第1章 東アジア各国の戦力 アメリカ合衆国太平洋軍(現・インド太平洋軍) 2000年代 33 合衆国空軍 5 ロッキード・マーティン F-117Aナイトホーク戦闘爆撃機 は、 世界初 の 本格的ステルス航空機 である。 原型ハヴ・ブルー初飛行1977年、 F-117A初飛行1981年、 空虚重量13380kg、 エンジン:ゼネラル・エレクトリックF404-GE-F1D2、 推力48,0kN×2 で、 59機が生産された。 レーダー断面積は0,025平方メートル で、 レーダーで捉えることは非常に困難である。 1988年に公表された。 ロッキード・マーティン F-117Aナイトホーク戦闘爆撃機 は 第49戦闘航空団 (ニュー・メキシコ州ホロマン空軍基地) に 配備されていたが 2008年に全機退役 し、 ネバダ州トノパ試験レンジで保管されることになった。 しかし 2008年以降もロッキード・マーティン F-117Aナイトホーク戦闘爆撃機 の飛行が確認されている。 1989年のパナマ侵攻を初陣にアメリカの係わる戦闘においてなくてはならない存在となったロッキード・マーティン F-117Aナイトホーク戦闘爆撃機から導入されたステルス技術は、ロシア、ヨーロッパ、日本より大幅に先を行くものとなった 制空任務、戦術爆撃任務をこなすデュアル・ロール戦闘機 として 開発された マクドネル・ダグラス F-15Eストライク・イーグル戦闘爆撃機 (初飛行1986年、 実戦配備1988年、 自重14379kg、 エンジン:ユナイテッド・テクノロジーズ・プラット・アンド・ホイットニーF100-PW-229、 推力129kN×2)。 マクドネル・ダグラス F-15C/Dイーグル戦闘機 は 制空戦闘機 のため 爆撃任務 は 1000ポンド爆弾の搭載のみ であるが、 マクドネル・ダグラス F-15Eストライク・イーグル戦闘爆撃機 は GBU-28バンカー・バスター5000ポンド貫徹型爆弾 を 搭載できるように 機体フレームが大幅に強化され、 精密爆撃を可能とする合成開口レーダー機能のある AN/APG-70レーダー を装備するなど 電子装備も大きく変更された。 マクドネル・ダグラス F-15A/B/C/Dイーグル戦闘機 と マクドネル・ダグラス F-15Eストライク・イーグル戦闘爆撃機 の 外観はほぼ同じ であるが、 中身はかなり違うものとなって