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2016/04/22

1件〜100件

  • ◇クラシック音楽LP◇シャルル・ミュンシュ指揮ボストン交響楽団のベルリオーズ:幻想交響曲(1955年録音の幻の名盤)

    ベルリオーズ:幻想交響曲指揮:シャルル・ミュンシュ管弦楽:ボストン交響楽団録音:1955年発売:1980年LP:RVC(RCA)RCL‐1022名指揮者のシャルル・ミュンシュ(1891年―1968年)が遺したベルリオーズ:幻想交響曲の録音は、全部で6つある。古い順から挙げると、①1940年代:フランス国立放送管弦楽団(SPレコード)②1955年:ボストン交響楽団③1962年:ボストン交響楽団④1966年:ブタペスト交響楽団⑤1967年10月:パリ管弦楽団⑥1967年11月:パリ管弦楽団。このうち、普段聴くのは、多分⑤か⑥の録音であろう。⑤はセッション録音で、その1か月後のライヴ録音が⑥であり、今日この2つの録音がミュンシュの「幻想」の名盤として高い評価を得ている。今回のLPレコードは、我々が滅多に耳にしな...◇クラシック音楽LP◇シャルル・ミュンシュ指揮ボストン交響楽団のベルリオーズ:幻想交響曲(1955年録音の幻の名盤)

  • ◇クラシック音楽LP◇バルトーク:2台のピアノと打楽器のためのソナタ/2台のピアノのための7つの小品(「ミクロコスモス」より)

    バルトーク:2台のピアノと打楽器のためのソナタ2台のピアノのための7つの小品(「ミクロコスモス」より)1ブルガリアのリズム2和声のトリルのエチュード3ペルペートゥム・モービレ4短いカノンと転回5新しいハンガリア民謡6半音階的インヴェンション7オスティナートピアノ:カティア・ラベック/マリエル・ラベック打楽器:シルヴィオ・グァルダ/ジャン=ピエール・ドゥルーエ発売:1976年LP:RVC(RCAコーポレーション):ERX‐4006(STU‐70642)1973年に書かれた、バルトークの「2台のピアノと打楽器のためのソナタ」は、現代音楽の雰囲気が存分に漂い、モーツァルトやベートーヴェン、ブラームスなどの古典派やロマン派の音楽とは、大分雰囲気が異なるが、ワグナーやマーラー、さらにはシェーンベルクの作品の延長線上...◇クラシック音楽LP◇バルトーク:2台のピアノと打楽器のためのソナタ/2台のピアノのための7つの小品(「ミクロコスモス」より)

  • ◇クラシック音楽LP◇黄金コンビ ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団のシベリウス:交響曲第1番/交響詩「トゥオネラの白鳥」

    シベリウス:交響曲第1番交響詩「トゥオネラの白鳥」指揮:ユージン・オーマンディ管弦楽:フィラデルフィア管弦楽団イングリッシュホルン(ソロ):ルイス・ローゼンブラットLP:CBS/SONYSOCT16シベリウスは、生涯に7つの交響曲を書いた。このほかにクレルボ交響曲と名付けられた曲がある。ドイツ・オーストリア系を除き、ベートーヴェン以来これほど体系立って交響曲を書いた作曲者はいなかった。それだけにシベリウスは、作曲家として歴史に残る偉大な仕事を成したと高く賞賛されている。7つの交響曲の中では、第2番が最もポピュラーで聴く機会も多い。このLPレコードに収められた交響曲第1番は、第2番に次いで聴きやすい内容となっている。そのためリスナーの中でクラシック音楽を聴き始めて間もないジュニアクラスでも充分楽しめるし、同...◇クラシック音楽LP◇黄金コンビユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団のシベリウス:交響曲第1番/交響詩「トゥオネラの白鳥」

  • ◇クラシック音楽LP◇天才サンソン・フランソワの “ドビュッシー ピアノ名曲集”

    ~ドビュッシーピアノ名曲集~ドビュッシー:喜びの島前奏曲第1巻第8曲「亜麻色の髪の乙女」第10曲「沈める寺」第11曲「パックの踊り」第12曲「ミンストレル」レントより遅く「ピアノのために」より「プレリュード」「サラバンド」「トッカータ」練習曲第11曲「アルペジオのための曲」ベルガマスク組曲第3曲「月の光」第4曲「パスピエ」ピアノ:サンソン・フランソワLP:東芝EMIEAC‐30060サンソン・フランソワ(1924年―1970年)は、フランス出身の名ピアニスト。コルトーにピアノの才を見い出され、パリ音楽院に入学し、マルグリット・ロンに学ぶ。1943年に第1回「ロン=ティボー国際コンクール」で大賞を受賞。日本には都合3回来日し、その名人芸を披露している。私は当時、サンソン・フランソワのショパン演奏のLPレコー...◇クラシック音楽LP◇天才サンソン・フランソワの“ドビュッシーピアノ名曲集”

  • ◇クラシック音楽LP◇ピエール・モントゥー指揮ウィーン・フィルのシューベルト:「ロザムンデ」から/メンデルスゾーン:「真夏の夜の夢」から

    シューベルト:劇付随音楽「ロザムンデ」から序曲/間奏曲/バレエ音楽第1番/同第2番メンデルスゾーン:劇付随音楽「真夏の夜の夢」から序曲/スケルツォ/夜想曲/結婚行進曲指揮:ピエール・モントゥー管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団発売:1980年LP:キングレコードK15C8016シューベルトの劇付随音楽「ロザムンデ」は、ヘルミーナ・フォン・シェジー夫人の4幕の戯曲「キプロスの皇女ロザムンデ」の劇音楽をシューベルトが依頼され、5日で作曲したもので、全部で10曲からなる。初演に際しては、序曲にシューベルトがその少し前に書いた歌劇「アルフォンゾとエストレルラ」の序曲が転用されている。その後、この曲は演奏される機会がなかったが、シューベルト自身がピアノ四手用に編曲した際に、序曲を戯曲「魔法のたて琴」の序曲に...◇クラシック音楽LP◇ピエール・モントゥー指揮ウィーン・フィルのシューベルト:「ロザムンデ」から/メンデルスゾーン:「真夏の夜の夢」から

  • ◇クラシック音楽LP◇バリリ四重奏団のベートーヴェン:弦楽四重奏曲第14番

    ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第14番弦楽四重奏:バリリ四重奏団ワルター・バリリ(第1ヴァイオリン)オットー・シュトラッサー(第2ヴァイオリン)ルドルフ・シュトレンク(ヴィオラ)エマヌエル・ブラベッツ(チェロ)発売:1965年LP:キングレコードMR5096バリリ四重奏団は、1954年に結成された名高い弦楽四重奏団である。このLPレコードが録音された当時のメンバーは、第1ヴァイオリンがウィーン・フィルのコンサートマスターのワルター・バリリ、第2ヴァイオリンがウィーン・フィルの第2ヴァイオリン首席奏者のオットー・シュトラッサー、ヴィオラがウィーン・フィルのヴィオラ首席奏者のルドルフ・シュトレンク、そしてチェロのエマヌエル・ブラベッツであった。バリリ四重奏団の演奏の特徴は、何といってもウィーン風のスタイルにある...◇クラシック音楽LP◇バリリ四重奏団のベートーヴェン:弦楽四重奏曲第14番

  • ◇クラシック音楽LP◇フルトヴェングラー指揮ウィーン・フィルのベートーヴェン:交響曲第6番「田園」

    ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」指揮:ヴィルヘルム・フルトヴェングラー管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団LP:東芝音楽工業AB・8057ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(1886年―1954年)は、ドイツの指揮者として、過去の指揮者の中でも別格的存在であり“神様”みたいな存在だ。当時、フルトヴェングラーが一度オケの練習場に姿を現せば、それだけでオケの全員がそれまでの演奏とは違うレベルの高い演奏をしたという。要するにカリスマ的存在であったわけである。我々リスナーにとってもフルトヴェングラーの存在は偉大そのものであり、私などは今でも、それまでの姿勢を正し、正座して聴かなければならいような雰囲気を感じてしまうのである。そんな“神様”のフルトヴェングラーが、ベートーヴェンの「田園」をウィーン・フィルを...◇クラシック音楽LP◇フルトヴェングラー指揮ウィーン・フィルのベートーヴェン:交響曲第6番「田園」

  • ◇クラシック音楽LP◇旧東独の名演奏家たちによるブラームス:ワルツ集「愛の歌」「新・愛の歌」

    ブラームス:ワルツ集「愛の歌」1.いってくれ、世にも愛らしい少女よ(四重唱)2.巌の上を水が流れる(四重唱)3.おゝ、女というものは(テノール、バス)4.夕べの美しいくれないのように(ソプラノ、アルト)5.緑のホップのつるが(四重唱)6.一羽の小さな、かわいい小鳥が(四重唱)7.とてもうまくいっていた(ソプラノ、アルト)8.お前の瞳がそんなにやさしく(四重唱)9.ドナウの岸辺に(四重唱)10.おゝ、なんとおだやかに(四重唱)11.いいや、ぼくは世間の奴らと(四重唱)12.錠前屋よ、起きろ(四重唱)13.小鳥が大気をそよがせて飛ぶ(ソプラノ、アルト)14.ごらん、波がなんと明るいことか(テノール、バス)15.夜鶯があんなに美しく歌っている(四重唱)16.恋は真っ暗な、深い穴だ(四重唱)17.歩きまわるんじゃ...◇クラシック音楽LP◇旧東独の名演奏家たちによるブラームス:ワルツ集「愛の歌」「新・愛の歌」

  • ◇クラシック音楽LP◇イタリアオペラの名指揮者トゥリオ・セラフィン指揮ローマ歌劇場管弦楽団のロッシーニ序曲集

    ~ロッシーニ序曲集~歌劇「どろぼうかささぎ」序曲歌劇「絹のはしご」序曲歌劇「ウィリアム・テル」序曲歌劇「セビリャの理髪師」序曲歌劇「セビリャの理髪師」から「嵐の音楽」歌劇「セミラーミデ」序曲指揮:トゥリオ・セラフィン管弦楽:ローマ歌劇場管弦楽団録音:1963年10月4日~7日、ローマ、RCAスタジオLP:ポリドールSE7810ロッシーニ(1792年―1868年)は、イタリアの作曲家であるが、ウィーンに滞在したときなどは、かのベートーヴェンを上回る人気を得ていたという。私はロッシーニの名を聞くと、もっと年代が後の作曲家というイメージがあり、ベートーヴェンの時代に活躍したと聞いてもどうもぴんとこない。その理由の一つは、今回のLPレコードでも聴ける、いかにもイタリア人らしく明るく陽気な人気歌劇を数多く作曲したこ...◇クラシック音楽LP◇イタリアオペラの名指揮者トゥリオ・セラフィン指揮ローマ歌劇場管弦楽団のロッシーニ序曲集

  • ◇クラシック音楽LP◇ローラ・ボベスコのモーツァルト:ヴァイオリンソナタ第37番/第38番/第41番

    モーツァルト:ヴァイオリンソナタ第37番ヴァイオリンソナタ第38番ヴァイオリンソナタ第41番ヴァイオリン:ローラ・ボベスコピアノ:ジャック・ジャンティ録音:1981年1月LP:テイチク(LIBERORECORD)KUX-3212-Lローラ・ボベスコ(1921年―2003年)は、ルーマニア出身の女性の名ヴァイオリニスト。パリ音楽院で学び、15歳でベルギーの「イザイ・コンクール」(世界3大コンクールの一つ「エリザベート国際コンクール」の前身)で優勝した実力者であった。また、コンセール・イザイを主宰し、仏伊の古典音楽の権威者でもあった。ベルリン・フィルの女性ゲスト・ソリストとして最多の出演回数を誇るほどの当時人気のヴァイオリニストの一人として活躍した。演奏内容は、フランス風の上品な雰囲気が身上であり、女性ヴァイ...◇クラシック音楽LP◇ローラ・ボベスコのモーツァルト:ヴァイオリンソナタ第37番/第38番/第41番

  • ◇クラシック音楽LP◇ネヴィル・マリナー指揮アカデミー室内管弦楽団のビゼー:交響曲ハ長調/プロコフィエフ:交響曲第1番「古典」

    ビゼー:交響曲ハ長調プロコフィエフ:交響曲第1番「古典」指揮:ネヴィル・マリナー管弦楽:アカデミー室内管弦楽団オーボエ:ニール・ブラック発売:1981年LP:キングレコードK18C‐9203このLPレコードには、ビゼーとプロコフィエフのともに第1番の交響曲が収録されている。これはなかなか良いカップリングだと思う。ビゼーは歌劇「カルメン」や劇音楽「アルルの女」など、不朽の名作の作曲者として知られているが、交響曲も3曲書いたと言われている。しかし、現在残っているのは通常第1番と呼ばれている、この曲だけだ。17歳の時に作曲した草稿がたまたまパリ音楽院において発見され、日の目を見ることになった。聴いてみると若々しさに溢れた内容となっており、実に聴きやすいし、何といっても聴いていると自然に心が浮き浮きとしてくるのが...◇クラシック音楽LP◇ネヴィル・マリナー指揮アカデミー室内管弦楽団のビゼー:交響曲ハ長調/プロコフィエフ:交響曲第1番「古典」

  • ◇クラシック音楽LP◇アルテュール・グリュミオーのヴァイオリン名曲集

    ~ヴァイオリン名曲集~クライスラー:愛のよろこび/愛の悲しみ/美しきロスマリンモーツァルト:メヌエットマスネー:タイスの瞑想曲ドヴォルザーク:ユーモレスクベートーヴェン:ト調のメヌエットシューマン:トロイメライモーツァルト(クライスラー編):ロンドシューベルト:セレナードアルベニス(クライスラー編):タンゴフォーレ:夢のあとにドヴォルザーク:わが母が教えてくれた歌シューベルト:アヴェ・マリアヴァイオリン:アルテュール・グリュミオーピアノ:イストヴァン・ハイデュー録音:1973年、アムステルダム発売:1977年LP:日本フォノグラム(フォンタナ・レコード)PL-23私は「クラシック音楽がどうして好きなのですか?」問われたら、昔はむきになって、ベートーヴェンが如何に素晴らしいかを喋り、シューベルト、ブラームス...◇クラシック音楽LP◇アルテュール・グリュミオーのヴァイオリン名曲集

  • ◇クラシック音楽LP◇カラヤン指揮ウィーン・フィルのリヒャルト・シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」

    リヒャルト・シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団発売:1980年LP:キングレコードK15C8026カラヤンの遺した録音は膨大な量に及ぶと思うが、その中で万人が賛同する演奏の一つが、このリヒャルト・シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」ではなかろうか。つまり、カラヤンの指揮の特質とこの曲の持つ特質とがぴたりと一致し、感動的な名演を繰り広げているからである。カラヤンの指揮の特質は、極限までオーケストラを精緻に演奏させ、曖昧さや余計な贅肉を削ぎ落とし、明快な言葉で語り尽くす、そんな感じの指揮ぶりである。そして、この計算し尽くされた演出効果を、オーケストラに最大限発揮させる“魔術”をカラヤンは備えているので...◇クラシック音楽LP◇カラヤン指揮ウィーン・フィルのリヒャルト・シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」

  • ◇クラシック音楽LP◇ブルーノ・レオナルド・ゲルバーのブラームス:ピアノソナタ第3番/2つのラプソディー第2番

    ブラームス:ピアノソナタ第3番2つのラプソディー第2番ピアノ:ブルーノ・レオナルド・ゲルバーLP:東芝EMIEAC‐70043ブルーノ・レオナルド・ゲルバー(1941年生まれ)は、父親がオーストリア人で、21歳の時にアルゼンチンに来て、そのまま居ついたという。一方、母親の方はイタリアとフランスの混血という血筋。15歳でパリに留学し、マルグリット・ロンに入門し、ロン最後の弟子となる。「ロン=ティボー国際コンクール」では第3位に入賞したが、彼こそ優勝にふさわしいと物議を醸したほどの実力の持ち主。ベートーヴェンやブラームスの演奏を得意とし、フランスの音楽雑誌のディアパソン誌により「今世紀最も偉大な100人のピアニスト」の一人に選らばれていることからもこのことが裏付けられよう。1968年以来、度々来日公演を行って...◇クラシック音楽LP◇ブルーノ・レオナルド・ゲルバーのブラームス:ピアノソナタ第3番/2つのラプソディー第2番

  • ◇クラシック音楽LP◇ルドルフ・ケンペ指揮ミュンヘン・フィルのシューベルト:交響曲第9番「ザ・グレート」

    シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレート」指揮:ルドルフ・ケンペ管弦楽:ミュンヘン・フィルハーモニック録音:1968年5月22日、27日LP:CBSソニー13AC956シューベルトの交響曲第9番「ザ・グレート」が完成したのは、自身の死の8か月前、ベートーヴェンが死去してから約1年の後のことある。シューベルトは、ベートーヴェンを崇拝していたこともあり、何としてもベートーヴェンに比肩できる交響曲を書いておきたいと考えていた。そして完成したのが「ザ・グレート」である。それだけに自信作であったと思われるが、当時の評判は捗々しいものではなかった。唯一、メンデルスゾーン指揮のライプツィヒ・ゲヴァントハウスでの演奏会において評価されたぐらいだったという。しかしシューマンは、この交響曲をして「天国的長さ」という有名な言葉...◇クラシック音楽LP◇ルドルフ・ケンペ指揮ミュンヘン・フィルのシューベルト:交響曲第9番「ザ・グレート」

  • ◇クラシック音楽LP◇名ソプラノ エリー・アーメリングが歌うシューベルト・リート・リサイタル

    ~シューベルト・リート・リサイタル~シューベルト:夕映えの中でD.799星op.96-1D.939夜と夢op.43-2D.827愛らしい星D.861ロザムンデのロマンスop.26D.792,3b孤独な男op.41D.800子守歌op.24-2D.527シルヴィアにop.106-4D.891少女D.652愛の歌D.429愛は裏切ったop.23-1D.751リュートに寄せてop.81-2D.905花の便りD.622男というのは悪者よ!op.95-3D.866至福D.433ソプラノ:エリー・アーメリングピアノ:ダルトン・ボールドウィン録音:1973年8月21日~22日、アムステルダム、コンセルトヘボウLP:日本フォノグラム(フィリップスレコード)18PC‐84(6500704)シューベルトのリートを歌う、このL...◇クラシック音楽LP◇名ソプラノエリー・アーメリングが歌うシューベルト・リート・リサイタル

  • ◇クラシック音楽LP◇ペーター・マーク指揮ロンドン交響楽団のメンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」/交響曲第3番「スコットランド」

    メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」交響曲第3番「スコットランド」指揮:ペーター・マーク管弦楽:ロンドン交響楽団発売:1980年LP:キングレコードK15C‐80561829年4月、メンデルスゾーンは、ロンドン・フィルハーモニック協会から招待を受け、ロンドンでの演奏旅行の後、スコットランドの旅を楽しんだが、このときの印象を基に作曲したのが、序曲「フィンガルの洞窟」と交響曲第3番「スコットランド」なのである。ロンドンに招かれたときにメンデルスゾーンは20歳であり、その才能は若いときから人々を魅了していたことがこのことからも分る。イギリス旅行から帰った4年後に「フィンガルの洞窟」、8年後に交響曲第3番「スコットランド」が作曲されている。2曲とも大自然が巧みなオーケストレーションによって描き込まれた作品で...◇クラシック音楽LP◇ペーター・マーク指揮ロンドン交響楽団のメンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」/交響曲第3番「スコットランド」

  • ◇クラシック音楽LP◇ウィルヘルム・ケンプのバッハ名演集

    バッハ(ケンプ編):半音階的幻想曲とフーガBWM.903コラール前奏曲:来たれ異教徒の救い主よ~18のコラール集BWM.659よりコラール:主よ、人の望みの喜びよ~教会カンタータ第147番よりコラール前奏曲:わが心からの望みBWM.727もろ人声あげBWM.751喜べ、愛する信者よBMW.734aシチリアーノ:フルート・ソナタ第2番BWV.1031コラール:目をさませと呼ぶ声が聞こえ~教会カンタータ第140番よりピアノ:ウィルヘルム・ケンプ録音:1953年3月発売:1976年LP:キングレコードSOL5030ウィルヘルム・ケンプ(1895年―1991年)は、ドイツの伝統的ピアニストの最後の巨匠と呼ぶに相応しい存在であった。そのピアノ演奏は、誠実さに溢れたものであり、決して表面的な演奏に終わらず、作曲家が楽...◇クラシック音楽LP◇ウィルヘルム・ケンプのバッハ名演集

  • ◇クラシック音楽LP◇キリル・コンドラシン指揮モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団のショスタコーヴィチ:交響曲第5番「革命」

    ショスタコーヴィチ:交響曲第5番「革命」指揮:キリル・コンドラシン管弦楽:モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団録音:1964年、ソヴィエト連邦、モスクワ、コンセルヴァトワール大ホールLP:ビクター音楽産業VIC‐5168旧ソ連の大作曲家ショスタコーヴィチ(1906年―1975年)は、生涯で15曲の交響曲を作曲した。この第5番は「革命」の名で親しまれており、現在でもコンサートにおける人気作品の一つに挙げられる。ショスタコーヴィチは幼少から才能を開花させた人だったらしく、恩師のグラズーノフから「我らがモーツァルト」という名称を付けられていたことからも分かる通り、若い頃からその才気を存分に発揮させていたことを窺わせる。そのまま有り余る才能を、何の抵抗もなしに発揮し続けていれば、現在の我々は、今あるショスタコーヴィ...◇クラシック音楽LP◇キリル・コンドラシン指揮モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団のショスタコーヴィチ:交響曲第5番「革命」

  • ◇クラシック音楽LP◇ポール・パレー指揮デトロイト交響楽団のラヴェル:クープランの墓/道化師の朝の歌/亡き王女のためのパヴァーヌ/マ・メール・ロア

    ラヴェル:クープランの墓(プレリュード/フォラーヌ/メヌエット/リゴードン)道化師の朝の歌亡き王女のためのパヴァーヌマ・メール・ロア(眠りの森の美女のパヴァーヌ/一寸法師/パゴダの女王レドロネット/美女と野獣の対話/妖精の園)指揮:ポール・パレー管弦楽:デトロイト交響楽団発売:1979年LP:日本フォノグラム(フィリップスレコード)13PC‐76このLPレコードは、「在りし日の名指揮者ポール・パレー&デトロイト交響楽団による名演」「原曲が全てピアノ曲の管弦楽曲版」「マーキュリーによる優れた録音技術」―の3点を特徴に持つ録音。ポール・パレー(1886年―1979年)は、フランス・ノルマンディーの出身の作曲家兼指揮者。パリ音楽院で学び、1911年には自作のカンタータでローマ大賞を受賞したというから作曲家として...◇クラシック音楽LP◇ポール・パレー指揮デトロイト交響楽団のラヴェル:クープランの墓/道化師の朝の歌/亡き王女のためのパヴァーヌ/マ・メール・ロア

  • ◇クラシック音楽LP◇ゲヴァントハウス弦楽四重奏団のハイドン:「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」op.51(弦楽四重奏曲版)

    ハイドン:「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」op.51(弦楽四重奏曲版)序奏ソナタⅠ「父よ、彼らをお許しください。なぜなら彼らは何をしているかを自分でも分かっていないからです」(ルカの福音書23章34節)ソナタⅡ「アーメン、私はあなたに言う。今日、あなたは、私とともに天国にいるであろう」(ルカの福音書23章43節)ソナタⅢ「女よ、これがあなたの子です。弟子よ、これがあなたの母です」(ヨハネの福音書19章26節-27節)ソナタⅣ「わが神よ、わが神よ、何ゆえ私を見捨て給うたのか」(マルコの福音書15章34節)ソナタⅤ「私は渇いている」(ヨハネの福音書19章28節)ソナタⅥ「これで終わった」(ヨハネの福音書19章30節)ソナタⅦ「父よ、御手に私の霊をゆだねます」(ルカの福音書23章46節)地震弦楽四重奏:ゲヴァ...◇クラシック音楽LP◇ゲヴァントハウス弦楽四重奏団のハイドン:「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」op.51(弦楽四重奏曲版)

  • ◇クラシック音楽LP◇ギレリスとヨッフム指揮ベルリン・フィルのブラームス:ピアノ協奏曲第1番

    ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ピアノ:エミール・ギレリス指揮:オイゲン・ヨッフム管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団録音:1972年6月12日―13日、ベルリン、イエスキリスト協会LP:ポリドール(ドイツグラモフォン)MGX7065ブラームスのピアノ協奏曲第1番を初めて聴いた時、私は第1楽章のおどろおどろしい出だしに、緊張感で思わず見まがえたことを思い出す。それほどこのピアノ協奏曲は、通常のピアノ協奏曲と異なり、何か交響曲を聴いているようにも思えてくる。最初にこの曲を聴いた聴衆も、大分驚いたらしく、不評だったという(拍手は2、3人?しかなかったと、このLPレコードのライナーノートで浅里公三氏は書いている)。しかし、その後、徐々にこの曲の真価が認められ、今ではピアノ協奏曲の代表的な一つに数えられる程の名曲と...◇クラシック音楽LP◇ギレリスとヨッフム指揮ベルリン・フィルのブラームス:ピアノ協奏曲第1番

  • ◇クラシック音楽LP◇往年の名コロラトゥラ・ソプラノ リタ・シュトライヒの愛唱歌集

    ヨハン・シュトラウスⅡ世:円舞曲「春の声」サン=サーンス:「うぐいすとばら」ヴェルディ:「煙突掃除夫」(歌曲集「6つのロマンス」の第4曲)ゴダール:「ジョスランの子守歌」(歌劇「ジョスラン」から)アルディーティ:「パルラ(語りたまえ)」ヨハン・シュトラウスⅡ世:「侯爵さま」(喜歌劇「こうもり」op.56から)ヨハン・シュトラウスⅡ世:田舎娘の役ならば(喜歌劇「こうもり」op.56から)ヨハン・シュトラウスⅡ世:円舞曲「ウィーンの森の物語」スッペ:愛はやさし(喜歌劇「ボッカチオ」から)ドヴォルザーク:月に寄せる歌(歌劇「ルサルカ」から)マイアベーア:影の歌(歌劇「ディノーラ」から)ソプラノ:リタ・シュトライヒ合唱:RIAS室内合唱団指揮:クルト・ゲーベル管弦楽:ベルリン放送交響楽団録音:1958年5月19日~23...◇クラシック音楽LP◇往年の名コロラトゥラ・ソプラノリタ・シュトライヒの愛唱歌集

  • ◇クラシック音楽LP◇ギトリスのパガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番/第2番「ラ・カンパネラ」

    パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番/第2番「ラ・カンパネラ」ヴァイオリン:イヴリー・ギトリス指揮:スタニスラフ・ヴィスロツキ管弦楽:ワルシャワ国立フィルハーモニー交響楽団発売:1980年LP:日本フォノグラフ(フィリップスレコード)13PC‐282イタリアの名ヴァイオリニストであったパガニーニは、同時に作曲家でもあり、生涯で6曲のヴァイオリン協奏曲を作曲している。その中で、現在しばしば演奏されるのが、このLPレコードに収録されている第1番と第2番で、このほかには第4番も演奏されることがある。パガニーニのヴァイオリン協奏曲、とりわけ第1番は、私がクラシック音楽ファンの切っ掛けとなった曲の一つであり、思い出深い曲なのである。昔は、この第1番の協奏曲は、ラジオを付ければ必ずといっていいほど流れていた曲で、いわばクラ...◇クラシック音楽LP◇ギトリスのパガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番/第2番「ラ・カンパネラ」

  • ◇クラシック音楽LP◇ハリーナ・チェルニー=ステファンスカのショパン名曲集

    ショパン:ポロネーズ第3番「軍隊」夜想曲第2番/第5番ワルツ第1番「華麗なる大円舞曲」/第3番「華麗なる円舞曲」/第6番「子犬のワルツ」マズルカ第5番/第17番即興曲第4番「幻想即興曲」プレリュード第15番「雨だれ」練習曲第3番「別れの曲」/第12番「革命」ピアノ:ハリーナ・チェルニー=ステファンスカ録音:1963年5月30日、東京・日本グラモフォン青山スタジオLP:ポリドール(ドイツグラモフォン)MGW526820世紀を代表する女流ピアニストの一人ハリーナ・チェルニー=ステファンスカ(1922年―2001年)は、ポーランドのクラクフ出身。ベートーヴェンの弟子で教則本でも有名なチェルニーの血筋を引いているという。ポーランドの文化使節として日本にも何度も訪れ、コンサートだけでなく、マスタークラスや教育活動に熱心に...◇クラシック音楽LP◇ハリーナ・チェルニー=ステファンスカのショパン名曲集

  • ◇クラシック音楽LP◇ブルーノー・ワルター指揮コロンビア交響楽団のブラームス:交響曲第4番/悲劇的序曲

    ブラームス:交響曲第4番悲劇的序曲指揮:ブルーノー・ワルター管弦楽:コロンビア交響楽団録音:1959年2月2、4、6、9、12日(ブラームス:交響曲第4番)1960年1月23日(ブラームス:悲劇的序曲)発売:1979年LP:CBSソニー23AC553コロンビア交響楽団とは、名指揮者ブルーノー・ワルターが引退したことに対して、是非ともステレオ録音を残してほしいという要望に応えて、臨時に結成されたオーケストラの名前である。このような例は、過去に例がなく、如何にワルターが当時愛された指揮者であったかを裏付けるものである。その一連のワルター指揮コロンビア交響楽団の録音の中でも、特筆されのが今回のLPレコードである。ブラームス:交響曲第4番の録音は、実にゆっくりとしたテンポで演奏される。何かワルターが自らの心の奥にある思...◇クラシック音楽LP◇ブルーノー・ワルター指揮コロンビア交響楽団のブラームス:交響曲第4番/悲劇的序曲

  • ◇クラシック音楽LP◇名ソプラノ歌手 ネタニア・ダヴラツが歌うカントルーブ:歌曲集「オーヴェルニュの歌」

    カントルーブ:歌曲集「オーヴェルニュの歌」<Part1>第1集野原の羊飼いのおとめバイレロ三つのブーレ(泉の水/どこへ羊を放そうか/あちらのリムーザンへ)第2集(その1)羊飼いのおとめアントゥエノ羊飼いのおとめと馬に乗った男捨てられた女第2集(その2)二つのブーレ(わたしには恋人がいない/うずら)第3集紡ぎ女牧場を通っておいでせむしこもり歌女房持ちはかわいそう第4集(その1)ミラベルの橋の上おおいこどものためにソプラノ:ネタニア・ダヴラツ指揮:ピエール・ド・ラ・ローシュ管弦楽団:ピエール・ド・ラ・ローシュ指揮の管弦楽団発売:1977年LP:キングレコードSLA6223このLPレコードは、フランスの作曲のジョセフ・カントルーブ(1879年―1957年)が作曲した歌曲集「オーヴェルニュの歌」を、一躍世界的に有名にし...◇クラシック音楽LP◇名ソプラノ歌手ネタニア・ダヴラツが歌うカントルーブ:歌曲集「オーヴェルニュの歌」

  • ◇クラシック音楽LP◇ネヴィル・マリナーのモーツァルト:「戴冠式ミサ」K.317/リタニア「聖母マリアのための」K.195

    モーツァルト:ミサ曲「戴冠式ミサ」ハ長調K.317リタニア(拝礼曲)「聖母マリアのための」ニ長調K.195指揮:ネヴィル・マリナー管弦楽:アカデミー室内管弦楽団独唱:イレアナ・コトルバス(ソプラノ)ヘレン・ワッツ(コントラルト)ジョン・シャーリー・カーク(バリトン)ロバート・ティーア(テノール)合唱:スコラ・カントルム発売:1972年LP:キングレコード(英ARGO)K18C‐9218このLPレコードには、ネヴィル・マリナー(1924年―2016年)の指揮で、ミサ曲「戴冠式ミサ」ハ長調K.317およびリタニア「聖母マリアのための」ニ長調K.195という2曲のモーツァルトの宗教曲が収められている。モーツアルトの宗教曲というと「レクイエム」が突出して有名で、現在、コンサートで度々取り上げられている人気作品として誰も...◇クラシック音楽LP◇ネヴィル・マリナーのモーツァルト:「戴冠式ミサ」K.317/リタニア「聖母マリアのための」K.195

  • ◇クラシック音楽LP◇ミッシェル・ベロフのメシアン:ピアノ組曲「幼児イエズスに注ぐ20のまなざし」

    メシアン:ピアノ組曲「幼児イエズスに注ぐ20のまなざし」ピアノ:ミッシェル・ベロフLP:東芝EMIEAC‐70092オリヴィエ・メシアン(1908年―1992年)は、フランスの作曲家であり、同時にオルガン奏者、ピアニスト、さらには音楽教育者として数多くの著作も遺している。武満徹などもメシアンの影響を強く受けたといわれている。このLPレコードの「幼児イエズスに注ぐ20のまなざし」を聴くと、成る程、何となく武満徹の曲に似ている(実は武満徹がメシアンに似ているのだが)。メシアンの曲は、いずれもリズムの微妙な変化がその基調となっており、我々が慣れ親しんできたドイツ・オーストリア系音楽とは大分異なる音の世界がそこには展開する。メシアンは鳥類学者としての顔も持っており、世界各地で鳥の鳴き声を録音して歩いたという。全部で20...◇クラシック音楽LP◇ミッシェル・ベロフのメシアン:ピアノ組曲「幼児イエズスに注ぐ20のまなざし」

  • ◇クラシック音楽LP◇イ・ムジチ合奏団のレスピーギ:リュートのための古代舞曲とアリア第3組曲/バーバー:弦楽のためのアダージョ/バルトーク:ルーマニア民族舞曲/ブリテン:シンプルシンフォニー

    レスピーギ:リュートのための古代舞曲とアリア第3組曲バーバー:弦楽のためのアダージョバルトーク:ルーマニア民族舞曲ブリテン:シンプル・シンフォニー弦楽合奏:イ・ムジチ合奏団ソロ・ヴァイオリン:ロベルト・ミケルッチ(バルトーク:ルーマニア民族舞曲)録音:1961年7月発売:1979年LP:日本フォノグラム(フィリップスレコード)イタリアの室内楽団のイ・ムジチ合奏団(「イ・ムジチ」とはイタリア語で「音楽家達」を意味する)は、1952年にローマのサンタ・チェチーリア国立アカデミアの卒業生12名が集まって結成された。指揮者を置かず、ヴァイオリン6挺、ヴィオラ2挺、チェロ2挺、コントラバス1挺、チェンバロ1台という編成。バロック音楽における最も名高い楽団のひとつであり、特に、イ・ムジチ合奏団が演奏するヴィヴァルディの「四...◇クラシック音楽LP◇イ・ムジチ合奏団のレスピーギ:リュートのための古代舞曲とアリア第3組曲/バーバー:弦楽のためのアダージョ/バルトーク:ルーマニア民族舞曲/ブリテン:シンプルシンフォニー

  • ◇クラシック音楽LP◇カール・ベーム指揮ウィーン・フィルのモーツァルト:レクイエム

    モーツァルト:レクイエム指揮:カール・ベーム管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団独唱:エディット・マティス(ソプラノ)ユリア・ハマリ(アルト)ヴィエスワフ・オフマン(テノール)カール・リーダーブッシュ(バス)合唱指揮:ノルベルト・バラッチュ合唱:ウィーン国立歌劇場合唱団オルガン:ハンス・ハーゼルベッダ録音:1971年4月14日、ウィーン、ムジークフェライン大ホールLP:ポリドール(ドイツグラモフォン)MG2299このLPレコードでモーツァルト:レクイエムを指揮しているカール・ベーム(1894年―1981年)は、オーストリア生まれ。グラーツ大学で法律を学んだという、指揮者としては珍しい経歴を持っている。1934年~43年ドレスデン国立歌劇場総監督、そして1943年~45年と1954年~1956年ウィーン国立...◇クラシック音楽LP◇カール・ベーム指揮ウィーン・フィルのモーツァルト:レクイエム

  • ◇クラシック音楽LP◇ムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィルのチャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」

    チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」指揮:エフゲニー・ムラヴィンスキー管弦楽:レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団録音:1960年11月7日~9日、ウィーン、ムジークフェライン・ザールLP:ポリドール(ドイツグラモフォン)2535237指揮者のエフゲニー・ムラヴィンスキー(1903年―1988年)は、1924年レニングラード音楽院に入り、作曲と指揮を学ぶ。1931年レニングラード音楽院を卒業し、マリインスキー劇場(当時の名称はレニングラード・バレエ・アカデミー・オペラ劇場)で指揮者デビューを果たし、以後1938年までこの職にとどまる。1934年からレニングラード・フィルハーモニー管弦楽団で定期的に客演指揮活動を開始する。1937年ショスタコーヴィチの第5交響曲を初演。1938年「全ソ指揮者コンクール」に優...◇クラシック音楽LP◇ムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィルのチャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」

  • ◇クラシック音楽LP◇ハインツ・ホリガーのモーツァルト:オーボエ協奏曲/R.シュトラウス:オーボエ協奏曲

    モーツァルト:オーボエ協奏曲R.シュトラウス:オーボエ協奏曲オーボエ:ハインツ・ホリガー指揮:エド・デ・ワールト管弦楽:ニュー・フィルハーモニア管弦楽団発売:1979年LP:日本フォノグラフ(フィリップスレコード)18PC-12(6500174)オーボエは、人の声に最も近い楽器とも言われ、特にその高音域の音の調べが、例えようもないほどの甘美さを備えている木管楽器である。哀愁のあるその牧歌的な音色を聴いていると、とても人間味溢れる楽器であることを思い知らされる。そんなこともあってか日本では、演歌などでも使われることも少なくないようだ。しかし、演奏するにはなかなか難しい楽器であるということもあってか、フルートやトランペットなどに比べて、何となくマイナーな楽器の座に甘んじることが多いように思われる。そんな魅力的ではあ...◇クラシック音楽LP◇ハインツ・ホリガーのモーツァルト:オーボエ協奏曲/R.シュトラウス:オーボエ協奏曲

  • ◇クラシック音楽LP◇カラヤン指揮ベルリン・フィルのヘンデル:合奏協奏曲op.6

    ヘンデル:合奏協奏曲op.6指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団録音:1968年8月21日~22日、スイス・サンモリッツ、ヴィクトリア・ザールLP:ポリドール(グラモフォンレコード)MGX7072~75(全4枚)ヘンデルの12曲からなる「合奏協奏曲op.6」は、いつ聴いても音楽が泉の如く湧き出してくるような、無限の力のようなものを感ずる。普通なら、全12曲というような長い曲集を聴き通そうとすると、相当な忍耐力を必要とするが、ヘンデルの「合奏協奏曲op.6」だけは例外である。聴いていて実に楽しいし、不思議なことに飽きが全く来ない。正にヘンデルの天才のなせる業とでも言ったらよいのであろうか。作曲したのがヘンデル55歳の時で、たった1カ月で12曲を書き上げたというから凄いの一言...◇クラシック音楽LP◇カラヤン指揮ベルリン・フィルのヘンデル:合奏協奏曲op.6

  • ◇クラシック音楽LP◇ゲザ・アンダのシューマン:交響的練習曲/幻想曲

    シューマン:交響的練習曲幻想曲ピアノ:ゲザ・アンダ録音:1963年5月14日~17日、ベルリン、イエス・キリスト教会LP:ポリドールSE7810(ドイツ・グラモフォンMGW5225)ピアノのゲザ・アンダ(1921年―1976年)は、ハンガリーのピアニストであり、その全盛時代には圧倒的支持を受けていたので、年配のリスナーにとっては、きっと忘れることのできないピアニストの一人であろう。このLPレコードを改めて聴いてみるとその自然な音の運びと、美しいピアノの音色に思わずうっとりとしてしまうほどなのだ。このくらいピアノの持つ魅力的な音と、リズム感とを的確にリスナーに聴かせることのできるピアニストは、そうざらにいるものではない。決して大上段に振りかざしてピアノ演奏をするわけではないのだが、その圧倒的な存在感は聴くもの全て...◇クラシック音楽LP◇ゲザ・アンダのシューマン:交響的練習曲/幻想曲

  • ◇クラシック音楽LP◇ベルナルト・ハイティンク指揮ロンドン・フィルのホルスト:組曲「惑星」

    ホルスト:組曲「惑星」指揮:ベルナルト・ハイティンク管弦楽:ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団合唱:ジョン・オールディス女声合唱団録音:1970年3月、ロンドン・ウェンブリーLP:日本フォノグラム(フォンタナ・レコード)PL‐1116このLPレコードで指揮しているベルナルト・ハイティンク(1929年―2021年)は、オランダ出身の指揮者である。年配のリスナーならハイティンクの名を聞くと、懐かしい気分に浸れることと思う。これまでの来日回数は10回を超えていた。2019年ルツェルン音楽祭でのウィーン・フィルとの共演を最後に引退を発表した後、2021年10月21日に92歳で死去した。そして、その長い指揮者人生の経歴が輝かしいことも特筆される。オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団首席指揮(1955年―1961年)、アム...◇クラシック音楽LP◇ベルナルト・ハイティンク指揮ロンドン・フィルのホルスト:組曲「惑星」

  • ◇クラシック音楽LP◇イ・ムジチ合奏団のテレマン名演集

    テレマン:フルート、弦楽と通奏低音のための組曲イ長調(フルート:セヴェリーノ・ガッツェルローニ)ヴィオラ、弦と通奏低音のための協奏曲ト長調(ヴィオラ:チノ・ゲダン)3つのヴァイオリン、弦と通奏低音のための協奏曲ヘ長調<ターフェルムジーク第2集第3番>(ヴァイオリン:フェリックス・アーヨ/アルノルド・アポストーリ/イタロ・コランドレア)弦楽合奏:イ・ムジチ合奏団チェンバロ:マリア・テレサ・ガラッティLP:日本ビクター(フィリップス)SFL‐8564(802・864・LT)イ・ムジチ合奏団は、1952年にローマの聖チェチーリア音楽院の卒業生12名が集まって結成された、バロック音楽を中心とした室内弦楽合奏団である。ヴィヴァルディの「四季」の録音は、当時大ベストセラーとなり、クラシック音楽ファンでなくても名前が知られた...◇クラシック音楽LP◇イ・ムジチ合奏団のテレマン名演集

  • ◇クラシック音楽LP◇イーゴリ・マルケヴィチ指揮ロンドン交響楽団のチャイコフスキー:交響曲「マンフレッド」

    チャイコフスキー:交響曲「マンフレッド」指揮:イーゴリ・マルケヴィチ管弦楽:ロンドン交響楽団録音:1963年11月、ロンドン発売:1980年LP:日本フォノグラフ(フィリップスレコード)13PC‐235(835250LY)このLPレコードで指揮をしているイーゴリ・マルケヴィチ(1912年―1983年)は、帝政ロシア(現ウクライナ)生まれの名指揮者。育ちはスイスであるが、後にフランスに渡りナディア・ブーランジェのもとで作曲およびピアノを学び、まず作曲家としてスタートを切った。18歳でアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団を指揮して、指揮者としてのデビューも果たした。チャイコフスキーやムソルグスキーなどロシアものの作品の指揮を得意としていた。1960年には初来日し、ストラヴィンスキーの春の祭典などの指揮では、当時...◇クラシック音楽LP◇イーゴリ・マルケヴィチ指揮ロンドン交響楽団のチャイコフスキー:交響曲「マンフレッド」

  • ◇クラシック音楽LP◇ヨゼフ・シゲティらによるブラームス:ホルン三重奏曲/ヴァイオリンソナタ第2番

    ブラームス:ホルン三重奏曲ヴァイオリンソナタ第2番ヴァイオリン:ヨゼフ・シゲティピアノ:ミエツィスラフ・ホルショフスキーホルン:ジョン・バローズ発売:1979年LP:日本フォノグラム(フィリップスレコード)13PC‐93(SR90210)このLPレコードに収録されたブラームス:ホルン三重奏曲とヴァイオリンソナタ第2番は、いかにもブラームスらしい内省的な音楽である。そのしみじみとした味わいに一度嵌ると、そこからは容易には抜け出せないような感じを強く持つ楽曲なのだ。2曲とも夜更けに一人で聴くのに最適な曲ではある。そんな感じの曲であるからこそ、その演奏内容は曲想にぴったりと当て嵌まらねばならないのは、言わずもがなのことである。その点、このLPレコードの3人は、理想的な演奏者と言っても過言なかろう。もっとも3人といって...◇クラシック音楽LP◇ヨゼフ・シゲティらによるブラームス:ホルン三重奏曲/ヴァイオリンソナタ第2番

  • ◇クラシック音楽LP◇ブルーノ・ワルター指揮コロンビア響のヨハン・シュトラウス名品集

    ヨハン・シュトラウス:美しき青きドナウウィーンの森の物語皇帝円舞曲ウィーンかたぎ喜歌劇「ジプシー男爵」喜歌劇「こうもり」序曲指揮:ブルーノ・ワルター管弦楽:コロンビア交響楽団録音:1956年3月22日~23日発売:1979年LP:CBS・ソニー15AC674このLPレコードノライナーノートに宇野功芳氏(1930年―2016年)は「・・・当時、評論家として世に出てからまだ日の浅かったぼくは早速この新盤を買いに行き、豪華な舞踏会の情景を描いたジャケットを大切に抱えて電車に乗ったのを思い出す。・・・」と書いている。昔は、現在のような消費社会の日本では考えられないくらいLPレコードは貴重な個人の財産で、LPレコード店からお目当てのLPレコードを買って家に持ち帰ったときの幸福感は、他に例えようもないものだった。そしてLP...◇クラシック音楽LP◇ブルーノ・ワルター指揮コロンビア響のヨハン・シュトラウス名品集

  • ◇クラシック音楽LP◇ニカノール・サバレタの ”ハープ・リサイタル”

    バッハ:ハープのための組曲BWV1006a(無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番による)ヘンデル:主題と変奏ト短調コレルリ:ソナタニ短調シュポーア:ハープのための変奏曲フォーレ:塔の内の王妃アルベニス:ソナタニ長調:マラゲーニア(組曲「エスパニア」から)ハープ:ニカノール・サバレタ録音:1963年10月28~29日、ハノーファー、ベートーヴェン・ザールLP:ポリドール(グラモフォンレコード)MGW5199ニカノール・サバレタ(1907年―1993年)は、スペイン出身の偉大なハーピスト。当時は、ハープといえば”サバレタの前にサバレタなし、サバレタの後にサバレタなし”といった感じで、絶大な人気を誇っていた。自分で考案した8つのペダルを持つハープを用いての鮮やかな演奏は、当時の聴衆を完全に魅了したようだが、こ...◇クラシック音楽LP◇ニカノール・サバレタの”ハープ・リサイタル”

  • ◇クラシック音楽LP◇コンヴィチュニー指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のブルックナー:交響曲第7番

    ブルックナー:交響曲第7番(原典版)指揮:フランツ・コンヴィチュニー管弦楽:ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団録音:1958年6月20~22日、ライプツィヒ発売:1977年5月LP:日本コロムビアOC‐7112‐Kフランツ・コンヴィチュニー(1901年―1962年)は、モラヴィア生まれの旧東ドイツの指揮者。オペラ演出家(ライプツィヒ歌劇場首席演出家)のペーター・コンヴィチュニー(1945年生まれ)は息子。当初フランツ・コンヴィチュニーは、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団でヴァイオリンとヴィオラを弾いていたが、第二次世界大戦後の1949年に古巣のライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団に音楽監督・首席指揮者として迎えられ、楽団を再び栄光の日々の時代のレベルにまで引き上げた功績者なのである。ドイツ・オースト...◇クラシック音楽LP◇コンヴィチュニー指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のブルックナー:交響曲第7番

  • ◇クラシック音楽LP◇バックハウスのベートーヴェン:ピアノソナタ第8番「悲愴」/第17番「テンペスト」/第26番「告別」(ライヴ録音盤)

    ベートーヴェン:ピアノソナタ第8番「悲愴」ピアノソナタ第17番「テンペスト」ピアノソナタ第26番「告別」ピアノ:ウィルヘルム・バックハウス録音:1954年3月30日、ニューヨーク・カーネギーホール(ライヴ録音)発売:1972年LP:キングレコードMZ5098ウィルヘルム・バックハウス(1884年―1969年)は、ドイツが生んだ史上最高のピアニストの一人であり、最後のヴィルトゥオーソとも言われる。その演奏が威厳に満ちたものであったことから“鍵盤の獅子王”という尊称で呼ばれていたほどの不世出の巨匠中の巨匠であった。完璧なテクニックと雄大なスケールの演奏には定評があり、特にベートーヴェンのピアノソナタでは、他と較べられないほどの高みに到達した演奏内容は当時絶賛された。このLPレコードは、バックハウスが28年ぶりにアメ...◇クラシック音楽LP◇バックハウスのベートーヴェン:ピアノソナタ第8番「悲愴」/第17番「テンペスト」/第26番「告別」(ライヴ録音盤)

  • ◇クラシック音楽LP◇ヘンリク・シェリングのヴィエニャフスキ:ヴァオリン協奏曲第2番/シマノフスキ:ヴァオリン協奏曲第2番

    ヴィエニャフスキ:ヴァオリン協奏曲第2番シマノフスキ:ヴァオリン協奏曲第2番ヴァイオリン:ヘンリク・シェリング指揮:ヤン・クレンツ管弦楽:バンベルク交響楽団録音:1972年3月28日~31日発売:1976年LP:日本フォノグラム(フィリップスレコード)X‐5638(6500421)このLPレコードは、ポーランドの2人の作曲家とポーランドのヴァイオリニストおよびポーランドの指揮者という、オールポーランド人による録音という、他に得られない特色を有している。ヴィエニャフスキ(1835年―1880年)は、8歳でパリ音楽院に入学し、13歳でヴァイオリニストとして独立して欧米で演奏活動を行ったというから神童であったのであろう。1935年に、彼の生誕100年を記念して、若手ヴァイオリニストの登竜門として知られる「ヴィエニャフ...◇クラシック音楽LP◇ヘンリク・シェリングのヴィエニャフスキ:ヴァオリン協奏曲第2番/シマノフスキ:ヴァオリン協奏曲第2番

  • ◇クラシック音楽LP◇ベイヌムのブラームス:交響曲第1番/大学祝典序曲

    ブラームス:交響曲第1番大学祝典序曲指揮:エドゥアルド・ヴァン・ベイヌム管弦楽:アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団録音:1952年12月発売:1978年LP:キングレコードMX9072このLPレコードは、”ロンドン永遠の名盤シリーズ”と銘打たれた中の1枚である。その名の通り、このブラームス:交響曲第1番の演奏は、永遠に残されるべき名演中の名演なのである。私は、数あるブラームス:交響曲第1番の録音の中でも、このベイヌム盤をそのトップに挙げたい。演奏しているエドゥアルド・ヴァン・ベイヌム指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団は、LPレコード全盛時代のスター的存在であり、中でもこのブラームスの交響曲第1番は、極め付きの名演として、当時のクラシック音楽リスナーの多くが賛辞を送ったものである。ベイヌムは後年フ...◇クラシック音楽LP◇ベイヌムのブラームス:交響曲第1番/大学祝典序曲

  • ◇クラシック音楽LP◇シャルル・ミュンシュ指揮ボストン交響楽団のフランク:交響曲ニ短調

    フランク:交響曲ニ短調指揮:シャルル・ミュンシュ管弦楽団:ボストン交響楽団発売:1976年LP:RVC(RCAコーポレーション)RGC‐1042フランクは、数多くの充実した作品を遺してくれているが、今回のLPレコードは、その代表作ともいえる交響曲ニ短調である。私は最初、このシンフォニーの第1楽章を聴いた時、そのあまりの迫力に思わず後ずさりしたことを思い出す。重厚な音楽が何の迷いもなく一直線に突き進む様は、オーケストラの醍醐味を思う存分に味あわせてくれる。第3楽章の高揚感も、他に例えようがないほどである。何か音楽の中心に一本、柱がど~んと入っているような充実感を味わうことができる。そしてこの曲で何よりも大切なのは、指揮者の資質であろう。フランクの音楽の真髄を理解した指揮者でなければ、効果は思ったほど上がらない。そ...◇クラシック音楽LP◇シャルル・ミュンシュ指揮ボストン交響楽団のフランク:交響曲ニ短調

  • ◇クラシック音楽LP◇ハンス・ホッターのシューベルト:歌曲集「冬の旅」

    シューベルト:歌曲集「冬の旅」バリトン:ハンス・ホッターピアノ:ジェラルド・ムーア録音:1954年5月24日、27日LP:東芝EMIEAC‐40096シューベルトの「冬の旅」は、ヴィルヘルム・ミューラーの詩に作曲した24からなる歌曲集である。同じシューベルトの歌曲集「美しき水車屋の娘」が青春賛歌のような趣があるのに対し、この歌曲集「冬の旅」は、死の前年に作曲されたこともあり、全体が陰鬱な雲に覆われた冬の不毛の大地を一人歩いて行く様子が描かれ、孤独と寂寥に包まれている歌曲集である。私がこの歌曲集を最初に聴いた時は、あまりの陰鬱さのため最後まで通して聴けなかったことを思い出す。いや、今だってこの歌曲集だけは、気楽な気分では聴けない。まず、季節である。「冬の旅」を聴くには冬、それも真冬の深夜に限る。私はそんな不文律を...◇クラシック音楽LP◇ハンス・ホッターのシューベルト:歌曲集「冬の旅」

  • ◇クラシック音楽LP◇ブレンデル&マリナーのモーツァルト:ピアノ協奏曲第25番 ほか

    モーツァルト:ピアノ協奏曲第25番:レシタティーヴォ「どおしてあなたを忘れましょう」とアリア「恐れずに、いとしいあなた」(歌劇「イドメネオ」から)K.505ピアノ:アルフレッド・ブレンデルソプラノ:ジェッシー・ノーマン指揮:ネヴィル・マリナー管弦楽:アカデミー室内管弦楽団録音:1978年1月27日、仏ストラスブール(ライヴ録音)発売:1979年LP:日本フォノグラフ(PHILIPS)X‐7931(9500538)1978年1月27日と28日の両日、モーツァルトの生誕222年を記念するコンサートがフランスのストラスブールで、国際音楽家互助財団(FIEM)の主催で行われた。このレコードは、このときのライヴ録音をLPレコード化したものである。FIEMは、ヴァイオリニストのユーディ・メニューイン(1916年―1999年...◇クラシック音楽LP◇ブレンデル&マリナーのモーツァルト:ピアノ協奏曲第25番ほか

  • ◇クラシック音楽LP◇名ソプラノ エリザベート・シュワルツコップのR.シュトラウス:四つの最後の歌 ほか

    R.シュトラウス:四つの最後の歌(春/九月/眠りにつこうとして/夕映えの中で)モーツァルト:夕べの想い/魔法使いシューマン:くるみの木/ことづてヴォルフ:夏の子守歌(「女声のための六つの歌」より)/鼠とりのおまじないR.シュトラウス:父がいいました(「子供の不思議な角笛」より)/あらしの日ソプラノ:エリザベート・シュワルツコップ指揮:オットー・アッカーマン管弦楽:フィルハーモニア管弦楽団(四つの最後の歌)ピアノ:ジェラルド・ムーア録音:1953年9月25日~26日<四つの最後の歌>1952年/1954年LP:東芝EMIEAC‐40119「四つの最後の歌」は、R.シュトラウス(1864年―1949年)が死の前年の84歳で作曲した管弦楽伴奏とソプラノのための歌曲集。完成した作品では、R.シュトラウスの最後の曲となっ...◇クラシック音楽LP◇名ソプラノエリザベート・シュワルツコップのR.シュトラウス:四つの最後の歌ほか

  • ◇クラシック音楽LP◇クルト・ザンデルリング指揮ベルリン交響楽団のシベリウス:交響曲第5番/第3番

    シベリウス:交響曲第5番/第3番指揮:クルト・ザンデルリング管弦楽:ベルリン交響楽団録音:1970年12月12日、東ベルリン・イエス・キリスト教会発売:1979年5月LP:日本コロムビアOW‐7779‐KこのLPレコードは、ドイツがまだ東西に隔てられていた時代の中で生まれた録音だ。指揮のクルト・ザンデルリング(1912年―2011年)は東プロイセン(現在のポーランド)出身。ナチスに追われ、1935年ソビエト連邦に亡命し、1937年モスクワでモーツァルトのオペラ「後宮からの誘拐」を指揮してデビュー。1941年レニングラート・フィルハーモニー交響楽団の第一指揮者に就任し、エフゲニー・ムラヴィンスキー(1903年―1988年)の下でさらに研鑚を積む。この間、ショスタコーヴィチと知り合い、親交を結んだという。1958年...◇クラシック音楽LP◇クルト・ザンデルリング指揮ベルリン交響楽団のシベリウス:交響曲第5番/第3番

  • ◇クラシック音楽LP◇ネヴィル・マリナー指揮アカデミー室内管弦楽団のチャイコフスキー:「弦楽セレナード」/「フローレンスの思い出」

    チャイコフスキー:「弦楽のためのセレナード」「フローレンス(フィレンツェ)の思い出」指揮:ネヴィル・マリナー管弦楽:アカデミー室内管弦楽団(アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ)発売:1981年LP:キングレコードK16C‐9124今回のLPレコードで指揮をしてるのは、2016年10月2日に92歳で亡くなったネヴィル・マリナー(1924年-2016年)である。マリナーは、英国イングランドのリンカン出身。王立音楽大学に学んだ後、パリ音楽院に留学。フィルハーモニア管弦楽団やロンドン交響楽団でヴァイオリニストを務めた後、米国に渡り、ピエール・モントゥーの音楽学校において指揮法を学んだ。そして1959年にはアカデミー室内管弦楽団(アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ)を結成し...◇クラシック音楽LP◇ネヴィル・マリナー指揮アカデミー室内管弦楽団のチャイコフスキー:「弦楽セレナード」/「フローレンスの思い出」

  • ◇クラシック音楽LP◇ケンプ、シェリング、フルニエのベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第7番「大公」

    ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第7番「大公」ピアノ:ウィルヘルム・ケンプヴァイオリン:ヘンリック・シェリングチェロ:ピエール・フルニエLP:ポリドール(独グラモフォン)SE7910ベートーヴェンのピアノ三重奏曲第7番「大公」は、聴けば聴くほど、その雄大な曲の構成力に圧倒される。歳を取って聴いても、つまり幾つになっても人を自然に奮い立たせるようなエネルギーを蓄えている曲であることに驚かされる。岡田暁生氏によると、ベートーヴェンの9つのシンフォニーは「頑張れば報われる」という“励ましソング”なのだそうであるが、シンフォニーではないが、この「大公」はその典型的な曲ではないかと思ってしまうほど、聴くたびにいつも励まされる。大公とはベートーヴェンより18歳年下のルドルフ大公のことで、ベートーヴェンのピアノの生徒であると同...◇クラシック音楽LP◇ケンプ、シェリング、フルニエのベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第7番「大公」

  • ◇クラシック音楽LP◇:サンソン・フランソワのショパン:夜想曲第1番~第10番

    ショパン:夜想曲第1番~第10番ピアノ:サンソン・フランソワLP:東芝EMIEAC‐70034フランスの名ピアニストであったサンソン・フランソワ(1924年―1970年)は、両親はフランス人ではあるが、生まれはドイツ。そのフランソワが録音したショパンの夜想曲全集から、第1番―第10番を収録したのが今回のLPレコード。サンソン・フランソワは、アルフレッド・コルトーに見い出されて1936年にエコールノルマル音楽院に入学。その後、1938年にパリ音楽院に入学し、マルグリット・ロン、イヴォンヌ・ルフェビュールに師事。フランソワは、ロンの最後の生徒の一人で、1940年に同音楽院を首席で卒業した。1943年に第1回「ロン=ティボー国際コンクール」で優勝し、一躍その名が世界に知れ渡る。心臓発作のため急逝した時は、まだ46歳と...◇クラシック音楽LP◇:サンソン・フランソワのショパン:夜想曲第1番~第10番

  • ◇クラシック音楽LP◇若き日のアシュケナージのモーツァルト:ピアノ協奏曲第9番「ジュノム」/第8番/ロンド

    モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番「ジュノム」ピアノ協奏曲第8番ロンドイ長調K.386ピアノ:ウラディーミル・アシュケナージ指揮:イシュトヴァン・ケルテス管弦楽:ロンドン交響楽団発売:1980年LP:キングレコードSOL9051このLPレコードは、2007年にNHK交響楽団の桂冠指揮者に就任した、日本でもお馴染みの指揮者のアシュケナージ(1937年生まれ)が、まだピアニストとして活躍していた頃の録音である。っモーツァルトの協奏曲の2曲、それにロンドの全てにわたって、爽やかな技巧が冴えるアシュケナージのピアノ演奏を堪能することができる。アシュケナージのピアノは、精緻で透明感を持った、しかも伸び伸びとした演奏が持ち味で、このLPレコードのモーツァルトの演奏には打って付けだ。アシュケナージはピアニストとして、1955年...◇クラシック音楽LP◇若き日のアシュケナージのモーツァルト:ピアノ協奏曲第9番「ジュノム」/第8番/ロンド

  • ◇クラシック音楽LP◇オーレル・ニコレのフルート演奏によるシューベルト:「しぼめる花」による変奏曲/ベートーヴェン:ピアノとフルートのためのセレナード

    シューベルト:「しぼめる花」による変奏曲op.160(D.802)ベートーヴェン:ピアノとフルートのためのセレナードop.41フルート:オーレル・ニコレピアノ:カール・エンゲル録音:1963年、ベルリンLP:キングレコードK17C‐9296このLPレコードに収められたシューベルトの「『しぼめる花』による変奏曲」とベートーヴェンの「ピアノとフルートのためのセレナード」は、2曲とも誠に愛らしい小品であり、クラシック音楽リスナーのビギナーが聴くのに適している。2曲とも明快なメロディーに彩られており、思わず口ずさみたくなる程だ。昔はこんな曲がラジオからよく流れていたが、どうも最近は聴く機会が少ない。これはクラシック音楽に対する耳が肥えたことによると思われるが、決していいことだとは私は思っていない。ビギナーにいきなりブル...◇クラシック音楽LP◇オーレル・ニコレのフルート演奏によるシューベルト:「しぼめる花」による変奏曲/ベートーヴェン:ピアノとフルートのためのセレナード

  • ◇クラシック音楽LP◇ジャン=フランソワ・パイヤール指揮パイヤール管弦楽団のアンコール・コンサート

    ~パイヤールアンコール・コンサート~バッハ:アリア(管弦組曲第3番より)モーツァルト:メヌエット(ディベルティメント第17番より)アルビノーニ:アダージョ(ジャゾット編)コレルリ:バディヌリとジーグパーセル:シャコンヌヴィヴァルディ:ラルゴ(協奏曲集「四季」より)パッヘルベル:カノンモーツァルト:ドイツ舞曲第4番ハイドン:セレナード(弦楽四重奏曲Op.3の5より)グルック:メヌエット(「オルフェオ」より)バッハ:六声のリチェルカーレ(「音楽の捧げもの」より)指揮:ジャン=フランソワ・パイヤール管弦楽:パイヤール管弦楽団ヴァイオリン:ユゲット・フェルナンデーズ/ジェラール・ジャリオルガン:アンヌ=マリー・ベッケンシュタイナーフルート:マクサンス・ラリュー発売:1970年11月LP:日本コロムビアOS‐2427‐R...◇クラシック音楽LP◇ジャン=フランソワ・パイヤール指揮パイヤール管弦楽団のアンコール・コンサート

  • ◇クラシック音楽LP◇世界的名ソプラノ 林 康子のオペラアリア集

    モーツァルト:歌劇「ドン・ジョバンニ」第1幕よりさあ、あなたもお分かりでしょう歌劇「ドン・ジョバンニ」第2幕よりいいえ違います、私はあなたのものロッシーニ:歌劇「ウィリアム・テル」第2幕より暗い森歌劇「セミラーミデ」第1幕より麗しい光がドニゼッティ:歌劇「愛の妙薬」第2幕より受けとって、私はあなたのためにプッチーニ:歌劇「トゥーランドット」第3幕より氷のような姫君の心も歌劇「蝶々夫人」第2幕よりある晴れた日に歌劇「蝶々夫人」第2幕よりかわいい坊やヴェルディ:歌劇「椿姫」第1幕よりああ、そはかの人か~花から花へ~ソプラノ:林康子テノール:田口興輔(「ドン・ジョバンニ」「椿姫」)指揮:ニコラ・ルッチ管弦楽:東京交響楽団チェンバロ:前橋裕子(「ドン・ジョバンニ」)録音:1978年7月6日~7日、入間市民会館LP:ビク...◇クラシック音楽LP◇世界的名ソプラノ林康子のオペラアリア集

  • ◇クラシック音楽LP◇ウィリー・ボスコフスキー指揮ウィーン・フィルのニュー・イヤー・コンサート(1975年1月1日)“ライブ録音”

    ヨハン・シュトラウス2世:喜歌劇「くるまば草」序曲ワルツ「わが家で」ポルカ「町といなか」ワルツ「愛の歌」ポルカ「爆発ポルカ」ポルカ「アンネン・ポルカ」ポルカ「うわ気心」ポルカ「狩り」歌劇「騎士パスマン」チャルダッシュ常動曲ポルカ「観光列車」ヨハン・シュトラウス1世:ラデツキー行進曲指揮:ウィリー・ボスコフスキー管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団録音:1975年1月1日、ウィーン(ライブ録音)発売:1981年LP:キングレコード:K18C‐9139ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサートは、毎年1月1日にウィーン楽友協会の大ホールで行なわれるマチネーのコンサートであり、日本でもテレビで中継放送されるので、日本の人々もお馴染みの恒例の新春コンサートである。シュトラウス一家のワルツやポルカな...◇クラシック音楽LP◇ウィリー・ボスコフスキー指揮ウィーン・フィルのニュー・イヤー・コンサート(1975年1月1日)“ライブ録音”

  • ◇クラシック音楽LP◇ワルター・ギーゼキングのシューベルト:即興曲集第1集 第1~4番(op.90)/第2集 第1~4番(op.142)

    シューベルト:即興曲集第1集第1~4番(op.90)第2集第1~4番(op.142)ピアノ:ワルター・ギーゼキング発売:1968年11月LP:東芝音楽工業AB‐8067ワルター・ギーゼキング(1895年―1956年)は、ドイツが誇る名ピアニストであった。その現役時代は、”新即物主義”ピアニストの旗手として圧倒的な存在感を持ち、その後のピアニストにも大きな影響力を与えた。新即物主義とは、当時の芸術活動全体に広がっていた潮流で、作曲の原点に返り、楽譜の忠実な再現を目指すことに重きを置いた芸術活動のこと。ギーゼキング以前のピアニストの主流は、高度の技巧を駆使したヴィルトオーゾと呼ばれる、いささか古臭いスタイルや、極度のロマン的雰囲気に覆われたスタイルが主流となっていた。そんな中、ギーゼキングは作曲者が楽譜に書いた譜面...◇クラシック音楽LP◇ワルター・ギーゼキングのシューベルト:即興曲集第1集第1~4番(op.90)/第2集第1~4番(op.142)

  • ◇クラシック音楽LP◇ピエール・モントゥー死の年の記念碑的録音 ベルリオーズ:幻想交響曲

    ベルリオーズ:幻想交響曲指揮:ピエール・モントゥー管弦楽:ハンブルク北ドイツ放送交響楽団録音:1964年2月6日~14日、ハンブルクLP:日本コロムビアOC‐7258‐PKこれは「幻想交響曲を指揮させたら世界一」といわれたピエール・モントゥー(1875年―1964年)が死の年、つまり89歳の時に録音した記念碑的録音のLPレコードであり、1965年度の「ACCディスク大賞」を受賞した。今聴いてみると、やはり89歳という年齢に相応しい深みのある境地に達した、他の追従を許さない指揮ぶりであることが、この録音からはっきりと聴き取れる。甘くロマンチックな世界に浸ることなく、表面的な一切の虚飾を取り去り、その骨格だけをくっきりと浮かび上がらせた、独特な雰囲気を持つ「幻想交響曲」が生まれることになった。この意味でこのLPレコ...◇クラシック音楽LP◇ピエール・モントゥー死の年の記念碑的録音ベルリオーズ:幻想交響曲

  • ◇クラシック音楽LP◇「メシアン・コンクール」の優勝者ミシェル・ベロフらによるメシアン:「世の終わりの四重奏曲」

    メシアン:「世の終わりの四重奏曲」(ヴァイオリン、クラリネット、チェロ、ピアノのための四重奏曲)ヴァイオリン:エーリッヒ・グリーエンベルグチェロ:ウィリアム・ブリースクラリネット:シルバーズ・ド・ペイエピアノ:ミシェル・ベロフLP:東芝EMIEAC‐30347メシアンの「世の終わりのための四重奏曲」は、1940年に作曲された。メシアンが、第二次世界大戦においてドイツ軍の捕虜となり、ゲルリッツにあった収容所に収容されていたときに作曲した曲で、曲想は「ヨハネの黙示録」第10章第1節から第2節、第5節から第7節からメシアンが必要部分を抜き書きした文章に基づいている。初演は、極寒の収容所内の数千人の捕虜を前で、ジャン・ル・ブーレール(ヴァイオリン)、アンリ・アコカ(クラリネット)、エティエンヌ・パスキエ(チェロ)、オリ...◇クラシック音楽LP◇「メシアン・コンクール」の優勝者ミシェル・ベロフらによるメシアン:「世の終わりの四重奏曲」

  • ◇クラシック音楽LP◇パブロ・カザルス指揮マールボロ音楽祭管弦楽団のモーツァルト:交響曲第38番「プラーハ」/ 交響曲第39番

    モーツァルト:交響曲第38番「プラーハ」交響曲第39番指揮:パブロ・カザルス管弦楽:マールボロ音楽祭管弦楽団録音:1968年7月7日&14日(第38番)/1968年7月12日(第39番)、米国マールボロ(ライヴ録音)LP:CBS/SONY13AC947このLPレコードは、マールボロ音楽祭(米国バーモント州)における“チェロの神様”パブロ・カザルス(1876年―1973年)が指揮したライヴ録音盤である。カザルスは、スペインのカタルーニャ地方の出身で、チェロの近代的奏法を確立したことで知られる。その演奏内容は、深い精神性に根差したもので、20世紀最大のチェリストとも言われる。特に、「バッハの無伴奏チェロ組曲」(全6曲)の価値を再発見し、広く知らしめたことで知られる。また、カザルスは平和活動家としても名高く、あらゆる...◇クラシック音楽LP◇パブロ・カザルス指揮マールボロ音楽祭管弦楽団のモーツァルト:交響曲第38番「プラーハ」/交響曲第39番

  • ◇クラシック音楽LP◇ジョコンダ・デ・ヴィトーのブラームス:ヴァイオリンソナタ第1番「雨の歌」/第3番

    ブラームス:ヴァイオリンソナタ第1番「雨の歌」/第3番ヴァイオリン:ジョコンダ・デ・ヴィトーピアノ:エドウィン・フィッシャーLP:東芝音楽工業AB7080このジョコンダ・デ・ヴィトー(1907年―1994年)の弾くブラームスのヴァイオリンソナタ第1番「雨の歌」/第3番のLPレコードは、現在に至るまでこの盤を凌駕する録音は現れていないと断言してもいいほどに優れた演奏内容となっている。深く思考するような、そのヴァイオリンの弓遣いは、他の誰にも真似のできないほどの高みに達しており、圧倒される。曲の進め方も実にメリハリが利いたものに仕上がっていおり、その高い完成度は他の追随を許さない。同時にブラームス特有のロマンの香りも感じられ、決して堅苦しい感じは受けないところがさらに凄いところだ。第1番は「雨の歌」という愛称が付け...◇クラシック音楽LP◇ジョコンダ・デ・ヴィトーのブラームス:ヴァイオリンソナタ第1番「雨の歌」/第3番

  • ◇クラシック音楽LP◇シャルル・ミュンシュ指揮ボストン交響楽団のベルリオーズ:レクイエム

    ベルリオーズ:レクイエム永遠の安息を与えたまえ、主よ憐みたまえ怒りの日妙なるラッパの響き哀れなるわれみいつの大王われをたずねんと涙ながらの日よ奉献誦―主、イエス・キリスト讃美のいけにえ聖なるかな神の子羊指揮:シャルル・ミュンシュ管弦楽:ボストン交響楽団テノール:レオポルド・シモノー合唱指揮:ローナ・クック・デ・ヴァロン合唱:ニューイングランド音楽学校合唱団発売:1973年LP:RVC(RCA)RGC-1097~1098ベルリオーズは、「最後に1曲だけ手元に残すとすればどの曲?」と質問を受けたとき、即座に「レクイエム」と答えたそうである。それだけベルリオーズにとって思い入れが深い曲なわけである。時の政府が作曲家に4000フランの賞金を出し、ミサまたはオラトリオを作曲させるという施策を打ち出し、白羽の矢が立ったのが...◇クラシック音楽LP◇シャルル・ミュンシュ指揮ボストン交響楽団のベルリオーズ:レクイエム

  • ◇クラシック音楽LP◇若き日のアルゲリッチが弾くリスト:ピアノソナタ/シューマン:ピアノソナタ第2番

    リスト:ピアノソナタシューマン:ピアノソナタ第2番ピアノ:マルタ・アルゲリッチ録音:1971年6月23日~25日、ミュンヘンLP:ポリドールSE7205度々来日して日本でもお馴染みのマルタ・アルゲリッチは、現在、世界の中で最も注目を集めているピアニストの一人である。1941年にアルゼンチンのブイノスアイレスに生まれ、オーストリアで本格的にピアノを学んだ。1957年「ブゾーニ国際ピアノコンクール」で優勝し、さらに「ジュネーブ国際音楽コンクール」の女性ピアニストの部門においても優勝を果たした。さらに1965年、「ショパン国際ピアノコンクール」でも優勝する。そんなアルゲリッチが30歳の時に録音したのが今回のLPレコード。リストのピアノソナタは、全体が一つの楽章からなる異色のピアノソナタで、シューマンに献呈された。これ...◇クラシック音楽LP◇若き日のアルゲリッチが弾くリスト:ピアノソナタ/シューマン:ピアノソナタ第2番

  • ◇クラシック音楽LP◇小澤征爾指揮パリ管弦楽団のチャイコフスキー:交響曲第4番

    チャイコフスキー:交響曲第4番指揮:小澤征爾管弦楽:パリ管弦楽団録音:1970年10月22日~23日、パリLP:東芝EMIEAC‐30302指揮者の小澤征爾は、トロント交響楽団の首席指揮者を皮切りに、サンフランシスコ交響楽団音楽監督、ボストン交響楽団音楽監督、そして2002年にクラウディオ・アバドからバトンタッチしてウィーン国立歌劇場音楽監督に就任し、同監督を2010年まで務め挙げた。実は、今回のLPレコードのパリ管弦楽団の音楽監督には一度も就任してはいないのである。しかし、ショルティの次にパリ管弦楽団の音楽監督を選ぼうとした時の有力候補の一人に小澤征爾が挙がっていたという話があったほど、互いにその関係は緊密なものであった。それは、パリ管弦楽団の持つ資質と小澤のそれとがかなりの近しかったことが原因になっていた。...◇クラシック音楽LP◇小澤征爾指揮パリ管弦楽団のチャイコフスキー:交響曲第4番

  • ◇クラシック音楽LP◇若き日のピリスが東京で録音したモーツァルト:幻想曲KV475、KV397/ロンドKV485、KV511

    モーツァルト:幻想曲ハ短調KV475ロンドニ長調KV485幻想曲ニ短調KV397ロンドイ短調KV511ピアノ:マリア・ジョアオ・ピリス録音:1974年1月11日~2月28日東京イイノホール発売:1978年9月LP:日本コロムビアOX‐7132‐NDマリア・ジョアオ・ピリス(マリア・ジョアン・ピレシュ、1944年生まれ)の弾くモーツァルトは、モーツァルトの音楽の真髄を、ありのままの姿で我々リスナーに送り届けてくれる、誠にもって貴重な存在のピアニストであった。2017年12月に、73歳にて現役の舞台からは退くこととし、以降は後進の育成に努める旨を表明した。モーツァルトの音楽、とりわけピアノソナタや今回のLPレコードに収録されている幻想曲、ロンドなどは、ピアニストの恣意的な解釈で演奏されたのでは、とてもではないが聴く...◇クラシック音楽LP◇若き日のピリスが東京で録音したモーツァルト:幻想曲KV475、KV397/ロンドKV485、KV511

  • ◇クラシック音楽LP◇モントゥー指揮ロンドン交響楽団のドビュッシー:牧神の午後への前奏曲、夜想曲(雲/祭り)/ラヴェル:スペイン狂詩曲、なき王女のためのパヴァーヌ 

    ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲/夜想曲(雲/祭り)ラヴェル:スペイン狂詩曲/なき王女のためのパヴァーヌ指揮:ピエール・モントゥー管弦楽:ロンドン交響楽団発売:1980年LP:キングレコードK15C8041ピエール・モントゥー(1875年―1964年)は、フランス、パリ出身の名指揮者。パリ音楽院卒業後、1906年にコロンヌ管弦楽団を指揮しデビューを飾る。ストラヴィンスキーの「春の祭典」、ラヴェルの「ダフニスとクロエ」など、20世紀の名作バレエ音楽の初演を手がけたことでも知られる。1929年にはパリ交響楽団の創立時の常任指揮者を務める。1935年からはサンフランシスコ交響楽団の常任となり、黄金時代を築く。1961年にはロンドン交響楽団の首席指揮者となり(この時実に88歳)、亡くなるまでその地位にあった。静寂さと...◇クラシック音楽LP◇モントゥー指揮ロンドン交響楽団のドビュッシー:牧神の午後への前奏曲、夜想曲(雲/祭り)/ラヴェル:スペイン狂詩曲、なき王女のためのパヴァーヌ

  • ◇クラシック音楽LP◇1980年「エリザベート王妃国際音楽コンクール」優勝直後の堀米ゆず子のブラームス:ヴァイオリンソナタ第1番/第3番

    ヴァブラームス:ヴァイオリンソナタ第1番「雨の歌」ヴァイオリンソナタ第3番ヴァイオリン:堀米ゆず子ピアノ:ジャン=クロード・ヴァンデン・エインデン録音:1980年11月14日~15日LP:ポリドールSE8108通常、LPレコードというと演奏家については、欧米人の名が直ぐに思い浮かぶが、一方で、日本人の演奏家も数多くの貴重な録音を我々リスナーに遺して置いてくれている。その中の1枚が、今回の堀米ゆず子(1957年生まれ)が弾く、ブラームスのヴァイオリンソナタ第1番と第3番を収めたLPレコードである。現在、国際的に活発な演奏活動を展開している堀米ゆず子は、今から36年前の1980年(昭和55年)、ベルギーのブリュッセルで行われた”世界三大音楽コンクール”の一つ、「エリザベート王妃国際音楽コンクール」に参加し、見事第1...◇クラシック音楽LP◇1980年「エリザベート王妃国際音楽コンクール」優勝直後の堀米ゆず子のブラームス:ヴァイオリンソナタ第1番/第3番

  • ◇クラシック音楽LP◇フルトヴェングラー指揮ウィーン・フィルのベートーヴェン:交響曲第1番/第4番

    ベートーヴェン:交響曲第1番交響曲第4番指揮:ウィルヘルム・フルトヴェングラー管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団録音:1952年11月24日&27~28日(交響曲第1番)1952年12月1~2日(交響曲第4番)LP:東芝EMIWF‐60001このLPレコードは、不世出の大指揮者であったウィルヘルム・フルトヴェングラー(1886年―1954年)が、ベートーヴェンの2つの交響曲を録音したもの。交響曲第1番は、1800年の初頭に完成したが、その時ベートーヴェン29歳であった。初演はベートーヴェン自身の指揮で、同年4月2日にウィーンのブルク劇場で行われた。一方、交響曲第4番は、1806年に短期間のうちに書き上げられたと考えられている。この年にベートーヴェンは、後に破談となるテレーゼと婚約しており、幸福感に満たさ...◇クラシック音楽LP◇フルトヴェングラー指揮ウィーン・フィルのベートーヴェン:交響曲第1番/第4番

  • ◇クラシック音楽LP◇アラウのブラームス:ピアノソナタ第2番/パガニーニの主題による変奏曲

    ブラームス:ピアノソナタ第2番パガニーニの主題による変奏曲ピアノ:クラウディオ・アラウ録音:1973年6月27日~29日(ピアノソナタ第2番)1974年3月19日~22日(パガニーニの主題による変奏曲)発売:1976年LP:日本フォノグラム(フィリップスレコード)X‐7626(9500066)ブラームスは、生涯に3つのピアノソナタを残している。これらはブラームス初期の作品であり、その後作曲された名曲の森に比べれば、多少影が薄い存在になるのは止むを得ないところであろう。それに若書きのためであろうか、曲の持つ深みがピアニストの力量に大きく左右されてしまう。今回のLPレコードは、3曲あるブラームスのピアノソナタの第2番をチリ出身の名ピアニストであったクラウディオ・アラウ(1903年―1991年)が弾いた録音。結論を言...◇クラシック音楽LP◇アラウのブラームス:ピアノソナタ第2番/パガニーニの主題による変奏曲

  • ◇クラシック音楽LP◇イタリアの名テノール歌手 マリオ・デル・モナコのオペラ・アリア集

    ~マリオ・デル・モナコ/オペラ・アリア集~ヴェルディ:「オテロ」より“オテロの登場”/“清らかな思い出は遠いかなたへ”プチーニ:「トゥーランドット」より“誰も寝てはならぬ”ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」より“ある日青空を眺めて”ワーグナー:「ローエングリン」より“はるかな国に”マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」より“母上よ、さらば”マスネ:「ウェルテル」より“オシアンの歌「春風よ、なぜわたしを目ざますのか」”ヴェルディ:「アイーダ」より“清きアイーダ”プチーニ:「マノン・レスコー」より“なんとすばらしい美人”マイヤベーア:「アフリカの女」より“おお、パラダイス”ヴェルディ:「オテロ」より“オテロのモノローグ”ビゼー:「カルメン」より“花の歌”レオンカヴァルロ:「ラ・ボエーム」より“愛する面影”...◇クラシック音楽LP◇イタリアの名テノール歌手マリオ・デル・モナコのオペラ・アリア集

  • ◇クラシック音楽LP◇ハンス・ホッターのシューマン:歌曲集「詩人の恋」/シューベルト:歌曲選集

    シューマン:歌曲集「詩人の恋」シューベルト:歌曲選集泉によせて漁夫の恋の喜びさすらい人ドナウ河にてさすらい人が月によせて老人の歌タルタスルの群れバリトン:ハンス・ホッターピアノ:ハンス・アルトマン録音:バイエルン放送局制作の録音テープよりLP:日本コロムビアDXM-7-OPハンス・ホッター(1909年―2003年)は、ドイツの著名なバス・バリトン歌手であった。バリトンには、ハイ・バリトンとバス・バリトンがあり、バス・バリトンは、バリトンとバスの中間に位置する。ハンス・ホッターは、ミュンヘン音楽大学で哲学と音楽学を専攻する一方、音楽アカデミーで、指揮者を目指して、ピアノ、オルガン、対位法など音楽学全般を学んだ。最終的には歌手の道をを目指すこととなり、1930年トロッパウで「魔笛」でオペラデビューを果たすことになっ...◇クラシック音楽LP◇ハンス・ホッターのシューマン:歌曲集「詩人の恋」/シューベルト:歌曲選集

  • ◇クラシック音楽LP◇バレンボイムのピアノ&指揮によるモーツアルト:ピアノ協奏曲第23番/第24番

    モーツアルト:ピアノ協奏曲第23番/第24番ピアノ&指揮:ダニエル・バレンボイム管弦楽:イギリス室内管弦楽団録音:1967年1月1日~2日(第23番)1971年11月25日(第24番)LP:東芝EMIEAC‐85032ダニエル・バレンボイム(1942年生まれ)が、それまでのピアニストとしての活動に加え、新たに指揮者としての活動をスタートさせた頃の録音が、今回のLPレコードである。これ以後バレンボイムは、徐々に指揮者としての活動に重点を移すことになっていく。我々の世代は、バレンボイムというと、ピアニストの姿を思い浮かべるが、2009年のニューイヤーコンサートではウィーン・フィルを指揮したように、若い世代にとってはバレンボイムは、ピアニストというより、指揮者であるのだろう。2016年2月には指揮者としての来日公演が...◇クラシック音楽LP◇バレンボイムのピアノ&指揮によるモーツアルト:ピアノ協奏曲第23番/第24番

  • ◇クラシック音楽LP◇絶頂期のマゼール指揮ウィーン・フィル、名古屋での来日ライブ録音盤

    ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」指揮:ロリン・マゼール管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団録音:1980年11月5日、名古屋市民会館ホール(ディジタル・ライブ録音)LP:CBS・ソニー32AC1240(45回転)このLPレコードは、ロリン・マゼール(1930年―2014年)がウィーン・フィルと共に来日した時(50歳)のライブ録音盤である。当時としては、珍しかったデジタル録音で、45回転(通常は33回転)と高速回転となっているため、かなりの高音質で聴くことができる。マゼールは、1965年にベルリン・ドイツ・オペラとベルリン放送交響楽団(現ベルリン・ドイツ交響楽団)の音楽監督に就任。さらに、1972年にクリーブランド管弦楽団の音楽監督、そして1982年にはウィーン国立歌劇場の総監督に就任した。つまり、ウィ...◇クラシック音楽LP◇絶頂期のマゼール指揮ウィーン・フィル、名古屋での来日ライブ録音盤

  • ◇クラシック音楽LP◇若き日のポリーニのシューマン:ピアノソナタ第1番/幻想曲

    シューマン:ピアノソナタ第1番幻想曲ピアノ:マオリツィオ・ポリーニ録音:1973年4月24日~29日、ドイツ、ミュンヘン、レジデンツ、ヘルクレス・ザールLP:ポリドールSE7401このLPレコードは、今は既に巨匠の地位にあるポリーニの若き日(31歳)の録音である。驚くべきことに既にこの年で巨匠的演奏を行っていることだ。シューマンのピアノソナタ第1番と幻想曲の両方の演奏に言えることは、実に整然と組みたてられた演奏でありながら、内に秘めた情熱が背景にあり、単に演奏技術が優れているだけではないことが分る。この2曲は、いずれもピアニストの力量がはっきりと表れる曲である。ポリーニは、そんな曲を透明感溢れるタッチで、リスナーをシューマン独特のロマンの世界へと誘う。ポリーニは、僅か15歳で「ジュネーブ国際コンクール」第2位(...◇クラシック音楽LP◇若き日のポリーニのシューマン:ピアノソナタ第1番/幻想曲

  • ◇クラシック音楽LP◇フリッツ・ライナー指揮シカゴ交響楽団のバルトーク:弦楽器とチェレスタのための音楽/ハンガリアン・スケッチ

    バルトーク:弦楽器とチェレスタのための音楽ハンガリアン・スケッチ指揮:フリッツ・ライナー管弦楽:シカゴ交響楽団発売:1975年LP:RVC(RCA)RGC‐1022このLPレコードの1曲目の「弦楽器とチェレスタのための音楽」は、バルトークの作品の中でも、極めて集中力の高い、熱気のこもった力作だ。第2次世界大戦を前にしたヨーロッパの不安定な空気を先取りするかのように、バルトークはあらゆる要素をこの曲に注ぎ込んだ。表面上は古典的音楽の様相を纏っているので、口当たりも悪くない。そして、聴き終わった後は、戦争や大地震など、現代の世界の人々が一様に感じている漠然とした不安感を見事言い当てている曲であることが感じとれる。バルトークがこの曲を書いた1936年は、日本とドイツが防共協定を結んだ年であり、戦争の脅威が全世界を覆い...◇クラシック音楽LP◇フリッツ・ライナー指揮シカゴ交響楽団のバルトーク:弦楽器とチェレスタのための音楽/ハンガリアン・スケッチ

  • ◇クラシック音楽LP◇遠藤郁子のショパン:夜想曲集

    ショパン:夜想曲第1番変ロ短調op.9-1第2番変ホ長調op.9-2第3番ロ長調op.9-3第5番嬰ヘ長調op.15-2第8番変ニ長調op.27-2第9番ロ長調op.32-1第13番ハ短調op.48-1第20番嬰ハ短調遺作ピアノ:遠藤郁子LP:日本コロムビアOS‐7028‐ND録音:1968年6月10日~12日、日本コロムビア第1スタジオこれは、わが国を代表するピアニストの一人である遠藤郁子(1944年生まれ)が、最初に録音した記念すべきLPレコードである。遠藤は、1965年ワルシャワの第7回「ショパン国際ピアノコンクール」に出場し、入賞は逃したものの、ポーランドの音楽評論家たちによる特別銀賞を受賞した。同年東京芸大を中退して、チェルニー=ステファンスカに師事。1970年に再び同コンクールに挑戦したが第8位、奨...◇クラシック音楽LP◇遠藤郁子のショパン:夜想曲集

  • ◇クラシック音楽LP◇カレル・アンチェル指揮チェコ・フィルのスメタナ:交響詩「わが祖国」全曲

    スメタナ:交響詩「わが祖国」全曲1高い城ーヴィシェフラド2モルダウ3シャールカ4ボヘミヤノの森と草原より5ターボル6プラニーク指揮:カレル・アンチェル管弦楽:チェコ・フィルハーモニー管弦楽団発売:1978年LP:日本コロムビア(SUPRAPHON)OQ‐7126‐SこのLPレコードは、聴いていて心から感動する録音だ。それはスメタナ(1824年―1884年)が、愛する祖国チェコを心の底から想って作曲したことが、ひしひしと伝わってくるからである。この交響詩「わが祖国」は、第2曲の「モルダウ」が突出して名高いために、逆に全曲を聴く機会が意外に少ない。私も全曲はそう多くは聴かないが、今回全曲を聴いてみて、改めて名曲だと感じ入った。しかも、指揮がチェコ出身のカレル・アンチェル(1908―1973年)、管弦楽がチェコ・フィ...◇クラシック音楽LP◇カレル・アンチェル指揮チェコ・フィルのスメタナ:交響詩「わが祖国」全曲

  • ◇クラシック音楽LP◇カザドシュのラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲/ロベール、ギャビー・カザドシュのモーツァルト:2台のピアノのための協奏曲K.365

    ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲モーツァルト:2台のピアノのための協奏曲K.365ピアノ:ロベール・カザドシュギャビー・カザドシュ(モーツァルト)指揮:ユージン・オーマンディ管弦楽:フィラデルフィア管弦楽団LP:CBS・ソニー13AC1070録音:ラヴェル:1960年12月14日モーツァルト:1960年12月15日フランスの名ピアニストであったロベール・カザドシュ(1899年―1972年)が、妻のギャビーと共に録音したのがこのLPレコード。カザドシュの才能は若いときから花開いたようで、3歳で人々の前でピアノを弾き、10歳でパリ音楽院に入学し、一等賞を得て1913年に卒業している。第2次世界大戦後は、アメリカにも拠点を広げ、フランスとアメリカで演奏活動を行った。第2次世界大戦中は米国に亡命したが、戦後は1950...◇クラシック音楽LP◇カザドシュのラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲/ロベール、ギャビー・カザドシュのモーツァルト:2台のピアノのための協奏曲K.365

  • ◇クラシック音楽LP◇ワルター指揮コロンビア交響楽団のモーツァルト:交響曲第25番/第29番

    モーツァルト:交響曲第25番/第29番指揮:ブルーノ・ワルター管弦楽:コロンビア交響楽団録音:交響曲第25番(1954年12月10日)/交響曲第29番(1954年12月29日~30日)LP:CBS・ソニー15AC660巨匠ブルーノ・ワルター(1876年―1962年)の残した録音は、若い頃のウィーンを中心に活躍した時代、円熟期のニューヨーク・フィル時代、それに晩年のコロンビア交響楽団と3つの時代分けられるが、このLPレコードは、コロンビア交響楽団との録音である。コロンビア交響楽団とはいったいどんな楽団だったのであろうか。1950年代のアメリカ西海岸のハリウッドは、映画の都として、その黄金時代を謳歌していたが、演奏家も、全米あるいはヨーロッパから一流の奏者が集まり、ワーナー・ブラザース交響楽団、パラマウント交響楽団...◇クラシック音楽LP◇ワルター指揮コロンビア交響楽団のモーツァルト:交響曲第25番/第29番

  • ◇クラシック音楽LP◇ルイ・マルティーニ指揮パイヤール管弦楽団のシャルパンティエ:真夜中のミサ曲

    シャルパンティエ:真夜中のミサ曲(降誕祭前夜のミサ曲)指揮:ルイ・マルティーニ管弦楽:パイヤール管弦楽団ソプラノ:マルタ・アンジェリシ/エディト・セリカウンター・テナー:アンドレ・ムーランテノール:ジャン=ジャック・ルジュールバス:ジョルジュ・アプドン合唱:フランス・ジュネス・ミュージカル合唱団オルガン:アンヌ=マリー・ベッケンシュタイナーLP:RVCERX-2226発売:1976年マルカントワーヌ・シャルパンティエ(1636年―1704年)は、パリの画家の家に生まれる。最初は画家を志したようだが、後に音楽家への道を歩み、ローマで音楽を学ぶ。フランスに帰国後、イタリア様式の熱心な推進者となり、フランスにイタリア様式の世俗カンタータや宗教的オラトリオなどの形式を紹介した。このことがシャルパンティエの作曲家としての...◇クラシック音楽LP◇ルイ・マルティーニ指揮パイヤール管弦楽団のシャルパンティエ:真夜中のミサ曲

  • ◇クラシック音楽LP◇ジノ・フランチェスカッティのサン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番/ショーソン:「詩曲」/ラヴェル:ツィガーヌ

    サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番ショーソン:「詩曲」ラヴェル:ツィガーヌヴァイオリン:ジノ・フランチェスカッティ指揮:ディミトリー・ミトロプーロス指揮:レナード・バーンシュタイン管弦楽:ニューヨーク・フィルハーモニックLP:CBS・ソニーレコードSOCL77ヴァイオリンのジノ・フランチェスカッティ(1902年―1991年)は、フランス、マルセイユ出身の名ヴァイオリニスト。1924年にパガニーニのヴァイオリン協奏曲第一番を弾いて、パリ・デビューを飾る。1939年に渡米しニューヨーク・フィルと共演した後は、ニューヨークに定住することとなった。パガニーニやサン=サーンスなどラテン系の演奏を得意とし、今回のサン=サーンスのヴァイオリン協奏曲第3番のLPレコードは、当時名盤(今回聴き直してみたが、ほんとに凄い名演...◇クラシック音楽LP◇ジノ・フランチェスカッティのサン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番/ショーソン:「詩曲」/ラヴェル:ツィガーヌ

  • ◇クラシック音楽LP◇オーマンディのレスピーギ:交響詩「ローマの噴水」「ローマの松」「ローマの祭り」

    レスピーギ:交響詩「ローマの噴水」「ローマの松」「ローマの祭り」指揮:ユージン・オーマンディ管弦楽:フィラデルフィア管弦楽団LP:CBS/SONY13AC126発売:1976年このLPレコードは、ユージン・オーマンディ(1899年―1985年)の指揮とフィラデルフィア管弦楽団の名コンビで、レスピーギの“ローマ三部作”として親しまれている交響詩「ローマの噴水」「ローマの松」「ローマの祭り」を録音したもの。曲目と演奏者とが、他に比較するものがないと言っていいほど、その相性の良さは抜群だ。実際このLPレコードを聴いてみると、リスナーは、その絢爛豪華な音の饗宴に酔いしれる。あたかも、リスナーの目の前にローマの“噴水”“松”“祭”の映像が鮮やかに再現されるかのようだ。それはユージン・オーマンディとフィラデルフィア管弦楽団...◇クラシック音楽LP◇オーマンディのレスピーギ:交響詩「ローマの噴水」「ローマの松」「ローマの祭り」

  • ◇クラシック音楽LP◇ダヴィッド・オイストラフ&レフ・オボーリンのシューベルト:ヴァイオリンソナタ第4番「デュオ」 /グリーグ:ヴァイオリンソナタ第2番

    シューベルト:ヴァイオリンソナタ第4番「デュオ」グリーグ:ヴァイオリンソナタ第2番ヴァイオリン:ダヴィッド・オイストラフピアノ:レフ・オボーリン発売:1975年LP:ビクター音楽産業MK-1070これは、旧ソ連の名ヴァイオリニストのダヴィッド・オイストラフ(1908年―1974年)と名ピアニストのレフ・オボーリン(1907年―1974年)の黄金のコンビによるシューベルトとグリークのヴァイオリンソナタを収録したLPレコードである。シューベルトは、19歳の年に3曲のピアノのとヴァイオリンのための作品を作曲した。これらの曲は簡潔な作風で、ソナタと呼ばれるより、ソナチネと呼ばれることが多く、これらの作品自体、愛すべき曲に仕上がっている。その翌年に書かれたピアノのとヴァイオリンのための作品は、もはやソナチネとは呼べない立...◇クラシック音楽LP◇ダヴィッド・オイストラフ&レフ・オボーリンのシューベルト:ヴァイオリンソナタ第4番「デュオ」/グリーグ:ヴァイオリンソナタ第2番

  • ◇クラシック音楽LP◇ジャン=ピエール・ランパルのモーツァルト:フルート協奏曲第1番/同第2番/フルートと管弦楽のためのアンダンテ

    モーツアルト:フルート協奏曲第1番KV313/第2番KV314フルートと管弦楽のためのアンダンテKV315フルート:ジャン=ピエール・ランパル指揮:テオドール・グルシュバウアー管弦楽:ウィーン交響楽団LP:RCVE-1009これは、モーツァルトのフルート協奏曲を、20世紀最大のフルート奏者であったジャン=ピエール・ランパル(1922年-2000年)が録音したLPレコードだ。2曲といっても、第1番は、1778年マンハイムで作曲されたのに対し、第2番はオーボエ協奏曲をフルート協奏曲に編曲したもの。つまり、モーツァルトはフルート協奏曲を1曲だけしか書かなかったことになる。同じ年に作曲したフルートとハープのための協奏曲と同様、第1番、第2番共に実に流麗な曲であり、思わずフルートの音色に聴き惚れてしまう。同じことはフルー...◇クラシック音楽LP◇ジャン=ピエール・ランパルのモーツァルト:フルート協奏曲第1番/同第2番/フルートと管弦楽のためのアンダンテ

  • ◇クラシック音楽LP◇若き日のポゴレリッチ、1980年10月第10回「ショパン国際ピアノコンクール」の”伝説のライヴ録音”

    ショパン:ポロネーズop.44エチュードop.10-10プレリュードop.45スケルツォ第3番op.393つのマズルカop.59-10~12ピアノ:イーヴォ・ポゴレリッチ録音:1980年10月LP:CBSソニー28AC1258“伝説の録音”と呼ぶのに最も相応しいのがこのLPレコードである。私は、イーヴォ・ポゴレリッチが来日した時、サントリーホールでリサイタルを聴いたことがあるが、その個性的なショパンの演奏に、思わず腰を抜かすほど驚いたことを思い出す。その時、「これがホントにショパンの音楽なのか?」とさえ思った程ユニークな演奏であった。そのルーツとも言えるのが、このLPレコードに収録されている。1980年10月に行われた「第10回ショパン国際ピアノコンクール」でのポゴレリッチ(当時22歳)のライヴ録音だ。この時の...◇クラシック音楽LP◇若き日のポゴレリッチ、1980年10月第10回「ショパン国際ピアノコンクール」の”伝説のライヴ録音”

  • ◇クラシック音楽LP◇ルイ・フレモー指揮モンテ・カルロ国立歌劇場管弦楽団のフォーレ:レクイエム/ラシーヌの雅歌

    フォーレ:レクイエム/ラシーヌの雅歌指揮:ルイ・フレモー管弦楽:モンテ・カルロ国立歌劇場管弦楽団合唱:フィリップ・カイヤール合唱団オルガン:シャノワーヌ・H・カロルバリトン:ベルナール・クルイセンボーイ・ソプラノ:ドゥニス・ティリェス発売:1975年LP:ビクター音楽産業(RCA)ERA‐1045フォーレのレクイエムを聴くたびに心が洗われる思いがする。宗教に疎い俗人の私が聴いても、聴くたびにその深い宗教的雰囲気に圧倒される。圧倒されると言ってもフォーレのレクイエムの場合は、静かで、あらゆる俗世間の束縛から解放され、ただ、ひたすら質素で純粋な祈りの精神に圧倒されるのだ。こんなにも美しい宗教音楽があるなんて信じられないくらいである。誰が聴いても、例えクラシック音楽をあまり聴かない人が聴いても、聴きやすいメロディーに...◇クラシック音楽LP◇ルイ・フレモー指揮モンテ・カルロ国立歌劇場管弦楽団のフォーレ:レクイエム/ラシーヌの雅歌

  • ◇クラシック音楽LP◇ジークフリート・ベーレントのロドリーゴ:アランフェス協奏曲/テデスコ:ギター協奏曲第1番 

    ロドリーゴ:アランフェス協奏曲テデスコ:ギター協奏曲第1番ギター:ジークフリート・ベーレント指揮:ラインハルト・ペータース管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団LP:ポリドール(グラモフォンレコード)MGW5192録音:1966年5月9日~13日ベルリン、イエス・キリスト教会私は、ギター音楽を聴く機会はそう多いとはいえないが、昔、AMラジオのスピーカーから流れてくるロドリーゴのアランフェス協奏曲だけは例外で、よく聴いたものだ。その第2楽章の何とも言えないエキゾチックなメロディーを聴くと、何か時空を超えてはるか遠くのアランフェスの城はどんな処であろうかと想像を働かせながら聴いたものである。そして今、このLPレコードを改めて聴いてみると、何か遠くのアランフェスの空気が、ジークフリート・ベーレント(1933年―1...◇クラシック音楽LP◇ジークフリート・ベーレントのロドリーゴ:アランフェス協奏曲/テデスコ:ギター協奏曲第1番

  • ◇クラシック音楽LP◇ヴンダーリッヒ、最期のリート録音盤

    ベートーヴェン:アデライーデ/あきらめ/こまやかな愛(君を愛す)/キスシューベルト:夕映えの中で/リュートに寄せて/ます/双子座の星に寄せる舟人の歌/ミューズの子シューマン:歌曲集「詩人の恋」テノール:フリッツ・ヴンダーリッヒピアノ:フーベルト・ギーゼンLP:ポリドール(グラモフォンレコード)MGW5186録音:1965年10月31日~11月3日、ミュンヘン高等音楽院このLPレコードは、不世出の名テナーのフリッツ・ヴンダーリッヒ(1930年―1966年)が、1965年にウィーンとザルツブルク音楽祭で行ったリサイタルと全く同じ曲目と伴奏者で録音した、最期のLPレコード。ヴンダーリッヒは、不慮の事故死を遂げてしまうのだが、当時、戦後ドイツが生んだ最高のリリック・テノールと評され、将来が嘱望されていただけに、その突然...◇クラシック音楽LP◇ヴンダーリッヒ、最期のリート録音盤

  • ◇クラシック音楽LP◇キリル・コンドラシン指揮ソビェト国立交響楽団/モスクワ・フィルのチャイコフスキー:「弦楽セレナード」「ロメオとジュリエット」

    チャイコフスキー:弦楽セレナード幻想序曲「ロメオとジュリエット」指揮:キリル・コンドラシン管弦楽:ソビェト国立交響楽団(弦楽セレナード)モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団(幻想序曲「ロメオとジュリエット」)LP:ビクター音楽産業VIC‐5053チャイコフスキーの弦楽セレナードは、初演当初から評価が高かった。チャイコフスキー自身も「これは名曲だ」と思っていたそうで、それだけ自信作なのだ。私もこれまでこの曲を何度聴いたか分からないほど数多く聴いてきたが、今でもこの曲を聴く度に「クラシック音楽っていいな」とつくづく思い知らされる名曲中の名曲だ。その情緒たっぷりの雰囲気は極上の味がする。そんなお馴染みの曲を、旧ソ連の名匠であるキリル・コンドラシン(1914年―1981年)が指揮したのがこのレコードだ。要するに本場もの...◇クラシック音楽LP◇キリル・コンドラシン指揮ソビェト国立交響楽団/モスクワ・フィルのチャイコフスキー:「弦楽セレナード」「ロメオとジュリエット」

  • ◇クラシック音楽LP◇ハインツ・ホリガー&イ・ムジチ合奏団のアルビノーニ:オーボエ協奏曲Op.9

    アルビノーニ:オーボエ協奏曲Op.9の2、11、5、8オーボエ:ハインツ・ホリガーハープシコード:マリア・テレサ・ガラッティ管弦楽:イ・ムジチ合奏団LP:日本フォノグラム(PHILIPS)SFX-7964オーケストラが演奏の前、音合わせ(チューニング)をするとき、オーボエが最初に吹き、それに続いて第一ヴァイオリン、さらに他の楽器が続く。そんなオーボエが主役を演じる協奏曲の中でも白眉とも言えるのが、一連のアルビノーニのオーボエ協奏曲だ。このLPの最初の曲である作品9の2を聴くと、流麗この上ないホリガーのオーボエの音色に忽ち引きつけられ、聴き惚れる。そんな魅力的なオーボエの音こそLPレコードで聴いてほしいものだ。その人間的な音が目の前に迫ってくるようだ。アルビノーニ(1671年―1750年)は、ヴィヴァルディより7...◇クラシック音楽LP◇ハインツ・ホリガー&イ・ムジチ合奏団のアルビノーニ:オーボエ協奏曲Op.9

  • ◇クラシック音楽LP◇ツェラー&サバレタのモーツァルト:フルートとハープのための協奏曲/ライネッケ:ハープ協奏曲

    モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299ライネッケ:ハープ協奏曲ホ短調op.182フルート:カールハインツ・ツェラーハープ:ニカノール・サバレタ指揮:エルンスト・メルツェンドルファー管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団LP:ポリドール(グラモフォンレコード)MGW5121録音:1962年10月22、23日(モーツァルト)1962年18日ベルリンUFAスタジオ(ライネッケ)モーツァルトのフルートとハープのための協奏曲は、1778年にモーツァルトが一挙にフルートの曲を書いた年に作曲された。内容は、誠に典雅な雰囲気に満ち溢れた曲であり、幸福なモーツァルトそのものといった趣の曲だ。そんなモーツァルトを、フルートのカールハインツ・ツェラー(1928年―2005年)とハープのニカノール・サバレタ(...◇クラシック音楽LP◇ツェラー&サバレタのモーツァルト:フルートとハープのための協奏曲/ライネッケ:ハープ協奏曲

  • ◇クラシック音楽LP◇ロストロポーヴィッチ、コーガン、ギレリスによるベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第7番「大公」

    ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第7番「大公」チェロ:ムスチスラフ・ロストロポーヴィッチヴァイオリン:レオニード・コーガンピアノ:エミール・ギレリスLP:ビクター音楽産業(メロディア)VIC-1015発売:1979年ベートーヴェンのピアノ三重奏第7番「大公」は、あらゆるピアノ三重奏曲の頂点に君臨する曲であり、聴くたびにリスナーを雄大な気分にしてくれる名曲である。それだけに3人の奏者がどのように「大公」を解釈し、そして演奏するかに全神経が集中する。今回のLPレコードは、ロストロポーヴィッチ、コーガン、ギレリスという旧ソ連のクラシック音楽界に君臨した3人が演奏したものだけに、巨匠風の演奏内容を連想するが、実際に聴いてみると、実に若々しく、緻密な「大公」を演奏しており、逆にその点で感銘を受ける。録音は1960年頃のよう...◇クラシック音楽LP◇ロストロポーヴィッチ、コーガン、ギレリスによるベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第7番「大公」

  • ◇クラシック音楽LP◇ネヴィル・マリナー指揮アカデミー室内管弦楽団のヘンデル:組曲「王宮の花火の音楽」/「水上の音楽」

    ヘンデル:組曲「王宮の花火の音楽」/「水上の音楽」指揮:ネヴィル・マリナー管弦楽:アカデミー室内管弦楽団(アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ)LP:キングレコード(ロンドン)K18C-9205発売:1972年このLPレコードは、ネヴィル・マリナー(1924年―2016年)が、手兵のアカデミー室内管弦楽団(アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ)を指揮した録音である。同楽団は、マリナーにより1961年に正式に発足した。まだマリナーも若々しく、そしてその演奏内容は実に瑞瑞しく、壮麗優美の一言に尽きる。重厚な弦の響きに、管楽器の流麗な響きが交差する演奏内容は、ヘンデルのこの有名な2つの組曲の決定盤といっても過言がないほど。このLPレコードにおいてマリナーは、特に「水上の音楽...◇クラシック音楽LP◇ネヴィル・マリナー指揮アカデミー室内管弦楽団のヘンデル:組曲「王宮の花火の音楽」/「水上の音楽」

  • ◇クラシック音楽LP◇シュワルツコップの魅力~珠玉の名歌集~

    ~シュワルツコップの魅力~珠玉の名歌集~~モーツアルト:春のあこがれ/すみれシューベルト:野ばら/糸を紡ぐグレートヒェン/水の上で歌う/鱒メンデルスゾーン:歌の翼にシューマン:献呈(「ミルテの花」より)ドヴォルザーク:わが母の教えたまいし歌チャイコフスキー:ただ憧れを知るもののみR・シュトラウス:子守歌マルティーニ:愛の喜びアーン:わが歌に翼ありせばグリーク:きみを愛すイギリス民謡:ダニー・ボーイソプラノ:エリザベート・シュワルツコップピアノ:ジェラルド・ムーア/ワルター・ギーゼキング/エドウィン・フィッシャーLP:東芝音楽工業(EMIAngel)EAA-109エリザベート・シュワルツコップ(1915年―2006年)は、ドイツの名ソプラノ。その歌声はあくまで気品があり、透明で限りなく美しく、私にとっては、未だに...◇クラシック音楽LP◇シュワルツコップの魅力~珠玉の名歌集~

  • ◇クラシック音楽LP◇カラヤン指揮ベルリン・フィル、ミレッラ・フレーニなどによるプッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」

    指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団配役:ミミミレッラ・フレーニ(ソプラノ)ロドルフォルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)ムゼッタエリザベス・ハーウッド(ソプラノ)マルチェルロローランド・パネライ(バリトン)コルリーネニコライ・ギャウロフ(バス)ショナールジャンニ・マッフェオ(バス)ブノアミシェル・セネシャル(テノール)アルチンドロミシェル・セネシャル(テノール)パルピニョールゲールノート・ピエシュ(テノール)税関の役人ハンス・ディートリッヒ・ポール(バリトン)巡査部長ハンス・ディーター・アッペルト(バス)合唱指揮:ワルター・ハーゲン・グロル合唱:ベルリン・ドイツ歌劇場合唱団シェーネベルク少年合唱団LP:LONDONTLR-7010SLC-7191~2プッチーニ:歌劇「...◇クラシック音楽LP◇カラヤン指揮ベルリン・フィル、ミレッラ・フレーニなどによるプッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」

  • ◇クラシック音楽LP◇マタチッチ指揮フィルハーモニア管弦楽団、シュワルツコップなどによるレハール:喜歌劇「メリー・ウィドウ」

    レハール:喜歌劇「メリー・ウィドウ」(全曲)ツェータ男爵:ヨーゼフ・クナップ(バリトン)ヴァランシエンヌ:ハンニー・シュテフェック(ソプラノ)ダニロヴィッチ伯爵:エバーハルト・ヴェヒター(バリトン)ハンナ・グラヴァリ:エリザベート・シュワルツコップ(ソプラノ)カミーニュ・ロジョン:ニコライ・ゲッダ(テノール)カスカーダ子爵:クルト・エキールス(テノール)サン・ブリオシュ:ハンス・シュトローバウアー(テノール)ニエグシュ:フランツ・ベーハイム(テノール)<グリゼット(ホステス)達>ロロ:レスリー・ウッドドド:エイリッド・マクナップジュジュ:クリスティン・パーカーフルフル:ノリーン・ウィレットクロクロ:ドリーン・マーレイマルゴ:ローズマリー・フィリップス指揮:ロヴロ・フォン・マタチッチ管弦楽:フィルハーモニア管弦楽...◇クラシック音楽LP◇マタチッチ指揮フィルハーモニア管弦楽団、シュワルツコップなどによるレハール:喜歌劇「メリー・ウィドウ」

  • ◇クラシック音楽LP◇ワルター・ギーゼキングのモーツァルト:ピアノ独奏曲全集(全63曲)

    ~モーツァルト:ピアノ独奏曲全集(全63曲)~メヌエットとトリオト長調K1メヌエットへ長調K2アレクロ変口長調K3メヌエットへ長調K4メヌエットへ長調K5グラーフのオランダ歌曲による8つの変奏曲ト長調K24ウィレム・ヴァン・ナッサウによるフつの変奏曲二長調K25アレグレットの創作主題による6つの変奏曲へ長調K54メヌエット二長調K94サリエリの主題による6つの変奏曲ト長調K180ヨハン・C・フィッシャーの主題による12の変奏曲ハ長調K179ピアノソナタ第1番ハ長調K279ピアノソナタ第2番へ長調K280ピアノソナタ第3番変口長調K280ピアノソナタ第4番変ホ長調K282ピアノソナタ第5番ト長調K283ソナタ楽章(アレグロ)ト短調K312ピアノソナタ第6番二長調K284ピアノソナタ第7番ハ長調K309ピアノソナタ...◇クラシック音楽LP◇ワルター・ギーゼキングのモーツァルト:ピアノ独奏曲全集(全63曲)

  • ◇クラシック音楽LP◇リヒテルのバッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻/第2巻

    バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻BWV846~869第2巻BWV870~893ピアノ:スヴャトスラフ・リヒテル録音:第1巻:1970年夏、第2巻:1973年2月、8月、9月/ザルツブルク、クレスハイム宮殿LP:ビクター音楽産業VIC‐4072~6バッハの平均律クラヴィーア曲集は、「平均律」と「クラヴィーア」という2つの言葉を理解して聴くと、より理解が深まる。古代ギリシャ時代に、振動数比2対3という純正5度によって全音階をつくるピュタゴラス音律がつくられた。その原理が中世に受け継がれ、エオリア、イオニアなどという12旋法が生まれた。しかしもともと、ピュタゴラス音律は、オクターブの振動数比1対2に重なり合う音が得られず、厳密な意味での純正律とはなっていない。やがて、16世紀のポリフォニー全盛時代を迎え、全音音階...◇クラシック音楽LP◇リヒテルのバッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻/第2巻

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