軒先に ぽつりと落ちる 雨音が 独りの夜を さらに深める イラストは無料素材の借り物です
詩を主にブログに載せております 日々の心の出来事や自然の感じた事を 拙い言葉で綴っております
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世の常と 思えど寂し 散る桜 イラストは無料素材の借り物です
みちのべの 寂しき待ち人よ 寒しい道しるべよ 遥か遠くを見つめ 風の音色に耳を傾け 誰を待っているのか 華奢な手を広げ 重たい悲しみに耐え 静けさが打ち寄せる 時間の海に 錨を沈めたまま やがて 儚く 風に散る事を知りながら 帰った人が 道に迷わぬようにと 白い目印を沢山つ...
夢風に 流れたゆとう 花筏(はないかだ) イラストは無料素材の借り物です
春風や 心に膨らむ 笑顔の芽 イラストは無料素材の借り物です
髪を切り 春と言う名の バスに乗る イラストは無料素材の借り物です
スラスラと 春が佇む 八百屋かな 無料素材の借り物です
春風や 手櫛のように 髪を梳き イラストは無料素材の借り物です
風の瀬に 踊る 笛の音 春祭り イラストは無料素材の借り物です
春満ちて 濃きも淡きも 溢れおり イラストは無料素材の借り物です
潔し 髪を切る事 桜の如し イラストは無料素材の借り物です
山路来て 独り占めする 里の春 イラストは無料素材の借り物です
廃駅に 誰を待つのか 老い桜 イラストは無料素材の借り物です
春満ちて 小径は草の 縄張りに イラストは無料素材の借り物です
優しさを 散りばめており 春の路 イラストは借り物です
春は 大忙しの花屋さん 次々と入荷する 色とりどりの花々 軒先に並んだ どんな香水にも負けない 花束の数々 そばに添えられた 一枚のメモ書き この一束で 幸せになれます 大事な人の心を 虜にしませんか 私にも一束下さい 思わず 口に出してしまった 優しさが 笑顔の中に広がり...
真っ青な クレヨンで描いた様な青い空 出来立ての湯気の出そうな ほかほかの白い雲 重い布団を跳ね除けて起きて来た 眠気まなこの蕗の薹 隣では 名も無い花が笑ってる 春と言うのは 辺り一面 やたらと 私の心を嬉しがらせる イラストは無料素材の借り物です
花の香りが溶けて行く午後 風は時折り 雲の頬を撫でて行く 少女の後れ毛を手櫛のように梳いて行く そして 何時の間にか 私の心の中まで 優しさを届けている イラストは知り合いからの借り物です
静かな 夜の底に しみこむように 涙の雫が落ちて行く 涙の元栓を締めるのは 口で言うほど簡単ではない イラストは無料素材の借り物です
雨がものを言う日には私は貝になる 静寂が饒舌になると心は遠くなる 煌びやかな言葉も 浮かれた想いも 笑顔でさえ 胸に仕舞って じっと雨を見ている 一粒は一粒と重なり溶け合い 一粒は一粒と寂しく別れ 地面までの儚い距離を 落ちては消える虚しい命 雨は何を思っているのだろうか ...
さっぱりと 散髪を終えた街路樹が 静かに春をを待っている 3月のカレンダーの中で 春と言う文字が眩しく踊る 襟元を抜ける風は まだ冷たいけれど 彼方此方に 春の始まりを探してしまう 私がいる 先日の雪で 白い帽子を被った桜の蕾も この暖かな日和りで 少し膨らんだ気がする 薄...
あの人はもういない 水色の風が吹いて 優しさが香り立つ 爽やかな朝日の中 切れ長の澄んだ瞳をした まるで 初々しい乙女の化身 不安と期待の狭間で 揺れる心を 微笑みに隠したまま 流した涙は 枝先の蕾に残し 溢れ出す想いは 若草の朝露に託し 生れたての光の中に 暖かさを置いて...
放り投げた笑顔が ひかりに溶けだした午後 潤んだ風が 頑なな心をくすぐっている じっと 握り締めていた小さな拳が やさしく やさしく 解けていく 中から 生れたての 白い花が飛び出して来た 青い空の襟元に ちりばめられては 咲き零れて行く 稚拙な手を揺らしては 南風に 春を...
固く結ばれていた 冬の結び目が するすると解けていく 中から 拙な春が飛び出して来た 母の手櫛のように 風が心を梳いていく ふわっと舞い上がる 軽やかな想い 春の潤んだひかりを受けて 笑顔を見せ始めた花たち 暖かさに誘われて 余所行きの顔をした風が 忙しそうに お花畑の上を...
光の妖精が ミシミシと氷を割り始めた 氷の下で 薄目をあけた花の子供たちが 覗いている 軽やかな足音を靡かせ もうじき もうじき あいつが あいつがやって来る イラストは無料素材の借り物です
みちのべの 寂しき待ち人よ 寒しい道しるべよ 遥か遠くを見つめ 風の音色に耳を傾け 誰を待っているのか 華奢な手を広げ 重たい悲しみに耐え 静けさが打ち寄せる 時間の海に錨を沈めたまま やがて 儚く 風に散る事を知りながら 帰った人が道に迷わぬようにと 白い目印を沢山つけて...
地球がぶるぶるっと震え 夜が石の峠を越えると 風は鬼になる 風は 空気の襞(ひだ)を刻んでは 爪を研ぎ ひゅうひゅうと音を出して 荒れ狂う 森の中を 縦横無尽に駆け巡り もう誰にも止められない 音を立てる度に 痩せた裸木はギィーギィーと悲鳴を上げ 氷の溜息を吐く 冷たさを抱...
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軒先に ぽつりと落ちる 雨音が 独りの夜を さらに深める イラストは無料素材の借り物です
梅雨空に こころほどけぬ まま歩く イラストは無料素材の借り物です
夏近し 噴水越しの 子らの声 イラストは無料素材の借り物です
薄暑なる 午後の光を 浴びながら 君の笑顔を ふと思い出す イラストは無料素材の借り物です
若竹の 清けき音に 耳澄まし イラストは無料素材の借り物です
若竹や わき目もふらず 天めざし イラストは無料素材の借り物です
梅雨隣り 傘の出番を 待つ玄関 イラストは無料素材の借り物です
夏ガエル 目を細めては けろけろと イラストは無料素材の借り物です
走り梅雨 約束だけが 濡れている イラストは無料素材の借り物です
若葉風 帆を膨らませ 船出かな 写真は無料素材の借り物です
緑陰に 語らぬままの 約束を イラストは無料素材の借り物です
薫る風 季節の頬を 染めていく 君の心は 何色になる イラストは無料素材の借り物です
薫る風 囁くように 過ぎて行く 若き想いを 葉裏に秘めて イラストは無料素材の借り物です
新緑の 光あふるる 山の路 イラストは無料素材の借り物です
風薫る 静かな午後の ベンチには 誰かを待てる 余白がありぬ イラストは無料素材の借り物です
雨雲の 来ぬ間の青に 手を翳し 夏の扉が 今開かるる イラストは無料素材の借り物です
軒下に 里帰りする 燕かな
夕風に 少し寂しき 鯉のぼり
五月晴れ 記憶の中の 欅道
風薫る 君の笑顔を 連れ歩く イラストは無料素材の借り物です
炎天や 影の優しさ 身に沁みて イラストは無料素材の借り物です
夏木立 揺れて奏でる 風の詩 イラストは無料素材の借り物です
竹林に 吹き渡りたる 夏の風 イラストは無料素材の借り物です
夏木立 揺れて影絵の 物語 写真は無料素材の借り物です
緑陰に 佇む母子の 笑顔かな イラストは無料素材の借り物です
深緑 眩しいほどに 踊る風 イラストは無料素材の借り物です
廃屋の 主を競う 今年竹 イラストは無料素材の借り物です
驟雨去り 帳消しにする 虹の空 イラストは無料素材の借り物です
バラを愛で 心に広がる 笑顔かな
今年の夏は もう 迷わない! 真似のできない本物! みんな虜にして見せる!
昔 あぜ道で見つけた四葉のクローバーの栞が出て来ました 私の大好きな詩人のきのゆりさんの詩を思い出しました 三つ葉のクローバー 四葉のクローバーを探すとき 三つ葉のクローバーを 冷たくみたり ...
煤けた鉛色の空が泣いている ぼろぼろと 大粒の涙を流して 厚い雲のハンカチでも とても拭い切れやしない 昨日 あんなにはしゃいでいた風も 今日は別人のように無口 誰とも何も話そうとしない 華やいでいた新緑の景色には 似合わない 病んだ風景だ 雨だけが 他人ごとのように 黙々...
6がつの森は まるで はにかんでいる 優しい海 若葉を洗う風波は 甍のように穏やかだ 大空へ 帆を膨らませた葉舟は 繰り返し 翻し 希望に燃えている 碧く澄んだ想いは 森の奥深く錨を下ろし さらさらと 空を流れる 風音に心酔する ほんの少し前の季節 孤独を携え 哀しみと対座...
喉元を 過ぎても癒えぬ 能登の春 イラストは借り物です
能登の禍に 日々好日を 願う春 イラストは借り物です
寂しさが 滴り落ちる 走り梅雨 イラストは借り物です
春は夜 一杯の風に酔う 浮かぶ星は贅沢な肴 醒めた月は冷たく微笑み 夜を虜にする 上質の風を胸いっぱいに吸い 喉越しの良い夜に酔いしれる 今宵 風になり 季節と遊び 私は何時しか 春の風となる イラストは借り物です
緑陰に 一陣の風 母子破顔 イラストは無料素材の借り物です
春満ちて 群雄割拠の 荒れ地かな イラストは借り物です
食通の 虫が教える 旬の春 イラストは無料素材の借り物です