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  • 「風花(ふうか)」創刊号

    足立俳句連盟の理事の方から貴重な資料を頂いた。昭和22年4月に中村汀女が創刊した「風花(ふうか)」の創刊号である。復刻版だが、当時の面影を残した貴重なもので、「いずれ処分してしまうので、大切にしてくださる方に差し上げたい」ということだった。巻頭に、武者小

  • 再び、「銀漢」の店

    夕方から日暮里で飲む予定があったので早めに家をを出て、湯島天神、上野不忍池を巡ってきた。何句か作れればいいのだけれども、果たしてどうかな。      先月に引き続いて、「銀漢」の句友が1日ママを務めるということで日暮里の店に集まった。今夜は「あだち野」

  • 悪人の仕事

    詐欺電話や営業電話ばかりなので、最近は、置き電話は鳴っても出ないようにしている。プライベートな用事のある人は、たいていは携帯にかかってくるか、最近ではショートメールがほとんど。今日は、携帯のほうに「NTTdocomoですが、料金未納が発生しているので法

  • 俳縁というもの

    5年前に買い求めて、記念にとっておいた「2」が五つも重なった2020年2月22日の切符が出てきた。この2月22日、今は「にゃんにゃん」になぞらえて「猫の日」とと言うらしい。今日、早稲田で開催される細道句会に参加してきた。キャンバスを見てまわるつもりだったが、入試と

  • 「俳句界」3月号

    「俳句界」3月号の特集の中で「心を揺さぶられた俳句」について書いた。★ ★ ★「怒りと哀しみ」の間で 矢作十志夫(「あだち野」主宰)俳句は詠み手と読み手の共同作業であることから、ひとたび作者の手を離れてしまえば、それから先は鑑賞者のものとなる。

  • なんだとかんだと

    梅真白押し戻されるズームの目 十志夫今月はなんだかんだと忙しかったこともあり、例年のように梅にカメラを向ける機会がなかった。今週末、支部句会が一つ、超結社句会が一つ済めば、あとは結社の会報を印刷して終りとなり一段落つく。しかし来月になれば直ぐに足

  • 雛飾り

      家系図のやうに雛のならびけり 十志夫クリスマスツリーといい、雛人形といい、Yはやる事が早い。一か月前から緋毛氈を敷いて人形を出して並べ始める。今年もすでに7段がデンと飾られた。我家は女系家族なので長女の生まれた50年前からの伝統行事。こうして雛

  • おこぼれ

    この2~3日、blogの閲覧者数が急激にふえた。林誠司氏の句集「海光」を紹介していることが、氏のblog「俳句オデッセイ」に触れられており、私のblogがリンクされたためと思われる。さすがに数千名の読者のいる人気blogで、その波及力が大である。ところで、昨日は、聖バレ

  • カレー三昧の日々

    血圧の高いYのために毎日の食事はそれなりに神経を使う。俳人をかねる主夫としては、忙しい時は時間短縮でカレーにすることが多い。まず日本人で嫌いな人はいない鉄板メニューだ。 コメに限らず、ここ一年野菜の高値が続いていて、カレーライスの一人前あたりが314

  • 林誠司・第三句集『海光』

    林誠司氏の句集『海光』(俳句アトラス刊)を読んだ。俳人協会新人賞を受賞した第一句集「ブリッジ」(2001年)、第二句集「退屈王」(2012年)に続く第三句集である。休日には、芭蕉の「奥の細道」の道程を自ら辿るほどの旅好きである。当然のごとく自然詠が中心を占める

  • 俳句と詩

    「俳句四季」8月号を読み返していたら、「俳句と詩」についての特集が目に留まった。タイトルは、「越境する俳句/詩人と俳句、俳句と詩」。俳人であり、詩人でもある7人の方たちが原稿を寄せている。以前、結社が同じだった草野早苗さんや「あだち野」アンソロジーの巻頭

  • 釜六音

    「あだち野」には茶道を嗜む人が複数いて、句会でそれに関連した句を出してくる。Yが茶道を指導しているから、普通の男性よりは知識があるつもりだったが、この数か月で「そうなのか」と教えられることが数多くあった。 炉開きや花は白玉初嵐 市橋三岐子前回もb

  • 「性格」と「俳句」と「恋愛」と

    昨年、依頼された講演会で「性格と作句傾向」について話した。人間が生来持っている「モノの考え方」と「俳句の傾向」とは重なる部分があるというテーマだった。その話に使った検査は、以前勤めていた会社のスタッフと東京大学、九州大学の心理学研究者とで共同開発した「

  • 睡眠の話

    年齢とともに睡眠に関する悩みが多くなるのは、誰しも同じらしい。「睡眠」の研究者がその仕組みを解説している番組を見た。 就寝前のルーティーンをつくるのが良いという。例えば軽い運動、短い読書など。 睡眠とは、ノンレム睡眠(深い睡眠)、レム睡眠(浅い睡眠

  • 雪催ひ

        雪しずり音なき音をながめけり 十志夫2月2日(日)に都心に何十年かぶりの「大雪」との予報が出ていた。月例句会があり、車がつかえないと困るなぁと思っていたが、それほどでもなく、早々に雨も止んだ。「節分」と重っていたので、いろいろ準備を重ねてきたイ

  • シンクに花束

    先日の新春句会の場で、「今年も宜しく」ということで同人の皆さんから花束を頂いた。「花束」を頂くなんて、何年振りだろうか。 シンクに花束ソファーに赤マフラー 十志夫早速、Yが花瓶に活けてくれた。

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