な、な、な〜んと、2025年上半期の芥川賞、直木賞はどちらも該当作なし。両方なしは、平成10年の1月に発表された平成9年上半期118回芥川賞・直木賞以来のことらしい。27年ぶりかぁ。 この時の芥川賞は阿部和重や吉田修一、藤沢周などが候補になっている。吉田さんは今回の選考委員の一人。直木賞は北村薫、京極夏彦、桐野夏生などが候補で京極さんと桐野さんも今回の選考委員です。それぞれどんな気持ちなんだろう?でもなんか、ちゃんと議論を尽くしたんだろうなぁ、という気にはなるなぁ。該当作なし、なんて簡単に出せないもん。書店にとっては痛手かもしれないけれど。 【芥川賞候補作】 ◯グレゴリー・ケズナジャット「トラ…