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ヒーメロス通信 https://blog.goo.ne.jp/himeros_2011

詩のプライベートレーベル「以心社」・詩人小林稔の部屋にようこそ。

ヒーメロス通信
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2016/12/13

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  • 長期連載エセー「自己への配慮と詩人像」(二十八回)

    長期連載エセー「自己への配慮と詩人像」(二十八回)

    長期連載エセー『「自己への配慮」と詩人像』(二十八)小林稔48日本現代詩の源流を求めて「荒地」派における詩人像(一)詩と社会性詩人は自らの作品を前にして消え失せなければならない、という新批評以降の曲解によって、逆に詩人自身の存在ばかりが詩壇をにぎわせ、詩作品そのものが深さを喪失して軽薄きわまりないものになるという現象が生じているように思われる。一編の詩の解釈を詩人自身の経験から独立させようとすることは正しい。詩は作者である詩人を超えるものであらねばならないからである。しかし詩を生み出すまでの詩人の経験を軽視することとは別のことである。詩が生み出されるまでの水面下の、詩人独自の生きざまを無視すべきではない。詩作品の前に作者の詩人として現実との挌闘があることを知らなければならない。その上で個としての詩人を超える作品...長期連載エセー「自己への配慮と詩人像」(二十八回)

  • 小林稔詩集『一瞬と永遠』(思潮社)刊行なる!

    小林稔詩集『一瞬と永遠』(思潮社)刊行なる!

    小林稔詩集『一瞬と永遠』刊行なる!発行日が2018年8月15日ですが、出版社の都合で一か月以上遅れて出来上がりました。空は透徹するほどに哀しみを呼びもどす私の身体にうごめく「少年」の躍動の痕跡を追い、私は言葉を発信する詩人であることを止めないだろう。夏の庭を裸足で足跡をつけていった少年を追い駆けなければならない。詩作五十年を経た詩人が渾身の想いで世に問う第九詩集「帯文より」目次榛の繁みで一、死二、空三、闇四、虚妄五、摂理タペストリー一~十旅の序奏夏の魔物軛(くびき)返礼と祝福仏頭防波堤一~二茨を解きほぐしすでに行き過ぎし者よ一瞬と永遠一、パリス、ノスタルジアの階梯二、アルテミス、魂の分娩痕跡を追うー若き闘士へ阿修羅夏の径庭旅の序奏青の思想思潮社刊定価2500円(消費税別)主要書店でご購入できますが、直接著者から...小林稔詩集『一瞬と永遠』(思潮社)刊行なる!

  • 小林稔「使者」詩誌「へにあすま」54号

    小林稔「使者」詩誌「へにあすま」54号

    使者小林稔始まりは部屋であった。そこには無造作に置かれた物たちとの交信があった。緑のランプシェードから放射される光が柱に架けた『受胎告知』の絵を映し、私をさらに夢想に駆り立てた。不可視なる世界から両翼をしめやかに降ろし生誕を告知する天使の到来を匂わせる非現実空間は、たましひが奪われ去られたかつての度重なるエロースの記憶を引き連れて、日常空間に亀裂を加えるのであった。まさに私の精神に一つの生命が誕生する予兆の刻(とき)であり、精神の浮遊の前奏であった。現実界と想像界の二重性に生きることには悪の怪しさが内包されていた。私はなぜか一瞬、畏怖と陶酔の入り混じった気持ちでたましひが私の身体から抜け出し限りない高みへ私の意識が導かれてゆくのを直感した。街を歩き思考する時に変身願望の意識に操られ、きのうとは他者なる私がいた。...小林稔「使者」詩誌「へにあすま」54号

  • 他者たち 「ヒーメロス38号」小林稔個人誌

    他者たち 「ヒーメロス38号」小林稔個人誌

    他者たち 小林稔   私という自我は取り返すべくもなく、他者をつぎつぎに食して変成しつづけるのであった。深紅の片(かけら)がいくつもせめぎあう薔薇の愕(うてな)を思わず唇に含んでそのいとおしさに、口惜しいまでの執念をもって、ひとひらひとひら舌でなでまわしていたころ、友愛を願わずにはいられない人が私の眼前に現れたのであった。 友愛への想いは幼少期まで遡るが、そうした想いの根は思春期を迎えるにつれ茎を地上に伸ばし、十二歳を過ぎたころから、植物への欲求の硬い蕾がゆるみ始めていたのであった。そして十六歳にもなれば、その病根は狂おしいほどの邪悪な願望であるという自覚から、隠蔽すべき種子を肉体の秘めた部位に蓄えていたとはいえ、増殖する細胞の逆らいがたい潮は防波堤を越えて太腿を浸すこともあった。同化したいという願望が繁殖し始...他者たち「ヒーメロス38号」小林稔個人誌

  • ヒーメロス38号

    ヒーメロス38号

    ヒーメロス38号発刊なる!詩篇他者たち小林稔招待作品傷高橋優子詩二篇捨て犬のように、叱られる原葵評論「自己への配慮と詩人像」二十七回西脇順三郎論(二)小林稔ヒーメロス38号

  • 改編「詩集 蛇行するセーヌ」小林稔著2003年天使舎刊より

    改編「詩集 蛇行するセーヌ」小林稔著2003年天使舎刊より

    改編「詩集蛇行するセーヌ」(抄)二〇〇三年天使舎刊一二九ページ小林稔   一マドリード発パリ行き時の流れに取り残され夜の闇に沈んでいる旅の記憶が、踏みしめると枯葉が崩れる乾いた音、路上を疾走する車が通り過ぎて私の身体をすり抜ける微風に、今ここぞとばかりに甦る気配で歩みを止め空を仰ぐ。あの時も確かに脈打っていた心臓の鼓動、青春時の苦悩と夢が胸を締めつけて、人生という旅の途上にいる私にその在処を伝えている。 アフリカのスペイン領セウタから渡航して再びアルへシラスに還ったのだが、モロッコのタンジェールに向かう時の心境とはなんという相違だろうか。イスラムの影に引き寄せられるように彷徨し見たスペイン、ポルトガルでの事物が、私の感覚に何ものかをすでに刻み、ジブラルタル海峡の彼方の土地を踏もうとする私は、歓喜と不安で張り裂け...改編「詩集蛇行するセーヌ」小林稔著2003年天使舎刊より

  • 名づけ得ぬもの「詩誌へにあずま53号」

    名づけ得ぬもの「詩誌へにあずま53号」

    名づけ得ぬもの小林稔一浜辺にしつらえたグランドピアノが叩く狂詩曲この世の哀しみを蒐め、さざ波となって寄せては還す記憶の音よ、響け一つは生まれ出づるすべての生命のため一つは滅び逝くすべての生命のため誰一人、永遠を見なかった正義は救済の名のもとに人々から命を略奪した一つの無垢な魂のために千の破壊がいるというのか愛を説き憎悪を躍起する、世界にあまねく宗教という宗教は絶滅せよ神は見捨てられた我々の頭脳の工作である己の深淵に降りていく者だけが「名づけ得ぬもの」に出逢うのだ音楽よ、鳴り響け、私の魂の揺籃に酩酊と光と尊厳を与える音楽よ二日本列島の臍を震撼させた一九九五年の冬炎上する神戸死が我々の深奥の力を呼び起こした蛮族の血が騒ぎ物質との絆は断ち切られた二か月後、首都東京では一個のエゴの成就のためにカリスマが迷える子羊たちを...名づけ得ぬもの「詩誌へにあずま53号」

  • 小林稔「阿修羅」 詩誌「ヒーメロス」36号 8月15日発行

    小林稔「阿修羅」 詩誌「ヒーメロス」36号 8月15日発行

    阿修羅小林稔樹林を縫うようにくねる道を抜けきらきら光を反射させる湖面に眼差しを晒し私たちは足を止めた――あの夏の日盛り少年という季節の頂で君は一歩を踏み出す心もとなさに私の差し伸べた手をためらった私はひとり過ぎ行く時の流れを見送り成熟への坂をひたすら昇り急ぐ君に時折垣間見せた阿修羅の面差し鐘の声に耳を研ぎ澄ます眉間に左右から皺を引き寄せ秘めた鬼の殺気が稲妻を走らせる雨に烟(けぶ)る細い道を背後に曳いて両の掌をみぞおちで合わせる正面少年の潔癖と自尊の歯車は止まらず自らの火中に棲む魔神を鎮め統べる神と闘い世界の法(のり)を所有する天平の仏師に顕われ出でた阿修羅確かに私はその存続を自らの身体に求めた胸に宿る傷は刻印され未だ消えず私の生そのものに放たれる火箭(ひや)すべては斜陽し無に返されていくなかで君のいとけない眼差...小林稔「阿修羅」詩誌「ヒーメロス」36号8月15日発行

  • ヒーメロス36号発行成る!

    ヒーメロス36号発行成る!

    ヒーメロス最新号発行成る!平成29年8月15日ヒーメロスvol.36詩篇花(はな)蘇芳(ずおう)田中美千代盛夏高橋紀子花束朝倉宏哉母を捨てた夜原葵ブルーベル幻想向井千代子阿修羅小林稔評論長期連載エセー『「自己への配慮」と詩人像』第二十六回48日本現代詩の源流を求めて西脇順三郎における詩人像(一)小林稔編集後記発行所342-0056埼玉県吉川市平沼226-1以心社小林稔ヒーメロス36号発行成る!

  • 二つの詩・小林稔

    二つの詩・小林稔

    二つの詩小林稔1.枯葉の道家の裏手の小高い丘を、子犬を連れて散策している。道が木立を這うようにつづいて木洩れ日が射しそこだけ明るい。歩みを進めると、先日の大雪で折れた大振りの枝が私の行く手を遮る。腕で押しのけ、まだ積雪の残る枯葉の道を踏み分け入る。丈の低い墓石の十数個が雪と枯葉に埋もれているところで道は終わった。風が起こって枯葉が浮き上がる。すると子犬がその後を追い銜えてはまた別の葉に跳びつく。四十年以上前の旅の記憶が命を得ようと枯葉のように舞い上がり、若かった日の夢と失意に痛めた胸が、抜けない棘のように存在を主張する。数知れぬ記憶が落葉のように堆積し腐蝕し土に還っていくのだろうか。若木は腐植土から養分を授かるように、記憶に刻まれた言葉が、生まれてくる新鮮な肉に宿ることもあるだろう。樹木は春を迎え新しい葉を茂ら...二つの詩・小林稔

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