一昨日の29日は、嘗ては昭和天皇の〝天皇誕生日〟でしたが、天皇崩御後は〝みどりの日〟となり、それが平成19年から〝昭和の日〟と改められた国民の祝日でしたね。この日は天気予報通りの雨…それも予想以上の大雨でした。昭和遠く平成鬱とみどりの日山崎聰(句集『荒星』より)この句は「みどりの日」が季語ですが、意味は「昭和の日」と同じ。しかし、これが季語として用いられるようになってからまだ15年余ですから、歳時記などには例句など殆どありませんでした。調べているときに、「響焔」の名誉主宰・山崎聰氏の句がありました。これはやはり「みどりの日」でないと通用しない句ですよね。もしこれが「昭和の日」だったら様にならないでしょう。意味が同じだからといっても大違いなんです。俳句にはこういう一面があるのですよ。歳時記を見ると傍題がいく...〝第29回中原中也賞〟の贈呈式へ行って来ました!