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はんなりマンゴー https://hannarimango.hatenablog.com/

フィリピン生まれの愛犬マンゴーとともに京都及び関東の京都上京区だと提唱する高円寺で自分のルーツ探し。

陶芸、多肉植物、カフェめぐり、外国人もてなし、内装、御朱印、寺社仏閣、料理。

マンゴー
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2016/06/21

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  • 冬休み計画1 ネットスーパーで買いまくって料理三昧。

    突発的に思い立った。ネットスーパーを極める。利用しまくって晩御飯と朝御飯をしっかり作る。地味な日常の料理をする。 AEONスーパー。 Amazon Fresh LIFEネットスーパー。 ONIGO。 実店舗 オーケー 実店舗 サミット 常備野菜。人参、馬鈴薯、葱など。 嗜好野菜。キノコ。アボカド。檸檬。柚子。 普段使いの安いモノ。豆腐。 冷蔵乳製品。牛乳。チーズ。ヨーグルト。 冷凍品。冷凍フルーツ。アイス。 嗜好品。 クリスマスケーキのスポンジ、生クリーム、フルーツ。どのスーパーが良いか価格や品揃えを比較検討して決める。

  • 高円寺の人気蕎麦屋「せいろや」

    駅から遠くて落ち着きのある高円寺と中野の間にある蕎麦屋「せいろや」。11時45分ごろに来たら他にお客さんはおらず、静かで癒される空間。 朝の陽光とブラインドの影が美しい。 注文したのは柚子と葱の温かい鴨肉入り蕎麦。心がほぐれる美味しさだった。出汁が最高だ。 気づいたら満席だった。満席ですと断られる客も次から次へと来る。そうだよな、こんな雰囲気も落ち着けて美味しいお蕎麦屋がガラガラなんてことないものな。

  • 素敵な洋館カフェ「こころみ」

    最近の週末の高円寺は人が多く駅に近いカフェはどこも混雑して落ち着けるところが少ない。久しぶりに日曜の午後に「こころみ」へ。 あまり宣伝したくないのだが、あらためてここは良い。風格ある格天井に銘木の木板。民家にはないレベルの天井の高さ。 シフォンケーキとアメリカンコーヒーを頂いた。お腹の調子によっては濃く重たいシングルオリジンの流行のコーヒーよりもアメリカンが良かったりする。しっかりしたコーヒーも浅煎りのアメリカンも選択肢があるのがありがたい。 ふわふわなシフォンケーキに手製のジャムをつけていただく。 落ち着く。いろいろと年末の計画や年始の計画を練りつつ、ぼーっとする。

  • 旧朝香宮

    旧朝香宮 - はんなりマンゴー

  • 益子登窯への持ち込み焼成

    益子の炎まつり https://mashiko-honoumatsuri.com もっと早くに知れたら、持ち込み用に作ったのに。情報収集力の至らなさが悔やまれる。 12/27申し込み 1/11 窯入れ 1/18 火入 無料見学 1/25 窯出し 15cm立方以内の作品1点につき焼成費3,000円。安くはないが良心的な値段ではなかろうか。しかも旧濱田庄司邸の登窯。 来年には是非。

  • ラフォーレ原宿接客備忘録。

    12月14日土曜日。昼前後はお客さんは少なめ。14時半ごろから混雑。この時期の週末の原宿や表参道は自分のペースでは歩けないほどの人混み。ラフォーレ原宿の商業施設としての通行人数はコロナ前に年間540万人を超えていたという話を体感できた。 ・クリスマスに本国に帰国する前に土産物を探しにきたという日本在住の外国人が多かった。特に10代の親戚の子にカワイイ何かを探しにきたという欧米人が何組もいた。・2週間や1ヶ月の日本観光旅行の終わり数日で最後の買い物に来ている人も何組もいた。・美大の学生さんも複数人。モノづくりをしていて、自分でも販売しようと考えている様子。釉薬や技法の話も専門用語も大抵理解してい…

  • Instagram広告からの学び

    12月1日〜28日の期間にラフォーレ原宿で出店するにあたり、外国人インバウンド客が30%近い割合を占めるという話なのでその人たちをターゲットにした広告を打ってみることにした。 ターゲット 地域 アメリカ、フランス、オーストラリア 年齢 25歳以上 属性 東京、原宿、観光、ポップカルチャー、アート 予算 4600円 期間 10日間 円安を受けて欧米の日本への観光客にリーチできたら面白いと思った。 結果としては2600人ほどにリーチして125人がプロフィールを閲覧してくれたそうだ。プロフィール閲覧1件につき37円かかったとのこと。広告からフォロワーになってくれたのは49人だ。この数字だけを見ると割…

  • ラフォーレ原宿プライベートパーティー

    本業の超絶繁忙期に17時定時で仕事を切り上げる背徳感を押しのけて原宿へ。 この日は17時で一般客は全館閉館し、18時からテナントとクリエイターの招待客だけのプライベートパーティーということなのだが、17時半時点で入口前は長蛇の列だった。 プライベートパーティーといいつつ通常営業時よりも各階お客さんは多かったように思う。 私も親戚の20代の女の子、高円寺で知り合った歌手、元部下、陶芸仲間のアメリカ人学生などが遊びに来てくれて救われた。また、同じフロアで出品しているクリエイターの方とも何人かとお話しできて輪が広がった。 アルミ金属や樹脂でアクセサリーやオブジェを作っているクリエイターの方は阿佐ヶ谷…

  • ラフォーレ原宿での目標

    未知との遭遇 ゴスロリ、メイドや原色系の若いギャルが私の作品を見つけて「なんか知らないけどいーじゃん」と1作品でも迎えてくれたら、自分に最高点をつけたい。冬虫夏草や蟲が好きなギャル、いるはず。 来日観光客 海外に住む来日観光客にお買い上げいただけたら一つの目標を達成したことになる。雑談とよろず観光相談も受け付けたい。 在廊して販売 実は目の前でお客様にお買い上げいただいた瞬間に立ち会ったことがない(注文を除く)。目の前で「これいただけますか」と言われてみたい。 初ラフォーレ ラフォーレ原宿に普段来ない、今まで来たことないけれども私の作品があるから来たというお客さんに出会いたい。 蟲愛を語る 学…

  • ラフォーレ原宿 搬入設営

    11時10分前に着いたらもう開店待ちのお客さんの群れ。天気が良いこともあってか明治神宮、原宿界隈はとても人が多い。 11時から15時までに搬入と設営を完了し16時にフロアオープンとのこと。 クリスマスツリーには各作家さんが景品の作品を供出する。 ラフォーレさんに誘っていただいたものの違和感を持っていた。場違いだろうと。その思いは周りの作家さんの作品を見てむしろ強くなった。やはり原宿的先入観のあるピンクでカワイイ系なものが圧倒的に多い。そういうモノを求めるお客さんが満足できる街なのだから。 とはいえお客さんを眺めているだけでも楽しい。他人になんて言われようとも、自分が好きなモノを追求しているよう…

  • 鹿頭骨鉢 X 唐印

    もう植えて6年以上になる鹿頭骨鉢のカランコエ「唐印」が今年も紅葉して綺麗だ。 普段は野晒し雨晒しだけれども、たまに部屋に取り込ませてもらう。 陽光を透かして赤く光る葉がなんとも綺麗。 陶鉢をどう工夫しても植物の美しさは叶わない。所詮は引き立て役なのだがより良く引き立てられるような鉢を作りたいと常に思っている。

  • 息子の工作

    小四の息子の工作が親馬鹿ながら、なかなか良い。次々と家に持ち帰られる子供の工作は正直言って捨てたいけど捨てるのも気兼ねして困ることが多いのだけれども、一眼見てこれは捨てられんなと思うようなものを作るようになってきたのが嬉しい。 来年は巳年だし、ぴったりだ。鎌首をもたげるポージングもできる。胴体が緑、薄緑、白木と統一感のある色彩なのも良い。 こちらは船。ワッパのように選手を丸く尖らせて作っているのはとても船らしかった。 どうやらモノづくりが好きな様子。 いいね、また息子を連れて陶芸教室に行くか。 夜は息子に手伝ってもらって薩摩芋土鍋御飯を炊いて、スペアリブのマスタード煮を作ろう。

  • 根津の安らげる喫茶「素茶」

    根津の安らげる喫茶「素茶」 - はんなりマンゴー

  • 「冬のたくわえ展」馴鹿、池田さき、あまのじゃくとへそまがり

    生き物を皮革製品に仕立てたら日本一ではないかと思っている造形作家さん「あまのじゃくとへそまがり」。量産せず同じものは飽きるから作らないスタンス。 クオリティが凄い。これはクラッチバッグ。カブトムシ蛹のバッグも以前、現物を見たがジントラップまで丁寧に作り込まれていて圧倒的だった。 ブックスタンドだそうだ。「シートン動物記」とか「サバンナの森」、「犬と少年」なんかを並べたい。 点描の博物画が素晴らしい「イケダサキ」さん。 蝉の幼虫から水晶と根が生えた絵があったのだが、人気の作家さんで値段が少し予算オーバーだったので諦めてしまったのを後悔している。値段が高いのが理由なら買え、値段が安いのが理由なら買…

  • 高円寺を連れ回す。

    前回はちゃんとした風情ある根津の料理屋に連れて行ったので今日は高円寺に宇宙物理学者を連れていく。 この阿呆面で気取った高級店よりも庶民的な居酒屋をこよなく愛し、比較的なんでも食べるがハツや梅水晶のコリコリしたのは苦手だと知った。味や見た目には頓着しないが食感に好き嫌いがあると知った。 マグロをうめーうめー言いながら1人で完食。 そんな彼を高円寺の小さなライブバーのような店に連れて行った。Funny mealという店で挨拶し誘ってくれた歌い手さんのライブ。 煙がモクモク。この雰囲気、悪くない。こんな立地にこんな店があるとは知らなかった。 誘ってくれたお姉さんは可愛らしい曲から激しく叫ぶカッコ良い…

  • 根津の串カツ「はん亭」でスロバキアジ人をもてなし

    スロバキア人の友人が来日したのでおもてなし。 上野にある東京都美術館の田村一村展を鑑賞し、千駄木の「冬のたくわえ展」やお世話になっているウサギノネドコに顔を出したりした関係で根津の串カツ屋「はん亭」に連れて行くことに。 もてなしにかこつけて一度は行きたかった店に行っただけでもある。 有形登録文化財の風情ある三階建ての料理屋。 建物頼みの料理屋かと思いきや、串カツも美味しかった。 人参のジュレなど気の利いた小鉢も間に2品ほど出てきた。 うん、これは外国人にもウケが良く安心して食べられる味。塩やソースなど選べるのも良い。 ここで沢蟹が出てくるか。日本でこんな珍味を食べたぞ、というネタにもなる軽い攻…

  • 猫の油彩

    高円寺あづま通り商店街沿いのギャラリーで素敵な猫の油彩画の個展が催されていた。坂田彩美SAKATA AYAMIさんという画家。 こちらの作品で8万円ほどだったか。もう少し懐に余裕があってこんな毛色の猫を飼っていたらお迎えしていただろうな。マンゴー殿にそっくりな犬の絵だったら即断で買っていただろう。 犬の絵を描く人は猫の絵を各人に比べて圧倒的に少ないように思うのだが何故だろうか。 藤田嗣治だとか中で有名な画家はすぐ思い浮かぶが犬をこよなく愛して描いた画家がすぐ思い浮かばない。 下手でもいいから、絵を描き始めたいと思っている。犬を。

  • 近隣お写んぽ

    馬橋公園の床の煉瓦はオシャレなことに僅かにトルコ釉薬が掛けられて焼かれている。 錆びた鉄扉越しに立派な観音像のある民家を発見。 なぜ、こんな軒先に野晒しで立派な観音様が。

  • 田中一村展

    奄美の植物や鳥に魅せられた画家「田中一村」の初の東京での大規模個展に駆け込みで行ってきた。 神童と誉高かった少年は7歳、8歳でもう見事な日本画を描いており、南画や水墨画など作風が点々としていく。奄美に魅せられ移住してからの作風がもう神がかっていて、誰かに評価される為の絵ではなく自分が描きたい絵を描く境地にようやく到達できたと本人が語るのは60を過ぎてから。 彼ほどの才能ある画家が人生を費やして自分の納得できる画風に辿り着くのに50年近くを要し、完成画の素晴らしさが容易に想像できる未完成の作品を複数残して69で亡くなった。 厚く塗られた花や鳥の濃厚な発色、水墨画の技法をベースにした濃淡のある葉の…

  • 冬支度 植物の取り込み

    10℃を下回る夜が続くようになったので植木鉢を室内に取り込む。 書斎の窓際にはユーフォルビアを植え込んだ陶蟲夏草鉢が集まった。 寝室は人間が毎夜いて少しは温まるだろうから耐陰性の高いビカクシダやクワズイモの鉢を取り込んだ。 書斎のバルコニー沿いには森林サボテンを吊るす?ここは室内だが朝の陽光が当たる。 ゴーラムの大鉢も春には植え替えないと根詰まりし始めている気配。 鹿頭骨鉢に植えたアロエも紅葉し始めている。

  • 陶蟲夏草鉢「ダンゴムシ」

    今回気に入っている鉢の一つ。 ワイルドプランツが珍しい新種のキノコのようで大振りの鉢の存在感に負けずに合った。 鉢を大きくはみ出て覆い被さるように蟲を載せて開口部を広く取った。 なんだか飛んでいるかのような脚の躍動感も面白くできた。

  • 陶蟲夏草鉢「ダンゴムシ」

    鶏頭のベルベットのような質感と脳みそのような襞はキノコ的でもある。 深いワインレッドは存在感があって良い。 粘菌子実体は色をつける際には翡翠色ばかりを使っていたがこれと似た赤黒く発色する釉薬で作ってみても面白いかもしれない。赤色の釉薬はなかなかなくて真っ先に思い浮かぶ辰砂は発色の安定性が低い。鉄赤だろうか。それを発泡させるとどうなるのか試してみたい。 赤い粘菌子実体の鉢と赤い鶏頭が挿してある植木鉢群の赤い光景なんてのも面白いかもしれない。

  • 陶蟲夏草一輪挿し「ハタザオツノゼミ」

    今回は数点だけしか作っていない一輪挿し。 下から照明を当てる展示台には下がガラスの一輪挿しの方が華やかになる。一輪挿しを多めに作るべきだったのかもしれない。 やはりサボテンや多肉を土と共にしっかりと植え込んで育てて欲しいという想いもあって植木鉢なのだが、実際にはオブジェやドライプランツを挿して飾る用途の方が多いのかもしれない。 明るいビタミンカラーはどうだろうか。 再生土で均等になるまで敢えて混ぜなかったので土が模様になっている。 ツノゼミはもう少し試行錯誤で種類を作っていきたい。

  • 窯出し 窯入れ

    本焼き 計量。 今回は発色が抑え気味だ。 12月1日の出展には間に合いそうだ。もう1サイクル、本焼きしたいのだが初日に間に合うかどうか。展示のために作品をギリギリまで作るのはやめにしたい。 すでに出来上がった無数の作品のうちどれをどの展示に持っていくか選抜するぐらいでありたい。

  • アメリカ大統領選

    絶望的な投稿がアメリカの友人知人から聞こえてくる。 私の友人は民主党寄り、リベラルな人が多いということか。 前回、トランプが当選した時を思い出す。プリンストン大学とMITだかのダブルドクター、つまり両校から博士号を取得している趣味がゴールドジム通いのムキムキマッチョLGBTQな同僚がいた。私には理解できない賢いヤツなのだと思う。彼は各州が赤く染まっていくアメリカ地図に声を上げる私たちに冷たく言い放った。 「日本人がアメリカ人の俺よりも真剣にアメリカ大統領選の結果に一喜一憂してるのを見ると滑稽だよ。世界は変わらないって。」 今となっては彼の言葉は半ば正しかったようにも思う。世界は破滅しなかったし…

  • 愛犬が夢に出てきた

    夢の中で2年前に亡くなった相棒「マンゴー」殿が出てきた。起きたら泣いていた。こんなことがあるのだね。気立の良い犬だった。 私が加齢で脳味噌が誤作動し始めているのか。霊魂とやらはあるのか。単に夢に出ただけか。 犬をまた飼いたい。人生が豊かになる。冬の寝所が温まる。

  • 上野のパブ

    東京大学で教えているという知人に自分のお気に入りのバーに連れて行くと言われて立ち寄った雑居ビル3階のパブ。 日本のパブは席を割り当てられるところが多く、好き勝手に座って飲むスタイルのパブは少ないのだという。ここはそんなざっくばらんで混沌とした珍しい正統派パブなのだという。 生演奏あり、みんな好き勝手に席を移動して隣の人と会話したりと自由な店だった。しきも20歳代から70歳代まで年齢層も幅広い。こういう店、高円寺にもありそう。 1人で気を紛らわせたい夜には友人とセットで来る前提ではなく1人で誰かと話しに集う店が良い。ちなみに日本人率は2〜3割の印象。

  • ラフォーレ原宿専用什器

    奥行き、幅、高さをラフォーレ原宿の「あいときょうきのマーケット」、しかも小BOX23〜26にしか使えないなんとも汎用性のない天井什器を制作した。 段の上につめつめで6鉢。奥と左右の壁にも掛けるタイプの鉢を引っ掛けて常時9鉢ほどしか展示できない小さな世界だ。 LED照明の3段ステージとなっていて奥行きも幅もぴったり。長時間つけっぱなしでも発熱しないことも確認した。 真上から見るとこんな感じで。我ながらまずまずの大人の週末図画工作ではなかろうか。 下から照明が当たる特性上、一輪挿しがキレイに映る。ガラスの中に鮮やかなドライプランツを入れると華やかになる。 白いサボテンの毛も照らされて面白い。 その…

  • 12月の出展

    12月1日からラフォーレ原宿の「愛と狂気のマーケット」に出展することにした。元々は2月にフロア企画者の方に声をかけていただき、現場の案内とプレゼンをしていただいたのがきっかけだった。 「なんでもインターネットで変えてしまう時代に実店舗でのリアルな出会いを提供していきたい。」 「わたしのフロアには狂気が足りないのです。もっと狂気が欲しいのです」 「その作品のままでかまいません」 そう熱心に語ってくださって参加を決めた。メールのやり取りだけではおそらく辞退していたと思う。自分の仕事に置き換えると空振りを恐れずに熱意を持って説くそのプロフェッショナルさにも感じるものがあった。 そんなわけで出展まで1…

  • 2泊3日 秋の山梨父子キャンプ旅

    学び 富士の大展望の1泊目、森の中の人の気配のない2泊目と緩急つけたテント2泊は満足度が高かった。 バターコーンは子供が喜ぶしすぐ食べられる。 キャンプにもアボカドレモンリゾットは好適。 炭が捨てられないキャンプ場の朝食は炭始末を考えるとガスバーナーと即席蒸篭で肉饅、餡饅が良い。常温で3日目まで持つ食材として優秀。 ふもとっぱらのように強風が吹くキャンプ場では鍛鉄のロングのペグが必須。 目的 新しい体験。乗馬、森遊び。息子の不自由耐性とサバイバル能力向上。もっと組立、調理作業を任せていく。 予算 66千円。交通費(レンタカー、ガソリン、高速代)30テント 7キャンプ食費 4外食昼、おやつ 10…

  • 3日目

    3日目 - はんなりマンゴー

  • 26日 富士山麓の森キャンプ 洪庵テント村

    洪庵テント村 ・森への没入感という点ではこれまでのキャンプ場で一番。人工物も他のテント客も一才視界に入ってこない臨場感。 ・季節的なものなのか、蚊や虻のような害虫はとても少なかった。せいぜい亀虫。 ・手入れされた林床にはあちらこちらでキノコが生え、苔むしている。 ・フリーサイトなので水場から少し離れたところに設営すれば誰も視界に入らない森キャンプが堪能できる。 ・静かにじっくりゆっくり過ごしたいソロキャンパーが多い。 ・必要なものは全て予め準備して持ってくる必要がある。周辺に売店はない。 ・水場は清潔、トイレも綺麗。 ・ゴミは全て持ち帰り。炭も持ち帰る必要がある。 ・テント1張り2900円。タ…

  • 25日 ふもとっぱら富士山展望キャンプ

    学び 雄大な富士山を目の前にしてキャンプができる。遮蔽物が少なくどこからでも富士山が見える。 売店には菓子パンや飲料の自販機、薪、消耗品など充実。トイレも綺麗で水場も複数カ所ある。 大掛かりな2ドーム式テントや大きなタープ、大掛かりなグリルセット、電飾など豪華キャンパーが多い。 広大なはらっぱだが客数が多くて密度が高い。広大な敷地はテントが林立すると難民キャンプ体験のよう。 ふもとっぱらキャンプ場は土曜日の朝に到着しないとトイレや水場から近い眺望の良い立地は確保できない。金曜から連泊している客が多い。 ふもとっぱらは時折強風が吹く。風が強いと鍛鉄のペグでないと抜ける。しっかりとペグを打てていな…

  • 新境地開拓 キノコを活ける陶蟲夏草鉢

    生のキノコを活けたら良いことに気づいた。直球。冬虫夏草モチーフなんだからキノコを植えてしまえばよい。 ただそれだと数日で萎れてしまう。 キノコ栽培キットの菌床を植え込んでキノコを生やせばもっと長持ちする。 タイムラプスで取れたら面白い動画になりそうだけれども。 キノコの菌床を植え込みやすい開口部の大きな陶蟲夏草鉢を作ろうと思う。 むしろ陶蟲夏草キノコ栽培キットを作りたいくらいだ。

  • 誕生日 ハンバーグと土鍋御飯祭り

    息子の誕生日ということでBBQはハンバーグにした。最近流行りの俵型の小さめなハンバーグを複数個食べ、生卵やタレなどで味変しながら楽しむスタイルだ。 白米の代わりに群馬県水上の物産展から600円で購入したキノコ山盛りセットを大量投入してキノコ土鍋御飯を炊く。 3合の米に山盛りのキノコ。キノコから水分がたくさん出てくるので昆布出汁は500mlに醤油45ml、日本酒45mlで炊く。 おともには米鶴純米辛口。 ハンバーグは炭火で焼くのが美味しいし思った以上に手軽だ。火が中心まで入るまでかなり時間がかかるので小さく数を作るのが良さそうだ。次回は柚子胡椒やおろしポン酢などタレを複数用意しても良さそうだ。 …

  • カメムシタケのような葡萄蔓と陶蟲夏草一輪挿し

    毎日変わり映えしない日々のようでいてこの日の朝の陽射しの柔らかさは格別。 感受性を研ぎ澄ませて目を向けないと見過ごしてしまう日常の美ってのは沢山あるんだろうな。 カメムシタケにそっくりと思うのだがどうだろうか。そういえばカメムシをまだ作っていないな。需要があるか甚だ疑問だけれども作ってみようか。 毎日朝から晩までオフィスでPCに向かってる場合じゃない。

  • 陶芸教室復活計画

    コロナを期に途絶えてしまっている陶芸教室。これを復活させようと目論んでいる。 教室がないから人が来ない、人が来ないから教室が再開されないという状況だったが入会者を自力で複数人集めて再開しようと目論んでいる。 高校から陶芸をやっているというアメリカ人留学生で修士論文を益子の作家について書こうとしている若い男。高円寺の飲み屋で捕まえた。 商業イラストレーター、画家、音楽家と多彩な顔を持つ同年代の男性。この人も行きつけの高円寺の飲み屋で隣の席になって意気投合した。 この2人に早速、工房見学に来てもらったら入会する気満々になってくれた。それぞれ友人も連れてきたいという。5人いたら先生をつけてくれるので…

  • 藤川さき個展

    Instagramで知り、作品の実物を見てみたいと思っていた藤川さきさんの個展が原宿で行われていたので仕事後にギリギリ駆け込んだ。 油彩だけでなく陶オブジェも作っているのでとりわけ興味があった。 単なるキレイな女の子ではなく憂いを浴びた街中の女の子を描く。 今どきの大きな目をした女の子だが剣のある視線に引き込まれる。 陶人形は想像していたよりも大きかった。大きいこと自体に意義があるなと思う。空間をその作品の世界観で満たす存在感が圧倒的になる。 絵を描くように陶も作れるし、陶に絵を施せる。実力のある人は素材を選ばないのだろうな。 この人の陶は自由だった。技巧的に作り込んだ造形では無く油彩のタッチ…

  • ウズベキスタン人常連の店「サマルカンド」

    第ニ弾はウズベキスタン人同僚の案内によるウズベキスタン料理屋「サマルカンド」。シルクロード交易拠点のあのサマルカンドを冠した店だ。 さっそく杏のソフトドリンク。甘すぎず爽やかな味。杏茶とでもいうか。 そして赤玉葱の入った滋味にあふれるスープ。 サモサと呼んでいたっけ。中には牛肉だけでなく玉葱が沢山入っていてこれが一番気に入った。 フードスタンドで売っていたら買ってしまう。 羊や牛の串焼き。ウズベキスタン人曰く、もっと柔らかく肉の味も濃いべきでベストなものではないという。少し過保護に育てられている牧場の羊は野趣と力強さに欠けるのかもしれない。肉も柔らかくないのはウズベキスタンにあるような大きな窯…

  • 匿名作家として作品を売るから得られる高純度の喜び

    10/4に始まったグループでのギャラリー展示で開始1週間で早速2点ご売約をいただいたとの連絡が入った。じわじわと嬉びが広がる。 お金は誰にとっても大事なモノ。無駄になどしたくない。私の感覚では3000円以上ならそれなりなもの、5000円以上ならちょっと良いモノ、1万円以上なら本当に欲しいか、自分に必要なモノかを再考してから買う。 私には美大出身だとか、〇〇賞受賞歴だとか、〇〇会員だとか、先生や生徒の繋がりや後押しは何もない。素性も明かしていないので本業の職場の人は知らないので友人や同僚のよしみで購入してくれることもない。若く容姿も優れていてインスタなどで作家本人のファンを集められているわけでも…

  • モンゴル人が東京一番と推すモンゴル料理屋「モリンホール屋」

    モンゴル人の同僚がいるので東京にある一番美味しいモンゴル料理屋に連れていって欲しいとお願いして実現した企画。 予め注文しないと食べられないという焼いた石で調理する羊肉グリルはホロホロと口の中で容易にほどける。何せ3時間ぐらい調理するらしい。モンゴル人の案内で注文しないと初見の日本人だけでは出会えない味だ。 モンゴル人、ウズベキスタン人、トルコ人、台湾人、日本人で肉に襲いかかりあっという間に骨だけが残った。 タイのパッタイのようなひらたい麺。 モンゴルにおけるピロシキのようなもの。 これが一番気に入ったかもしれない。ちなみに料理は薄いビニール手袋が出されて手で食べる。希望すればカトラリーも出して…

  • 谷川岳登山

    職場の同僚、先輩に誘われて谷川岳へ。職場の同僚の週末のお誘いはあまり受けないのだがいろんな部署の人たちの気やすい集まりでかつ1人ではなかなか行きづらい日帰り登山とのことで参加させていただいた。 朝3時出発。谷川岳ロープウェイに始発から並び山頂へ。7時半から登攀開始。家族と来た時にはここからさらに登る人がいるのか、と縁のない他人を傍観していたがそのルートへ自分が入っていくとは。 谷川岳は遭難事故者数世界一のギネスレコードに認定されているそうだ。その数800人超。エベレストを含めた8000m超の14座での遭難事故者全合計よりも多いらしい。それは太平洋と日本海からの風がぶつかり合う群馬県と新潟県の境…

  • ミャクミャク・ゴーフル

    気持ち悪いだの罵られているけれども、大阪万博の数少ない褒められるべきモノではないかと勝手に思っている。 東京オリンピックはコロナで人を集めることもなく終わり、大阪万博も醜聞ばかりで1960年代の高度成長期前の機運を取り戻すという期待値は全くもって空振りに終わりそうな気がする。 なんとなく小慣れたもの、洗練されたものを模倣したそれっぽいものに溢れているけれども尖った攻めたモノは少なくなっているなんてことはないか。荒削りだがその後の新潮流を予感させるような新規性を感じられるものが少ないのねはないか。その点、このミャクミャクには既視感のようなものは感じない。好きか嫌いかはさておき思い切りの良さは感じ…

  • 写真供養 曼珠沙華

    朝方の室内に光線が差し込む時間帯に撮影したら見事だった。 光の立ち上がるようなゆらめきが美しい。生命力が沸き立つような。 同じモノでも時間帯と光で見え方が劇的に変わってくる。どう魅力を引き出すかを考えると光源や演出をもっと基礎から学びたく思う。 夕日の中で染まる姿も一味違う魅力。

  • 4点造形追加。蟷螂、団子蟲、鋸鍬形蟲。

    自分の過去作を模倣するようになったらおしまいだ。私の作りたいものはまだまだ試行錯誤の途上で定型にして量産したいわけではない。 過去にもらわれていって好評だったものと似たようなものが欲しいという声があっても自己模倣は駄目だ。同じものを作る楽さの誘惑を絶って失敗するかもしれない何かを作ろう。 蟷螂。首も鎌も脚も腹も全て細く中から食い破ったような表現には向かないので今まで作れていなかった題材。気取ったようなポージングにしてみた。 ボーベリア菌に侵されたカマキリの個体は見かけても、カマキリを宿主とする冬虫夏草は今のところ発見されていないそうだ。ハリガネムシにかなりの確率で寄生されて命を落とすので冬虫夏…

  • 店主のアートが楽しいルック商店街の定食屋「キッチン耕」

    高円寺ルック商店街にある定食屋「キッチン耕」。店主の銭谷耕大さんは画家でもあって味のあるほのぼのした絵を描いて店内に作品を飾ってくださっているので、時折食べに、見に言ってしまう。 生姜焼き定食が好きなのだけれども今日は鯖味噌煮定食。カキフライ定食もトンカツ定食も気になるのだよな。バランスよく、満腹になれる定食屋。犬猫ok。ご飯おかわり自由。絵がなくとも行きたくなるが、絵もあるのでますます見に行きたくなる。 私には描けない絵。形を整えてしまうと思う。「ヘタウマ」というスタイルが1番難しいと思っている。写実はひたすら現物通りに解像度を上げて細かく時間をかけていけばそれなりなモノに見えてくるし機械描…

  • ゴッホを描いた原田マハ「たゆたえども沈まず」

    アカデミックであることが至上主義だった画壇の当時、確かにゴッホの画風は受け入れられることは難しかったのかもしれない。その葛藤やもどかしさや悔しさがジワジワと心の底まで侵蝕するように丁寧に語られるのは読んでいてしんどくなる。 自分の作品が売れず認められない苦痛は片手間とはいえモノを作って売る者として身につまされる。 だからこそ、アルルで何かを掴んで狂ったように絵を描くことに没頭する描写や浮世絵との出会いなどには心躍る。タンギー爺さんの肖像の背景には浮世絵が並ぶ。世間ではゴッホの創作とされるが作中では林忠正の画廊が貸したことになっているが真偽はよくわからない。 自分が死ぬことが弟テオと奥さんヨーに…

  • 白馬「樅の木ホテル」

    2泊させて頂き、アフターパーティの会場にもなった白馬の樅の木ホテル。大きな資本の傘下にも入らず独立独歩で欧風で個性的なホテルを営んでいる。 ラウンジには壁一面の丸太。 冬こそが真骨頂なのだろうな。暖炉に火が入ったらより一層素敵になるのだろう。 屋外にはツリーハウス、足湯、そして敷地内にはグランピングテントが点在する。 気持ちの良い秋風 白馬といえば雪山ゲレンデだけれどもグリーンシーズンならではの楽しみも多い。 東京に1年間ずっと留まり続けるよりも自然豊かな郊外に拠点を構えて行き来できる生活が理想だな。

  • ウサギノネドコ「蟲めづる」展

    京都の自然造形や博物標本の雑貨が集まるミセ、カフェ、ヤド、ギャラリーの夢の複合施設「ウサギノネドコ」のギャラリーで10月4日から12月4日まで「蟲めづる」展が開催。 以下抜粋 「人間や哺乳類と大きく異なるように見えるからこそ、嫌悪や恐怖の対象とされがちな虫。 でも摩訶不思議で多様性があるからこそ、虫には無限の魅力が詰まっています。 平安後期の物語集『堤中納言物語』の中の一つに、「虫めづる姫君」という作品がありました。 作中では、当時の貴族の世界では当たり前だったしきたりに従うことなく、我が道を貫く虫好きのお姫様が描かれています。 本展示でも、一般的な常識にとらわれることなく、虫の魅力に取り憑か…

  • 白馬JAZZフェスにJAZZの真髄を見た気がする

    自分の仕事関連、趣味の範囲から飛び出て違う世界を覗くとそこには全く知らなかった豊かな世界がある。そんなものを広く知るほうが人生は楽しくなるのではないかと思った週末。 白馬JAZZフェスティバルの運営ボランティアへ。 しっかり作り込まれた昼のホールでの演奏が素晴らしい。しかしそれ以上に夜のアフターパーティでバンドを越えてギター、ベース、ドラム、ボーカルが入れ替わり立ち替わり即興で演奏し、ついには地元の中学生も飛び込みで演奏する熱気と興奮にJAZZの真髄を垣間見た気がする。一流プロの直後にステージに立てるハートの強さ、拙くも懸命な演奏を温かく迎えるギャラリー。1番楽しい瞬間だった。 都内のJAZZ…

  • コツコツと作り溜める

    ヤマトカブトムシの蛹を鉢にめりこませてみた。 形としては及第点。 こちらはオオハナムグリが被さった鉢。 かなり侵蝕が進んでいる状態。 こちらはヤマトカブトムシの壁掛け。尻に開いた穴に試験管を嵌められるようにして一輪挿しにしたい。 こちらは壁掛けのダンゴムシ一輪挿し。 背中から植物を挿す仕様。 いくつかサイズ違いの試験管ガラスを買って嵌めて見ないといけない。 似ているが横向きで壁に掛けるタイプの一輪挿し。 試行錯誤あるのみ。

  • 子育てと充足感について

    作品の納品を兼ねた2泊3日の京都大阪旅行。麻布台ヒルズができるまで日本一高かったあべのハルカスにも、7月にできたばかりの梅田KITTEにも梅田グランフロントにも行ったけれども。。。 息子が1番楽しかったのは①1泊2名6000円の安宿に泊まって見ず知らずのおっさんと30年前のNintendo64のマリオカートで体を傾かせながら対戦し、ハイタッチの挨拶をして別れたこと②新世界でたこ焼きやバナナの串カツを食べ歩いて1950年創業の老舗喫茶店のミックスジュース飲んだこと③今やそこらのタワマンよりも低い108mの通天閣に登って風を感じながらぐるぐる何周もしたり、迫り出した足場に恐る恐る乗ってみたこと 親…

  • 京都大阪観光旅行収支

    2泊3日の京都大阪納品旅行。初日で納品し残り2日半は息子の望むままに京都と大阪を観光して回った。ざっと洗い出してみたのだが「せっかくだから」が積もりに積もって親子二人で2泊3日で11万円ほど。新幹線代の4.2万円が大きい。 この年齢での息子との思い出はプライスレス。たくさん見返したくなる息子との写真も撮れた。その価値はあるし後悔はしていない。 それにしてもけっこう安上がりに抑えたつもりだったがまとめて見るとなかなかのもの。家族全員で海外旅行とかアジア近郊でも百万円規模になるのは仕方のないことかもしれない。 1日目 京都、太秦映画村 往復交通費 42,000円 京都宿泊費 12,000円 ウサギ…

  • 観光塔に高さなど全く必要はないことがよくわかる通天閣

    1912年に初代通天閣が誕生し、現在目にするのは1956年に再建された誰もが知る大阪の観光名所。高さは108mしかない。 あべのハルカスの300mには遥かに及ばず、大阪梅田のスカイビルの173mにも難波パークスの149mにも、中を高速道路が通過している大阪マルビルの123mにすら及ばない。150mクラスのタワーマンションなど珍しくもないしもはや誰も名前も覚えていない。 大阪駅前第四ビルよりも低いこの古臭い塔に開場時間前から行列ができ、入場待ち60分を我慢して日本人も外国人も並ぶ。旅慣れた外国人にはドバイのブルジュハリファを登ったことのある人もいるに違いない。 結局、人間の身長が2m弱であること…

  • 海洋堂ミュージアムに胸が熱くなる

    大阪城天守閣は30分以上の行列とのこと。天守閣は外から観てこそ壮観だし、天守閣から観られる景色は大阪のビルや府庁舎でしかないので登らないことにした。 その代わりに目と鼻の先にある海洋堂ミュージアムに入ることにした。本丸の中心地に海洋堂ミュージアムがあることには違和感を覚えるが好きだから気にしない。 本気度の高いゴジラたち。コレクターを満足させられる品質。 ビオランテは案外、記憶に残っている名前。 懐かしいチョコエッグやペットボトル飲料のオマケのフィギュアの数々。 思えば素晴らしい時代だった。ペットボトル飲料を購入する値段で素晴らしい精度のフィギュアぐついてきたのだから。飲料メーカーがCMを打つ…

  • 大阪城と豊国神社

    豊臣秀吉の築城した部分はほぼ全て地中に埋没しており目に入る石垣も櫓も古いものは全て徳川家によるほぼ新築時のモノだそうだ。 天守閣は1931年に鉄骨鉄筋コンクリート造りで資料の乏しい豊臣秀吉大阪城を屏風絵や想像を元に再建しているので創作物に近いらしい。 そんな背景を知っていたから城を観にいくなら姫路城一択だった。しかし広大な大阪城公園の長閑さと遠目に外観を眺める分には豪壮な天下の名城には違いない。姫路城や熊本城に足を運ぶ時間のない外国からの友人に勧めるならば大阪城はアリかもしれないと思い直した。 徳川家からしたら豊臣の残滓など払拭したいだろうにぬぜ天守閣の目と鼻の先に豊臣秀吉を祀る豊国神社がある…

  • 通天閣に程近い新世界の「ホテル東洋」

    通天閣のある新世界の最寄り駅であるJR新今宮駅から歩いて数分の好立地にありながら1部屋2名の素泊まりで6925円という安さだったホテル東洋。 共通スペースという居間があり共同キッチン、冷蔵庫、テレビスペースにソファのあるスペースは壁という壁が宿泊客のメッセージで埋め尽くされており最近の宿泊客が書き込むスペースは無い。 スーパーファミコン、Nintendo64、プレイステーション2など昔懐かしい30年前のゲームが揃っていて自由に遊べるのに息子は大興奮だった。 私は8時半まで部屋で寛いでいたのだが、息子は早々に着替えて7時過ぎから共通スペースでNintendo64でマリオカートで遊んでいた。名前も…

  • 大阪の景色

    海遊館の近くの謎の建物。シュールだ。手長足長がモチーフなのだろうか。 この壁画のためにけっこうな追加費用が発生しているはずだ。こういうところにお金をかけるのは偉い。もっとやれ。推古天皇元年に聖徳太子が建立したという日本最初の官寺、つまり仏教が日本の宗教だと正式化されたことを示す始まりの寺。室戸台風で壊滅し、再建したものの空爆で全焼してしまい今目にするのは1963年以降の姿だ。その背後に並ぶようにあべのハルカスが連なるのが珍妙に映る。 新世界の通天閣に続く道沿いには風情あるコインランドリーがあった。こういうのは好物だ。欧州だって古く見えるのは道路沿いのファサードを使いまわしているからだったりする…

  • 大阪新世界で食い倒れ

    ジャンクなものを気安く食べ歩く楽しさ。それを思い出させてくれた新世界食べ歩き。大阪に負ける期待値のそれは、東南アジアに旅行に行く際の期待値に似ている気がする。 息子の希望で京都を早々に出発して大阪へ。「食べ歩き」がしたいそうな。上等な評判の良い料理屋で名物を食べることよりも食べ歩き、ハシゴがしたいのだ。理解できる。 まずはホテルに荷物を降ろして傘を借り、ジャンジャン横丁へ。 昼から飲んでいる客多数。神戸在住時に来ているはずなのだが印象が変わっている。将棋サロンはなくなってしまっていた。 全く最新式ではない遊技場がいたるところにできている。どうやら同じ系列の店が多い様子。 新世界、通天閣、ジャン…

  • 京都太秦映画村

    子供がいるからこそ見るもの、訪れる場所がある。まだ小学生なので子供騙しなものが多いが高校生、大学生と育っていくに従って私だけでは触れないであろう未知の世界へと息子たちが誘ってくれるようになる日が来るのだろうか。 子供たちが生まれる前に夫婦だけで京都に住んでいた頃には全く来たいと思うことなどなかった京都太秦映画村。そんなところに来るようになる日が来るとは。 子供にだけアトラクションのフリーパスを購入した。なので「からくり忍者屋敷」や「忍者の砦」、「刀でGO」がどんなアトラクションなのかは知らずじまい。 それでも13時から17時までいてまだ遊び足りないというぐらいに楽しんでいたので良しとする。 水…

  • ウサギノネドコ京都店に持ち込み納品

    自宅書斎も映える空間にグレードアップさせたい。 ギャラリー映えする作品をもっと練ってみても良いかもしれない。 三連休ということもあり、東京からの新幹線は廊下に人がひしめくほどの満席で2時間超の道中立ちっぱなしだった。さらに二条駅に乗り換え、そこから両肩に大きな荷物をかけて800m歩く。腕がもげるかと思ったという誇張表現を吐かずにいられないしんどさだった。 筋肉痛は確定だと思いながらなんとか到着。8点を届けることができた。さらに段ボール箱2つ、10点が宅急便で届く。なんとか納品完了。 それにしても全くもって京都観光の動線にないにも関わらずお客さんが絶えないのは凄いと思う。 鉱物お菓子と銘打って鉱…

  • 京都に作品を送る

    遠隔地のギャラリーで作品を展示してもらうのはいいが、配送もかなり大変だとわかった。 少し大型の作品にしてみたが荷物の嵩がかなりのものになってしまった。それでも、私の作品はとびきり大きいというわけでもないだろう。 配送料も嵩むことを覚悟する必要がある。今回 、大きな荷物は京都大阪旅行がてら持参していくが全て宅急便にしたら1万円近くしてしまう。 ワレモノを安全に安心して配送できる手段を講じないといけない。 全て手作業で作る作品というのは包材や送料、展示手数料なども合わせていくと本当に費用がかかる。

  • セスジスズメ

    今年もセスジスズメというススメガの幼虫が中庭にいた。 昨年は20頭以上でてきて家族は阿鼻叫喚だったが今年は3頭だけ。少し寂しい。 ドクダミの葉を好むらしい。健康ブームにのって前住者が植えたと思われるものが何度駆除しようと試みても駆除できておらず今に至る。今後もドクダミ茶にして飲むことはなさそう。しかしセスジスズメを毎年育てられるならそれもありかもしれない。 2日後に見ると二回り大きくなっていた。 刺繍でできたような質感の体躯。 3頭仲良く移動して回って一株づつ丸裸に食べ尽くして回っている。 食べた葉を丸々とした俵状の糞に変えて回っている。桑の葉を食べた蚕の糞が蚕沙と呼ばれる食材やお茶になるよう…

  • 陶蟲夏草鉢「蝉幼虫」

    長いこと右往左往してこの形でギャラリーに送ることになった。ゴーラムを植えていたのだが、植ったまま鉢も割れないように保護梱包して長距離郵送するのが困難に思えた。たった1鉢ならともかく20鉢ぐらい送って欲しいとのことなので鉢だけにして送ることにした。 このヒョロヒョロと生えている菌子実体などいつ破損してもおかしくないのだよな。壁などにぶつけたら簡単に折れる。 開口部を比較的広くとっているので植えたい鉢なのだよ。新漆で真鍮か洋金粉まで載せた。 焼き上がった直後はさして好きにならなかったが段々と好きになり愛着の湧いてきた作品。 10月からのグループ企画展に出品しようかと思う。手元に残して愛でるよりも外…

  • 博多は鯖

    博多民の鯖偏愛に驚いた。鯖専門居酒屋があったり、スーパーにはアレンジ鯖が何種類も並んでいたり。 中洲を散歩。 店の暖簾にも郷土愛のようなものを感じる。 たこ焼きも食べたかったが満腹で見送り。 福岡地元のマルキュウスーパーへ行った。開店前から客が並ぶ熱気。こんなに魅力的なローカルスーパーがあることが羨ましい。 立派なマトウダイが799円とは興奮する。アラカブ、イトヨリ、アカマツとどれも刺身用。今日はどんな鮮魚が売られているのだろうというワクワク感がある。 西鉄ストアも烏賊や鯛が見るからに鮮度が良い。 塩レモンサバやゆず昆布サバなど日本酒が進みそうなアレンジ鯖が沢山売られていた。最終日でなければ買…

  • 花屋兼喫茶 「Q合目」

    インスタで見ず知らずの人に蟲、標本、サボテンやドライプランツという関心軸の私にオススメの福岡のお店はないかと聞いてみたところ、教えてもらったお店「Q合目」。花屋兼喫茶店だという。 1階は花屋になっており、2階がカフェになっている。しかも素敵なのが吹き抜けになっており、絨毯の床に直に座り吹き抜けに足を投げ出すスタイル。 柵代わりに角材が渡してあって専用にあつらえた木の丸盆がテーブル代わりとなる。 梁の上には巨大なマンステラ。 足元の吹き抜けから1階の花屋の花材が眺められるのも面白い。多肉植物なんかが下の階に敷き詰められるように置かれていて、そんな樹海を見下ろせたら楽しい。 元々は花屋だけだったが…

  • 博多の鯖尽くしと筑前清酒「鯖郎」

    中洲なら屋台のラーメンや餃子が美味しいのかと思ったが実店舗よりも高く1200円だのしていてしかも観光客向けと化している様子。焼きラーメンもイマイチそそらない。 そこで中洲の鯖専門店「鯖朗」という店に突撃してみた。1〜2人前の鯖の活け造りは尾鰭がまだ動く新鮮さ。目も黒々としている。というか死んでいない。酷い。刺身醤油、胡麻だれで頂くのだが臭みが全くなく身の肉の旨味を感じられて美味。 これで2000円は満足感が高い。 福岡県最古の酒蔵の「大賀」。これが半合380円という良心的な値段。全くの引っ掛かりを感じないいくらでもするすると飲めてしまうような危険な味。 せっかくなのでこちらもお試しくださいとサ…

  • 18年ぶりの太宰府天満宮

    達筆な御朱印を太宰府天満宮で頂いた。「陶蟲夏草」を御朱印仕立てにしたい。ハンコをつくり、「謹製」「令和五年創業」と墨書きを入れるような。 たぶん18年ぶりではないか。久しぶりに太宰府天満宮を1人で訪れた。18年を経て前回一緒に行った友人の多くは結婚したり子供が3人産まれていたり、仕事も変わっていたり。月日の経過を強く意識させた再訪だった。 まずは梅ヶ枝餅で腹拵え。150円なり。 あんこ餅だ。梅要素はあるのだろうか。 こんなところだっただろうか。18年か19年前に来たことは確実なのだがてんで覚えていない。気温は35℃を超える炎天下でそれが印象を変えているかもしれない。 手水には杉の葉が敷いてあっ…

  • 藝祭2024

    「学生時代は9割方つらい思い出ばかりだけれども鮮烈に記憶に残っている」といった内容の美大生のSNSかきこまみ 歴代の神輿の模型が残されていた。この神馬の神輿の見事さは強く記憶に残っている。 このハンバーガー神輿は群馬かどこかの農村に移転展示されていたのを見かけた。どんな経緯なのだろう。

  • 藝祭2024 染色

    藝祭2024 染色 - はんなりマンゴー

  • 藝祭2024 絵画

    藝祭2024 絵画 - はんなりマンゴー

  • 藝祭2024 目に楽しい組み作品たち

    藝祭の同一テーマで何枚も絵を描いている組作品が楽しかった。 公園の遊具を描いたシリーズ。 少ない手数で描いているのが本当に凄いと思う。とてもハイコントラストで部分を描きそれ以外も想像で補わせる。 どこを描きどこは描く必要がないのか、その選択がもうセンスの塊で、色の選択も重要な要素。 形と色への感度の高さを見せつけられた。 和小物シリーズは写実的に描き込まれていてそれぞれが額装して飾りたくなる密度と精度。 レトロ、廃墟、アンティーク好きにはたまらないモチーフが水彩で描かれている。 こちらはより遊び心溢れるペン画シリーズ。 技術力の高さを見せつけられる見ていて楽しい展示だった。

  • 藝祭2024 蟲祭

    藝祭や五美大展を訪れているとやたらシーラカンスが多かったり、アロワナが多かったり、ゾウガメが多かったりと同一モチーフが複数重なる年がある。何か授業でその刺激となる映像に多くの学生が触れたりするからなのか。今年は例年よりも蟲をモチーフにした作品が多い気がする。 日本画専攻1年生の横野多聞さんの作品「Grateful dead」。今後3年間の作品も楽しみだ。 蛇の生がどれだけの蟲の生の上に成り立っていることか。白一色で描かれた蟲が美しい。 無数に書き込まれた蟲の輪郭が遠目には背景のざらつきにしか見えなくなる。 蛇の骨と蟲。 こちらは迫力あるノコギリクワガタの仰角図。 この鉤爪がとてもクワガタらしさ…

  • 藝祭神輿

    東京藝術大学の1年生が制作するのがしきたりだという藝祭神輿。昔は8基作られていたが負荷が大きすぎるようで何年か前から4基に減らされた。かといって倍の人数で作れるものでもないだろうし制作担当になった学生さんの負荷たるや。 発泡スチロールとはいえ、永遠に保存したい見事さ。 ガルーダも力強い。 羽の生えた象はダンボの神格化された神獣なのだろうか。このような神獣が存在し名前もあるのだろうか。 圧巻は閻魔大王「怨」 藝祭のテーマ「えん」に掛けているのだと思う。 社を握り潰しているその躍動感。 この指先の暴力性。眼が若干斜視なのも良い。惹きつける。 格好の被写体に大勢が群がっていた。雨が降らず良かった。昼…

  • 風雲夏休み工作城

    電気窯の窯出し。土曜日に窯入れして水曜日時点で窯温度は40℃まで下がっていた。前日だとまだ熱くて出せなかったと思われる。 計量の結果は4kg。なんとも懐に痛い重さだ。だからといって焼成費が高くつくからもっと小さく作れとも、強度ギリギリまで薄くしろとも言いたくなかったし仕方がない。 仕上げとして漆で真鍮金粉をシャチホコに塗る。息子としてはシャチホコを金色にするというのが重要であるらしかった。 「親のクソバイスをしない」「手を出さない」これを守るのはなかなか我慢がいることで少し歪んでいるんじゃないかとか、ここをもう少しこうした方が良いんじゃないかとか口も手も出したくなるのを抑えて見守った。 朝陽を…

  • 夏休みの自由工作のお城

    息子の夏休みの自由工作は城郭。素焼きした窯を恐る恐る開けた。中を骨格状に中空にし、3週間ほど乾燥させていたとはいえ爆発しないとも限らない。しかしその心配は杞憂に終わった。 そのほかの作品も無事に焼けた。 息子の好みでシャチホコは金ラスター釉。屋根はトルコ青釉、壁はマグネシヤマット釉を筆塗りした。 私も並行して作業する。クワガタの浅鉢に施釉。菌糸体にはトルコ青を発泡させることにした。 装填完了。酸化焼成1230℃で焼き上げる。 城の中は空洞。植木鉢としても使えるように作ってもらった。それだけは口出しした。家の中に置き場所がなくなっても庭に植木鉢として置くことができる。 カミキリムシを作ってみた。…

  • 竹製の器がかわいい「JUNOS CAFE」

    人気のケーキ屋「アプリコチエ」の隣にブルーシールアイスを売る駄菓子屋居酒屋があったがそこが清潔感に溢れるカフェに変わっていた。

  • 懐かし復刻の組み立てラジコン「タミヤ グラスホッパー」

    私の夏のミッションは次男を可能な限り家から連れ出すこと。白馬に続いて実家に1週間連れて行ったが残念ながら私は働かないといけないので時間潰しにタミヤの組み立て式ラジコンを購入して実家にあらかじめ送っておいた。 小学4年生は丸々1日費やした。ギアボックスやフロントダンパーなど仕組みを学べるのが良い。タイヤをはめるところは大人でも苦戦する硬さなので手伝ってあげたがほぼ自分で組み立てきった。 組み立て済みの中国製の4000円程度の水陸両用車型ラジコンを以前、買ったことがあるが操作性も悪いし長く遊べる代物ではなかった。しかしこちらはレースにも参加できるような操作性のラジコンでしかもパーツを交換したり改造…

  • もっと菌に浸潤された姿へ

    久しぶりに自分の作品を見たら、拙いけど悪くない。菌に浸潤され朽ちて「生」が蟲から菌へと紡がれていく感じがそれなりに表現されているのではないか。これをもっと様々な蟲モチーフで再現していきたい。 バッタの腹のダンビラ。蟲の脆さ。得体の知れなさ。一途さ。骸となった静けさ。苗床となって菌を涵養する質量。 もう一つ造形。 鉢を覆う蟲のサイズにしてみた。 開口部の大きめなダンゴムシ鉢を造形する。 2時間ほどの作業時間。適度な雑さ、歪み、不正確さ、手跡が残るのがちょうど良いと思っている。 「精巧な」などと紹介されることもあるけれども、自分としては素朴で粗い造形を指向している。

  • 小中学生時代の友人K

    友達は少ない方だと思っていたが、その少ないながらの友達づきあいが案外、長く続いていたりする。 小学生時代の友人が1ヶ月前に突如電話をかけてきてどうしたんだろうと思ったら、少し強引にご飯に行こうと言う。何か切羽詰まった雰囲気があり、夏休みの終わりに実家に帰るのでその時に2人で食事に行く約束をした。 Kは小学校では学年一体格が大きく「ジャイアン」のような位置付けの奴だった。乱暴者とでも言うのか。校舎中を追いかけ回されたこともある。私の方が小柄で足も速かったが捕まったら一貫の終わりだと階段を上からひとっ飛びで降り、着地の衝撃と痛みに顔を顰めながら休み時間中逃げ回ったのを覚えている。あれは何がきっかけ…

  • 金継ぎ再修復

    前回、修復できたと思っていた鉢が修復できていなかった。見た目には治ったのだが、ほんの少し力を入れたら簡単に折れてしまった。 考えられること 1.接合面積が小さく強度が出なかった。 2.接合面に既に接着剤が浸透しており強度が出なかった。 3.2液混合型の接着剤の配合が均等ではなかった。 4.漆に洋金粉を多く混ぜすぎていて漆の強度が出なかった。 5.上記の複数組み合わせ とりわけ接合面積が小さく強度が出なかった可能性は高い。他の原因を想定して改善しても修復強度が出ない可能性が高い。 そこで角の接合部周囲をパテで覆うことで補強を試みる。夏のパテの乾燥の速いこと。あっという間に硬くなって変形できなくな…

  • 美麗昆虫標本を鑑賞しながら酔える「Insect Bar」

    久しぶりに来たinsect bar。前掲の素数ゼミの標本を受け取りに来たのだけれども、それだけで帰れるわけもなく。 標本が美麗だし、甲虫から蝶蛾まで様々な種類を舐め尽くすように眺められる。 マンティスという飲みやすく上品な香りのカクテル。 このinsect barの店主、大森さんは専門はカマキリの研究者だが、私が疑問に思うぐらいのことがらは大抵、答えをご存知で教えてくれる。なんとも目で楽しめる、舌で味わい、脳みそが喜ぶバー。 ツノゼミの標本をこんなにじっくりみられるきかいもそうはない。アルコール12°のタガメサイダーハイボール。鉄板。個人的にはタガメエキスはラフランスの上位互換フレーバーだと思…

  • 13 x 17 = 221年ぶりの邂逅 素数蝉

    たまに行くinsect barの店主が渡米して221年に一度という十三年蝉、十七年蝉の同時大量発生を目撃して標本も採集してくれた。上が十七年蝉。 この人はカマキリの研究者でもあり、日本国内でハラビロカマキリの亜種を発見して新種登録したりなんかもしている。現在、国立科学博物館で開催中の「昆虫マニアック展」でもこの素数蝉の採集の様子が展示されているそうだ。きちんと関税の手続きなどもしてくれているだろうから安心できる。 今更だが素数蝉は13年周期、17年周期で地表に一斉に這い出てきて羽化し繁殖する蝉で十七年蝉は蟲としてはかなり長寿と言える。そして今年が13年と17年の異なる周期蝉が同時発生する221…

  • 白馬周辺の楽しみ方 振り返り

    歴史建築 戸隠神社の奥社に参拝。御神木級の杉並木と豊かに茂った随神門に圧倒される。 戸隠神社の五社のうち残り四社だけでなく竹細工の店や煎餅屋など門前町を散策してみたい。 国宝仁科神明宮や大町の若一王子神社などにも参拝してみたい。 アクティビティ 栂池自然園の湿原散策は実に気持ちが良かった。 青木湖でSUPに興じた。海水のようにベタつかず気持ちよく泳げて最高に気持ちが良かった。 水上アスレチックやカヌーなども次にはやりたい。 青木湖畔には濡れたまま座れるテラス席を備えたカフェAOもオープンして利便性がさらに増した。 シャワークライミングや白馬鑓温泉への登山、八方池ハイキングなどやりたいアウトドア…

  • 心笑館、わっぱら家、青木湖、焼肉屋「食道園」

    友人が働くというので私は息子と心笑館の源泉掛け流し温泉の日帰り入浴へ。 新築時はちゃんとした設計士かデザイナーに注文して施工してもらいとても立派だったのだと思う。運用が少し残念に思えた。 露天風呂は湯船に浸かって渡った先のドアから出る謎の動線ではあるが山に向かって入浴でき、開放感もある。しかし山と施設の境目を錆びた鉄筋と有刺鉄線で区切っていたり、保温用の青や緑の原色マット(ビート版のような素材のもの)を湯船に浸かると見える位置に置きっぱなしにしていたり。目に触れない場所まで運ぶ手間を惜しんでいる。 露天風呂との横の境界は鉄パイプに黒紗布を掛けるのは良いとして、目立つ鉄パイプの長すぎる部位を切る…

  • 栂池自然園 青木湖

    ロープウェイやゴンドラを長い距離乗り継いでいく景観変化も楽しめる 軽装で楽しめる遊歩道が整備された開放的な山上の湿原 トリカブトや湿地の高山植物が咲き誇る 鹿島槍ヶ岳のカクネ雪渓という氷河も見られる アサギマダラが舞う。ブヨや蚊はおらず。 栂池ヒュッテのさるなしソフトクリームが美味 栂池高原スキー場の途中駅ではバギーや2人乗り自転車、空中バイクライド、エアクッションに飛び降りたり滑り台からエアクッションの上にゴムボートで打ち上げられるアトラクションなど多彩な遊具がある 栂池自然園が軽装で気軽に子連れで回れると聞いたので登ってみることにした。 往復のゴンドラチケット代は栂池自然園の入園料込みで大…

  • 羊牧場から木崎湖花火大会

    前回、白馬に来た際に食事をした白馬の山菜のチーズフォンデュや肉料理が絶品だったウアレのオーナー店長さんが昨年からライフワークとして仲間たちと始動させた羊牧場に案内していただいた。 長靴に履き替え、苦土石灰をまぶして消毒する。雑菌を外から持ち込まないように注意を払う。 元々は牛牧場だったが5年ほど前に閉鎖されてしまっていたところを羊牧場として再生したのだという。 ここで飼育しているのは羊肉、羊乳、羊毛にバランス良く長けたポール・バセットという品種の羊で改良して角がなくなっているのだという。元々はイギリスのツノ有りの羊でオーストラリアでツノ無しに品種改良されたのだそうだ。羊は頭突きしてくるのでツノ…

  • 戸隠神社 植生と一体化した神秘的な奥社随神門

    長野駅に昼につき、大学からの友人に迎えに来てもらい戸隠神社へ。 その途中、戸隠蕎麦を食べる。どこも満席の順番待ちで1時間待ちだの40分待ちだの。案外、蕎麦は提供までの時間がかかる。 長野の観光地の蕎麦屋はかなり待ち時間が長い。どこが美味しい、ここの方が美味いと長野県民に言わせればいろいろあるようだが手打ち蕎麦の店はどこもそれなりに美味しいしまずい蕎麦というのはなかなか無いのではないかと話を友人とした。ごくたまに香りがとても立つ別格な蕎麦に出くわす。 案外、古民家のような風情など雰囲気に引っ張られる要素も大きい。 ここは一口ごとにわけてくれていて丁寧。 鏡池。晴れていたら、紅葉していたら、さらに…

  • 雅叙園百段階段 金属造形作家 征矢剛さん

    金属造形作家 征矢剛(そやたかし)さんを目黒雅叙園の百段階段の展示で初めて知った。今回は蟲モチーフの作品の数々で私としては見逃せない。 たんぽぽの綿毛が電球になっていて灯るのだが、金属製の蟷螂が前脚を伸ばしている。 彼岸花に鳳蝶という幽玄な世界。 この人の蟲はかなり装飾的にデフォルメしていてアールデコの優美な飾りのようだ。この「セロ弾き虫」の翅や触角の曲線には強い美意識とこだわりを感じる。 自分がセロの演奏家ならお迎えする。 蟷螂が左右の前脚に天秤と剣を持った「それぞれの正義」という作品。背を向けていることにも意味はあるのだろうか。 私ももっと特徴を捉えつつデフォルメ化した作品を作れるようにな…

  • 雅叙園百段階段 鬼師 永濱貴之さん

    鬼瓦を作る職業を鬼師という。その作家さん永濱貴之さんの軒瓦一式に惚れた。 雲に乗った菩薩然とした招き猫。顔が存外に神妙な顔つきでそれもまた良い。 私もこのような童話のような作品を作ってみたい。 瓦の燻銀な陶肌も好みだ。 雲に乗る飛翔モードの蝉やハナムグリなんて素敵ではなかろうか。 古めかしい正統派な造形をした鬼瓦にひょうきんな漫画のような手足がついた作品も面白い。 本気の鬼瓦の造形の確かさとふざけたような首から下のギャップが楽しい。 鬼瓦のくせに艶のある座り方。 創作意欲を掻き立てられる作家さん。

  • 雅叙園百段階段 よねやまりゅうさんの妖

    造形作家よねやまりゅうさんの「ことだま」。一目見た瞬間から釘付けになってしまった。 この妖艶という言葉がしっくりとくる人外の生き物の色。背骨から続く尻尾の曲線。 背中が割れ、髑髏が身体の奥から覗いている。背中が割れる造形は私も好きだがこの形状にする勇気はない。 2200000円とのこと。だよな。そういうモノだと思う。その価値を認める人は少なからずいると思う。こういう作品は数年をかけて出会うべくして貰われていくのだろうな。 この目の生気。 一つ目の「ましら」 かまいたち。円輪に乗っているその見せ方が魅力的。まだまだ無数に私の知らない素晴らしい作家さんがいると思うと気力が湧いてくる。

  • 目黒雅叙園百段階段 和の灯展

    誘拐登録文化財の木造建築、動植物をモチーフにしたわかりやすい造形アート、その2つをまとめて楽しみたいならば目黒雅叙園百段階段の企画「和の灯」展はピッタリかもしれない。 昭和の竜宮城とも謳われた目黒雅叙園の百段階段と呼ばれる御殿で御伽噺からテーマを取った展示を楽しめる。来場者が8月初旬で2万人を超えたそうな。 入館してすぐ迎えてくれるのは猫、猫、猫。

  • 義実家で昭和遺産を掘り出す楽しさ

    中島みゆきのファーストアルバムはなんとLP。 亡き義父が好きだったそうな石原裕次郎。52歳で亡くなったのは早い。兄の文壇デビューにして芥川賞受賞作「太陽の季節」で弟の裕次郎も映画デビューしてたのか。親の世代なら常識なことも私は知らない。 親が子供の頃に読み耽っていた漫画を子供が読み始めている。「ドラゴンボール」は12巻までしかなくて読み終わり、「うる星やつら」を読み始めた。 「さんまの名探偵」「ドラゴンクエストⅢ」「小公子セディ」など懐かしいファミコンソフトも出てきた。 とてもノスタルジックな気持ちになる。知らない妻の子供時代を知る。私はどんな子供だったのだろう。もう仕事人生に倦み、どう死に向…

  • 横浜夜景

    横浜は思い出の多い地 でも赤煉瓦倉庫での思い出はほとんどない。 久しぶりに来てみたら、赤煉瓦倉庫の間のスペースには大きな人工砂浜があると思っていたのだがなかった。あるにはあったが裸足になることを禁じられたわずかな砂場のみ。宮下パークの屋上にあるビーチフラッグ競技を開催できるようなものではなかった。 それでも1200円もするかき氷を注文してみたら、パインのアイスクリームと果肉が乗り、シロップも煮詰めたパイン果汁のようにしっかりとしたもので味は予想外に美味しかった。そろそろ自宅にもかき氷マシーンでも必要な暑さかもしれない。 アパホテル横浜ベイタワーにチェックイン。 チェックインカウンターは大行列の…

  • アニタッチ

    インコ、ヒヨコ、ハムスター、カピバラ、プレイリードッグなど様々な動物と触ってふれあうことができ、フクロウやナマケモノ、オオハシなども肉眼で至近距離で見ることができるのがウリの店、アニタッチ。餌付けもできる。衣食住が保証される代わりに人間に触られ続けるという楽園的地獄。 風呂に入って最低限のアクションで目の前に差し出される牧草を食べ続けるカピバラ。撫でられるのも好きらしい。確実に向いている動物とそうでない動物がいる。 このような飼われ方をしている個体は寿命が短いということも知っている。 興奮して叫ぶ子供、口の前に突きつけられる餌。 息子はいうと夢中になっている。 そんなんならマンゴー殿をもっと可…

  • 陶蟲夏草鉢 1〜7蟲造形

    大和兜虫 幼虫 蛾 大雀蜂 蝗 三日月角蝉 象虫 蚕蛾 何故か今までカブトムシは成虫や蛹ばかり作っていたので初めて幼虫に挑戦。 案外、楽しいしそれなりの手応え。脚を繊細に作るだけで体の造形が単純でもそれなりの写実性を纏ってくれる。腫れるように膨れた腹とそれが食い破られるかのようにして生え出る菌子実体。甲虫の成虫にはない質感がある。 これは陶で菌子実体を加飾せずにシンプルに植物が力だよく生えてくる姿でいきたい。もう2〜3頭作って習得したい。 こちらは蛾。 蛾の目先には小さな菌子実体を添えた。 オオミズアオのような長く伸びて垂れた後翅が肝なのだが焼成に不安がある。 こちらはオオスズメバチ。頭が大き…

  • 修理依頼品を金継ぎで改変修復

    以前お買い上げいただいて鉢を落として破損してしまわれた方から修復依頼をいただきました。ここまでなってしても修理したいと思ってくださるのは大変嬉しいことです。 生と死、蟲と植、土と陶、腐敗と涵養、それら要素の移ろいと混ざり合いの表現を「陶蟲夏草」のコンセプトにしているからには崩壊と修復はむしろ取り込んで昇華させるべき要素ではないかとすら思っています。元通りにはなりませんが新漆と金継ぎで「変化」させてお届けしたいと思います。 そんなわけで破片が欠損している箇所をパテで埋める。呼び継ぎというらしい。 さらに改変に当たる部分だが菌子実体も加飾。 とりあえず形状としては繋ぎ合わされた状態。 痛々しい継ぎ…

  • 夏休みの抱負

    欲望を燃料に生きている。しんどくなったら燃料を明確にしないといけない。 納品旅行 群馬。レトロ上毛電気鉄道に乗り、赤城温泉の秘湯を堪能。 白馬。青木湖でSUP。八方池にハイキング。テント泊、羊牧場、戸隠神社。山の見える温泉。 義母の家、海水浴。 実家。息子とラジコンで遊ぶ。両親に息子と晩御飯を作ってもてなす。 冬の企画展の展示台をDIYする。苔むした小さな世界観を作り込む。

  • 蟲作家のインスピレーションが沸く温泉旅館 赤城温泉御宿総本家

    ・虫が館内、露天風呂や脱衣所にたくさん出没する。蛾各種、カミキリ、トンボ、虻、足長蜂、竈馬などなど。 ・館内の階段は急傾斜 ・古い匂いがする。埃っぽい。 ・設備はとても古い ・人工造形物のない山の景色の露天風呂 ・ぬるめで長湯できる濃厚源泉掛け流し ・素晴らしく幾層にも結晶化している光景が見事 ・廃墟然とした植物の茂る内風呂が廃墟好きには天国 ・食事は昔ながらのメニューで派手さはないが美味しい。量がかなり多い。 ・本醸造酒赤城山が期待を超えて飲みやすく美味しかった。 ・館内、所狭しと美術書と美術工芸品の山。 私が思いついた褒めフレーズは「虫作家にはインスピレーションの宝庫の秘湯温泉」。山小屋で…

  • 群馬県大胡に納品旅行

    北千住から東武線の特急りょうもうに乗り、赤城駅から上毛電氣鐵道に乗り換えて大胡駅へ。東京から3時間半をかけて辿り着く「灯螂舎」。 14点ほど納品した。消しゴムハンコを掘って作ったロゴ入り名刺も納入。 ここは「より美味しくなる限りにおいて」昆虫原料を香料のように使った菓子が美味しい。昆虫を食べることを目的にはしていない。粉末にして使うので見た目にはわからない。新しい美味の境地の開拓ルートとしての昆虫なのが良い。 蚕の蛹と糞のクッキーは優しく柔らかい味。蚕は桑の葉しか食べない完全草食なのでその糞も言うならばオカイコサマに加工された桑の葉。蟲界のコピルアクと呼んでも良いぐらい。珈琲とともに頂く。 コ…

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