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2017/07/03

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  • 桑の実熟す

    山道に赤い実があり、見上げてよく見ると、桑でした。赤いのが熟している感じがするけど黒いのが熟している。けれど、黒いのがなかったら赤いのを食べてしまうでしょう。ブラックベリーのようなものです。75歳以上ぐらいの人ならみんな、子どもの頃学校帰りに桑の実を食べたという経験があるよう。昭和30年ぐらいまで、地域によってはもっと遅くまで、山の畑は桑ばかりだったので、どれだけ食べても尽きることがなかっただろうと思う。私は桑の実はいまだ食べたことがない。桑=蚕のイメージがこびりついていて、恐怖なのである。しかしこの木の実がもっと熟したら食べてみようと思う。よく見ると、蚕が1頭いた!ギャーッ!!!(写真には写っていない)野生の蚕です。それは野生と言うのか、遠い昔に飼っていたやつが逃げ出して子孫が生き延びたのか分からないけど。1...桑の実熟す

  • アマチャはやはりアマチャらしく赤くなってきた

    結構寒いのだ。昨日は夜少しストーブをつけた。布団2枚重ねにしたらちょうどよく、ぬくもりが心地よい。ここ数日、こんな寒さである。今朝は久しぶりにすっきり晴れ渡ったけれど、すぐに曇ってきた。ずっと「まさに梅雨」といった天気が続いている。確か去年もこんなふうだった気がする。その前までは例年、梅雨と言っても前半は晴れ続きだったりしたものだけど。水不足の心配はなさそうなのはいいことだけど、葉物野菜などは大変そう。うちのアマチャが2、3週間前に咲き出したとき青かったので、その記事→アマチャとヤマアジサイと天城赤色が変わること変なアマチャだと思っていたのだが、昨日見たら薄赤くなっていた。こうなるとやはりアマチャらしく見える。装飾花が下向きに引っくり返っている。装飾花が引っくり返るのはアマチャでよく目立つのだけど、よく見るとほ...アマチャはやはりアマチャらしく赤くなってきた

  • 山のアスパラ:本名シオデを摘んでおひたしに

    5月30日にタチシオデを記事にした→「山のアスパラ」と言われるタチシオデは野原に生えるそこで、うちのあたりではタチシオデしか見ないと書いたのだけど、訂正。低い方ではそうなのだけど、標高650mあたりの恵那山麓は、今、シオデだらけ。数日前に数本見つけたのだけど、今日散歩していたら、よく見るとどこもかしこもシオデといっていいぐらい生えている。茎には小さなつぼみがたくさんついていて、もうすぐ咲きそうなものもある。タチシオデの花は5月、シオデの花は7月。で、茎が伸びてくる時期も1カ月ずれているわけだ。また、生えているところに差があるのはおそらく標高の差ではなく、自然度の高さの違いによるものだと思う。山麓では草を刈り払った明るい野原にシオデがたくさん生えている。そこにはいろいろなほかのつる草がたくさん生えているが帰化植物...山のアスパラ:本名シオデを摘んでおひたしに

  • ハルジオンはまだ咲いていた ヒメジョオンとの違いvol.2

    1カ月ぐらい前に草を刈ったところにハルジオンが咲き誇っていた。(上の写真)遠目に見るとヒメジョオンに見える。この時期だし。でもここは元々ハルジオンが咲いていたところなので、よく見ると、ハルジオンだった。一度刈られたけれどまた茎を伸ばして咲いているということだ。キク科の植物は特に、刈られても刈られても花を咲かせる。前の記事で、ハルジオンは6月上旬ぐらいまでで花が終わるようなことを書いたのだけど、全然そうではないことが分かった。→前の記事ヒメジョオンの季節到来ハルジオンとの違いただし、刈られなかったハルジオンは、花が終わって種を作り、もう咲いていないのだ。刈られることによってまた花芽を作って咲く仕組みになっているらしい。刈られなかったハルジオン。花は咲いていない。ハルジオンはロゼットがぎっしりつく。この葉は冬から早...ハルジオンはまだ咲いていたヒメジョオンとの違いvol.2

  • 眠れない原因 炭酸?キュウリ?バナナ?チョコアイス?

    昨日夜中に目が覚めてそれから全然眠れなくなった。眠れないことは1年前まではほぼ毎日だったが、最近は改善しているので、どうしたんだろうと考えた結果、気づいたこと。炭酸飲み過ぎ?日頃飲んだことのない炭酸がスーパーで目に付いたのでつい買ってきて、梅ジュースに入れたらおいしいので、やたら飲んでしまったからではないか?(昨日の記事参照ください)あるいはキュウリの食べ過ぎ?自分で作ったキュウリ料理がおいしすぎて、作り置きのつもりで5本使ったのをつい全部食べてしまったのだ。私が一番好きな食べ物はキュウリなのではないかと思った次第だ。あるいはバナナとチョコ付きアイスを食べたから?3つとも鍼の先生から厳禁と言われているものだ。バナナは体が冷えるし、アイスは冷えるのはもちろん乳製品はだめだし砂糖もだめだし、チョコも良くないぞと先生...眠れない原因炭酸?キュウリ?バナナ?チョコアイス?

  • 和歌山から完熟梅届く 梅ジュースにするには

    南高梅といえば和歌山県の南部町(みなべちょう)が発祥の地。その隣の印南町(いなみちょう)も大産地。今年は4年ぶりの豊作とのことで、送ってくれた。山間にいっぱい梅畑がある印南町が懐かしい。3年ほどまえに仕事で行っていた。我が地方(岐阜県美濃地方)は不作で、我が家では1個も梅を採らなかった。そんな年に梅が届くのは嬉しい。うちの梅を採ったり洗ったり漬けたりという大仕事がなくて助かったと思っていたけど、和歌山の南高梅のおいしさは格別なので、こんな仕事は大歓迎。完熟梅というのは家で作ることはできない。梅は熟すと落ちてしまうから、どうしても青い梅を採ることになる。熟した梅を出荷できる産地にはやっぱり技術というかノウハウが蓄積されていて、さすがプロなのだ。梅の畑の下の草をきれいに刈り、その下に細かい網目状のシートを敷き詰める...和歌山から完熟梅届く梅ジュースにするには

  • 真っ赤な実に白い小さな泡が入っているようなグミ

    朝、散歩に行こうと玄関を開けたら地面に赤いものが1つ。誰がこんなところにミニトマトを置いたの?と不思議に思って、ふと上を見上げたらグミがたくさんぶらさがっていました。今日まで全然気づかなかった。花にすら。グミの木があるなあとは思っていたのだけど。不思議なのは、すべての実が同じようになっていること。まだ青いのとか、小さいのとかはなくて、全部熟し具合が同じなのです。そうして考えてみると、梅なんかも比較的同時に熟す。まあ4、5日のずれはあるかもしれないけど、1日のうちに全部梅採りができる。キイチゴ(モミジイチゴ)は順次実っていく。日ごとに次々と実が熟していく。だから1本の木から一度にたくさんは採れないけど、長期間なっている。これは花が順次咲いていくことときっと関係しているのだろうと思うが、花の時期について考えると、桜...真っ赤な実に白い小さな泡が入っているようなグミ

  • イワガラミは岩や木をよじのぼるアジサイ

    今日は曇り。まわりの木々がやわらかい色合いできれいだ。雨が多く梅雨らしい梅雨である。5月末に梅雨に入ってしまったときは、それに順じて早々に梅雨明けするのではと恐れていたが、そうでもなさそうで安心している。梅雨明けの酷暑が怖い。アカゲラがキョッキョッと鳴き、シジュウカラかなんかの大分育った雛(多分)が歌う練習をしている。親のように正確には歌えないが、声が若い。うらやましい。梅雨にはいろいろなアジサイが咲く。イワガラミはその名の通り、大きな岩によくへばりついている。ツルアジサイとよく似ているが、うちの方ではイワガラミの方がずっと多い。装飾花という花びらに見えるところが、(がく片なのだが)、1枚なのがイワガラミ、4枚ぐらいで普通のアジサイみたいなのがツルアジサイだ。装飾花のせいだけではなく、なぜかツルアジサイの方がデ...イワガラミは岩や木をよじのぼるアジサイ

  • ドクダミで作る虫刺されの薬

    夏至。感慨深い。一年で感慨深いのは冬至、夏至、春分、秋分だ。中でも夏至と秋分には寂しさが伴う。夏至というのは一年で一番日が長い日であり、この日から日が短くなるわけで、もっと重要視されて大きなイベントがあってもよさそうなのだけど、特に節句の行事もないし、冬至のようにかぼちゃを食べろだのゆず湯に入れだの言われないし、その意義の割りにはなぜかスルーされている気がする。どうしてなんだろう。冬至についてよく言われるのは、クリスマスとほぼ同じ時期だということだ。日本の正月もほぼ同じ時期なのだが、日本は本来旧暦(太陰暦)だったから、伝統的にそれほど大事にされていたとは思えない。ただ、冬至の行事ということではないが、信州遠山郷の霜月祭りや椎葉村の神楽などは、冬至の時期に行なわれていて、特に椎葉村の神楽などは太陽の再生を祝ってい...ドクダミで作る虫刺されの薬

  • ナギナタガヤ 銀色に光る草の群れ

    イネ科の草は「まあ、きれい」と言ってもらえるのはおそらくススキやオギぐらいで、それ以外は一般的な人々にはほとんど無視されていると思うが、私から見るとイネ科の草はほかの科の草とは違った魅力がある。ナギナタガヤも見るたびに写真を撮りたくなる草の一つ。さらさらと細かい線が流れるように続き、それがうねると銀色に輝く。草丈が同じぐらいでそろうので、その均一性がもたらす集団としての美しさが、それはもう、きれいにそろったそうめんのようで、心地よいのである。田んぼの横のあぜ道なんかでよく見かける。舗装してないところで、わだちの間やその横なんかにずーっと続いていることがある。単独で生えていることはなくて、必ず群落になっており、その群落の中にはほかの草がほとんど見えない。「ナギナタガヤばっか」なので、その群落のかたまりそのものが、...ナギナタガヤ銀色に光る草の群れ

  • アマチャとヤマアジサイと天城赤 色が変わること

    よその家のアジサイの一種Hydrangea.serattaアジサイ科数年前に岐阜県西部のアジサイが名物のお寺で買って来た「アマチャ」がようやくしっかり根付いてきれいな花を咲かせるようになった。最初の1、2年は白っぽい花でいかにもアマチャらしかった。アマチャというのは小ぶりで白くてアジサイとは違った楚々とした花を咲かせるものだと思っていた(だから買ってきた)。なのに今年は青い花が咲いている。よって、近所のこの家に咲いているアジサイもアマチャなんだろうと思っていた。うちにある「アマチャ」とそっくりだ。よその家のアジサイの一種(ヤマアジサイの園芸品種のよう)しかし、図鑑で調べると、やはりアマチャというのは中心部(咲き始めの頃)が赤っぽくて回りの装飾花が白いもの。青い花が咲くのは、園芸品種として何かを掛け合わせてあるに...アマチャとヤマアジサイと天城赤色が変わること

  • 梅は不作 ファミマは最強

    うちの近くで一番野菜が安いお店は、ファミリーマートである。全国的にこんなふうなんだろうか?地元の野菜を売っていたりするの。長野県の方にもこういう店があったような。スーパーに並ばない不ぞろいのとか、大きく育ち過ぎたのとか、なぜか知らないけどただ安いのとか。とにかくスーパーの半額ぐらいでいろんな野菜を売っていて、買い物かごにいっぱい買ってもレジで、え?たった900円?みたいなことがよくある。本日、梅が1袋、98円。980円じゃない。98円。しかも税込。1kgぐらいかな。この写真のより少し大きくて色が明るいのが、158円とか198円とか。その隣、ショウガが1袋、98円。高知県産。その隣、トマトの棚に、「甘くなかったら返品可」などというものが。返品可のトマト……。肝のすわったオーナーである。ところで、うちの方では梅が不...梅は不作ファミマは最強

  • ノアザミとゴボウは同類 葉は食べられる

    田んぼの畦にノアザミが群れ咲いていた。こうしてみるととてもきれいなのだけど、田んぼの管理者にとっては「草ぼうぼう、いやだなあ」って感じだろう。農家は5月から9月まで、草刈りに追われる。大体3回刈ると言われるけど、田んぼがたくさんあれば、今日はここ、明日はここ、とやっているうちに一巡してまた戻って刈らなければならなくなる。本当に大変だ。ノアザミは種子に綿毛があって自由に飛んでいき、あっという間にあちこちから生えてくるようになる。抜こうとして引っ張ると大抵根元で切れてしまう。そして放置すると根がどんどん太くなって本当に抜けなくなる。ゴボウはアザミの一種であり、この仲間はみんな根がゴボウのように太くなると考えてよいと思う。ノアザミの根もおそらく食べられるだろう。が、抜くのが大変なのでゴボウを買ってきた方が楽だと思う。...ノアザミとゴボウは同類葉は食べられる

  • 木イチゴの旬はまだ終わらず

    10日ほど前から食べごろの実が出てきた木イチゴですが、日を追うごとに実が増えていて、また標高が上がるとまだまだあったりして、もう、何がなんだか分からないぐらいなっています。2日ほど前、山を軽く歩こうと林道を上がっていくとまずは半日陰のコアジサイの道。ずーっと満開のコアジサイが続いています。やがて日当たりのいいところに出ると、木イチゴ道になり、道の両側は木イチゴばっかり。家の横にある木いちごよりもっともっと真丸の、丸々太ったのが鈴なりなのです。食べるのに忙しくて歩くどころではない。ガードレールの向こう側、全部木イチゴ。乗り越えて採りたいけど、向こう側は急傾斜で谷に落ちてしまうので、仕方なく手の届く範囲で、枝を引っ張ってもぎとっては口に運ぶ。中に虫がいることがあると前に書いたけど、今まで1度しかそんなゾッとする虫に...木イチゴの旬はまだ終わらず

  • マタタビの葉が白くなるのは虫を呼ぶため?

    マタタビ2021年6月中旬岐阜県中津川市マタタビが咲き出した。梅みたいなかわいい花。葉陰に隠れているので、よく見ないと気付かない。葉が白くなり出したのはもう半月以上も前。やっと咲いた、という感じだ。マタタビの葉が白くなるのは、虫に花のありかを知らせるためだという説があるが、本当なんだろうか?5月下旬のマタタビ、小さなつぼみがある。5月下旬、葉が白くなったので、花を探したら、全然咲いていなかった。半月後まで花が咲かないのに、早々と虫に知らせるだろうか?虫の方にしてみれば、行って見たらまだ全然咲いてなくて蜜ももらえず何日も待たされるということになったら、マタタビへの信頼も失い、待つ気もなくなってしまうだろう。やっぱり、そのときに花がなかったらだめだと思う。そもそも虫はそんなに長生きか?ミツバチなんかはよく知らないけ...マタタビの葉が白くなるのは虫を呼ぶため?

  • 用水

    山麓の集落の一番奥まで行ったら、用水があった。とはいえ、一番奥まで行かなくても、用水はある。ただ、こういった山奥の用水は、沢から取り入れた本当にきれいな水を流しているので、見ていて気持ちがよくなる。もう少し下の平地になったところでは、雨水や沢水を一旦溜池に入れて、そこから田んぼへ水を引いている場合が多い。が、この辺りには溜池はほとんどない。恵那山からの水は絶えず流れっぱなしになっていて、とりわけ春先から5月頃にかけて水量が増えるのは雪解け水がどんどん流れてくるためである。また、雨の日の後も水量が多い。裏木曽や木曽では川がとても青いのだが、こんなコンクリート張りの水路でも水が青く見えるので驚く。水の中のミネラルの関係なのだろうか。用水でも青い水。水色の棒に付いた板を上下させて、水の出入口を開けたり閉めたりする山か...用水

  • 牧場によくあるヒメスイバ

    栗の木とヒメスイバの野原ヒメスイバもまた、何度見ても撮りたくなる草。逆光で見たときのサラサラ透ける繊細な感じが好みだ。まあ、大方の人はただの草だと思って見向きもしないだろう。というところで、自分が少数派でありそうだというだけのことで無駄にかすかな優越感を抱いたりする。こんな人に見向きもされないものが好きな自分って、スゴイ……。みたいな。別にすごくはない。ただの変わり者である。前にも記事にした気がするが、牧場のふちなんかに一面に生えていることがある。帰化植物なので山の奥深くにはない。人里の農地の刈り込まれたところ、すなわち日当たりの良いところである。このヒメスイバも4月の終わりごろから出てきて、5月中頃一度きれいに刈られたのだが、また伸びてきた。刈りこまれてもすぐにまた伸びて咲けるのだから多年草というのは根に結構...牧場によくあるヒメスイバ

  • ヒメジョオンの季節到来 ハルジオンとの見分け

    ヒメジョオンErigeronannus2021年6月上旬ムカシヨモギ属キク科今の時期、ハルジオン→ヒメジョオンに移り変わっている。すなわち、終わりかけのハルジオンと、始まりかけのヒメジョオン、どちらも咲いている。何かの図鑑に「いつのまにかハルジオンとヒメジョオンが入れ替わっていて、ずっと同じものが咲いていると思っている人がいる」という趣旨のことが書いてあったけど、ほんとうにその通り。ずっと同じものだとは思ってないけど、「あら、いつのまにかヒメジョオンばっかり」みたいになっている。そんな感想にはたいてい「暑ぅ……」を伴う。で、これってどっち?と花をポッと持ってこられて、しばし迷うこともある。もし誰かに植物の名前を聞くときは、できるだけ地上部全体を持っていった方がいい。自分ではパッと見で感覚的にどっちか分かるのだけ...ヒメジョオンの季節到来ハルジオンとの見分け

  • 謎のアマドコロナルコユリ

    見たことのないものが。最初ツツジ科の何かかと思いました。標高700mあたり。一番近いものはミヤマナルコユリなんだけど、私の知っているミヤマナルコユリとかなり違う。図鑑(北龍館)によると、ミヤマナルコユリは高さ30~70㎝。これはせいぜい15㎝。花は2、3個ずつ付くとあるが、片側に1個ずつしかついていない。なにか、雑種……?ヒレフシタミヤマナルコユリ?主三脈がある。ミヤマナルコユリの特徴。茎に稜があるかは調べてないけどこの感じでは何となくありそう。アマドコロ属(Polygonatum)ではあると思う。これがクサスギカズラ科(アスパラガス科)なんだから困ってしまう。いずれにしても庭に植えたいかわいい花。でも採ってきたりはしません、ゼッタイ。謎のアマドコロナルコユリ

  • 展葉のち太陽光発糖 マムシグサとヤマウルシ

    オオマムシグサArisaematakedaeMakinoテンナンショウ属サトイモ科(2021年6月中津川市)オオマムシグサの葉が開いた姿が上から見たら意外とかわいい。なかなか上から見る機会がなかったので気づかなかった。植物は太陽光を浴びたら葉緑素の働きによって糖を生産している。光を効率よく取り入れるために、複数の葉を面的に広げることが多い。樹木だと一枝全体が上向きの面を作っているのをよく見る。そして、葉が重なり合ったら無駄が出るので、なるべく重ならないように。人間も梅干を干したり洗濯物を干したりするときは重ならないようにする。ヤマウルシRhustrichocarpaウルシ属ウルシ科(2021年6月中津川市)ヤマウルシっていうのは本当に葉が端正できれいなもので、幼木があるとすぐに撮ってしまう。これが紅葉するとまた...展葉のち太陽光発糖マムシグサとヤマウルシ

  • 薄紫のコアジサイは梅雨の花

    うす暗い人工林の林床にもよくあるコアジサイ。あるところには林内一面にコアジサイが咲いている。具体的に言うならば、恵那市の笠置山の登山道を笠置町方面から登って行くと、あたり一面コアジサイである。ちなみに笠置山の反対側斜面にはマルバノキが一面にある。山頂に近い登山道から北側を見下ろす斜面にマルバノキがある。話がそれた。コアジサイHydrangeahirtaアジサイ科(2021年6月中津川市)この薄紫色は、薄いラベンダー色と言ってもよく、本当にやさしいきれいな色で、私の大好きな花だ。赤みと青みのバランスが絶妙で、うっとりするような薄紫。なんでも、東日本にはないらしい。図鑑を見ると、関東以西と書いてある。東限はどこなのだろう。そしてさらに、植え替えできないという噂がある。やってみたことがないから分からないけど。日本庭園...薄紫のコアジサイは梅雨の花

  • ノビルの花を見たことがない気がする 花茎は食べられる

    ノビルが真丸のノビル坊主をつけていた。私が見るノビルはいつもこんなのなので、ノビルは花が咲かないものだと思っていた。それが、ネットで見ると結構花の写真がアップされていてびっくり。ネギ属の花らしく花火みたいになっている。道端に1本、すごく大きくなっているノビルがあり。この状態で茎(花茎)を摘めば、ニンニクの芽みたいな感じでおいしく食べられるのだけど、ちょっと本数が足りない。これぐらい太くて大きいと食べでもあるので、畑で育てたらいいんじゃないか。(ノビル坊主のところは取り去って茎だけ食べる)かなり見づらいけど、ノビルが伸びてる。ノビルは葉が立ち上がって途中で分かれてしなだれているのが目立つ。そこがアサツキやラッキョウとの違い。アサツキもよく見ると途中から2つに分かれたりしているのだが、葉がこういうふうにはしなだれな...ノビルの花を見たことがない気がする花茎は食べられる

  • 赤いキイチゴのニガイチゴも食べられる。一応。

    見るからにおいしそうな赤いイチゴ。口に入れると、甘っ。と思ったら、その後、かすかに苦い味がタネのところからして、その後、微妙に変な味……。ニガイチゴと呼ばれてしまうほど苦くはありません。普通に食用にして大丈夫で、平気でこの実をパクパク食べる人もいますが、私は遠慮しておきます。ニガイチゴRubusmicrophyllus2021年6月上旬岐阜県中津川市この種名のラテン語microphyllusって小腸という意味らしいのだけど、「小腸のキイチゴ」?なぜでしょうか。実が赤いので、キイチゴの王様のモミジイチゴよりもイチゴらしく感じます。モミジイチゴに関する記事→今が旬。キイチゴの見つけ方・見分け方キイチゴの季節葉の縁に鋭い鋸歯があって、鋸歯も葉の周りも赤いのがかなり特徴。こんな荒れた感じのところに生えています。いや、キ...赤いキイチゴのニガイチゴも食べられる。一応。

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