理不尽な病 〜アルコール依存症の夫と暮らして〜
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ハンドル名
Hopeさん
ブログタイトル
理不尽な病 〜アルコール依存症の夫と暮らして〜
ブログURL
https://rifujinnayamai.hatenablog.com/
ブログ紹介文
私の夫はアメリカ人で、重度のアルコール依存症。回復どころか、ゆっくりと破滅へ向かっています。
自由文
-
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理不尽な病 〜アルコール依存症の夫と暮らして〜
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  • 親愛なるアルコール依存症の夫へ

    あなたがこの病気になってから、辛く、苦しいことが沢山ありました。 あなたへの信用を失い、あなたを酷く憎み、あなたが時折くれた小さな希望に喜び、あなたの嘘に失望し、あなたの行動に何度も泣き、そうやって、まるでジェットコースターにでも乗っているかのような、アップダウンの激しい壮絶な日々が過ぎて行きました。 でも、きっとこれが私達夫婦の形なのでしょう。 平穏で普通の暮らしではないけれど、こうやって夫と共に病気と闘い、この非日常的な毎日を懸命に生きていることは、恐らく、普通に幸せで何の問題もない夫婦達以上に夫婦関係は濃く、特別な絆がそこにあると思っている。これは私達夫婦に限らず、「アルコール依存症の配…

  • Rehab(リハビリ施設)

    アメリカでのアルコール依存の治療は、リハビリ施設(Rehab)へ行くことが最後の砦だろう。 日本ではアルコール専門病院なるものがあるようで、アルコール依存症者が3カ月程入院をしてそこで治療を受けたり、アルコール依存症についての勉強をするようなのだが、アメリカでは、病院に入院するのではなく、リハビリ施設に入ることになる。 夫も何度か、離脱症状時にアルコール性てんかん発作によるER行きと入院をしたことがあるのだが、どれも3泊~5泊ぐらいして身体が回復すると、そこで退院となった。「この後はリハビリ施設に行った方がいいですよ。」と、看護師からリハビリ施設の情報をいくつかもらい、そこで終わり。(アメリカ…

  • アメリカのアルコール事情

    日本はアルコールに、非常に寛大な国である。 それに比べ、アメリカではかなりアルコールに関する規制が行われており、渡米した当初は驚いたものだ。 アメリカでは、21歳から飲酒することができる。 TVでのアルコールのコマーシャルはなく、街中にはアルコールの広告もない。アルコールの自動販売機は存在せず、リカーストア(酒屋)かビールが買える店に行かなければアルコールは買えない。買う際には年齢確認のためにIDカードの提示を求められる。 州によって異なるのだが、普通の食料品店やコンビニでアルコールは売られていない。(売っている州もあります。)私の住む州では、ここ何年か前から食料品店でもアルコールを売り始めた…

  • 希望の象徴 (Wreaths)

    私が高校時代に英語と同じくらいに、いや、もしかしたらそれ以上に得意としていた教科は、美術である。 私はクラフト作りが好きだ。 作るものはその時によって違うのだが、一度ハマると、延々と作り続けてしまう。 娘を出産してからハマったものは、赤ちゃんのオモチャ作り、ビーズのアクセサリー作り、クレイでのネックレス作り、編み物、そしてキャンバスに絵を描くこと。 一度始めると、集中していくつもの作品を作る。 そんな私が一番最近ハマっていたのは、ドアなどに飾るリース(Wreath)作りである。 夫の状態が一番悲惨だった2017年の1年間で、私は計20個のリースを作った。 当時の私は毎日、仕事に行くことで夫と一…

  • アルコールに感謝してみる

    もし夫がアルコール依存症から回復し、これから先、何年も何十年も、ずっと断酒を続けてくれたら、私はきっと、夫がアルコール依存症になってしまったことに感謝をするだろう。 何故なら、酔っぱらった夫の姿を、もう見なくて済むから。 あの醜態に、嫌な思いをせずに済むから。 昔の私は、夫の酔っぱらった姿に鈍感だった。 夫がどんなに非常識な行動を取っても、それがアルコールのせいだということに気付きもせず、彼の人間性に問題があるのだと思っていた。 私自身はアルコールを飲んで、非常識な行動を取ってしまったことはないし、せいぜい眠くなって寝てしまうだけだったので、アルコールが人格までをも変えてしまうことに、本当に鈍…

  • 断酒補助薬(ナルトレキソン or レグテクト)

    夫は5年前、働きながらアルコール依存の断酒外来プログラムに通っていた。 連続飲酒はまだなく、飲むのは仕事から帰宅してからの、毎晩の一人家飲み。 世の普通のアルコール好きな人達がやっていることと同じことをしていた。 ただ、何度か離脱症状時にERに行かざるを得なかったことがあったため、夫は自らのアルコール問題を認識しており、迷うことなく断酒プログラムに通っていた。 そこで夫は、断酒補助薬にお世話になった。 Naltrexone/Vivitrol(ナルトレキソン)を服用で、そして注射で何度か投与してもらっていた。そのプログラムは半年程で終了したのだが、飲酒量は減ったものの、夫は完全にアルコールを絶つ…

  • 白昼夢 ~ Daydreaming ~

    夫の病気が回復せずにこのまま悪化していったら、私達はいずれ家を失い、家族が崩壊するだろう。 夫がまだ元気に働いていた時、その頃から酷かった離脱症状を見て、義父母は「このままだと仕事を失うよ。」と言った。 そして、それが現実になった。 今、夫が仕事を失って彼らから言われていること。 「このままだと、お金と家と家族と健康を失うよ。」 そして、それはいつか、このまま行けば、きっと現実になるだろう。 もう、疲れました。 もし夫がこのまま堕ちて行き、挙句の果てに私達が家を失ったら、もう夫とは一緒に暮らしたくはない。 もう、夫の病気とは関わらずに生きていきたい。 夫抜きで、私と娘と犬達とで、普通の暮らしが…

  • 機能しない人

    夫が連続飲酒と離脱症状で廃人化し、人として機能しなくなる時、私は夫を自分の視界に入れないようにする。夫の存在を消し、私は一家の主となる。 冬の大雪の時、ご近所さん達が夫婦で仲良く協力して雪掻きをする中、私は一人で雪掻きをする。 夏は庭の芝生を、手押しの芝刈り機で、数時間かけて私が一人で刈る。 秋は家の周りの落ち葉を、私一人でかき集める。 男手がないシングルマザーの方は、こういう時は大変だろうなと思う。男手があるにも関わらず、使えない私の夫のことは、もういないものだと割り切り、一人で頑張るしかない。 「あそこの奥さん、働き者だなぁ~。ご主人は家で何やってるんだろ?」などとご近所の噂になっていなけ…

  • フラッシュバック

    夫が断酒中に、アルコールとは関係なく、単に夫の体調が悪くて寝込んでいる時、私の心はザワついてしまう。 夫がだるそうに昼間から寝ているその姿に、私は夫の体調を心配するどころか、あの飲酒時のダラダラしている姿とオーバーラップしてしまい、怒りが込み上げて来るのだ。 体調が悪くなる前に、医者に診てもらえばよかったのに! あの時診てもらっていたら、今頃回復していたかも知れないのに! もう何もかもが飲酒時と重なり、私は夫にイライラしてしまう。 そうでなくても、アメリカ人は痛みなどに大げさなのだ。 いや、本当に痛いのは分かるのだが、そこまでドラマチックにアピールしなくっても・・・!と思ってしまう。 そしてダ…

  • 被害妄想

    アルコール依存症者は、泥酔時に身近な家族に暴言を吐き、時として被害妄想に落ち入って家族を責め立てるようなのだが、私の夫も例外ではない。 私がよく夫の泥酔時に責められたことは、「お前が自分と一緒にいるのは、お金目当てなんだろう!」というもの。 はぁ!? ・・・である。 何でそんな発想になるのか、何でそんな風に責められなければならないのか、私はあっけにとられてしまった。 私がそんな人間でないことぐらい、夫が一番分かっているはずである。 別に大金持ちというわけでもなければ、ましてや何で無職の夫と一緒にいることが金目当てなのか? 家のローンや生活費を夫自身が払っているからそう思うのか、それともこんなに…

  • Fragile

    心が折れそうになる。 本当に、独りなんだなって。 誰も助けてくれないんだなって。 人に期待してはいけないのだが、この苦しみを、独りで抱えていることが辛い。 頼りにならない義父母。 夫の病に関わりたくない義兄と義妹。 彼らはただの静観者。血は繋がってはいても、他人事。 それが分かるから、義兄にも義妹にも、私から夫についての話はしない。 されても返答に困るだろうし、無視されるのも嫌なので、自分からは言わない。 とは言っても、向こうからも聞いても来ないのだが。 だから義母にそれとなくお願いしてみた。 「夫に精神科で断酒補助の薬をもらうように、義兄から言ってもらって下さい。」 義兄はあれでも精神科医。…

  • 非道な心

    私は自分がする夫への非情な対応に、自己嫌悪に陥る時があった。精神が病んだ末にやってしまったことだとはいえ、とても心がある人がすることだとは思えないことをしていた。苦しむ夫を無視したり、助けずに放置したり、気にかけてあげなかったり。これらは本来の健全な自分の姿ではなく、魂を悪魔に売り渡してしまったような心境になった。 ああ、私はこんなに冷酷な人間になってしまった。 心がなくなってしまった。 鬼になってしまった。 そんなことを思い、でもだからと言って、次から夫に優しくしようとも思わなかった。 それほど、私の心は病んでいた。 でも後から知ったことなのだが、世話を焼かないこの対応は、実は間違えではなか…

  • 非情な対応

    夫が飲酒をすると、最初の頃は懸命に夫の世話をしていたものだが、夫の状態が悪化するにつれ、私は夫を無視して放置するようになった。 泥酔して床で寝ていても、ブランケットをかけてあげることもなく、そのままそこに放置。家の玄関や庭へのドアに挟まって寝ていても放置。カラのボトルや飲んだ後のグラスが溜まって置きっぱなしになっていても、これは夫の責任だから放置。離脱症状でもがき苦しんでいても、これは夫の問題だから放置。 今にも死にそうな夫を無視し続けた私の当時の心情は、”YOU DESERVE IT ! DEAL WITH IT ! (当然だ!自分で対処しろ!)” というもの。 「こうなることが分かっていて…

  • アルコールで身を滅ぼす有能な人達

    世間の多くの方々がいまだに思っているように、アルコール依存症は、意志が弱くてだらしない人達がなるというわけではない。アルコールを毎日大量に飲み、それが何年にもわたると、誰もがこの病気になってしまう可能性があるのだ。そして適切な治療を受けずそのまま放置していると病気は進行し、やがて全てを失い、命を失う。 私の夫は、離脱症状で起こるアルコール性てんかんによる死と隣り合わせの時期が長くあり、夫の病気に巻き込まれて私も心が病んでいた。だから普通の、誰もが送っているような平凡で当たり前な生活を切望し、日々必死に生きていた。 時々思う。夫がアルコール依存症になっていなかったら、どんな人生だっただろうと。夫…

  • 親心

    夫の連続飲酒中は、気をしっかり持つべく、私自身のために楽しいことをしようと思ってはいても、何だかんだで気分が沈む。 同じアルコール依存症でも、夫が仕事をしてくれているなら、どんなに家族の気持ちが楽になるだろう。こんな底辺の生活にも慣れてしまったが、仕事もしていないアルコール依存症の夫なんて、世間から見たら、とんでもないルーザー、ろくでなしである。 私、一体何にしがみついてこんな夫と一緒にいるんだろ? 人として、夫として、尊敬などできるわけがない。 「Move on!(気持ちを切り替えて前に進め)」、と悪魔の、いや、天使の囁きが聞こえてくるようだ。 夫は働くことができない。 シラフの時は、時折自…

  • もうひとつの病

    夫は、断酒に必要不可欠なことを何もやっていない。 リハビリ施設にも行かず、専門家の治療も受けず、断酒補助の薬も飲まず、AAにも行かず、で、自分はそれでいいと思っている。本当に難しい男である。 スリップされた日は、私は仕事中でもそのことを思い出して心が苦しくなり、胸がキューっと痛くなった。 夫は自分の飲酒がどれだけ家族に大きな影響を与えているかなんて、深刻に考えてもいないだろう。 アルコール脳になってしまったせいなのか、夫には現実が見えていないような気がする。夫は、何があってもいたって楽観的なのだ。 仕事だって、レジュメを出せばすぐにオファーが来ると思っている。 無職のこの2年半の空白期間を、面…

  • アンガーマネジメント

    夫に期待することをやめ、アルコール依存症の回復過程でスリップするのは当たり前のことなのだと分かってはいても、ある程度断酒が続いた後にスリップされると、メンタルのダメージが酷い。 「レジュメをアップデートして、仕事を探すよ!」などと前向きな発言をしていた矢先に、先日、夫はまたスリップした。 予測できていたことではあるのだが、「ここまで断酒してきたのに、何で!?何で今なの!?また振り出しに戻ったじゃん!」・・・と私は夫をボコボコにしたくなる。 「怒っちゃダメだ!責めたらダメだ!本人が一番自分を責めてるんだ!」・・・と自分に言い聞かせてみても、私の夫への失望感は素直に態度に出てしまう。だから、この怒…

  • 無償の愛 ~ Unconditional “Doggy” Love ~

    シラフの夫は、相変わらず気難しくて扱いにくい男ではあるものの、まぁ頑張って断酒を続けてくれている。 夫が断酒前と変わったこと。 犬達の散歩に、喜んで進んで行ってくれるようになりました。 夫の犬達への接し方は、見ていてこっちの顔が緩んでしまうほど、ラブリーで愛情に溢れたものである。そして、それに私はいつも癒される。どんなに気難しくても、犬好きの人に悪い人はいないと思う。 しかしながら、酔っぱらい全盛期の頃の夫は、犬達を可愛がりはするものの、散歩などという面倒くさいことは一切やらなかった。たまに天気がいい日には犬達を車に乗せ、近くの州立公園に一緒に行くことはあったのだが、そんな楽しい場所ではなく、…

  • 堕落した夫の責任感

    生活の変化が怖いと感じている私ではあるのだが、いつまでもこんな生活を続けているわけにはいかず、やはり夫には、早くちゃんと仕事に復帰して欲しいと願っている。 最初の頃は必死だった。 夫にリハビリ施設へ行ってもらい、断酒補助の薬を飲んでもらい、AAにも通ってもらい、そんなオーソドックスな断酒への道を歩み、早く仕事を探して欲しかった。 でも結局夫は長い時間をこんなに無駄にし、リハビリ施設にも行かず、薬を飲むこともなく、AAに行くこともやめてしまった。それでも何とか今は断酒が継続してはいるのだが、やはりちゃんと社会復帰してこそ、やっと普通の生活に戻れるのだと思っている。 私は働いているとはいっても、私…

  • 私の回復

    夫の断酒、継続中。 そんな時の私は、平穏な日々に安らぎを覚えると共に、スリップ(再飲酒)という時限爆弾を抱えている心境で、怖くもなる。 これは儚い、嵐の前の静けさなのだと、そんな気持ちがいつも心の片隅にある。 そして、断酒が続いていて嬉しいはずの私は、その裏返しなのか、つい夫に不機嫌な態度を取ってしまう。まるで夫にアルコールの問題がないかのように、してはいけない態度で夫に接してしまう。 まさか私は、夫と共依存関係にあることに、自分でも気付かない喜びを感じているのだろうか?厄介で複雑な病気になってしまった夫を支え、夫と一緒にこの病気と闘っている自分の状況に、まさか、酔いしれているのだろうか? い…

  • One Day At A Time ~ 今日一日だけ ~

    アルコール依存症からの回復を目指している方々は、今日一日、飲まないでいられるようにと、日々飲酒欲求と闘っている。飲まない日々を毎日数え、ああ、今日も飲まずにいられたと、明日のことは分からないけれど、今日は飲まない一日が無事に終われるんだと、そんな風に毎日を生きている。 無情にも襲ってくる飲酒欲求は、ストレスなどがキッカケとなり、再飲酒へと逆戻りしてしまう。 そして、そこからまた地獄の日々が始まる。 この病気になってしまった彼らにとって、飲酒は致命的な行為であり、それを分かっていながらも、命を削りながら、自分の意志に反して、飲まずにはいられなくなる。 飲酒の副作用は恐ろしく、脳を委縮させ、人格崩…

  • 告白

    私は去年の秋あたりから、徐々に、ほんの一握りの人達だけになのだが、信頼のおける友人達に夫のことを話し始めた。 話せるようになってきたのは、夫の状態が少し落ち着いてきたからだ。 これが一年前だったら、苦し過ぎてまだ話すことはできなかった。 今振り返ってみると、夫の状態が一番酷かったのは、2016年の暮れ~2018年の夏にかけてだった。今でも夫は問題を抱えており、夫の病気は一生ついてまわるものだが、あの酷い時に比べたら、今は夫がシラフでいる時間が長くなり、それだけで平穏な時間が過ごせている。私の幸せの基準が大幅に下がってしまったのかも知れないが、夫が断酒してくれているだけで、私は安らかな幸せを感じ…

  • 夫の健康状態

    夫が一番最後に医師の診察を受けたのは、会社から救急車でERに搬送された、2016年8月のことだった。ここでも以前大まかに書いたのだが、かなり割愛してあり、あの日の出来事とそれ以降の夫の様子は、今思い返しても胸が苦しくなる。 それから約2年半の間、何十回も離脱症状があったにも関わらず、夫はどんなに酷い状態でもERに行くことを拒否し、健康診断にさえ行かなかった。 アルコール依存症は否認の病気と呼ばれ、通常アルコール依存症者は自分がアルコール依存症であるということを認めたがらないそうなのだが、これは夫には当てはまらず、夫は最初から素直に自分がアルコール依存症であるということを認めている。 むしろ、「…

  • アメリカ人の衛生観念

    私はアメリカは嫌いではない。むしろ、元々好きだったからこそ渡米して来たという過去がある。 アメリカ人の大らかで適当なところは、良くも悪くも受け入れて来たし、郷に入れば郷に従えで、ここでの暮らしに、自分を順応させてきた。 そんな私ではあるのだが、在米歴20年を前に、未だに我慢ならないことがある。 到底理解できない、アメリカ人の衛生観念についてである。 アルコール依存症とは関係ないのだが、それは私のストレスを助長させる、大きな要因となっている。 彼らは、家の中を土足で歩くということは言うまでもないのだが、何故か、外では裸足で歩くことがある。室内が土足で、屋外は裸足って!?と、全く理解ができない状況…

  • セキュリティカメラが捉えたもの

    我が家には、セキュリティカメラが数台設置してある。 防犯のためというより、昼間みんなが不在中に、犬達がどう過ごしているのかを見たいという、遊び心で設置したものだ。 犬達は、私達が外出から帰って来ると、必ずベイウィンドウ(出窓)に座って外を眺め、私達の帰りを待っている。 果たして私達が外出してから一日中ずっとそこにいるのか、それとも、私達が想像だにしていないことをしているのか、誰にも犬達の一日の様子は分からなかったのだが、カメラのお陰で、彼らの実態が判明した。 『彼らは、私達の不在中、ずーっとベイウィンドウに座って外を眺め、私達の帰りを待っている』 のだ! 目新しくもない発見ではあるのだが、カメ…

  • 春を待ちながら

    夫は2019年の目標として、アルコール依存症からの回復、そして、社会と仕事に復帰することをあげている。 期待をしても、今までに何度も失望させられてきたから、私はそれをただ黙って聞いている。 それでも、彼の前向きな気持ちを聞いて少し安心する。 仕事復帰にまでは辿り着かないかも知れないが、今はただ、断酒を続けて行って欲しい。 この病気の進行に、これだけの長い年月を費やしてきた。 回復にも時間がかかって当然なんだと、そんな風にゆったりと構えながら、これからも毎日、One day at a time(1日ずつ)で夫の回復、そして私と娘の回復を目指して、ゆっくりとでも前に進んでいけたらといいなと思ってい…

  • 失われた信用

    かつて私達が日本に行く時、いつも空港まで車で送ってくれ、また、迎えに来てくれていた夫は、ここ数年の日本への里帰りでは、もうそれができなくなっていた。 夫が離脱症状で苦しんでいる最中、義母に夫の様子を見に来てもらい、運転ができない夫の代わりに急遽、事情を知っていた友人に、朝早く空港まで車で送ってもらった時もあった。あの時は、苦しむ夫を残して日本へ経つことへの罪悪感と、ここまで堕ちてしまった夫を想い、後ろ髪を引かれる思いで、空港へと向かう車内で泣いた。それが、夫が私達を空港まで連れて行けなくなった最初の時だった。帰りも夫は迎えに来てくれることができずに、私は友人に空港まで車で迎えに来てもらった。 …

  • 不穏な日々

    2019年、冬。 私と娘は、4年振りのお正月を日本で過ごしていた。 今回の滞在は2週間。年末年始で慌ただしいながらも、夫から解放されて、平和に過ごせるはずだった。 断酒がある程度継続できたアルコール依存症者なら、きっと誰もが一度は思うことなのだろう。 「ずっと断酒しているから、もう治ったんじゃないか?」 「一杯だけなら、飲んでも大丈夫なんじゃないか?」 そして私達が日本へ経つ少し前に、夫は見事、再飲酒してくれました。 一旦アルコール依存症になってしまうと、もう二度と普通の人達のように飲酒をコントロールすることができない。 それを十分分かっていたはずの夫は、ビール一口だけなら大丈夫なのではないか…

  • 年の瀬に思うこと

    もう2018年も暮れになり、私の、「夫のアルコール依存症」との闘いにも年季が入って来た。 最初は苦しくて仕方なかった今の状況、もちろん今でも苦しくて、深刻だからこそ人に言えないでいるのだが、最初の頃に比べると、これが当たり前の生活になった今、慣れと諦めと受け入れで、何とか身を持ち堪えている。 夫のアルコール依存症が、ここまで悪化するとは思ってもみなかった。 仕事のストレスで飲酒量が増え、それでアルコール依存症になってしまったのだから、そのストレスの元凶である仕事から離れれば、ストレスもなくなり、飲酒する必要もなくなると思っていた。 甘かった。 アルコール依存症になってしまったら、もう飲む理由な…

  • 身体のストレス

    夫のアルコール依存症問題によって私にもたらされたストレスは、私を精神的にだけでなく、身体的にも深い影響を及ぼした。 思えば、娘と二人で日本に里帰りをしている時を除けば、私達は毎日、同じ屋根の下で夫と寝起きを共にしているのだ。日によって異なる夫の状態。平穏と地獄の日々を繰り返し、結果、心だけでなく、身体も悲鳴を上げ始めた。 胃が何週間にも渡って痛んだり、帯状疱疹になったり、Cold Sore(口唇ヘルペス)になったりもした。私のストレスはすぐに唇に現れるらしく、初めて夫がアルコールで入院した時には、まるで美容整形に失敗したかのように、ビックリするほど唇が痛々しく腫れてしまった。 そして、夫のこと…

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