chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
お気楽先生のほぼ毎日私感 https://okiraku.fc2.net/

小学校の先生をやっています。教育の現場で日々思うことから、子どもが明るく楽しく学校生活を送るためには親として教師としてどう接していったらよいか、深く考えていきたいと思っています。

小学校の先生をやっています。 無駄にキャリアが長いわけですけど、 日々思うことを広く発信できたらな…と思い ブログを立ち上げました。

お気楽
フォロー
住所
中央区
出身
中央区
ブログ村参加

2016/05/05

arrow_drop_down
  • 感情に支配されない事は、大人になるために必要な訓練

    ◆漢字で自分を変える(成長させる)ことを学ぶ漢字練習に限らず、子どもたちによく話をするのは、人は物事を色眼鏡を通して見ているということです。例えば、私のことを人がイロイロな見方をしています。面白い先生、楽しい先生、という人もいれば、怖い先生、厳しい先生という目で見る人もいるでしょう。でも、人はいろいろな見方をしているけれど、お気楽という人はたった一人で存在していて、何も変わらないということです。学...

  • 自分を変えることで困難を打破するという学び

    ◆漢字で自分を変える(成長させる)ことを学ぶ「学校の先生や大人の言う事を聞く」という正しさが社会にあります。なら「漢字を丁寧に練習しなさい」という先生の言葉は守りたくない、と考えるのは社会的な正しさと違っています。「親の言う事を聞く、親に感謝する」という正しさを無視して、親に怒ったり暴言を吐いたりするのも、自分勝手な正しさを暴走させているだけです。乱雑な字を見ていると、「俺は汚い字でいいんだー!」...

  • 担任を変えられないから自分が変わるしかない

    ◆漢字で自分を変える(成長させる)ことを学ぶ「お気楽先生は漢字が厳しすぎる」厳しいといっても、一画一画丁寧に書くだけなんですけどね。折るところは折る、離すところは離す、止めるところは止める、払うところは払う。下手な字でも、丁寧にさえ書いてあれば良いのです。冷静に考えれば大したことはないのですが、自分の思う通りにならないから、相手(担任)に対して怒ってしまう。自分の思う通りにならないから怒るのです。...

  • クラスは、教えた通りに書かない子ばかり

    ◆漢字で自分を変える(成長させる)ことを学ぶ毎年、毎年、4月の漢字練習の添削は大変です。どの子も丁寧に書けていません。それは、ミツオ君も同じでした。画と画がくっついていない、ちゃんと折れ曲がっていない、はねていない、払っていない。それを一つ一つ直して書き直させる。それが、私たち教員の仕事です。画と画が離れていても、折れていなくても、はねても払ってなくても、それで読めたら良いのじゃないの?という話も...

  • 心を育む漢字練習

    「あれれ?? ミツオ君、またまた100点じゃない、どうしたの~? 最近100点ばかりだね」。テストを返している時に、ミツオ君にこんな声掛けをすると、ミツオ君は満面の笑顔で「やった!」と大喜びです。2学期の終わりの頃から、ミツオ君に返すテストは、高得点ばかりになっていました。「ほらほら、私に”ありがとうございます”は?」と冗談っぽく続けて話をすると、大きな声で「ありがとうございます!」と笑いながら言い...

  • 人は思った以上に24時間という体内時計に支配されている

    モモコさんのお母さんに話したこと つづき「お母さん、ぜひ「宿題は学校でやってきて」と言ってください。やってなかったら「6時までに終わらせる」と約束してください。朝、寝坊して通学班の集合時間に間に合わないのなら、朝や学校の用具準備も6時までに終わらせる。これを家での約束にしてください。そして、ここからが大事だと思います。6時までに終わらなかったら、一切やらせないこと。「先生との約束になっているから、...

  • まずは「嫌なことから逃げる」を直していく

    モモコさんだけに話しても、生活を変える事は難しいと考えて、心配しているお母さんにも話をしました。高校生の子がいるので、生活リズムを変えるのは難しいだろうと考えていました。だから宿題を寝る前ではなく、夕方にするようお母さんに働きかけてもらうことにしました。モモコさんのお母さんに話したこと「モモコさんの課題は、何でも後回しにしてしまうことです。宿題は学校でやっても良いことにしていますが、モモコさんは「...

  • やりたくないことを自分でコントロールしていく

    モモコさんに話したこと 続き「算数も音読も漢字も、モモコさんはできるようにしていかなきゃならない。でも、やらなきゃいけないのに逃げて後回しにしてしまうモモコさんがいます。でも結局は時間に迫られて嫌々やる羽目になってしまって、泣いたり怒ったりすることになる。それは、強制的にやらされるという思いが強いからだよね。」ここまで話すと、モモコさんはコクリと肯きました。「でも、やらなきゃならないという事実に変...

  • 日本人としての心を学んで、日本人となるために学んでいる。

    モモコさんに話したこと 続き「モモコさんは、漢字の再テストを全然やらないよね。学期末になって私に言われて渋々やる。漢字は丁寧に書けるようになったし覚えも良いから、再テストもあっという間に合格できる。けど、自分からは取り組まない。つまり、嫌な事を後回しにしてしまうってこと。それが一番の課題なんだと思う。音読や宿題だって先にやってもよいってことにしているけれど、他の子が学校でやっていても「家でやります...

  • 大泣きの理由は、宿題を寝る直前にすることが原因かもしれない。

    ◆出来ないことと体内時計の関係家でのモモコさんの大泣きの理由は、宿題を寝る直前にすることが原因かもしれない。モモコさんに話したこと「モモコさんは学校の授業では算数で困ることは無くなってきているよね。」と、問いかけるとモモコさんは「はい」と答えました。「そうだよね、学校じゃ算数で困らなくなった。算数の練習帳も学校でやっているときは、特に困らないものね。でも、家では大泣きだってお母さんに聞きました。そ...

  • 毎晩、毎晩、自分に「わからない」と言い聞かせていた

    ◆出来ないことと体内時計の関係もう一つ気になったことは、漢字小テストの再テストの取り組みが、なかなか進まないことです。漢字練習は丁寧に書けるようになったし、テストもそれなりの点を取れるようになったのですが、再テストは積み重なった状態でなかなか取り組めなかったのです。強制的にやらせたら、すぐ合格していきます。でも、嫌な事は後回しにしてしまう。そこにモモコさんの課題があると思いました。ということは、、...

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、お気楽さんをフォローしませんか?

ハンドル名
お気楽さん
ブログタイトル
お気楽先生のほぼ毎日私感
フォロー
お気楽先生のほぼ毎日私感

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用