◇クラシック音楽LP◇ワルターの名盤 モーツァルト:交響曲第40番/第41番「ジュピター」
モーツァルト:交響曲第40番/第41番「ジュピター」指揮:ブルーノ・ワルター管弦楽:ニューヨーク・フィルハーモニック録音:1953年2月23日(交響曲第40番)/1956年3月5日(交響曲第41番)LP:CBS・ソニーSOCF110このLPレコードは、ワルターが遺した数多くの録音の中でも、1、2を争うような優れたもので、現在でもこの録音を聴かずしてモーツァルトの交響曲演奏は語れない、と断言できるほどの名盤中の名盤である。交響曲第40番の演奏がアポロ的とするなら、さしずめ第41番「ジュピター」の演奏は、ディオニソス的な演奏と言ってもよかろう。ワルターは、これら2つの交響曲を指揮するに当たり、それまでの他の指揮者の演奏を聴き続けたのではないか。そして、2つの交響曲の演奏は、こうあらねばならないという深い信念に...◇クラシック音楽LP◇ワルターの名盤モーツァルト:交響曲第40番/第41番「ジュピター」
2025/04/28 09:48