月が満ちた夜だけ 君を想い泣く 明るい夜空に 君を探す 僕を置いて そっち側へ逝った君 責めてないよ ただ大きすぎる悲しみと 重たすぎる淋しさに どうしたらいいのか わからないだけだよ 人は慣れるという 人は時が経てばという 僕のこの想いは そんな簡単なことじゃない 耳を塞...
私の想い あなたの想い それぞれの道 それぞれの日々 それぞれの呟き 日常の写真と思うこと 自由に気ままに 呟いていきます
月が満ちた夜だけ 君を想い泣く 明るい夜空に 君を探す 僕を置いて そっち側へ逝った君 責めてないよ ただ大きすぎる悲しみと 重たすぎる淋しさに どうしたらいいのか わからないだけだよ 人は慣れるという 人は時が経てばという 僕のこの想いは そんな簡単なことじゃない 耳を塞...
命と向き合う 花散らせの風に 儚く揺れる 桜の花の散るように 潔く力強く 圧倒的な尊さ そんな命と 向き合う 情けないほどに オロオロしたり 心が細くなったり 己の弱さすら 眩しくて見失う そんな強さを 今、まさに今 その命をもって 教えてくれている かなわない かなわない...
難しいことは いらないよ 教科書なんかも いらないよ 楽しい? 苦しい? それ次第 シンプルで いいんだよ 立ち止まって 俯いたって 小さな花や花びらが キラキラしてるよ 見上げるばかりじゃ 転んじゃうよ 上向き 前向き どこ見てたって 構わないよ あっち向いてホイ それで...
粉々になった欠片を 拾い集めて 無理矢理 蓋を押し込んだ 溢れて零れて 指先に傷を負う それでも 見ないように 味わわないように 必死に掻き集めて 詰め込む 時々蓋が外れて あちこちに 散らばってしまう 過去の苦しみの 欠片たち 何処かに 捨てることも 粉々にして 流してし...
頂点で耀く白い月 明るい所にいると 気付かない 真っ暗闇の夜空 宇宙の蒼 目を閉じて3つ数えて こじ開けたら 白く耀く眩しい 月灯り 溢れる感情 ぶつかる想い 絡まる不安 潜り込んで 溺れてしまうと なんにも見えなくなる あちこち塞いで 叫んでみても なんにも届かない 目を...
闇の中 心細く手繰り寄せる 小さな何かが欲しくて ため息溢して 見上げる夜空 雲間に幽かな月灯り 闇に染まった心に 銀色の光を刺してくれた まだ大丈夫 もう少し大丈夫 手探りで 迷いながらも 惑わされず 脅されず 闇夜に 引き摺られることもなく 灯りの方へ 大丈夫 明日が見...
雨粒が空へ 吸い込まれていく 砂粒が波へ 引き込まれていく 探す 探す 流されないよう それは幻 これは現 境目があやふやで 歪み崩れてく その手は掴んでも いいのだろうか? この手は離しても いいのだろうか? 夢か現か幻か 怪しく浮かんで 儚く消える 心の声を 己の声を ...
このラインが 命のライン 多分 何の勇気も 何の勢いも 何の理由も要らない 諦めた夢を ぼんやり眺めながら 歩き進むだけ 奈落の底に あの世の果てに いとも容易く 落ちることができるだろう 立ち止まった瞬間 このラインに見えない壁 きっと 立ち止まることが できたなら ほん...
「あ~あ まったく まるっきり 何もかもが くそったれの世界」 そんな言葉が 心から零れ落ちた 知らない間に 春が通り過ぎてる 矛盾だらけの世界 嘘ばかりの世界 くそったれの世界
足元が揺らぐ 爪先で探る サラサラ零れる 砂の崖っぷち 崩れながら堕ちていく 人、人、人 脆く脆く 静かに消えていく サラサラサラ 時間軸も 地球軸も 何もかもに構わず 微動だにできない 1ミリ先も届かない 指、指、指 触れるか触れないか 絡めたいのに零れてく スルスルスル...
転げ落ちそうな心 青空が掬い上げてくれた 途切れそうなため息 春の風がかき消してくれた こんなもんだよね 生きるって 今、今の繰り返し 大それたことじゃない 霞の向こうを 覗きたくなったり 深い穴の際を 歩いてみたくなったり 無駄な好奇心 握り潰しては放り投げる 逃げ道を見...
指先で紡ぐ 指先で愛す 指先で殺す 起き上がらなくても その指先だけで 何かある度 焔のごとく燃やし尽くす 炎上 その後 何が残るかも考えず 皆がしてるから 面白そうだから 退屈だから ストレスたまってるから 怖いね この世界 残酷だね この世界 流れ込む凶器に 目も心も血...
星が恋しくて 宇宙の碧が恋しくて 湿って暑い部屋から 抜け出したんだ 裏切られたよ 手が届くほどに 重たく低く覆った雲 この雲の向こう側 無数の星が輝いてる でも今は こっち側が苦しすぎて 向こう側のことまで 考えられない 余裕がないの 手探りで一秒一秒 やり過ごしてく毎日...
私は意気地無しだ 強がり言って 平気なふりして 笑ってみせて 心は大きく揺れ動く 大切な細々が 溢れて零れて消えていく 私だけかな? みんな笑ってるけど 平気なのかな? 探り合い 駆け引き 何もかもが苦手だ 素直じゃダメなんだ 正直はバカなんだ 真面目は滑稽なんだ そんな歪...
一人一人 違うのは当たり前 そんなこと ずいぶん昔から 解ってたつもりだった 一人 野に放たれたような 途方にくれて 不安になって 何にも解ってなかったんだと 思い知らされる 自分は自分 人は人 こんなことすら 冷静になれない自分 これも又 学びなのかと言い聞かす 一本ずつ...
わずかに残り 冷たい風に揺れる紅い葉 春は溢れる花で 息詰まる世界を 桜色に染め 夏は眩しい青葉で 蝉時雨のなか 暑さに耐え 今 こうして なにも変わらない 灰色の世界 北風舞い散る 儚い彩り ただひたすらに 愚痴も溢さず ため息もつかず ただ生きる 春霞の中 夏の蒼い空の...
冬からずっと 心も身体も 縮こまって怯えてる 「暖かくなったら」 「暑くなったら」 「涼しくなったら」 何も変わらない 苦しくなるだけの世界 正しいか間違いか 白か黒か 徹底的に攻撃したり とことん追い込んだり 思ってた以上に 冷たくて残酷な世界 心が折れた 月の綺麗な夜更...
空が高くなってた 風が心地よくなってた 夜空の月を見上げながら 些細なことで揺れる心 弄ぶ 風に流されるでもなく 風に逆らうでもなく 静かにしなやかに ユラユラ揺れていたい 力を抜いて 深く息をして どうか折れないよう どうか千切れないよう ユラユラと 風に揺れてみたい 心...
言葉にうちひしがれ 言葉に酔いしれ 言葉に泪する この世の常と申しましょうか そんな言の葉 涙するなら 温かい泪を流したい
言葉にうちひしがれ 言葉に酔いしれ 言葉に泪する この世の常と申しましょか そんな言の葉 涙するなら 温かい泪を流したい
大丈夫 心からそう思えた記憶 すぐに見失う そして不安 この波の繰り返し 寄せては返す 浅い呼吸 潜んで過ごす 無意味こそ 楽しく輝いてた 過去の日々 全てを否定され 見えない未来 指差され 綺麗な御託 並べられても 心は既に 呼吸を止めた 淡々と 今を大切に あっちを見て...
何を求めてるんだか 何を期待してるんだか そんな時ほど 自分が空っぽだったりする 相手に求めてばっかりで 周りに期待ばかりして 自分は景色の一部に 溶け込んだように潜んでる 誰の人生なんだか 主役はお前なんだろとか 遠くから 響いてくるけど 半透明の自分は 息をするのも怖く...
黒い雲が のしかかる 気持ちも身体も何もかも 重たくて動けやしない エサを吊るしても 希望を撒いても 1ミリも動けない 空から雨が降るように 心から涙が零れたら 少しは軽くなるのかも 雲を食べて 夢を食べて 進めた『あの頃』 思い出せない 遠く後ろの方に 小さく見える 『あ...
薄闇の夜明け 毛布の中で溺れたみたい 苦しくて目が覚める 夢が苦しかったのか 現が苦しかったのか 独り空気を吸い込む 明け方4時の水色の空 苦しくて苦しくて 夜の闇が消えていき 心の暗さが増していく 目蓋を閉じて闇に潜る 浅く浅くなぞるように 重たい気持ち引き摺って 痛む身...
なにを震えてる? 人であるが故の 己の脆さを突きつけられた 晴れやかに咲き 潔く散る 風に舞い踊り 土に紛れて朽ちていく 躊躇うこともなく 怯えることもなく その強さが美しい 青空を見上げながら 小さく泣いた それでも 人として生きていく
自分を生きよう ずっと忘れてた 自分を大切に 自分の好きを大切に 自分の心地よさを大切に 何もかも遠くに忘れ去ってた 思い出してよかった
だいたい ギスギスって音がする時って 自分以外の人 すなわち他の人、他人を 自分の思うがままに しようとしてる時だと気付いた 傲慢だ そんな簡単なこと なんで広い空の下でなきゃ 思い出せないんだろう 愚かだ
初めてのこと増やしてく 一つ大人になったから 大人って幾つから? 何十回飛び越えても 未だに大人になれてない ただ一つ言えることは 飛び越える度につまらなくなってた 新しいことを始めよう あれもこれも初体験 案外やってなかったこと たくさんある 小さなことから大きなこと 肩...
揺れる景色 揺れる心 真夏の暑さ 流れる汗 恋しい気持ち 愛しい気持ち 全てを吸い込みそうな 深い青空
月を見たくて外に出た 白く耀く月 ほんの少し秋の風 虫の声があちこちから響いてる どんな気持ちでも どんな立ち位置でも どんな心でも 季節は流れてる 時は流れてる 今この瞬間も 過去になる そんな小さなことなのに そんな一瞬のことなのに 苦しくてたまらなくなって しゃがみこ...
高速道路の壁面のユリ 人が触れられないから美しい 凄い速さで通り過ぎる車たち 凛と咲き誇る赤いユリ あ~~ 生きてることと似てる 美しいものに目もくれず スピードばかり競って走りすぎる 短い片道運転なのに 速く速くと争いながら 生き急ぐこの人生
自分以外は他人だ そんな当たり前なことに 人は苦しめられる 親子だから 夫婦だから 恋人だから 友達だから だから 「わかってくれる」 そんな思い込みで 苦しくなって憎くなって 嫌いになったりする 自分以外は他人だ 至極当たり前なこと 忘れてしまって 生きてる間 のたうちま...
そうかこの世界 注目されたいのなら とことん悲劇か とことん闇か 「かわいそう」 「最悪」 「面白い」 この三つ ワンセットになってる 人の心なんて 良いも悪いもない 綺麗事言ったって 見映えある言葉並べたって この根底は 何処もかしこも似かよってる
上向きに力を入れるか 下向きに力を入れるか ただそれだけの違い なんとなく頑張って なんとなく努力して なんとなく生きて とりあえず 髪は真っ直ぐ真っ黒で 瞳も普通に真っ黒で 左右、前後と列を乱さず合わせてく 物心ついた頃から押し付けられて みんな一緒にみんな仲良く 和を乱...
そっち側とこっち側は違う 当たり前だ それを理解できなくても きっと当たり前だ ただ、違うということを 解ってるかどうかで大きく違う その線を解ろうともせず踏みつけて 平気で踏み込んでくる その行為が 深く傷つけたりしてるんだよ それだけは 解ってて欲しいこと そこだけは ...
『思い込み』を縛り付けた鍵 何処かに失くしてしまった 鍵をかけることばかりしてたら がんじがらめで動けなくなった 右足を小さくずらしたら たくさんの鍵 足を少しでも動かしたら 地面が崩れるかもという思い込み 突然の強い風に揺れてずらしたら たくさんの鍵が見つかった 足を咄嗟...
片耳で聞く夕立 カンカンカンと不思議に響く 片耳で聞く雷 頭蓋骨の中で響き渡る 左の耳元ではずっと ピーピー甲高い音や グワングワン反響音が 賑やかに鳴り響く こんな経験初めてだ いつもと違う日常だ 聞きなれた声も 自分の声さえも どこか違う世界の音
痛みで目覚めた朝 遠くで、近くで 目覚ましのベル音だと思ってた キーンキーン 左耳で鳴ってる ズキンズキン 左耳が疼いてる 人生初の中耳炎 この歳で初体験なんて 貴重なのかもしれない 初めての耳鼻咽喉科 初めての治療 初めての吸入 何から何まで初めてで ドキドキしながら 痛...
青空 雨雲の隙間 突き抜ける青空 その隙間に向かって深呼吸 梅雨の晴れ間 梅雨の隙間 「ありがとう」と呟いて 青空へ深呼吸
どっちに進む? 臆病になりすぎてる 1ミリも後悔しない方 微塵も間違いのない方 そんな方向あるわけない わかってるのに進めない 右にも左にも 前にも後ろにも つま先1ミリも 進めないほど 臆病になってる
頭が、心がフル回転し続けた 色んなことがありすぎた そう。一人泣いても 途方にくれても ドン底の行き止まりでも 今こうして 夜が来て風を感じ 月灯りに照らされてる そして少し眠れば 又、新品の朝が訪れる 当たり前なようで 奇跡の朝が訪れるんだよ
白い服が苦手だ うっかりした瞬間 付いてしまう小さなシミが怖くて そこばかり気になって 汚したくなくて 気持ちが張りつめる まるで自分の生き方だ
雪が積もれば隠してくれる 雪が溶けたら露になる 時が経てば薄れていく 振り返れば気配を漂わす 長く歩けば歩くほど そんな数え切れない傷は増えていく それを毛嫌いするか それも生きてきた証しとするか そこから何かを受け取って 前を見た時、力に変えられたなら 今、この足元までの...
よいお年を。。。 リズムに言葉が乗って 歌声で奏でる 心に届く強いメッセージになる 不思議で素敵だね
「〇〇って凄くない?」 「〇〇だから凄いよね!」 「すごい」を強要される会話 昔から苦手だ 「嫉妬なのかな?」と思って ずっと考えてたけど違う気がする 多分基本的に興味がないんだ 他人に対しても その「すごい」に対しても 「すごい」てそれぞれの感覚だ 高学歴とか高収入とか ...
言ったもの勝ちの言葉に 飛び付かないで 書いたもの勝ちの文章に 惑わされないで それは甘くて美味しそうな毒林檎 そそられて口にした途端 次々に毒を吐いていく その毒は広がって 何処かの誰かを苦しめる
噛み砕いたナッツが 喉に引っ掛かるみたいな そんな嫌な感覚に似てると思った 君の目を真っ直ぐ見ることが出来ない きっとそういうこと
遠い星の風の音を聞いた 自分が居る地球という星の風と やっぱり違うと感じた 何度も何度も聞きながら 何故だか泣きたくなった 自分が今いるこの星を とても愛しく思った もっともっと大切にしたい 心から思った
風が冷たくキラキラしてる 鼻のてっぺんがヒンヤリする 空が透き通って綺麗になる 夜空はもっと宇宙まで繋がる 温もりの大切さを思い知る 冬の寒さは苦手だけど 「好き」を集めたらこんなにあるよ
「できた」が一つ 「できた」が二つ 「できた」が三つ 頭であれこれ考え過ぎて 心に不安を抱え込んで 自分で自分を縛ってた 楽しいことに目を向けて 心軽く動いてみる 「できた」がたくさん 増えていく
『走り続ける』を選んだのは あの時の自分 『止まるな』を選んだのも あの時の自分 倒れそうなのに冷たくしたのも あの時の自分 倒れてしまったことを責めたのも あの時の自分 そう、今の自分に繋がってる あの時の自分 過去の自分が導いて 今此処にこうして立ってる 他の誰でもない...
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月が満ちた夜だけ 君を想い泣く 明るい夜空に 君を探す 僕を置いて そっち側へ逝った君 責めてないよ ただ大きすぎる悲しみと 重たすぎる淋しさに どうしたらいいのか わからないだけだよ 人は慣れるという 人は時が経てばという 僕のこの想いは そんな簡単なことじゃない 耳を塞...
命と向き合う 花散らせの風に 儚く揺れる 桜の花の散るように 潔く力強く 圧倒的な尊さ そんな命と 向き合う 情けないほどに オロオロしたり 心が細くなったり 己の弱さすら 眩しくて見失う そんな強さを 今、まさに今 その命をもって 教えてくれている かなわない かなわない...
難しいことは いらないよ 教科書なんかも いらないよ 楽しい? 苦しい? それ次第 シンプルで いいんだよ 立ち止まって 俯いたって 小さな花や花びらが キラキラしてるよ 見上げるばかりじゃ 転んじゃうよ 上向き 前向き どこ見てたって 構わないよ あっち向いてホイ それで...
粉々になった欠片を 拾い集めて 無理矢理 蓋を押し込んだ 溢れて零れて 指先に傷を負う それでも 見ないように 味わわないように 必死に掻き集めて 詰め込む 時々蓋が外れて あちこちに 散らばってしまう 過去の苦しみの 欠片たち 何処かに 捨てることも 粉々にして 流してし...
頂点で耀く白い月 明るい所にいると 気付かない 真っ暗闇の夜空 宇宙の蒼 目を閉じて3つ数えて こじ開けたら 白く耀く眩しい 月灯り 溢れる感情 ぶつかる想い 絡まる不安 潜り込んで 溺れてしまうと なんにも見えなくなる あちこち塞いで 叫んでみても なんにも届かない 目を...
闇の中 心細く手繰り寄せる 小さな何かが欲しくて ため息溢して 見上げる夜空 雲間に幽かな月灯り 闇に染まった心に 銀色の光を刺してくれた まだ大丈夫 もう少し大丈夫 手探りで 迷いながらも 惑わされず 脅されず 闇夜に 引き摺られることもなく 灯りの方へ 大丈夫 明日が見...
雨粒が空へ 吸い込まれていく 砂粒が波へ 引き込まれていく 探す 探す 流されないよう それは幻 これは現 境目があやふやで 歪み崩れてく その手は掴んでも いいのだろうか? この手は離しても いいのだろうか? 夢か現か幻か 怪しく浮かんで 儚く消える 心の声を 己の声を ...
このラインが 命のライン 多分 何の勇気も 何の勢いも 何の理由も要らない 諦めた夢を ぼんやり眺めながら 歩き進むだけ 奈落の底に あの世の果てに いとも容易く 落ちることができるだろう 立ち止まった瞬間 このラインに見えない壁 きっと 立ち止まることが できたなら ほん...
「あ~あ まったく まるっきり 何もかもが くそったれの世界」 そんな言葉が 心から零れ落ちた 知らない間に 春が通り過ぎてる 矛盾だらけの世界 嘘ばかりの世界 くそったれの世界
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転げ落ちそうな心 青空が掬い上げてくれた 途切れそうなため息 春の風がかき消してくれた こんなもんだよね 生きるって 今、今の繰り返し 大それたことじゃない 霞の向こうを 覗きたくなったり 深い穴の際を 歩いてみたくなったり 無駄な好奇心 握り潰しては放り投げる 逃げ道を見...
指先で紡ぐ 指先で愛す 指先で殺す 起き上がらなくても その指先だけで 何かある度 焔のごとく燃やし尽くす 炎上 その後 何が残るかも考えず 皆がしてるから 面白そうだから 退屈だから ストレスたまってるから 怖いね この世界 残酷だね この世界 流れ込む凶器に 目も心も血...
星が恋しくて 宇宙の碧が恋しくて 湿って暑い部屋から 抜け出したんだ 裏切られたよ 手が届くほどに 重たく低く覆った雲 この雲の向こう側 無数の星が輝いてる でも今は こっち側が苦しすぎて 向こう側のことまで 考えられない 余裕がないの 手探りで一秒一秒 やり過ごしてく毎日...
私は意気地無しだ 強がり言って 平気なふりして 笑ってみせて 心は大きく揺れ動く 大切な細々が 溢れて零れて消えていく 私だけかな? みんな笑ってるけど 平気なのかな? 探り合い 駆け引き 何もかもが苦手だ 素直じゃダメなんだ 正直はバカなんだ 真面目は滑稽なんだ そんな歪...
一人一人 違うのは当たり前 そんなこと ずいぶん昔から 解ってたつもりだった 一人 野に放たれたような 途方にくれて 不安になって 何にも解ってなかったんだと 思い知らされる 自分は自分 人は人 こんなことすら 冷静になれない自分 これも又 学びなのかと言い聞かす 一本ずつ...
わずかに残り 冷たい風に揺れる紅い葉 春は溢れる花で 息詰まる世界を 桜色に染め 夏は眩しい青葉で 蝉時雨のなか 暑さに耐え 今 こうして なにも変わらない 灰色の世界 北風舞い散る 儚い彩り ただひたすらに 愚痴も溢さず ため息もつかず ただ生きる 春霞の中 夏の蒼い空の...
冬からずっと 心も身体も 縮こまって怯えてる 「暖かくなったら」 「暑くなったら」 「涼しくなったら」 何も変わらない 苦しくなるだけの世界 正しいか間違いか 白か黒か 徹底的に攻撃したり とことん追い込んだり 思ってた以上に 冷たくて残酷な世界 心が折れた 月の綺麗な夜更...
空が高くなってた 風が心地よくなってた 夜空の月を見上げながら 些細なことで揺れる心 弄ぶ 風に流されるでもなく 風に逆らうでもなく 静かにしなやかに ユラユラ揺れていたい 力を抜いて 深く息をして どうか折れないよう どうか千切れないよう ユラユラと 風に揺れてみたい 心...
言葉にうちひしがれ 言葉に酔いしれ 言葉に泪する この世の常と申しましょうか そんな言の葉 涙するなら 温かい泪を流したい
月が満ちた夜だけ 君を想い泣く 明るい夜空に 君を探す 僕を置いて そっち側へ逝った君 責めてないよ ただ大きすぎる悲しみと 重たすぎる淋しさに どうしたらいいのか わからないだけだよ 人は慣れるという 人は時が経てばという 僕のこの想いは そんな簡単なことじゃない 耳を塞...