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はんなりマンゴー https://hannarimango.hatenablog.com/

フィリピン生まれの愛犬マンゴーとともに京都及び関東の京都上京区だと提唱する高円寺で自分のルーツ探し。

陶芸、多肉植物、カフェめぐり、外国人もてなし、内装、御朱印、寺社仏閣、料理。

マンゴー
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2016/06/21

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  • キリンクビナガオトシブミの造形

    秋に向けていよいよ制作に本腰をいれたい。 こんな生き物に冬虫夏草が生えていたらというフィクションだ。 絶えず資料を見ながら作るのではなく、資料を見た後で自分の中で咀嚼して頭の中に残ったイメージを想像して作る。だから細部はそんなに正確ではない。そのかわり私らしさ、手癖、私の解釈がかなり入り込む。オリジナリティを優先したということにしている。 後になって触角が大きすぎたとか脚をもっと細造りにすればよかったとか思うことも多いのだが、その蟲に対する解像度の変遷と受け止めている。 さあ、次は何を作ろうか。作りたいものが頭の中で大渋滞している。

  • 5月末の緑道と界隈

    紫陽花赤紫 紫陽花青紫。私は青い方が好みで青ければ青いほど良い。 ビヨウヤナギ ニッコウキスゲと思われる。 ナデシコ撫子は良い。庭先にも植えたい。 石楠花。 梅雨葵とも言われる立葵。植えたいけれども育てるのは少し気難しいとも。 ウスラユメ、山桜桃は確か食べられるのだっけ。種は毒があるらしい。 笹に花が咲いたかのように見えて混じって咲くドクダミの花。 コバノズイナ これは何だろう。

  • ジューンベリーと苺のコンポート

    庭のジューンベリーが実ったので収穫。施肥もしていないので実成りは乏しく、別段とても甘くはない。 量が足らないので安く売られていた苺と合わせて炊く。 少なめの甜菜糖で少し緩めに作る。ジャムというよりコンポート、コンフィチュールという感じか。子供が喜ぶので良しとする。

  • 陶蟲夏草壁掛け「蝉」

    壁掛けの花器ができた。試験管ガラスを組み合わせることもできるようにつくった。侘びた古民家の壁に野山の花を活けたら素敵な空間になるのではないだろうか。 ある程度細かく作り込んだが色をほとんどつけないことで存在主張が控えめで植物を引き立てられるようになったのではないか。 翅脈を透し彫りのようにし、左は打ち破れている。 寿命を全うし力尽きた蝉を苗床に育つ植物。 平置きにしても良いかもしれない。 なかなか満足いく作品になった。

  • 目黒雅叙園の緑

    中国系の会社からカナダ系のファンドに売却され、突如10月からの結婚式がホテル都合でキャンセルされて物議を醸した目黒雅叙園。ホテル都合にもかかわらずキャンセル迷惑料は10万円だという。今から結婚式場を探し直すのは相当困難で結婚式を遅延させないといけないカップルも出てくるのではないか。カナダ外資の信用を損ねる横暴に「雅叙園」の格が大きく落ちることになったのではないか。 広いロビーやラウンジ、飲食店も改修されるのだろうか。室内ガラスドームの中に茅葺の日本料理屋が並ぶその姿はなかなか面白い。 都会の喧騒の中にあってこの新緑の美しさ、滝の清涼さは目立たない癒しスポットなのだがこれも失われてしまうのだろう…

  • シンガポール Dao by Dorsett Hotel

    今回初めて泊まったDao by dorsettは朝食込み1泊3万5千円という値段を考慮するとイマイチかもしれない。 電子レンジとシンクというミニキッチンがついているが使わないのだよね。TWGの紅茶、ネスプレッソが無料でついているのは良い。 シャワーとトイレが窓側にあってブラインドを閉めないと向かいのオフィスから裸が丸見えってのはかなり妥協した間取りだと思う。 シャワーは水圧は十分だがバスタブはない。ガラス壁とガラス戸の間などに隙間がありシャワー室外に水が飛散するのが少し鬱陶しい。 大変良いと思ったのが厚手のガウン。外側はシルク地のような肌触り、内側は起毛で気持ちが良かった。ただ、4泊の間に洗濯…

  • シンガポール土産はブンガワン・ソロのシフォンケーキ

    シンガポール土産はなかなか難しい。そもそも9割以上の食品が輸入に頼っている国なのでシンガポールオリジナルのものが少ないし、輸入品はカルディや明治屋に荒れていたりする。大人ならTWGの紅茶、Bacha coffeeなどがあるが子供向きではない。 結局、形だけマーライオンで味はイマイチなチョコよりもブンガワン・ソロ(Bengawan Solo)のパンダンリーフをふんだんに使ったシフォンケーキが間違いがないように思う。 パンダンリーフはニオイタコノキ、東洋のバニラとも呼ばれる土着ハーブで保存料も着色料も使わずにこの黄緑色となるそうだ。甘さは控えめでハーゲンダッツバニラと合わせて食べるのが良さそうだ。…

  • 5月の緑道

    5月が私の住まい、近所の緑道では一番多彩な花が咲き乱れる季節かもしれない。 こんな花が今まであっただろうか。牡丹だろうか。この1年の間に誰かが植えたのだろうか。 私の花壇の下のコンクリートの隙間から咲く名も知らぬ花を摘んで活けた。 もっと花が凛と背景に映える、モノが少なく整頓された室内にしたい。程遠いのだけれども。

  • ギャラリーの増える高円寺 陶芸作品の地産地消展示販売を検討

    高円寺は昔はライブハウスが多く若いミュージシャンが集まる街だったが昨今は古着屋が増え続けておりそれ目当てに電車で来る人も多い。そんな高円寺の新しい潮流だと感じているのがギャラリーの増加だ。 あづま通商店街にはCloudというギャラリーカフェがあり、数十メートル先には同系列のBLANKというアートギャラリーがある。あづま通商店街が早稲田通りにぶつかる近くにもLOCAL GALLERY・BOOKSという書籍とギャラリーの併設店ができた。その系列でNoraという猫グッズギャラリーもできた。どこ系列か不明なガラスウィンドーの展示も2カ所。ウンダーガンマー系の「Art&Antiques LECURIO」…

  • 福岡用作品の本焼き窯出し

    素焼きの窯出しをして釉薬掛けに勤しむ。 緑に発色する釉薬を筆塗りし 根本に溶岩発泡釉薬を筆塗りし 撥水剤で突起部を保護し 残り部分にマグネシヤマットを柄杓掛けし 癒着しないようにスポンジで余剰釉薬を拭き取る。なんだかんだ6時間近くかかってしまった。 両生類昆虫泥鰌シェルター3点 ダンゴムシシェルター4点 カブトムシ蛹一輪挿し4点 爬虫類ジャングルジム1点 ダンゴムシ植木鉢チャーム2点 さらに屋号陶板1点の合計15点を窯詰めし点火。1230℃で酸化焼成する。無事に青緑に発色してくれると良いのだが。 初めての遠征なので持って行きやすいサイズの一輪挿しやチャームを10点ほど用意したい。 ブリーダーも…

  • 中野の上等鮨「せいざん」

    基本的に安く飲み食いできる飲食店が中野、高円寺界隈には多いのだけれども「掃きだめに鶴」、「泥沼に蓮」が咲くように品の良い店もあったりする。その一つがここ、中野の「鮨せいざん」。白木のカウンターに俎板、花の生けられた静謐な空間。 綺麗な所作で巨大な鮪の塊を柵へと切り分け、握る寿司ネタを準備して下さる。 日本酒もメニューはなく好みの系統の味を伝えるとおまかせで見繕ってくれる。麒麟山を出してくれた。目でも楽しめる、劇場のような鮨。外国からの友人を連れてきたら喜びそうな店だ。 語彙に乏しいので説明は省く。刷毛で醤油を塗って出してくださるので、客としては集中して味わうだけ。 絵を描きたくなるような美しい…

  • 2025GW備忘

    京都美山に父子旅できたのと後半はまとまった作陶時間を取れたのが良かった。 26 家掃除、誕生日会準備27 親族と息子の誕生日会 高円寺大道芸祭 BBQ28 出社29 棚塗装と組み立て BBQ30 出社 ラフォーレ原宿打ち合わせ1 出社2 京都 ウサギノネドコ打ち合わせ、北野天満宮に合格御礼参りと札の返納、美山の茅葺屋根の同僚別荘へ3 美山 茅葺の里散策など4 美山 今宮神社、大徳寺友人宅、帰宅5 DIY棚づくり完成 BBQ6 作陶 槐先生教室 素焼き窯入れ7 写真家、バリスタの英米友人を招いてBBQ8 作陶 水挽き 18点9 妻と豪華鮨ランチ 作陶 釉薬掛け10 作陶 本焼き窯入れ 大学友人と…

  • ビカクシダマウント陶蟲夏草板とダンゴムシ吊り鉢の造形

    新しい試み。ビカクシダを貼り付けて壁にかけて育てるためのマウント板を作ってみることにした。 板には吊るす紐を通す穴と、ビカクシダを固定する糸わ通す小さい穴を無数に開けた。 板の中央は盛り上げている。ここに水苔を詰めて保水を図ることもできる。 おそらく一般的でない造形の試みとしてはこの穴あきの皿のような部分。ここにビカクシダを貼り付けるとセミの体躯を苗床にして生える菌子実体のような光景になるのではないか。 菌子実体の突起の先と身体に2株を植えてみても面白いのではないか。 吊り団子蟲一輪挿しなんぞ。 こちらはカエル、イモリ、泥鰌、蟲のシェルター。

  • DIY 両面壁面間仕切り棚

    GW丸2日かけて11畳の書斎を息子部屋と書斎に緩やかに分ける壁面棚をDIYした。 天井まで8本柱で突っ張っている耐震配慮。 息子側は3/4、書斎側は1/4を両側から分けて使う 書斎側には陶芸作品を陳列収納できるように。 左側は高さ可変棚。 有効ボードは中空両面貼り合わせで両側から干渉せずにピンを嵌められるように。 息子側は幅750mm奥550mmのメインデスク デスク板の裏に10口コンセントと4USBポート 右手にはPC作業できる高さ130cmのスタンディングデスク。 その下は通学リュック入れ。 棚はゴム集成材を寸法通りに予めカットして送ってもらった。 それに珈琲ブラウン色という水性塗料をロー…

  • 2025GWはBBQ三昧

    美山に滞在中も囲炉裏で朝晩炭火焼きだったのに帰宅後もほぼ毎日、中庭でBBQしている。 今回、3種類のスモークチキンレッグを作った。 蜂蜜醤油 ◎ ジンジャーレモングラス ○ ポン酢 X 圧倒的に蜂蜜醤油が燻製には合う。ジンジャーレモングラスも悪くはない。ポン酢は酸味と燻製のスモーキーさが悪さを引き出し合って好みではなかった。 Amazon Freshで買ったスターゼンの那須の森骨付きソーセージが辛くて美味。リピート確定だな。5本763円と安くはないがハレのBBQには欲しいアイテム。 2日間タレに漬け込んだチキンレッグは炭火焼きにしても美味しい。

  • ウサギノネドコ、北野天満宮、大徳寺

    まずは主目的のウサギノネドコへ。雑貨屋、ギャラリー、カフェ、宿の複合施設で自然科学博物標本系の雑貨、アート作品などが並んでいる。 鉱物カレー。赤い鉱物に見立てたビーツが乗っている目にも楽しいカレー。 過去のウニ企画展で生まれた透明樹脂封入ウニ骨格標本。 アリストテレスのランタンと呼ばれるウニの口吻の天井吊り下げランタン。 今回初めて食べた青水晶のゼリーパフェは中にブルーベリーやラズベリーも入っていて美味。今までこちらのカフェで食べたデザートの中で一番好きかもしれない。 秋以降の企画展示の打ち合わせをさせていただいた。 息子の合格祈願のお札を納めに北野天満宮へお礼参り。失敗を恐れずに安全策に走ら…

  • ウサギノネドコ、北野天満宮、大徳寺

    まずは主目的のウサギノネドコへ。雑貨屋、ギャラリー、カフェ、宿の複合施設で自然科学博物標本系の雑貨、アート作品などが並んでいる。 鉱物カレー。赤い鉱物に見立てたビーツが乗っている目にも楽しいカレー。 今回初めて食べた 息子の合格祈願のお札を納めに北野天満宮へお礼参り。失敗を恐れずに挑戦したその心意気や良し。努力し続ける姿勢といい良い素質を持っていると親ながら思う。好きなこと、やりたいこと、なりたい仕事を見つけて行ってほしい。 玉川が良い位置につけている。どれも美味しい日本酒ばかり。 天正年間に創業したという京都の中でも老舗の部類の和菓子屋さん長五郎餅。境内にある売店では夏限定の冷やし長五郎なん…

  • 美山の茅葺き屋根と陶蟲夏草鉢

    美山の茅葺き屋根と陶蟲夏草鉢 - はんなりマンゴー

  • 美山茅葺き屋根の別荘

    古民家別荘は良いな。60代、70代の体が元気なうち10年ばかりを長野、山梨や栃木らへんの田舎で期間限定で住むというのも素敵ではないだろうか。 息子を連れて京都美山にある茅葺き屋根の集落へ。 15年ぶりだろうか。 美山の資料館 同僚の家は茅葺き屋根の古民家を和モダンにリノバートした素敵な別荘だった。吹き抜けの一画に囲炉裏が据えられていて素晴らしい。 2階は茅葺剥き出しの屋根裏だが清潔感がある。 こんな素敵な茅葺き屋根のリノベートは初めて見た。 マシュマロを焼く。溶岩プレートに乗せてなんとも品の良い感じ。 鮎を串打ちし、塩を振って遠赤外線でじっくりと焼く。パサつく前の程よい焼き加減で焼き上げること…

  • 松葉のにしん蕎麦

    出汁をしっかりととる大事さを改めて感じた。 京都駅で松葉のにしんそばを食べた。 にしんそばを出してくれる蕎麦屋は数あれど、松葉はやはり期待を裏切らない美味しさ。適当な店で妥協しなくてよかった。 味噌、実山椒の乗った御飯も「ほぅ」と感じ入る味わいだが、やはりにしんそばよ。蕎麦はコシがなく柔らかい。身欠鰊も甘め。それらが構成されてなんとも懐かしい京名物そばとなる。 駅構内店だから割高ということではなく、2250円はどの店舗でも同じ料金。私の記憶の中と比べてずいぶん値上がりしたように思う。それでもその価値を感じる。しっかりと取られた出汁。なんとも味わい深い。海外で$15で食べられるシロモノではない。…

  • 息子の誕生日BBQ献立

    サラダ スモークポテトチップス 炭火焼きハンバーグ 燻製玉子 スモークチキン 味付けカルビ 山椒味噌焼きおにぎり バースデーケーキ 今回は山椒味噌焼きおにぎりが思った以上に好評だった。 スモークチキンはソミューズ液に一晩漬けて塩抜きして燻製したので塩味は十分だったが、焦げ色がついたほうが食欲をそそる見た目になるように思う。 JUMPのハンバーグを1/4にして俵ハンバーグにすると火が通りやすくて良い。

  • 燻製玉子レシピ

    外は燻製されて硬め、中はトロリとした濃厚燻製玉子のレシピは結局これ。備忘録。 1.沸騰した湯に冷蔵庫から取り出した玉子を7分かき混ぜながら茹でる。 2.冷水にさらして冷やす。 3.満遍なくヒビを入れ卵の尖ってない尻側から薄皮を破り中に水を入れながら剥くと剥きやすい。 4.醤油、味醂、水=1:1:1の液に玉子を浸して一晩以上寝かす。 5.玉子を取り出し、乾燥させる。 6.80℃程度の低温で熱燻20分。 トロリとして濃厚。炭火焼ハンバーグと合わせると絶品。

  • 高円寺大道芸祭 大駱駝艦

    高円寺大道芸祭を観るとGWが始まったと感じる。 そして絶えず変化し続ける大駱駝艦の演舞。 わけわからないけど、こういう演目は続けて欲しい。筋肉が誇張されて印象的。 言語化できないモノの塊。 例年金粉男だった彼は今年は銀粉男。 相変わらずシュールでよくわからない。 よくわからなさを老若男女が揃って楽しんでいる。 高円寺大道芸祭といえば「芸人まこと」「大駱駝艦」の炎の競演。 相変わらず見事。今年は一人しか吹いてくれなくて少し寂しい。 アスタリスクノヴァさんは今回10mの高さは挑戦。一昨年、昨年は7m、8mと高さを伸ばしてきているそうな。

  • 東京むし作品展 2025

    Botanica Del Rameという虫に銅鍍金した作品制作をされている作家さんのコノハムシの作品。この緑青化した色彩がなんとも素晴らしい。 単色ではなく複雑に混ざり合った有機的な色がとても蟲のモチーフに合う。 蝉。 百足が下半身が緑青化しており、しかも水晶が生えている。ピカピカした銅部分も酸化して経年変化するとなんとも深い味わいの色になる。 息子と秩父に昆虫採集に行き連れ帰り、2年かけて産卵孵化から羽化して成虫になるまで育て上げた初めてのミヤマクワガタの標本がある。これご地震で落下し破損してしまっているので銅鍍金化してもらおうと思う。 緑青化してもらったらめちゃくちゃカッコよくなりそうだ。…

  • ダンゴムシ型シェルター

    ダンゴムシ型シェルターを作ってみた。カエル、ゲッコーやヤモリだけでなく水槽に沈めて緋泥鰌 の隠れ家にも良いのではないか。蟲の隠れ家にしても良い。 前から見るとこんな感じ。 セパレート式の尻は中にはめるとまるで一体のダンゴムシのよう。うん、悪くない。 注文したいという声も頂いた。6歳のニシアフ用シェルターが欲しいそうだ。とりあえず作ってみようか。 もういくつかバリエーションを作ってみようかと思う。

  • 清澄白河 深川温泉常盤湯

    ・サウナあり ・露天風呂、天然温泉あり ・屋外の休憩用の椅子が20脚ぐらいある ・その椅子の前の壁が岩石に一面、トキワシノブが繁茂していて美しい。目に優しい。 ・木造の脱衣所、銭湯ならではの富士山のペンキ絵がありレトロ情緒もたっぷり ・料金は週末大人600円、サウナ500円、貸しタオル100円 清澄白河に初めて来たので深川温泉常盤湯銭湯へ。 リニューアルされて新しく清潔でありながら設備が充実し人気銭湯となっている。 ペンキ絵は控えめ。電気風呂、ミルキー風呂など小さい浴槽が並ぶ。 ここの魅力はやはり広い露天風呂。遮光布が掛けられており、雨や強烈な日差しを遮ってくれる。 見えにくいが、右手の岩石壁…

  • 名古屋進出

    名古屋駅から近い大須というところのギャラリーで開催される企画展に出展してみた。 33作家の作品が集合した1週間の企画展。絵が中心で可愛らしい系のイラストも多い。 残念ながら主催者の方とSNSでやり取りしただけで、本音としては企画展示のテーマなどをしっからお伺いすることもできないまま見切り発車的に参加させて頂いてしまった感がある。名古屋といういままで出したことのない街で作品を見てもらえることを優先したのだろう。本音としては開催中に現地に赴けない企画展に参加するのは自分のポリシーに反する。そうしなかったことで学ぶことがあるのか後から振り返りたい。 とりあえず打席に多く立つ。

  • 第一四半期の映画備忘録

    100選に加えたい映画が2本。 侍タイムスリッパー ☆☆☆ 見かけない役者さんばかりだと思ったが監督が2600万円の私財を投じて撮影したインディーズ映画だという。江戸時代の侍が現代にタイムスリップして太秦映画村で時代劇の復興に意気込む話なのだが、ちゃちさがなく、ほろりと来てとても楽しめる。殺陣のレベルの高さも必見。これで10億円以上の興行収入を納め大成功したそうだ。監督の狂信的な視座の高さと映画愛を感じる。 CGばかり多用して制作費50億円だの100億円だのかかった昨今の凡庸なハリウッド映画よりも圧倒的に面白かった。モノづくりに希望を与えてくれる。 侍タイムスリッパー 山口馬木也 Amazon…

  • 日本酒の品揃えが熱い「小山商店」

    日本酒の生産量も消費量も減り続けているらしいけれども、こんな地酒屋を見つけると胸が熱くなる。 飲食店で人気の銘柄は無論のこと 知名度よりも価格に対する味を重視する人も唸らせる品揃え。 見たこともない銘柄が多いのも嬉しい。店員さんが懇切丁寧に合わせたい食事に応じてオススメのお酒を教えてくれるものありがたい。 こういう店が新規の日本酒愛好者を育てるのではないか。 見上げる一升瓶は春鹿に篠峯。どちらも好みだ。 楽器政宗の貴醸酒なんてものがあったのでお買い上げ。これだけ品数が多いと買う一本を厳選するのが大変で、また来なければと思わされる。 聖蹟桜ヶ丘の小山商店。この街に来る理由ができた。

  • 植物の夏の配置換え

    4月13日。 サボテン類を風道の棚に出した。あまり陽が強くなってから出すと日焼けしてしまうので今ぐらいから強光に慣れさせ始めないといけない。 いまいちな植木鉢を徐々に整理して大きな蟲鉢に置き換えていきたい。 植え込んだ作品の育成場にしていきたい。

  • 「そよぐ陶陶市」

    いっきに春めいた4月11日から始まった聖蹟桜ヶ丘で開催の「そよぐ陶陶市」。 陶植木鉢作家8名、植物屋さん6名、ベーグルや蟲菓など3名などが集まった企画展示。 目の前に公園があり、たんぽぽの綿毛を挿してみた。 ナンキンハゼを粘菌子実体に見立てたダンゴムシ。 サボテンを植え込んだ大きな鉢も。 今回はトキワシノブを植え込んだ鉢やサボテン、多肉植物を植え込んだ鉢など植物一体の作品を多く置かせていただいた。ギャラリー展示だと生物、植物 トキワシノブが涼やか。 素敵な骨董階段箪笥に飾っていただいていた。 いいな、自宅に階段箪笥が欲しい。自分のギャラリーをいつか持てたら、こんな展示台を持ちたい。 段差と奥行…

  • 壁掛けドライ一輪挿し

    試験管ガラスを腹部につけられるようにしたのだが、そうすると壁に安定しなくなるのでドライプランツ用とした方が良さそうだ。ピンクペッパーと組み合わせたら面白くなった。 まるで胞子嚢的な何かを噴出させているかのよう。

  • 陶蟲夏草鉢「ダンゴムシ」 x シャガ

    4月に入ると庭先で咲き始めるシャガの花。学名をIris Japonicaという。日本を代表するアイリスはアヤメでもカキツバタでもなくこのシャガなのだ。 暗い山林の日陰の斜面で群生する白い花は幽玄で湿度が高い。 分解が進んだダンゴムシの亡骸から生える様が合うように思う。こちらも今週末から開催される企画展に持参しようと思う。

  • 陶蟲夏草鉢「ダンゴムシ」 「ハナムグリ」x フリージア

    ハナムグリは英語だとFlower Chafer。今回は底穴の無いドライフラワーの投げ入れ。 やはり穴をつけるか、ガラス瓶を中に入れられるように底のないカバー形態の方が良いのか。 こちらは底に水抜き穴のある完全な鉢。異国の城塞のような建物にダンゴムシが覆い被さっているもの。建物と虫のサイズが大きく狂っていてファンタジーの世界。 ミニチュア建物に超巨大な蟲というのも非現実感が増して面白いかもしれない。しかし冬虫夏草感が減じてしまう恐れもある。 どうしたものか。もう少しバリエーションを作ってみても面白いかもしれない。

  • 陶蟲夏草一輪挿し「フタオチョウ」 x チューリップ

    我が家にこんなに大人っぽい妖艶なチューリップが咲いていたとは。 ドラゴンキャタピラーとも呼ばれるフタオチョウの幼虫の一輪挿しに投が入れた。 いいな。 自画自賛。 真っ赤なチューリップよりもこのシックな色の方が大変に好みだ。

  • 「そよぐ陶陶市」に郵送

    玉之浦の艶やかなことよ 全く手入れもしない私の庭でこんなにも立派な花を咲かせるようになってくれた。 玉之浦は薮椿系統なので頑健なのかもしれない。 土日をかけてなんとか16作品を梱包した。 聖蹟桜ヶ丘で催されるこの陶植木鉢と植物の企画展には趣旨に沿ってサボテンを植え込んだ作品を多めに持っていく。ビカクシダやトキワシノブを植え込んだ鉢も持参する予定だ。普段とは異なる植栽にワクワクする。 納品リストに記載する。 品名と値段を値札に書く。 麻紐で値札を結びつける。 ハニカムペーパーで細かい部分を包む。 プチプチで包む。 化粧箱を組み立てる。 化粧箱の中に作品を収め、緩衝材を隙間に詰める。 段ボール箱の…

  • 陶器と雑貨のカフェバー「funny meal」

    国産紅茶専門喫茶店のサルトリイバラが移転して、壁色はそのままに新たに2024年夏に開店したカフェバー。 植物に溢れていて気持ちの良い空間。 そして作家さんの陶器や民藝雑貨があれこれ置かれているのが嬉しい。 私の数あるうちの一つの理想形は食器ならば店で使われている「使用感のあるもの=育った器」を変えたり、植木鉢や一輪挿しとして使われているその実用の美を認めてそのまま飲食代と合わせてお買い上げしてもらえること。 なかなかボリュームたっぷりのプレートランチだった。苺ジャムがコンフィチュールに近い粘度で果物の香りが残っていて美味しかった。 考えてみたら高円寺の店で自分の陶器を販売することはなぜか考えた…

  • 陶蟲夏草鉢「オオクワガタ」 x 出雲大社薮椿

    この真紅の筒形の慎ましやかな花。 出雲大社薮椿が今年は5輪ほど咲いてくれた。 この静かさ、製作者の意図を超えた景色だ。 手放したくないが4月11日からの企画展示に持っていこう。

  • 窯入れ

    一気に釉掛け。あれ、脚が一本出てきた。どの蟲の脚だろう。 翅を透かして作ったセミの壁掛け一輪挿しをようやく焼ける。無事に焼けて欲しい。今回の目玉の一つなのだから。 三層にしようかと思ったが1年近く放置されていたフタオチョウの一輪挿しを焼くことにした。

  • 熱海の定宿で馳走と湯治

    なかなか予約が取れないのだが、たまたま取れたとのことでもう過去2年間で4〜5回は訪れている気がする常宿へ。 熱海は電車で行けて近いし安い。子供は新宿から小田原まで乗車券が50円というわけのわからん設計になっている。 もう熱海の大抵の観光地には行ってしまっているが、ベタに熱海城へ。桜祭りということだが全く開花していなかったが猿回しを楽しませてもらった。 猿は顔に表情がないから仕込まれた芸を手順通りにやらされている感が強いが、それでおやつも美味しい食べ物も食べられるなら良しとしてもらおう。猿も自分で稼いでいる充実感のようなものは感じているのではないだろうか。 身の丈の5〜6倍もある竹馬を自在に操る…

  • 生成AIにマーケティング戦略を考えてもらう

    生成AIに陶蟲夏草のマーケティング戦略を考えてもらった。私の作品を迎えてくれる方にはなぜ20〜40代の女性が多いのかも教えてくれた。 なるほどね、90点の回答だ。こうなると、鵜呑みにはしたくないアマノジャクさが発動される。AIに読み切られてたまるか。 「こちらが陶蟲夏草の商品をマーケティングする際の提案策です。 1.ターゲット層の明確化主な顧客層は、自然や生物に興味があり、手作りや工芸品に興味のある20-40代の女性が考えられます。 2.ブランド・アイデンティティの構築陶蟲夏草の作品は、自然と生物をモチーフにしており、生命の循環を表現したユニークなものです。ブランドコンセプトを「生命の連続性」…

  • 春近し 陶蟲夏草鉢「ダンゴムシ」 x ハナニラ ヒヤシンス

    庭先にハナニラの咲く季節が来た。 可憐な花が一輪というのも、ダンゴムシの慎ましやかさと相まって良い。 土を入れてムスカリを植え込んで春を迎えると楽しい鉢になるかもしれない。 かたや、庭から摘んだ桃色のヒヤシンス。 華やかでダンゴムシの生命力を吸い上げたかのような勢いがある。 これも部屋を明るくするには悪くない。

  • 企画展に向けて

    ゲッコーのシェルター型ダンゴムシを作った。 尻とセット。ゲッコーが頭をのぞかせている姿を見てみたい。 施釉するか、焼締にするか迷う。やはり白釉薬の体躯に子実体を翡翠色にしようかと思う。 蛹をさらに数点。ヤマトカブトムシ蛹と ヘラクレス蛹。ガラス試験管をはめて吊るす姿を早く観たい。 しっかりと乾燥させた壁掛けも4点。 さらにカブトムシ2点、神鏡にダンゴムシ。 蝉幼虫、ダンゴムシ、スズメバチに球状のダンゴムシを4点。 22点を来週、素焼きして4月頭には本焼きして完成させる予定。どれだけ完成まで到達してくれるか。

  • 多肉と仙人掌の天国「フラワードーム」

    シンガポールの熱帯植物園と双子のように建つフラワードームの2階は多肉植物サボテン天国。 エスポストスだろうか。白サボテン柱が林立する絶景。植物に触れないように一緒に撮影させてもらった。 銀月の林。 ジオメトリクスの林。 玉扇の園。 大きな鉢のアロエや バオバブ、巨大な塊根が林立する。 アエオニウムの林。 流木アートもあちらこちらにあり、龍だの鷲だの賑やか。鹿は撮らずにはいられなかった。 惚れ惚れする美形なアロエ。

  • 何度でも来たくなるシンガポールの熱帯植物園クラウドフォレスト

    8年ぶりにシンガポールの熱帯雨林植物園、クラウドフォレストへ。前回は家族全員で来たけれども今回は1人。 シアトルのアマゾン本社の熱帯植物園を観たからか、前回ほどの感動はない。 それでも植物の種類の多さとディスプレイのダイナミックさにはワクワクとする。 至る所に逆光気味に熱帯植物を仰ぎ見られるスポットがあって目を奪われる。 シアトルの美術館で堪能したチフーリの作品ではないかと察したらやはりチフーリのものだった。 きっと彼の作品に違いないと思わせられる作家はやはりすごい。水面に鏡面反射して彼岸と此岸を表しているよう。 気根が冬虫夏草のようでゾクゾクする。 この逆光の光線の美しさよ。 人工的でさほど…

  • シンガポールのスーパーマーケット

    出張や旅行先ではローカルスーパーを回りたくなる。cold storage, jason's deli, fair priceを回ってみた。 殆どの食材はマレーシア、オーストラリア、フィリピン、韓国や日本からの輸入品のようだ。 豚や牛肉はオーストラリア産が多い。 果物は韓国産が多い。シャインマスカットや苺が韓国産なのは複雑な気持ちになる。日本品種が密輸入され栽培されてしまった類だと思われる。 しかし輸送期間も織り込んで痛みやすい果物を輸入しなければならないのでこんなに緑な熟れていない苺になってしまう。 梨2玉で1200円か。 林檎は4玉で1000円。やはり日本の物価の倍ぐらいな感覚だ。 いずれに…

  • ヒラタケの本気の姿

    ヒラタケが立派に育ったので記録。 素晴らしいヒダ。 これを乾燥して保存可能な装飾品にする。

  • 高円寺に新風 四川麻辣湯「ヤンチャン」

    庚申通り商店街に新しくオープンした麻辣湯の店。中国人Youtuberヤンチャンがプロデュースしているとのこと。 左の冷蔵棚から200g以上の具材を選ぶ。 野菜や肉、餃子、麺などあれこれ。gあたり一律4円らしい。 餃子ではなく野菜をてんこ盛りにしたら重量がないから野菜たっぷり食べられるかもしれない。 スープは四川式とマイルドなオリジナルがあり、かつ辛さが5段階で選べる。野菜も色鮮やかに茹で上がり、ピリ辛で美味しい。寒い冬にはなんとも身体が温まる。 250gでは少し足りなかった。300gはあっても良いかもしれない。 少し変わった店ができて嬉しい。

  • 造作 ダンゴムシなど

    菌の加飾のない作品。焼締にして苔を活着させ、内部にはケト土を入れて土に半没させたい。 丸まったもの、開いたものなど各種。 どうだろうか。 背中も穴を開け、セロームや多肉を植え込めるようにしてある。 脚が長すぎるな。やり直したい。 スズメバチ。 合計8匹が出来た。1週間の乾燥で素焼きできるか、2週間は安全に乾かすべきか。

  • 2025年 五美大展 其のニ

    2025年 五美大展 其のニ - はんなりマンゴー

  • 2025年 五美大展 好きな作家作品

    望月朱里さんのニジイロクワガタに脱帽。このクワガタの魅力が詰まった造形をしているし、金属の青メタリックな色も素晴らしい。 川村望雪さんの「群」という山羊まみれの幸せな光景。 劉さんの木製の面のテクスチャーの細かさに感嘆。こういうのを陶器で作りたい。 野村めいさんの「烈火」。この色の使い方は思いつかないだろうな。強烈に所有欲を駆られる作品。自宅に飾って毎日眺められる場所に置きたい。玄関に置きたい。 巧いし美麗。そんな陳腐な褒め言葉しか思い浮かばないし、言葉をこねる気も起きない。 岡千尋さんの「あなたが幸せであるように」。こういう人には死ぬまで絵を描き続けてほしいと切に願う。

  • ボクシングバンタム級タイトルマッチ観戦

    全くボクシングにも各選手にも思い入れのない素人が誘われて堤聖也王者防衛戦、那須川天心戦、中谷潤人王者戦を観戦した意見であることを予めお断りしておく。先入観のない素人はこう感じるという一例として。 同じ体重階級ごとにも4つもボクシング団体があって合計17階級も細分化されている。72人もチャンピオンがいるって日産の役員数63人よりも多い。チャンピオンになっても世界一強いとは全くもって言えない状態はなんだかね。商業的理由でチャンピオンをたくさんつくれてしまう仕組みに思える。 1番盛り上がったのは堤聖也対比嘉大吾戦だったように思う。ヘッドバッティングはアクシデントだっただろうが、その後に左を攻めるチャ…

  • 草津スキー場と湯畑の夜景

    スキーレンタルは激混み長蛇の列。事前に宿や他のレンタル屋で借りておかないと時間ロスは1時間以上にもなる。 駐車場もリフト券も早朝の早い時間に並ばないとますます混んでいく。 山頂のレストランのラーメンはそれなりに美味しかった。しかしそこも混むのでおにぎりなど持参するのも手かもしれない。 草津温泉スキー場は初心者コースが主体で子供達のレベルに合っていて楽しめた。 思春期にさしかかり羞恥心も高まり抑制的な傾向も見え始めた息子が大声で「ウォーー」と叫びながら滑ってたのでヨシとする。 湯畑の夜景は美しかった。 湯畑を眺められる老舗木造旅館にいつかは泊まってみたいものだが、山本館なんかは1泊8万円近くする…

  • ボクシングバンタム級タイトルマッチ観戦

    全くボクシングにも各選手にも思い入れのない素人が誘われて堤聖也王者防衛戦、那須川天心戦、中谷潤人王者戦を観戦した意見であることを予めお断りしておく。先入観のない素人はこう感じるという一例として。 同じ体重階級ごとにも4つもボクシング団体があって合計17階級も細分化されている。72人もチャンピオンがいるって日産の役員数63人よりも多い。チャンピオンになっても世界一強いとは全くもって言えない状態はなんだかね。商業的理由でチャンピオンをたくさんつくれてしまう仕組みに思える。 1番盛り上がったのは堤聖也対比嘉大吾戦だったように思う。ヘッドバッティングはアクシデントだっただろうが、その後に左を攻めるチャ…

  • 三連休は草津へ

    ドイツに1週間滞在した時差ボケのぶり返しだろうか。21時半に寝たら1時に起きてしまい寝られないので書く。 家族サービスで草津へ。と思いきや渋川伊香保-沼田間が4台の事故で通行止めだそうで軽井沢経由に切り替えて3時間で着くところを4時間半かけて到着。 子供が幼稚園児の頃によく来たな、と懐かしみながら軽井沢、おもちゃ王国、鬼押出しを抜けて白糸の滝に寄ってみたりする。 結局伊香保-沼田間は2時間20分もの間、通行止めだったそうなので迂回の判断は正しかった。しかし長男は車酔いで嘔吐。 源頼朝由来の白旗の湯。 大雪警報発令中の雪の草津。湯畑は湯煙で全貌が見えないほど。 湯もみの見学をする。朗々と歌い上げ…

  • 創作の糧

    創作の糧 - はんなりマンゴー

  • ミュンヘンの食事

    1番美味しかったのはシュヴァイネハクセという豚脚をカリカリに焼いたバイエルン郷土料理だろうか。糖度の高い黒ビールを何度も掛けながら焼く。 1.脚の輪切り肉に塩とハーブを刷り込んでおく 2.110℃で2時間焼く 3.黒ビールを掛ける(あるいはドブ漬けして)4.220℃で30分焼く 表面のカリカリした皮の中は肉は柔らかく、黒ビールの甘さがあり美味しい。子供も喜ぶ味だと思う。 シュヴァイネハクセと表記されているがシュヴァイツハクセと言っているように聞こえる。何故だろう。 こちらのハニーマスタードは甘い。西洋ホースラディッシュがザワークラフトと間違えて一気に食べたら涙が出たほどに辛かった。たぶん、カリ…

  • 旅する陶蟲夏草鉢

    ドイツ狩猟漁業博物館 聖ミヒャエル教会 市庁舎前 市庁舎前 レジデンツ レジデンツ内教会 レジデンツ皇帝の間 レジデンツ回廊 アンティクアリウム ハタザオツノゼミの一輪挿しとダンゴムシの植木鉢を持っていき、ダンゴムシは作家と交換しておいてきた。

  • アンゲリカ・マリア・シュティグラー陶工房

    ゲストが宿泊できる工房つき同居のアーティストと同居普段は生活と制作の場キッチンで来客用の軽食や珈琲を淹れもてなす珈琲カップや皿は全て自作品週に数日をギャラリーとして部外者に開放 日本の詩歌などの彫り込み 白、緑に茶を加える 大きな作品の制作 台の上の飛翔標本のような作品 もう35年にもなる職住一体のギャラリー兼陶器工房だそうでかつて市の募集があったのだそう。現在、ミュンヘンにこんなに大きなスペースのギャラリーアトリエを持つことは難しいという。 民家のような間取りの各部屋の食器棚に作品が収められている。 オブジェも多いが食器も制作している。 装飾的な作風なのでやはり大きな花瓶などに目が行く。ミュ…

  • ミュンヘンデモ

    宿泊期間中に滞在しているホテルの目の前の大通りでデモの群衆に車で突っ込むテロが発生とのこと。難民申請中のアフガニスタンの若い男が拘束された。40人近くが負傷し、重体だった母親と2歳の赤ちゃんはその後亡くなった。被害者の属性が属性だけに移民への悪感情は一気に悪化するだろう。 「ドイツでは昨年12月にも、東部マグデブルクでクリスマスマーケットに車が突っ込む襲撃事件が起きている。この事件では6人が死亡、300人が負傷した。バイエルン州アシャッフェンブルクでは3週間前、公園で幼児と41歳の男性が刺殺された。容疑者は、ジハード(聖戦)主義に共鳴しているとみられていたアフガニスタン人だと判明。ショルツ首相…

  • Adiとミュンヘンで再会。最もビールとドイツソーセージを美味しく楽しめる状況。

    私が学生の頃からの知り合いのルーマニア人のおっさんが私がミュンヘンに行くと知ってわざわざミュンヘンまで会いに来てくれた。最高に美味しいビールと肉を食べた晩。 利害関係のない「友人」は目標を共有できない。人生に友人は不要。必要なのは目標を共有できる「仲間」だ。 そんな主張をどこかで読んだが、お互いに喜びをもたらせられる存在であることの素晴らしさよ。利害関係がないからこそ目標が変わったからといって疎遠になることもない。自分のやりたいことに役に立つかどうかだけで繋がる関係は私は空虚に感じる。 人生なんてそれぞれがどれだけ喜びを感じて生きて死んでいくかだけだと思ってる。

  • 銅像尽くし

    レジデンツの大階段を降りた先にある銅像の展示広間はなぜか素通りしてしまう人が多くてもったいない。 銅という金属で造られた像は陶器など比べ物にならない強度があり、衝撃にも強い。そんな強固な素材でこんなにも素晴らしいものが作られていることに驚嘆する。 手がごつい。下から見上げることを見越しているならば顔を大きくするように思うがどういうことなのだろうか。 胸の太陽がバロックで素敵。 獅子の頭に山羊の前脚、魚の身体の生物をなんと呼ぶのだろう。みんなサーパントだろうか。 ポセイドン。メドューサを拐かし、アテナの嫉妬から守らずに見捨てた人でなしの好色爺。 昔の銅像の魚はどれもなんだか化け物じみていることが…

  • あの戦争

    ミュンヘンに来て朝から晩まで、ドイツ人、フランス人、イタリア人、イギリス人、日本人が集い話し合っている。顔ぶれを見ると第二次世界大戦ではあちら側、こちら側。 あの戦争を知らない子らは意識することなく共通の課題、共通の目的で議論して昼食や夕食では雑談に花を咲かせる。 あの戦争はなんだったのだろうか。時代に必然性はあったのかもしれないが、この時代から眺めると何かがうまくいけば回避できていたこと、回避すべきだったことのようにも思える。 ミュンヘンはナチズムの首都とも言われナチスの本拠地だった。ダッハウ強制収容所も郊外にある。私が歩いているここもあそこも空爆で爆弾が降り注いだ。あの明るく騒々しい伝統あ…

  • バイエルン王宮「レジデンツ」

    バイエルン王国の首都にあるヴィッテルスバッハ王家の居住宮殿レジデンツ。 素晴らしい。第二次大戦で空爆被害を受けたそうだが気付けないほどに修復されている。ルネッサンス、バロック、ロココなど多様な建築様式で作られた複合建築で懐古主義に溢れた宮殿。 現代的な造形に見える。いわゆるイケメン。 居室として使われていた部屋部屋には家具調度品が置かれており、その往時を想像しやすい。 日本の歴史的建造物には何も置かれていない場合が殆どで残念だ。当時のものは現存していなくとも調度品を再現して設置することを通じて伝統工芸や技術の保存に貢献できるのではないか。大阪万博の建て壊す前提の建物に巨額を費やすならばその10…

  • メデューサ像の最高傑作

    バイエルン宮殿レジデンツのあまり人が観に行かない銅像展示エリアにそれはあった。 私がこれまでの人生で見てきた中で最も素晴らしいメデューサ像。 その美貌からポセイドンの愛人にされ、アテナの怒りを買って髪が蛇の化物にされたメデューサ。ペルセウスの祖父がペルセウスを排除するために殺されることを期待して命じたメデューサ討伐。ひたすら被害者でしかないメデューサの事情が開いた眼と虚な表情に表されているように思う。 ペルセウスの喜びの全くない表情も、言い掛かりで討伐を命じられた虚しさと祖父から死ぬことを望まれているやるせなさを感じさせる。この首断面の生々しさ。銅像でこんなにも動的な瞬間を形にしたものは少ない…

  • 心奪われる展示のドイツ狩猟漁猟博物館

    この美しさ、迫力はどうよ。 ヨーロッパオオツノジカをこの建物のこの位置に配する美意識に脱帽した。 首の骨が最も太いのだね。その強靭な脚よりも。 王たる風格。 何度もこの骨格標本の前に戻ってきては光の加減が変わっていく様を楽しんだ。 随所に飾られる角もその森のヌシのような立派な個体だったのだろう。

  • オーロラ

    14時間半の飛行時間はトイレに行きづらい窓側席はなかなかつらいものがあるが、窓側に座るならば元気なうちの往路しかない。 ウランバートルの北からグリーンランドへ抜けていく航路だったこともあって素晴らしいオーロラに出会えた。 蛍光色のカーテンのようなそれは幽玄で幻想的だった。案外、みんな窓のシャッターを下に閉め下ろしていて勿体無い。わざわざ北欧にオーロラを観に行くツアーに参加しても3日ほど滞在して1日遭遇できるかどうかだったりするらしい。しかも高度1万メートルからオーロラを観られる機会なんてそうはないのだからみんなもっと楽しめば良いのに。 百名山のような高山からの雲海の眺めであるとか、北欧にオーロ…

  • 氷張る寒さ。

    時間ガラスに水を入れられる一輪挿しも良いな。 真水は清らかさの象徴のような素材。 水が入ると光学迷彩のような景色となる。

  • 陶蟲夏草鉢「ノコギリクワガタ」

    ノコギリクワガタの陶蟲夏草鉢がもう一つ焼けた。 干されたシメジが冬虫夏草の摩訶不思議で不気味で神秘的な印象を強めてくれる。 胸部と腹部の間には翡翠色の菌がトロリと伸びる。これまでになく有機的な見た目になったような気がする。 鉢底も菌まみれだ。 植木鉢としての機能性は十分に備えている。もう少し暖かくなったら好みの多肉植物を植えよう。オベサブロウか亀甲団扇か。 鉢のグラデーションは上下逆でも良かったかもしれない。その方が菌が下に向かって拡散していく印象になるような気もする。

  • 華道 陶蟲夏草流

    華道の流派ってどうやったら開けるのだろう。勝手に名乗ったら開けてしまうのだろうか。それとも許認可制なのか。神社本庁のような華道総本家のようなものもないだろうし。 陶蟲夏草流の流儀とやらをあえて言葉にするならば 蟲と植の循環生と死の循環有機性の追求 それらを現すこととでもしておきたい。それからキノコを積極的に花材として取り込むことも推奨される。 華道の流派は無数にある。 「流派を開くには流派の伝統や流儀を伝承する最高権威である「家元」になる必要があります。家元は、多くの場合、血縁による世襲制で受け継がれます。 」なんて情報をネット上で拾ったけれども「血縁による世襲」という言葉を見るだけでげんなり…

  • 陶蟲夏草壁掛け一輪挿し「ヤマトカブトムシ蛹」

    壁掛け一輪挿しも良いな。小ぶりでそこまで自己主張しすぎずに、場所も取らずに壁に蟲と植物の生の循環を表現できる。 試験管ガラスの中の水そのものが新鮮さを際立たせる要素だと思う。 切り取って水に挿すだけで育つポトスは見た目といい強靭さといい素晴らしい植物だと思う。 おや、この葉には斑が入っている。 カブトムシの蛹シリーズをもう少し作っていきたい。 五本角カブト 盾角カブト ヘラクレス などなど

  • 爬虫類シェルター

    今年は水槽をリセットしたいと思っているが、同時に新しい試みとして爬虫類を飼ってみたいとも思っている。 レオパードゲッコーや西アフリカトカゲモドキなんかが人気で飼いやすいらしい。 水やりは取り替えやすいように上部に置ける 溶岩釉の凸凹には苔を活着できる 榕樹のような枠には植物を伝せられるように ダンゴムシにもシダ植物などを植え込める こんなジャングルジムのようなシェルターを飼育ケースに入れて育てたら楽しいのではないか。 緑に半分覆われたような状態にできたら面白い。 水やり部分は施釉して水が染みないように。 取り外したら中の爬虫類を確認しやすくした。 もう幾つか作ってみようかと思う。福岡のブリーダ…

  • こういう喫茶店は残さなければならない。西荻「どんぐり舎

    西荻窪までジョギングして辿り着いた朝カフェ。開店は10時からなので朝カフェと呼ぶにはギリギリかもしれない。 看板からしてしびれるレトロさ。 この時代を経て醸し出される寂びよ。 机も椅子も鄙びている。 ピザトーストがなんとも厚切りで食べ応えがあった。タバスコとバジルをかけて味変しながら頂く。 そして深みのあるブレンド珈琲。気を衒うシングルオリジンのロースタリーの珈琲よりも万人受けしてほっと安らげる喫茶店ブレンド。 こういう喫茶店が愛され続ける街は豊かだと思う。

  • ダンゴムシ爬虫類シェルター

    脇腹の脚の下から出入りできてしまう爬虫類用シェルター。爬虫類には隠れられる空間が必要なのだそうだ。 背中を大きく開けて出入りできる。 色や質感はまずまずにできたのでなかろうか。 ゲッコーは狭いところに嵌って身動きが取れなくなることがあるらしい。それが懸念。 もう少し安全性を検証していかないといけないと思っている。 ゲッコーが嵌ってしまうならば植物を植え込むのに使うだけの話だ。

  • 目黒の老舗喫茶店「ドゥー」

    路地に入ったひっそりとした老舗喫茶店「ドゥー」は前から気になっていた。 店内はカウンター席と2人掛け席が4卓ほど。古いが清潔に手入れが行き届いている店内とテーブル。 こういうところの珈琲は気を衒った酸味やらが尖った最近流行りの当たり外れの大きいロースタリーカフェとは違い、安心できるほっこりとした味であることが多い。 チーズケーキを頂いてしまった。

  • 神鏡のようなもの

    新年ということもあり、神社に行くと見る、神鏡。あれが作りたくなってしまった。どうだろうか。 鏡を漆と洋金粉で金色にしてみようか。 直線を整えすぎずに地味で素朴なものにしたい。 そして土台もダンゴムシも白。

  • iPhone16に買い換え

    iPhone13から買い替えた。iPhone13は4年前に年末の半額セールで9万円弱だったものが4万5千円ほどで買えたものだった。 月日が経ち、物価も上がったとは言えiPhone16は13万円弱もした。年末の何がしかのセールを逃したということもある。 良いところ 新旧機種間のデータ移動の容易さに驚いた。写真や電話帳ばかりでなく、MobileSuicaやPayPayなどのアプリ、運動記録系のアプリ記録も自動でポップアップする指示に従って操作するだけで20分足らずで受け継がれた。 写真にクリーンアップという消しゴム機能があり、景色の中から消したい人を消したりできる機能がある。陶芸作品を撮ることが多…

  • 陶蟲夏草鉢「ヤマトカブトムシ蛹」 X なめこ

    なかなかワクワクするものができた。なめこがとてもバランス良い大きさに育ったので吊るしてみた。 ゆらゆらと揺れて良い感じ。とても満足のいく出来だ。 こんな大ぶりな鉢がいくつも吊るされている空間というのも幻想的ではないか。 なめこの裏のひだは空気を吐き出す装置のようで推進力がありそうに思えてくる。 正直言って焼き上がった時に微妙だと感じた。角や脚を細く長くデフォルメしすぎたように思えてきた。 今はこれで良かったと思っている。学術的正確さを造形に求めてはいないし、私の嗜好と感性と手癖が反映されて欲しかった。そして私の作品は植物と一体化した姿が完成形なのだから。 よし、もう一つ来冬に向けて作ろう。

  • ケの日の料理スキルを上げる

    黒豆を煮た。 重曹を使わず、豆を柔らかくしない。 砂糖もてんさい糖をレシピよりもかなり少な目に入れた。 豆らしさを感じられる黒豆。その方が美味しいと息子は言う。しめしめ、親が望む味覚に育ってくれている様子。 今年は子供達が自分の好きな料理を自分で作れるように教えていきたい。 土鍋御飯、鶏肉のレモングラス焼き、アボカドチーズリゾット、ほうれん草の白胡麻合えなどは作れるようになってもらおう。 その一方で私も日常使いの時短レシピをもっと増やしたい。美味しくて量的満足感の高い、野菜主体のレシピ。 美味しいグヤーシュ、ムサカ、チョルバを作れるようになりたい。 美味しい洋梨とブルーチーズのケーキを作れるよ…

  • 壁掛けの作陶

    カマキリの壁掛けを作る。顔も適度にシャープに捕食者のそれにできた。 二段構造で間に試験管ガラスを差し込めるようにしているが、ドライフラワーを挿すだけでも良いかもしれない。 触角はもっと長いのだが、陶器で作るとなるとこの長さが限度。 スズメバチも一気呵成に作った。 体を折り畳んで体のあちこちから菌糸実体が生えている。 蝉の幼虫も2匹。 さらにヤマトカブトムシの蛹。 横から眺めるタイプにしてみたがどうだろうか。

  • アパルトマン301

    新宿三丁目の飲食店街の雑居ビル3階にあるカフェ「アパルトマン301」。時折、この界隈で待ち合わせて夕食を食べることがあるのだが早く着きすぎた際に時間潰しに良いかもしれない。 京都の「パンとサーカス」という店をなんとなく思い出した。 欧州の老舗のカフェといった風情の内装。 特筆すべきは喫煙可能な店であること。昨今は喫煙可能なカフェは珍しいので、この店に来る人の喫煙率は高い。喫煙可能な店はとりわけ煙くなりがちな昨今。私自身はタバコは好きではないので1人で再訪することはないが、喫煙者の誰かと時間潰しや2次会に覚えておいても良いかもしれない。 注文は手元のQRでする形式。ケーキなどの甘味は美味しそうだ…

  • ミラノのレストラン「LIVERTY」

    スマホから写真を削除する前に供養。 ホテルのすぐ裏にミシュラン星付きのリストランテがあると知った。ホテルのレセプションで予約をしてもらい、客が混まない早い時間帯に行くことにした。リネンの襟付きのシャツにスラックスでそれなりに小綺麗な格好で向かう。 窓際の気持ちの良い席に通してくれた。 2011年の寝かされた北イタリアのどこかの赤。750mlではなくとても大きなボトルのワインだった。最初は少し尖った感じがあったが時間が経つにつれまろやかに。 カルパッチョ的な前菜。少し塩気が強い。 ミラノ風カツレツは肉が柔らかく美味しかった。なるほど、このような料理を持ってしてミシュラン獲得なのだろうな。しかし3…

  • 碁盤斬り

    草彅剛、良い役者になったなと思った。アイドルとしての彼には興味はなかったけど、こういう映画に出てくれるのはありがたい。碁盤斬りは藤沢周平あたりの時代小説が原本かと思いきや古典落語が元なのだそうだ。 斎藤工演じる柴田兵庫は視点の違う異なる一欠片の正義を代弁しているようで、実際は芯までクズだった。 碁盤のように真っ直ぐに生きることを是として融通の効かなかった侍が清すぎる水に魚はすまないことを学び譲歩を受け入れていくような人情物語。 厳格で高尚な侍かと思いきや、汚名に耐えきれず切腹しようとしたり、怒りで我を忘れたりと未熟で人間臭く描かれるのも好感が持てる。 誇りやらのために意地を張って清貧を良しとし…

  • 陶蟲夏草鉢「アトラスオオカブト蛹」 X ヒラタケ

    ギャラリーから出戻りしたアトラスオオカブト蛹鉢にヒラタケ栽培キットの菌床を植え込んだ。1週間ほどして萌芽したキノコが楽しい。 背中の段々に排水性を向上させるためにスリットを入れていたのだが、そこから無数に分岐して芽吹いている。 翌日。さらに、グングンと伸びている。 我ながら良いアイデアだと思う。 毎朝の観察が楽しくなった。 成長の遅いサボテンや多肉植物ばかり育てているので、キノコの成長速度の速さは驚異的に写る。

  • 成川美術館 岡信孝の絵に惚れる

    芦ノ湖の元箱根にある成川美術館へ。もっと山腹の眺めの良い場所にあるのかと思っていたがそんなこともない。日本画専門の美術館ということで見過ごせなかった。 早速、釘付けになったのがこの椿。日本画の題材としてはありふれている。 この白に赤の絞りの入った艶やかな椿の立体感のある表現よ。そこらの日本画とは隔絶としている。これを見ると、世間一般の日本画はなぜあんなにものっぺりと平面的なのだろうと思う。 上下にずらした2枚の絵が収まった屏風。 祖父が川端龍子、義父が濱田庄司だなんて濃厚な芸術家の家系。

  • 元箱根 RoHen

    箱根の湯治の際に泊まった素泊まり6000円の宿「RoHen」は元箱根のバス停から徒歩数分の好立地にあった。 部屋数は多く小さく、その分ラウンジは広々と快適に作られていて客室は寝るだけと割り切っているのがメリハリが効いている。 広葉樹の薪がくべられて燃えていく様を眺めながらお酒を飲むのは癒される。 段差を設けたゾーニングがされ、空間以上に広く感じる。 他の宿泊客と話せなくもないし、気にせずにくつろぐこともできる絶妙な距離感だと思った。 外国人としては試してみたい名の知られたウィスキーがずらり。 部屋は狭い分、大きなロッカーが割り当てられていてスーツケースやキャリーケースを収納できる。絶えず荷物を…

  • 年末年始の作陶ハイペース

    コフキコガネを作ってみた。なかなか愛嬌ある顔に作れていると現段階では思う。釉薬を薄めに柄杓で掛けて潰れないように気をつけよう。 中央アジアにはコフキコガネ、オビヒロオサムシ、ゴミムシダマシなどの甲虫とセイボウや蜂が多いと聞く。 菌糸実体は目の覚めるような濃い翡翠トルコ青にしたい。 背中から生える仕様。 嵩張るが翅先を守るために太めの子実体を加飾した。 蛹を2体。ヤマトカブトムシとアトラスオオカブトを作った。少しリアルめに脚の付節の段差までつける。これ以上作り込むと過剰になる気がして止めた。 片方には菌を付着させ、もう片方はそのままにした。背中の中に吊る紐を結ぶためのひっかかりを作り込んだ。クリ…

  • 陶蟲夏草ダンゴムシ型シェルター

    水槽用あるいは爬虫類用シェルターを作る。 水槽の中に水没させて緋泥鰌やメダカの住まいにする。脚に絡ませて水草の重しにできる便利仕様。 腹の脇、背中の両方から出入りできる。 あるいはヒョウモントカゲモドキやレオパードゲッコーなんかのシェルターにしても楽しそうだ。半分水没させてアカハライモリのシェルターにしたら、背中に登ってくれたりするだろうか。 分厚く作ってある。ヒビ割れをもっと大きく作るには表面をバーナーで焼くのが良さそうだ。 外殻のヒビ割れに苔や藻類が入り込んでくれたら面白い光景になりそうだと思っている。

  • 陶蟲夏草ダンゴムシ型ウェットシェルター

    福岡の植物生産者、爬虫類ブリーダーとアートクラフト作家のイベントに参加することになったのでその際にヒョウモントカゲモドキをお迎えしようと思っていたりする。その為のウェットシェルターを作り始めた。 仕様・粘菌とキノコに侵蝕されたダンゴムシ型・底なしタイプでトカゲも出しやすく・容器は脱着式にして掃除しやすく、トカゲの様子も観察しやすくする・菌糸体の突起を持つとらくちん・水入れは素焼きでも白い信楽白土・蟲の苗床は黒土に白釉薬を掛けて全体を白基調に。 ダンゴムシの身体の中に身を隠せるような仕様を考えてみた。 朽ちたダンゴムシの外殻の中に身を隠し出入りするトカゲなんてカワイイのではないか。 ウェットシェ…

  • アートな蕎麦屋 姥子温泉「竹やぶ」

    姥子温泉秀明館から歩いて8分ほどのところに蕎麦屋があり、食事処のない秀明館に丸一日滞在するには都合が良い。蕎麦好きでは知らない人はいないと言われる千葉県柏の名店「竹やぶ」の支店だそうだ。

  • 変わらずにギラギラと野心的情熱に溢れた前々職同僚と会って思う

    久しぶりに前々職の同僚や先輩に会った。 誰々と誰々の代では自分が1番の出世頭であるとか、自分とお前では会社から認められた度合いが違うであるとか、今やびっくりするぐらい稼いでいるとか、過去の武勇伝とか、誰かの失敗談とか、そんな会話が目の前で繰り広げられた。年収6000万円ぐらいはあるっぽい。お前はどんな数字を持っているのか、そんなド直球な質問が面白おかしく投げ交わされる。聞いていて懐かしさもあり、楽しさもあり。それはもう他人事になって傍観者として聞くからかもしれない。 バブル崩壊後の笑い話にリストラに遭った中高年が転職活動で「あなたは何ができますか?」と面接官に聞かれ「私は部長ができます」などと…

  • 姥子温泉秀明館で一日湯治。蕎麦の名店「竹やぶ」

    前回来たのはほんの3、4年前だと思っていたが調べてみると2018年の12月なので6年ぶりだった。健在であることが何よりも嬉しく感じる姥子温泉秀明館。 相変わらず、建物も敷地一帯も庭の隅の置物も全てが芸術的だった。 10時前に到着し、丸一日の湯治を申し込む。部屋が10:00〜18:00で5,600円。以前は冬季は16:00までだったのだが、大広間が小さな休憩室に分割されておりそれを丸一日借りられる形態へと参加していた。 暖房器具は無いのに暖かい部屋。どうやら床下を温泉が通って暖めているようだ。 コンセントも5つあり、給湯器と緑茶も備えている。部屋からの眺め。 軒下に座って山を眺められる。なんとも…

  • 作品販路の方針整理

    なんとなく、販路の整理をしてみようかと思う。 専門雑貨店での常設展示販売。 目的: 1)いつでも私の現物作品を見て頂く 2)蟲、陶器、植物好きの方と継続的な接点を持つ 3)テーマ性への熱意を持った店主、他の作家さんから刺激を受ける メリット 店のテーマやモチーフに関心の高いお客さんが集まる。 店主さんの知識や専門性が高く作品の説明や紹介をしてもらえる。 リピートして頂けるお客さんの拠点になりやすい。 イベントが一切ない期間でも私の作品を見て頂ける。 デメリット 売場を維持していただくに見合う売上維持できる定番売れ筋を意識した作品作りが必要となる。 立地と来客条件の良いお店は取り扱って頂く障壁は…

  • 副業で創作することの意義

    時折見かけるのが本業作家、趣味作家の是非の議論。 制作物の質。 生活の糧として制作している方が、過剰な工数をかけずに「この程度で十分」「売れやすい売値に収めるとなると何時間以内、このぐらいの材料費まで」となる。アーティストよりも職人になりがち。 その点、趣味で作る人の方が表現そのものを目的としていて妥協がない場合が多いように思う。 制作物の量。 結局のところ、クオリティが突き抜けて需要に合えば好きなだけ手間と材料費をかけた作品が十分利益を上げられる値段で売れる境地に達するし、そこに本業であるか趣味であるかは関係ない。この状態を1流とする。 そこに至らない2流の段階においてはある程度稼ぐことを条…

  • 2025年の豊富すぎる抱負

    本業で同じ会社内だがまったく未経験職種に異動することになり忙しくなりそうな一年。だんだんと若さは失われているので意識的にコンディション維持に努めないといけない。SNSに費やす無為な時間を減らし、外食も減らして健康的な食と運動習慣をつけていきたい。 家族 昨年は次男に多く時間を割いたので今年は長男フォーカスで行きたい。 ・受験が終わる長男をねぎらう家族旅行に出かける。 ・家族で花見をする。 ・また兄弟をキャンプに連れていく。防災訓練は定期的に行うのが重要。長男には火起こし、火消しをマスターさせる。 ・子供に料理を教える。好きな料理を作れるようにする。 ・隙を見つけて夫婦で豪華ランチを食べにいく。…

  • 2024年抱負の総括

    海外出張ついでの旅行、次男との旅行、陶芸活動が特に充実した1年だった。健康改善が進まず。 家族 長男の話し相手の時間をしっかりとりつつ、次男を連れ出して遊び学ぶ機会を与えていきたい。犬を迎え入れられるだろうか。→80点。受験勉強に専念する長男は妻に任せつつ、 長男の受験があり家族旅行に行けない分、次男を家から連れ出し一緒に幾度も旅した。犬は迎えられずに終わった。 ・親の長寿のお祝い旅行→熱海で兄夫婦や姪、伯母と一緒にお祝い。父兄弟と露天風呂に繰り返し入るとなんだか昔に戻ったような気になる。 ・保護犬シェルターから子犬を貰い受ける。マンゴー殿の喪が明けそうな予感。→未達 ・義理の祖母宅に泊まりに…

  • 作陶活動振り返り

    海外アーティスト 今年はマドリッド、シアトル、パリ、ミラノと海外出張があった。パリで大理石に写真を焼き付ける映像作家さんでハイブランドの広告も手掛ける方の作品に一目惚れし、代金の半分を私の作品の物納にしていただいた事、次回来る時には事前連絡してアトリエに招待させてくれとお誘い頂けたこと。マドリッド出張ではトリノへ足を伸ばし、そこで陶芸工房と教室を営む作家夫婦に飛び込みでお会いし私の作品を買いたいというので彼の作品と交換してもらったこと。海外のアーティストと繋がり作品を通じた交流ができるのがとても刺激的で楽しかった。今後の海外出張の定例活動にしたい。 原宿女子 ラフォーレ原宿でパステルカラーの超…

  • 湯治逃亡 蛸川温泉龍宮殿

    会社をサボって箱根へ逃避行。本や資料、PCを持って勉強しにいくのだから仕事扱いにしてほしい。まあ、仕事以外の時間が長かったから無理か。 1泊2日の箱根旅費ざっくり3万円也 6,100 小田急フリーパス 1,300 成川美術館 1,000 FIKA 2,000 龍宮殿 1,700 昼御飯 カルボナーラ 6,000 宿泊費 Rohen 5,600 1日湯治室料 3,500 昼御飯「竹やぶ」 2,200 夕御飯 箱根湯本駅前のとんかつ 8:31 新宿発箱根行き恩師箱根公園 恩賜公園は特に見所はなかった。苔むしているわけでもなく、整いすぎている。 富士山は綺麗に見えた。 成川美術館 恩賜公園から歩いて…

  • ラフォーレ原宿 振り返り

    客層、時間帯 土日に限っての話だが11:00〜20:00のラフォーレ原宿の営業時間帯のうち、お客さんの数が顕著に増えるのは16:00ごろから。無論11:00〜13:00のお昼時間帯が一番人は少ない。 100人のうち99人は目もくれないがそもそもの来客数が圧倒的なので100人に1人でもそれなりの絶対数になる。大都会、怖い。 たまに、「どれもカワイイ」と言ってくださるお客さんがいる。受け止め方は人それぞれだけれども「カワイイ」かは未だ疑問だ。 初ラフォーレ 私の作品があることで普段ラフォーレ原宿に来ないお客さんが来てくれたら嬉しい →ラフォーレ原宿に普段来ない、今まで来たことないけれども私の作品が…

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