花射干(しゃが)・春壽菊花入瀬戸の鶴首今日の課目は四カ伝なので、三種の菓子を縁高に。外郎「宴」・花見団子・苺●四カ伝盆点(I)・和巾点(O)・茶通箱(K)●後炭手前(写真は撮れませんでした)●小習干菓子伊勢えびせん・みすず飴●茶筅荘●流し点(一客一亭)●薄茶運び点前●濃茶棚点前気温がどんどん上昇し、「暑い」と言いつつ小習を終えました。2024.04.13のお稽古(四カ伝)
花射干(しゃが)・春壽菊花入瀬戸の鶴首今日の課目は四カ伝なので、三種の菓子を縁高に。外郎「宴」・花見団子・苺●四カ伝盆点(I)・和巾点(O)・茶通箱(K)●後炭手前(写真は撮れませんでした)●小習干菓子伊勢えびせん・みすず飴●茶筅荘●流し点(一客一亭)●薄茶運び点前●濃茶棚点前気温がどんどん上昇し、「暑い」と言いつつ小習を終えました。2024.04.13のお稽古(四カ伝)
花射干(しゃが)・春壽菊(しゅんじゅぎく)台風並みの春雷に見舞われた二日後、うららかな春の日差しが戻ってきました。大学の八重桜が満開となっていました。新学期が始まって、新入部員が入ったそうで楽しみに参りました。●稽古を始めて五か月で、棚点前に挑戦です。熱心さにこちらも力が入ります。茶杓、柄杓の持ち方も美しいです。主菓子「宴」外郎の生地であんを包んで、瓢箪の形に桜がひとひら付いてます。大分上手に点てられるようになりました。●運び点前盆略点前を卒業して、初めて柄杓を扱います。鏡柄杓は基本ですのでしっかり身に付けてもらいます。茶筅がうまく振れずに苦労しています。干菓子「月兎」新入部員を迎えて、流し点です。初級の許状をお持ちの部長さんには応用点前をしてもらいます。美味しそうです。新入部員さんは、お茶とお菓子を美味...大学のお稽古(2024.04.11)
用意した花材から、こちらを入れてくれました。花雪柳・玉の浦椿花入備前焼筒(般若心経の彫りがあります)待合の短冊「軽燕受風斜」(けいえんかぜをうけてななめなり)稽古終了後に残った花材を入れました。諸葛草・金魚葉椿・玉之浦椿諸葛草・黒椿・大紫露草月が変わって、四月は透き木釜のおけいこです。気温が高くなってきたので、火を塞ぐ釜を出しました。●初炭手前炭斗の位置、鐶・香合の位置がずれていますね羽野雁香合染付隅田川(型物香合番付西の前頭)桜紋透き木釜●茶入荘主菓子菜の花金団茶入に由緒がある点前です。拝見が終わって戻ってきました。茶入に敷いた古帛紗は離しません。●続き薄茶濃茶の後に後炭を省略して、続けて薄茶を差し上げる点前です。干菓子つじりの月・桜ふわふわ拝見が終わって戻ったところ。茶入瀬戸の肩付き茶杓仙叟(写し)・...2024.04.06のお稽古
花貝母・寒芍薬(クリスマスローズ)花入青磁耳付(真)薄板矢筈板生憎の雨の中、皆さんようこそ。花月の稽古です。炭手前が無いので、床は諸飾りになります。香合染付隅田川●茶通箱付花月菓子そば餅(福井市)点前座薄器(桜樺細工中次)●貴人清次濃茶付花月菓子桜ごのみ(熱海のお土産)点前座●四畳半花月菓子桜ふわふわ(福井市)点前座棚の左にあるのは、替え茶巾です。複雑な付きもの花月。頭の体操になりました。2024.03.23のお稽古(花月)
花貝母ユリ・卜伴椿(月光)午前中の大きな地震に驚く間もなく、台風並みの強風の中大学に向かう。昨日は卒業式で、校内は静まり返っている。●今日が最後の稽古となる四年生。薄茶の運び点前、棚点前(拝見付)と進んできました。誰よりも熱心に稽古を繰り返し、五か月でこのお点前です。卒業後も続けて欲しいと願っています。最後に「楽しかったです」と言ってくれました。「お菓子をどうぞ」●薄茶運び点前茶筅通し上手に茶筅を抜いています。膝に置いた手にも神経が行き届いています。●棚点前棚点前の拝見無しにも挑戦します。●四年生最後のお点前(男子です)なかなかお稽古に参加出来なかったのですが、お茶が大好きです。最後に来てくれて有難う。部長さん、安定のお点前です。新学期に向けて、新入部員の勧誘を頑張ってくれるそうです。学園祭参加を目標に、...大学のお稽古(2024.03.21)
自宅での稽古です。花山茱萸・玉之浦椿花入瀬戸の鶴首今日は四カ伝の後に後炭手前(写真忘れました)です。桜の練きり(春霞)・栗蒸羊羹・リンゴ●台天目(I)●盆点(O)●和巾点(K)後炭手前の後は小習です。●貴人清次薄茶点前貴人様の菓子のし梅・抹茶八つ橋お次の菓子お次の茶碗は、建水と共に持ち出し勝手付きに仮置きます。他に●入子点(O)●濃茶棚点前●薄茶棚点前替え茶碗付をいたしました。朝から暖かかったのですが、昼過ぎには汗ばむほどの暖かさです。先週の貝母ユリが開いたので、玉の浦椿を足しました。短くても可愛いものです。2024.03.16のお稽古(四カ伝)
大学のお稽古です。菓子は「桜」ですが、良い銘を考えましょう。初桜・春霞・花曇り・花暦など翌日に卒業式を控えて、忙しい中を稽古に来てくれました。安定のお点前です。一心に、美味しいお茶を差し上げようという思いが伝わります。美味しそうです。盆略点前。間違えると、悔しがります。大丈夫、繰り返しで身体で覚えましょう。大分良い感じになってきました。四年生。明日は卒業式です。いよいよ、来週が最後です。きれいに点てられました。会議が終わって二度目のお点前。替え茶碗つきです。建水を持つ手は、肘を伸ばします。美味しそうです。お替えも。この後、自服でもいただきました。人数が少ないので、二回点前が出来ます。恵まれています。大学のお稽古(2024.03.14)
花貝母ユリ・玉之浦椿花入備前耳付待合の短冊「桃花千歳春」(とうかせんざいのはる)弥生の設えは、釣釜です。初炭手前釜雲龍釜香合染付の隅田川通常鐶を掛けるタイミングで、鎖を三つ上げます(小上げ)釜を引いた後、初掃きの前に鎖を五つ上げます(大上げ)。常の通り炭をつぎ、後掃きの後に大下げをします。釜を掛けて、鐶を外すタイミングで小下げをして後退し「ア掃き」をします。釜の蓋を切って下がります。主菓子「菜の花金団」小習の「長緒」茶入・茶筅を流す位置湯柄杓の正しい持ち方。貴人清次で、拝見に出す時の仮置いた道具。拝見に出す位置薄茶の菓子「万葉」(熱海のお土産で浮島)点前後の飾り付け雪月花棗(土居義峰作)茶杓桜材(角館にて購入)棗の中のお茶は、右上四分の一が削れているのが理想です。(この写真では、左下になります)入子点です...2024.03.09のお稽古(小習)
花貝母ユリ・玉之浦椿・寒芍薬(クリスマスローズ)春休み中の大学は静かです。卒業生は式も終わっています。今月の稽古は、あと二回ですが最後まで頑張ります。吸収しようという意欲が、強く伝わってきますので、こちらも力が入ります。在校生も、自分用の稽古道具を揃えて、段々上達する楽しさが出てきたようです。菓子菜の花金団盆略点前の帛紗捌き茶杓を清める。櫂先がどうしても上がってしまいます。「お菓子をどうぞ」しっとりとして美味しい金団でした。大分きれいに点てられるようになりました。お仕舞になります。棗を半月に扱う。なかなか人差し指がうまく伸びません。炉の点前に移ったばかりです。今日は、先輩が着物を持て来て着せてくれました。お陰で良い体験が出来ました。先輩に感謝です。まったくの初心者でしたが、五か月目とは思えない上達振りです...大学のお稽古(2024.03.07)
花桃・白卜伴日光(ジッコウ)・胡蝶侘助菓子春野薄茶運び点前見事な薄茶が点ちました。盆略点前をマンツウマンで棗の甲拭き、大きく清めます。茶杓を清める。櫂先が上がらないように気を付けます。まだまだ始めたばかりで、すぐに足が痺れてしまいます。着付け教室に通い始めたSさんは、着物に着替えてお稽古です。洋服とは勝手が違うことを実感しています。取り柄杓の扱いです。お菓子の盛り付けも上手になりました。鏡柄杓帛紗捌きひな祭りに因んだお菓子をと思い、あられを買ったつもりが中身はあられ煎餅でした。春休みも頑張る学生たちから、元気をもらって帰ります。大学のお稽古(2024.02.29)
三連休の中日、今日だけは晴れるとか。風は冷たく気温も上がらないようです。七事式の三友の式・濃茶付花月・四畳半花月をいたしました。三友の式正客より順次花を入れる「花寄」から進めます。正客は真の花入れに差します。白梅・月光青磁耳付次客は行の花入れに昭和侘助高取耳付き三客は草の花入れに昭和侘助瀬戸の鶴首四客は釣り花入れに曙椿瀬戸の舟形釣り花入れ亭主は掛花入れに順に差して、水を注ぎます。白梅・笛吹水仙萩の掛花入れ聞香が終わりました。花寄せ、聞香の後は菓子付き花月で薄茶四服です。亭主が水を注いで終わります。三友の式が終わった後の床です。続いて濃茶付花月、四畳半花月をいたしました。(写真省略)菓子かりんとう饅頭(四万温泉)・蒸羊羹(柳屋)。落雁(積善館)七事式の稽古は、変化に富み遊び心があって楽しめます。少ない花、花...2024.02.24のお稽古(七事式)
「弄花香満衣」(ろうかこうまんい)花を摘んで楽しむと香りが衣にしみついていつまでも良い香りがする。の意「月光」「トクサ(木賊、砥草)」寒い雨が降る中、大学のお稽古です。学生が「ブログ用の写真を撮ります。」と言って送られた写真は50枚ありました。一部を紹介します。菓子「鶯餅」炉の点前に移ったばかりです。座る位置、道具の位置をしっかり身に付けます。柄杓の構え、合は畳に垂直に切り止めは膝から握りこぶし一つ分。帛紗捌き鏡柄杓柄杓の持ち方は難しいですが、基本ですので人差し指以外は伸びないように気を付けましょう。四年生の男子も茶道が大好きです。「外隅はここ」と、名称を覚えるだけでも大変です。。高校で経験のある学生は、棚点前で拝見付です。替え茶碗による二服点てにも挑戦します。茶碗から合一つ分の高さからお湯を入れると良い...大学のお稽古(2024.02.22)
今日は成田山新勝寺の茶会に行ってまいりました。淡交会千葉県支部の初茶会です。事前に願意と氏名を知らせておき、護摩供養をしていただきます。大本堂重要文化財三重塔濃茶席薄茶席お茶を頂いた後は、本堂で護摩供養をしていただきました。続いて坊入りです。坊にて精進料理をいただきます。手前に有るのは大きな牛蒡の、輪切りを甘煮にしたものです。こんな大きな牛蒡は初めてです。9時に受付をして、濃茶席から坊入りまで、案内に従って移動して来ました。坊の内部。帰りに出世稲荷に参って本堂を見下ろしました。階段がしんどい。帰りは参道でショッピング。鉄砲漬け・奈良漬け・栗蒸羊羹・桜煎餅を購入し、大荷物を持って帰路につきました。成田山新勝寺の茶会に行って来ました
14日(水)・15日(木)と一泊二日で四万温泉に行って来ました。二男夫婦がすべて計画を立てて、私たち夫婦に負担なく、ゆっくり温泉を楽しめるようセットしてくれました。元禄七年創業の積善館本館月曜日に降った雪が少し残っていましたが、当日は春の陽気です。本館の廊下本館の玄関の向こうに元禄の湯があります。足湯に入っている人がいます。部屋にある温泉「山荘」にある特別室は、ベッドが二つとベランダ付、半露天風呂が付いた五人部屋でした。ストマを装着している私の夫に配慮した選択でした。実の娘も及ばない二男の伴侶の気遣いです。感謝しかありません。食事会場「佳松亭」にある食事会場は、庭園に囲まれた落ちついた雰囲気の場所です。日本酒「四万の雫」で懐石料理をいただきます。二本目「紅の橋」前菜椀物蟹真薯お造り和牛のステーキは最高でし...温泉に行って来ました
12日(月)に研究会に参加するため、三軒茶屋まで行って来ました。コロナの扱いが五類になったことで、会場は満員でした。課題は、茶通箱・絞り茶巾・三友の式です。講師は、業躰部より藤谷宗等先生です。基本的な所作についての注意を細かくご指導くださいました。お辞儀が深すぎる亭主は客より早く頭をあげない点前中の会話には手をつかない拝見で四つ出しにするのは小間のみ道具を清める時は大きく、茶杓は端を持って長く筒茶碗は取り置きの時、無理に横を持たなくて良い日頃の稽古で先生に言われているようなことが、長い間に自己流になってしまいます。お客様を意識しながらのお点前が大事。基本中の基本を再確認出来た研究会でした。軸・花も訪ねてくれたらもっと良かったかも!研究会に行って来ました。
花白玉椿四か伝の菓子金団「咲分け」・道明寺・苺(千葉県産やよいひめ)四カ伝の後、逆勝手の後炭手前をします。唐物(I)・台天目(O)・盆点(K)逆勝手の後炭手前は本勝手とは逆に炭を組みます。羽、蓋初掃き・中掃き・後掃きは、羽を左手で取って右手に渡して常の通り掃く。左手は軽く付きます。炭がはいりました。本勝手の濃茶棚点前です。茶入を清めています。内隅狙いの居前も決まっています。茶入瀬戸の肩付き茶杓淡々斎(写し、かい先が特徴的です。)仕覆望月間道翌朝の白玉椿17日(土)は成田山新勝寺の茶会です。皆さん揃って参加するというので、とても楽しみです。雨、降らないで!2024.02.10のお稽古(四カ伝)
月曜日に降った雪もすっかり解けて、晴天が戻ってきました。今日は、試験明けの大学に行って来ました。すでに春休みに入ったそうです。4月の初めの新学期まで休みだそう、コロナ前の先輩たちは、夏休み・冬休み・春休みはサークル活動も休みでした。新しくスタートした学生は、休み中も稽古がしたいと言って来ました。嬉しいかぎりです。4年生も卒業式まで参加します。花蝋梅・昭和侘助炉の運び点前試験で一週間空いてしまいましたが2度目とは思えない点前です。入部したばかりの学生の割稽古と平行して進めます。盆略点前を卒業して、初めて湯柄杓を扱って点前に挑む2年生も経験者の点前に熱い視線をおくります。主菓子は練りきりの鶯でした。「初音」「鶯宿梅」「春告鳥」「鶯笛」などの銘が相応しいでしょう。月曜日の雪景色昭和侘助が寒そうにしています。翌日...大学のお稽古(2024.02.08)
立春を明日に控え今日は節分です。外は冷たい風が吹いていますが、茶席は春の装いになりました。短冊「和雪香」画梅の絵軸「一花開天下春」(いっかひらきててんかはるなり)花蝋梅・曙椿花入萩掛花入(陶兵衛造)今日は、頭の体操で逆勝手のけいこです。初炭手前は初級の方なので、本勝手でいたし、その後は濃茶・薄茶共に逆勝手をいたします。逆勝手濃茶点前の点前座主菓子練り切り「鬼」菓子器縁高縁高の扱いがしっかり身についてきました。繰り返しのお稽古の賜物です。外隅狙いに座ります。茶入・薄器ともに蓋は、茶碗と膝の間に置きます。干菓子蕎麦板・くす玉「一茶の宿」(流山市の藤屋製)薄茶の点前座(運び)薄茶棚点前思わず爆笑する場面もあり、良い刺激になりました。2024.02.03のお稽古(小習)
花白玉椿・曙椿・蠟梅花入青磁砧四カ伝更好棚にて茶通箱(I)唐物(O)台天目(K)四カ伝の菓子(三種用意するのが決まりです)練り切り(紅梅)・二色団子・苺四カ伝の稽古の後は、長板総飾りの後炭手前です。薄茶干支茶碗に一位の一刀彫の茶杓皆具萩城山釜(金子信彦造)織部の辰絵茶碗に師の自作茶杓玄々斎好みの曙棗薄茶見事に点てられています。薄茶点前です。奈良絵の茶碗(昭山造)薄茶、いただきました。美味しかったです。干菓子蕎麦板・くす玉・生外郎(写真を撮り忘れました)長板の稽古も今日が最後です。来月は極寒の点前を準備します。一か月毎に趣向を変える準備をしようと思っていると、あっという間に一年が過ぎてしまいますね・2024.01.27のお稽古(四カ伝)
日曜日、五年ぶりに淡交会の地区初茶会に行って来ました。午後の部でしたので、祝膳席から入ります。辻留の点心美味しくいただきました。椀物鶉入り粟麩饅頭・うぐいす菜・短冊人参・へぎ柚子立礼席の干菓子昇竜・千代結(鶴屋八幡製)立礼席は御園棚による点前です。写真は撮影が憚れましたのでありませんが、新年にふさわしい逸品揃いの道具組でした。青年部席先輩達の創作による棚・釜等を使って斬新な席を演出する青年部席は毎年楽しみです。開運堂の真味糖ですが、生でした。初めての食感。その後、濃茶席、薄茶席と入り学校茶道の香煎席にも入ってすべての席を堪能しました。濃茶席・薄茶席共初めて出会えた数々の逸品に、感動と勉強をさせていただきました。幹事の皆様のご苦労に感謝です。初茶会で全席を網羅したのは初めてでした。至福の時を過ごした一日でし...関東第一地区の初茶会
用意した花材からOさんが入れました。花入れとの映りも良い具合です。小手鞠を加えて春らしくしてみました。茶花は、もう一枝加えたいと思うくらいが丁度良いと言われていますが、炉の季節も終わりに近いこの時期はこんな感じもいかがかと。今日は四か伝の稽古から始めます。炭手前は省略です。以前、ゼミで「茶事の炭は、前日に洗うのが良い」と言われていたのを思い出し、最近は洗浄済の炭を前日に水に浸して使用しています。稽古の途中に炭を足す回数が少なくなりました。四か伝台天目(I)盆点(O)和巾(K)菓子山田饅頭・春ういろう・キウイ縁高に二人分の菓子を入れ、黒文字を二本乗せます・手前を少し長くします。四か伝の後、小習をします。薄器は「老松」の扱いを稽古します。老松茶器……表千家六代原叟宗左が山崎妙喜庵の袖摺松の枝で好みに作ったのが...2023.04.15のお稽古(四か伝)
待合の短冊「軽燕受風斜」(けいえんかぜをうけてななめなり)三月の釣釜が終わり、2週間お休みでした。その間に桜は満開を迎え、散ってしまいました。夏日を観測したかと思うと、寒の戻りがあったり春雷に見舞われたり。体調を崩す人も多いようです。花射干(しゃが)花入唐銅の鶴首薄板矢筈板少ない花の中からKさんが選んだのがこれです。残った花を稽古が終わってから掛花入れに入れてみました。小手鞠・春壽菊・山吹草・卯の花・蔓日日草・立浪草茶花は陽気に誘われたようで、一斉に咲き始め春雷で散っていきます。今月は透き木釜です。気候が温暖になって、炉中の炭がみえるのが少々暑くなった頃の短期間におこないます。桜紋透き木釜(木村宗哉)透き木宗旦好み桐材。他に利休好みは朴、竺叟好みは桜、圓能斎好みは梅となっています。初炭手前(O)香合周茂叔...2023.04.08のお稽古(小習)
花木瓜・黒椿・日光(卜伴白)花入高取耳付数日続いたポカポカ陽気に、花が開ききってしまいました。来週は稽古が無いので、四月になったら使える花が無くなるのではと心配です。今日は、四カ伝の唐物と盆点の後に後炭手前です。寒の戻りとか、冷たい雨のなかのお稽古です。後炭手前の炭斗匙香の入った灰器を置く。羽・香・釜の蓋・鐶かけ(の代わりに小上げ)・釜敷・釜下ろし。弦を持ったまま水指正面まで行き、弦をはずします。釜を引いたら戻って、初履きの前に大上げをします。炭をつぐのは常のとおり。炭をつぎ終わって、水次を取りにさがる。三種の菓子を縁高に道明寺・栗羊羹・苺薄茶棚点前で拝見に出したところ。桜樺細工の中次と春慶塗の茶杓。続き薄茶の道具が拝見から戻ったところ。釣釜のお稽古も今日で終わりです。注意されたところは、「来年は気を付け...2023.03.18のお稽古(四カ伝)
花月光椿・鶯神楽花入美濃焼手付花入花貝母百合・玉の浦椿花入萩焼瓢掛花入椿の花が一斉に咲き、毎日ぼたぼたと落ちた花を拾っています。今日は二人のみの稽古です。炭手前を省略しますので、花を入れてもらいました。曙椿・胡蝶侘助も用意しましたが、すべてを使わないことが大事です。茶花は「ちょっと足りないかな?」と思うくらいがちょうど良いと言います。菓子「円山の桜」亀屋良長製干菓子山田屋饅頭・花七宝です。(写真省略)濃茶茶入れ荘茶入れに由緒がある場合の点前です。薄茶流し点一客一亭とも言います。ごく親しい友人などを招いて、向き合って行い、亭主も相伴する点前です。2023.03.11のお稽古(小習)
待合の短冊「桃花千歳春」(とうかせんざいのはる)床「一花開天下春」(いっかひらきててんかはるなり)福本積應筆画桜花貝母ユリ・寒芍薬(クリスマスローズ)花入青磁鶴首月が変わって、掛け軸、短冊が変わりました。炉中も五徳を除いて釣釜になります。湯が沸くにつれて、釜がゆっくりと揺れる様は春風を感じさせてくれます。釣り釜の初炭手前をして、小習をいたします。主菓子練り切り「花桃」干菓子「花七宝」・「みすず飴」釣釜にて長緒点前釜雲龍窯棚吉野棚水指御本茶入内海(だいかい)茶杓鵬雲斎(写し)仕覆永観堂(写し)薄茶点前座薄器桜樺細工の中次茶杓桜材角館を旅した折に求めたもの貴人清次薄茶点前雪月花棗蓋に「雪・月」蓋裏に「花」茶杓荘の飾りつけ茶杓荘で拝見に出したところ茶入萩の肩付き仕覆伊予簾昼頃にはうっすらと汗ばむような陽気の中で...2023.03.04のお稽古(小習)
息子ばかりの我が家では、雛祭りとは縁遠くて淋しいと思い、ずいぶん前に自分用に求めた内裏雛です。有田焼です。花山茱萸(さんしゅゆ)・月光(卜伴)花入美濃焼旅枕山茱萸の木は、宮崎県民謡の「稗つき節」に出てくる木だと思っていましたら、違っていました。宮崎県では山椒(さんしょう)の事を(さんしゅう)と言うそうです。てっきり、「庭のさんしゅうの木に鳴るう鈴掛けてヨ……」だとばかり。思い込みって怖いです。今回は大炉の稽古です。大炉は、裏千家十一代玄々斎により北国の囲炉裏から創案されたそうで、裏千家独特のものです。我が家には大炉は切っていないので、大炉モドキで初炭手前・濃茶・後炭手前・薄茶・続き薄茶をけいこしました。炉の逆勝手が基本ですが、居前は炉壇の内隅狙い・蓋置に柄杓を引く手は左手で・湯水を建水に捨てる手は左右交互...2023.02.25のお稽古)(大炉)
花白梅・曙椿花入萩瓢掛花入庭の白梅が開き始めて、毎日窓を開けるのが楽しみです。今日は四カ伝の稽古です。茶通箱・逆勝手薄茶点前(I)台天目・逆勝手薄茶点前(K)四カ伝ですので、三種の菓子を縁高に。練り切り(梅の香)・草大福・リンゴ干菓子ゆきげ杏・つじりの月逆勝手では、建水を持って入る時は右手に、帰る時は左手になります。拝見に出したところ。(左右が逆になります)拝見ものが戻ったところ。(打ち返し無し)逆勝手の点前では、左右が逆になるので亭主の脳はフル回転しています。年に一回のお稽古ですが、繰り返しが実を結んでいます。脳トレと思って楽しんでいるようです。2023.02.18のお稽古(四カ伝)
13日(月)、今日は朝から雨。一日中降るという予報の中、中野サンプラザでの研究会に行きました。オンラインでの受講も可能ですが、やはり画像で映される範囲には限界があります。講師は、金沢から奈良宗久先生が来て下さいました。課目は、長板総飾りの初炭手前・濃茶点前・薄茶点前でした。基本を丁寧に指導して下さりながら、台子の歴史や皆具が陶器になった経緯などのお話を、美声でなさる姿に感動しました。12時に家を出て、帰宅したのは6時半でした。流石に疲れましたが、出来るだけ楽な方へ流れないように、エイッヤと出かけるようにしています。研究会に行って来ました
二月の待合白梅に「和雪香」の短冊「梅花和雪香」(ばいかゆきにわしてかんばし)から。花白梅・曙椿花入萩焼瓢掛花入逆勝手の初炭手前炭斗の炭は左右逆に組みます。釜敷きは風炉の時と同じように、輪さを外にして懐中します。炉に炭を入れるのは、本勝手と同様です。薄茶逆勝手は絞り茶巾で。点前座淡々斎好みの「梅月棗」の写し。萩焼「立鶴」の筒茶碗。茶杓は春慶塗。柄杓は左手で蓋置に引きます。自分の居前と平行になるように引きます。(本勝手も同様)茶筅を茶碗に預けて、温めている間に茶巾を畳みます。極寒ならではの配慮ですね。棚の上の蓋置は、右手前が正解です。拝見に出したところ。逆勝手の濃茶棚点前。茶入れの蓋は、茶碗と膝の間に置きます。写真を撮っていると、点前の指導がおろそかになってしまいます。(´;ω;`)初心者のYさんは、本勝手で...2023.02.11のお稽古(逆勝手)
今日は稽古は休みなので、正月の道具を仕舞い二月の道具の準備をします。来週は人数が少ないので、箱から出した道具をしまいました。道具の出し入れを稽古しようと思います。二月は大炉・絞り茶巾の稽古をします。極寒の季節に、暖かさをより求めようという気づかいです。先週の大橋茶寮の茶会のお軸が読めなかったのですが、コメントを頂きました。「松高白鶴眠」(まつたかくはくつるねむる)と読むそうです。李白の詩の一節です。お茶会から帰ったら、「疑問に思ったことはすぐ調べるように」と大橋先生から言われていたのに…コメント、有難うございました。_(._.)_2023.02.04のお稽古(休み)
四カ伝和巾点及び薄茶貴人点(I)唐物及び茶碗荘(K)干菓子亀井堂のお好みせんべい・京都若菜屋の栗甘納豆薄茶棚点前(Y)山雲棚・御本の水指・奈良絵の茶碗・曙棗(玄々斎好みの写し)・茶杓(銘若駒)諸道具を清めます。しっかり内隅をんを狙って座れています。拝見が終わって戻ってきました。亭主の正面に戻されています。亭主の体格によって戻す位置は変わります。四カ伝の菓子は縁高に、浮島「舞の華」(源吉兆庵)・栗羊羹(小布施堂)・キウイフルーツを用意しました。2023.01.29(日)大橋茶寮の茶会に行って来ました。久しぶりに行きましたが、周りの景色がすっかり変わっていて驚きました。しかし茶寮はそのまま、ビルの谷間にオアシスの如く佇んでおりました。露地濃茶席の待合11名の方が同席しました。手あぶり。かなり時代のもの、灰型が...2023.01.28のお稽古(四カ伝)
待合の短冊「千年の翠」松の画花水仙花入唐銅の鶴首薄板矢筈板初めに濃茶棚点前(Y)先月最後の稽古から大分時間が経っていますので、すっかり忘れてると言っていましたがそんな事はありません。二年目ですから、茶名を持っている先輩とは比べものにはなりませんが、確実に進歩しています。(笑)次に後炭手前をします。(I)胴炭が残っている時は、火のついている方を下にしてそのまま使います。初炭とは左右逆に入れます。輪胴は香合台に仮置きして、止め炭の代わりに最後にいれます。ご名炭でした。次に茶入荘です。(K)荘付けてから稽古の挨拶をします。茶碗が戻ったところ、茶碗はもう少し手前ですね。干菓子亀井堂のお好みせんべい・京都若菜屋の黒豆しぼり入子点(I)で点てた薄茶(高麗茶碗)続けて替え茶碗(奈良絵)で点ててもらいます。Yさんは濃茶棚...2023.01.21のお稽古(小習)
後座の床花若松蝋梅昭和侘助花入竹一重切「福寿」橋本紹尚在判12月21日にコロナを発症したため年末は静かに在宅で過ごす。元日には孫たちのために、取り寄せた生ズワイ蟹でカニ鍋を用意する。息子が手作りしたローストビーフが加わり、今月24歳になる女子と中2の男子は「こんな美味しい蟹は初めて!」と嬉しいことを言ってくれる。しかし、コロナの後遺症なのか何となく毎朝”だるさ”があって、初釜の準備に取り掛かれない。どうしよう、今年は中止しようかしらとか逡巡しながら数日が過ぎました。が、一度止めたら続けられないかも、と思い直してようややく14日の初釜に漕ぎ着けたという訳です。床「歩歩是道場」(ほほこれどうじょう)鵬雲斎大宗匠筆正午の茶事を稽古します。水屋は毎年、息子が手伝ってくれます。初炭の後、懐石料理を出します。料理の写...初釜にこぎつけた
花ドウダンツツジ・白玉椿花入笠間焼蹲る且座の式から始まります。次客が花を入れ、三客が炭を次ぎ、正客は香を焚きます。亭主は四人分の濃茶を練り、半東は亭主の薄茶を点てます。濃茶の後に菓子を持ち出しますが、この菓子はいただかないので「睨み菓子」とか、置いたまま退席するので「捨て菓子」などと言います。平花月が終わった後の飾りつけです。山雲棚・瀬戸の一重口水指・鳳凰蒔絵平棗・唐銅一閑人の蓋置七種蓋置の一つ、一閑人です。編み笠を被った人が井戸をのぞき込んでいます。釜の蓋を置くときは、人を釜の方に向けて倒します。(角度が違います。90度右に回転させます。)昼の休憩時間に新人さんは濃茶の棚点前をけいこします。午後は四畳半花月で今年の稽古は終わりです。皆さま良いお年をお迎えください。2022.12.17のお稽古(七事式)
花磯菊・白玉椿花入竹一重切(裏に福寿の直書きがあります。)花入れが、丸香台の中心からずれていました。オンライン茶道学では、「長緒」。機関誌、淡交には「重茶碗」が載っていましたので、それを稽古します。主菓子餡入り軽羹(明石家製)干菓子遊びかん(風流堂)・菊の香(松屋本店)●初炭手前・長緒で続き薄茶(I)●重茶碗・入子点(K)●薄茶運び・濃茶棚点前(Y)続き薄茶(亭主所望)亭主「水屋の都合で、続いてお薄を差し上げます。」主客「よろしくお願いいたします。」茶碗を下に置いたまま、茶巾・茶筅を入れて、濃茶茶碗と建水を下げます。座布団・煙草盆・菓子を運び、濃茶に続いて薄茶を差し上げます。濃茶の後に、後炭手前をして炭を整えますが、この点前を省略する点前です。朝茶事・夜話の茶事は続き薄茶が約束です。薄茶の一椀目は正客が取...2022.12.10のお稽古(小習)
床「吾唯知足」(われただたるをしる)大徳寺長谷川寛州筆花磯菊・山法師の照葉花入唐津焼耳付き(行)薄板蛤端(行)待合短冊「山雲海月情」(さんうんかいげつのじょう)四カ伝なので、三種の菓子を縁高に薯蕷饅頭・練り切り(紅葉)・水菓子(次郎柿)四カ伝のお稽古は台天目・盆点(I)茶通箱(K)四カ伝では、客の所作も難しくなります。点前だけではなく、客振りも丁寧に学びます。その後、薄茶は流し点で一客一亭のお稽古です。Iさんが、京都土産に持ってきて下さった「焼き餅」を頂いたのですが、写真を撮り忘れた。(泣)今日は二人だけの稽古ですので、亭主と正客の会話をしっかり交わしてもらいます。亭主・正客になり切って会話を弾ませる。難しいです。どうしても紋切り型になってしまいます。声に出して、思いを言葉にするのは、経験がものをいいます...2022.12.03のお稽古(四カ伝)
花菊・白侘助花入萩焼瓢掛花入11月最後のお稽古です。例年なら咲いているはずの白玉椿が、一つも蕾がつかず、茶花に困っています。朝方雨だった空も帰りにはあがり、冷え込みも無くてよかった。四カ伝のお稽古の後、小習の稽古です。盆点(O)和巾点(K)三種の菓子を縁高に栗豊年(佐藤屋松兵衛特製)・柿えくぼ(清流庵)・リンゴ干菓子柚子餅(鶴屋吉信)菓子器搔合溜六瓢四方盆小習は、長緒(K)・薄茶棚点前(O・Y)濃茶棚点前(Y)炭手前は省略したので、途中で炭を足しながらの稽古でした。薄茶棚点前道具の位置をしっかり覚えてもらいます。薄器・茶筅を流す位置は、水指のつまみと炉縁の角を結んだ線上に中心を割って左右に。茶杓・茶巾は、炉内隅の延長をねらった柄杓と平行になるようにします。2022.11.26のお稽古(四カ伝)
七事式の壺荘付花月の前に、壺の口覆い・口紐・網・網の取り緒等の扱いを稽古します。次に乳緒を、真・行・草に結ぶ稽古をしてから後炭手前をします。下火が燃え尽きてしまいそうだったのですが、後炭を入れてもらいました。しかし消えかかり、あわてて炭をおこして入れなおすという、ドタバタを演じてしまいました。壺荘付花月の床は、「諸飾り」にして網に入れた壺をかざります。花ノコンギク・白侘助花入美濃焼の旅枕点前座山雲棚(鵬雲斎好)水指萩焼(金子信彦作)薄器鳳凰蒔絵平棗壺荘付花月を終えて、休憩をはさみ、午後は濃茶付花月です。一日の稽古の中では、濃茶と薄茶がいただけるようにいたします。七事式の課目を二科目にして、乳緒の結び方を繰り返します。真の結び行の結び草の結び練習の結果、大変美しく結べました。2022.11.19のお稽古(七次式)
昨日の稽古は、奥伝の「真の炭」「真の行」「行の行」「大円の草」の稽古です。床「関南北東西通活路」(かんなんぼくとうざいかつろにつうず)花ツワブキ花入唐銅の鶴首薄板矢筈板奥伝の稽古をするチャンスはなかなか持てないので、各々がしっかり記録することが求められます。そして、あらゆる機会に確認作業をしてゆくことが必要です。残された時間でどこまで伝えられるか?今日は弟子二人と、久しぶりに高田馬場まで茶会に行って来ました。コロナの影響が残っているのか、混雑も無くゆったりとした良い茶会でした。非日常の時間を堪能しました。「山里」の点心です。暗くてよく撮れていませんが、秋が詰まった目にも舌にも満足の一品でした。濃茶席・薄茶席・立礼席をまわり、素晴らしいお道具と出会ってきました。帰りに立ち寄ったお道具屋さんで、唐津焼の耳付き...2022.11.12のお稽古(特別稽古)
今日は炉開きです。例年の通り、粟善哉を用意しました。柿と栗、漬物を添えて初炭の後にいただきます。「これが出てくると、ああ~一年が過ぎたんだな~と思います。」との事です。炉に変わって初めての稽古ですので、濃茶・薄茶共に運びの平点前をいたします。待合の短冊「開門落葉多」(門を開けば落葉多し)床「関南北東西活路通」(かんなんぼくとうざいかつろにつうず)大徳寺福代洋道筆花ツワブキ・山法師の照葉花入萩焼掛花入れ(陶兵衛作)初炭手前釜万代屋釜(もずやがま)炭斗瓢(ふくべ)羽根シマフクロウ香合織部焼ハジキ香合濃茶点前水指瀬戸の一重口茶入備前(伊部)緋襷茶杓玄々斎(写し)銘錦秋仕覆苺裂主菓子栗金団(中津川すえ製)干菓子長生殿(森八製)通い始めて一年のYさん、濃茶点前に入ります。割稽古から始めました。炉に変わったばかりは、...2022.11.05のお稽古(炉開き)