花照葉(南天)・白侘助・昭和侘助花入織部耳付菓子山茶花●薄茶棚点前点前所作が大分身に付いてきました。安定のお点前です。先週お休みしたら忘れたって!お正月休みが心配だ!初めての棚点前、拝見付にも挑戦します。●流し点初挑戦してみました。時間があったので、流し点を早回しで今年最後の稽古が終了しました。良いお正月をお迎え下さい。大学のお稽古(2024.12.19)
花照葉(南天)・白侘助・昭和侘助花入織部耳付菓子山茶花●薄茶棚点前点前所作が大分身に付いてきました。安定のお点前です。先週お休みしたら忘れたって!お正月休みが心配だ!初めての棚点前、拝見付にも挑戦します。●流し点初挑戦してみました。時間があったので、流し点を早回しで今年最後の稽古が終了しました。良いお正月をお迎え下さい。大学のお稽古(2024.12.19)
花白玉椿花入青磁魚耳付花入菓子栗大福(たねや製)・栗蒸羊羹(米屋)・富有柿四カ伝なので、三種の菓子を縁高に●和巾点茶碗大樋茶名高砂(芳翠園詰)●茶通箱(写真省略)(K)●茶碗荘(茶碗に由緒がある点前です)茶碗の取り置きには手を添えます古帛紗を広げて、膝前で茶碗を回して出します●茶通箱(O)●貴人点薄茶点前菓子みすず飴・柚子しぐれ半東は柄杓を引いたころ合いで席入りし控えます。茶筅を入れてから茶碗を引きます。半東が貴人に茶を取り次ぎます。●茶筅荘(薄茶)四ケ伝の後は小習です。外は冷たい風が吹いていますが、稽古場は暖かくほっこりしています。2024.12.14のお稽古(四カ伝)
花白玉椿(やっと椿が使えます)●薄茶棚点前建水進めて1・2・3呼吸を整えて茶碗、棗を正面に棗、茶杓を清めます●薄茶棚点前(一年生)熱心に稽古をした成果が見えます。嬉しいですね~●薄茶運び点前(二年生替え茶碗付)●薄茶運び点前(一年生)「お菓子をどうぞ」体中に力が入ってぎこちなかった所作も、少しずつ自信が出てきたようです。ちょっとした成長も嬉しい大学のお稽古です。大学のお稽古(2024.12.12)
花白玉椿床「吾唯知足」(われただたるをしる)紫野寛州(長谷川寛州)筆待合の短冊「山雲海月情」(さんうんかいげつのじょう)漢詩の一節、前段に語り尽す……とある●後炭手前炭をつぎ終わった後、水を入れます。濡れ茶巾で、釜の蓋、胴を清めます。釜から立ち上る湯気が空気を清めるそうです。主菓子「木枯らし」「一葉」「山路」「落葉」等、思い思いの銘をつけます。●茶入荘茶入に由緒がある点前です。清める前に、古帛紗を敷きます。拝見に出された茶入は、最後まで古帛紗をはずしません。●長緒小習も16種類ありますから、全部習得するのも大変です。中仕舞をします。平建水では、このようになります。●流し点(一客一亭)干菓子みすず飴・くす玉親しい間柄のお客様を招いて、一椀を差しあげます。今年も師走を迎えました。最後の月は、辰年に別れを告げる...2024.12.07のお稽古(小習)
花照葉(山法師)・白侘助・昭和侘助菓子落葉(こなし)先週と同じものを用意されました。●部長の薄茶棚点前は、基本に忠実で見事なものです。平棗を使用しました。●薄茶棚点前茶碗・棗はもう少し右でしょうか?居前、道具の配置が良くできてます。ふんわりと美味しそうです。●流し点時間があったので、流し点をいたします。干菓子和三盆一客一亭とも言います。親しい友人と向き合って、会話を楽しみながら一服をさしあげます。蓋置の位置が間違っていました。水指の正面です。自服をします。(客)「どうぞお仕舞を」(主)「お白湯でもいかがでしょうか?」(客)「それではお白湯を頂戴いたします」一人きりのお客様をゆっくりもてなそうとの配慮ですね!拝見に出した棗も飾り残します。●薄茶運び点前●薄茶棚点前茶酌を清めます。扱う手が美しいです。サウスポ...大学のお稽古(2024.11.05)
花黄菊・野紺菊・照葉(沙羅)●薄茶棚点前棚寿棚棗竹蒔絵平棗水指雲錦絵菓子こなし(錦秋)平棗の扱いに挑戦します。●薄茶運び点前柄杓を持つ手に集中力がうかがえます。今日は、最後まで集中していました。●薄茶運び点前●薄茶運び点前一年生も熱心に取り組んでます。●薄茶運び点前替え茶碗でお仕舞します。拝見は省略します。●薄茶運び点前13時から18時の間に9人のお点前がギリギリ終わる事が出来ました。基本をしっかり身に付けて欲しいと、指導しています。ちゃんと応えてくれるのが嬉しいです。大学のお稽古(2024.11.28)
後座の花黄菊・野紺菊・照葉(沙羅)花入萩掛花入れ(陶兵衛)●口切りの茶事(中略)初入り床に掛軸と網に入った茶壷を飾ります。御茶入日記を回して、希望のお茶を決めてもらいます。いよいよ口切です。挽家の蓋・壺の蓋を開けて「いずれのお茶を差し上げましょうか」と正客にたずねる。詰め茶(薄茶)を上合に少し出して希望の袋を取り出す。濃茶の袋と詰めの茶を挽き屋に入れて、残った詰めの茶を壺に戻します。壺のふたに封をして印を押し、正客の前に拝見に出します。御茶入日記・茶上合を下げて拝見が終わるのを待ちます。定座に戻って、正客の問いに答えます。茶壷膳所焼(陽炎園)口覆い利休梅緞子●初炭手前初炭手前に続いて懐石ですが、省略して主菓子を出します。粟善哉に栗の甘露煮・ゆず柿・沢庵を添えて。中立をします。後座の床●濃茶付花月(写真省略...2024.11.23のお稽古(口切の茶事)
短い秋の後は、急に冬が訪れたような寒さです。この寒暖差は体調を崩しますね。大学に行って来ました。茶花は、いつまで待っても椿が開かず、ツワブキが続きます。●薄茶棚点前菓子薯蕷饅頭(松茸)居前、道具の配置は完璧です。美味しそうです。●薄茶運び点前蓋置は竹が決まりです。稽古を始めて一年です。堂々としてきました。努力の結果が見えます。●薄茶運び点前炉の点前は始まったばかりです。四月までに繰り返し身に付けていきます。盆略点前を卒業した一年生は、柄杓の扱いと襖の開け閉め、歩き方を割稽古します。来年から、指導を引き受けて下さる方が来て下さいましたので、割稽古に集中します。稽古は自分が点前をするだけではなく、他人の点前を見て覚えるのも稽古のうちです。他人が注意されているのは、自分事として聞いて欲しいと思います。大学のお稽古(2024.11.21)
花ツワブキ(斑入り)花入唐銅の鶴首(真)四ケ伝の稽古なので、三種の菓子を縁高に薯蕷饅頭「松茸」・浮島「山路」・水菓子(次郎柿)●大円の草(O)お休みが出たので、四か伝の稽古ですが行の稽古をしました。●台天目(I)●濃茶棚点前棚桑子卓建水進めて、居ずまい正して、1・2・3。内隅を狙って茶入の仕覆を脱がせます。拝見に出す時は、建水の前に蓋置を置き、その上に柄杓を引きます。合は伏せません。拝見に出した、棗・茶杓を取りに出る時、洗った平建水を持ち出して蓋置を納め、地板と中板の間に置きます。この時に手がかりを残しておきます。●薄茶棚点前替え茶碗付干菓子半蔀(はじとみ)・やま柿自服を勧めます。萩焼十四代坂倉新兵衛造少人数での稽古でしたので、細部の所作に直しを入れながら、ゆっくりとした稽古が出来ました。来週は、口切の茶...2024.11.16のお稽古(四ケ伝)
床「紅炉一點雪」花ツワブキ花入織部菓子亥の子餅(写真は自宅でのもの)大学のお稽古も炉を開きました。電気炉壇が経年劣化でニクロム線が切れていました。自宅から、使用していない電気炉を持っていき、交換しました。しっかりと湯が沸いて、湯気が美しく上がっている様は、炉開きの雰囲気を醸しています。●薄茶運び点前水指・茶碗・棗の中心を結んで、二等辺三角形になるように置きます。湯柄杓の合が一回り大きくなりますので、湯をこぼさずに茶椀に入れるのが難しいようです。茶碗を出す位置をしっかり覚えましょう。居前は内隅を狙って座ります。学園祭を終わって、皆さんの点てるお茶がとても上手になっています。大学のお稽古(2024.11.14)
床関南北東西活路通花つわぶき花入青磁魚耳付薄板矢筈板待合の短冊「開門落葉多」●初炭手前炭斗瓢(ふくべ)紙釜敷はわさを中にして懐中する湿し灰は「くの字」を始まりとする炉になると炭は大きくなります香合織部(おりべ)のハジキ香合●濃茶運び点前主菓子亥の子餅初心に帰って、運び点前です備前(いんべ)の茶入玄々斎(写し)の茶杓●薄茶運び点前干菓子柚子琥珀・花七宝やま柿水指御本茶碗萩(十四代坂倉新兵衛)棗唐物写独楽棗(宗廣)内隅狙いに座ります茶杓春慶塗炉開きのお約束:三部【おりべ・ふくべ・いんべ】炉開きでは、古来、「三部(さんべ)」を取り合わせるのが良いとされるというので、それに倣い、その三つをしつらえました。2024.11.09のお稽古(小習)
学園祭二日目を迎えました。昨日とは打って変わった晴天に恵まれ、二日目とあって動きもスムーズです。コロナの影響で5年間休部を余儀なくされた昨年の10月、新しいメンバーで活動を再開してから1年でこの日に漕ぎ着けました。学業の合間をぬって、稽古と後輩の指導に当たってきた三年生にとっては、感激もひと際だったようです。初期メンバーの三年生頑張って和装で臨みました。三月に卒業した先輩が陣中見舞いに駆けつけて下さいました。卒業後も茶道のお稽古に通っているそうで、嬉しい報告でした。亭主と半東でお礼のご挨拶です。学生のご家族が揃って来てくださいました。二日間を無事に終わる事が出来まして、ほっとしています。お客様ファーストで、臨機応変の対応を少しは理解できたかな?大学のお稽古(学園祭②)
学園祭の初日を迎えました。一般的なお茶会は、事前にお茶券を購入した人(特定の人)を対象にしています。呈茶席は、当日又は事前に茶券を購入した人(不特定の人)が対象ですので、臨機応変の対応が求められます。一日目は悪天候にかかわらず、用意したお茶券が完売になるという盛況のうちに終わりました。床、焼き物、名残りの茶席、菓子、香合の話を熱心に聞いていただいて嬉しかったです。ほとんどの方が初めての体験ということで、「美味しかった」「雰囲気が良かった」等、途中で退席する人もなく、喜んでいただけたようです。非日常の時間を少しでも味わっていただけたら幸いです。お菓子は金団「錦秋」と銘をつけました。菓子鉢からの取り回しは避けて、懐紙に一人分づつ乗せてお出しします。一年生のお点前に三年生の半東です。可愛いお客様も見えて、薄め・...大学のお稽古(学園祭①)
花吾亦紅・不如帰・小菊・竜胆・風船カズラ諸荘軸「茶の湯とはただ湯を沸かし茶を点てて飲むばかりなる事と知るべし」利休百首より香合法隆寺古材で「鈴虫香合」学園祭前の最後の稽古です。●薄茶棚点前●薄茶棚点前替え茶碗で仕舞付け替え茶碗を膝前に取り込み、「お替えでお仕舞いたします」棗夕顔蒔絵大棗茶杓玄性作「若駒」●薄茶棚点前●薄茶棚点前姿勢が良いです水を扱った後の「引き柄杓」●薄茶運び点前茶酌を清めます。理想的な所作です。稽古翌日の今日は、茶席、水屋、受付等の準備です。三年生を中心に、初めての茶会の準備が整いました。明日は、大勢のお客様が来て下さることを願います。大学のお稽古(2024.10.31)
花尾花・女郎花・不如帰・秋桜・縞葦風炉の稽古も最後となりました。花は残花で、あるものはこれで全てです。今日は三か月ぶりに花月の稽古です。間が空くとなかなかスムーズにはいきません。●平花月五行棚は水指を運びの扱いですが、花月は置き水指で行います。建水を運び出し仮座に着く。初花は点前座に進む。●濃茶付花月月が濃茶を練ります(五人分)初花は薄器を清めて(建水角に)薄茶を点てる。二の花は、点前座に着くと濃茶入れを棚に、建水角の薄器を濃茶入れの後に置き換える。三の花は、茶入れと仕覆を拝見に出す。薄茶三服です。菓子花七宝(式亭製)菓子半蔀(はじとみ、大阪屋製)来月は炉開き、茶家の正月といわれています。2日・3日は学園祭なので、自宅の炉開きは9日になります。2024.10.26のお稽古(花月)
菓子栗金団大学のお稽古も、学園祭を来週に控えて、本気モードになってきました。薄茶棚点前を、替え茶碗付でいたします。半東が付いて本番に近い形で行います。●薄茶棚点前この大きな泡が消えなかったと、悔しがっています。水屋で点て出しをする人も、このような薄茶を目指しています。拝見に出した棗・茶杓はこの場所でご覧になっていただきます。半東は替え茶碗を持って席入りします。客付きに回って「ようこそお越し下さいました。お早目ですが、お菓子をお召し上がりください。」と挨拶をします。盆略点前を先輩が指導して、一緒にお稽古いたします。お菓子は取り回しせず、一つづつ懐紙に乗せてお出しします。一畳に三人座ります。●盆略点前全員そろっての稽古は出来ないので心配ではありますが、前日の準備が整えばイメージがわくと思います。大学のお稽古(2024.10.24)
花尾花・萱・木槿・藤袴・秋桜花入れ桂籠菓子京のおまんじゅう(俵屋吉富製)・月よみ山路(松葉屋)・柿三種の菓子を縁高に用意します。●四ケ伝唐物(I)・盆点(O)・和巾点(K)●小習干菓子吹き寄せ菊絵茶碗高台が高く菊絵も施されています。●入子点新しい杉木地の曲げ建水が約束です。(写真は春慶塗)この点前は、運びをするのが困難な人や、道具の持ち出しに危なげな人などが、客に気遣いをさせないための点前です。稲穂に雀絵の茶碗仕舞付けは、茶碗の水を捨てた後茶巾で茶碗を清めて、茶巾を絞り替えて仕舞います。水指は置いたまま、建水を持って下がり、後方に置き挨拶をします。入子点では拝見を請いません。●大津袋包帛紗と同様で、棗を大津袋で包んで濃茶器として扱います・利休の妻、宗恩が、大津から京都に米などを運ぶ袋から考案されたといわれ...2024.10.19のお稽古(四ケ伝)
花尾花・白萩・木槿待合の短冊「天高気清」(てんたかくききよし)画賛松茸10月を迎えて、やっと朝晩は秋らしくなってきました。今月は「中置」ということで五行棚を準備しました。五行棚玄々斎好みの一重棚で、焼杉の木目洗い出し二枚板に竹三本柱の棚です。柱は一つ節を向こう柱とし、二つ節を客付きに、三つ節を勝手付きにします。土風炉が約束です。(写真は唐銅です)棚の中に、木(天・地板)火(風炉中の火)土(土風炉)金(釜)水(釜中の水)の五行を納めるところからの名称です。(もく・か・ど・こん・すい)●初炭手前中置では釜を左に引きますので、釜敷きは輪さを中にして懐中します。●濃茶点前長緒主菓子里の秋(柿)包帛紗棗を帛紗で包み、濃茶器として用いる場合の点前です。●続き薄茶濃茶を出した後、続いて薄茶を出す点前です。客所望で行いま...2024.10.12のお稽古(小習)
花白萩・木槿(帰り咲きなので小ぶりです)大学の稽古です袷の着物が丁度良い気温になりました。床利休百首「茶の湯とはただ湯を沸かし茶を点てて飲むばかりなる事と知るべし」妙喜庵和尚士延画賛・書菓子「里の秋」(柿)こだわりの薄茶です学園祭本番に向けて気合が入ります。棗山中塗「夕顔蒔絵大棗」薄茶の泡にこだわって茶筅を振ります。ちょっとしたコツを会得すると、盆点の新人でもこんなにきれいに点ちます。先輩の指導で半東の稽古も今日は学園祭に向けて、お茶の点て出しの稽古をします。お運びの人が動ける空間はとても狭いので難しいです。大学の稽古(2024.10.10)
流山茶道新和会のお茶会に行って来ました。お相手は大学のサークル代表です。●裏千家は立礼席短冊「?」大宗匠筆花水引(白)・ルリマツリ菓子練り切り「千代見草」(菊)名月堂製薄茶濤声の白(青松園)大宗匠お好み主茶碗萩九代新兵衛替茶碗薩摩焼秋草絵棗誰が袖蒔絵点茶盤●大日本茶道学会の席床「心随万境転」(心は万境に随って転ず)花矢筈薄・吾亦紅・桔梗・秋海棠・?菓子練り切り「こぼれ萩」名月堂製長板二つ置き唐銅朝鮮風炉に真形釜水指祥瑞永楽即全造薄器輪島塗秋草蒔絵中次主茶碗高麗焼粉引き(十字高台)替茶碗九代大樋長左衛門香合錫製菊蒔絵(江戸時代)香木佐曽良(沈香の一種)六国(伽羅・羅国・真南蛮・真那賀・守門陀羅・佐曽良)煙草盆輪島塗秋草蒔絵火入れ・安南、煙草入れ・唐人傘、灰吹き・吐月峰記憶をたどりながらやっと書き出しましたが...秋の茶会
今年最後の研究会に行って来ました。三軒茶屋の人見記念講堂が会場です。最近はちょっと遠いな、と感じるようになりました。バス・千代田線・半蔵門線と乗り継いで二時間かかります。課目は、五行棚で初炭手前・続き薄茶・更好棚で結び帛紗花月でした。10月は開炉の前の中置です。涼しくなってきたので、火を少しでもお客様に近づけた点前ですが、今年は相変わらず夏日が続いています。帰りに銀座線で上野に寄って買い物をしようと下車しました。人ごみの中ふと、あんみつ「みはし」の事をテレビで聞いたなと思い出し、行ってみることにしました。十代の頃、母に連れられて「お汁粉」をご馳走になった思い出の店です。リニューアルしてまだありました。二階席なんて無かったな、と思いながら入ってみたら、若い人がいっぱい。空腹でもあったので、「小倉あんみつ」と...研究会に行って来ました
床「掬水月在手」(水を掬すれば月手に在り)花芙蓉菓子金団(こぼれ萩)夏休みが終わり、授業が始まりました。季節の変わり目で、体調を崩す人が多いようです。それでも久しぶりに賑やかな稽古になりました。●薄茶棚点前学園祭にむけて、二服点とし、半東が付きます。お客様には、このような一椀を差し上げられるよう練習しましょう!半東が出来る人は三人しか居ません。随分上手になりました。●薄茶棚点前上級生は合格です。●薄茶運び点前始まったばかりの運び点前です。繰り返すことで身に着きます。建水は膝線から出ない位置に!顔を下げると、内職をしているようですね!割稽古の学生が居たため、先輩が指導します。様々な都合で稽古にあまり来られない部員さんが、どんなお茶を点てるのか心配です。大学の稽古(2024.09.26)
花芙蓉今日は花月の稽古日ですが、お休みが多く小習をいたします。菓子みやこ栗もち●長緒点前座に着くと、建水進めて居ずまい正し、呼吸を整えます。内海(だいかい)の扱いは平棗と同様です。練返しの湯を入れます。濃茶が練れました。拝見に出します。瀬戸の内海(だいかい)・不見斎の写しの茶杓・永観堂の仕覆●後炭手前炭斗に炭・火箸・羽根・組釜敷・鐶・香合を仕組んで持ち出す。釜を下ろす。初掃き後炭を入れます。月型に藤灰を入れる。●重茶碗二椀を添手で扱う。上の茶碗を茶入と置き合わせる。一椀目の濃茶です。服加減を聞いたら二椀目を練ります。拝見に出します。萩の茶入れ・不見斎(写し)の茶杓・伊予簾の仕覆拝見に出した後柄杓と蓋置を棚に飾って建水を持ち帰る。稽古終了後には芙蓉がしぼみ始めました。今日は、早めに稽古が終わりました。2024.09.21のお稽古(小習)
夏休み中の稽古も今日が最後。少人数でのゆっくりした稽古も来週からは望めません。菓子練きり「菊」●薄茶運び点前盆略点前を卒業して、初めての運び点前です。柄杓の扱いを習った後、運び点前に挑戦です。水指の前に茶碗と棗を置き合わせます。替え茶碗で仕舞付け。茶酌を持って建水を引きます。茶酌を持って帛紗を捌き、茶杓を清めます。●薄茶棚点前建水を持ち出します。鏡柄杓道具を扱う「とる手は軽く、置く手は重く」お茶を入れます。二服点てにしました。(学園祭をにらんで)拝見に出します。半東の稽古です。本格的な学園祭は、コロナ禍以後初めてですので呈茶席もどうなるか見当がつきません。●薄茶棚点前姿勢が良いです。美味しく頂きました。大学の稽古(2024.09.19)
花秋海棠茶花がいよいよ無くなってきました。相変わらずの猛暑で準備の段階で汗が落ちるというなか、今日は着物に着替えるのは止め、洋服の上に稽古着で失礼しました。お休みが多いので、四か伝の人は「大円の草」と「盆点」です。縁高に三種の菓子饅頭「朝汐」・棹物「観月の宴」・水菓子「豊水」小習●長緒先週に引き続き長緒の稽古です。初めての長緒ですので、扱いを丁寧に繰り返します。●重茶碗客の人数が多く、一椀では人数分の濃茶が練れないときに二椀の茶碗を用いて行う点前です。一椀目の茶を常の通り練って出し、服加減を聞いたら続けて二椀目の茶を練る。一椀目の茶碗で常の通り仕舞い付けます。二椀目の茶碗が戻ったところ。拝見に出します。茶入高取耳付茶杓不見斎(写し)仕覆二重蔓唐草牡丹金襴二人の弟子と私の三人のみの稽古は、細部まで見ることが...2024.09.14のお稽古(四ケ伝)
花白桔梗・藪蘭・秋海棠花入末広籠白桔梗が一輪だけ咲いてくれました。待合の短冊「清光」月と萩の画賛軸「一葉落知天下秋」(いちようおちててんかのあきをしる)足立泰道筆八月は夏休みをいただき、久しぶりの稽古です。外は相変わらずの猛暑ですが、茶室は一足早く秋の風情です。新しいお仲間を迎えて、ゆったりとしたお稽古です。席入り、初炭手前のあと小習のお稽古です。●薄茶運び点前水指萩茶碗菊絵棗秋草蒔絵干菓子吹き寄せ・広島レモンショコラマドレーヌ先月末に孫夫婦が顔を見せてくれました。その時のお土産です。こちら茶碗は稲穂に雀絵です。●長緒茶入瀬戸の内海(だいかい)茶杓九代不見斎作(写し)「白露」仕覆永観堂久しぶりの濃茶は格別でした。2024.09.07のお稽古(小習)
花金糸梅我が家の茶花がいよいよ無くなり、大学の構内に咲き残っていた花を頂きました。まだまだ猛暑が続く中・大学の稽古です。天候の不順のせいか、体調を崩す学生が続出しています。この先涼風が吹き始めると、さらに体調管理が難しくなりますから気を付けたいですね。菓子「鬼灯(ほおずき)」●薄茶運び点前配置が決まっています。茶酌を清める帛紗の形良いです。一生懸命右手で茶筅を振りました。柄杓の節より3センチの所で手を止めてこの動作になります。なので、親指と切り止めが離れすぎました。●薄茶棚点前柄杓の節のすぐ下を持てています。引き柄杓も合が釜の縁に平らに置かれていて良いです。このまま丸を作って下ろします。菓子チョコウエハース人数が少なかったので、二回目のお稽古用に用意しました。●薄茶棚点前柄杓の持ち方が良いです。合が垂直、...大学の稽古(2024.09.05)
花ヤブラン・秋海棠台風の影響で豪雨の予報が出ていましたが、大した雨に合わずに済みました。夏休みなので、10時~15時のけいこです。先週の菓子「夏菊」菓子「ずんだ餅」(中にずんだ餡が入っていました)●薄茶棚点前建水を運び出して座ったところ座ると同時に手は膝に置きます。お茶を点てる時に湯を入れた時は「切り柄杓」●茶箱「卯の花点」茶を出した後の点前座古帛紗を敷いて茶をだします。拝見に出した道具が戻ったところ。●薄茶運び点前湯を入れた後は「置き柄杓」水を入れた後は「引き柄杓」●薄茶運び点前「鏡柄杓」サウスポーですが右手で点てました。大学の稽古(2024.08.29)
花金糸梅・木槿熱風にさらされた花たちは、葉が焼け蕾はしぼみ咲くのを諦めたかのようにぐったりしています。東京でのゲリラ豪雨のニュースに恐怖を覚えて、着物は諦めて洋服で出かけましたが小雨程度で済みました。連日の「雨雲接近」のメールに身動きが出来ません。今日は休みが多かったので、ゆっくりと稽古が出来ました。●薄茶棚点前道具の位置、鏡柄杓とも言うことはありません。中仕舞をして、仕舞い水を入れ、柄杓を構えて釜の蓋を締めます。替え茶椀で仕舞います。拝見帛紗握りこんで棗の蓋を開けます。●薄茶運び点前水指・茶碗・棗を運び出しました。建水を持ちだし柄杓を蓋置に引いて、建水進めて居前を正して呼吸をととのえます。まだ始めたばかりで、順番を覚えるのが精一杯です。●薄茶運び点前こちらも始めたばかりですが、位置、所作が決まっています...2024.08.22(大学の稽古)
花木槿・秋海棠最後の木槿です。暑さで花ももちません今月は、自宅の稽古は夏休みを頂きましたが、大学はやすみません。月が変って軸は「掬水月有手」(水を掬すれば月手に有り)二か所に風炉と紅鉢を据えます。●風炉棚点前●盆略点前●風炉棚点前菓子「向日葵」●茶箱「卯の花点」建水は膝線まで進めます古帛紗先に広げてその上に茶碗をだします。拝見に出します●薄茶棚点前茶筅を出したら、茶碗を前に引いてから柄杓を構えます。建水の位置は理想的です。棗の位置は、茶杓を乗せてその先端が敷板にかからないほどの位置に置きます。●茶箱「卯の花点」正規の位置で再度挑戦します。拝見無しです。替え茶碗でもう一服入門・小習・茶箱の許状が届きました。(四人分)大学の稽古(2024.08.08)
花木槿・秋海棠今月最後の稽古日です。通常であれば七事式の稽古ですが、この猛暑続きですので8月の稽古を休むこととしたため、例年であれば8月に稽古していた茶箱をします。二か所に準備しました。Oさん色紙点・和敬点・月点前Kさん卯の花点・花点前・雪点前Yさん卯の花点(拝見無し)・卯の花点・和敬点写真が撮れませんでした😭見学のお客様(入門希望者)を迎えてバタバタしながらですが、ひと月かけて六種類の茶箱を稽古するところを一日で頑張りました。稽古終わりは道具を乾かすため、広げてもらいました。暑い中、有難うございました。八月はゆっくりオリンピックを楽しみましょう。(笑)2024.07.27のお稽古
花木槿・下野・縞葦猛暑のなか自宅での稽古です。●四ケ伝大円の草(行)・唐物・台天目三種の菓子「朝顔」・「夏の玉露地」・西瓜●後炭手前●葉蓋薄茶点前のみです。水指の蓋に葉っぱを使う点前です。干菓子「嵯峨野」冷房は効いているのですが、炭を使っているので窓は少し開けて酸素を入れます。なのでちょっと動くと汗が流れます。着物の襟は汗が滲んでしまいます。2024.07.20のお稽古
花木槿・金糸梅・下野菓子「朝顔」コロナで活動が休止に追い込まれてから5年以上。昨年の11月から再開したサークル活動ですが、代表の学生さんを先頭に熱心に活動を続けてきました。新学期以降毎月新入部員が増えて現在は13名です。学園祭での呈茶会を目標に、夏休み返上で稽古を励みます。若者の熱量に圧倒されている81歳の指導者です。●薄茶棚点前先輩たちはほぼ薄茶点前はマスターしました。後は、細部の所作に神経を集中することが大切になります。(右手がモミジ)●流し点後輩の指導をすすんで買って出てくれます。平棗の扱いを覚えました。流し点にも挑戦します。●薄茶棚点前棗を清める帛紗捌き。湯を汲みます。基本に忠実に出来ています。美味しいお茶を点てたいという思いが伝わってきます。●盆略点前割稽古が終わって初めての盆略点前です。建水は...大学の稽古(2024.07.18)
花木槿菓子葛桜●薄茶棚点前(洗い茶巾)お菓子を運びます平茶碗は上から押さえて茶を点てます。美味しそうに点てました。●薄茶運び点前ちょっと猫背になりがちです。満足のいく出来栄えでした。●薄茶棚点前膝前に茶碗を取り込みます。茶碗の取り置きは真横を持ちますが、隣に棗などがある場合は手前を取ります。手前・横・横と三手に扱います。会心の出来です。●薄茶運び点前サウスポーですが上手に柄杓を扱っています。●薄茶棚点前と盆略点前後半になると人数が増えます。二か所での稽古になりますので、先輩が指導してくれます。●盆略点前●割稽古帛紗をたたむ。帛紗を懐中する。帛紗を腰に付ける。この所作を繰り返します。新入部員が初めてお茶を点てました。12人(1人見学)のお稽古は何とか出来たでしょうか?電気の修理をしてくれていました。助かりま...大学の稽古(2024.07.11)
花宗旦木槿花入末広籠待合の短冊「枝上一蝉吟」(しじょうにいっせんぎんず)七月に入り酷暑のお点前の稽古です。●初炭手前名水点の支度をしました。風炉唐銅道安風炉釜富士釜水指木地釣瓶炭斗淡々斎好み蛍籠羽姉羽鶴香合団扇香合●名水点主菓子びわゼリー(鴨川市)お二人様の濃茶次客に回ってきました。一人分の濃茶は上手に練るのが難しいのですが二人分はきれいに練れてます。茶入萩茶杓竺宗(写し)仕覆伊予簾茶入備前緋襷茶杓竺宗(写し)銘解夏仕覆苺裂●洗い茶巾菓子落花生饅頭・諸越茶碗馬盥棗琉球塗(堆金ゆうな)茶杓琉球塗(堆金ハイビスカス)猫舌の者人とっては、平茶碗は丁度よい温度です。美味しくいただきました。猛暑の中ですが、切子の水指で涼を演出して、年に一度の酷暑の点前を全員で稽古です。それにしても暑い!2024.07.06のお稽古(小習)
花木槿(むくげ)二種花入弦付き籠花入れ学校に着いたらしおれていました。(残念)●洗い茶巾酷暑に涼を感じさせる点前です。薄茶に限ります。平茶碗に水を八分目ほど入れて、茶巾・茶筅・茶杓を仕込みます。扱いは、水を捨てるまで両手扱い(又は添え手)になります。勝手付けに仮置き。水指正面に薄器と置き合わせます。平茶碗は上から押さえるよにして茶を点てます。平茶碗は茶筅を強く振れないので、きれいに点てるのは難しいのですが、上手に点てられました。薄器(金輪寺)菓子牡丹季節的にはどうでしょうか?●薄茶棚点前初の棚点前に挑戦します。茶酌を清めます。左手の指が伸びていなくてちゃんと親指と人差し指で挟んでいます。頑張りましょう(笑)最後の水次皆さん懸命に茶筅を振ります。回数を重ねて、自分の理想を求めて下さい。電気の配線の不具合で、...大学のお稽古(2024.07.04)
花縞葦・金糸梅・雁皮床「行雲流水」菓子琵琶大学の近くの和菓子屋さんに、毎週お願いしています。●薄茶運び点前茶筅を出したところ「何にても置き付けかへる手離れは恋しき人にわかるヽと知れ」(利休百首より)「何にても道具扱ふたびごとに取る手は軽く置く手重かれ」(利休百首より)仕舞付け、水を釜に入れた後に釜の蓋を締めます。頑張りました。拝見に出した棗と茶杓が戻ったところ。●薄茶運び点前茶碗を引いてから釜の蓋を開けます。茶碗の位置は、膝と敷板との中間ですね。水を扱った後は、引き柄杓。柄杓の柄を下げてしまうと落ちてしまいます。家でもお母さんに点てているそうです。日常の中に抹茶があることが素敵です。スーパーフードですから皆さんが健康になることでしょう。拝見に出した道具が戻ってきました。棗はヘリから五目、茶杓は二目、間隔は...大学の稽古(2024.06.27)
●且座の式三客が花を入れます。花矢筈薄・ゼニ葵・コスモス・雁皮・半夏生床に水を入れた花入れを用意します。点前座富士釜・唐銅道安風炉・荒磯棚・祥瑞水指・尻張り棗(ハイビスカス蒔絵)・瀬戸の肩付き茶入次客が炭をつぎます(略炭所望)香は焚きません。良く湯のわくご名炭でした。正客が香を焚き、床に置きます。●貴人清次花月(写真を撮り忘れ)菓子清流(錦玉)・ふのやき・ゆきげ杏(写真を撮り忘れ)●投込み花月奈良絵茶碗初花が茶杓を取ると、正客は折据を回します。四客は札を取ったら、折据を点前座に持って行きます。花は茶を点てた茶椀を定位置に出して客付きに向き、札を取り握りこんで折据を下に置きます。一斉に札を見て「月」「花」と名乗ります。花は「松」と名乗ることは無く、札を折据に振り込み点前座に戻ります。帛紗を腰に付けて、仮座に...2024.06.22のお稽古(七事式)
花半夏生・雁皮・山紫陽花(はんげしょう・がんぴ・やまあじさい)菓子清流(錦玉)●薄茶運び点前●薄茶運び点前大学の稽古は、月に三回木曜日に行っていますが、それ以外の日も自主稽古をしているそうで、熱心に取り組む気持ちが伝わってきます。鏡柄杓の合がちゃんと垂直になっています。基本中の基本ですので見習ってください。●薄茶棚点前棗以外の薄器に挑戦します。仕舞い水を釜に入れますが、釜の口より合一つ分上から入れて良い音を聞かせます。流石のお点前です。●初めての薄茶運び点前盆略点前と清めの所作は同じですが、道具を置く位置が変わります。居前と位置をしっかり覚えましょう。置き柄杓・切り柄杓・引き柄杓・取り柄杓等、名称を覚えるのが大変です。●盆略点前新入部員の学生達も着実に前に進んでいます。●盆略点前傍らには先輩が見守っていま...大学の稽古(2024.06.20)
花半夏生・雁皮・沙羅花入青磁魚耳花入(真)薄板矢筈板(真)床「滝」橋本紹尚筆四か伝の稽古日ですが、真台子が出ていますので「真の行」「大円の真」「大円の草」をいたしました。9日(日)の研究会が大円の草でした。角先生のお話を参考にしながら、復習しました。菓子道明寺・麩饅頭・りんご真台子にて後炭手前天板の薄器は棗が相応しかった。台子の薄茶、濃茶点前のあと、台子を畳んで「大円の草」をいたします。待合、茶室の冷房をきかせていても、お点前さんは汗だくです。2024.06.15のお稽古(四カ伝)
花夏椿(沙羅)・河原撫子・大紫露草花入萩焼瓢掛花入今日は先週特別稽古で使用した台子を使って、小習のお稽古です。●台子初炭手前羽姉羽鶴香合筏に笹香合棗鵬雲斎好寿輪棗の写し(鵬雲斎が結婚した際の引き物として制作された)皆具萩焼●台子濃茶点前●続き薄茶干菓子姫ゆかり(坂角)・遊びかん(風流堂)・秋田諸越菓子器籐編み春慶塗丸盆茶入萩の肩衝茶杓六閑斎写し仕覆伊予簾薄器寿輪棗●台子薄茶点前薄茶では、柄杓を構えて釜の蓋を開け閉めできます。皆さんが帰った後には沙羅がひらきました。夜には落ちていました。庭には、毎日落ちる沙羅のはなが沢山で、拾うのが一仕事です。4日(火)に三井記念美術館に行って来ました。利休・織部・遠州にゆかりの茶道具や美術品が集められ、見ごたえのある内容でした。2024.06.08のお稽古(小習)
花九蓋草(くがいそう)・河原撫子・山紫陽花・大紫露草・白山女郎花蓋は、網傘を数える単位だそうで五枚の輪生葉が九重に生えているので、網傘を重ねた様に見えることからの名だそうです。大学のサークル活動です。菓子四葩(よひら)紫陽花の別名です。●薄茶棚点前茶杓を取って、「お菓子をどうぞ」拝見に出した後、棗を飾って茶杓を持って帰ります。●薄茶運び点前棗を清めて次に茶杓を清めます。湯を茶碗に入れる際に、柄杓の合が茶碗に入らないようにする。丁度良い高さから入れています●薄茶運び点前棗を清めます。柄杓の高さが理想的です。替え茶碗で点てます。●盆略点前今日は9名が参加予定でしたが、都合で3名が欠席です。空いた時間に2回目のお稽古が出来て、「ラッキー」だそうです。見学者が5名来てくれました。1、2年生大歓迎です。入部してくれ...大学のお稽古(2024.06.06)
今日は特別稽古です。社中の一人が、大円の真・真の行・正引次の許状が届きましたので利休像と三具足を飾ってお渡ししました。花縞葦・山紫陽花おめでとうございます。来年はいよいよ茶名の申請が出来ます。大学で出会ってから、就職後も自宅に通って下さり、熱心に精進を重ねた結果です。待合の短冊「山翠添新雨」(さんすいしんうをそう)花虎の尾・河原撫●席入りをします。●真の初炭手前真台子・眉風炉・唐銅の皆具・柄杓(差し通し)・鳥頭火箸茶入(利休丸壺)・仕覆(藤種緞子)・若狭盆・羽箒(両羽)・香合(堆朱)初炭手前の後、「真の行台子」「大円の真台子」です。七種の菓子を縁高に。指出の磯(虎屋)・ちとせ(森八)・舞の華(源吉兆庵)・キウイ・かつら川鮎(鼓月)・陸の宝珠(源吉兆)・ユズ饅頭(鼓月)左上から時計回りに真の点前は私自身も経...2024.06.01のお稽古(特別稽古)
花雪の下・河原撫子・未央柳・山紫陽花・下野自宅の稽古です。先月の花月は休みの人が居たので、軸荘付花月と結び帛紗花月を再度行います。●濃茶付花月菓子水饅頭(渦)水屋で花月札と菓子を取り回し、菓子を頂き役を決めます。月が濃茶を練ります。(五人分)五人分の濃茶を練ることは、この時しか練れませんので皆が経験できるようにしたいと思います。一の花が薄器を清めて薄茶を点てます。二の花は茶入れと薄器を入れ替えます。三の花は仕舞花になりますので、最後に拝見に出します。●軸荘付花月月に当たった人は軸を掛けます。客は順次軸を拝見します。薄茶三服点てます。●結び帛紗花月(付きもの花月では無い)亭主の帛紗を使用するので、客は帛紗を腰に付けない。後は平花月に準ずる。●軸荘の割り稽古花月終了後に軸荘の割稽古をする。巻緒、巻紙、風袋の扱...2024.05.25のお稽古(花月)
大分蒸し暑くなってきました。大学のサークル活動のお稽古です。花下野・オトギリソウ・姫ヒオウギ・大紫露草・小葉のズイナ菓子上用饅頭(織部饅頭)●薄茶運び点前毎週の稽古で少しずつ体が動きを覚え始めました。正しく「継続は力なり」です。膝に置いた手の位置、道具の位置等よく出来ました。「お菓子をどうぞ」今日は調子が悪いそうです。今日は浴衣に着替えておけいこです。気合が入っています。引き柄杓、ちゃんと親指の先が切り止めを通っています。納め方も完璧です。替え茶碗でお仕舞です。拝見に出す。客付きは貴人畳の角を狙います。居前に戻る時は、膝がしらを押さえる。風炉の居前にも慣れてきました。稽古を始めてまだ半年ですが、練習の成果が表れています。高校では表千家でしたが、下地があるのか裏千家の点前もすぐにマスターします。拝見もしてみ...大学のお稽古(2024.05.23)
花大紫露草・下野・河原撫子・白山女郎花・小葉のズイナ花入籠花入れ夏日になりそうな一日、自宅での稽古です。今日は四カ伝の後、後炭手前・小習と続きます。●四か伝唐物(K)和巾(I)茶通箱(o)●後炭手前手前座初掃き水次は右手で持ちだす。●薄茶棚点前干菓子海老煎餅・みすず飴菓子器桐木地六瓢透かし四方盆棚更好棚水指御本薄器甲赤棗(常叟好み)建水槍の鞘蓋置駅鈴茶碗紫陽花絵炉と風炉の違いを確認しながらの点前になります。全ての所作に理由があることを理解しましょう。なぜ?と考えることが大切です。お隣さんが明日の誕生日祝いにと、練りきりのお菓子と花束を届けてくれました。感謝です。折角届けて頂いたお菓子の写真を撮り忘れました。(´;ω;`)2024.05.18のお稽古(四カ伝)
雨は上がりましたが、湿った風が強い一日です。大学の茶道愛好会の稽古に行って来ました。頼まれていた稽古道具一式(六人分)が京都から届きました。茶花と大荷物を持って車で出かける。花大紫露草・雪の下・下野・白山女郎花・小葉のズイナ花入竹かご弦付き床「行雲流水」<雲も水も一か所に留まることなく、自在に場所や形を変え行く様子から、一所不在で諸国を行脚する禅の修行僧の在り方を言う。禅の修行僧を「雲水」と称するのはこれに由来する。無心で執着の無い無碍自在(むげじざい)な心境や生き方を言う。最も有名な禅語の一つであるとともに、茶人の目指す境地でもあり、茶席でも季節を問わず良く見かける。(茶席の禅語大辞典より)>コツを掴んだそうです(笑)●盆略点前やっと通しで稽古が出来ました。サウスポーですが頑張っています。稽古終わりにサ...大学の稽古(2021.05.16)
花小葉のズイナ・利休梅・大紫露草花入末広籠初風炉を迎えました。先週のGWは、炉の道具を仕舞い風炉の道具を出しました。風炉の胴炭が切れていたので慌てて注文するも、GW明けでなければ届かずギリギリ8日に届きました。9日は大学の稽古のため、昨日胴炭と丸ギッチョを洗って間に合わせることが出来ました。点検ミスです。床「日日是好日」(にちにちこれこうにち)●初炭手前眉風炉・腰霰筒釜(敬典作)・羽(島梟)道具を下ろす。釜を引いて炭をつぐ。香合を拝見に出し、釜を掛ける。寿朱香合●濃茶運び点前水指萩主菓子練り切り(杜若)湯を汲んで茶筅通し茶筅通しをして茶碗を清めたら茶巾は釜の蓋の上に移動します。茶を入れた後に水指の蓋を開ける為です。風炉では前水を入れて茶を練ります。●薄茶運び点前干菓子ちんすこう・二人静茶碗・薄器を置き合わ...2024.05..11のお稽古(小習)
五月、初風炉を迎えました。大学の稽古は、経験者が2名しか居ません。ほとんどが割稽古です。一人一人に丁寧に向き合えないのが悩みです。●風炉薄茶運び点前道具の位置と居前をしっかり覚えます。手首の力が抜けて茶筅が上手に振れるようになりました。柄杓の扱いが炉とは違い難しくなります。置き柄杓(湯を汲んだ時)切り柄杓(お茶を点てる時)取り柄杓(水を汲むとき)引き柄杓(水を汲んだ後)特に引き柄杓は繰り返しの練習で習得できます。菓子「かきつばた」唐ころも着つつなれにしつましあればはるばるきぬる旅をしぞ思う伊勢物語の東下りに出てくる和歌です。カ・キ・ツ・バ・タを読み込んでいます。こんなことも一緒に覚えて、道具組などに工夫をするのも楽しいです。●鏡柄杓基本の姿勢です。点前の順序は、入門から奥伝まで変わらず、道具を清めてお茶を...大学のお稽古(2024.05.09)
花紫蘭花入織部焼耳付●薄茶棚点前居前を正して呼吸を整えたら、茶碗・棗を膝前に取り込みます。棗から順に清めます。点前の順番は、完璧に覚えたようです。早いです。柏餅菓子柏餅、こしあんと粒あんを用意しました。●棚点前平棗にて平棗の扱いは、なかなか優雅です。今日は失敗だそうです。仕舞付け。置き合わせをしたら、終わり水(仕舞い水)を一杓釜に入れて湯返しをし、釜のふたをします。柄杓を蓋置に引いて、水指の蓋を閉める。「お棗・お茶杓の拝見を」客付き(外炉縁を中心に)に回って拝見に出す。竹蒔絵の平棗茶杓銘「清明」●薄茶運び点前居前・膝に置いた手もきれいです。棗・茶杓・茶筅・茶碗を清めて釜の蓋を開けます。先週よりきれいに点ちました。今日は拝見に出す稽古まで進みます。右手の人差し指を抜きましょう!引いた建水と割付けた茶碗の位置...大学のお稽古(2024.04.25)
花苧環花入美濃焼旅枕今日は花月の稽古の予定でしたがお休みの人がいて、小習に変更しようかと迷いました。しかし来月は初風炉なので、いきなり花月は出来ません。準備も花月の用意をしたので、三人で花月です。●軸荘付花月席入りし、迎えつけを受けたら客は帛紗を腰に付けます。亭主は折据を正客の前に持ちだしてから亭主の座に着きます。月は軸を掛けます。拝見・巻き上げの後踏み込み畳に軸とセンスを置き、自席に戻ります。亭主が軸を持って下がる時に、客は四後半に進みます。薄茶三服の平花月となります。初花薄器は竹製の瓢です。二引きに清めますので、蓋は膝の正面に置きます。仕舞花が点てたお茶を月の四客は、茶碗と折据を一緒に引きます。折据を送ってからお茶を頂きます。●濃茶付花月月が濃茶花が薄茶全員で濃茶を頂き、薄茶三服の平花月です。一の花は...2024.04.20のお稽古(花月)
花苧環(おだまき)花入織部の耳付菓子金団「岩根つつじ」棚寿棚安定の点前です。しっかり外隅ねらいの居前で、拝見まで。水次が終わってから持ち帰り、茶道口に座って戸を閉めます。戸が閉まってから拝見をするのですが、お稽古では早めに拝見をします。(時間短縮のため)滑らかな口当たりの美味しい金団でした。運び点前を始めたばかりですので、しっかりと座る位置・道具を置く位置・所作を身に付けます。湯をこぼさずに茶碗や釜に入れるのは、なかなかうまくいきません。肘を上手に使います。茶筅を強く持ちすぎるので、手首が振れません。力を抜きましょう。棚点前に進んだばかりです。茶筅を上げる高さは、風炉点前になるとはっきりしますので、来月からの稽古で伝えましょう。上手に点ちました。家でも練習しているそうです。会得しましたね!新入部員は、礼の...大学のお稽古(2024.04.18)
花射干(しゃが)・春壽菊花入瀬戸の鶴首今日の課目は四カ伝なので、三種の菓子を縁高に。外郎「宴」・花見団子・苺●四カ伝盆点(I)・和巾点(O)・茶通箱(K)●後炭手前(写真は撮れませんでした)●小習干菓子伊勢えびせん・みすず飴●茶筅荘●流し点(一客一亭)●薄茶運び点前●濃茶棚点前気温がどんどん上昇し、「暑い」と言いつつ小習を終えました。2024.04.13のお稽古(四カ伝)
花射干(しゃが)・春壽菊(しゅんじゅぎく)台風並みの春雷に見舞われた二日後、うららかな春の日差しが戻ってきました。大学の八重桜が満開となっていました。新学期が始まって、新入部員が入ったそうで楽しみに参りました。●稽古を始めて五か月で、棚点前に挑戦です。熱心さにこちらも力が入ります。茶杓、柄杓の持ち方も美しいです。主菓子「宴」外郎の生地であんを包んで、瓢箪の形に桜がひとひら付いてます。大分上手に点てられるようになりました。●運び点前盆略点前を卒業して、初めて柄杓を扱います。鏡柄杓は基本ですのでしっかり身に付けてもらいます。茶筅がうまく振れずに苦労しています。干菓子「月兎」新入部員を迎えて、流し点です。初級の許状をお持ちの部長さんには応用点前をしてもらいます。美味しそうです。新入部員さんは、お茶とお菓子を美味...大学のお稽古(2024.04.11)
用意した花材から、こちらを入れてくれました。花雪柳・玉の浦椿花入備前焼筒(般若心経の彫りがあります)待合の短冊「軽燕受風斜」(けいえんかぜをうけてななめなり)稽古終了後に残った花材を入れました。諸葛草・金魚葉椿・玉之浦椿諸葛草・黒椿・大紫露草月が変わって、四月は透き木釜のおけいこです。気温が高くなってきたので、火を塞ぐ釜を出しました。●初炭手前炭斗の位置、鐶・香合の位置がずれていますね羽野雁香合染付隅田川(型物香合番付西の前頭)桜紋透き木釜●茶入荘主菓子菜の花金団茶入に由緒がある点前です。拝見が終わって戻ってきました。茶入に敷いた古帛紗は離しません。●続き薄茶濃茶の後に後炭を省略して、続けて薄茶を差し上げる点前です。干菓子つじりの月・桜ふわふわ拝見が終わって戻ったところ。茶入瀬戸の肩付き茶杓仙叟(写し)・...2024.04.06のお稽古
花貝母・寒芍薬(クリスマスローズ)花入青磁耳付(真)薄板矢筈板生憎の雨の中、皆さんようこそ。花月の稽古です。炭手前が無いので、床は諸飾りになります。香合染付隅田川●茶通箱付花月菓子そば餅(福井市)点前座薄器(桜樺細工中次)●貴人清次濃茶付花月菓子桜ごのみ(熱海のお土産)点前座●四畳半花月菓子桜ふわふわ(福井市)点前座棚の左にあるのは、替え茶巾です。複雑な付きもの花月。頭の体操になりました。2024.03.23のお稽古(花月)
花貝母ユリ・卜伴椿(月光)午前中の大きな地震に驚く間もなく、台風並みの強風の中大学に向かう。昨日は卒業式で、校内は静まり返っている。●今日が最後の稽古となる四年生。薄茶の運び点前、棚点前(拝見付)と進んできました。誰よりも熱心に稽古を繰り返し、五か月でこのお点前です。卒業後も続けて欲しいと願っています。最後に「楽しかったです」と言ってくれました。「お菓子をどうぞ」●薄茶運び点前茶筅通し上手に茶筅を抜いています。膝に置いた手にも神経が行き届いています。●棚点前棚点前の拝見無しにも挑戦します。●四年生最後のお点前(男子です)なかなかお稽古に参加出来なかったのですが、お茶が大好きです。最後に来てくれて有難う。部長さん、安定のお点前です。新学期に向けて、新入部員の勧誘を頑張ってくれるそうです。学園祭参加を目標に、...大学のお稽古(2024.03.21)
自宅での稽古です。花山茱萸・玉之浦椿花入瀬戸の鶴首今日は四カ伝の後に後炭手前(写真忘れました)です。桜の練きり(春霞)・栗蒸羊羹・リンゴ●台天目(I)●盆点(O)●和巾点(K)後炭手前の後は小習です。●貴人清次薄茶点前貴人様の菓子のし梅・抹茶八つ橋お次の菓子お次の茶碗は、建水と共に持ち出し勝手付きに仮置きます。他に●入子点(O)●濃茶棚点前●薄茶棚点前替え茶碗付をいたしました。朝から暖かかったのですが、昼過ぎには汗ばむほどの暖かさです。先週の貝母ユリが開いたので、玉の浦椿を足しました。短くても可愛いものです。2024.03.16のお稽古(四カ伝)
大学のお稽古です。菓子は「桜」ですが、良い銘を考えましょう。初桜・春霞・花曇り・花暦など翌日に卒業式を控えて、忙しい中を稽古に来てくれました。安定のお点前です。一心に、美味しいお茶を差し上げようという思いが伝わります。美味しそうです。盆略点前。間違えると、悔しがります。大丈夫、繰り返しで身体で覚えましょう。大分良い感じになってきました。四年生。明日は卒業式です。いよいよ、来週が最後です。きれいに点てられました。会議が終わって二度目のお点前。替え茶碗つきです。建水を持つ手は、肘を伸ばします。美味しそうです。お替えも。この後、自服でもいただきました。人数が少ないので、二回点前が出来ます。恵まれています。大学のお稽古(2024.03.14)
花貝母ユリ・玉之浦椿花入備前耳付待合の短冊「桃花千歳春」(とうかせんざいのはる)弥生の設えは、釣釜です。初炭手前釜雲龍釜香合染付の隅田川通常鐶を掛けるタイミングで、鎖を三つ上げます(小上げ)釜を引いた後、初掃きの前に鎖を五つ上げます(大上げ)。常の通り炭をつぎ、後掃きの後に大下げをします。釜を掛けて、鐶を外すタイミングで小下げをして後退し「ア掃き」をします。釜の蓋を切って下がります。主菓子「菜の花金団」小習の「長緒」茶入・茶筅を流す位置湯柄杓の正しい持ち方。貴人清次で、拝見に出す時の仮置いた道具。拝見に出す位置薄茶の菓子「万葉」(熱海のお土産で浮島)点前後の飾り付け雪月花棗(土居義峰作)茶杓桜材(角館にて購入)棗の中のお茶は、右上四分の一が削れているのが理想です。(この写真では、左下になります)入子点です...2024.03.09のお稽古(小習)
花貝母ユリ・玉之浦椿・寒芍薬(クリスマスローズ)春休み中の大学は静かです。卒業生は式も終わっています。今月の稽古は、あと二回ですが最後まで頑張ります。吸収しようという意欲が、強く伝わってきますので、こちらも力が入ります。在校生も、自分用の稽古道具を揃えて、段々上達する楽しさが出てきたようです。菓子菜の花金団盆略点前の帛紗捌き茶杓を清める。櫂先がどうしても上がってしまいます。「お菓子をどうぞ」しっとりとして美味しい金団でした。大分きれいに点てられるようになりました。お仕舞になります。棗を半月に扱う。なかなか人差し指がうまく伸びません。炉の点前に移ったばかりです。今日は、先輩が着物を持て来て着せてくれました。お陰で良い体験が出来ました。先輩に感謝です。まったくの初心者でしたが、五か月目とは思えない上達振りです...大学のお稽古(2024.03.07)
花桃・白卜伴日光(ジッコウ)・胡蝶侘助菓子春野薄茶運び点前見事な薄茶が点ちました。盆略点前をマンツウマンで棗の甲拭き、大きく清めます。茶杓を清める。櫂先が上がらないように気を付けます。まだまだ始めたばかりで、すぐに足が痺れてしまいます。着付け教室に通い始めたSさんは、着物に着替えてお稽古です。洋服とは勝手が違うことを実感しています。取り柄杓の扱いです。お菓子の盛り付けも上手になりました。鏡柄杓帛紗捌きひな祭りに因んだお菓子をと思い、あられを買ったつもりが中身はあられ煎餅でした。春休みも頑張る学生たちから、元気をもらって帰ります。大学のお稽古(2024.02.29)
三連休の中日、今日だけは晴れるとか。風は冷たく気温も上がらないようです。七事式の三友の式・濃茶付花月・四畳半花月をいたしました。三友の式正客より順次花を入れる「花寄」から進めます。正客は真の花入れに差します。白梅・月光青磁耳付次客は行の花入れに昭和侘助高取耳付き三客は草の花入れに昭和侘助瀬戸の鶴首四客は釣り花入れに曙椿瀬戸の舟形釣り花入れ亭主は掛花入れに順に差して、水を注ぎます。白梅・笛吹水仙萩の掛花入れ聞香が終わりました。花寄せ、聞香の後は菓子付き花月で薄茶四服です。亭主が水を注いで終わります。三友の式が終わった後の床です。続いて濃茶付花月、四畳半花月をいたしました。(写真省略)菓子かりんとう饅頭(四万温泉)・蒸羊羹(柳屋)。落雁(積善館)七事式の稽古は、変化に富み遊び心があって楽しめます。少ない花、花...2024.02.24のお稽古(七事式)
「弄花香満衣」(ろうかこうまんい)花を摘んで楽しむと香りが衣にしみついていつまでも良い香りがする。の意「月光」「トクサ(木賊、砥草)」寒い雨が降る中、大学のお稽古です。学生が「ブログ用の写真を撮ります。」と言って送られた写真は50枚ありました。一部を紹介します。菓子「鶯餅」炉の点前に移ったばかりです。座る位置、道具の位置をしっかり身に付けます。柄杓の構え、合は畳に垂直に切り止めは膝から握りこぶし一つ分。帛紗捌き鏡柄杓柄杓の持ち方は難しいですが、基本ですので人差し指以外は伸びないように気を付けましょう。四年生の男子も茶道が大好きです。「外隅はここ」と、名称を覚えるだけでも大変です。。高校で経験のある学生は、棚点前で拝見付です。替え茶碗による二服点てにも挑戦します。茶碗から合一つ分の高さからお湯を入れると良い...大学のお稽古(2024.02.22)
今日は成田山新勝寺の茶会に行ってまいりました。淡交会千葉県支部の初茶会です。事前に願意と氏名を知らせておき、護摩供養をしていただきます。大本堂重要文化財三重塔濃茶席薄茶席お茶を頂いた後は、本堂で護摩供養をしていただきました。続いて坊入りです。坊にて精進料理をいただきます。手前に有るのは大きな牛蒡の、輪切りを甘煮にしたものです。こんな大きな牛蒡は初めてです。9時に受付をして、濃茶席から坊入りまで、案内に従って移動して来ました。坊の内部。帰りに出世稲荷に参って本堂を見下ろしました。階段がしんどい。帰りは参道でショッピング。鉄砲漬け・奈良漬け・栗蒸羊羹・桜煎餅を購入し、大荷物を持って帰路につきました。成田山新勝寺の茶会に行って来ました
14日(水)・15日(木)と一泊二日で四万温泉に行って来ました。二男夫婦がすべて計画を立てて、私たち夫婦に負担なく、ゆっくり温泉を楽しめるようセットしてくれました。元禄七年創業の積善館本館月曜日に降った雪が少し残っていましたが、当日は春の陽気です。本館の廊下本館の玄関の向こうに元禄の湯があります。足湯に入っている人がいます。部屋にある温泉「山荘」にある特別室は、ベッドが二つとベランダ付、半露天風呂が付いた五人部屋でした。ストマを装着している私の夫に配慮した選択でした。実の娘も及ばない二男の伴侶の気遣いです。感謝しかありません。食事会場「佳松亭」にある食事会場は、庭園に囲まれた落ちついた雰囲気の場所です。日本酒「四万の雫」で懐石料理をいただきます。二本目「紅の橋」前菜椀物蟹真薯お造り和牛のステーキは最高でし...温泉に行って来ました
12日(月)に研究会に参加するため、三軒茶屋まで行って来ました。コロナの扱いが五類になったことで、会場は満員でした。課題は、茶通箱・絞り茶巾・三友の式です。講師は、業躰部より藤谷宗等先生です。基本的な所作についての注意を細かくご指導くださいました。お辞儀が深すぎる亭主は客より早く頭をあげない点前中の会話には手をつかない拝見で四つ出しにするのは小間のみ道具を清める時は大きく、茶杓は端を持って長く筒茶碗は取り置きの時、無理に横を持たなくて良い日頃の稽古で先生に言われているようなことが、長い間に自己流になってしまいます。お客様を意識しながらのお点前が大事。基本中の基本を再確認出来た研究会でした。軸・花も訪ねてくれたらもっと良かったかも!研究会に行って来ました。
花白玉椿四か伝の菓子金団「咲分け」・道明寺・苺(千葉県産やよいひめ)四カ伝の後、逆勝手の後炭手前をします。唐物(I)・台天目(O)・盆点(K)逆勝手の後炭手前は本勝手とは逆に炭を組みます。羽、蓋初掃き・中掃き・後掃きは、羽を左手で取って右手に渡して常の通り掃く。左手は軽く付きます。炭がはいりました。本勝手の濃茶棚点前です。茶入を清めています。内隅狙いの居前も決まっています。茶入瀬戸の肩付き茶杓淡々斎(写し、かい先が特徴的です。)仕覆望月間道翌朝の白玉椿17日(土)は成田山新勝寺の茶会です。皆さん揃って参加するというので、とても楽しみです。雨、降らないで!2024.02.10のお稽古(四カ伝)
月曜日に降った雪もすっかり解けて、晴天が戻ってきました。今日は、試験明けの大学に行って来ました。すでに春休みに入ったそうです。4月の初めの新学期まで休みだそう、コロナ前の先輩たちは、夏休み・冬休み・春休みはサークル活動も休みでした。新しくスタートした学生は、休み中も稽古がしたいと言って来ました。嬉しいかぎりです。4年生も卒業式まで参加します。花蝋梅・昭和侘助炉の運び点前試験で一週間空いてしまいましたが2度目とは思えない点前です。入部したばかりの学生の割稽古と平行して進めます。盆略点前を卒業して、初めて湯柄杓を扱って点前に挑む2年生も経験者の点前に熱い視線をおくります。主菓子は練りきりの鶯でした。「初音」「鶯宿梅」「春告鳥」「鶯笛」などの銘が相応しいでしょう。月曜日の雪景色昭和侘助が寒そうにしています。翌日...大学のお稽古(2024.02.08)
立春を明日に控え今日は節分です。外は冷たい風が吹いていますが、茶席は春の装いになりました。短冊「和雪香」画梅の絵軸「一花開天下春」(いっかひらきててんかはるなり)花蝋梅・曙椿花入萩掛花入(陶兵衛造)今日は、頭の体操で逆勝手のけいこです。初炭手前は初級の方なので、本勝手でいたし、その後は濃茶・薄茶共に逆勝手をいたします。逆勝手濃茶点前の点前座主菓子練り切り「鬼」菓子器縁高縁高の扱いがしっかり身についてきました。繰り返しのお稽古の賜物です。外隅狙いに座ります。茶入・薄器ともに蓋は、茶碗と膝の間に置きます。干菓子蕎麦板・くす玉「一茶の宿」(流山市の藤屋製)薄茶の点前座(運び)薄茶棚点前思わず爆笑する場面もあり、良い刺激になりました。2024.02.03のお稽古(小習)
花白玉椿・曙椿・蠟梅花入青磁砧四カ伝更好棚にて茶通箱(I)唐物(O)台天目(K)四カ伝の菓子(三種用意するのが決まりです)練り切り(紅梅)・二色団子・苺四カ伝の稽古の後は、長板総飾りの後炭手前です。薄茶干支茶碗に一位の一刀彫の茶杓皆具萩城山釜(金子信彦造)織部の辰絵茶碗に師の自作茶杓玄々斎好みの曙棗薄茶見事に点てられています。薄茶点前です。奈良絵の茶碗(昭山造)薄茶、いただきました。美味しかったです。干菓子蕎麦板・くす玉・生外郎(写真を撮り忘れました)長板の稽古も今日が最後です。来月は極寒の点前を準備します。一か月毎に趣向を変える準備をしようと思っていると、あっという間に一年が過ぎてしまいますね・2024.01.27のお稽古(四カ伝)
日曜日、五年ぶりに淡交会の地区初茶会に行って来ました。午後の部でしたので、祝膳席から入ります。辻留の点心美味しくいただきました。椀物鶉入り粟麩饅頭・うぐいす菜・短冊人参・へぎ柚子立礼席の干菓子昇竜・千代結(鶴屋八幡製)立礼席は御園棚による点前です。写真は撮影が憚れましたのでありませんが、新年にふさわしい逸品揃いの道具組でした。青年部席先輩達の創作による棚・釜等を使って斬新な席を演出する青年部席は毎年楽しみです。開運堂の真味糖ですが、生でした。初めての食感。その後、濃茶席、薄茶席と入り学校茶道の香煎席にも入ってすべての席を堪能しました。濃茶席・薄茶席共初めて出会えた数々の逸品に、感動と勉強をさせていただきました。幹事の皆様のご苦労に感謝です。初茶会で全席を網羅したのは初めてでした。至福の時を過ごした一日でし...関東第一地区の初茶会
花白玉・蝋梅花入唐銅鶴首炭手前を省略しましたので、香合を床に。糸巻香合萩城山釜(金子信彦造)菓子練り切り「老松」長板総飾りの点前座。萩城山釜の皆具(金子信彦造)濃茶を練った茶筅は、引き抜いた後にすぐに茶筅を立てると垂れないで置くことが出来ます。服加減を聞いて、中仕舞をしたところ。飾り火箸は風炉先と敷板の中間に置きましょう。茶入と茶筅は長板の中央です。干菓子塩ちんすこう・和三盆(紅白梅)薄茶辰年干支茶碗(美濃焼藤山釜)棗玄々斎好み曙棗茶杓一位の一刀彫長板総飾りの点前を薄茶、濃茶をその違いを確認しつつ稽古します。午前中は晴れの良い天気でしたが、午後から曇り出したので、大急ぎで帰っていただきました。直後に雨に、夕方には雪が降りだし、急激に冷えてきました。翌日(日曜日)の昼頃、中三の孫が発熱したと連絡がありました...2024.01.13のお稽古(小習)
床軸「紅炉i一点の雪」花昭和侘助花入織部耳付今年初めてのお稽古ですので、花びら餅を用意しました。炉の平点前三か月で盆略点前を卒業しました。お祖母様の形見のお着物だそうです。居前もきまっています。薄茶も上手に点てることが出来ました。盆略点前の点前座盆略点前がスムーズに出来るようになりました。足の運びも迷いが無くなりました。。熱心な稽古が実りつつあります。しかし、この後テストがあるためしばらくお休みになります。準備から後片付けまでの流れも身についてきて、当初は何も分からなかった部員たちも学園祭での呈茶を目標に頑張っています。大学のお稽古(2024.01.11)
明けましておめでとうございます。元旦早々、北陸地方の大災害のニュースでびっくりしました。翌日には羽田空港の大事故です。大変な年明けになってしまいました。今日は初稽古です。例年ですと、懐石料理を作って茶事の準備をして、正午の茶事を稽古します。しかし、今年はお弁当を購入して、お雑煮とお造りを用意をして省エネの稽古茶事です。軸「歩歩是道場」(ほほこれどうじょう)鵬雲斎玄室大宗匠の筆昨年百歳になって尚お元気な大宗匠にあやかって、今年も常に勉強という軸の言葉を実践したいと思います。待合の短冊「千年の翠」画若松床花西王母(せいおうぼ)椿中国神話に出てくる仙女の名。花入魚耳青磁(真)長板総飾りの点前座皆具金襴手初炭手前の後、食事と菓子をいただき中立となる。菓子花びら餅中入り後、重ね茶碗にて濃茶を師が練って全員でいただき...2024.01.06のお稽古(初稽古)
急に寒くなりました。風も強く、気温の急変に体調も狂いがちです。今年最後の大学の稽古です。年内の稽古はすべて終了になります。菓子茶通(お菓子屋さんは正月の製品づくりで生菓子は無いそう)炉平点前置き合わせは、水指・茶碗・棗の中心を結んで二等辺三角形になるように置きます。きれいに点てることが出来ました。自分でも満足だったようです。拝見の稽古に入りました。棗を出す位置は、炉縁と畳のヘリから薄器の蓋の分を離します。茶杓は、棗の蓋の分を離して中心を揃えて客から見てカタカナの「ト」の字になるように置きます。拝見物を返す時は、亭主が外炉縁いっぱいに座りますので、亭主の中心になるように返します。亭主から見て「ト」の字になるように。盆略点前の先週と今週のお茶です。家で練習をしたそう。大きな泡が減っています。努力は嘘をつきませ...大学の稽古(2023.12.21)
花山茱萸・白侘助花入唐銅鶴首今年も最後の稽古になりました。あっという間の一年でした。今日は初炭手前の後、四カ伝です。茶通箱(O)和巾点(I)唐物(K)初炭手前今年の干支である「卯」に感謝を込めて卯の香合・蓋置・主菓子を用意しました。三種の菓子雪兎・小倉山・富有柿入子点で点てた薄茶。美味しそうです。何とか元気に、今年も終わる事ができそうです。これもひとえに、お稽古に通って来て下さる皆さんのお陰です。本当に感謝します。2023.1216のお稽古(四カ伝)
花イロハ紅葉・寒菊・白侘助花入織部耳付き盆略点前熱心に稽古に臨んでいる成果がでています。高校時代で茶の湯の経験が有りますが、炉での点前は初めてです。基礎が出来ているので、呑み込みは早いです。こんなにきれいに点てました。クリーミーで甘くて、とても美味しかったです。まだ数回しか点てたことが無い学生のお茶です。大分違います。難しいですね。点てた回数が物を言います。盆略点前を終わり、初めて柄杓を扱いました。柄杓の扱いだけでも難しいようです。卒業までの時間は後わずかです。茶道の奥深さを感じてもらえたら、嬉しいのだけど。大学のお稽古(2023.12.14)
花イロハモミジ・白侘助今日は四カ伝のお稽古日ですが、お休みの人が多く、小習になりました。主菓子金団「初霜」濃茶棚点前内隅狙い茶入萩の肩付き茶杓又妙斎写し銘「和敬」仕覆江戸和久田金襴薄器老松茶器(一燈好み)蓋置臼型月に兎水指御本二本足の棚は片口水次で大津袋棗の縁を半月に清めて、懐紙で指を拭きます。拝見に出す時は、棗を濃茶器として使用しているので、甲拭きの後帛紗を下に置いて蓋を開け、帛紗を取って棗の縁を清めます。拝見に出す。干菓子煎餅・有平糖入子点老松茶器は平棗扱いで取り、左、右と「りの字」に清める。続き薄茶の菓子白兎白あんを外郎生地で包んだ可愛らしくて美味しいお菓子でした。続き薄茶拝見が終わり、返したところ。ゆく年を惜しんで、ウサギのものを積極的に集めてみました。余談ですが、我が家で植えた覚えのない花が毎年...2023.12.09のお稽古(小習)
少し動くと汗ばむような陽気です。大学のお稽古に行って来ました。お菓子は「薯蕷饅頭」です。柚子の香りが清々しいお菓子でした。盆略点前です。炉のお稽古の学生も居ますので、炉をふさがずに盆略点前をしました。着物が大好きな四年生。地味好きです。(笑)二年生は炉の平点前・盆略点前(二名)です。付きっ切りのの稽古で写真は撮れませんでした。最後に四年生の男子が盆略点前をいたしました。お客様も交代で勤めながら見学です。客振りも難しいです。他人のお点前を見るのも、大事なお稽古です。大学のお稽古2023.12.07
待合の短冊「山雲海月情」(さんうんかいげつのじょう)画炉辺軸「日日是好日」(にちにちこれこうにち)柳生紹尚筆花赤七五三紅葉・イソギク花入青磁魚耳花入(真)薄板矢筈板もう師走です。あっという間に今年も終わりの月となりました。一年を振り返りつつのお稽古になります。初炭手前羽野雁香合雪兎主菓子山茶花(茶の湯の菓子には相応しくないそうです。)濃茶点前で拝見に出す位置は、外炉縁を中央に。茶入荘の点前座茶入荘の道具の配置。茶入に由緒があるので古帛紗を敷きますが、扱いは片手で扱います。干菓子柚子琥珀・諸越菓子器朱塗り八角盆薯蕷饅頭入子点薄器一燈好「老松茶器」美味しそうに点ちました。寒山拾得の茶碗で。茶巾は茶碗を拭いて、絞り替えてから仕舞います。総飾りとして、水次は省略します。帛紗は、水指が塗蓋の時は蓋の上に飾り残し、共...202.12.02のお稽古(小習)
大学の稽古が始まって三回目の稽古です。準備も手際よく進められるようになりました。花イソギク花入織部焼耳付き盆略点前の点前座着物が大好きな四年生。誰よりも早く来て、準備をしてくれます。回を重ねることに自分のものにしていきます。卒業までのわずかな時間ですが、楽しそうな姿に初心を思い起してくれます。今日は、着物を素敵に着こなして登校したそうです。男子学生の初めての盆略点前です。上手にお茶を点てることができました。ガッツポーズも出て、楽しい雰囲気になります。若い人たちの呑み込みの早さには驚かされます。大学のお稽古2023.11.30
花山茱萸・白侘助・野紺菊花入萩焼掛花入(陶兵衛)茶カブキ之式と壺荘付花月の稽古です。初めに、壺の飾り紐の結び方を練習します。一年に一度の稽古ですので、忘れています。茶カブキ之式掛帛紗はわさを手前にして掛ける。亭主は掛帛紗を畳んだら、茶カブキ盆の向こうの棗を二、三度置き換える。竹田の棗を水指正面に。大折据三枚の上に名乗紙を乗せて正客の前に運び出し、点前道具を運びます。執筆は茶道口に控えて、総礼と同時に一礼して文台を持ち出します。試茶二服の後、本茶の希望があります。執筆は、記録を書き始めます。「茶カフキ之記」と書きます。本茶三服目(白湯)を飲み、茶碗が帰ると仕舞になります。茶名・詰・仕舞の挨拶はありません。盆を回し始めた頃、記録の準備をします。菓子「山路」菓子鉢萩(金子信彦)壺荘付花月八畳で壺の拝見をします。...2023.11.18のお稽古(七事式)
12年ほど前に、特別講師として茶の湯の体験学習を依頼されたのをきっかけに、熱心な学生さんと出会いました。大学の授業以外に、4人の学生さんの為に初歩の茶の湯を教えることになりました。三年の活動で、サークルとして認められ、学園祭に呈茶席を持って三年の実績を積んできました。やっと活動が軌道に乗ってきた矢先の「コロナ」による活動休止です。学校は休校となり、部員との連絡も途絶えていたのですが、4年半ぶりに顧問の先生から再開の打診があり、引き受けることになりました。当時の学生は全員卒業していて、何もかも以前のまま放置されていて、新たなスタートとなります。昨日2回目の稽古に行って来ました。準備のしかたから一つずつ指導してまいります。床「紅炉一点雪」盆略点前四年生なので、卒業までの短い時間しか有りませんが、熱心に取り組ん...大学のサークル活動が再開した
11月14日(火)昔の仲間たちと日帰りバス旅行に行ってきた。山梨の昇仙峡ー昼食はほうとうーワイナリー見学ー勝沼ハーブ園と巡る旅です。雲一つない秋晴れに恵まれて、ちょっと雪をまとった富士山は、相変わらず美しい。写真は昇仙峡の頂上から撮影したもの。そこには5分の上り坂で、息を切らしている80歳が居た。山梨と言えばほうとう鍋でしょう。観光バス会社が選んだ昼食処は「小作」ワイナリーでは、製造工程を見学してワインを試飲する。何度目かの事なので、サラリとやり過ごして売店で目的のワインを購入する。重くなるので二本だけハーブ園の温室に有った「胡蝶蘭」100本植わっているそう。見事でした。声の大きな、やたらと元気の良いお兄さんがハーブ園を案内してくれたが、化粧品を買わせるのが目的で、時間の無駄使いだった。ウイークデイなのに...日帰りバス旅行
一気に冬が到来しました。常であれば、皆さんが見えてから下火をおこすのですが、急に寒くなったので早めに釜を掛けて待ちました。四か伝ですので、三種の菓子を縁高に用意します。菓子薯蕷饅頭(松茸)・亥の子餅・次郎柿四か伝五角盆にて盆点(I)・和巾点(O)ここで、たっぷりと入れた炭が燃え尽きそうになり、後炭手前をしてもらいます。茶通箱(K)大津袋の点前座濃茶器に棗を使用しているので、棚上の薄器には棗以外のものを乗せます。干菓子麩焼き煎餅(式亭)・州浜の吹き寄せ(京都伊藤軒)菓子器梅花盆(吹き寄せにふさわしい干菓子器を選んで欲しいものです。)水屋で道具を選ぶ時は、自身が亭主になったつもりで組み合わせを考えて、おもてなしをするように常に言っているのですが、不十分な道具では無理ですかね。特に季節が合わないのは要注意です。...2023.11.11のお稽古(四カ伝)
待合の短冊「開門落葉多」(かいもんらくようおおし)風炉から炉へ、諸道具の入れ替えを済ませて、炉開きを迎えました。軸「関南北東西活路通」福代洋道筆花芒・藤袴・ツワブキ花入唐銅鶴首(真)薄板矢筈板(真)初炭手前釜万代屋釜炭斗瓢羽野雁香合織部焼ハジキ初炭の後、恒例の「粟善哉」を用意しました。自家製浅漬けと次郎柿を添えて。濃茶運び点前茶入備前緋襷(伊部)の肩付き茶杓玄々斎(写し)銘「和敬」仕覆苺裂緞子開炉の道具組では、三部(瓢・織部・伊部)を取り合わせることが多いようですが、決まりでは無いようです。薄茶の干菓子吹き寄せ菓子器箕焚火絵干し柿練り切り(米屋製)薄茶運び点前の点前座水指瀬戸の一重口茶碗喜寿祝茶碗茶杓春慶塗り茶杓薄器住吉蒔絵の面根来中次薄茶棚点前(替え茶碗付)炉に切り替わったばかりなので、濃茶・薄茶共に平...2023.11.04のお稽古(小習)炉開
花紫式部・コスモス・風船カズラ・藤袴・ナナカマドついに自宅の花は何も無くなり、ご近所の駐車場に咲く花をいただいてきました。茶花に使うと言ったら、こっちに藤袴もあるわよ、とたくさん切らせて下さいました。先月に続き、茶カブキ之式をいたします。点前・執筆・正客・詰めの役を交代します。皆が経験できるように来月もいたします。名乗り紙の作り方、記録紙の書き方、大折据の扱い方等も経験しないといけません。結び帛紗付花月の点前座富士釜・唐銅道安風炉。宗旦好み丸卓・萩の水指。茶碗(稲穂に雀)・苫屋棗平花月は基本なので、行います。続いて、結び帛紗付花月です。亭主が結び帛紗を用意しますので、客は帛紗を腰に付けません。19日(木)には研究会に行って来ました。講師は泉本宗悠先生です。課目は、炉の初炭手前と包帛紗・壺荘付花月でした。瓢...2023.10.21のお稽古
花萱木槿秋海棠いよいよ我が家の花は無くなってきました。四か伝の稽古台天目(I)盆点(O)和巾点(K)縁高に三種の菓子饅頭(塩瀬)・栗金団(叶匠寿庵)・刀根柿四か伝の後、大板で後炭手前の稽古です。釜を下ろす。風炉先を外した位置まで釜をひきます。香合は蓋置を置く位置かも?しらべます。ありゃりゃ、羽は火箸の左側ですね。水を注ぎます。釜を清めて蒸気を立てます。大板の濃茶点前席入り前の点前座拝見に出します。その後に、柄杓を大板の左に縦に置き、蓋置を柄杓の右手前に置きます。薄茶の干菓子は、花七宝・豆板でした。2023.10.14のお稽古(四カ伝)
待合の短冊天高気清(てんたかくききよし)花白水引・白萩・秋海棠・木槿・桔梗花入宗全籠七事式の茶カブキ之式鎌倉・室町時代に流行した「闘茶」が源となり、茶人としての味覚修練のために、七次式の一つとして定められました。偈頌「千古千今裁断舌頭始可知真味」(いにしえにいまにぜっとうをせつだんしてはじめてしんみをしるべし」三種の濃茶を飲み比べ、茶師を当ます。亭主・客四人・執筆の六人で行います。試み茶二服を喫み、味を記憶して、「伏茶」を加えた本茶三服の中から二服を喫み、茶師を当てます。三服目はお湯を所望することも可能です。大折据三枚の上に名乗紙を四人分準備します。点前の試み茶を下ろして、奥の本茶を入れ替えして客に分からないようにします。棗の中のお茶は、きっちり同量を計って入れておきます。亭主は、濃茶四服と白湯を勧めます...2023.10.07のお稽古(七事式)
花木槿・矢筈薄・唐糸草花入備前焼筒花入(般若心経の彫り)今日は花月の稽古の予定でしたが、欠席の人が出ましたので急遽来月の稽古である中置で小習に変更となりました。秋風を感じるようになると、風炉・釜を客に近づけて畳の中央に据える点前です。今日は大板の中置です。初炭手前では、風炉の正面に羽と香合を飾っておきます。(写真を撮り忘れました)炭が入った後は、濃茶と薄茶点前です。お彼岸なのでお萩をを用意しました。貴人点濃茶点前です。仕覆は建水の前に左手で置きます。建水は膝線まで進めましょう。茶入れ、茶杓は仕覆に乗せて拝見に出します。薄茶は帛紗に乗せて。拝見物を返す時は常の通りです。干菓子ふのやき(末富)・琥珀物語(仙台市九重本舗)生どら焼き(山形県桑名園)薄茶点前の点前座。替え茶碗でニ服点ててもらいました。薄茶では、拝...2023.09.23のお稽古(小習)
9月9日は重陽の節句、菊の節句とも言います。四か伝の稽古は唐物(I)・台天目(O)・盆点(K)です。花木槿・秋海棠花入竹花秋海棠花入萩(陶兵衛)菓子練り切り(秋の声)・水羊羹・リンゴを縁高に。後炭手前の後、小習をします。茶筅荘の点前座茶碗、茶入れ、茶杓以外の道具(水指・蓋置・建水等)に由緒があるような場合は薄茶点前になります。棗夕顔蒔絵大棗貴人清次濃茶点前拝見物を出す。長緒・入子点をしました。猛暑の間は、着物を着るだけで汗だくになってしまうので、稽古着で済ましていましたが、楽をしてばかりいるとつい流されてしまいそうで、ちょっと涼しくなったので、着物に着替えて皆さんを迎えます。2023.09.09のお稽古(四か伝)
床「一葉落知天下秋」(いちようおちててんかのあきをしる)足立泰道老師筆花木賊・木槿・秋海棠花芙蓉初炭手前羽(は)釻(かん)箸(ばし)香合(こうごう)釜の蓋(かまのふた)……歌にして手順を覚えます。風炉(唐銅面取)、釜(富士釜)、炭斗(淡々斎好写清風籠)、羽(縞梟)香合蛤香合芒に月主菓子着(被)綿(きせわた)重陽の節句(9月9日)に、菊の花に綿を被せて露や香りを写し取り、その綿で身を拭うと長寿を保つという中国の故事に因んだ銘の菓子です。長緒の点前座棚宗旦好写丸卓水指御本薄器鵬雲斎好写菊桐棗茶入瀬戸の内海(だいかい)仕覆永観堂内海(だいかい)の茶入れは、平棗の扱いと同様です。内海の胴拭き回し出し干菓子薄氷(浴衣)五郎丸製・琥珀(ラムネ・ユズ)鶴屋光信製貴人清次薄茶点前(自作の稽古着で)初挑戦です。麩饅頭流し点...2023.09.02のお稽古(小習)
花尾花・竜胆・キバナコスモス・木槿・エノコログサ花入末広籠今日は茶箱の最後です。(I)花・色紙(O)和敬・月(K)雪・花・色紙(Y)月・花振り出し(織部)菓子青エンドウ・鳴門金時振り出し(志野焼)菓子金平糖振り出し(瓢箪)菓子濡れ甘納豆振り出し(四季花七宝)菓子ヨーグルトレーズン月点前で拝見に出して、建水を引いたところ。月点前で拝見物が戻り、茶筅、茶巾を仕舞い、茶杓を仕覆に納めたところ。順次仕舞っていきます。花点前で、箱の蓋の上に仮置きした古帛紗を使って茶を出したところ。雪点前で、拝見物を取り込んだところ。最後に茶箱付き花月をしました。卯の花点前で花月をします。帛紗はつけません。札は、敷板の右下角に置きます。拝見はありません。熱中症警戒アラートが出ている中、通って下さり感謝です。2023.08.19のお稽古(茶箱)
花縞葦・宗旦木槿・松本仙翁・桔梗・下野今日も茶箱の稽古を二か所でします。六種類の点前を必ず稽古します。一年に一回の稽古ですが、違いを整理できると理解しやすいと思います。色紙点前点前座。色紙を散らしたように並べます。拝見に出したところ。拝見に出した後の点前座。Iさん月・和敬・雪Hさん色紙・花Yさん雪・色紙茶箱のお茶は薄茶なので、最後に濃茶を四人分練ってみます。日頃は、一人分の濃茶しか練らないので、四・五人分の濃茶はなかなか上手に練れません。濃茶を照り良く、滑らかに、冷めることなく練るのは難しそうです。今日は稽古の後、夕方に来る孫夫婦と近くに住む孫を迎えます。夏休みに実家に帰った帰りに、寄ってくれると言う。夕食を済ませて、抹茶のリクエスト。日本酒が飲めるようになったと聞いて、夫は大喜びして酒をすすめる。帰りに...2023.08.12のお稽古(茶箱)
待合短冊清風竹の絵花秋海棠・唐糸草今日も、外は沸騰しています。冷房をしっかり利かせて準備しますが、出てくる言葉は「暑い」の一言。今月は、夏休みも無く、茶箱の稽古です。卯の花点前茶箱桑木地棗独楽塗(茶筅筒共)練り切り朝顔織部の振り出し(茶巾筒共)古帛紗は、離さずに引いてきて古帛紗ごと手に取り茶碗のみ回して頂く。和敬点前月点前茶箱点前は六種類卯の花。和敬・色紙・雪・月・花点前があります。二か所に準備しましたので、やはり暑いです。2023.08.05のお稽古(茶箱)
花矢筈薄・宗旦木槿・秋海棠・唐糸草・下野花入宗全籠茶通箱付花月・貴人清次花月・菓子付花月をします。先月と同じ課目ですが、確認のために再度の稽古です。茶通箱付花月菓子抹茶うば玉(京都井津美屋)菓子器義山木の葉貴人清次花月菓子白桃半月(鎌倉五郎丸)菓子器竹細工菓子付花月菓子二人静(両口屋是清)菓子器梅花盆菓子付きは、茶巾で折据を回して折据を留め置くと同時に「月・花」と名乗り、月は菓子を頂き、亭主は茶を出して「松」と言います。昼食後に「陸の宝珠」(源吉兆庵)を焼き締めの菓子器で。熱中症警報が出されている中、良く通って来て下さいます。感謝です。2023.07.29のお稽古(花月)
花矢筈薄・雁皮・河原撫子・木槿・唐糸草後炭手前の後、全員が名水点の稽古をする。この時期しか出来ない葉蓋の稽古も全員で。梶の葉が無いので、秋海棠の葉で代用します。合わせて洗い茶巾の稽古も。琉球塗の平棗と茶杓楽の馬盥茶碗酷暑の点前は年に一回なので、忘れてしまいます。何年も繰り返すことで身に付きます。2023.07.22のお稽古
7月12日から15日まで、九州に住む妹の元に「博多祇園山笠」の見物に夫婦で行って来ました。中州は祭り一色になるという姪の前説があったが、正しくその通りでした。「博多座」近くのホテルが取れたので、そこを拠点に4日間を過ごすことが出来たのは、ラッキーでした。1日から準備をして、12日は「追い山ならし」文字通り15日の「追い山笠」のリハーサルです。ホテルに荷物を預けて、中州川端通からコースの下見にでかける。川端通に飾られた飾り山笠です。電気が普及する以前は、15・6mの飾り山笠を曳いていたそうで、現在は「引き山笠」と分けたということです。櫛田神社13日は、朝から柳川の川下りと鰻のセイロ蒸を賞味する。帰って来てから「集団山見せ」この日に限り、地名士が台上がりを務める。八台の山笠が勢揃いして、人形師などの紹介がある...2023.07.15のお稽古はお休みしました。
花矢筈薄・半夏生・木槿・桔梗・雁皮花入宗全籠初炭手前(K)風炉眉風炉釜筒釜(敬典)炭斗蛍籠羽姉羽鶴香合琉球塗、ハイビスカス蒔絵菓子京のおまんじゅう「八重」(俵屋吉富)練り切り「七夕」(松江市三栄堂)水蜜桃茶通箱(I)唐物(O)台天目(K)四か伝の後、小習です。夏の点前が稽古出来るのは、今月だけです。名水点熊野(ゆや)の清水千葉県長生郡長南町の湧水で、日本の名水百選に選ばれているようです。総礼の後、名水の所望をします。亭主は、道具を清めて茶巾を釣瓶の蓋の左に乗せて、蓋を開け水を差し上げます。(茶巾摺を消してって、無いんですね?)打ち物・糖玉京里の味「志ば味噌」(俵屋吉富)干琥珀「氷室の露」(俵屋吉富)菓子器ヘギ目八角(これは炉用ですね)木地釣瓶の水指で洗い茶巾の点前(I)拝見を請われて、柄杓・蓋置を飾ります...2023.07.08のお稽古(四か伝)
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花照葉(南天)・白侘助・昭和侘助花入織部耳付菓子山茶花●薄茶棚点前点前所作が大分身に付いてきました。安定のお点前です。先週お休みしたら忘れたって!お正月休みが心配だ!初めての棚点前、拝見付にも挑戦します。●流し点初挑戦してみました。時間があったので、流し点を早回しで今年最後の稽古が終了しました。良いお正月をお迎え下さい。大学のお稽古(2024.12.19)
花白玉椿花入青磁魚耳付花入菓子栗大福(たねや製)・栗蒸羊羹(米屋)・富有柿四カ伝なので、三種の菓子を縁高に●和巾点茶碗大樋茶名高砂(芳翠園詰)●茶通箱(写真省略)(K)●茶碗荘(茶碗に由緒がある点前です)茶碗の取り置きには手を添えます古帛紗を広げて、膝前で茶碗を回して出します●茶通箱(O)●貴人点薄茶点前菓子みすず飴・柚子しぐれ半東は柄杓を引いたころ合いで席入りし控えます。茶筅を入れてから茶碗を引きます。半東が貴人に茶を取り次ぎます。●茶筅荘(薄茶)四ケ伝の後は小習です。外は冷たい風が吹いていますが、稽古場は暖かくほっこりしています。2024.12.14のお稽古(四カ伝)
花白玉椿(やっと椿が使えます)●薄茶棚点前建水進めて1・2・3呼吸を整えて茶碗、棗を正面に棗、茶杓を清めます●薄茶棚点前(一年生)熱心に稽古をした成果が見えます。嬉しいですね~●薄茶運び点前(二年生替え茶碗付)●薄茶運び点前(一年生)「お菓子をどうぞ」体中に力が入ってぎこちなかった所作も、少しずつ自信が出てきたようです。ちょっとした成長も嬉しい大学のお稽古です。大学のお稽古(2024.12.12)
花白玉椿床「吾唯知足」(われただたるをしる)紫野寛州(長谷川寛州)筆待合の短冊「山雲海月情」(さんうんかいげつのじょう)漢詩の一節、前段に語り尽す……とある●後炭手前炭をつぎ終わった後、水を入れます。濡れ茶巾で、釜の蓋、胴を清めます。釜から立ち上る湯気が空気を清めるそうです。主菓子「木枯らし」「一葉」「山路」「落葉」等、思い思いの銘をつけます。●茶入荘茶入に由緒がある点前です。清める前に、古帛紗を敷きます。拝見に出された茶入は、最後まで古帛紗をはずしません。●長緒小習も16種類ありますから、全部習得するのも大変です。中仕舞をします。平建水では、このようになります。●流し点(一客一亭)干菓子みすず飴・くす玉親しい間柄のお客様を招いて、一椀を差しあげます。今年も師走を迎えました。最後の月は、辰年に別れを告げる...2024.12.07のお稽古(小習)
花照葉(山法師)・白侘助・昭和侘助菓子落葉(こなし)先週と同じものを用意されました。●部長の薄茶棚点前は、基本に忠実で見事なものです。平棗を使用しました。●薄茶棚点前茶碗・棗はもう少し右でしょうか?居前、道具の配置が良くできてます。ふんわりと美味しそうです。●流し点時間があったので、流し点をいたします。干菓子和三盆一客一亭とも言います。親しい友人と向き合って、会話を楽しみながら一服をさしあげます。蓋置の位置が間違っていました。水指の正面です。自服をします。(客)「どうぞお仕舞を」(主)「お白湯でもいかがでしょうか?」(客)「それではお白湯を頂戴いたします」一人きりのお客様をゆっくりもてなそうとの配慮ですね!拝見に出した棗も飾り残します。●薄茶運び点前●薄茶棚点前茶酌を清めます。扱う手が美しいです。サウスポ...大学のお稽古(2024.11.05)
花黄菊・野紺菊・照葉(沙羅)●薄茶棚点前棚寿棚棗竹蒔絵平棗水指雲錦絵菓子こなし(錦秋)平棗の扱いに挑戦します。●薄茶運び点前柄杓を持つ手に集中力がうかがえます。今日は、最後まで集中していました。●薄茶運び点前●薄茶運び点前一年生も熱心に取り組んでます。●薄茶運び点前替え茶碗でお仕舞します。拝見は省略します。●薄茶運び点前13時から18時の間に9人のお点前がギリギリ終わる事が出来ました。基本をしっかり身に付けて欲しいと、指導しています。ちゃんと応えてくれるのが嬉しいです。大学のお稽古(2024.11.28)
後座の花黄菊・野紺菊・照葉(沙羅)花入萩掛花入れ(陶兵衛)●口切りの茶事(中略)初入り床に掛軸と網に入った茶壷を飾ります。御茶入日記を回して、希望のお茶を決めてもらいます。いよいよ口切です。挽家の蓋・壺の蓋を開けて「いずれのお茶を差し上げましょうか」と正客にたずねる。詰め茶(薄茶)を上合に少し出して希望の袋を取り出す。濃茶の袋と詰めの茶を挽き屋に入れて、残った詰めの茶を壺に戻します。壺のふたに封をして印を押し、正客の前に拝見に出します。御茶入日記・茶上合を下げて拝見が終わるのを待ちます。定座に戻って、正客の問いに答えます。茶壷膳所焼(陽炎園)口覆い利休梅緞子●初炭手前初炭手前に続いて懐石ですが、省略して主菓子を出します。粟善哉に栗の甘露煮・ゆず柿・沢庵を添えて。中立をします。後座の床●濃茶付花月(写真省略...2024.11.23のお稽古(口切の茶事)
短い秋の後は、急に冬が訪れたような寒さです。この寒暖差は体調を崩しますね。大学に行って来ました。茶花は、いつまで待っても椿が開かず、ツワブキが続きます。●薄茶棚点前菓子薯蕷饅頭(松茸)居前、道具の配置は完璧です。美味しそうです。●薄茶運び点前蓋置は竹が決まりです。稽古を始めて一年です。堂々としてきました。努力の結果が見えます。●薄茶運び点前炉の点前は始まったばかりです。四月までに繰り返し身に付けていきます。盆略点前を卒業した一年生は、柄杓の扱いと襖の開け閉め、歩き方を割稽古します。来年から、指導を引き受けて下さる方が来て下さいましたので、割稽古に集中します。稽古は自分が点前をするだけではなく、他人の点前を見て覚えるのも稽古のうちです。他人が注意されているのは、自分事として聞いて欲しいと思います。大学のお稽古(2024.11.21)
花ツワブキ(斑入り)花入唐銅の鶴首(真)四ケ伝の稽古なので、三種の菓子を縁高に薯蕷饅頭「松茸」・浮島「山路」・水菓子(次郎柿)●大円の草(O)お休みが出たので、四か伝の稽古ですが行の稽古をしました。●台天目(I)●濃茶棚点前棚桑子卓建水進めて、居ずまい正して、1・2・3。内隅を狙って茶入の仕覆を脱がせます。拝見に出す時は、建水の前に蓋置を置き、その上に柄杓を引きます。合は伏せません。拝見に出した、棗・茶杓を取りに出る時、洗った平建水を持ち出して蓋置を納め、地板と中板の間に置きます。この時に手がかりを残しておきます。●薄茶棚点前替え茶碗付干菓子半蔀(はじとみ)・やま柿自服を勧めます。萩焼十四代坂倉新兵衛造少人数での稽古でしたので、細部の所作に直しを入れながら、ゆっくりとした稽古が出来ました。来週は、口切の茶...2024.11.16のお稽古(四ケ伝)
床「紅炉一點雪」花ツワブキ花入織部菓子亥の子餅(写真は自宅でのもの)大学のお稽古も炉を開きました。電気炉壇が経年劣化でニクロム線が切れていました。自宅から、使用していない電気炉を持っていき、交換しました。しっかりと湯が沸いて、湯気が美しく上がっている様は、炉開きの雰囲気を醸しています。●薄茶運び点前水指・茶碗・棗の中心を結んで、二等辺三角形になるように置きます。湯柄杓の合が一回り大きくなりますので、湯をこぼさずに茶椀に入れるのが難しいようです。茶碗を出す位置をしっかり覚えましょう。居前は内隅を狙って座ります。学園祭を終わって、皆さんの点てるお茶がとても上手になっています。大学のお稽古(2024.11.14)
床関南北東西活路通花つわぶき花入青磁魚耳付薄板矢筈板待合の短冊「開門落葉多」●初炭手前炭斗瓢(ふくべ)紙釜敷はわさを中にして懐中する湿し灰は「くの字」を始まりとする炉になると炭は大きくなります香合織部(おりべ)のハジキ香合●濃茶運び点前主菓子亥の子餅初心に帰って、運び点前です備前(いんべ)の茶入玄々斎(写し)の茶杓●薄茶運び点前干菓子柚子琥珀・花七宝やま柿水指御本茶碗萩(十四代坂倉新兵衛)棗唐物写独楽棗(宗廣)内隅狙いに座ります茶杓春慶塗炉開きのお約束:三部【おりべ・ふくべ・いんべ】炉開きでは、古来、「三部(さんべ)」を取り合わせるのが良いとされるというので、それに倣い、その三つをしつらえました。2024.11.09のお稽古(小習)
学園祭二日目を迎えました。昨日とは打って変わった晴天に恵まれ、二日目とあって動きもスムーズです。コロナの影響で5年間休部を余儀なくされた昨年の10月、新しいメンバーで活動を再開してから1年でこの日に漕ぎ着けました。学業の合間をぬって、稽古と後輩の指導に当たってきた三年生にとっては、感激もひと際だったようです。初期メンバーの三年生頑張って和装で臨みました。三月に卒業した先輩が陣中見舞いに駆けつけて下さいました。卒業後も茶道のお稽古に通っているそうで、嬉しい報告でした。亭主と半東でお礼のご挨拶です。学生のご家族が揃って来てくださいました。二日間を無事に終わる事が出来まして、ほっとしています。お客様ファーストで、臨機応変の対応を少しは理解できたかな?大学のお稽古(学園祭②)
学園祭の初日を迎えました。一般的なお茶会は、事前にお茶券を購入した人(特定の人)を対象にしています。呈茶席は、当日又は事前に茶券を購入した人(不特定の人)が対象ですので、臨機応変の対応が求められます。一日目は悪天候にかかわらず、用意したお茶券が完売になるという盛況のうちに終わりました。床、焼き物、名残りの茶席、菓子、香合の話を熱心に聞いていただいて嬉しかったです。ほとんどの方が初めての体験ということで、「美味しかった」「雰囲気が良かった」等、途中で退席する人もなく、喜んでいただけたようです。非日常の時間を少しでも味わっていただけたら幸いです。お菓子は金団「錦秋」と銘をつけました。菓子鉢からの取り回しは避けて、懐紙に一人分づつ乗せてお出しします。一年生のお点前に三年生の半東です。可愛いお客様も見えて、薄め・...大学のお稽古(学園祭①)
花吾亦紅・不如帰・小菊・竜胆・風船カズラ諸荘軸「茶の湯とはただ湯を沸かし茶を点てて飲むばかりなる事と知るべし」利休百首より香合法隆寺古材で「鈴虫香合」学園祭前の最後の稽古です。●薄茶棚点前●薄茶棚点前替え茶碗で仕舞付け替え茶碗を膝前に取り込み、「お替えでお仕舞いたします」棗夕顔蒔絵大棗茶杓玄性作「若駒」●薄茶棚点前●薄茶棚点前姿勢が良いです水を扱った後の「引き柄杓」●薄茶運び点前茶酌を清めます。理想的な所作です。稽古翌日の今日は、茶席、水屋、受付等の準備です。三年生を中心に、初めての茶会の準備が整いました。明日は、大勢のお客様が来て下さることを願います。大学のお稽古(2024.10.31)
花尾花・女郎花・不如帰・秋桜・縞葦風炉の稽古も最後となりました。花は残花で、あるものはこれで全てです。今日は三か月ぶりに花月の稽古です。間が空くとなかなかスムーズにはいきません。●平花月五行棚は水指を運びの扱いですが、花月は置き水指で行います。建水を運び出し仮座に着く。初花は点前座に進む。●濃茶付花月月が濃茶を練ります(五人分)初花は薄器を清めて(建水角に)薄茶を点てる。二の花は、点前座に着くと濃茶入れを棚に、建水角の薄器を濃茶入れの後に置き換える。三の花は、茶入れと仕覆を拝見に出す。薄茶三服です。菓子花七宝(式亭製)菓子半蔀(はじとみ、大阪屋製)来月は炉開き、茶家の正月といわれています。2日・3日は学園祭なので、自宅の炉開きは9日になります。2024.10.26のお稽古(花月)
菓子栗金団大学のお稽古も、学園祭を来週に控えて、本気モードになってきました。薄茶棚点前を、替え茶碗付でいたします。半東が付いて本番に近い形で行います。●薄茶棚点前この大きな泡が消えなかったと、悔しがっています。水屋で点て出しをする人も、このような薄茶を目指しています。拝見に出した棗・茶杓はこの場所でご覧になっていただきます。半東は替え茶碗を持って席入りします。客付きに回って「ようこそお越し下さいました。お早目ですが、お菓子をお召し上がりください。」と挨拶をします。盆略点前を先輩が指導して、一緒にお稽古いたします。お菓子は取り回しせず、一つづつ懐紙に乗せてお出しします。一畳に三人座ります。●盆略点前全員そろっての稽古は出来ないので心配ではありますが、前日の準備が整えばイメージがわくと思います。大学のお稽古(2024.10.24)
花尾花・萱・木槿・藤袴・秋桜花入れ桂籠菓子京のおまんじゅう(俵屋吉富製)・月よみ山路(松葉屋)・柿三種の菓子を縁高に用意します。●四ケ伝唐物(I)・盆点(O)・和巾点(K)●小習干菓子吹き寄せ菊絵茶碗高台が高く菊絵も施されています。●入子点新しい杉木地の曲げ建水が約束です。(写真は春慶塗)この点前は、運びをするのが困難な人や、道具の持ち出しに危なげな人などが、客に気遣いをさせないための点前です。稲穂に雀絵の茶碗仕舞付けは、茶碗の水を捨てた後茶巾で茶碗を清めて、茶巾を絞り替えて仕舞います。水指は置いたまま、建水を持って下がり、後方に置き挨拶をします。入子点では拝見を請いません。●大津袋包帛紗と同様で、棗を大津袋で包んで濃茶器として扱います・利休の妻、宗恩が、大津から京都に米などを運ぶ袋から考案されたといわれ...2024.10.19のお稽古(四ケ伝)
花尾花・白萩・木槿待合の短冊「天高気清」(てんたかくききよし)画賛松茸10月を迎えて、やっと朝晩は秋らしくなってきました。今月は「中置」ということで五行棚を準備しました。五行棚玄々斎好みの一重棚で、焼杉の木目洗い出し二枚板に竹三本柱の棚です。柱は一つ節を向こう柱とし、二つ節を客付きに、三つ節を勝手付きにします。土風炉が約束です。(写真は唐銅です)棚の中に、木(天・地板)火(風炉中の火)土(土風炉)金(釜)水(釜中の水)の五行を納めるところからの名称です。(もく・か・ど・こん・すい)●初炭手前中置では釜を左に引きますので、釜敷きは輪さを中にして懐中します。●濃茶点前長緒主菓子里の秋(柿)包帛紗棗を帛紗で包み、濃茶器として用いる場合の点前です。●続き薄茶濃茶を出した後、続いて薄茶を出す点前です。客所望で行いま...2024.10.12のお稽古(小習)
花白萩・木槿(帰り咲きなので小ぶりです)大学の稽古です袷の着物が丁度良い気温になりました。床利休百首「茶の湯とはただ湯を沸かし茶を点てて飲むばかりなる事と知るべし」妙喜庵和尚士延画賛・書菓子「里の秋」(柿)こだわりの薄茶です学園祭本番に向けて気合が入ります。棗山中塗「夕顔蒔絵大棗」薄茶の泡にこだわって茶筅を振ります。ちょっとしたコツを会得すると、盆点の新人でもこんなにきれいに点ちます。先輩の指導で半東の稽古も今日は学園祭に向けて、お茶の点て出しの稽古をします。お運びの人が動ける空間はとても狭いので難しいです。大学の稽古(2024.10.10)
流山茶道新和会のお茶会に行って来ました。お相手は大学のサークル代表です。●裏千家は立礼席短冊「?」大宗匠筆花水引(白)・ルリマツリ菓子練り切り「千代見草」(菊)名月堂製薄茶濤声の白(青松園)大宗匠お好み主茶碗萩九代新兵衛替茶碗薩摩焼秋草絵棗誰が袖蒔絵点茶盤●大日本茶道学会の席床「心随万境転」(心は万境に随って転ず)花矢筈薄・吾亦紅・桔梗・秋海棠・?菓子練り切り「こぼれ萩」名月堂製長板二つ置き唐銅朝鮮風炉に真形釜水指祥瑞永楽即全造薄器輪島塗秋草蒔絵中次主茶碗高麗焼粉引き(十字高台)替茶碗九代大樋長左衛門香合錫製菊蒔絵(江戸時代)香木佐曽良(沈香の一種)六国(伽羅・羅国・真南蛮・真那賀・守門陀羅・佐曽良)煙草盆輪島塗秋草蒔絵火入れ・安南、煙草入れ・唐人傘、灰吹き・吐月峰記憶をたどりながらやっと書き出しましたが...秋の茶会
急に寒くなりました。風も強く、気温の急変に体調も狂いがちです。今年最後の大学の稽古です。年内の稽古はすべて終了になります。菓子茶通(お菓子屋さんは正月の製品づくりで生菓子は無いそう)炉平点前置き合わせは、水指・茶碗・棗の中心を結んで二等辺三角形になるように置きます。きれいに点てることが出来ました。自分でも満足だったようです。拝見の稽古に入りました。棗を出す位置は、炉縁と畳のヘリから薄器の蓋の分を離します。茶杓は、棗の蓋の分を離して中心を揃えて客から見てカタカナの「ト」の字になるように置きます。拝見物を返す時は、亭主が外炉縁いっぱいに座りますので、亭主の中心になるように返します。亭主から見て「ト」の字になるように。盆略点前の先週と今週のお茶です。家で練習をしたそう。大きな泡が減っています。努力は嘘をつきませ...大学の稽古(2023.12.21)
花山茱萸・白侘助花入唐銅鶴首今年も最後の稽古になりました。あっという間の一年でした。今日は初炭手前の後、四カ伝です。茶通箱(O)和巾点(I)唐物(K)初炭手前今年の干支である「卯」に感謝を込めて卯の香合・蓋置・主菓子を用意しました。三種の菓子雪兎・小倉山・富有柿入子点で点てた薄茶。美味しそうです。何とか元気に、今年も終わる事ができそうです。これもひとえに、お稽古に通って来て下さる皆さんのお陰です。本当に感謝します。2023.1216のお稽古(四カ伝)
花イロハ紅葉・寒菊・白侘助花入織部耳付き盆略点前熱心に稽古に臨んでいる成果がでています。高校時代で茶の湯の経験が有りますが、炉での点前は初めてです。基礎が出来ているので、呑み込みは早いです。こんなにきれいに点てました。クリーミーで甘くて、とても美味しかったです。まだ数回しか点てたことが無い学生のお茶です。大分違います。難しいですね。点てた回数が物を言います。盆略点前を終わり、初めて柄杓を扱いました。柄杓の扱いだけでも難しいようです。卒業までの時間は後わずかです。茶道の奥深さを感じてもらえたら、嬉しいのだけど。大学のお稽古(2023.12.14)
花イロハモミジ・白侘助今日は四カ伝のお稽古日ですが、お休みの人が多く、小習になりました。主菓子金団「初霜」濃茶棚点前内隅狙い茶入萩の肩付き茶杓又妙斎写し銘「和敬」仕覆江戸和久田金襴薄器老松茶器(一燈好み)蓋置臼型月に兎水指御本二本足の棚は片口水次で大津袋棗の縁を半月に清めて、懐紙で指を拭きます。拝見に出す時は、棗を濃茶器として使用しているので、甲拭きの後帛紗を下に置いて蓋を開け、帛紗を取って棗の縁を清めます。拝見に出す。干菓子煎餅・有平糖入子点老松茶器は平棗扱いで取り、左、右と「りの字」に清める。続き薄茶の菓子白兎白あんを外郎生地で包んだ可愛らしくて美味しいお菓子でした。続き薄茶拝見が終わり、返したところ。ゆく年を惜しんで、ウサギのものを積極的に集めてみました。余談ですが、我が家で植えた覚えのない花が毎年...2023.12.09のお稽古(小習)
少し動くと汗ばむような陽気です。大学のお稽古に行って来ました。お菓子は「薯蕷饅頭」です。柚子の香りが清々しいお菓子でした。盆略点前です。炉のお稽古の学生も居ますので、炉をふさがずに盆略点前をしました。着物が大好きな四年生。地味好きです。(笑)二年生は炉の平点前・盆略点前(二名)です。付きっ切りのの稽古で写真は撮れませんでした。最後に四年生の男子が盆略点前をいたしました。お客様も交代で勤めながら見学です。客振りも難しいです。他人のお点前を見るのも、大事なお稽古です。大学のお稽古2023.12.07
待合の短冊「山雲海月情」(さんうんかいげつのじょう)画炉辺軸「日日是好日」(にちにちこれこうにち)柳生紹尚筆花赤七五三紅葉・イソギク花入青磁魚耳花入(真)薄板矢筈板もう師走です。あっという間に今年も終わりの月となりました。一年を振り返りつつのお稽古になります。初炭手前羽野雁香合雪兎主菓子山茶花(茶の湯の菓子には相応しくないそうです。)濃茶点前で拝見に出す位置は、外炉縁を中央に。茶入荘の点前座茶入荘の道具の配置。茶入に由緒があるので古帛紗を敷きますが、扱いは片手で扱います。干菓子柚子琥珀・諸越菓子器朱塗り八角盆薯蕷饅頭入子点薄器一燈好「老松茶器」美味しそうに点ちました。寒山拾得の茶碗で。茶巾は茶碗を拭いて、絞り替えてから仕舞います。総飾りとして、水次は省略します。帛紗は、水指が塗蓋の時は蓋の上に飾り残し、共...202.12.02のお稽古(小習)
大学の稽古が始まって三回目の稽古です。準備も手際よく進められるようになりました。花イソギク花入織部焼耳付き盆略点前の点前座着物が大好きな四年生。誰よりも早く来て、準備をしてくれます。回を重ねることに自分のものにしていきます。卒業までのわずかな時間ですが、楽しそうな姿に初心を思い起してくれます。今日は、着物を素敵に着こなして登校したそうです。男子学生の初めての盆略点前です。上手にお茶を点てることができました。ガッツポーズも出て、楽しい雰囲気になります。若い人たちの呑み込みの早さには驚かされます。大学のお稽古2023.11.30
花山茱萸・白侘助・野紺菊花入萩焼掛花入(陶兵衛)茶カブキ之式と壺荘付花月の稽古です。初めに、壺の飾り紐の結び方を練習します。一年に一度の稽古ですので、忘れています。茶カブキ之式掛帛紗はわさを手前にして掛ける。亭主は掛帛紗を畳んだら、茶カブキ盆の向こうの棗を二、三度置き換える。竹田の棗を水指正面に。大折据三枚の上に名乗紙を乗せて正客の前に運び出し、点前道具を運びます。執筆は茶道口に控えて、総礼と同時に一礼して文台を持ち出します。試茶二服の後、本茶の希望があります。執筆は、記録を書き始めます。「茶カフキ之記」と書きます。本茶三服目(白湯)を飲み、茶碗が帰ると仕舞になります。茶名・詰・仕舞の挨拶はありません。盆を回し始めた頃、記録の準備をします。菓子「山路」菓子鉢萩(金子信彦)壺荘付花月八畳で壺の拝見をします。...2023.11.18のお稽古(七事式)
12年ほど前に、特別講師として茶の湯の体験学習を依頼されたのをきっかけに、熱心な学生さんと出会いました。大学の授業以外に、4人の学生さんの為に初歩の茶の湯を教えることになりました。三年の活動で、サークルとして認められ、学園祭に呈茶席を持って三年の実績を積んできました。やっと活動が軌道に乗ってきた矢先の「コロナ」による活動休止です。学校は休校となり、部員との連絡も途絶えていたのですが、4年半ぶりに顧問の先生から再開の打診があり、引き受けることになりました。当時の学生は全員卒業していて、何もかも以前のまま放置されていて、新たなスタートとなります。昨日2回目の稽古に行って来ました。準備のしかたから一つずつ指導してまいります。床「紅炉一点雪」盆略点前四年生なので、卒業までの短い時間しか有りませんが、熱心に取り組ん...大学のサークル活動が再開した
11月14日(火)昔の仲間たちと日帰りバス旅行に行ってきた。山梨の昇仙峡ー昼食はほうとうーワイナリー見学ー勝沼ハーブ園と巡る旅です。雲一つない秋晴れに恵まれて、ちょっと雪をまとった富士山は、相変わらず美しい。写真は昇仙峡の頂上から撮影したもの。そこには5分の上り坂で、息を切らしている80歳が居た。山梨と言えばほうとう鍋でしょう。観光バス会社が選んだ昼食処は「小作」ワイナリーでは、製造工程を見学してワインを試飲する。何度目かの事なので、サラリとやり過ごして売店で目的のワインを購入する。重くなるので二本だけハーブ園の温室に有った「胡蝶蘭」100本植わっているそう。見事でした。声の大きな、やたらと元気の良いお兄さんがハーブ園を案内してくれたが、化粧品を買わせるのが目的で、時間の無駄使いだった。ウイークデイなのに...日帰りバス旅行
一気に冬が到来しました。常であれば、皆さんが見えてから下火をおこすのですが、急に寒くなったので早めに釜を掛けて待ちました。四か伝ですので、三種の菓子を縁高に用意します。菓子薯蕷饅頭(松茸)・亥の子餅・次郎柿四か伝五角盆にて盆点(I)・和巾点(O)ここで、たっぷりと入れた炭が燃え尽きそうになり、後炭手前をしてもらいます。茶通箱(K)大津袋の点前座濃茶器に棗を使用しているので、棚上の薄器には棗以外のものを乗せます。干菓子麩焼き煎餅(式亭)・州浜の吹き寄せ(京都伊藤軒)菓子器梅花盆(吹き寄せにふさわしい干菓子器を選んで欲しいものです。)水屋で道具を選ぶ時は、自身が亭主になったつもりで組み合わせを考えて、おもてなしをするように常に言っているのですが、不十分な道具では無理ですかね。特に季節が合わないのは要注意です。...2023.11.11のお稽古(四カ伝)
待合の短冊「開門落葉多」(かいもんらくようおおし)風炉から炉へ、諸道具の入れ替えを済ませて、炉開きを迎えました。軸「関南北東西活路通」福代洋道筆花芒・藤袴・ツワブキ花入唐銅鶴首(真)薄板矢筈板(真)初炭手前釜万代屋釜炭斗瓢羽野雁香合織部焼ハジキ初炭の後、恒例の「粟善哉」を用意しました。自家製浅漬けと次郎柿を添えて。濃茶運び点前茶入備前緋襷(伊部)の肩付き茶杓玄々斎(写し)銘「和敬」仕覆苺裂緞子開炉の道具組では、三部(瓢・織部・伊部)を取り合わせることが多いようですが、決まりでは無いようです。薄茶の干菓子吹き寄せ菓子器箕焚火絵干し柿練り切り(米屋製)薄茶運び点前の点前座水指瀬戸の一重口茶碗喜寿祝茶碗茶杓春慶塗り茶杓薄器住吉蒔絵の面根来中次薄茶棚点前(替え茶碗付)炉に切り替わったばかりなので、濃茶・薄茶共に平...2023.11.04のお稽古(小習)炉開
花紫式部・コスモス・風船カズラ・藤袴・ナナカマドついに自宅の花は何も無くなり、ご近所の駐車場に咲く花をいただいてきました。茶花に使うと言ったら、こっちに藤袴もあるわよ、とたくさん切らせて下さいました。先月に続き、茶カブキ之式をいたします。点前・執筆・正客・詰めの役を交代します。皆が経験できるように来月もいたします。名乗り紙の作り方、記録紙の書き方、大折据の扱い方等も経験しないといけません。結び帛紗付花月の点前座富士釜・唐銅道安風炉。宗旦好み丸卓・萩の水指。茶碗(稲穂に雀)・苫屋棗平花月は基本なので、行います。続いて、結び帛紗付花月です。亭主が結び帛紗を用意しますので、客は帛紗を腰に付けません。19日(木)には研究会に行って来ました。講師は泉本宗悠先生です。課目は、炉の初炭手前と包帛紗・壺荘付花月でした。瓢...2023.10.21のお稽古
花萱木槿秋海棠いよいよ我が家の花は無くなってきました。四か伝の稽古台天目(I)盆点(O)和巾点(K)縁高に三種の菓子饅頭(塩瀬)・栗金団(叶匠寿庵)・刀根柿四か伝の後、大板で後炭手前の稽古です。釜を下ろす。風炉先を外した位置まで釜をひきます。香合は蓋置を置く位置かも?しらべます。ありゃりゃ、羽は火箸の左側ですね。水を注ぎます。釜を清めて蒸気を立てます。大板の濃茶点前席入り前の点前座拝見に出します。その後に、柄杓を大板の左に縦に置き、蓋置を柄杓の右手前に置きます。薄茶の干菓子は、花七宝・豆板でした。2023.10.14のお稽古(四カ伝)
待合の短冊天高気清(てんたかくききよし)花白水引・白萩・秋海棠・木槿・桔梗花入宗全籠七事式の茶カブキ之式鎌倉・室町時代に流行した「闘茶」が源となり、茶人としての味覚修練のために、七次式の一つとして定められました。偈頌「千古千今裁断舌頭始可知真味」(いにしえにいまにぜっとうをせつだんしてはじめてしんみをしるべし」三種の濃茶を飲み比べ、茶師を当ます。亭主・客四人・執筆の六人で行います。試み茶二服を喫み、味を記憶して、「伏茶」を加えた本茶三服の中から二服を喫み、茶師を当てます。三服目はお湯を所望することも可能です。大折据三枚の上に名乗紙を四人分準備します。点前の試み茶を下ろして、奥の本茶を入れ替えして客に分からないようにします。棗の中のお茶は、きっちり同量を計って入れておきます。亭主は、濃茶四服と白湯を勧めます...2023.10.07のお稽古(七事式)
花木槿・矢筈薄・唐糸草花入備前焼筒花入(般若心経の彫り)今日は花月の稽古の予定でしたが、欠席の人が出ましたので急遽来月の稽古である中置で小習に変更となりました。秋風を感じるようになると、風炉・釜を客に近づけて畳の中央に据える点前です。今日は大板の中置です。初炭手前では、風炉の正面に羽と香合を飾っておきます。(写真を撮り忘れました)炭が入った後は、濃茶と薄茶点前です。お彼岸なのでお萩をを用意しました。貴人点濃茶点前です。仕覆は建水の前に左手で置きます。建水は膝線まで進めましょう。茶入れ、茶杓は仕覆に乗せて拝見に出します。薄茶は帛紗に乗せて。拝見物を返す時は常の通りです。干菓子ふのやき(末富)・琥珀物語(仙台市九重本舗)生どら焼き(山形県桑名園)薄茶点前の点前座。替え茶碗でニ服点ててもらいました。薄茶では、拝...2023.09.23のお稽古(小習)
9月9日は重陽の節句、菊の節句とも言います。四か伝の稽古は唐物(I)・台天目(O)・盆点(K)です。花木槿・秋海棠花入竹花秋海棠花入萩(陶兵衛)菓子練り切り(秋の声)・水羊羹・リンゴを縁高に。後炭手前の後、小習をします。茶筅荘の点前座茶碗、茶入れ、茶杓以外の道具(水指・蓋置・建水等)に由緒があるような場合は薄茶点前になります。棗夕顔蒔絵大棗貴人清次濃茶点前拝見物を出す。長緒・入子点をしました。猛暑の間は、着物を着るだけで汗だくになってしまうので、稽古着で済ましていましたが、楽をしてばかりいるとつい流されてしまいそうで、ちょっと涼しくなったので、着物に着替えて皆さんを迎えます。2023.09.09のお稽古(四か伝)
床「一葉落知天下秋」(いちようおちててんかのあきをしる)足立泰道老師筆花木賊・木槿・秋海棠花芙蓉初炭手前羽(は)釻(かん)箸(ばし)香合(こうごう)釜の蓋(かまのふた)……歌にして手順を覚えます。風炉(唐銅面取)、釜(富士釜)、炭斗(淡々斎好写清風籠)、羽(縞梟)香合蛤香合芒に月主菓子着(被)綿(きせわた)重陽の節句(9月9日)に、菊の花に綿を被せて露や香りを写し取り、その綿で身を拭うと長寿を保つという中国の故事に因んだ銘の菓子です。長緒の点前座棚宗旦好写丸卓水指御本薄器鵬雲斎好写菊桐棗茶入瀬戸の内海(だいかい)仕覆永観堂内海(だいかい)の茶入れは、平棗の扱いと同様です。内海の胴拭き回し出し干菓子薄氷(浴衣)五郎丸製・琥珀(ラムネ・ユズ)鶴屋光信製貴人清次薄茶点前(自作の稽古着で)初挑戦です。麩饅頭流し点...2023.09.02のお稽古(小習)
花尾花・竜胆・キバナコスモス・木槿・エノコログサ花入末広籠今日は茶箱の最後です。(I)花・色紙(O)和敬・月(K)雪・花・色紙(Y)月・花振り出し(織部)菓子青エンドウ・鳴門金時振り出し(志野焼)菓子金平糖振り出し(瓢箪)菓子濡れ甘納豆振り出し(四季花七宝)菓子ヨーグルトレーズン月点前で拝見に出して、建水を引いたところ。月点前で拝見物が戻り、茶筅、茶巾を仕舞い、茶杓を仕覆に納めたところ。順次仕舞っていきます。花点前で、箱の蓋の上に仮置きした古帛紗を使って茶を出したところ。雪点前で、拝見物を取り込んだところ。最後に茶箱付き花月をしました。卯の花点前で花月をします。帛紗はつけません。札は、敷板の右下角に置きます。拝見はありません。熱中症警戒アラートが出ている中、通って下さり感謝です。2023.08.19のお稽古(茶箱)
花縞葦・宗旦木槿・松本仙翁・桔梗・下野今日も茶箱の稽古を二か所でします。六種類の点前を必ず稽古します。一年に一回の稽古ですが、違いを整理できると理解しやすいと思います。色紙点前点前座。色紙を散らしたように並べます。拝見に出したところ。拝見に出した後の点前座。Iさん月・和敬・雪Hさん色紙・花Yさん雪・色紙茶箱のお茶は薄茶なので、最後に濃茶を四人分練ってみます。日頃は、一人分の濃茶しか練らないので、四・五人分の濃茶はなかなか上手に練れません。濃茶を照り良く、滑らかに、冷めることなく練るのは難しそうです。今日は稽古の後、夕方に来る孫夫婦と近くに住む孫を迎えます。夏休みに実家に帰った帰りに、寄ってくれると言う。夕食を済ませて、抹茶のリクエスト。日本酒が飲めるようになったと聞いて、夫は大喜びして酒をすすめる。帰りに...2023.08.12のお稽古(茶箱)