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2017/07/03

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  • 家に落雷したら火事になる、としたら自分はどうなるのか

    昨晩の恐怖。近くに雷がドカーンと落ちた。尾根のようなところに家がある場合は、より恐ろしく感じる。我が家でなくてよかったと思う。しばらく家じゅうのコンセントを壁から抜いていた。雨もひどくて、北側の窓を閉め忘れていたら、水浸しになっていた。こんなに降り込むことはめったにない。先日、市内の家が火事になったのだけど、それが落雷のせいらしい。家の中にいれば安全だと思っていたのだけど、落雷で家が火事になるなどとは今まで知らなかった(知らなさすぎるかも)。だとすると、家の中にいても危険ということにならないか?一応ネットでググってみると、家の中で落雷で死ぬとはどこにも書いてなかったけれど、電化製品の近くにいたりすると感電するとは書いてあった。たとえ電化製品から離れていたとしても、家に落ちたらショックでどうかなりそうだ。ただ、火...家に落雷したら火事になる、としたら自分はどうなるのか

  • 山間地では野生化してるアラゲハンゴンソウは広いガーデンに似合う

    田んぼや畑のあぜ道にもよく咲いているアラゲハンゴンソウ。茎に白い毛が密生していて触るとごわごわする。花びらのオレンジ色と真ん中の濃茶色部分のコントラストが強く、色鮮やか過ぎて、日本の野山の淡い色合いの中ではちょっとけばけばしいともいえるのだが、なぜかいい雰囲気をかもしだしていて、この花があるとつい写真を撮ってしまう。この花の面白さは、群れ咲くさまに「動き」があるところ。茎がさまざまな角度に傾いて動きを出している。群れで咲いていて初めて面白さが出る。もう一つの面白さは、真中の茶色いところ。ここは管状花(筒状花)の集まっているところで、周りのオレンジ色のものは花びら一つ一つが舌状花である。ヒマワリや百日草もこの構造をしている。この茶色いところが、花が咲き進むとともに上に盛り上がってきて、その玉のようなものがリズムを...山間地では野生化してるアラゲハンゴンソウは広いガーデンに似合う

  • ノリウツギ

    ノリウツギが咲き出しました。白く大きいのが装飾花で、受粉する機能がないのでこの花にはタネができません。つぶつぶのが両性花。種子生産の役割を持つ。根から糊ができ、それを紙づくりに使います。紙づくりに使う糊を何から採るかというのは、地域によって違い、トロロアオイから採ったり、ほかにもいろいろあるようです。また、枝を切ると中が中空になっているので、ウツギ(空木)。よって、ノリウツギ。この乾いた枝は、火おこし(摩擦で火を出す方式の)をするときの棒に適しているらしい。火がつきやすいということです。北海道にも多い木で、アイヌの伝説の中にも出てきます。ノリウツギ

  • 漆器のお膳と、お膳を貸してくれる岩や淵の話

    毎週行なっているオンライン山里勉強会。昨日の「各地の聞き書きを読む」で、2011年発行の「長野県木祖村の聞き書き」から、木曽漆器の製作・販売をしていた人の話を読んだ。その方は初め漆器の産地である木曽の平沢(木祖村の近く)で漆器を作っておられたが、その後、作った漆器の販売に全国を回るようになった。鹿児島、新潟、伊勢などの旅館に行くと、お膳の注文をたくさん取ることができたのである。昭和40、50年代の話。漆器なんて今の生活ではほとんど使わなくなっている。お重も、日常使っているのはウレタン塗装の気軽なもの。手入れにもあまり気を使わなくていいし、値段も高くないからあまりドキドキしないし。店先に並んでいるのもそういうのが主力だと思う。そのお重すらあまり使わずに、プラスティックの密閉容器を使ったりしている。お重は、昔は、た...漆器のお膳と、お膳を貸してくれる岩や淵の話

  • コケオトギリは庭に気軽に生えているとか

    近所の家の庭先にコケオトギリが咲いていた。自分の家の庭では見たことがなく、珍しいものかと思ったら、図鑑を見ると、庭先によく生えているという。都会の庭にもあるのだろうか。小さくてとてもかわいい。ハコベみたいなサイズ。サイズ感はこんな感じ↓本日は緊急事態が発生して時間がないので記事はこの程度。緊急事態というのは、スモモの木に害虫が(俗に毛虫ともいう)大発生しているのを発見したこと。毎日、今日はスモモ採ろうかな、と眺めていたのにその大量の虫に気づかなかったことが信じられない。いかに実しか見てなかったかということだ。全く幸運なことに、野外活動プロフェッショナル(俗に原始人ともいう)の人が用あって我が家を訪れており、枝から切り落として全部焼き討ちにしてくれた。おかげでスモモの木はすっきりするし、その知人はスモモ大好きらし...コケオトギリは庭に気軽に生えているとか

  • クーラーの風が頭に当たると頭痛になること & キジの散歩

    朝から頭が痛い。幸い寝込むほどではない。以前は毎日のように重い頭痛になっていたが、この頃はほとんどなくなっている。今日の頭痛は予想されていたといえばされていた。昨日、ある人をお訪ねしたとき、クーラーをガンガンにかけてくださって、その風が頭を直撃したのだ。しばらくそのまま耐えていたが、15分ぐらいしてさすがにまずいと思い、頭に手ぬぐいをかぶって防御した。しかしその15分でもやっぱり悪影響が出てしまったようだ。一緒にいたその人は90歳を超えるご高齢なのだが、平気なようである。すごいですね……。私がだめすぎるのか。頭に冷たい風がかかると頭痛になる。それは私においてはもはや確実である。2、3時間後であることもあれば、翌日ということもある。気づいたのは2年ぐらい前だ。土曜日と、ときには日曜日にもひどい頭痛で寝込んでしまう...クーラーの風が頭に当たると頭痛になること&キジの散歩

  • ツクツクボーシとミンミンゼミが鳴き出しセミ四重奏

    昨日ツクツクボーシが、今日ミンミンゼミが鳴き出しました。ツクツクボーシが先……?梅雨明け宣言出てから(7月17日)アブラゼミが鳴き出して、毎日盛大に演奏するヒグラシがいて、これでセミ4種がステージに上がった感じ。クマゼミはいないけど、いいです別にいなくて。暑苦しいから。まあにぎやかなひとではありますけど(フォロー)。ヒグラシの声ってどうしてあんなに音楽的なんだろう。弦楽器の響きです。絶対音楽だと思ってピアノで音を拾ってみましたが、合うのがなかった。1匹1匹微妙に音程がずれています。そのずれが魅惑の和音になっている。雅楽とか仏教の声明みたいな感じの和音。今朝はやぶでコジュケイ?なのか謎の鳥が地鳴きしていました。やぶを歩いていたので、そういう歩く系の鳥だと思うのです。幼鳥の声は親と少し違うので分からないことがありま...ツクツクボーシとミンミンゼミが鳴き出しセミ四重奏

  • 道端のギボウシ咲く

    コバギボウシ道端に勝手に生えているギボウシが咲いてきている。結構たくさん生えている。3種あり、葉の小さい順に、コバギボウシ、キヨスミギボウシ(みたいなやつ)、オオバギボウシ。みたいなやつ、というのは、この仲間は地域変種とか多いみたいで、図鑑で見る限りキヨスミギボウシなんだけど、断定はしないという意味。植物の同定っていうのは、まだ駆け出しのころは「これは〇〇」とエラそうに断定していたものだけど、知れば知るほど断定できなくなる。知れば知るほど、知らないものがあることを知るからだ。そして、現段階で「それはそれ」だとしても、もしかすると後の世に変種とかに認定されることもあるかもしれないのだし、まだ発見されてない(名前が決まっていない)ものなのかもしれないし、……、という「かもしれないし」を考えるから断定できなくなるので...道端のギボウシ咲く

  • ◆ネムノキの花色が驚くほど濃くなっていた

    咲き出してからしばらくたつネムノキ、こんなに濃い花色はあまり見たことがない気がする。昨日。↑数日前のネムノキは色が薄い。↓↑数日前↑昨日新しく咲いてきた花の色が濃いのだろうか。夜になると葉が閉じるからネムノキなんだけど、花の色も眠るような感じだ。先日はヒグラシだけが鳴いていたけど、昨日はアブラゼミが鳴いていた。数日前の記事→ネムノキの花が満開何度返り咲きするか-山里ひぐらしの小径動画ありますOGPイメージめっちゃ濃色のネムノキの花が川の横で風に揺れてるところにヒグラシとアブラゼミの声がふりそそぐ#wildflower#riverside#rainy撮影Japan中部地方太平洋側山地帯7月下旬20210722*-...youtube#video◆ネムノキの花色が驚くほど濃くなっていた

  • 葉につくかわいい水玉と、ピントを合わせること

    ジシバリの葉の水玉この葉は縁に水玉が並んでいる。この場合、植物が不要な水分を葉の縁から排出しているということらしい。葉の上にも水玉がいっぱいあるが、これもおそらくそうだろう。コロコロして、まん丸で、ほんとにかわいい。下の写真のものもそういうものなのか雨水なのかよく分からないけど、雨水は落ちたときの衝撃があるから、こんなにきれいに載らない気がする。下はサワオトギリ。この草は他の科の植物よりもよく水滴を載せているので、おそらく植物内部からの水のように思えるけど、よく分からない。こういう小さなものにピントを合わせる場合、一番くっきり合うのは、オートフォーカスがうまくはまったときである。うまくはまるというのは、撮りたいところにピントがきているということだ。マニュアル(手動)でピントを合わせるよりもオートフォーカスの方が...葉につくかわいい水玉と、ピントを合わせること

  • 雨上がりの草の葉についた水滴を愛でながら歩くと

    雨上がりのスギナ連日、夕方から早朝まで雨が降る。夕立とはちょっと違う。雨上がりの朝は、草の葉についた水滴が光る。コロコロした水滴を載せているものと、わりとそうでもないものがある。葉の表面に微細な毛が生えているものは、コロコロした水滴が載りやすい。スギナは特に、まん丸の水滴をつけている。これは雨水が直についてこうなっているのではなく、スギナの「関節」から、スギナ内部の水を排出しているものだと思う。雨の後は特に、スギナがたくさん水を吸っているので、要らない水を出す。こういった草はスギナだけでなくほかにもいろいろある。葉の上ではなく縁にまん丸の水滴をぶら下げているものはたいていそうだ。なんか、おいしそう……。雨上がりのサワオトギリオトギリソウたちもまた水滴の目立つ草で、これは雨水を載せているようだ。道端のオトギリソウ...雨上がりの草の葉についた水滴を愛でながら歩くと

  • 山の上に入道雲的な雲が湧いている夏休みの前の日

    昨日の記事と写真が同じ……(-_-;)でも昨日の記事は10日前の写真だが、今日のは今朝の写真。写してる方向も違う。ということで、山の上に出ているもくもくした雲を撮っているつもりです。夏っぽく、見た目爽やか。子どもの夏休みっていつからいつだろうと思って調べてみたところ↓ほかの人が運営しているサイト:2021年夏休みの期間はいつからいつまで?小学校・中学校・高校・大学・幼稚園北と南で短く、真ん中辺で長い。北海道、東北、沖縄、九州で短いのです。九州は例外もありますが。すでに今日から夏休みに入り、土曜日からの連休と合わせるともう休みに突入しているところも多いようです。ここのところ夕方強い雨と雷が来るので、夕方のウォーキングをしておらず写真もあまりありません。今日も洗濯物が乾きそう。山の上に入道雲的な雲が湧いている夏休みの前の日

  • 夏の朝のヒグラシとホトトギスは涼しげ タケニグサは暑げ

    10日ぐらい前の空とタケニグサ一応梅雨は明けたことになっているが、曇りがちだったり雨が降ったりして、今年は梅雨明け十日という典型的な夏の天気にはならないようだ。けれども晴れ間がのぞくと夏らしさがある。今朝ヒグラシが鳴き出したのは4時25分だった。30分ぐらいしきりに鳴いて終わる。ヒグラシとホトトギスの声と雨の音が私のなぐさめだ。それを聞くと穏やかで幸せな気持ちになる。それらが聞こえない場所には住みたくない。タケニグサは今が最盛期。ケシ科の花だけどヒナゲシとは全然イメージが違う。クサノオウという黄色いケシ科の花があるけど、それもまた違う。ケシ科というのは実にいろんなタイプのものがあると感心する。傷つけると、タケニグサとクサノオウは黄色い汁が出る。ヒナゲシは白い汁が出ると思ったけどどうだったかな。麻薬になるケシも白...夏の朝のヒグラシとホトトギスは涼しげタケニグサは暑げ

  • ネムノキの花が満開 何度返り咲きするか

    ネムの花が満開になりました。とてもきれい。いい色です。花はつぼみのとき濃い色で、開くにしたがって色が薄くなります。ネムの花は7度返り咲くというような俚諺が東北の方にあるようです(何かで読んだ)。7度返り咲くのは見たことがないけど、3回ぐらいは咲き返す年がよくあります。今年は何度咲くか。楽しみです。ネムノキは川沿いでよく見ます。長野県の真ん中辺の町では街路樹になっていました。動画で紹介しています。OGPイメージ谷間のネムノキが満開。ヒグラシの合唱も音楽的。撮影Japan中部地方太平洋側丘陵帯7月中旬20210717(音声は別録)*----------*----------*----...youtube#video東海地方ではついに梅雨明けとなりました。来週の降水確率は毎日高いのだけど、梅雨の雨とは違うということで...ネムノキの花が満開何度返り咲きするか

  • マルバマンネングサとメキシコマンネングサ&梅雨明けが遅いことについて

    マルバマンネングサ(在来種)7月上旬アスファルト道路のわきにずーっと黄色い道ができていて、どうせメキシコマンネングサだろうと思ったけど、よく見たら葉が違う。マルバマンネングサという在来種のようだ。マルバマンネングサ(在来種)7月上旬メキシコマンネングサ(外来種)5月メキシコマンネングサは5月にやはり道路わきで咲き誇っていた。これまでその花を知らなかったのだけど、結構都市部ではびこっているらしい。その名から分かるように外来種である。この仲間は似たものが多くて、コモチマンネングサという外来種もよくあるが、そちらは道路わきではなく庭の隅の若干湿ったところにはびこる。よって、マルバマンネングサも外来種かと思ったら、在来種なのだった。在来種のこの手のものはほかにヒメレンゲという、5月頃渓流で水しぶきを浴びながら咲く魅力的...マルバマンネングサとメキシコマンネングサ&梅雨明けが遅いことについて

  • 梅雨前線がなくなった

    今日は降水予想10%だけど、どんよりしていつ降り出してもおかしくない空模様。ほっとする。毎日ドキドキしながら天気予報サイトを開いて見ている。明日は晴れだが当分雨が降りやすいようだ。しかし、天気図を見たら、昨日から前線がなくなっていた。やはりもはや梅雨ではないのだろうか。曇りやしとしと雨の日にホトトギスが鳴くのは本当にうれしいものだ。それにヒグラシが混じるとなお嬉しい。ホトトギスとヒグラシの鳴かないところで暮らしたくない。ホトトギスは南の国から渡ってくるらしいのだが、南の国でその声を聞いたことはない。もしや南の国にいるときは繁殖期ではなく鳴く必要がないのだろうか。鳥のことはよく分からない。梅雨前線がなくなった

  • ◆梅雨明けの恐怖&ムラサキツメクサをガーデンに取り入れれば

    ムラサキツメクサ7月上旬岐阜県朝目が覚めたら青空が広がっていた。恐怖。もしや、早々に梅雨明けしてしまったか?天気予報では週末晴れるものの来週は結構雨マークが続いているのだが、もし梅雨前線が早く引き上げることにしたら、明けてしまうと覚悟していたのである。できればこのまま明けない梅雨であってほしい。明けない夜はないし終わらない冬もない(と思う)が、明けない梅雨というのは私の体験上1回だけあった。もう30年ぐらい前のことだ。梅雨が明けないままお盆休みに突入し、8日間ほど海外旅行に行って帰ってきたらまだ梅雨だった。それはそのまま秋雨前線と名前を変えた。だからそういう可能性もないわけではないのだ。梅雨が明けなければ稲がうまく育たず凶作になって野菜は値上がりし困ったことになることは分かっている。また、雨降りすぎで大変な災害...◆梅雨明けの恐怖&ムラサキツメクサをガーデンに取り入れれば

  • ◆ヤブカンゾウは一旦刈って丈を低くするとかわいい

    ヤブカンゾウはこんなに咲くものだったかと驚いている。去年までの散歩道はヤブカンゾウではなくカンゾウ(ノカンゾウとも言う)が多く咲くエリアだったのだが、今年歩いているところはヤブカンゾウだらけ。次から次へと咲いてきている。昨日行ったオンラインカフェでも、岡山でも長野県伊那地方でもヤブカンゾウがたくさん咲いているという話が出た。正直、ノカンゾウの方が優し気でちょっと好きだったのだけど、ヤブカンゾウは花が八重なだけあってよく目立ち、群れ咲いているとそれは見事な景色になり、これも悪くないなと見直した。ちょうど半月前の去年、佐渡でトビシマカンゾウの群生を見たことが思い出される。→トビシマカンゾウとアサツキの花畑ヤブカンゾウは田んぼの畦や道端のいたるところに生えているので、雑草として容赦なく草刈りされる。3月末頃に、ほかの...◆ヤブカンゾウは一旦刈って丈を低くするとかわいい

  • 薬草オトギリソウの仲間は多数ある マムシ酒に入れると

    サワオトギリ2021年7月中旬岐阜県の山地帯用水のふちにたくさんサワオトギリが咲いてきた。今、野山は春~初夏の花から、夏~秋の花へと、ちょうど切り替え時期にあり、これからの時期を最盛期とする花がどんどん咲き出している。春~初夏の花は暖かい地方から順に咲いてくるのだが、夏~秋の花は涼しい地方から先に咲き出し暖かい地方の方が遅くなるのが面白いところだ。夏至あたりを境に守備する植物がチェンジするのだろうか。オトギリソウの仲間は葉が水をはじくのが顕著で、このサワオトギリだけでなく普通のオトギリソウも葉の上にコロコロと水滴を載せているのをよく見る。サワオトギリのほかに、オトギリソウ、コケオトギリ、シナノオトギリなどいろいろある。この写真はサワオトギリだと思う。葉を取ってルーペで見たりして確かめたわけではないが。見た目では...薬草オトギリソウの仲間は多数あるマムシ酒に入れると

  • ◆紫陽花の両性花の淡い色合いがきれいなこと

    額紫陽花(がくあじさい)は回りの装飾花がゴージャスなのでそちらばかり見てしまい、真ん中は添え物みたいな感じで認識してしまうが、よく見ると真ん中の部分もとてもきれいなのである。これはおしべとめしべがある両性花であるが、ときどき両性でないものがあるらしい。これだけ豪華だと装飾花がなくても十分鑑賞に耐える。そもそも元々装飾花がないのがコアジサイで、それも本当にきれいなものだ。こちらのお宅は何本かアジサイを植えている。よその家のアジサイを見て回るのも楽しいものである。◆コアジサイ動画https://youtu.be/oIafgIke-v8◆紫陽花の両性花の淡い色合いがきれいなこと

  • キュウリグサはまだ咲いているけどワスレナグサとは違う

    キュウリグサTrigonotispeduncularesムラサキ科先日の記事→自然の中に逸出したワスレナグサをキュウリグサと見間違ったこと-山里ひぐらしの小径太ったキュウリグサかもと思ってしまったのだが、見比べると全然違う。家の前にちゃんと咲いていた。この様子では、どれだけ太ってもワスレナグサのようにはならない。すごくほっそりしているし、花をつけた茎のところに毛が全くなく、色も赤みがなく、黄色みが強い。ワスレナグサとキュウリグサは属からして違う。やはりキュウリグサは見たら絶対キュウリグサと分かるものなのだと思う。とにかくかわいい花だ。しかし、4月に咲くこの花がこの時期(7月初め)にまだ咲いていたのは驚きだ。キュウリのにおいがすると言うが、そんなにおいを感じたことはない。キュウリグサはまだ咲いているけどワスレナグサとは違う

  • 株分けしたアガパンサスが咲きそろう

    昨年株分けして植え替えたアガパンサスが咲いてきた。薄紫色が本当にきれい。梅雨空によく似合う。こういう淡い色は直射日光には映えないと思う。その向こうにあるのはヤブカンゾウで、これも小さな株を1株植えただけなのに増えて増えて仕方ない。オレンジと水色は補色でなかなか良い。アガパンサスの前々回の株分けは前回のさらに2、3年前だが、その2、3年の間に根がすごく大きくなっていて、1株から6、7株に分けることができた。根がきつく絡み合っているので、水で土を流しながら、刃物なども使って分けた気がする。アガパンサスは比較的水気を好むと思う。というか、乾燥にはあまり耐えないだろう。日陰が好きというわけではないと思うが、半日陰でも良い。植物は基本的には日が当たる方が望ましいのだが(光合成をするため)、日当たりが良いと土が乾燥するため...株分けしたアガパンサスが咲きそろう

  • グラジオラスは必ず倒れるので切り花用と割り切る

    毎年この時期にグラジオラスを切っては写真に撮っている。私の買ったグラジオラスは、なぜか紫の方が白よりも10日ぐらい遅れて咲き出す。グラジオラスはいろいろな花色のものが作られていてとてもきれいだ。種苗会社のカタログを見ているだけで楽しくなるが、楽しくなるだけでなく買いたくなる。そういうわけでおそらく10年以上前に大和農園で買った「紫と白の混合」、球根が15ぐらいずつ入っていたと思う。今では花が少し小さくなった気がするが、とにかくものすごく見事に毎年咲く。グラジオラスは連作できず放っておくと減ることになっているのだが、私が買ったものは、3、4年放置しても減る気配はない。それでも2回植え替えている。球根を植えっぱなしにした場合、咲くのはこの時期、つまり梅雨も後半に入った頃だ。どこの畑でもそうだ。この時期に電車に乗って...グラジオラスは必ず倒れるので切り花用と割り切る

  • 菜園のデザイン 意図しない美をつくる人

    夕方の散歩でよく通りがかるところ。この畑の美しさについ見入ってしまう。ここからは遠くの山や、その山腹にある里や、その山のさらに向こうの山や、その山の向こうに日が沈んで夕焼けになる様子や、山あいから湧き出る雲が見られて、それだけでもきれいなのに、この畑ときたら見事に隙間なく整然と野菜が植えられている。そして通りかかるときにはほぼ毎回腰の曲がったおばあさんがもくもくと仕事をしている。この画像にも向こうの方に写っている。今どきのような天気の悪いときも、ポツリポツリとした雨ぐらいなら、やはり仕事をしている。常に動いているということが身に沁みついているのだろう。あるときは土手の草を刈っているし、あるときは野菜の手入れをしている。おそらくはその人がこの畑の主(主催者)だろうと思う。畝ぐらいは息子さんが耕耘機を使って立ててい...菜園のデザイン意図しない美をつくる人

  • 伊豆山の土石流の現場を等高線地図で見てみた リニアの残土の行方は

    小説「細雪」の中では「山津波」という言葉で土砂災害が描かれている。山津波とはどのようなものだろうとずっと思っていたのだが、今回の伊豆山の土石流を映像で見て、まさにこういうものなのかと思った。細雪での災害は昭和13年7月3日から5日に起きた阪神大水害を指しているとのこと(Wikipediaによる)。まさに、今回の伊豆山の災害と同じ日である。六甲山の方から勢いよく水や土砂が下の街に流れ込んだもので、盛り土が崩れたわけではなさそうではある。今回は、土砂災害で多くの方が被災され、また亡くなったということがまず大変に悲しむべきことなのだが、それに加えて、山奥に大量の土を捨てて放置しているという、おそらく全国各地でそこそこ行われていそうな事案が大問題となって発覚したものであり、日本に激震が走っている感じが私にはしている。昨...伊豆山の土石流の現場を等高線地図で見てみたリニアの残土の行方は

  • ハルジオンの花畑

    6月27日に再びさいていたことを発見したハルジオン。ハルジオンはまだ咲いていたヒメジョオンとの違いvol.2-山里ひぐらしの小径すっかり大きくなって、今を盛りと咲き誇っていた。原産地は北米とのこと。ターシャの家の周りの野原にも確か咲いていた映像を見た(ヒメジョオンだったかも)。どうしても雑草という目で見てしまうが、原産地だときれいな花畑だと素直に感じるのだろう。ここでもそれなりにきれいである。動画で紹介しています。https://youtu.be/e6dRqeiigmAハルジオンの花畑

  • 草の葉に付く水滴&蒸し暑くなりそう

    7月14日の予想最高気温34度、雨ときどき曇り。その日だけでなく前後も雨で33度とか30度とかが続いている。梅雨が明けて天気予報に赤い晴れマークがギラギラつくのが恐怖なのでそれよりはずっといいけど、どれだけ蒸し暑いんだろうと思う。パラパラした雨だったけど散歩に出かける。今朝はなぜかだるかったので、いつもよりゆっくり長くだらだら歩く。調子のいいときにはさっさと散歩を済ませて仕事にかかりたいと思うのだけど、ただただだらだらしたい気分であった。光もなく写真を撮っても冴えないけれど、こんな日でもふと見れば美しいものや嬉しくなるものがあるもので、いろいろ見ているうちについ夢中になってしまう。上の写真は、アケビの葉につく水滴。葉に載っているのは雨しずくだと思うけれど、葉のへりに少しついているのはおそらく植物が排出した水だろ...草の葉に付く水滴&蒸し暑くなりそう

  • 6月の田んぼは地球に貼り付いた鏡

    水面は鏡面になって空を写す。田植え後の3週間ぐらいは、日本中の田んぼが鏡となって日本上空の空を写していることになる。田んぼはほかのアジアやオーストラリアやアフリカやヨーロッパにもあるが、田植え時期は日本とずれているので、とりあえず日本だけのことを考えておく。夕暮れの空が青から赤に染まり、そこにふわりとした雲が浮かぶ。そんな様子も田んぼは移す。そして、田んぼだけではなく、ビニールシートも鏡になっていることに、今まで気づかずにいた。黒いビニールシートが夕映えに染まっている。山あいに沈む村が空の色を拾っている。夏至の前の日、7時半近くなってもまだ光がある。家々には灯りがともる。一年で一番日が長いこの頃、恐らく遅くまで畑仕事をして、今頃ほっとしてテレビ見ながら晩御飯食べてるだろうか……。動画で紹介しています→https...6月の田んぼは地球に貼り付いた鏡

  • 自然の中に逸出したワスレナグサをキュウリグサと見間違ったこと

    山麓の草原で、いやに遅いキュウリグサがあると思ったのだけど、どうやら一人ぼっちのワスレナグサのようである。結構やせているので、分からなかった。ワスレナグサはもちろん元々花壇に植えられていた園芸種なのだが、少し涼しいところでは、小河川の河原に群生しているのを見ることがある。一面の水色で、きれいといえばきれいなのだが、外来種が繁茂しているという目でどうしても見てしまうので、微妙な感情になる。この株をキュウリグサだと思ったのは、ワスレナグサにしてはやせているし、群れになっていなかったし、水辺ではなかったからだ。野生化しているものはたいてい水辺にあるからだ。ただ、キュウリグサにしては花の周りがちょっと赤みがかっているし、毛深い感じがする。なので、ワスレナグサということにした。植物の同定は本当に難しい。どんなに見ても分か...自然の中に逸出したワスレナグサをキュウリグサと見間違ったこと

  • ワスレナグサの野生化

    山麓の草原で、いやに遅いキュウリグサがあると思ったのだけど、どうやら一人ぼっちのワスレナグサのようである。結構やせているので、分からなかった。ワスレナグサはもちろん元々花壇に植えられていた園芸種なのだが、少し涼しいところでは、小河川の河原に群生しているのを見ることがある。一面の水色で、きれいといえばきれいなのだが、外来種が繁茂しているという目でどうしても見てしまうので、微妙な感情になる。この株をキュウリグサだと思ったのは、ワスレナグサにしてはやせているし、群れになっていなかったし、水辺ではなかったからだ。野生化しているものはたいてい水辺にあるからだ。ただ、キュウリグサにしては花の周りがちょっと赤みがかっているし、毛深い感じがする。なので、ワスレナグサということにした。植物の同定は本当に難しい。どんなに見ても分か...ワスレナグサの野生化

  • グランドカバーなる紫のウツボグサ 育て方は簡単

    ウツボグサPrunellavulgarissubsp.asiaticaウツボグサ属シソ科今、山麓の道にはウツボグサがいっぱい。田んぼの横の道にも、山道のきわにも。林へ続く道の入り口に咲くウツボグサ。光のあるところで咲いているのが分かる北龍館の野草大図鑑には、「山地や農道で普通に見られる」とあるが、市街地に近いような農道では見られないので、この花を見ると「山里に来た」感があり嬉しくなる。田んぼの横のウツボグサ。混じってドライフラワー状になっているのはハルガヤ。この花については過去に何度か記事にしている。過去記事→ウツボグサ咲き、ホトトギス騒ぐうちの庭に数年前に1株だけ植えたものもあっという間に広がった。それまで密生していたジシバリはなくなってしまった。ウツボグサに対抗しているのはシロツメクサだけである。もしかする...グランドカバーなる紫のウツボグサ育て方は簡単

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