芦屋を売却(売却益5.42億円)8/3 積水ハウスリート(3309)シャーメゾン金沢を売却(売却益1.15億円)7/26 日本都市ファンド(3
岸田政権の支持率がぐんぐんと下落している。あるアナリストは「内閣支持率の低下はヘッジファンド等の日本株売りを招く」と指摘している。上のチャートは吉田茂以来の戦後歴代 内閣の支持率だが、一目見て分かるのは支持率30%は内閣の存亡ラインだということだ。高度成長
4-6月期の決算発表がヤマ場を迎えている。アマゾンのAWSは良かったが、アップルのiPhoneは苦戦、新製品投入前の一時的なものか、それともスマホ市場全体が成熟化したのかよく分からないけど・・・いずれにしても事前の期待の高さ、上昇したPERを正当化できるかは微妙な感じ
世の中が「移住」ブームなのか、マスコミが仕掛けているだけなのかはよく分からないが、田舎に移住した人たちの話がよく出てくる。地元の野菜等が安いので生活費が安い、都心よりも大きな住宅に入れる、自然の中で子供の教育環境が良い、移住先の仲間との交流が楽しい、など
サラリーマン増税で話題になっている税制調査会の答申だが、退職金や所得税の扶養控除などともに非課税での便益供与が含まれている。たとえば、通常よりも割安に入居できる社宅、会社の費用で支払われる通勤定期、従業員割引制度などなどが「やり玉」に上がっている。まずは
現代の若者はイベントが大好きらしい。「人が集まる所に行く」という基本行動がインプットされているかのようだ。行列のできる店にワザワザ行く、混雑したストリートやイベント会場にワザワザ行く、足立の花火に70万人、墨田川の花火に100万人が集まる・・・・当然のこ
「FRBの引き締めは最終局面だし、米国景気はソコソコ強い」となれば株価は上がるしかない。おそらくこれが現在の市場のコンセンサスだろう。背景には、①これだけの高金利でも腰折れしない米国経済は強い、②FRBの引き締めが終了すれば、一段と強くなる、③数年後の米国企業
最近思うことは、東京市場が必ずしも「NYのミラー市場」でなくなり、日本株の変動がNY市場以上に拡大したことをよく読めていなかった点だ。海外市場が大人しい中、日経平均が予想を越えて3万3000円台まで急騰した。NY市場で銀行株が買われれば、東京市場でも銀行株
毎日毎日、テレビでは「猛暑」関連にニュースばかりやっている。埼玉のどこかで最高気温が39℃だったとか、岐阜や山梨の最高気温が38℃だったとか、連日のように報道されている。でも、不思議なのは40℃を越える最高気温を伝えるニュースはほとんど目にしない。まるで
分離課税というと思い出されるのが、ワリコー/リッコー、興銀(日本興業銀行)の金融債で「ワリコー」は割引金融債、「リッコー」は利付金融債だった。興銀の他にも長銀(日本長期信用銀行)東銀(東京銀行)などが金融債を発行して資金調達を行っていた。この「ワリコー」が
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撮影するほどのサクラじゃない、と言われそうな小さいヤマザクラ。我が家で初孫が生まれた時にヤマザクラの苗木を庭に植えた。その時は近所のホームセンターで買った高さ50cm程度の苗木だった。それから5年経ち、高さ2m以上に育った。サクラの花も以前はチョロチョロ
日銀決定会合の結果は大方の予想通りの「現状維持」だったが、その後の植田会見は凄まじかった。「金融政策は為替レートを直接コントロールの対象とするものではない」外国為替市場で円安が進んでいることによる基調的な物価への影響は無視できる範囲かと問われたのに対し「
消滅可能性自治体の調査が公表された。我が山梨県では上の11市町村が含まれた。ちょっと意外だったのは、東京都に近い山梨県東部に多くの消滅可能性があることだった。上野原や大月はちょっと1時間程度の通勤時間をガマンすれば東京で仕事ができる。安い不動産価格で子育
長期金利とFANG指数チャート天邪鬼は単なる人の性格ではなく、れっきとした運用戦略の一つでもあり「コントラリアン投資」と呼ばれる。コントラリアンは市場の人気とは逆にポジションを取ったり、大多数の投資家とは逆のポジションを取る投資戦略だ。「上げ相場で買い/下げ相
ドル建て日経平均と円建て日経平均証券セールス(以下、S): おカネの動きで市場が振り回されているみたいな感じだな。ファンドマネージャー(以下、F): 米景気はいいしファンダメンタルというよりおカネの動きが激しいな。S: この半年の上昇相場で株式はいろいろ
日米実質金利差とドル円相場上のグラフは日米実質金利差とドル円相場のチャートだが、2022年までは両者の動きに乖離があったものの、2022年以降は両者のグラフがほぼきれいにパラレルに動いている。2022年はFRBが引き締めが開始した時期で、日米金利差が急速に拡
信用買残と日経平均「天邪鬼」であることは投資の面では自己防衛につながる。でも実社会で「天邪鬼」は嫌われるのは間違いない。集団で意思決定する時、「天邪鬼」が一人いるだけでなかなか全員一致での結論にはいたらなくなる。サラリーマン社会では「赤信号をみんなで渡る
新型コロナ禍で病院に行くのが心配だったので、ここ3年人間ドックを受けていなかったが、久しぶりに一日ドックを受診した。結果は?全部で7つの指摘されたのだが、一番心配なのが「心臓」だった。人間ドックのメニューで「心電図」を取ったが、この波形に少し懸念があると
投資の世界に38年、その後個人投資家として丸5年・・・きちんとリターンを出し続けてこられた理由は自分ではたった一つだと思う。それは「天邪鬼(あまのじゃく)」であったことだ。・他人の言うことはいつでも疑い自分で考える。評論家の言うこと、株式ストラテジストの
近所にある通称「ハナミズキ公園」だが、桜が散り葉桜になると同時に、ハナミズキの花が少しづつ開花に向っている。この公園で見られる「花主役の交替」だが、今年は桜の開花が遅れたので桜とハナミズキが同時に見られるということが起こった。上の写真では手前がハナミズキ
ここ数年、中東は大きな構造的ともいえる変化が次々と起きている。最近のニュース・ヘッドラインを振り返ると・・・・シーア派の盟主イランとスンニ派の大御所サウジが、中国の仲裁で「歴史的な和解」をしたこと。・トランプが過激なガサ攻撃を行ったネタニヤフ・イスラエル
清里にも暖かさが戻ってきたある日、散歩の途中でひさしぶりに「田舎師匠」に会った。この「田舎師匠」は清里開拓者の家系で生まれ、学校卒業後に自衛隊に入隊、その後全国の駐屯地を転々とし退職してから甲府に住んでいる。清里にも親の自宅が残っていて、たまに来ては家を
野村証券・日足(3か月)三井住友銀行・日足(3か月)株価の動きだけで判断するのは自分のスタイルではない。チャートは好きだが、チャートの形に囚われることは嫌いだ。でも気になるのが、最近の大型株の日足チャート。直近の動きを大きく見るために、過去3か月の主要株
米国コアCPIとPPI上のグラフは米国のコアCPIとコアPPIを比べたグラフだが、CPIに比べてPPIの方が大きく、PPIの動きが先行指標となっている。注目点はコアPPIが今年1月をボトムの底入れした雰囲気があることだ。PPIのボトム、2015年や2020年を見ると、その後、コ
NASDAQのPERと米10年債利回り4月初の予想EPSは前年比でNASDAQ+32%、S&P500+11%、NYダウ+10%、ラッセル2000+11%と立ち上がってきた(下の一覧表参照)。昨年10月以降、米景気の堅調⇒業績上昇の期待で株価が上昇してきたが、その原動力はPERの
だんだんと事件の内容が公にされてきている。水原氏はLAの連邦裁判所に出廷し罪を認めている。大谷選手は被害者であると認定され訴追はされない。でも、なんか腑に落ちない。筆者は賭け事好きでロンドン駐在時には会社同僚とともによくカジノに出入りしていた。カジノは顧客
日米10年金利差とドル円相場米国CPIが前年比+3.5%とほんのちょっと高めに出ただけだが、ドル円は152円/ドルの抵抗水準を抜けつつある。今まで「円独歩安」を分析してきたことは・・・①ドルインデックスは昨年から横ばいで「ドル高局面」はすでに終わっている、で
テレビでは毎日毎日、たくさんの「便利グッズ」が紹介される。整理整頓に欠かせない「小物入れ」「整理のための棚や引き出し」など、整理整頓が苦手は視聴者に次々を紹介され、多くの視聴者が買っている。でもよく考えてみよう。どんなモノでも時間が経つと劣化して「ゴミ」
日本全国、いたるところにサクラの名所がある。我が家のある地域にもいくつかの名所がある、目黒川の川面を覆い尽くすサクラ、かむろ坂のサクラのトンネル、西小山から碑文谷神社のサクラ参道。目黒川のサクラは人でゴッタ返すので、あまり行かない。むしろ、目黒線の電車の
今年のグローバル市場を見ていて感じることは、米国株、特に大型成長株、GAFAやその他のIT株が高値圏で往来相場に入ると同時に、本来連動性が低いかゼロ相関であった「金価格」や「ビットコイン」が急上昇し、さらに景気懸念のあったドイツ株など欧州株が買われるという状
上はブルームバーグが報じた日銀決定会合の「政策運営方針」だが、けっこう見所満載という感じだ。黒田さんの異次元緩和を継続すると表明してきた植田日銀だが、ここまでとは思わなかった。政策金利はマイナス0.1%、長期金利は0.5%を上限として10年国債を買い入れ
ちょっと前だが観光庁が今年3月の訪日観光客数を181万人と推計し、コロナ前2019年の65%まで回復した。関係者は強気で中国の団体旅行が解禁されれば、中国からの観光客の増加でコロナ前の水準も回復可能と見ている。でも一方、日本人の出国、海外旅行はコロナ規制
このところ、多くの評論家が日本株を強気になってきている。その根拠は二つ・・・①ウォーレンバフェット氏が商社株を買ったこと、②東証がPBR1倍割れ企業に改善策を要請したことだ。そのうち②の東証の「バリュエーション改革」はすぐに何か変化するわけではない。ずっ
これは、個人的には衝撃のニュースだった。「不動産経済研究所によると、3月に東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県で発売された新築マンション1戸当たりの平均価格は1億4360万円で、去年の同じ月と比べておよそ2.2倍に上昇」たまたま港区などの高額新築マンションが相次いで売
個人投資家にも様々なタイプがいると思うが、大半の投資家はNISAやiDeCoなどの積立投資スキームを使って老後の資産形成をしたいと考えているだろう。前回の「運用ゴールの決め方」では厚生年金や国民年金の不足分を補うためにNISAやiDeCoを使う場合の運用目標の設定を考えて
「CRE不況に突入?」で書いた通り、今回の金融不安は今までの経験的な感じとちょっと違う。今回は価格の急落というより米地方銀行の預金流出と不動産ファンドの解約が原因だからだ。上のグラフは米銀の預金量だが、ピークの18兆ドルから現在17.1兆ドルを大きく減少して
3月の特殊月については2月時点から警戒感を持って見ていた。2/20に「日銀トレード、3月特殊需給で波乱あり?」を書いた。3月の市場は途中でシリコンバレー銀行やシグネチャー銀行の破たんがあり、日米市場ともに大荒れになった。銀行不安から来る海外投資家の売りだけで
産経新聞社が2019年に続き、120人のリストラをすると報じられている。新聞社の経営は厳しく、表向きは120人の希望退職といいながら実際には数百人規模のリストラに膨れ上がると見られている。普通の個人でもネット経由で官公庁データや各種研究機関のデータに簡単
現在、統一地方選挙の最中だが、住宅街をうるさいほどの音量で街宣車が走り回っている。その中には、ある下請け工場の社長もいる。彼の工場ではとうに仕事がなくなり、社長自身が区議会議員に当選したことで倒産を免れ何とか生き残っている。若い女性の候補者もかなり増えて
儲かれば儲かるほど良い・・・あたりまえの話だ。でも投資についてはこれは当てはまらない。大儲けの話ほど注意が必要で、過去いくらでも「儲かりまっせ」という投資話があったがそのほとんどが「ウソ」か「詐欺」だった。「儲かりまっせ」の投資話にハマって資産の大半を失
最近のニュースでは不動産ファンドの解約増加に関するものが多い。ニュースフローを確認すると・・・・ブラックロックのUKプロパティ・ファンド(資産35億ポンド)に解約請求が急増し解約を保留したという。・英国の運用会社M&Gのオープンエンド型の不動産ファンド(資産4
米国のCRE(コマーシャル・リアル・エステート、商業不動産)について弱気の見方が増えている。これだけ米金利が上昇すれば、借入金の多い不動産業界は苦戦をすると誰でも思いつく。しかも昨年からのインフレの高騰で不動産賃料も上昇しているので、多くの人たちは高い賃料を
NHKで「清里再生プロジェクト」を放映していた。あるデザイナーが清里に移住し地元の人たちを協力して駅前の廃墟ビルを再生していくというストーリーだ。80年代の清里はブームに沸き返り、駅前は原宿並みの人込みだったという。当時の女性向け雑誌が次々と特集し、バブル時
十分な睡眠が取れてますか?安眠対策はしてますか?世の中にはいろいろな睡眠情報が広がっている。快眠用の枕、入眠角度を最適にするベッド、スポーツ選手が進める睡眠姿勢を支えるトゥルースリーパー、各種安眠サプリや、村神様の勧めるヤクルト1000・・・睡眠ビジネス
証券セールスとファンドマネジャーの想像上の会話を楽しむ。証券セールス(以下、S): FRBが今年末から米景気後退が始まると言い出したが、どう思う?ファンドマネージャー(以下、F): 景気後退期に入っても不思議はないけど、株式市場だけでなく、金相場もビット
昔、ロンドンで日本株営業をしている頃、スイスのプライベートバンクの話を聞いた。欧州地域の金持ちは基本的に貴族の流れを組む人たちで、エステートと呼ぶ広大な土地、お城やお城のような館、広大な農地と小作人など持っている。スイス・プライベートバンクの顧客はこうし
チャットGPTの日本語バージョンが賛否両論を巻き込んでいる。オープンAIの社長が来日し岸田「聞く耳」首相と会談したという。ここ十数年の技術進歩でAIはすでに人類の知能を上回っている可能性がある。チェスの世界チャンピオンがAIに負けたのはもう25年も前の話
そろそろ米企業の1-3月期決算が発表される。この1Q/2023の決算は、銀行不安もあり不動産懸念もある高金利下での企業決算となる。なんとなく事前には警戒感が漂っているような気がする。でも単純に米企業EPSの瞬間風速(3か月変化)を追うと、昨年10-12月期
東京では虫が地中から這い出る「啓蟄」からどんどん温かくなり、虫や樹木の活動も活発になる。でも標高の高い地域では3月はまだまだ氷点下の気温になり、野原の「土」や池の「水」は凍っている。当然ながら虫も植物も眠っている状態だ。それが春のお彼岸を過ぎ、4月上旬に
経営破たんに追い込まれたクレディスイス(以下CS)を買収するUBS。債券投資家がゼロ価値になり、株式投資家が助かるというありえない決着など、問題点が指摘されながらも「too big to fail=大き過ぎてつぶせない」でグローバルな銀行システムを守るという配慮が優先さ