『ふくらむ読書』 岡崎 武志著 オカタケさんの応援団を自称するTから回ってきたもの。たいていはネットで既読したものだが、一冊にまとまると初読のような気持ちになる。いつもながら読ませる文章で、面白く拝読。 最初の「第十 折々のうた」に反応したTが、ネットで『折々のうた』の古本全巻(総索引の一冊だけ欠く)を購入した。これがなかなか良くて、いまのところ「夏のうた」に限って拾い読みをしている。近頃、歌ごころも句ごころも枯渇しているので慈雨と言おうかカンフル剤と言おうか。 池内紀さんの話もあった。この本『遊園地の木馬』は読んでいない。調べると県の図書館にはあるようだ。これはTに借りてきてもらわねばなるま…