春うらら 君の笑顔に 魅せられて 心解ける 午後の風かな イラストは無料素材の借り物です
詩を主にブログに載せております 日々の心の出来事や自然の感じた事を 拙い言葉で綴っております
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春うらら 君の笑顔に 魅せられて 心解ける 午後の風かな イラストは無料素材の借り物です
沈丁花 ふいに香りて 君想う
タンポポの わたに願いを 託しけり イラストは無料素材の借り物です
子雀や 微笑み誘う 千鳥足 雀は夏の季語みたいですが 目の前で遊ぶ雀をみてこんな句が浮かびました
春風に 背中を押され 歩き出す 涙の粒も やがて乾きぬ イラストは無料素材の借り物です
雨上がり 街の匂いが 優しくて 濡れた記憶が 色付いて行く イラストは無料素材の借り物です
夜桜や 光と影と 風の舞 イラストは無料素材の借り物です
花筏 旅の終わりか 始まりか イラストは無料素材の借り物です
花筏 旅の終わりか 始まりか イラストは無料素材の借り物です
儚さを 下僕に散りぬ 桜かな イラストは無料素材の借り物です
春満ちて 濃きも淡きも 溢れおり イラストは無料素材の借り物です
風に舞う 桜の花の儚さに 君との日々を 重ねてしまう イラストは無料素材の借り物です
菜種梅雨 傘にぽつりと 春の音
菜種梅雨 街の色まで 滲みゆく イラストは無料素材の借り物です
花冷えや コートの襟を 立て直す
冷たさに 儚さ滲む さくら雨
寒村にも 等しく春は 巡り来る
山路来て 独り占めする 春の山
鳥帰る 空に別れの こえひとつ
菜の花や 遠き記憶の 片隅に 吾子の笑顔と 並び咲おり
水温む 川面に遊ぶ 光かな
春風や 心のページを めくりけり 写真は無料素材の借り物です
春うらら 鈴を鳴らして 風が行く 君の上げよう 春の囁き
春うらら 手を伸ばしたる 青き空 あの日の夢は 今も輝く
風光る 君の笑顔に 似たるかな 春の小川の煌めきの中
柳絮(りゅうじょ)舞う 街のざわめき 遠くなり *りゅうじょ・・・柳の綿毛
風光る 橋を渡れば 空の色
春寒や 猫の丸まる 軒の下
春雨や 匂い残して 過ぐる風
春風や 影を揺らして 子の駆ける
春めくや 川面に映る 空のあお
風光る 湖(うみ)のさざなみ 揺るる午後
梅の香や 風に託せし 恋心
地球がぶるぶるっと震え 夜が石の峠を超えると 風は鬼になる 鬼風は 空気の襞を刻んでは 牙を研ぎ ひゅうひゅうと音を出して 荒れ狂う 森の中を 縦横無尽に駆け回り もう誰にも止められない 音を立てる度に 痩せた裸木は ギィーギィーと悲鳴を上げ 氷の溜息を吐く 冷たさを抱いて...
雨がものを言う日には 心は遠くなる 静寂が饒舌になると 私は無口になる 艶やかな言葉も 浮かれた想いも 胸に仕舞って そっと雨を見つめる 落ちては消える 儚い運命 一途な雨は 何を思っているのだろうか 今日は一日中 雨の家来でいよう 産経新聞 R7、2,27 朝の詩 掲載
春近し 影の淡さに 気づく午後
春近し 川面揺らめく 光かな
風の瀬に 踊る校歌や 春近し
破れた夢は 涙の海の難破船 先へも行けず 後にも戻れず 波に打たれて海の藻屑 千切れた夢は 祭りの後の黒い闇 人もなく 音もなく 沈黙だけが踊り出す 涙腺を突くのは 目当てのない寂しさ 悲しみを歌うのは 帰りはぐれた孤独なカモメ 漆黒の静寂に浮かぶのは 絶望なのか希望なのか...
冬芽揺れ 枝先に満る 光かな
風花や 彷徨い果てる 定めかな
春隣 氷に透ける 光かな
せせらぎに 踊る光や 春近し
艶声の 猫に目覚める 春隣
冬の朝 白き息はく 駅の人
春隣り 畦道にある 小さき蕾
冬を越さないと咲かない花がある 逞しいけど それはとっても可憐な花 深い雪に埋もれても 冷たい雨に打たれても 春を夢見て眠る花 名前も知らない花だけど 私はその花をかれん草と呼ぶ 耐える事は生きる事 冷たさは美しさ そう信じて疑わない 心が折れそうになったら どんな事があっ...
冬深し 人恋しさの 増す夜かな
泳ぐ凧 空への想い 繋いでる
冬の朝 吐息に揺れる 小さき火
夜半の冬 窓に滲むる 街灯り
凍る窓 描く指先 冬の日よ
霜柱 踏みし足音 響く道
西の窓を開けると 何処からともなく 風が甘い香りを運んでくる 懐かしい記憶を呼び起こ してくれる優しい香り 誘われて 目を向けると 金木犀の花が咲いていた 見つめると はらはらと 小さな花弁を落としてしまう 見つめられると 恥ずかしいけど 見つけて欲しい花心 触ると壊れてし...
亡き友の 面影映す 冬の月
冬枯れた空は何も伝えられず 言葉を失くした季節は 哀しみを冷たさに落とすだけ 悴んだ心には もう 滑り込む寂しさを振り払う 力もなく 春を待つ裸木のように 全てを曝け出す勇気もない 風のバイオリンは 街路樹の残り葉を震わせては ささくれた音色を 四方に響かせている 波立つ寒...
新年あけましておめでとうございます! 昨年 拙いブログにお寄り頂きました皆様に感謝いたします そして 皆様のご多幸をお祈り申し上げます 今年も宜しくお願い致します 私事ですが、昨年12月頃より、目の痙攣が激しくなり、現在も続いており、ブログも 書きにくくなってお...
冬深し 人恋しさの 増す夜かな
雪景色 静寂包む 鐘の音
冬空や 見上げて思う 遠き日々
冬星の 光届かぬ 谷深し
冬木立 月光落ちる 影の道
冬木立 鳥の声のみ 響きけり
冬日落つ 木立の影を 連れながら 写真は無料素材の借り物です
乱舞して 風音残し 散る銀杏
冬晴れや 雪光満つる 富士の山
冬星や 寒さ刻んで 増す光
黄に染まる 並木を抜ける 家路かな
短日や 背を追う夕陽 影長し
黄に染まる 並木を急ぐ 家路かな
短日や 背を追う夕陽 影長し
初氷 透けて見えるや 化粧富士
初氷 向こうに見える 明日の夢
夕風に 舞う落ち葉踏み 一人帰路 イラストは無料素材の借り物です
お前は 大きい目をしてるね 黒い瞳で 優しい顔だね でも 大きい目だからと言って 良く見える訳でもないし ゴミだって沢山入りやすいから 良い事ばかりじゃないね その上 人間にはお腹を蹴られたり 鞭で打た...
背に迫る 冷気の波よ 冬近し
乱舞して 風音残す 銀杏かな
冬晴れや 雪化粧する 富士の峰
舞う銀杏 儚き距離を 乱舞する
儚さや 風に舞い散る 銀杏かな
迷いなく 引き算をする 冬欅
背に迫る 時雨の冷気 冬近し
初霜や 紅色の夢 天に舞う イラストは無料素材の借り物です
ため息は 切なさの風 哀しみに浮かべた 想いの小舟を 一瞬で 吹き飛ばす 遥か 水平線の彼方まで
カメレオンが 変幻自在に色を変える 高級なマジシャンの様に 鮮やかに 軽やかに くるくる くるくる 色を変える 赤くなったり 青くなったり 哀しみ色を出したり 引っ込めたり 風の音にも 落ち葉のざわめきにも くるくる くるくる 色を変える ため息も吐かず 休む暇もなく・・・
陽だまりや 小太り猫が 欠伸する
山裾を 濡らして煙る 秋雨かな
秋の空 風の箒で 雲散らす
風船に 憧れ載せて 秋の空 イラストは無料素材の借り物です
木枯らしや 酔いどれ風の 鬼の舞
気嵐や 川面に映える 白い朝
秋は 愁いを携えた 物静かな作曲家 冷たくなった風の譜面に 色とりどりの 枯れ葉の音符を並べては おもむろにメロデイーを 確かめる ひらひらと舞い落ちる 寂しさを見つめては 何度も譜面を書き直す 何時も心の何処かに 何か忘れ物をして来たような そんな物足りない季節 何度書き...
垂れ込めた樺色の空に 浮かぶ思い何もなく 切なさをセピア色の溜息にして 無造作に空に投げて見る 所詮 独りぼっちの私に 誰も 何も 語ろうとしない 風も黙って通り過ぎるだけ 足早に日は落ちて 西の空が茜色に枯れて行く 灯りが恋しい夕暮れ時 山の端が影...
枯れ葉舞い 濡れて光るは 雨の櫛
蔦紅葉 絡まり描く 季節かな
秋雨や ひと雨ごとに 景を替え
蔦紅葉 絡まり描く 季節かな
初霜や 白き冷たさ 光る朝
亡き友の 面影抱いて 踏む落ち葉かな イラストは無料素材の借り物です
葉を落とし ガンディーの如く 裸木の森
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春うらら 君の笑顔に 魅せられて 心解ける 午後の風かな イラストは無料素材の借り物です
沈丁花 ふいに香りて 君想う
タンポポの わたに願いを 託しけり イラストは無料素材の借り物です
子雀や 微笑み誘う 千鳥足 雀は夏の季語みたいですが 目の前で遊ぶ雀をみてこんな句が浮かびました
春風に 背中を押され 歩き出す 涙の粒も やがて乾きぬ イラストは無料素材の借り物です
雨上がり 街の匂いが 優しくて 濡れた記憶が 色付いて行く イラストは無料素材の借り物です
夜桜や 光と影と 風の舞 イラストは無料素材の借り物です
花筏 旅の終わりか 始まりか イラストは無料素材の借り物です
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儚さを 下僕に散りぬ 桜かな イラストは無料素材の借り物です
春満ちて 濃きも淡きも 溢れおり イラストは無料素材の借り物です
風に舞う 桜の花の儚さに 君との日々を 重ねてしまう イラストは無料素材の借り物です
菜種梅雨 傘にぽつりと 春の音
菜種梅雨 街の色まで 滲みゆく イラストは無料素材の借り物です
花冷えや コートの襟を 立て直す
冷たさに 儚さ滲む さくら雨
寒村にも 等しく春は 巡り来る
山路来て 独り占めする 春の山
鳥帰る 空に別れの こえひとつ
菜の花や 遠き記憶の 片隅に 吾子の笑顔と 並び咲おり
山桜 誰に見せるか 晴れ姿 写真は無料素材の借り物です
寂しさを 散り行く桜(はな)に 重ねおり イラストは無料素材の借り物です
さらさらと 若葉が綴る 風の詩 イラストは無料素材の借り物です
あるじ無き 廃屋に咲く 老い桜 イラストは無料素材の借り物です
春風に 錨をあげる 葉舟かな イラストは借り物です
そうして おまえは いつも 臆することもなく 哀しみを打ち砕き 震えるほどの色香で 私の心を鷲掴みにするのか 麗しき少女の恥じらいのように 笑顔の下に 艶やかな心を隠して 生れたての柔肌を光に晒し そよぐ風に華奢な指を絡ませ まばゆい季節を駆け抜けていく 目覚めたばかりの若...
朝空けが優しかったので 風がひらひら笑っていた 嬉しくなって 思わず 通り過ぎる風を手バサミで ちょきんと切ってみた 切り口から 勢いよく 冬が溶け出した 零れ落ちては 枯草の上で きらきらと光っている 土の中では 寝起きた春の子供たちが 耳をダンボにして 外の気配を覗って...
アンダンテの調べに乗って 春はやって来る 新調したタクトを斜に構え 風が雲を自由に操る 優しさを溶かしては 綿飴の様な雲が ふわふわと踊り出す 誘われて タンポポの綿毛まで 青い空をめがけて飛び始めた さらさらと そよぐリーフペンで 透明なノートに書き込まれて行く 季節の音...
春雨や 木の芽草の芽 ずんずんと イラストは無料素材の借り物です
真っ青なクレヨンで 描いた様な青い空 出来立ての 湯気の出そうな ほかほかの雲 重い布団を跳ね除けて 起きて来た眠気まなこの蕗の薹 隣では 土筆の子供が笑ってる 風が優しさを溶かしては 春の香りを届けている 春と言うのは 辺り一面 私の心を嬉しがらせている イラストは...
廃駅の ノートに滲む 桜雨 イラストは無料素材の借り物です
水色の風が優しく吹く朝 真新しいランドセルを背負った子らが 通学して行く 生れて初めて与えられた 試練のような顔をして 上級生の後を歩いている でも その後ろ姿には 一片の悲壮感も寂しさも無い むしろ 重たい希望を背をって歩く先に 透明な未来が輝いて見えた 人は出会いと別れ...
高い塀の上 黒い猫が一匹 足をだらりとさせ 風の布団でひと休み 丸い顔 細い目 まるでゼンマイ仕掛けの目覚まし時計 3時45分で 目を閉じたままの猫がいる 何度 呼びかけても 知らんふり 平然と 表情ひとつ変えず澄ましている でも いくら猫ふりをしても ぴんと立ったお前の...
廃駅に 春を知らせる 老い桜 イラストは無料素材の借り物です
散り際の 美学を記す 桜かな イラストは無料素材の借り物です
親しい友人が亡くなった 享年82歳 入院数日で生涯を閉じてしまった もうこの世には未練はないと言わんばかりに それじゃ ごきげんようと さっさと逝ってしまった 残された者だけが右往左往して 何時までも寂しがっている 人はおぎゃーと生まれても 社会の中で共生する事を覚えると ...
世の常と 思えど寂し 散る桜 イラストは無料素材の借り物です
みちのべの 寂しき待ち人よ 寒しい道しるべよ 遥か遠くを見つめ 風の音色に耳を傾け 誰を待っているのか 華奢な手を広げ 重たい悲しみに耐え 静けさが打ち寄せる 時間の海に 錨を沈めたまま やがて 儚く 風に散る事を知りながら 帰った人が 道に迷わぬようにと 白い目印を沢山つ...
夢風に 流れたゆとう 花筏(はないかだ) イラストは無料素材の借り物です
春風や 心に膨らむ 笑顔の芽 イラストは無料素材の借り物です