chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
お気楽先生のほぼ毎日私感 https://okiraku.fc2.net/

小学校の先生をやっています。教育の現場で日々思うことから、子どもが明るく楽しく学校生活を送るためには親として教師としてどう接していったらよいか、深く考えていきたいと思っています。

小学校の先生をやっています。 無駄にキャリアが長いわけですけど、 日々思うことを広く発信できたらな…と思い ブログを立ち上げました。

お気楽
フォロー
住所
中央区
出身
中央区
ブログ村参加

2016/05/05

arrow_drop_down
  • 運動が子どもの心身に良ければ積極的に運動させるべき

    ◆体を動かせば気分は晴れる 8こじれてしまっている不登校の場合、朝散歩も大変かもしれませんが、初めは難しいくても、心のケアのために短い距離から始めていけばよいと思います。最初は家の周りだけでも良いので、15分間日光に当たるだけでも効果はあるそうです。学校の門をくぐれなくても良いのです。門をタッチする、一歩だけ踏み入れる、そんなゲーム感覚で活動量を増やしていく。学校では、時間の長い休み時間には外に出て...

  • 登校渋りを解決した同僚

    ◆体を動かせば気分は晴れる 7同僚で、登校を渋っている子と毎朝一緒に歩いて登校した人がいます。その子は、同僚のおかげで毎日登校することができ、翌年は渋ることもなかったのです。昨年も登校を渋る子がクラスの中にいたようですが、いつの間にか、その子も登校できるようになっていました。同僚が一緒に登校するところを見ませんでしたが、親御さんが一緒に遠い道のりを歩いていらっしゃるのを度々見ました。体を動かすこと...

  • 問題は、嫌なことがあると止まってしまうこと

    ◆体を動かせば気分は晴れる 6人は体を動かして行動したら、暗い気分から脱出できる。これは、科学的にも実証されていて、厚生労働省は、身体活動が気分転換やストレス解消につながり、メンタルヘルスの不調を改善するとしていますし、軽い運動でもストレスを解消させるためのホルモンが分泌され、心が安定し、ポジティブになりやすいという研究もあるようです。自分自身も、ネガティブな思考を減らすために自転車や登山に挑戦し...

  • 臆病な子が活発な子に大変身

    ◆体を動かせば気分は晴れる 5クラスに話したことの続き「だいぶ前に担任した子だけど、彼女はとても怖がりで、運動能力は低くはないのにジャングルジムの1段を上ることさえできませんでした。この子の悩みは、同じクラスのある女の子の存在でした。相手の子は、彼女をいじめていたわけではないと思います。ただ、言葉がキツイところがあったので、怖がりの彼女には、普通の子ならスルー出来る言葉も全て攻撃されているかのよう...

  • 自分の意思で行動に移し、気分の渦から脱出することが重要

    ◆体を動かせば気分は晴れる 4クラスに話したことの続き「小さな小さな筒で、嫌な事を一生懸命見ていたって幸せはやってきません。それは、嫌な事を何度も何度もよく見て、忘れないようにしよう、記憶にとどめておこうってすることだから自分の中に不幸を集めているようなものです。そんな筒は捨ててしまって、嫌な事から出来る限り目をそらす。そうしたら楽しいことや美しいことは見えるようになる。それが幸せの道だって、アラ...

  • 嫌な事1点だけを一生懸命見たら不幸のどん底

    ◆体を動かせば気分は晴れる 3クラスに話したことの続き「みんも、美しいもの、幸せなことをたくさん見つけられるようになりたいよね。」こんなことを言うと、子ども達は一斉にうなずきます。「以前の私は、全然こういうことが分からなかったけれど自然の美しさ、人の優しさなんてものが分かるようになってきて、あぁ幸せだなーなんて思うようになってきました。幸せっていうものは、どこからかやってくるものじゃない。TDLとかユ...

  • 嫌な事ばかりに焦点を合わせていると不幸感が高まる

    ◆体を動かせば気分は晴れる 2大事なのは、嫌な感情を長く持たないこと。これが凄く重要で、長く心の中にあればあるほど嫌な思いは、自分の記憶の中で強化されてしまいます。クラスの子ども達を見ていると、子ども達はどうしても嫌なことに焦点を合わせてしまいがちです。それは大人も同じだと思いますが、世の中は楽しい事や嬉しいことも溢れているのに、嫌な事ばかり焦点を合わせていると、美しいものや幸せに目が向かなくなっ...

  • 問題は友達との関係が上手くいかない事

    ◆体を動かせば気分は晴れる 1タケシ君の問題は、友達との関係が上手くいかない事です。自分中心が強く、友達との意見の衝突が多くありました。普段は大きな声で自分を主張するので、相手が引っ込むのですが、そうでなく、自分の主張が通らなかったり、相手に嫌な事をされた場合は、途端に動けなくなってしまい、能面のような顔になってしまうのです。ある時は、体育の授業中に嫌なことがあったのか、能面のように無表情な顔にな...

  • お手伝いで子どもは劇的に変わる

    私の学級運営の柱に「お手伝い」があります。どんなに行動に問題がある子でも、心の在り方がこじれてしまった子でも、友達関係がうまくいかない子でも、「お手伝い」を通して大きく成長していくし、友達関係もとても良くなっていきます。しかも、成績も向上していくのです。これが本当に不思議なのですが、子どもの心身の成長にとって「お手伝い」は不可欠なのだと思います。タケシ君は、孤独な子でした。発言力はあり、普段から大...

  • 【ADHD?賢い子】自分勝手な価値観に縛られない普遍的な価値観で生きる

    【ADHD?賢い子】孤独な賢い子 8◆自分勝手な価値観に縛られない普遍的な価値観で生きる彼には難しい話をしましたし、どこまで理解できたかも分かりません。ただ、この日から彼の乱読が始まったようにも思います。要約本ではありますが、ニーチェや自助論を読む小学生なんてちょっと想像を超えています。でも、小学生でも読めるというのに驚かされます。昔の子どもは、四書五経を学び、剣の修練もしていました。四書五経は普遍的...

  • 【ADHD?賢い子】自分の役目とは何なのか。生まれてきた意味とは何なのか。

    【ADHD?賢い子】孤独な賢い子 7◆自分の役目とは何なのか。生まれてきた意味とは何なのか。ヨウイチ君に話したこと つづき「君は賢いと思う。いろんな事に気づけるし、考えることもできる。でもそれを、友達の為やクラスの子の為に使っていこうって思うことが、とてもとても大事。自分勝手に使うったら、喧嘩になるけれど友達のために使うんだよ。そうしたら、”ヨウイチ君っていい子だなー”ってことになって、どんどん仲間が増...

  • 【ADHD?賢い子】誰とでも仲良しになれる方法とは

    【ADHD?賢い子】孤独な賢い子 6◆誰とでも仲良しになれる方法とはヨウイチ君に話したこと つづき「将来、良いアイデアが浮かんで、世の中の為に行動していこうと思うこともあるでしょう。でもそのアイデアっていうのが、宇宙船地球号の乗組員のみんなが賛成!って思わなきゃ誰も協力してくれないよね。そして大事なのは、何かを成そうと思ったら自分の力だけでは無理で、仲間の力を借りなきゃ成し遂げられない。そのために、宇...

  • 【ADHD?賢い子】周りの人が仲間になってくれるような考え方や行動を身につけていく

    【ADHD?賢い子】孤独な賢い子 5◆周りの人が仲間になってくれるような考え方や行動を身につけていくヨウイチ君に話したこと つづき「ただ、何かを実行しようと思うと、それが正しいかどうか分かりません。だから不安になってしまう。じゃぁどうするか?です。もし、それが正しければ人は「ありがとう」と言ってくれるでしょう。善きことをしている君を見て、いいなと思って一緒にやってくれる人もい増えていくでしょう。配膳台拭...

  • 【ADHD?賢い子】無言実行は自分が苦しまない方法

    【ADHD?賢い子】孤独な賢い子 4◆無言実行は自分が苦しまない方法ヨウイチ君に話したこと つづき「僕の言ったことは相手には分からない。逆をいったら、相手の言ったことが僕には分からないってことも当然ある。結局ね、人は僕の考えていることは分からないし、僕も人の考えていることは分からないってことなんだよ。でも君は、いろいろな人の考え方を知る道を歩まないといけないよ。何といっても、宇宙船地球後の仲間と仲良く...

  • 【ADHD?賢い子】分かってくれないから”僕は一人ぼっちだ”って思う

    【ADHD?賢い子】孤独な賢い子 3◆分かってくれないから”僕は一人ぼっちだ”って思う怒って固まってしまったヨウイチ君。でも大好きな給食が始まると、「ごめんなさい」と言って席に戻ってきました。落ち着いたかな、と思えた昼休みに、ヨウイチ君を呼んで話をしました。「ヨウイチ君、あのね、私は君が最近、いつも給食前に配膳台を拭いているのを知っているよ。君は、早く給食を食べるためには、先に配膳台を拭かなきゃいけない...

  • 【ADHD?賢い子】周りの子に分かって貰えない

    【ADHD?賢い子】孤独な賢い子 1◆周りの子に分かって貰えない以前担任した賢い子は、つるかめ算のような難しい問題を、誰かから教えてもらったわけでもないのに頭の中だけで考えて答えを出していました。ある時は、直線の1/3の長さを書くという問題を、コンパスを使って三角形の相似形を作り、全部説明してくれました。テレビで見たのだそうです。それを全部覚えていて、私に知らせてきたのです。小学校3年生だというのに。。。...

  • 【ADHD?賢い子】賢い子は友達との関係が不器用

    【ADHD?賢い子】孤独な賢い子 1◆賢い子は友達との関係が不器用2学期の半ばになると、ヨウイチ君は1日怒らないことも増え、落ち着いた日々を送られるようになっていました。ところが、事件は起こったのです。その時間は、私の授業ではなく書写の専科の方が授業をし、給食の準備まで見てくれていました。私が教室に行くと、ヨウイチ君が教室の隅に固まって泣いています。書写の先生に話を聞くと、ヨウイチ君は給食当番で、給食...

  • 【ADHD?賢い子】心が育たないと伝記は読めない

    【ADHD?賢い子】二値の克服・自分勝手な思考を排除して本を読む◆心が育たないと伝記は読めない自分を否定し続けて本から得た新しい価値観を、メンターの力を借りながら取り入れてきたことが、現在の自分を形作っているように思うし、それが自分だけの世界から出て、幸せを求める道を歩めるようになった大きな大きな要因だと思います。私が担任して半年も経つと、子ども達は伝記が読めるようになります。1年生でも読むようになる...

  • 【ADHD?賢い子】自分を否定し続けて本を読む

    【ADHD?賢い子】二値の克服・自分勝手な思考を排除して本を読む◆自分を否定し続けて本を読む私自身の多値化の道筋に大きな影響を与えたのはメンターの存在でしたが、もう一つ、大きかったのは読書でした。一番最初に読むように言われたのがアランの「幸福論」でしたが、これが、本当に読めなくて、読めなくて。。。別に読書が嫌いではなかったし、推理小説とかハウツー本とかをよく読んでいたのですが、まぁ、本当に読めなかった...

  • 【ADHD?賢い子】「好き」「嫌い」で人を判断するのは間違っている

    【ADHD?賢い子】二値の克服・メンターを得る 3◆「好き」「嫌い」で人を判断するのは間違っているクラスに話したこと つづき「みんなは、お父さんお母さんから叱られて「嫌われた!」って思わないでしょ? それは、もっと大きな愛がお父さんやお母さんにあるって感じているからだよね。私の皆に対する思いは、それに近いかな?そういえば、私はかなり叱るけど、みんな叱られても、逆に頑張って克服していくよね。「先生に嫌われ...

  • 【ADHD?賢い子】好きとか嫌いとかという問題じゃなく君たちへの応援

    【ADHD?賢い子】二値の克服・メンターを得る 2◆好きとか嫌いとかという問題じゃなく君たちへの応援クラスに話したこと つづき「例えば、ヨウイチ君は宿題をやってこないし、漢字の再テストもしませんでした。やらないから私に叱られていました。叱ると、自分の思う通りに私がならないから大暴れしていましたね。」こんなことを言うと、ヨウイチ君は照れて笑っていました。笑っているということは、乗り越えられているのでしょ...

  • 【ADHD?賢い子】「一人ひとりのことを好きだとか嫌いだとかって全然思わないんだよ」

    【ADHD?賢い子】二値の克服・メンターを得る 2◆「一人ひとりのことを好きだとか嫌いだとかって全然思わないんだよ」ヨウイチ君は私に叱られると、彼は「先生に嫌われた」と思っていたようです。でも何度も何度も、「君を嫌わない」と話をしていました。クラスに話したこと「私は、一人ひとりのことを好きだとか嫌いだとかって全然思わないんだよ」とクラスに言うと、子ども達はビックリしたような表情になりました。ビックリす...

  • 【ADHD?賢い子】何もかも ALL YES で受け入れるメンターの存在

    【ADHD?賢い子】二値の克服・メンターを得る 1◆何もかも ALL YES で受け入れるメンターの存在私自身、長年の二値的思考が染みついているので、まだまだ多値的思考には至っていないなーと思う事た多々あります。ですが、自分が多値への道を歩めるようになったのは、メンターの存在がとても大きいです。習い事というのは、一見、こういった哲学というか思考方法とは関係ないことのように思うのですが、とにかく人生哲学が大事だか...

  • 【ADHD?賢い子】少しずつ好きになる道が幸せへの道

    【ADHD?賢い子】二値の克服・「できるようになる」の獲得 4◆給食でも何でも、良いと思われる価値を獲得する道が幸せの道クラスに話したこと つづき「みんなは、漢字練習で”できるようになる”を学んでいるんだけど、二値の考え方って、”できる”、”できない”の問題だけではありません。例えば、”好き”、”嫌い”っていうのもあります。友達のことを、”好き”、”嫌い”の二値で考えている人は、一旦嫌いになったら、それはもう苦しん...

  • 【ADHD?賢い子】「できるようになる道」を歩んでいる人は希望がある

    【ADHD?賢い子】二値の克服・「できるようになる」の獲得 3◆「できるようになる道」を歩んでいる人は希望があるクラスに話したこと「いつも、”できない”と”できる”の間には”できるようになる”という道があると話をしているよね。”できない”と”できる”だけしか知らない人は、ちょっとできないことがあると”できない”って思ってしまうんですね。だって、2つの考え方しかできないからね。こういうのを二値って言います。でも、み...

  • 【ADHD?賢い子】二値の問題を解決するための漢字練習

    【ADHD?賢い子】二値の克服・「できるようになる」の獲得 2◆二値の問題を解決するための漢字練習このブログで何度も書いているのですが、私はかなり漢字練習は厳しくやっています。止め、はね、払いはもちろんですが。折れもちゃんと折れていること、画と画がきちんとついていることなどもしっかりチェックします。ここまで厳しくする必要があるのか?とも思うのですが、これで、子ども達の心が落ち着いていくのも事実なのです...

  • 【ADHD?賢い子】賢ければ何でも解決すると思うのは幻想

    【ADHD?賢い子】二値の克服・「できるようになる」の獲得 1◆賢ければ何でも解決すると思うのは幻想以前、とてもIQの高い子を担任したことがありますが、その子は、ヨウイチ君のような問題はありませんでした。でも、いつも努力をしていました。縄跳びの頃は、いつも縄跳びをもって外遊びに行っていましたし、鉄棒のシーズンには、鉄棒ばかりして手の豆を見せてくれていました。この子は、努力を知っている。できるようになる...

  • 【ADHD?賢い子】失敗するからこそ人の心に近づける

    【ADHD?賢い子】二値の克服・お手伝いで人の心を知る 4◆失敗するからこそ人の心に近づけるヨウイチ君に話したこと つづき「失敗を何度もしながら、人の心を知っていくんだよ。それがとても大事で、そうやって私に近づいていくしかない。言われたことをするっていうのは簡単だけど、それじゃぁ心に触れられない。だって言われたことっていうのは、必ず成功することだからね。実は、そこに学びはあまりないんだ。相手の心を想像...

  • 【ADHD?賢い子】山盛りにした給食から学ぶ人の心

    【ADHD?賢い子】二値の克服・お手伝いで人の心を知る 3◆山盛りにした給食から学ぶ人の心給食の時間に、山盛りの給食が並ぶようになりました。自分中心で人より多くの給食を取りたいという思いの強かったヨウイチ君が、私の為に自分より多い給食を盛り付けてくれる。その変化がとても嬉しく、ありがたくも思いました。でもヨウイチ君が喜々として盛り付けてくれるのですが、でもメタボな私には、この量はとても多すぎです。この...

  • 【ADHD?賢い子】第一歩はオキシトシンの力を使う

    【ADHD?賢い子】二値の克服・お手伝いで人の心を知る 2◆第一歩はオキシトシンの力を使うなぜお手伝いや親切行動が、簡単に自分の殻から出るきっかけになるかというと、それは脳内物質のオキシトシンの存在があるからだと思っています。オキシトシンは親切や人との触れ合いで分泌される幸せホルモンですが、分泌されると心身ともにリラックスするため、ストレスを軽減させると言われています。最近では、自閉症スペクトラム障害...

  • 【ADHD?賢い子】親切行動を増やすことで、どの子も落ち着いていく

    【ADHD?賢い子】二値の克服・お手伝いで人の心を知る 1◆親切行動を増やすことで、どの子も落ち着いていく二値の罠から脱出するためには、二つの両極端な価値観以外の新たな価値観を、自分の中に取り入れる必要があります。ヨウイチ君のような子どもをたくさん見ていました。どの子も問題行動が多発していた頃は、驚くほど親切行動やお手伝いがなく、親切行動やお手伝いを増やすことで、どの子も落ち着いていくことができました...

  • 【ADHD?賢い子】親切行動でギバー(与える人)となる

    【ADHD?賢い子】二値の克服・利益誘導からの脱却 4◆親切行動で、ギバー(与える人)となるクラスに話したこと つづき「人に何か与える人のことを、ギバーって言います。英語でギブっていうのは与えるって意味でギブをする人ってことで、ギバーって言うのです。逆に利益誘導で人から奪っていく人のことをテイカーと言います。なかなかね、お金とか物を人に与えるってことは難しいですよね。っていうか、そういうのは無理です。...

  • 【ADHD?賢い子】利益誘導の人から友達は離れていく

    【ADHD?賢い子】二値の克服・利益誘導からの脱却 3◆利益誘導の人から人々は離れていくクラスに話したこと つづき「みんなは給食が好きだよね。だから、沢山あるといいなって思う。これは当たり前のことです。でも、じゃぁ自分だけ沢山もらうっていうのはどうかな?”自分の配られたものを見て、あっ、〇〇君の方が多い。僕は沢山食べたいから交換しちゃえ。” こういう気持ちもとても分かるんだけど、でもよくよく考えてみたら...

  • 【ADHD?賢い子】利益誘導は人から利益を奪い取る行動

    【ADHD?賢い子】二値の克服・利益誘導からの脱却 2◆利益誘導は、人から利益を奪い取る行動クラスに話したこと「利益誘導という言葉があります。これは、自分が得をしよう、得をしよう、って思って自分に利益がくるように動いてしまうことです。少し前に、今日は宿題を無しにしますって言ったのに、急に宿題を出したことがありましたね。授業の関係でどうしてもやらなきゃいけない宿題があった。その時、ヨウイチ君は「先生は宿...

  • 【ADHD?賢い子】利益誘導も苦しみの原因

    【ADHD?賢い子】二値の克服・利益誘導からの脱却 1◆利益誘導も苦しみの原因ヨウイチ君は、人一倍給食に固執する子でした。とにかく給食が大好きで、給食はいつも大量に食べていました。ある時、彼が友達の机に配膳されたおかずを、自分に配膳されたおかずと交換しているのを見かけました。友達のおかずの方が多かったのでしょう。人より多いものが欲しい。自分が得したい。そういうのも、自分だけの世界に生きている人の特徴だ...

  • 【ADHD?賢い子】自虐しないために親切行動が必要となる

    【ADHD?賢い子】二値の克服・親切行動 1◆自虐しないために親切行動が必要となる二値からの脱出…親切行動 1私自身、自分が嫌いで仕方がありませんでした。失敗も、いつまでも思い出して、何度も自分自身を傷つけていました。もう何十年も前の、相手は覚えていないだろう失敗を思い出しては自分自身を傷つけ、その傷を深くえぐって記憶を強化していました。今でも、時々そういう過去の失敗を思い出しても自虐行為があるのですが...

  • 【ADHD?賢い子】価値の獲得というのは、言葉の獲得でもある

    【ADHD?賢い子】二値の克服・語彙数を増やす 2◆価値の獲得というのは、言葉の獲得でもある多値の価値観について、子ども達に話をする時には食べ物の好き嫌いを例に説明をすることが多いです。例えば、その日の給食が麻婆豆腐であれば、子ども達は麻婆豆腐が好きか嫌いかという話題になります。そして多くの子は、麻婆豆腐を「好き」もしくは「嫌い」という表現をします。でも、麻婆豆腐を「好き」と「嫌い」のどちらかに分ける...

  • 【ADHD?賢い子】完全否定となるような言葉を極力使わせないようにする

    【ADHD?賢い子】二値の克服・語彙数を増やす 1◆完全否定となるような言葉を極力使わせないようにする二値的思考の子どもは、ネガティブに考えてしまう本能もあり、「嫌い」「ダメ」「悪い」という言葉を使うことが多い。それしか価値観がないのだから、致し方ないのですが、それ以外の表現の仕方を学ぶということも多値化への道だと思っています。知り合いの娘さんですが、田舎でのびのびと暮らしていて、やんちゃな元気な子で...

  • 【ADHD?賢い子】反抗期を価値観の共有という観点で考える

    【ADHD?賢い子】二値の克服・躾とIメッセージ 8◆反抗期を価値観の共有という観点で考える子どもの価値観と親の価値観が完全に一致していたら、家庭内で喧嘩になることはないでしょう。なぜ喧嘩になるかといえば、それは双方が正しさを主張しているだけなので、お互いに同じ考えをしていたら、喧嘩はなくなるわけです。そして子どもは存分に親に甘えることができます。この価値観の共有が、躾なのだと思います。これが思春期に...

  • 【ADHD?賢い子】担任と子どもの価値観が共有ができれば教室は荒れない

    【ADHD?賢い子】二値の克服・躾とIメッセージ 7◆担任と子どもの価値観が共有ができれば教室は荒れない最近は、子ども達に私のもつ価値観を伝えることが多いですが、それがクラスが落ち着いていく要因の一つにあると思っています。担任と子どもが価値観の共有ができれば子どもが教室内で荒れる事は無くなるのでしょう。「子ども達に廊下を走ることを例に、子ども達によく話をします。「私は廊下を走ってはいけませんと、よくみ...

  • 【ADHD?賢い子】「学校に行くな」といったお父さん。

    【ADHD?賢い子】二値の克服・躾とIメッセージ 6◆子どもの意思を尊重することは、本当に是か。知り合いに、小学生の時に不登校だった人がいます。学校でいじめにあい、寝言で泣いていたのを見たお父さんが「学校に行くな」と言って、学校を修了式まで休んだそうです。その間、大いに遊びまわって、次の学年からは学校に行けたそうです。「学校に行くな」といったお父さん。でも、その結果の責任は誰にあるかといえば、お父さん...

  • 【ADHD?賢い子】「ほら、私の言った通りでしょう。」(結果は選択したあなたの責任よ)

    【ADHD?賢い子】二値の克服・躾とIメッセージ 5◆「ほら、私の言った通りでしょう。」(結果は選択したあなたの責任よ)人の幸せっていうのは、宇宙船地球号の中で多くの人々と仲良く協力して暮らせることだと思います。その第一歩が家族ということになのでしょう。以前、「甘えの構図」で有名な土居健郎さんの本を読みました。イジメが原因で自死してしまった子の遺書についての考察が書かれていましたが、「僕が死んでも、お...

  • 【ADHD?賢い子】劇的な変化の裏に、お母さんの意識変化があった

    【ADHD?賢い子】二値の克服・躾とIメッセージ 4◆劇的な変化の裏に、お母さんの意識変化があったあるお母さんと懇談した時に、そのお母さんは興奮気味にIメッセージ効果について話してくれました。お子さんは幼稚園の頃からADHDの疑いがあると言われ、喧嘩がとても多く落ち着いて活動できなかったので、お母さんもかなり悩まれていました。そのため、1学期の懇談会で二値の問題と大人が評価しないIメッセージを伝えたのでし...

  • 【ADHD?賢い子】Iメッセージで人の優しさ・温かさを伝える

    【ADHD?賢い子】二値の克服・躾とIメッセージ 4◆Iメッセージで人の優しさ温かさを伝えるアドラーは「褒める」「叱る」はNGだと言いましたが、それが二値的なものであるのが問題なのだろうと最近は思っています。子どもからしたら「褒められる」「叱られる」ということになりますが、その間のグレーを知らせることができることが大人にとっての課題になります。そうすることで、子どもは新たな価値観を得ることで二値の苦しみ...

  • 【ADHD?賢い子】大人の勝手な思いで「良い」という判断を示すのが褒めるということ

    【ADHD?賢い子】二値の克服・躾とIメッセージ 3◆大人の勝手な思いで「良い」という判断を示すのが褒めるということ良い事をしたら褒めるし、イマイチだったら褒めない。こういうことを私たちはするのですが、評価というのは、自分自身に評価の基準をもって相手の品定めをするということですから、かなり独善的です。まぁ、大人の勝手な思いで「良い」という判断を示すのが褒める事なわけですが、こう考えていくと、褒めるは「...

  • 【ADHD?賢い子】教員は人を評価することに慣れすぎている。それがかなりの問題。

    【ADHD?賢い子】二値の克服・躾とIメッセージ 2◆教員は人を評価することに慣れすぎている。それがかなりの問題。子どもがお手伝いをしたときに、「お手伝いをして偉いね」と、ついつい言ってしまいますが、ちょっと違うかも、、、と最近は思うようになりました。それと同様に「お手伝いをする君は素晴らしいね」というのも、何か違う感じがする。子どもを褒めなきゃと思っていると、ついつい言ってしまうんですけどね。偉いと...

  • 【ADHD?賢い子】子どもを評価するような指導はしないと決めている

    【ADHD?賢い子】二値の克服・躾とIメッセージ 1◆子どもを評価するような指導はしないと決めている最近の教育関係の書物には「褒めて育てる」と盛んに出ていますが、「褒めて育てる」は私は少々懐疑的で、それがダメだっていうのではなくて上手に褒める必要があると思っています。アドラーは子どもを叱ることも褒める事もNGだと言っていますが、下手に叱ったり褒めたりすると、子どもを大人の目線で評価してしまう。それが問題...

  • 【ADHD?賢い子】多値を獲得することで人はポジティブを獲得できる

    ヨウイチ君のような二値の思考というのは、あくまでも自分の価値判断で他人を見て判断するので、ここに相手の存在は何一つありません。ここに大きな問題があります。あくまでも自分勝手な価値判断なのです。「良い」も「悪い」も。「好き」も「嫌い」も。「善」も「悪」も。私自身、勝手に「嫌われたー」なんて思ってましたからね。相手の思いなんて関係ない世界にいた自覚があります(笑)二値の問題は、自分勝手な価値判断で両極...

  • 【ADHD?賢い子】「いじめ」二値を突破しなければ大人に助けを求められない

    【ADHD?賢い子】二値から考える「いじめ」の問題 3◆主観の世界から抜け出さなければ助けを求められないいじめられている子というのは、ひょっとしたら周囲の大人も「敵」認定してしまうのかもしれません。だから相談もできなくなってしまう。助けを求められなくなってしまう。大人は、被害者の味方になろうと当然思うわけですが、二値の子どもは主観が強いので、自分の思う通りに大人が動かなければ、容易に敵判定となってしま...

  • 【ADHD?賢い子】「いじめ」傍観者6割も敵となり救われない

    【ADHD?賢い子】二値から考える「いじめ」の問題 2◆傍観者6割も敵となり救われないいじめの問題を、二値の観点から被害者側からも考えてみようと思います。集団には、2-6-2の法則があるのですから、被害者からみたら、2割の敵、2割の味方、そして傍観者の6割が存在することになります。二値の思考の子どもは、これまで書いてきたように「敵」「味方」というような二値でクラスメイトを見がちです。ということは傍観者...

  • 【ADHD?賢い子】「いじめ」加害者の二値で幼い思考が問題

    【ADHD?賢い子】二値から考える「いじめ」の問題 1◆加害者の二値で幼い思考が問題私の担任するクラスが、男女の仲が良くなり、みんなが仲良しになっていくのは、子供たちの価値判断を二値から多値へ変えていくことにあると、最近は思っています。ヨウイチ君は暴れるし怒るし、それはそれは大変でしたが、多値を獲得することで落ち着き、クラスの友達と仲良くすることができるようになってきました。友達がおらず、一人ぼっちだ...

  • 【ADHD?賢い子】「不登校」二値での判断は自分本位の主観

    【ADHD?賢い子】二値から考える「不登校」の問題 3◆2つの価値観での判断は、自分本位の主観不登校の原因が、ある特定の子の言動にあるのなら、相手に指導して、謝らせ、それを解消することになります。親御さんは、「その子のせいでうちの子が悩み、不登校になっているのだから、それを相手の親御さんに知らせて欲しい」と言われたそうで、実際に伝えると、相手の親御さんも困っていたとのことでした。正直なところ、「そんな...

  • 【ADHD?賢い子】「不登校」学びがなければ「行く・行かない」のどちらかとなる

    【ADHD?賢い子】二値から考える「不登校」の問題 2◆何も学びがなければ、「行く」か「行かない」かのどちらかとなる以前担任した子の話なのですが、「学校に行くの? 行かないの? と聞いたんですけどね・・・」とお母さんがこぼされたことがありました。この言葉がとても印象深く残っているのですが、学校に行くか、行かないか、というのも二値的な思考ですよね。「行く」「行かない」の間には、やはりグレーの存在がある。...

  • 【ADHD?賢い子】「不登校」二値的思考の原因は無知にある。

    【ADHD?賢い子】二値から考える「不登校」の問題 1◆二値的思考の原因は無知にある。不登校にも様々な原因があるだろうし、解決法も様々だと思いますが、ここでは、不登校の子どもの二値的思考に注目して考えていきたいと思います。幼い子どもほど、他の価値観を学んでいないので二値の傾向が強いものです。二値的思考が強ければ、多値的思考に成長させていくことで解決の道が開ける可能性があります。実際のところ、二値から多...

  • 【ADHD?賢い子】「無能感」賢い子に存在する罠

    【ADHD?賢い子】二値から考える「無能感」の問題 2◆賢い子に存在する罠よく子ども達に話をしますが、「できる」と「できない」の間には、ちょっと出来るようになったとか、あと少しとか、昨日よりはできる、といったような様々な段階があります。それは「できるようになる」階段を登っているようなもので、ここへの意識をもっていくことが大切です。「できる」「できない」の二値の子は、「できるようになる」といったグレーの...

  • 【ADHD?賢い子】「無能感」”僕はできないんだ”と泣く賢い子

    【ADHD?賢い子】二値から考える「無能感」の問題 1◆「僕はできないんだ」と泣く賢い子ヨウイチ君は、物覚えも早いしかなり賢いと思いますが、学年当初は、すべてのものに拒否反応を示し、自分はできないからやらないという態度を示していました。漢字の再テストでは、カンニングまでしようとしていましたから(笑) 漢字なんてすぐ覚てられる能力をもっているのに、自分は出来ないと思い込んでいたのでしょう。私が今まで出会...

  • 【ADHD?賢い子】「自己否定」他者への攻撃は自分への攻撃となる

    【ADHD?賢い子】二値から考える「自己否定」の問題 1◆古い脳は主語を省くので、他者への攻撃は自分への攻撃となる価値観が少ない二値の問題は、自分の内面の問題にも関わってきます。私は長い事、精神的な自虐に悩まされてきました。過去の失敗を思い出しては、自分はダメだと、なんであんなことをしたんだ、と自分を攻撃し続けてしまっていたのです。ですが、これも二値に問題に原因があったように思います。人には新しい脳と...

  • 【ADHD?賢い子】「孤独」全体の8割から嫌われていると思ってしまう

    【ADHD?賢い子】二値から考える「孤独」の問題 3◆全体の8割から嫌われていると思ってしまう集団の性質からいうと、クラスには2割の気の合う子と、2割の苦手な子、そして6割のあまり意識しない子が存在することになります。「好き」「嫌い」の2つだけのモノの見方をしていると、6割のあまり意識しない子を、「好き」「嫌い」のどちらかに分類することになります。人間は本能的にネガティブで、外界を敵と認識しやすい傾向が...

  • 【ADHD?賢い子】「孤独」仲良しも、実は流動的

    【ADHD?賢い子】二値から考える「孤独」の問題 2◆仲良しも、実は流動的世の中は、「敵」「味方」の2つの考え方で分けられるものではありません。よく子ども達に働きアリの法則(2-6-2の法則)について話をします。働きアリの法則(別名2:6:2の法則)とは、集団を「よく働く・普通に働く・働かない」に分類したときに、よく働くアリが2割、普通に働くアリが6割、働かないアリが2割に分かれる性質があるという理論。2-6...

  • 【ADHD?賢い子】「孤独」二値的思考の子は鈍感にスルーできない

    【ADHD?賢い子】二値から考える「孤独」の問題 1◆二値的思考の子は鈍感にスルーできないちょっとしたことで「嫌われた」と思ってしまう二値の傾向が強い子。鈍感力が幸せの道だと教えて貰ったことがありますが、敏感すぎるのは、この二値が原因なのかもしれません。得られた情報をどれもネガティブに分類していけば、気が付けば周りは自分を嫌っている人ばかり、敵ばかりとなってしまいます。それがヨウイチ君をはじめとする、AD...

  • 【ADHD?賢い子】「暴れ」白や黒は自分勝手な価値判断。本質はグレーにある。

    【ADHD?賢い子】二値から考える「暴れ」の問題 2◆白や黒は自分勝手な価値判断。本質はグレーにある。何かあると怒る人がいます。以前の私は、怒っている人が私をコントロールしようとしているなんて考え方はなかったので、怒られたら、ただただ「自分が悪かった」「すみません」と反省していました。まぁ、これもすぐ自分のことを悪いと思ってしまう二値思考の典型でもあるのですが。でも最近は受け取り方が少し違ってきて、怒る...

  • 【ADHD?賢い子】「暴れ」ちょっとした出来事が全て攻撃されたと思う

    【ADHD?賢い子】二値から考える「暴れ」の問題 1教育界には、子供の問題行動とか不登校・いじめなど、様々な問題が存在します。多くの研究者や実践者がいて、様々な理論から解決へのアプローチがされていますが、ヨウイチ君のような二値思考の子のモノの見方・感じ方から、教育の諸問題について考えてみたいと思います。◆ちょっとした出来事が全て攻撃されたと思うヨウイチ君は、自分の思った通りにならなかったり、注意された...

  • 【ADHD?賢い子】二値の問題は、自分の世界観だけで生きている点にある

    ◆二値思考とは白か黒かの思考 3人は、自分と同じ思考法をしていると思ってしまう。そして人の思いと自分は完全に一致しない。そんな大切なことに気づくまで、ずいぶん歳を重ねてしまったのですが、ヨウイチ君の場合で言えば、彼は何でもネガティブになって「嫌い」とか「イヤだ」という判断をするのですが、そういう判断の仕方を、他人もしていると思い込んでいたのでしょう。自分が人を「嫌い」「イヤだ」と判断するのなら、他...

  • 【ADHD?賢い子】クラスは嫌いな人だらけ

    ◆二値思考とは白か黒かの思考 2友達のちょっとした言動をネガティブに捉えて「僕の事を嫌い」と受け止めてしまうヨウイチ君。物事を、たった2つの両極端な価値観で見ることを二値的思考と言いますが、ヨウイチ君は、人を「好き」と「嫌い」の2つで分類してしまう二値の傾向がとても強いと感じました。さらに人のちょっとした言動を悪意に取ってしまうネガティブな思考を併せ持っているので、クラスは嫌いな人だらけってことに...

  • 【ADHD?賢い子】賢いがゆえに感受性が強いのが問題

    あけまして おめでとうございます。本年も、どうぞよろしくお願いします。 令和6年1月 お気楽二値思考とは白か黒かの思考 1賢い子というのは、情報収集能力が高く、その情報に関する思考力も高いことでしょう。でも、賢い子がADHDと疑われるような問題行動が見られることがあるのは、その得られた情報の処理の仕方に問題があるのだと思います。ヨウイチ君には、感受性が強く、繊細すぎるという問題が...

  • 【ADHD?賢い子】自分の心を苦しめないために正しい行いをする

    ヨウイチ君に話したこと つづき「大分前に、お坊さんの伝記を読んだことがあります。あるお寺の住職さんなんだけど、そこに過去に悪い事をしてしまった男の人が来ます。その男の人は、その過去にしてしまったことを悔いて、いつもいつも、何であんなことをしてしまったんだって苦しんでいました。君もよく苦しむから、そういうことは分かるよね。私も、過去にあったことを何度も繰り返して思い出し、自分を何度も繰り返して傷つけ...

  • 【ADHD?賢い子】自分の心が苦しくならないように生きる。

    ヨウイチ君に話したこと つづき「人生って、嫌な事、やりたくないことばかりだと言いました。でも、その中に楽しい事や嬉しいことも隠れて存在しています。それは宝探しみたいなもので、嫌なことであっても、どうせやらなければならないのだから、それらをどんどん片付けていったら、そういう楽しい事って見つけやすくなるよね。今の君は、すべきことを後回しにしているから、そういうものが山積みにいつもなっていて、楽しい事な...

  • 【ADHD?賢い子】苦しみを味わわない方法を選択していこう

    ヨウイチ君に話したこと つづき「ルソーって昔の偉い人は、もっとも幸福な人とはもっとも苦しみを味わうことの少ない人のことだ。もっとも不幸な人とはもっとも喜びを感じることの少ない人のことだ。って言っています。例えば、宿題にしても、君は宿題で、毎日苦しみを味わっているよね。やってこないから注意をされる。休み時間に外で遊べないから、授業中に宿題を終わらせたい。でも、それをすると私に叱られる。でも他の子を見...

  • 【ADHD?賢い子】人生はやりたくない事、めんどくさい事、嫌な事ばかり。-それが現実-

    今年の担任の先生はコントロールできない。そういうことが分かってきたのか、ヨウイチ君は、しだいに暴れることも少なくなっていきました。もちろん、哲学的な話を毎日した結果でもあるのですが、でもその感情はどうしようもないのか、怒ることはなかなか減らせませんでした。授業中、よそ事をして注意される。それでブチ切れていたのですが、よくよく考えてみれば、よそ事をしなければ叱られないのです。そんな単純な話が、彼には...

  • 【ADHD?賢い子】2学期の終わりには怒ることもなくなった。

    クラスに話したこと つづき「泣く人もいます。その人も、泣いて自分の思う通りに状況を変えようとしているって思わない? いつまでの泣いている人がいて、みんな優しいから慰めてあげるけど、正直面倒って思う事はないですか?」こんなことを聞くと、優しい女の子達が大きく肯いていました。「怒ったり泣いたりして、自分の思う通りにしようっていうのは相手をしている私が変わらなきゃいけないって話だから、そんなの無理だよね...

  • 【ADHD?賢い子】自分中心すぎて周りの人の優しさに気づけない

    クラスに話したこと つづき「また、自分自身も人をコントロールする人になってはダメなんだよ。それは、宇宙船地球号の約束、、、みんなで仲良く暮らし、協力して助け合って自由に生きるっていう大切な約束を守らず、人を巻き込んで自分が好きなように生きていくってことだから。それじゃぁ、宇宙船地球号には必要ない人ってことになるし、最後の最後には、みんな離れていってしまうことでしょう。怒る人がいるでしょう? その人...

  • 【ADHD?賢い子】コントロールする人がいたら離れるってことも大事

    クラスに話したこと つづき「ヨウイチ君は私に注意されて暴れたわけだけど、大きな音が出るように机を倒す、大声を出して怒る、色々なものを投げつける、こんなことをされて、隣のモモさんは怖かったよね?」と聞くと、モモさんはちょっと躊躇しながら肯きました。たぶん、そういう恐怖は自覚していなかったのでしょう。それを私が口にしたので、少々ビックリしたのだと思います。大きな音、大きな声に、人は驚いて萎縮するもので...

  • 【ADHD?賢い子】いくら頭が良くっても知らなきゃ解決できない

    クラスに話したこと つづき「みんな、ヨウイチ君の苦しみが分かるんだね。ヨウイチ君、そこのところはちゃんと分からないといけないよ。みんな、君のことを心配していたんだ。だから「ごめんなさい」が言えたから、みんな安心して君の手助けをしてくれたんだ。みんなに感謝しなきゃね。単純に「ごめんなさい」を言うだけなんだから、そこから脱するのは実は簡単なことなんだけど、悩みの洗濯機に入ってしまっている人は、それが分...

  • 【ADHD?賢い子】クラスのみんなは心配している

    怒って暴れるヨウイチ君。ヨウイチ君の隣は、どちらかというとか弱い感じのするモモさんの席でした。身体の大きいヨウイチ君が、隣で机を倒したり物を投げたりしている。それが、どんなに怖いことか、、、普通に考えたら、ヨウイチ君の怒りに巻き込まれてヨウイチ君の言いなりになってしまうでしょう。でもモモさんは、以前にも担任した子で、何が大切なのかもわかるようになって心もしっかりしている子なので、それが救いでした。...

  • 【ADHD?賢い子】担任は必ず支配の外にいなければならない。

    暴れるヨウイチ君に話を戻しましょう。授業を受けないので注意したら、それに腹を立てて机をダン!と倒し、近くのものを手当たり次第に投げているヨウイチ君。でも、ヨウイチ君の怒りも、つまるところは私をコントロールしたいという欲求なのでしょう。自分は授業を受けたくない。だから、物を投げ、大きな音を出し、私を自分の思う通りにしたい。幼いながらに、人を脅して自分の思う通りにする方法を身につけてしまっているのです...

  • 【ADHD?賢い子】理性の時期にそれをまぬがれさせる必要がある。(ルソー)

    最近、ルソーの『エミール』を読んでいるのですが、ルソーは、苦しみを感じることが最も少ない時代においてこそ、その苦しみを多くして理性の時期にそれをまぬがれさせる必要がある。と言っています。この一文を読んで、腑に落ちる感じがしました。その子の状況にもちろん依るとは思いますが、苦しみや悩みの少ない子どもが幼い時だからこそ、それらを乗り越えることを学ばなければならないのだと思います。いろいろな悩みがあり、...

  • 【ADHD?賢い子】子どもを支配者にさせない

    跳び箱の指導で傷ついたとの連絡があり、次の日は登校できなかった4年生の子。私にはどうにも納得がいかないものがありました。それはどうしてなのか。当時を振り返って、「叱られたくない」というその子が思う通りに、私はコントロールされたと感じたのが問題なのだと思いました。泣いて弱い自分を演出して人をコントロールする。それは、妻を支配したアルコール患者と同じです。人は自由であるべきです。一番嫌なのは、誰かから...

  • 【ADHD?賢い子】自分に都合がいいように他人を操る子ども

    当時は4年生を担任していたのですが、同じ学年に教室になかなか入れない子がいました。お母様が毎日学校に送ってくるのですが、教室に入るのに不安があるとのことで保健室の入口で、ずっと立っている姿をよく見かけました。その頃、登校不安のある子どもに対応してくれるボランティアの方がいたので、その子の横には、常にボランティアの方が付きっきり状態でした。そのボランティアの方は、とても優しくお母さんっぽい雰囲気の方...

  • 【ADHD?賢い子】『他人を支配したがる人たち』(ジョージ サイモン)

    丁度その頃、『他人を支配したがる人たち』という本を読みました。その中で、アルコール依存症患者の話がありました。患者と共依存の家族の関係というのは以前から知っていましたが、それだけではなく、依存症者が家族を支配する構造もあるということが書かれていて、衝撃を受けました。共依存というのは、例えばアルコール依存症なら、患者に必要とされることに自分自身の存在価値を見出してしまい、患者から頼りにされることに依...

  • 【ADHD?賢い子】怒る・泣くは人をコントロールする手段

    親御さんからお叱りを受けるのは、自分自身の問題は当然あったのですが、その一方で、怒ったお母様の代弁をしたお父様は、どういう心境なんだろう?と考えていました。話をする中で、お父様は実際には見聞きしてことでなく、お母様が言っていることの又聞きでした。沢山のご指摘がありましたが、1点は私のミス、、、というか、上手く伝えられなかったのが問題だったのですが、それが起爆剤となり、お母様は爆発したのでしょう。た...

  • 【ADHD?賢い子】「怒る」「泣く」というのは、どういうことなんだろう。。。

    ヨウイチ君は、何かのスイッチが入ると暴れるわけですが、感情の起伏が大きく、感情に流されてしまって怒ったり泣いたりするというのが、実は、過去の私の大きな課題でもありました。「怒る」「泣く」というのは、どういうことなんだろう。。。大分昔の話になりますが、こういう職業をしているので、親御さんからお叱りを受けたことがありました。当時は4年生を担任していました。お父様からの電話ということで対応したところ、私...

  • 【ADHD?賢い子】認知能力が高ければ感受性も強くなる

    感受性とは、外界からの刺激や印象を受け入れる能力や、物を感じ取る能力のこと。ヨウイチ君が、瞬間湯沸かし器のようにあっという間に沸点に達して怒りを爆発させてしまうのは、この感受性が強すぎるからだと思っていました。普通なら何とも思わないことでも、彼には大きな刺激となってしまうのです。繊細過ぎるので、耐えきれなくなって暴れるという行動をしてしまうのでしょう。自分自身、ずいぶんと生き辛さを抱えて生きてきま...

  • 【ADHD?賢い子】怒る、暴言、物に八つ当たり、教室から飛び出す

    ヨウイチ君を担任し、毎日が戦いの日々でした。彼は、授業を受けない、言う事を聞かない、好き勝手なことをする、、、そんな子でしたが、それを注意すると、ブチ切れて物に八つ当たりし、最後には自分の殻に閉じこもってしまい拗ねて動かなくなるのです。授業を受けないので注意する。掃除や宿題など、すべきことをしないので注意する。こういうことは学校生活では当たり前にあることですが、ヨウイチ君は注意されると、それに腹を...

  • 【ADHD?賢い子】混沌・孤独の渦から救い出すことができるのが教育の力

    毎年、毎年、ADHDの疑いといわれる子ども達を担任します。でも、どの子もちゃんと授業ができるようになるし、次第に落ち着いていき、子どもらしい笑顔で学校生活を送れるようになります。そして、どの子も賢い。ヨウイチ君も賢いのです。昨年までは授業もまともに受けなかったので通知表の成績は悪いですが、今では国語でも算数でも、深く考えた発言をたくさんできる。漢字も1回か2回ですぐ覚えてしまう。算数の計算もあっという...

  • 【ADHD?賢い子】『ADHD!? 賢い子の育て方』

    「ヨウイチ君、もう授業が始まってるよ。」声を掛けても、休み時間からずっと本を読み続けているヨウイチ君の耳には、なかなか私の声は届きません。本を読むことに没頭しているのです。見かねた周りの子が肩を揺すって、ようやく顔を私の方に向けました。が、すぐ本に目を落としてしまいます。再度、「ヨウイチ君、授業をするから、本を片付けてね」と声を掛けました。何度言ってもなかなか本が閉じられないヨウイチ君なのですが、...

  • 【自分を突破】人生の面白さ、喜びとは。

    『君子豹変す』という言葉があります。これは、君子(人格者)は、過ちを速やかに改め、考え方や態度が一変する(良い方向に変化させる)という意味です。やる気を出すための方法を子ども達に話した後のコウタくんは、まさに『君子豹変す』状態で、一気に行動を変えていきました。その日の掃除の時間、「5,4,3,2,1!」と言いながらホウキを動かし、机を運び、物の整頓をし、もの凄いスピードで動き回っていました。「早く...

  • 【自分を突破】先延ばしにすると、より多くの時間とエネルギーを必要とする(エメットの法則)

    クラスに話したこと 6「仕事を先延ばしにすると、より多くの時間とエネルギーを必要とするというエメットの法則というものもあるそうです。後回しにすると、すべきことが沢山すぎて頭の中がいっぱいになる、すべきことを覚えておく労力、思い出す労力、時間に余裕がなくなる心理的な不安、そういうもので、エネルギーを余計に消費してしまうのだそうです。みんなだって、宿題もやらなきゃ~、漢字再テストもやらなきゃ~、片付け...

  • 【自分を突破】デカルト『分割して考えよ』

    クラスに話したこと 5「5秒ルールで動くときには、ちょっとしたコツがあります。例えば、宿題の漢字練習帳なら、それを全部やらなきゃいけないって思ったら壁がど~~んとある感じで、うわぁ大変だぁやりたくないって思ってしまいます。だから、簡単で負担の少ない量にして、それをクリアしていくことが大事なのだそうです。自転車で走っていると、長い坂道に出会います。私の家は、長い坂道に上にあるので、自転車で遠出をして...

  • 【自分を突破】5秒ルールで行動を変える。行動してやる気を出す。

    クラスに話したこと 4「すべきことをできる自分にするって、私も悩んでいるので、どうしたら良いかって調べてみたら、5秒ルールというのがあるそうです。5秒ルールっていうのは、何かをやろう!って思ったときに、5,4,3,2,1と5秒間カウントダウンする間に行動に移すというものです。5秒を過ぎると次第に脳は「やらない」の理由を探して慣れない事や面倒なことを拒否してしまうのだそうです。なので、5秒以内に実行...

  • 【自分を突破】『愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ』ビスマルク

    クラスに話したこと 3「昔の偉い人にビスマルクっていう人がいます。ドイツという国を指導した人ですが、そのビスマルクは、『愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ』と言っています。これは、愚かな人は自分で失敗して初めて失敗の原因に気付き、その後同じ失敗を繰り返さないようする。けれども賢い人は、昔の偉い人の知恵や経験から学んで、そういう失敗をしないように初めからしていく、というものです。今回、コウタ君は”給...

  • 【自分を突破】いつもと違う行動をしてみる。そうしたら世界も変わって見える。

    クラスに話したこと 2「タイガ君は、給食を食べるのがいつも遅くて、叱られてばかりでした。でも突然、給食をお喋りをせず猛スピードで食べてみました。おかわりもして、好きな牛乳も2本飲みました。ちょっと嬉しかったし、気分もスッキリだったでしょ?」こんな声をタイガ君に掛けると、タイガ君も満更でもない表情で笑っています。「いつもと違う行動をしてみる。そうしたら、世界も変わって見える。とても不思議なことだけど...

  • 【自分を突破】まず行動する。行動で自分を変える。

    クラスに話したこと 1「自習中に喋ってしまうのは、本当なら課題をしなければならないのに自分のやりたいことを優先させてしまうからだよね。というか、本心は課題をしたくない。だから、課題をしない選択をしているってことになります。宿題も同じ。家ですべきことをせずに、やりたいことをやっているってことだもの。すべきことをしなきゃいけないのは、みんな分かっているよね。コウタ君も分かっている。でも、やりたくないこ...

  • 【自分を突破】コウタ君の行動の問題はどこなんだろう、、、

    子ども達に殻を破ることの大切さを話したその日の給食時に、驚くようなことが起こりました。タイガ君は、宿題も学習だけでなく、給食も途中で喋ってしまって、一番最後になってしまう様な子でした。でも、その日のタイガ君は違っていました。猛烈な速さで食べ、おかわりも何度もしたのです。これには、驚いてしまいました。私の話がどこかに響いたということなのでしょう。ただ、隣に座っていたコウタ君は、相変わらずお喋りが多く...

  • 【自分を突破】スキルを身につける道を歩むか、殻に閉じこもって泣く道を歩むか。

    クラスに話したこと 6「ゲームをやっている人なら”スキル”って言葉を聞いたことがあるでしょう。スキルっていうのは、教養や訓練を通して獲得した能力のことです。ロールプレイングゲームなんかをやっていると、初めはただの村人で、何の技も持っていないよね。でも、スライムなんかを倒して経験値を積んでいくと、片手剣の技が使えるようになったり、両手剣や弓のスキル、魔法のスキルといったように、使える技・スキルがどんど...

  • 【自分を突破】片付けも宿題も経験値を貯めることが必要

    クラスに話したこと 5「みんなはゲームをすると思うけど、ピカチュウっているよね。ピカチュウは、ピチュー、ピカチュウ、ライチュウって進化していく。どうやって進化させていくかっていうと、いっぱい戦って経験値を増やさないと進化できない。じゃぁ、みんながポケモンだったとして、自分が勝手に作った殻の中で、”僕はダメなんだ、できないんだ”って泣いているままで強いポケモンに進化していけるかな?」無理、無理と、子ど...

  • 【自分を突破】暗くじめじめした殻の中で一人涙している状態を突破せよ

    クラスに話したこと 4「自分が勝手に決めた自分像があり、それに悲観して涙する。僕は片付けができない人なんだと勝手に決めて、そんな自分は嫌になって落ち込んでしまう。私は、運動音痴なんだって勝手に決めてしまったけど、そんな運動のできない自分が大嫌いでした。タイガ君や先生だけじゃなくて、他の子もそういうのがあるでしょう? 僕は算数が苦手だからと決めつけて涙する。音楽が分からないと涙する。絵が下手だと涙す...

  • 【自分を突破】自分が勝手に決めた自分に幻滅して自分勝手に悲しんでいる。

    クラスに話したこと 3「片付けられない、宿題ができないっていうのは、誰が決めたことですか? それは自分が勝手に決めた自分の姿じゃないかな?みんなは、生まれてたった10年だから、当然、できないことが多い。でも赤ちゃんのことを考えたら、赤ちゃんは寝返りさえもできない。物を噛んで食べることもできない。お喋りもできない。何にもできない赤ちゃんから、みんなは一つずつ出来るようになってきたわけです。でも、私は...

  • 【自分を突破】ダメだから「じゃぁどうする?」と考えるのが本当の賢さ

    クラスに話したこと 2「算数ができないって思っている子も、実は、算数の練習をやっていないですよね。漢字の苦手な子も、時間数は絶対的に少ない。実際に練習したら、自分のダメさを目の当たりにしそうで怖い。でもそれは、自分が勝手に作った殻の中で泣いているのと同じなんですね。自分はダメなんだと泣くんじゃなくて、ダメなんだから、あとは出来るようになるだけなんだから「じゃぁどうする?」って考えるのが、本当の賢さ...

  • 【自分を突破】多くの人はダメな自分を見るのを避けている

    クラスに話したこと「タイガ君は、かなり片付けができなくって、いつも机の周りに、いろいろなものが散乱していました。でも最近、ランドセルがちゃんとロッカーに入っているように思いませんか?」こんな風にクラスに話をすると、クラスの子ども達は、”あぁ、そういえば・・・”という表情でタイガ君の顔を見ました。「実はね、少し前にタイガ君が泣きながら”僕は片付けられないんだ”と私に言いました。私も片付けられない人だから...

  • 【自分を突破】自分勝手に作り上げた自分像に縛られて自分を決定づけている

    子ども達を見ていると、たった10年程度しか生きていないのに、”僕はこういう人”というように、自分で自分を限定してしまい、それに甘んじているように、ずっと思っていました。例えば、算数が苦手だと思っている子は、苦手だから思考停止してしまって練習に取り組めない、授業が聞けない。能力は高いのに、リーダーに立候補できない。新しいチャレンジができない。こんな子どもばかりだ、、、と、最近は思っています。実際のとこ...

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、お気楽さんをフォローしませんか?

ハンドル名
お気楽さん
ブログタイトル
お気楽先生のほぼ毎日私感
フォロー
お気楽先生のほぼ毎日私感

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用