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ダブル移植の語り部 https://ameblo.jp/isyokukataribe/

生体肝移植・人工透析・生体腎移植を乗り越えて社会復帰を果たした夫婦の軌跡をドナーが綴っていきます。

「ダブル移植の語り部」、このタイトルを見て、「どういうこと?」と思われる方がほとんどでしょう。「ダブル移植」には二重の意味があります。 ひとつは、生体臓器移植を一人の人間が2回(生体肝移植と生体腎移植)行っている、という事。もうひとつは、一人の人間が生体臓器提供者、いわゆる「ドナー」となって、2回移植手術を受けている、という事。 これが、「ダブル移植の語り部」という変わったタイトルの内実です。

isyokukataribe
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2017/03/04

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  • 67 移植医療の近未来(12)

    移植臓器が、心臓や肝臓であれば、移植手術が無事に成功すれば、「いつかはダメになります」などとは言われずに、生涯機能し続ける可能性が高いだけに、この点が、腎移…

  • 66 移植医療の近未来(11)

    「国民病」だとも「生活習慣病」だとも「高齢者増加による必然的な流れ」だとも言われている、糖尿病や高血圧症状が、腎不全患者を増加させ、その増加に重なる現象とし…

  • 65 移植医療の近未来(10)

    今や、糖尿病患者と糖尿病予備軍の合計は、2000万人!5~6人に一人が罹患している、身近な病気となりました。 人工透析導入の原因疾患の順位を見ても、近年は、…

  • 64 移植医療の近未来(9)

    「腎臓」という臓器に、なぜこんなに、移植志願者が集まるかと言えば… 腎臓という、八面六臂の活躍をする臓器は、意外なほど脆く、(私の夫がそうだったように)血流…

  • 63 移植医療の近未来(8)

    実際、私は年に一回、ドナー検査で、腎臓の超音波検査(エコー検査)を、受けていますが、いつも、「代償性肥大が認められる」という、結果報告を受け取ります。肥大し…

  • 62 移植医療の近未来(7)

    家族ドナーが同意してくれて、先行的腎移植を受けられる恵まれた患者も、近年は増加しているようです。 …この『先行的腎移植』という方法は、レシピエントにとっては…

  • 61 移植医療の近未来(6)

    「成功率が80%を超えている」…この数字をどう捉えるかですが、これは、劇症肝炎など、致死率が高く緊急性の高い肝臓病も、含んでの成功率ですから、チャレンジするこ…

  • 60 移植医療の近未来(5)

    実際に、このブログの読者の方の中にも、「生体肝移植のドナーになることが出来て、手術は何とか無事に終わったものの、その後、レシピエントにガンが見つかり、移植手…

  • 59 移植医療の近未来(4)

    そんな思いをしてもなお、「どうしてもドナーになりたい!」と希望したのは、それが、肝不全間近にまで病状が悪化してしまった夫の命を救える、たった一つの救済の道だ…

  • 58 移植医療の近未来(3)

    それに…私はドナーという立場で、夫と向き合ってきたから、痛切に感じるのですが… 「自分の身体から摘出された臓器が、夫の命を救い、夫の笑顔をもたらすことに貢献…

  • 57 移植医療の近未来(2)

    となると…移植者や移植者家族にとっては、次なる心配が出て来ます。それが「免疫抑制剤を服用し続けることによる副作用」です。 移植当事者は、切実です。なにしろ、…

  • 56 移植医療の近未来(1)

    私がドナーになって、夫に肝臓を提供することになり、ギリギリのタイミングで、生体肝移植手術が行われて、夫が生還したのは、2014年4月。…早いもので、あれから…

  • 55 こんな本が出版されました(25)

    新聞連載小説として話題になった、「禁断のスカルペル」は、2015年11月に、単行本として、日本経済新聞社から出版されましたが、その後2019年には、文庫化に…

  • 54 こんな本が出版されました(24)

    同じ『W移植』という章で、取り上げられている私たちですが、「日本の腎移植はどう変わったか」では、仮名で登場→実話、なのに、「移植医 万波誠の真実」では、実名…

  • 53 こんな本が出版されました(23)

    (本の紹介はさらに続きます)中国への渡航移植、人工透析の進歩と諸問題など、日本の移植を巡る社会の変容を、長期にわたる綿密な取材で丁寧にたどり、多くの問題点を…

  • 52 こんな本が出版されました(22)

    ここまで、ちょうど、万波先生の3回忌ということもあり、この春に出版された、「移植医 万波誠の真実」という本の紹介をさせて頂きました。 本の紹介ついでに…実は…

  • 51 こんな本が出版されました(21)

    ありていに言えば、お人好しの万波先生は、スクープ映像ねらいのNHKスタッフの口車に乗せられて、手術現場にまで撮影が入ることを受け入れたというのが真相です。 …

  • 50 こんな本が出版されました(20)

    この小説では、万波先生が、医学界からもマスコミからも、問答無用のバッシングを受ける原因になった『病気腎移植事件』が中核になっているため、18年も前に起こった…

  • 49 こんな本が出版されました(19)

    高橋幸春さんは、日本で一番、移植事情に精通したジャーナリストですので、昨日まで私が補足説明してきたことなど、先刻ご存知のはず…それを承知で、万波先生と大島先…

  • 48 こんな本が出版されました(18)

    それでも、いくらアップしたとはいえ、残った腎臓ひとつで、2つ分の機能に戻ることはありません。仮に、ひとつの腎臓で、生体肝移植のドナーになれたとしても、肝移植…

  • 47 こんな本が出版されました(17)

    肝臓は、切除しても、数か月で元の大きさに戻りますし、肝機能を示す数値も正常値に戻ります。 「だから、肝臓って一つしかないのに、移植できちゃうんだ」と、当時の…

  • 46 こんな本が出版されました(16)

    昨日のブログで、「2回目のドナーがOKな場合とダメな場合」という表現をしましたが、ここで少し、補足説明をさせて頂きます。 私は、生体肝移植のドナーになってか…

  • 45 こんな本が出版されました(15)

    ひとつだけ、この本の最終場面で焦点になっていた、「W移植の可否」について、私の見解を述べたいと思います。 この小説では「W移植」を、「修復腎(病気腎)移植」…

  • 44 こんな本が出版されました(14)

    私たち夫婦は、この本の最終章、「W移植」という章に登場しています。実名で登場しているのですが、内容的には、ほとんどフィクションです。ですが、実名が使われてい…

  • 43 こんな本が出版されました(13)

    万波先生も大島先生も、助けてあげられなかった、患者や患者家族に、移植主治医として、どれだけ頭を下げてきたのだろうか?移植医というのは、『労多くして恨まれるこ…

  • 42 こんな本が出版されました(12)

    この本で特徴的なのは、万波先生や大島先生の生い立ちや、医師としての経歴やエピソードに関しては、かなりの部分が真実であるのに対して、腎不全患者やその家族に対す…

  • 41 こんな本が出版されました(11)

    大島医師が、周囲の医師たちから、変人扱いされたり、あざ笑われたりしながらも、必死になって、腎移植の症例を積み重ねてきた様子を、取材するうちに、…ジャーナリス…

  • 40 こんな本が出版されました(10)

    2006年当時、日本移植学会の理事長は、田中紘一医師(京都大学附属病院長で肝移植の大家)でしたが、田中医師は、肝移植専門医でしたから、実質的に、腎移植専門医…

  • 39 こんな本が出版されました(9)

    大島先生は、立場としては、2006年に「病気腎事件」と呼ばれる、日本移植学会が激しく糾弾した騒動で、マスコミにもひんぱんに登場した、移植学会幹部のひとりです…

  • 38 こんな本が出版されました(8)

    『巨星墜つ』の知らせを聞いた、高橋幸春さんは、「万波誠という、腎移植手術に人生を捧げた医師の生涯を、一冊の本にしたい」と強く思い、今までの取材で積み重ねてき…

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