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2018/05/04

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  • 私にできること

    夫のアルコール依存症による苦難を乗り越えてきたからこその、今の私にできることを考えてみた。 『今の状態を当たり前だと思わず、いつかまた夫はスリップ(再飲酒)するものだと心の片隅で覚悟を決める』 何十年と断酒が続いている人でも、一杯飲んだだけで脳にスイッチが入り、地獄の日々に戻ってしまう。その一杯のきっかけって、きっと他愛も無いことなのだと思う。「断酒が続いてるし、飲酒欲求もない。今なら、飲んでも普通の人達のように、飲酒をコントロールできるんじゃないか?」という気持ちや、飲んでいる人からの「たまには一緒に飲みましょうよー、大丈夫ですよー、一杯ぐらい!」という誘い。そんな風に、これから先、魔が差す…

  • 酔っ払いへの先入観

    世間の、アルコール依存症者への誤解や蔑みが悔しくて悲しかった。 でも、実は私の方こそ、酔っ払いを見下していたんじゃないか、と何年も経って気付かされた出来事があった。(酔っ払い、という言葉を使うこと自体、見下しているみたいなのだが。) 私は友人に夫のアルコール依存症を告白する時、一緒にある動画を見せることがある。 それは、いつか何かの証拠に、と隠し撮りをしていた、酔っ払って呂律の回らない、夫の私への暴言の動画だ。ゆっくりとした口調、でも支離滅裂で意味不明な内容。そして衝撃的。夫は、その動画の最後に意識を失い、床に倒れ込むのだ。恐ろしいことに、その際夫は頭をテーブルに強く打ち、その頭を打った箇所か…

  • Social gathering

    夫が、仕事終了後の会社のイベントの親睦会に参加するという。そこでは同僚達のバンドも演奏をするとのこと。夫は普段は会社の話をあまりしないので、同僚とそういう場に参加するということに少し安心した。同時に、ついに来たかこの時が!という不安な気持ちにもなった。 その親睦会、当然、アルコールが出るんだよね? 夫は親戚のパーティでは、もちろんアルコールは飲まない。それは、親戚中がみんな夫のアルコールの問題を知っているからであり、また、妻である私が一緒にいるからである。そして、アルコールを飲まない夫に、誰もアルコールを勧めてこない。そんなみんなの無言の協力が、夫にアルコールを飲ませないようにしている。 でも…

  • 新しい生活

    働き始めた夫との新しい生活は、やっと普通の夫婦、家族に戻れた気がして、なんだか新鮮だった。 毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きる。 そして、夫も私もそれぞれの仕事の一日が始まる。 夫が出社する日は私は在宅勤務、または午前中だけ在宅勤務をし、12時間近く犬達を2人きりにさせないように工夫した。 週末は変わらず夫婦で犬達を連れて公園へ。 そんな、普通の夫婦がやっているような普通のことが、やっとできるようになりました。 昔と違うのは、そこにアルコールがないだけ。 以前夫が働いていた時は、そこにいつもアルコールがあった。 アルコール依存症初期の頃は、ただ、仕事終わりに飲んでいただけだったものが、仕事を…

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Hopeさん
ブログタイトル
理不尽な病 〜アルコール依存症の夫と暮らして〜
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