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2016/01/03

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  • 「猫のおしっこ」じゃなくて「刈りたての芝生」

    今年の春、有楽町のオイスターバーで飲んで美味しかったワインがあって、以来、白ワインはほとんどそればかり飲んでいる。美味しいのはもちろんだけれど、とってもお手頃というのも、もうひとつのポイント。 そのワインというのが、ニュージーランドのTOFU(トフ)というワイナリーがつくっている、KONO(コノ)のソーヴィニヨン・ブラン、マールボロ産。マールボロってタバコっぽいけれど、南半球のワインの名産地。 辛口の白ワインで、世界中で高い評価を受けているワイン。受賞歴を書こうと思ったらけっこう長いリストになりそうなので割愛。 クセがなくて、さっぱり爽やか。この季節にぴったりなこのワイン、カタログではどう書か…

  • 小さな夏、ころがりはじめました

    今年3玉目の小玉スイカを食べている。 小さな頃は、夏休みにおばあちゃんのうちに行くと、台所にスイカがゴロゴロと転がっていた。もちろん大玉オンリー。大きくて、重くて、冷蔵庫に入らない、けれど、テンションは上がる。 時代は流れ、今はテンションはさほど上がらないけれど、切らずに冷蔵庫に収まる小玉たちをついつい買ってしまう。本当は6キロくらいの子が好きなのに、1キロ、2キロの子たちをつい選ぶようになってしまった。 小さいけれど、切ったらしっかりスイカ。シャッキシャキ感は強め。甘くて、瑞々しくて、皮は薄くて扱いやすい。 品種も多彩で「ひとりじめ」「姫まくら」「紅小玉」など、まるでアイドルユニットのような…

  • 今年もワッショイ!鳥越祭宮入道中2025

    都内最大級にして、最重量級。千貫神輿(せんがんみこし)という神輿界の大スターを擁する、鳥越神社大祭。約1400年という(そんなに長いの?)歴史を誇る、東京都台東区の伝統行事で週末をしめてきた。 今年は、朝から氏子各町を回ってきた大スターの神輿様が神社へと帰還する、祭りのクライマックス、「宮入道中」を見に行ってきた。 祭り部隊が圧をかける その先には大スターの登場を待つ人・人・人 大スター、降臨。 提灯が幻想的 盛り上がる客、荒ぶる氏子、そしてお神輿様 宮入道中、各町会の氏子たちがリレーでお神輿様を運んで行くのだけれど、威勢のいいワッショイや、怒号のようなワッショイなど、各町のカラーがあるようで…

  • 世界グルメフェスでちょっとだけ旅気分

    数日前にSNSで流れてきた、「大使館シェフ直伝の世界のおいしいレシピ」を配信しているYouTubeチャンネルのイベント「世界のグルメフェス」。名前からして美味しそう。おひるごはんがてらふらっと行ってきた。 天気も良くて、こじんまりとした国際感。ちょっとだけ旅行気分。隅田公園だけど。 いちばん楽しみにしていたのは、元・在日メキシコ大使館シェフのビクトル・バスケスのタコス。「男子ごはん」など、日本のメディアにちょいちょい出演しているシェフなので、すごく楽しみ……と思ったら、まさかの、明日限定出店。今日じゃなかった。 気を取り直して……。いちばん行列ができていたのはいちばん目立つポジションを陣取って…

  • そろそろ勝っても、いいんだよ?

    スポーツ観戦のはなし。たとえば、サッカーの日本代表戦。ここ最近はするすると勝ってくれるものだから、心穏やかに試合を見届けられるようになった。 でも、昔はそうじゃなかった。ワールドカップに出られるようになってからも、アジア予選の初戦でつまずいたり、ホームゲームで明らかに日本のほうが強そうなのに、気づけば負けていたり。 ワールドカップも、何度か現地で観戦したけれど、勝ち試合には一度も巡り会えなかった。あまりに負けるものだから「ひょっとしてわたしが観るからなのでは」と思ったことも、2度や3度どころじゃない。 推しの選手がいるわけでもなく、戦術やらフォーメーションやらにも詳しいわけではないわたしにとっ…

  • メロンは甘い、価格は苦い

    朝は、パンとコーヒーとフルーツ(またはヨーグルト)を食べている。パンも日によってトーストだったり、ハム&チーズだったり、コーヒー豆も週替わり。そしてフルーツはシーズンで変わってくる。ついこの前までは(と言ってもしばらくブログを書いていなかったからけっこう前)いちご(いろいろな種類)と柑橘系(でこぽん、甘夏を今年はたくさん食べた)を順番に食べてきたのだけれど、そろそろ次のフルーツにいこうと思う。 そして一番手に選ばれたのは、メロン。 その名も「イバラキング」。3月にいちごのブログを書いたのだけれど、そのとき載せた写真がこちら。 まさかの「いばらキッス」だった。茨城ってそういう傾向にあるのだろうか…

  • サビ猫、ついに解禁

    なかなかブログを書く時間が取れないのだけれど、先週とってもいいことがあったので記念に書き記しておこうと思う。 うちの猫なのだけれど、この1ヶ月ほどで随分距離を縮めてきた。その少し前から、一緒にいる時間の長いわたしには心を開き始めていたのだけれど、夫にはまだビクついていた。それがある日突然、彼女と夫の距離がぐっと縮まった。夫も彼女の世界の仲間入りを果たしたようだ。それからは私たちふたりがそろうと、必ず間に入ってきて、ふたりの間をいったりきたり。 そして先週。わが家のサビ猫がついに、解禁。 仰向けに転がる猫。いわゆる「へそ天」だ。 わたしの青いしわしわのスカートの上でころんと転がって寝ておられた。…

  • ゴールデンウィーク最終日、晴れときどきビール

    振替休日なるものを忘れていて、うっかり6日に仕事を入れてしまったので、5日がわたしのゴールデンウィーク最終日。 今年の連休の最後は「から揚げ・餃子・ポテトフェス」と「ビール半額デー」がセットになった、東北楽天イーグルス vs. 千葉ロッテマリーンズのゲーム。こどもの日ということもあり、子どもはワクワク。そしてビール半額デーということもあり、飲む気マンマンの人たちもいっぱいだ。 飲む前にビールのお供を手に入れたい。二手に分かれ、夫はから揚げ担当、わたしは餃子担当として好きなものを買いに並んでみる。三人いたらポテトにも並んでほしかった。 わたしが並んだのは、信州上田名物美味だれ(おいだれ)を肉汁タ…

  • 城とかまぼこだけじゃない!ぶらり、ホイサッサの街

    千葉の富津岬(左)へ行った翌日は東京湾を出て相模湾へ、神奈川の小田原(右)へ行ってきた。小田原の駅で降りるのは初めて。小田原といえば「小田原城とかまぼこ」がしっかりすりこまれているのだけれど、どんな感じだろう。 駅の階段がいきなり小田原城アート 天守閣への行列がすごい この日は屋台がならんでいて、中高生の相撲大会もあったりで盛り上がっていた。それに天守閣への行列が、坂の下までぐるーっと。天守閣ってそんなに行列ができるものなのか。 街ではお祭りで盛り上がっていた 写真ではキャッチできないけれど、風がすごかった 文字がかわいすぎるコーヒー店 www.suzuacoffee.com 文字もタイル張り…

  • 富津岬のコンクリートのジャングルジム

    連休中、車を借りて千葉の富津岬までドライブ。 端っこ好きとしてはやはり一度は行っておきたい。端っこはこんな感じになっている。岬の端っこは海に突き出ていて、この日はボーボーに風が吹いていて飛ばされそうだった。 海の中に島のように見えるのは海堡(かいほう)というもの。明治時代に東京湾内に陸軍によって建設された、人工の島に作られた砲台なのだそう。もちろん立ち入り禁止なのだけれど、やっぱり行ってみたい。 左の小さな島が第一海堡 その奥には(うっすら)富士山 富津海岸の先端から振り返ると・・ 謎の構造物 巨大なコンクリートのジャングルジムのようなもの。今日はこれを見に来たの。ずいぶん前にテレビでタモリが…

  • サクサクと長野北部めぐり

    わたしも万博に行きたいなあ、と言いながらやってきたのは長野の上田。長野でもなく、松本でもなく、ましてや軽井沢でもなく、上田。 ゴールデンウィーク中の東京発の北陸新幹線は、キャリーやスーツケースではなく、バックパック率が高め。軽井沢で降りる人は多かったけれど、上田で降りる人はほとんどいなかった。 駅構内は真田の六文銭だらけ そしてなぜかフランス語表記 フランス語表記のある駅ってあまり見ないから、なんかそれだけでも上田で降りてよかったーな気分。・・か? 上田市内を走っていると「玉姫殿」がいっぱい。玉姫殿って懐かしい名前。上田が玉姫殿の本拠地なのかと思うくらい玉姫殿関連の建物を見かけた。(ちなみにか…

  • もひとつ猫みやげと猫

    本当は実家の家族にも我が家の猫を愛でていただきたいところだけれど、知らないところになんて連れていったら、2、3ヶ月は愛でるどころか目にすることもかなわなそう。 そこで代わりといってはあれだけれど、今回は猫みやげを連れて仙台の実家に帰ったのだった。前回のブログの錦糸町のお菓子屋さん「御菓子司 白樺」の「たらふくもなか」は家族用に。そしてもうひとつ、おなじく猫が好きな姉に「菓子工房 ルスルス」の猫みやげ。 (上の3枚の写真はお店のサイトとIGからお借りしました) かわいい・・。わっぱにはいった猫型のジンジャークッキー。1枚もらったのだけれど、ジンジャーたっぷりなのに、クセがなく、余計なものがまった…

  • コンクラーベと猫みやげと猫

    まもなく開始される次のローマ教皇を選ぶ密室の選挙コンクラーベ。が始まる前にと、ファーストデイの割引デーに『コンクラーベ/教皇選挙』を見てきた。 映画館で観るタイプの映画かなあと思ったけれど(しかも巨大スクリーンの部屋だった)、選挙に参加する枢機卿がシスティーナ礼拝堂に一堂に会する荘厳な様は、大画面だからこその圧巻の画、迫力満点。音響は厚みも深みもあり、かと思えば、繊細でどんな小さな音も鮮明に表現されていて、臨場感たっぷり。自分もバチカンにいるような気分になれて、なかなかよかった。映画館ってやっぱり良い。 中の人たちの陰の協議やロビー活動の根回しっぷりをたっぷり予習できたので、今回はその辺も踏ま…

  • 所蔵作品展「MOMATコレクション」|東京国立近代美術館

    もともと日本語でいうところの「シュール」な感じのものが好きで、その語源が1920, 30年ごろに盛んだった芸術運動の「シュルレアリスム」からきていると知ったのはだいぶ後のことなのだけれど、日本語からはいってアートのシュルレアリスムにも興味を持つようになった。 昨年は「シュルレアリスム宣言」から100年の年ということで、いろいろなところでシュルレアリスム関連の展覧会が行われていたのに2025年にはいりパタっと消えてしまった。観に行きそびれてしまった。 この広い東京、どこかで何かやっているだろうと探してみると、東京国立近代美術館の所蔵作品展「MOMATコレクション」の1室をシュルレアリスム作品にあ…

  • コンビーフのコッペパンとレゲエパンチ

    仙台からの帰りの新幹線。ちょうど夜ごはんタイムだったので、新幹線で何か食べようかなと駅ビル「S-PAL(エスパル)」の地下に寄る。笹かまと宮城のお酒かなあと昭和のサラリーマンみたいなことを考えながら歩いていたら、コロナ禍で仙台にいた時に行ってみたいなあと思いつつ行く機会がないままだったコッペパン屋さんを発見。昨年S-PALにも新店舗をオープンしたのだそう。 お店の名前に「本店」がつくパン屋さん テイクアウト用もたくさん 柴田パンのコッペパンは低温でじっくりと熟成させて焼くパンで、ふんわり、しっとりにこだわったコッペパンなのだそう。 カフェになっていて、メインはオーダーがはいると目の前で厳選した…

  • 皇居脇の白い円筒の構造物はなに|パレスサイドビル

    皇居の北の丸のお堀沿いのこの謎ビル。東京メトロ東西線竹橋駅直結だし、なんと言っても皇居の近くなので謎ビルというわけではないのだろうけれど、いやでも目につくこの白いドーンという構造物は気になる。 新宿駅西口のロータリーにある巨大な換気塔(再開発でなくなるのかな?)のようなものかなとも思ったのだけれど、それにしては大きすぎるだろう。ビルより背が高いし。 1966年竣工のこのオフィスビル、日本近代建築の傑作のひとつとして、その後のオフィスビルの原型になったのだそう。ちなみにこちらは毎日新聞社の東京本社。毎日新聞といえば、前身は東京日日新聞。「にちにち新聞」って冗談みたいでかわいい。 毎日新聞社とその…

  • 丸香、ふたたび

    半年ほどぶりの丸香(まるか)。愛してやまないうどん屋さん。大げさ・・ 前回来たときは、現金を持っておらず・・と書くとなんだかやばい人のようだけれど、スマホでいける思っていたというか、むしろここQR決済いけるかな?ということすら思い浮かばず、堂々としっかり食べ、レジで支払いが現金のみと知り、お店の方にあやまり家にお財布を取りに帰った。ほんと申し訳ない・・ あの時以来、出かける時には必ずお財布が必要かどうかを思いめぐらし、お店に入るときにはそこのお店の支払い方法をチェックしてから入るように。前回以降は無銭飲食タイホという心配はない。 カメラを見たら3時過ぎ、それでも十数人待ちだった。まあみなさんよ…

  • お引越し先に行ってきた|ミロンガ・ヌォーバ

    「ミロンガ・ヌォーバ」という喫茶店に行ったらそこが「喫茶トお酒 襤褸」という喫茶店になっていた。行こうとしていたお店は2023年にすぐ近くへ移転したようだ・・のつづき。 すぐ近くとは?と見てみると、襤褸を出てラドリオを通り過ぎ路地を出たすぐ、1分もしない距離への引越しだったよう。今度こそとミロンガ・ヌォーバへ。もちろん別の日に ↑ここの路地を入ると「襤褸」 まさかの「(元)鶴屋洋服店」のお隣。「まさかの」というのはあくまでも個人的な話だが、はじめてこの前を通ったときに「(元)とは?」と気になり、ブログを書いたことがあるから。神保町に3代続いた仕立て屋さんを3代目の姪御さんが引き継ぎ雑貨屋として…

  • 雨の日、神保町の昭和の建物に入る喫茶店

    雨の日の週末の午後、用事が終わり家へ帰ろうとしたけれどお昼を食べておらずおなかが空いていたので喫茶店に寄っていく。その日いたのが神保町の近く、以前このあたりで仕事をしていたことがあったので、すぐに思つくお店がいくつかある。そのうちのひとつ、アルゼンチンタンゴがかかる神保町の銘店のひとつ、ミロンガ・ヌォーバ。 神保町の路地 傘をさしても並んでいるお店は今まさに行こうとしている「ミロンガ・ヌォーバ」の姉妹店「ラドリオ」だろうか。ラドリオはウインナーコーヒーの名付け親ということでも有名な、現役昭和喫茶の多い神保町の老舗組の筆頭。雨でも並ばせるラドリオ、すごいな。 我の行かんとするミロンガ・ヌォーバは…

  • Paz y consuelo, hasta siempre, el papa Francisco

    2013年、フランシスコ教皇が教皇になる前、コンクラーベのためにバチカンへ向かったとき、ローマ教皇となられたとき、そのタイミングにちょうど教皇の故郷、アルゼンチン・ブエノスアイレスに住んでいた。 そのころ、ブエノスアイレスの全48地区のカフェでコーヒーを飲んでブログを書くという、今とあまり変わらないどうでもいいようなことをしていた、そんなこともあり、ミーハーのわたしは当時のおめでとうムードに乗り、教皇の生家や、子どもの頃に通われた教会、学校などを見に行ってきた。 その時に書いたブログ。 ameblo.jp ameblo.jp フランシスコ教皇の訃報を知り、とても悲しく、残念に思う。 Paz y…

  • おやすみの日の東大散歩

    安田講堂 この日は東大サンポ、本郷キャンパス。週末ということもあって学生は少なく、近所の犬や子どもが走り回る長閑な午後。 東京大学の正門から続く銀杏並木のその先に見える安田講堂。東大といえばこの画を思い浮かべられるアイコニックな風貌。奇抜なわけでもないの、ここまで「東大=この形」な建造物を設計できる建築家ってそんなにいないのではないかしら。 他もいろいろ「内田ゴシック」 設計をした建築家が東大総長も務めた内田祥三なのだけど、この漢字なのに「よしかず」というのもなかなか。「しょうぞう」じゃないんだ。 安田講堂以外のゴシック調の建物も内田の設計。こんな小説の中でしか出てこなそうな建物の中で授業を受…

  • 御茶ノ水で東京サンポ

    花粉と黄砂を浴びながら御茶ノ水のあたりを歩いてきた。日本最大の学生街でもある場所、しかも4月とあって、大学に入りたてな雰囲気のふわふわした人がたくさん歩いていた。春だわあ。 WATTERACE COMMON(ワテラスコモン)の桜 Gallery蔵 蔵の壁、何の書き損じなのか気になる このあたりにはワテラスやソラシティといった複合施設がいくつかあって、ちょうどその間あたりのビルに挟まれたギャラリー蔵。1917年に建てられた書庫蔵が再開発のタイミングで解体、再組立を行いここに移築されたのだそう。このビルの間に建つギャップがかっこいい。 ニコライ堂 日本ハリストス正教会の本山。現在の首座主教で東京の…

  • まもなく再開発の新橋さんぽ

    いよいよサラリーマンの聖地、新橋にも再開発の手が・・というニュースを聞いたのは去年のこと。今回の対象区域は新橋駅の東口。ゆりかもめの駅とかバスとかみんなバラバラだから、この再開発でいい感じにまとまるのかな。 いつもニュースでインタビュー動画が出るのは西口 わたしにとっては新橋ってお台場方面に行くためにゆりかもめやバスに乗るくらい。結婚前に一度だけ夫とサラリーマンっぽいデートをしようということで新橋にお寿司を食べに行ったことがある。あとは、、さほど馴染みのない場所。 義父は新橋のオフィスで働いていた期間もあるらしく、夫が子どもの頃によくここのヒロタのシュークリームをお土産に買ってきたというはなし…

  • 前世で南米のコーヒー農園でコーヒー豆ピッキングとかしていたのかもしれない

    毎朝コーヒーを飲むわが家。電動ミルで豆を挽き、ハンドドリップでいれる。豆を挽く音、けっこう大きな音で猫は大丈夫なのかと心配したけれど、わが家のビビりなサビ猫、そこにはビビらないらしい。彼女のビビりポイントがわからない。 決めているわけではないが平日はわたし、休みの日は夫がいれることが多い。言うまでもないけれど人にいれてもらったコーヒーの方が美味しい気がする。 サーバーとドリッパーはハリオを使っている。豆は週に300g、近くのロースターで買う。夫が買いに行く方が多いけれど、わたしもたまに買いに行く。先日ロースターのオーナーに「ご主人と買う豆の系統違いますよね」と言われました。結局家ではどちらも飲…

  • インターペット東京に行ってきた

    東京ビッグサイトで開催されていた『インターペット東京:人とペットの豊かな暮らしフェア』に行ってきた。国内外のありとあらゆるペット関連の見本市ということで、初日は買い付けや商談のビジネスオンリー、2日目からは一般にも公開。 出典対象はこちら フード、アパレル、アクセサリー、衛生用品、インテリアなどの展示や販売ももちろん、 保護犬さんたちをモデルにしたグルーミングコンテスト ペットにまつわるセミナーなんかもやっていて 蝶野さんとかもこみちも登壇されていた。もこみち、もうオリーブオイルはかけてないのか。 一般公開日はペットも来場OKなので、大型から小型までありとあらゆる犬種が一堂に会する、お犬フェス…

  • 大人数で楽しむ、香港中華のインパクト

    とても久しぶりの中華料理会食へ。香港で修行をされていらっしゃった方のお店で、香港中華をベースにしたオーナーシェフオリジナルのフルコース。 用意してくださったメニューには、料理名・料理の概要・効能まで詳細につづられている。1行目には「胃腸を温めてからお食事をお楽しみ下さい」の一言、ここがとても香港らしい。 香港は中国の特別行政区のひとつとしてカウントされるので、国別でのランキングでは登場してこないけれど、年によっては長寿国ランカー常連の日本を抜いて5年連続トップだったこともある世界のスーパー長寿国のひとつだ。 以前中国人の友人と香港の長寿の秘訣について話したことがあるのだけれど、いろいろ考えた結…

  • 全国に4店舗だけのスタバ、ネイバーフッド アンド コーヒーへ

    いただきもののスタバチケットの有効期限があと3日というメッセージが来たのでスタバに行ってきた。最後にスタバに行ったのは1年以上前に、中国の廈門(アモイ)のフェリー乗り場のスタバだったような記憶。気が付かないうちにまったくスタバに寄らなくなった。 せっかくなので近所のスタバにちゃちゃっと行くのではなく「久しぶり記念」な機会にしようと思いを巡らせてみる。思いは巡らせてみるも、なんせ長いことスタバに行っていないので、スタバ事情に明るくない。 「都内 穴場スタバ」とか「都内 珍しいスタバ」などで検索してしまった。スタバを検索したのなんて初めてかも。検索結果からアイデアをもらい、せっかくだから中目黒にあ…

  • 京都たびの終わりを締めくくるのは宇宙

    2泊3日の京都、最後の0.5日は京都市に戻り、中心部から北へ車で1時間ほどの貴船と鞍馬へ行ってきた。 京都には何度も来たことがあるけれど、それでもまだまだ行ったことのない行ってみたい場所がたくさんあるのが京都だなあと思う。その一つが貴船や鞍馬。 水の神様を祀る貴船神社と、神秘に満ちた鞍馬山。神と人が本当の意味で交流があった最後の場所ではないかと思うほど、理屈を超えた余白のようなものが残る場所だった。 貴船神社 山を流れる貴船川沿いには川床のある料理屋が並ぶ京都の奥座敷、関西のNHK的夏の風物詩な映像のイメージだったのだけれど、実際に行ってみたらもっと神々しい雰囲気だった。行った時期が寒い冬がち…

  • 伊根ドライブとか、伊根のネコみやげとか

    伊根は舟屋のある漁村だけではなく、山々にも囲まれた自然豊かな町。山々もドライブをしてきた。旅のリサーチとかはまったくしない同士のふたり旅だったので、伊根町の観光案内所でいただいたガイドと、走っているときに目についた案内板をたよりにぷらっとする程度。なんせコンビニやスーパーもない町(商店と道の駅はある)なので、さほど困ることもない。 ガイドといえば、天橋立や伊根も含め、最近泊まったすてきな宿にはもれなく手書きのガイドが部屋に置かれていた。すてきなイラストであったり、町の小学生のおすすめスポットであったり。共通点はみんな「手書き」で、手に取るとほんわかした気持ちになる。 伊根の山になにがあったかと…

  • 1日1組限定の古民家に泊まる。京都府伊根町

    まるで海に建っているような舟屋がならぶ町で泊まったところは、こちらも友だちが見つけてくれた、1952年(昭和27年)に建てられた築70年を超える古民家のお宿、guri(ぐり)。 伊根に魅せられて移住して来たというオーナーご夫婦の、泊まる人たちにも伊根の魅力を伝えたい、いつもよりちょっと贅沢な気持ちになる時間を過ごして欲しいと思って作られたのだろうなあというこだわりにこだわり抜いたB&B(ベッド&ブレックファースト)に宿泊。 黄色い壁の素敵な古民家 階段を上がると 古いものを生かしたすてきな部屋 ヒノキ仕上げのバスルーム、キッチン プロジェクターもある 建物も素敵だし内装やインテリアもとっても素…

  • 入江に浮かぶような舟屋の町、伊根町

    ふたりで日本海側の京都2泊3日の旅をしている私たち。1日目は日本三景の天橋立を上から下から3Dで堪能し、夜にはモダンレトロな昭和初期の宿でカニ三昧という、これ以上の幸せはないという極上旅を満喫しているのだけれど、メインは実は2日目。 どうでもいいような話だけれど、端っこが大好きで、海岸線とか地図上の端を走っていると、端っこにいることを実感したくて必ず地図アプリで確認しちゃう。 さらにどうでもいい話なのだけれど、山だらけの日本海側に来てから、ただでさえ大変な花粉症がさらに悪化。くしゃみが永遠に止まらなくなる病気になったのかもしれないと思うほど大変だった。花粉が一番大変なのはトーキョーと勝手に思っ…

  • たびの妖精と神風楼でカニ三昧

    日本三景天橋立の後に向かったのは「神風楼」、昭和初期に建てられた木造三階建ての宿。 車で宿の前まで着くと、映画や小説に出てきそうな穏やかな雰囲気の宿のご主人がお出迎え。昭和レトロの木造の建物がとても素敵。築90年だけれどモダンな雰囲気にわくわくしながら、我らが泊まる部屋に案内してもらう。 目の前には阿蘇海 奥に見えるのが天橋立の松並木 www.shinpuro.com どのお部屋からも天橋立が見える神風楼。私たちが泊まったのは「一万尺」という名前のお部屋。名前もかっこいい。とかいいながら、実際は部屋の名前の話をしながらアルプス一万尺を歌うよね。 日本海だから夕陽も満喫できるし、なんと言っても日…

  • そっちじゃない方の京都旅

    2泊3日の友だちとふたり旅、今回は京都へ。1日目は京都駅からレンタカー、そしてリフトに乗り換えて向かった先は・・ 日本三景の天橋立へ行ってきた。日本三景は江戸時代の頃から愛されてきた日本の景勝地、宮城の松島、広島の宮島、そして京都の天橋立。わたしは今回の天橋立でやっと日本三景コンプリート。西の人は松島がやっぱり最後になるのかな。しかし、まさかリフト乗り換えになるとは思わなかった・・ リフトもそうだし、山の上がちょっとした遊園地になっていて、観覧車もあったりする。来てあらためて天橋立のことを何も知らなかったということを知った。 でも「股のぞき台」と、悪ふざけで知人を転落させた事故のことは知ってい…

  • いちごの多様性とかなんとか

    朝にフルーツかヨーグルトを食べるのだけれど、最近までのトップ、リンゴの登場回数がぐっと減り、いちごにその座を譲ったところ。 よく買うお店のいちごはあまりハズレたことのない優秀ないちごたちが多い。美味しいいちごたちの中に1個2個まったく無味なのが入っていてびっくりすることもある。 好みのいちごの味はやっぱり甘酸っぱいいちご。甘いだけではいやで、だからといってすっぱいだけのイチゴも好みではない。甘い6.5〜7の、すっぱい3.5〜3くらいの割合。わりとすっぱめな気がするけれど、一般的にはどんな割合なのだろう。でもケーキのいちごは甘い9くらいがいい。 店頭でいちごを見るたびにいつも思う。いつの間にこん…

  • 猫と洗濯ネットのつづき

    <猫と洗濯ネットのつづき> うちのサビ猫の場合は爪切りの前段階だ。「猫の足を触ることができる」もまだだし、「爪を切れる距離に落ち着いて座る」もできない。そうなると現時点での可能な爪切りのチョイスは、①寝ている間にちょこちょこ切る、②動物病院にお願いする、③洗濯ネットに入ってもらう。その他にも水切りネットを頭に被ってもらったり、ガムテープを頭に貼ると猫がおとなしくなるとかいろいろありましたが、ひとまず我が家は③の洗濯ネットしかできなさそう。 洗濯ネットの上でおやつをあげたり、ごはんを食べたり、遊んだり、トレーニングを開始。同時に撫でるときにどさくさに紛れてで両手でしっかり体を掴むとか、足に触るな…

  • 猫と洗濯ネット

    家猫のお手入れで大事なことのひとつが定期的な爪切りなのだそう。ネットには、さまざまな国の、さまざまな猫種の、さまざまな性格、さまざまな出自の猫たちの爪切り動画や記事が上がっている。"No. 1, play Mozart's piece to relax your cat!(モーツアルトの曲をかけてリラックスさせよう)" と力説していたアメリカ人もいた。そうなのか? ありとあらゆる動画を見たけれども、そんなにうまくいくものなのだろうか。触れない猫の爪を切るってどうしたらいいのだろうと途方に暮れていた。そんなときに猫の人慣れ預かりボランティアさんが「よければ爪切りにお伺いしましょうか?」と声をかけ…

  • 酸辣湯麺と東京サンポ

    暖かくて、もう明日桜が咲いてもおかしくないかもと思うような天気だった週末。台東、両国、江東と区またぎエリアを散歩。 まずは腹ごしらえで「十八番」の酸辣湯麺(サンラータンメン)を。 十八番の酸辣湯麺はトマトとタマゴという中国の家庭料理のような具が特徴。ところで以前はよく「スーラータンメン」の表記が多かったと思うのだけれど、「サンラータンメン」と「スーラータンメン」、どちらが正統派なのだろう。 わたしのキーボードはスーラータンメンと打つと変換されるけれど、サンラーの方では変換されないことを今知った。ちなみに中国語では「スアンラータンミエン(suan la tang mian)」で、スーラー派とサン…

  • 東京マラソン2025

    東京マラソンを生で見たのは2回目。ブログを見たら前回は2018年。今年も前回と同様選手たちが3回通過していくちょっとお得なスポットで見た。 最初に車いすマラソン。パリ・パラリンピックで銅メダルの鈴木選手が異次元のスピードで通過していった。2位以降の選手がまったく現れないので、ひとりだけのエキシビションゲームなのかと思うくらいだった。 そしてマラソン。この段階ではこの2人がゲームを引っ張っていたのでおおおと思っていたけれど、3度目の通過の時にはまったく違う展開になっていた。レースって最後まで全然わからないものなのね。 猫ひろしも走っていて、前半の人気をさらっていた。猫さん、すごい。 今回も一般参…

  • 台湾朝ごはん専門店で咸豆浆(シエンドウジャン)

    顔はかゆいし、くしゃみは止まらないしな穏やかな春の日、久しぶりに咸豆浆(シエンドウジャン)が食べたくなって、ずいぶん前に(見たら2019年だった)ブログにちらりと書いた台湾朝ごはん専門店の「東京豆漿生活」に行ってきた。 どこだった?と思ったら五反田で、五反田かよーと一瞬足が止まったけれどせっかく思い立ったところだしと、遅めの朝ごはん、早めのお昼ごはんとして咸豆浆(シエンドウジャン)をいただくため、いざ五反田へ。 もうすぐ目黒川の桜も咲くのかな 入り口にもしゃもしゃのグリーン 五反田の駅から歩いて7分ほど、黄色のレトロで雰囲気のあるビルでわっさと緑に囲われた入り口がもうすっかり台湾。台湾、行きた…

  • サビコ、2歳

    昨年から我が家のメンバーに加わった猫は、ざっくり1〜2歳、3キロくらいの小柄なサビ猫。捕獲されたのが昨年の6月中旬で、前の月には彼女のお子たちも保護されている。ということは・・といろいろ考え、便宜的に毎年2月22日の猫の日に年齢をカウントすることに決めた。そんなわけで、我が家のサビコ、2歳。 抱いたり、膝に乗せたり、隣に並んで座る、などはまだできないサビコ。猫飼いの先輩たちからは「まだ1年も経ってないし、大丈夫だよ」と言われる。家庭内ノラコになるところだったことを考えたらそんなものなのか。 そんなサビコも家に来て2ヶ月を過ぎる頃には手で撫でられたい子へと変貌を遂げる。ご本人の気分次第ではあるけ…

  • 若き日のファミリーレストラン

    すごく久しぶりにファミレスに行った。いや、去年の今ころは沖縄でびっくりドンキーに行ったし、しばらく前にバーミヤンにも行った。なんなら1月にはアウトバックにだって行ったばかりだ。そう思うとまったく久しぶりではないのだけれど、それでもやっぱり久しぶりだなあと思のは、今や数えたら全部思い出せるくらいしか行かなくなったからか。 今は食事として年に数回しか行かなくなったファミレスだけれども、昔はなんの目的もなくファミレスに行っていた。ただただ友だちと喋っているだけ。話をしに行くわけでもなく、遊んだあとにまだ解散する気になれず、そのままずるずる、ダラダラと(それほど美味しくはない)ワインを飲みながら喋って…

  • 墨田区の白鬚東アパート周辺(曳舟と鐘ヶ淵)を歩く

    前回のブログに書いた東京墨田区の防災団地「白鬚東アパート」の近くも歩いてみた。 左が隅田川(赤の◎4つが白鬚東アパートの防災団地)右が荒川、間のデルタ地帯のようになっているこのエリア。駅で言うと曳舟とか鐘ヶ淵とかのあたりを歩く。 このあたり、再開発地区と昔のままのエリアが交錯していて不思議な感じ。何年も前に曳舟の方に来た時には、「豚白もつにこみ、お玉一杯100円」と手書きの紙を出しているお店があったり、「6帖和室、日当たり良好、玄関、トイレ付き40,000円」という部屋があったり、まあなかなかパンチの効いたユニークなエリアだった記憶。 左は大通り、右は暗渠かと思うようなクネクネ道 植木鉢しか置…

  • 防災団地、白鬚東アパートへ

    天気の良い週末、お散歩へ。この日向かった場所は東京都墨田区にある「白鬚東アパート」。<しらひげひがしアパート>というちょっと強めのネーミングもなかなかだけれど、やっぱり何がすごいって、そこが防災団地の都営アパートというところ。 1975年から建設が始まり、入居開始は1982年。40年以上前からあるのでニュースやメディアでも取り上げられていて知っていたのだけれど、実際に行くのは初めて。 こんな感じでずっと続く なんか独特な雰囲気 アパートの中に門 門の向こうにスカイツリー 防災というか要塞な感じ 棟のジョイント部分は耐震構造 隅田川沿いに、高さ40m、全長1km以上続く都営アパートで、1600世…

  • タワーライフ

    さび猫を迎えるにあたり、我が家が初めて猫を迎えることや、家の中の状態(主に窓、ドアがらみ)、その他もろもろを保護主さんと人馴れ専門のボランティアさんに相談に乗っていただきトライアルにあたって次のものを用意してくださいと言われた。(我が家バージョンなので全てのご家庭や猫に当てはまるものではありません) トイレ/餌・水入れ/フード/爪研ぎ/キャットタワー/落ち着ける寝床 優柔不断なのでどれを決めるのにも時間がかっかたのだけれど、その中で一番時間がかかったのがキャットタワー。人間であれば「どれにする?」と一緒にオンラインで選べるものの、相手が猫なのでそういうわけにもいかない。 我が家は広くないので設…

  • 残された手袋

    年末にこの冬最初の片手袋を見つけてから、今年の冬はいくつくらい見かけるかなと思いながら歩いている。ちなみに「片手袋」というのは、道端に片方だけ落ちている(置かれている、置き忘れられている...等)手袋。 その道のプロというか、マニアがいて、片手袋でメディアに出ている人もいるし、10年くらい前(もっと?)には、トム・ハンクスが片手袋をせっせとツイート(ツイッターの時代だ)しているのがバズってメディアに取り上げられていたこともあった。 片ブーツもあるけど 片方だけのあの手袋にはロマンがある。わたしはそこまでハマっているわけではないのだけれど、片方だけ残された手袋の前後のストーリーや、持ち主の元にい…

  • 水を飲む音

    今週のお題「かわいいもの」と言ったら、それはもう我が家のさび猫。 その中でもいちばんかわいいなあと思っているのが水をぴちゃっぴちゃっと飲む音。基本的に朝しか飲んでくれない。できるだけいっぱい飲んで欲しいので、飲み始めたら猫の気がちらないよう、息を潜めて見守っている。 お水入れとごはん入れ アルゼンチンで買った10年以上使っているお皿をお下がりで猫にお譲りした。とても気に入っていたのだけれどちょっと欠けてしまい、でも捨てるのが忍びなくてさび猫に使ってもらっている。彼女が気に入らなければ新しいのを用意するつもりでいたのだけれど、美味しそうに舐め回しているので今のところこのまま。 朝ごはんを食べ、ひ…

  • 有楽町ワークでオイスターランチ

    目当てのタイランチに行こうと張り切って有楽町の高架下を抜けようとしたところでオイスターバーが目に飛び込んできた。 お店も素敵だし、なんと言っても外に出しているメニューの写真、パワーありすぎる。 お店のメニュー写真、寄ってしまう www.opefac.com 写真の牡蠣が満ち満ちた雰囲気に押され、タイはまた今度。この日は小さくて落ち着いた雰囲気のOyster bar & Bistro WHARF(有楽町ワーフ)に寄ることに。遅めのランチだったのでのんびりできてよかった。ひとり牡蠣ランチを嗜む人もちらほら。アフタヌーンティーのようにオイスタータワーを楽しむひとたちも。 ちなみに、わたしはフレッシュ…

  • 明治神宮から中国へ

    今年何度目かの初詣。もうただの詣。先日明治神宮へ行ってきた。伊勢神宮などもそうだけれど、神社のこういうところを歩いていると全身浄化されているような気分になる。さわやか。春日大社だけは鹿が気になりすぎて浄化作用を感じなかったけれど。 ご存知の通り明治神宮はもともと森に建造された神社ではなく、明治天皇と皇太后を御祭神とする人工の森。100年もすると人工森もこんなに立派な森になるんだ。SF映画に出てくる廃墟になった未来都市のように、東京の街も100年くらい放置したら明治神宮の森からどんどん花粉が飛び散って森になってしまうのかも。 テレビで見る初詣の光景ほどではなかったけれどこの日もたくさんの参拝者が…

  • 役に立った猫情報

    家に猫が来てから、ネコ日記をつけている。「数ヶ月経って読み返してみるとまるで違う猫のようになったりするんですよ」と人馴れボランティアさんからお勧めされたのだ。食事のカロリーと、UNちの時間と形状、その日の気になったことをちょっとメモしている、日記というよりはネコログのようなもの。 UNちだけをとっても、それはとても猫らしく日々自由できままな形状。お手本のような美的な形状のこともあれば、おはぎのようにぼてっとしているとき、後半だけ軟便など、いろいろ。そしてあんな可愛らしい小さな体からどうやって・・と思うくらいクッサい。 UNつながりでは、猫を迎える準備をしている時に動画で見たトイレ情報がとてもと…

  • 港区さんぽ|高輪地区

    前回のブログの現代アートなビル「蟻鱒鳶ル(ありますとんびる)」を見に行くついで、最近なぜか(今更ながらに)忠臣蔵のドラマを見ていた夫が泉岳寺にも寄りたいというのでふらっと歩いてきた。 青山、麻布、赤坂方面や、東京タワー、お台場のあたりがいわゆる港区なイメージなのだけれど、今回は高輪地区(と一括りにしていいのかは不明だけれど)を中心に歩いてきた。 ものすごく独特な狛犬(もちろん対になっている) ネーミング・・(都内はナゾな名前の坂が多い 手前の防災資材の収納庫と奥ビルが同じサイズ おいくらなのだろう 区画整理とかが全然されていないところも多く、迷宮っぽいエリアだった。お店もマンションも住宅も、い…

  • 三田のサグラダ・ファミリア、「蟻鱒鳶ル(ありますとんびる)」を見に行く

    何も予定のない週末、どこかに散歩に行こうと考えた時に思いついたのが三田のガウディと呼ばれる建築家の岡啓輔さんがセルフビルドで2005年から造り続けているビル。 タモリ倶楽部や月曜から夜ふかしをはじめ、メディアや個人の媒体でも取り上げられているあのビル、なんだかんだと一生完成しないのではないかと思っていたのだけれど、あのナゾ物件が完成したという記事や動画を去年の秋ころから見るようになって気になっていたのだ。 建設中に再開発地区に指定されてしまった件の物件、今年中に移動するというということで(10メートル後方に曳屋するというディベロッパーとの契約になったそう)、今のうちに行かなくちゃーと見に行って…

  • そして猫が来る(姿を消す猫)

    我が家にサビ猫がやって来て3日、飲まず食わずでトイレにこもっていたのだが、4日目の早朝、立てこもっていたトイレから出て来た。 ペットカメラの画像、4日目 5:22AM クララが立った!くらいの勢いで猫がトイレから出て来たことを喜ぶ。そして、出しておいた食事を少しだけとり、水を少し飲む様子がペットカメラに写っていた。ほんのちょっと食べて飲んだだけだったけれど、このまま弱ってしまったらどうしようと一晩中スマホでペットカメラを見続ける日々だったので、涙が出そうなくらいほっとした。 見守りカメラがもはや24時間監視カメラのようになってしまい、こちらもすっかり疲労困憊。そこについつい鬼のようにネット検索…

  • そして猫が来る(ネコドアの中は・・)

    いよいよ猫がやって来る!わくわくするかと思いきや、わたしは不安の方が大きかった。いや、もちろんワクワクもしているのだけれど・・。植物ですら満足に育てられない、今まで動物と生活をしたことのない人間が、いろいろ過去のある女子猫(怖い人から保護された若いママ猫)と暮らしていけるのか、とか。 だいじょうぶかしらーとパニックになる度に、いやいや来たらなんとかなるだろう、ひとりじゃないし、というかひとりで猫と暮らしている人だっていっぱいいるし、わたしにもできるはず・・をぐるぐる繰り返した。 やって来るサビ猫も相当ビビりと聞いているけれど(怖い人に酷いことをされいるのだから当然だ)とわたしのビビり歴だって相…

  • そして猫が来る(ネコドア、いよいよオープン)

    3度目の譲渡会、こんなにたくさんの猫がいるのに決められないのはひとえにわたしの決断力の乏しさのせい。ここで決められなければ、たぶん10年後も「いつか猫と・・」と言っているはず。そんなわけで決断を夫に委ねるという決断を下す。 声をかけたのは、まったく想像していなかった猫だった。え?このサビ猫さん?それはそれは驚いた。(どの猫のことも想像できていなかったので、どの猫を選んだとしても同じリアクションだったと思うけれど) トライアルをお願いしたいと声をかけたら、その方にもものすごく驚かれた。こっちがびっくりするくらいの驚きぶりだった。 「え?ほんとですか?いや、すごくいい子なんですけど、でもたぶん時間…

  • そして猫が来る(ネコドアが開く前)

    長いこと猫や犬と暮らしたいと言い続けていたものの、なかなかその機会はやって来なかった。いつその日が来てもいいようにと周りの人にも言い続け、猫と住める家ということでこの家も決めたのに、1年も経たないうちに転勤になってしまったし。 そこからさらに数年が経ち、昨年この家に戻ってきた。いよいよ、いよいよだ! とは言え、朝起きたら窓の外で運命の猫が鳴いていたとか、雨の日の帰り道に段ボールに入った子猫と運命の出会いとか、そんなYouTubeのような出会いは起こらず・・。 ある日突然猫がやってきて一緒に暮らし始めるなんて、そんなことが起こるわけないのに(都市伝説なのだろうか)。どちらかというと現実主義なタイ…

  • 晴れた日の、冬の東京

    久しぶりの東京の冬を過ごしているのだけれど、東京の冬って晴れの日が多いなあと改めて思う。小学校のころの理科の時間で習った(ような、習っていないような)遠い記憶では、大陸からの寒気が山を越えられないからとか、季節風の影響とかそういうことだっと思う。 去年の冬まではその大陸の越冬だったので、天気も悪いし、なんせ太陽が出なのだけれど、雲の間からうっすらとうっすい青空が見えるだけでも今日はいい天気だなあと晴れの拡大解釈をしていた。 そんなわけで大陸から来ると、東京の冬空を見て「真っ青な空ー」とそれだけで気分も晴れるのだけれど、南米から冬の東京に来た時には「このうっすらと白い空はなんなんだ」と思ったので…

  • 復活

    今年は仕事始めと同時にブログ始めができ、毎日ブログ書いちゃおうかななんて調子に乗っていたのだけれど、前回のブログの直後、風邪かインフルエンザかはわからないけれど熱と咳でダウン。冬休みの間にたっぷり溜め込んだ余分な栄養も、この1週間ですっかり使い切る。 溜め込んだ栄養たち 重かった胃もすっきり、と言うか、げっそり。不幸中の幸いではないけれど、余分な脂と栄養ががたっぷり蓄えられていたおかげで(?)今回の風邪なのか、インフルエンザなのかを乗り切ることができましたとさ。 わたしは水を飲むので精一杯だったけれど、我が家には定刻にきっちりおなかを空かせる人がいる・・ ごは〜ん 猫の体内時計って想像以上に正…

  • ブログ始めと猫と

    9連休もあったとは思えないほど、終わってみたらあっという間の冬やすみ。おやすみ中も、毎朝同じ時間に起きて、掃除をして、コーヒーを飲んで、出かけたり、出かけなかったりして過ごしていたらもう仕事始め。 放っておいたらこのままブログも休み続けてしまいそうなので、世の流れに乗っかりここでブログ始めにしようと思う。 「あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします」 9日間も休みがあったのに遠くに出かけなかったのは、昨年ブログに書くのは間に合わなかったのだけれど、2024年いちばんの・・、いや、昨年だけではなく長い間「今年こそは」と思い続けていた願いを叶えたのだ。 そう、我が家に猫がやっ…

  • 神田まつやでブログ納め

    30日、一足早めに年越し蕎麦をいただきに神田まつやへ。神田まつやは1884年(明治17)創業の老舗お蕎麦屋さん。 お昼をずらして2時くらいに行ったのだけれども、同じことを思っている人はいっぱいいてものすごい並んでいた。X見ると今日は3時間とか並んでいる。 地元の方であろう方が(一年で一番混む年末に寒いなかわざわざ並ぶ気が知れない、は〜っ)みたいな顔で自転車で通り過ぎる。気持ちはわかる。でもなんとく神田まつやに来たかったのだ。 ビルとビルの間にまつや 入り口の「受聞新便郵(郵便新聞受)」がかわいい 雰囲気のある店内 夜中に腕つってるんじゃないかしら、心配 神田まつやは、「蕎麦は2、3回咬んで飲み…

  • 2024年はこんな浅草・御徒町だった

    今週のお題「2024こんな年だった・2025こんな年にしたい」 2024年によく出かけた街は浅草と御徒町。(ブログの登場回数は銀座だったけれど)御徒町にはお魚屋さんがあるし、浅草はお散歩のしがいがある街だからだろうか。ブログに書かれることはなかったけれど、スマホに残っていた(どうでもいいような)写真を年末第放出。 お魚屋さん(吉池)の入り口に飾られていた巨大キャベツ ジャインアントコオロギクッキーの張り紙が気になる自販機 もちろん昆虫の自販機 in 御徒町 浅草は昆虫系カフェ タガメサイダーとかって全然無理だ 浅草にもメヒコがあったのは知らなかった メヒコはフラミンゴを見ながらシーフード料理を…

  • オンラインスーパーがやっと決まった

    あっという間に今年も残り3日と一晩。まったく実感のないままここまできたけれど、久しぶりにスーパーに行ったら年末感満載だった。「久しぶりに」と言うのは、先月からAEONのオンラインスーパーの「Green Beans(グリーンビーンズ)」を使うようになり、実店舗のスーパーに行かなくなったのだ。 今のところサービスは首都圏のみのよう。ほかのネットスーパーもチェックはしていたのだけれど、アプリ等も含め使い勝手がしっくりこなかったこともあって日常的に使うに至らなかった。その点グリーンビーンズはとても使いやすい。日々の買い物に時間を取られるのがもったいないしめんどうだったし、ここはアプリの使い勝手も十分。…

  • 家事のスペシャリスト、神のようなお手伝いさんたち

    今週のお題「買ってよかった2024」 今年は引っ越しをしたこともあり、買いに買いまくった1年。その中でも今年買った家電たちはほんとうに優秀で、彼らのおかげできょうのわたしがいると言っても過言ではない。みんなすごい子たちなのだけれど、その中でもわたしのQOL向上に大貢献してくれている精鋭たちをブログに書いておく。 トップバッターは、ルンバコンボ j9+ SD 掃除機と水拭きをしてくれて、ゴミの回収までを自動でしてくれる。←これがほんとに助かる。以前からルンバにはお世話になっていたけれど、掃除も水拭きも1台でというところはもちろん、このゴミ捨てという一番おっくうな部分まで全自動というところが家事革…

  • 四次元から天空へ、奥深き現代アートの世界|小田原文化財団江之浦測候所

    友人と小田原の「江之浦リトリート凛門(りもん)」にやってきた日のおまけ、のおまけ。「おまけ」と言うのは申し訳ないくらい素晴らしい体験のはなし。 江之浦リトリート凛門の部屋の隅のキャビネットに、写真や建築など広い分野で活動されている現代アート作家の杉本博司の本が置いてあった。聞くと、すぐのところに杉本博司が設立した「小田原文化財団、江之浦測候所」があるという。それはとても気になる。 樹齢400年の春日杉(奈良春日大社から) 現代アートの島、香川県直島の杉本博司のアートプロジェクトもよく覚えているし、なんと言っても、わたしが好きなマルコス・ロペス(Marcos Lopez)という現代アート作家がい…

  • 海と山とみかんとビール|江之浦さんぽ日和

    友人と小田原の「江之浦リトリート凛門(りもん)」にやってきた日のおまけ。 「明日はどうしようか」「小田原って何あるだっけ」「小田原って言ったら小田原城とかまぼこじゃない」なんて話しながらやってきた。特に決めていたわけではないけれど、なんとなく小田原城にでも行こうかな・・くらいに思っていた私たち。 すると宿から迎えに来てくれた方が「この辺りは山なのですが、常緑樹が多くて紅葉はあまりないんですよ。でもこの辺り一帯柑橘畑なので明日の朝明るくなったら黄色やオレンジで綺麗ですよ」と教えてくれた。 小田原でみかんとは、知らなかった。確かにちょっと行ったら熱海だし、宿の名前もレモンっぽいし(凛門)。かまぼこ…

  • 友だちとリトリートの旅

    今年の振り返りには間に合わなかった12月のワクワク記を書いておく。 まずはひとつめ。友人と行った小田原で生まれ変わってきた(正しくは、生まれ変わったような気になった)という話。 最寄りの駅はJR東海道線の築100年越えの駅舎が相模湾を望む崖の上に佇む根府川(ねぶかわ)駅。ホームから駅舎に向かう木造の跨線橋に貼られている「!注意!(猿写真)」のポスターに痺れる。 東海道線の小田原駅から1駅先の無人駅、根府川に着くと、この日の宿の方が迎えにきてくれていた。迎えにきてくれた宿の方の車に乗った時点で、これから行く先のスタッフの方のセンスの良さがわかる。 なかなか予約が取れなかった宿でもうずっと楽しみに…

  • 2024年わたしの目標達成度(後半の回)

    調子にのって「ワクワクな1年」なんて昨日書いたのだけれど、それって今年の目標なのかなとふと我に返る。どういう状態を目標達成、または未達成というのだろうか。 でももう半分書いてしまったので、後半の回も書いちゃう。 7月:なら旅の奈良氷と奈良ホテル 10代の頃以来の奈良。ここで奈良に行ってから、今年の後半はいろいろなところで奈良-relatedのコト・モノに出会う機会が増えた。奈良からなにかいいモノを連れてきたのかもしれない。奈良、最強。 whostolemysheep.hatenablog.com whostolemysheep.hatenablog.com 8月:日本の最北へ、そして最北のロナ…

  • 2024年わたしの目標達成度(前半の回)

    今年の目標ってなんだったかなと今年の最初のブログを開いてみたら「今年は心がワクワクするような1年にしたい(→★)」といつにも増してすごくざっくりした目標を書いていた。 ワクワク度を上げてくれたもののひとつはオーディオブック(わたしはAmazonのAudible)のある生活。おさんぽする時、買い物に行く時、洗濯物を畳むとき、ごはんを作る時、おふろに入る時・・何かをしながら本を読める(聞ける)って今さらながらすごくいい。 以前はAudibleの数ヶ月無料キャンペーンとかのタイミングだけ使っていたけれど、今はちゃんと課金している。ただいつも1.2倍、ものによっては1.5倍速で聴くので、そのスピードに…

  • いきなり!ステーキ #今さらながら

    今さらながらではあるけれど、初めて「いきなり!ステーキ」に行ってきた。前回のタイ料理に続きまたもや錦糸町。もちろん別の日だけれど。 この日はアルゼンチンのお肉を食べに錦糸町に行ったのだけれど、予約もせずにふらっと行ったら入れず、もうおそばでいっか(年齢を重ねるにつれておそば率が異常に高くなってきたのはわたしだけではないハズ)・・・なんて言いながら歩いていたら通りの向こうに「いきなり!ステーキ」が見えた。 「いきなり!ステーキ」とは、「立ち食いステーキ」という新たなスタイルで2013年の銀座店オープンを皮切りに、世の赤身肉ブームも相まって、あれよあれよという間に店舗を増やし、メディアでもさんざん…

  • 再びタイへ(in 錦糸町)

    先日御徒町のタイへ行ってきた、今回は錦糸町のタイへ。 錦糸町には(にも?)タイ料理屋さんが何軒もあるようなので、順番にまわってみようかな。トーキョーってどこの国の料理もあるし、タイのようにメジャーな国となる沢山のお店があるのでほんとエンターテインメント、ああたのしい。 錦糸町公園の隣、タイキッチン 黄金のテーブル調味料「クルワンプルーン」も ランチのピークタイムのお客さんたちと入れ替わりのタイミングを狙って行ってきた。新しいお店のようで、店内はキレイでピカピカしていた。東南アジアのドサっぽい雰囲気が苦手だけどタイ料理は好きという人にもうけると思う。 ランチは好きなおかずを2、3品選べる定食のよ…

  • 御徒町の南インド|アーンドラ・キッチン

    カレーが食べたい、と御徒町へ。歩いていると次々とカレーの国のお店に出会う御徒町。いろいろと気になるお店を横目、この日に向かったお店は南インドのアーンドラ・プラデシュ州の料理のお店「アーンドラ・キッチン」。 2009年に御徒町にオープンの日本初のアーンドラ料理のお店なのだそう。今は銀座、渋谷、大門、小松川でも展開しているアーンドラダイニンググループ。公式サイト情報→☆ 南インド料理といえば、パスマティライス(ごはん)に、サンバル(豆と野菜の煮込み)、ラッサム(タマリンドと胡椒の酸っぱいスパイス系スープ)、何かしらのカレー、炒めもの、ヨーグルト、漬物といった、南インドの定食「ミールス」が有名どころ…

  • リアルとシュールが交差する廃墟のような異空間|国道駅

    関東地方の「廃」好きの間ではとても有名な、横浜市鶴見区あの生麦事件の生麦5丁目の高架駅、JR鶴見線の「国道駅」に行ってきた。 ここ 国道駅のイントネーション、「国道1号」のような普通の読み方だと思っていた。「街道」とか「側道」と同じ感じの。JRの京浜東北線の鶴見駅で降り、鶴見線に乗り変えてアナウンスを聞いたら「極道」とかそっちのイントネーションだったのだけれど。聞き間違いだろうか。最初からパンチの効いている国道駅。 鶴見から1駅なのであっという間。極道のイントネーションの国道駅の到着を知らせるアナウンスで、電車とホームの間に「大きな」隙間があるので気をつけるようにということをしきりに伝えていた…

  • 久しぶりのパッタイ in アメ横

    久しぶりにパッタイを食べた。アメ横のタイ料理屋さん「メーアン」へ。 カオソイを食べに行ったのに、久しぶりすぎてパッタイを食べてしまった。中国にいた時も何回かパッタイは食べたのだけれど、ここぞはというパッタイには出会えず。と言ってもわたしが知らないだけで、きっと美味しいパッタイを出すお店はあるにちがいない。だって上海だもの。 東京に帰ってきてから何度か数年中国にいたと話す機会があった。「中国のどこですか?」と聞かれるのだけれど、上海だと答えると、みなさんとてもがっかりした感じで「あー(中国と言っても上海じゃねえ)」みたいな空気が伝わってくる。期待している中国はそこじゃない、みたいな。わかるわ。 …

  • 101年の老舗町中華のランチに通う11月

    あっという間に11月も半ば・・を過ぎていた。 そんな11月の土曜日は、浅草橋の中華の老舗大正12年(1923)創業、100周年アニバーサリーを昨年迎えた「中華楼」のランチに通っている。もう本当に美味しい。 中華料理店なんてほとんどない101年前に、江戸で一旗あげたい和菓子職人が風水で、この場所以上素晴らしい所はないという土地を6年かけて探しあて、亀戸から隅田川を渡り、これから伸びるだろう業種ということで立ち上げたのが中華楼。現在は四代目なのだそう。 これは誰 お店もとっても素敵で、100年の間に5回もリニューアルされ、今のが100周年の最新バージョン。こんな豪華な町中華のお店ってステキすぎる。…

  • 今日のびっくり。

    11月になった。それもびっくりだったけれど、昨日通った時にはいつも通りだったお店(小売もする卸的な雑貨などを売るお店)の主力商品が、一夜にしてクリスマスになっていた。閉店後にディスプレイやら陳列やらを変えたのかしら。お疲れさまだ。 もうひとつびっくりしたのが、ずいぶん前に通っていた美容室からバースデーメールが届いたこと。23通も。10時台くらいから届き始めて、1時間に1通だったり、多いときは5通きたり。結果、現時点で23通。 今日はおさんぽがてらちょっと遠くのはじめての商店街へ クセの強い「い」にびっくり(値段の安さにもびっくり) 娃々菜(わわさい)にもびっくり。「娃娃」は中国語で赤ちゃんの意…

  • パン焼き職人をサブスクしてみる|Panasonicのfoodable

    ここ2ヶ月ほど、わが家では <パナソニックがお届けする家電と食のサブスク foodable(フーダブル)> を利用して、業界最小と謳う「コンパクトベーカリー」を使っている。要はコンパクトサイズのホームベーカリーと、パンミックスの定期購入だ。 過去にもホームベーカリーは使っていたのだけれど、電圧の違う国への引越しに伴いお譲りしてしまった。わが家には1名いろいろ家電を使ってみたい人がいて、いろいろ購入するのだけれど引越しの度に連れて帰れないものがでてくる。 そんなわけで調理家電のサブスクはわが家にはぴったり。と言っても今は引越し予定はない。 foodable.jpn.panasonic.com 何…

  • ミュージアムカフェって楽しい|二階のサンドイッチ

    美術館の楽しみのひとつはミュージアムカフェ。 いつの頃からだろう、ミュージアムカフェも美術館のエンターテインメントのひとつになったのは。昔はミュージアムカフェ、高っと思っていたけれど、今やステキカフェはどこも高いし、なんならステキじゃないカフェも結構高いので気にしない。 清澄白川にある東京都現代美術館の「二階のサンドイッチ」に行ってきた。もちろん2階にある。そしてもちろんサンドイッチがオススメなのだけれど、この日はお昼にバーミヤンに行ってきたのでサンドイッチではなく休憩をかねておやつ。 ハニワが迎えてくれる 二階のHAPPOパフェ この日は「開発好明 ART IS LIVE ー ひとり民主主義…

  • 清澄白川のかかしと小籠包

    白川清澄の駅を降りて美術館に向かった。前までは大通り→大通り↓だった記憶なのだけれど、今回は細かく刻む感じの道を紹介され(Googleマップに)その通りに歩いていたら、かわいい手作り人形たちが木にくくりつけられた通りに出た。 かわいいかわいいと一体ずつ見ながら歩いていたら「かかしコンクール」のポスターがあった。どうやら開催されているらしい。清澄白川にかかし需要があるのかは少し疑問なのだけれど、こうやってかかしとはなんぞやと地域のキッズたちも学ぶのだろう。 美術館に行く前に腹ごしらえ。清澄白川はステキカフェから、古き良きごはん屋さんまで、ステキ処がひしめかない距離感にも関わらずたくさんある、歩く…

  • 幽霊のように彷徨う詩を発するKOMAKUSの《GHOST CUBE》

    『日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション』<ひとりの精神科医が集めた日本の戦後>(東京現代美術館で11月10日まで開催中)に行ってきた。高橋龍太郎とは、おそらく日本でいちばん、いや世界でいちばんの日本の現代アートのコレクションを持つ個人。 草間彌生など大御所から、最近大学を出たばかりの作家たちまでとにかく膨大なコレクション。日本の現代アートを一気見できるってすごい。 ほんとうに見応えたっぷりだった。その中でも個人的に今回1番印面白かったのが KOMAKUS《GHOST CUBE》2019年、音声、スピーカー この写真だけ見ると何?という感じで、わたしも暗いスペースに足を踏み入れたら、闇の中に…

  • 久しぶりの東京で一番おいしいうどん|以後、気をつけます パート2

    東京で一番おいしいうどん屋さんと言えば、神保町の丸香(まるか)。諸説あり。だけれども、わたしの中ではずっと1番。友だちに連れて行ってもらってから行き始めたのだけれど、間違いなく友だちよりわたしの方が回数行ってるはず。まあ友だち日本にいないのだけど。 このブログにも何度か登場しているのだけれど、初出は2016年だった。この界隈で働いていたころは、ほんとにしょっ中食べに行っていた。お昼時はいつもすごく並んでいるので、2時くらいにランチをずらして食べに行っていた(それでもちょっと並ぶ)。思い出すだけで幸せな気持ちになる、そんなうどん。その丸香さまに久しぶりに行ってきた。 ひさしぶりー。大興奮。この日…

  • 極上そばミルクとかき揚げのかき氷

    東京のかき氷、いよいよ20皿目。練馬区豊玉中の住宅街にあるかき氷。 けっこうどこの駅からもバス乗り換えか徒歩15分以上のよう。Audible時間を確保するために大江戸線の新江古田から徒歩18分コースを選択。 中野区から練馬区へ 自転車の置いてあるところが目的地 今回のお店は「氷 法師人(ほうしと)」というお蕎麦屋さんのかき氷屋さん。果物を使ったかき氷など種類も豊富なのだけれど、わたしが絶対に食べたいっと思っていたかき氷は、「そばミルクとかき揚げのかき氷」 お蕎麦屋さんならではのその氷は、そば粉の入った甘じょっぱいそばミルクベース。大葉、桜エビ、玉ねぎ、コーン、揚げ玉が散らされた、かき揚げのかき…

  • 目の前に公園がある池袋のかき氷

    23区は無理かなあと思っていたけれど、いよいよ19区目まできてしまった。残り後4区なのだけれど、もういっかな・・となっている。ふふふ 19皿目は、豊島区池袋。池袋すごく久しぶり。もともとあまりご縁がないようで、仕事でどこかに行く時の乗り換えとか、池袋推し(なんだそれ)の友だちと会う時に池袋指定された時以外に来ることはない。というか今まで来た18区もほとんどご縁はないのだけれど。 かき氷屋さんは目の前に公園がある、気持ちいのいい場所。 岐阜の老舗かき氷屋さん、かき氷界隈のレジェンド店「赤鰐(あかわに)」が監修のお店、「ヒャ/とろり。」に行って来た。「ヒャ/とろり。」はかき氷屋さんっぽい、というか…

  • 壮大な名前のついたかき氷を食べて来た

    意外なことにまだ来ていなかった渋谷区、東京かき氷18皿目。 お店の前の通りからドコモタワーが見えるのでわたしの体感的には新宿なのだけれど、ドコモタワーのある千駄ヶ谷も、今日のかき氷屋さん(メインは紅茶屋さん)のある代々木も住所は渋谷区なので、名実共に渋谷区かき氷。 今日のお店はドイツの有名な紅茶ブランド、Ronnefeldt(ロンネフェルト)を扱う紅茶専門店、ティースイーツラボ、Contenart(コンテナート)。かき氷のベースのロンネフェルトの紅茶がベース。 かき氷は「Jupiter No.5 〜フィグ&トフィー〜」という壮大な名前がついていた。ベースがヘーレン・トフィーというストレートティ…

  • 濃厚なビターチョコレートのかき氷を召し上がれ

    次のかき氷は北区、十条。十条って初めて。新宿で埼京線に乗り換えて3駅。最近電車の中ではAudibleで小説を聴いている。あっという間に新宿の次の池袋に停まる。そういえば池袋もずっと来たことないかも。外を見ながら小説の続きを聴く。 ん?3駅遠くないかい?と思った時にはもう手遅れで、電車は赤羽の駅を出るところだった。 まあ次で降りればいいわと思ったのだけれど、お察しの通り、電車は次の北赤羽では止まらなかった。お、おおうっ。わたしは何に乗ったのだろう。・・お察しの通り(2回書いた)、次に電車が停車したのは武蔵浦和だった。 今日は武蔵浦和でかき氷食べようかなとちらっと検索してみるも、せっかく出かけられ…

  • タイルとネコとネコとかき氷

    東京かき氷16皿目。中野区にやって来た。 中野は以前住んでいたことがあるので中野の順番が回ってくるのを楽しみにしていた(完全にわたしの匙加減だけど)。政治家のポスターとか住んでいた当時と同じ顔ぶれがいたりして、ほほうっと思いながら横目に見て歩く。 以前住んでいた家の近くに有名なかき氷屋さんがあって絶対そこに行こうと思っていた。行く前にその日がおやすみじゃないかをチェックしようとインスタグラムをのぞいていたら、新中野に移転していた。しかも結構前に。あぶないあぶない。 駅近くのタイルの会社がかっこよい お昼寝中のシロ猫に睨まれる 途中までハチワレに連れて行ってもらった 来たお店は「氷舎mamato…

  • まじめな大人のかき氷

    東京かき氷の15皿目。今回は杉並区松ノ木。夏は「まじめな大人のかき氷」を出す有馬屋氷店、春秋冬は「大人だってゆっくりおやつを」の有馬屋おやつ店に行って来た。神保町でスタートし2021年の年末に移転して来たそう。 高円寺からバスに乗り「松ノ木住宅」とそのまんまの名前の停留所で降り松ノ木の住宅街を歩くとそれらしい住宅があった。ほんとうに普通の住宅地の住宅。 世界トップの交通網を張り巡らす東京、しかも23区内で移動にバスを使うとなるのはほぼ住宅街なわけで、お世辞にも決してアクセスの良いとはいえないかき氷屋さん。それでも気になる氷とあらば足を運ぶ・・それがかき氷。恐るべし。 まるで友達の家に来た気分 …

  • 和梨のコース

    秋になっていろんなお店で梨の氷が出て来たけれど「和梨のコース」と名付けられたかき氷が気になり、梨の氷はここに来ようと思っていた。「コース」とは? 文京区湯島にある店名ままの、坂の町の坂の上のお店「サカノウエカフェ」 お店の前に坂の下を向いて立って右に4分行くと湯島天神、左に5分行くと神田明神。 東京の14皿目の和梨のコース。 スイーツ系の梨のコンポートなどではなく、フレッシュフルーツの梨がトップに。これが梨だけではなく、ダイスにカットしたモッツァレラチーズと梨をオリーブオイルとレモンであえたフルーツサラダみたいな感じ。このトップだけでキュンとした。 メインパートのマスカルポーネベースに中の層は…

  • すてきな名前のかき氷屋さん|冬夏青々

    氷巡り、13皿目は江東区。亀戸のすごくかっこいい名前のお店に行って来た。その名も「冬夏青々(トウカセイセイ)」 まず、四字熟語っていい。そして「冬夏青青」のチョイスもいい。字面も音もいい。 荘子の言葉で、冬も夏も青々と茂っている松の木に、信念を持ち周囲の環境に左右されることない芯の強い姿勢や人柄を重ねた、冬夏青青。涼やかな音なのに、しゃきっ背筋の伸びた感じがなおいい。かっこよ。オーナーさんってどんな人なんだろう。お店にいた方かな。 この度いただいてきたのは「マスカット紅茶チーズ」。ミルクティーのようなベースのふわっふわな氷。氷を食べている感覚がないくらいふわっふわ。氷の上のふわっふわのミルクの…

  • 浅草線終点のミステリアスな西馬込駅と古民家カフェのかき氷

    東京かき氷巡りのは皿目はリベンジ大田区。(5皿目のときに大田区のつもりで行ったら住所が品川区だった) 今回は大田区商店街ナビのOTAFULLというウェブページ「大田区の絶品かき氷2024」から探したから、間違いなく大田区。 1282年日蓮聖人が入滅された池上本門寺から坂を下っていったところにある、築90年くらいの古民家のかき氷屋さん。 東急の池上駅からの方がだいぶ近いのだけれど、今回は浅草線の終点駅「西馬込」から。都営浅草線は一見地味な路線ながら、京成線(成田空港)と京急線(羽田空港)と直通運転しているかなり重要なライン。 その終点駅、西馬込に来るのはこれがはじめて。なかなかのナゾ駅だった。 …

  • &オイモトーキョー中目黒店、お芋と白桃と煎茶のコラボかき氷

    11皿目のかき氷は中目黒。目黒区のかき氷。 桜のない目黒川の写真を撮っている人は全然いない。この日は9月の半ばだけれどすごく暑くてかき氷日和だった。なのに・・。思っていた以上にかき氷仕舞いは進んでいて、行こうと思っていた氷屋さんはことごとく氷のれんを片付けていた。 「上村坂」この辺りに美空ひばりの邸宅がこの坂沿いにあったそうで「ひばり坂」とも言われている・・ほほう。 しょうがないのでGoogle Mapsで「かき氷」と検索し、氷のありそうなところを一軒ずつ覗いてはがっかりを繰り返しながら駅から結構離れたところまでやってきた。 氷発見。「& OIMO TOKYO」!!ザ・ペニンシュラ東京に入って…

  • 3連休の球場グルメと2024の総括

    9月の2回目の3連休はカレー&から揚げフェス(with 野球観戦)へ。 【1日目 】vs.西武(7−1) カフェテキサスの「高部の豚バラたっぷりカレーケバブ」 M&Kの「恭大ののび〜るブルーソーダ」(雪見だいふく2個乗せソーダ) 【2日目 】vs.西武(7−2) サッポロ黒ラベル 一瞬だけすごい空だった 【3日目 】vs.楽天(0−6) Sports Bar BASE RUNG の「大阪焼きそば・キーマカレー風」と極みフーズの「松阪牛すじカレー」と神宮球場名物グルメ「じんカラ」 この日のスポンサーはJA紀北かわかみ、和歌山のたねなし柿! お気づきかもしれないが、3連休3日間幕張に通ってしまった…

  • ラストは三島クラフトビアマルシェ

    中伊豆とりっぷ、最後は三島。駅前の三島市立公園楽寿園へ。今から約1万2千年前の富士山噴火のときの溶岩も見ることができる公園。江戸時代から寺社が建つエリアだったみたい。公園として市民に開放されたのは昭和27年(1952)だそう。 前がココアさん(気分屋男子)奥はアカリさん(特技が回し蹴り) アルパカさんを始め、カピパラやワラビー、与那国馬、レッサーパンダ、ニホンザル、ミニブタさん、そのほかにも動物もいっぱいの公園。でも今回メインは動物たちではない。(かなりがっちり見てきたけど)メインは「三島クラフトビアマルシェ」! 夜長富士(IPA) 黄檗富士(きはだふじ)(ゴールデンエール) リパブリュー(ク…

  • 韮山の眠るネコと運慶の国宝

    中伊豆とりっぷ、つぎは修善寺の駅からいずっぱこ(伊豆箱根鉄道)に乗って韮山駅に向かうところからはじまる。いずっぱこ線のホームには、手洗い場が設置されているところが多い。サイズ感やデザインはそれぞれの駅で違うが、修善寺の駅は昭和の銭湯にありそうなタイルと鏡付きの手洗い場だった。 ゴトンゴトンと18分で韮山駅 駅前の小さなお店の中でネコ眠る うちの近所は会員価格は186円(税込204円)です 韮山に来たのは夫が「ちょっと寄ってみたい」と言ったから。きっと「鎌倉殿の13人」がらみだと思う。ひとり旅だったらたぶん寄らない、というか思いつきもしないだろうな。こういうのが誰かと旅する面白さだと思う。 それ…

  • 中伊豆でワイナリー見学

    あっという間に1週間が過ぎてしまったけれど、9月最初の3連休の伊豆トリップ。 今回泊まったのは中伊豆ワイナリーヒルズ。ワイナリーも案内してもらえる。 来る前は伊豆でワインを作っていることも全然知らなかったので、観光ワイナリーとかなのかなっと思っていたら、自社工場はもちろん、富士山を望むぶどう畑はなんと東京ドーム2つ分の広さ。本気のワイナリーだった。 1987年に小さな土地を借りてスタートしたぶどうの試験栽培から長い時を経て、今やワイナリー、ホテル、レストラン、グランピング、農場を持つワイナリーに。 富士山を探せ大好きなマルベックもつくっていた きっと今週あたり収穫されているかも 富士山ここ 今…

  • 踊り子からいずっぱこに乗って

    9月の連休、特急踊り子に乗って伊豆の修善寺に行ってきた。夏に特急サロベツに乗ったのが楽しかったらしい夫、今度ははじめての踊り子に。 三島で伊豆箱根鉄道に乗り換え修善寺へ向かう。伊豆箱根鉄道は「いずっぱこ」というらしい。駅のおみやげ屋さんに電車の形の筆箱、その名も「いずっぱこのふでっぱこ」というものが売っていた。 修善寺は名前こそ聞いたことはあるもののわたしは来るのは初めて。伊豆というと、思い浮かぶのは海に突き出た伊豆半島だったのだけれど、修善寺があるのは山に囲まれた盆地の中伊豆エリア。伊豆なのに海がないなんてと驚く無知っぷりを呆れられた。さらには近くに天城という地名があり「あの『天城越え』の天…

  • 都会の隠れた至福のフルーツソースのかき氷

    10皿目の東京こおり2024。新宿。 この日の氷屋さんの最寄駅は、新宿御苑、新宿三丁目、そして東新宿。地図上で見るとどの駅から歩いても同じくらいに見えるので、一度も降りたことのない東新宿駅から行くことに。 東新宿駅はふだんあまり使わないメトロの副都心線と都営大江戸線が乗り入れている。2000年12月生まれのこの駅は、ほとんどが新宿7丁目、そして一部が新宿6丁目、大久保1丁目、歌舞伎町2丁目にまたがる駅なのだそう。ほほう。 氷屋さん側の地下鉄出口を出ると、ガウディの「カサ・ミラ」インスパイアっぽいオフィスビルと商業ビルの複合施設「新宿イーストサイド・スクエア」が、そしてお隣には芸能人率の高いらし…

  • アジアの魅力を銀座で発見|単向街書店(One Way Street Tokyo)

    かき氷を食べに銀座に行った時、近くで面白い本屋さんに出会った。 北京を中心に中国6箇所に店舗がある、独特のラインナップの独立系書店「単向空間」の海外発出店となるお店なのだそう。 単向街書店(One Way Street Tokyo) オープンして1年になるみたい 螺旋階段を上がるとカフェがある 面白そうな本だらけだった 本だけではなくイベントもいろいろ ぐるぐる回ってきた 中国発ではあるけれど、中国の本を扱う本屋さんというわけではなく、中国はもちろん、日本や韓国の東アジアの本(しかもなかなかおもしろそうなやつばっかり)が、原書やそれぞれの国プラス英語で翻訳バージョンでずらりと並ぶ。そして今は、…

  • 銀座のジンジャーの本気生姜

    9月も半ばとなり、かき氷を終了したお店もちらほら出てきた。昼間だってまだまだ33度とかだし、夜だってまだまだ27度とかなのに。 23区制覇には程遠いけれど、9区目は中央区、東京こおりの九皿目は、銀座。 中央区は銀座でここの氷、というのをけっこう前から決めていた。いろいろなジンジャーシロップで有名な「銀座のジンジャー」だ。銀座の本店では併設のカフェで、月替わりで登場するジンジャーかき氷が食べれるらしい。 かき氷用に開発したミルクジンジャーシロップをベースのかき氷。ミルクジンジャーって、もう楽しみでしょうがない。 銀座っぽいお店 いろいろ種類のかき氷ラインナップだけれども、わたしの目当てはこれ。 …

  • 北のひつじランド

    道北の旅、この日の予定は、稚内からサロベツ2号に乗って旭川へ。そして夜の便で旭川から東京に帰る。決まっているのはここだけで、後のことは気分で決めよう。 途中までは森の中を延々と走る ようやく開けたところへ出てきた 駅に羊がたくさん、あわてて写真を撮る ななななに?ひたすら羊推しの駅のホーム。大慌てでスマホを出したのだけれど、羊らしきものが撮れたのはこの1枚だけ。さっそく「しべつ(士別)」で検索すると「ひつじのまち、しべつ」と出てくる。なんとー。これは行かなければいけない。だって羊の町なのだから。 そんなわけで、旭川で車を借りて士別にやってきた。 最北の料金所だった 料金所を出て一般道と合流する…

  • 悪天候の最北端

    思い起こせば2016年に日本の本土、東の端っこのノサップ(納沙布)岬へ行った時も悪天候だった。そして今年、2024年北の端っこへ向かった時もひどかった。 最北端に行く前に、稚内市内から近い、最北端でもない、最東端のノサップ岬でもない、じゃない方岬のノシャップ岬に寄った。その日はワンピースだったのだけれど(その日に限らず、家にいる時も寝る時も出かける時もほとんどいつもワンピース)、マリリンモンロー風にスカートが舞い上がる強風。とてもじゃないけれどこのままではみなさまにご迷惑をかけてしまう。結局ホテルに戻り着替えることに。今回利尻島でのサイクリングを思い描いていたので(しなかったけれど)自転車に乗…

  • なんだかすごく遠くに来たような気がする街

    ニッポンのてっぺんといわれる街「稚内」 子どもの頃から名前は知っていたものの、なかなか来る機会がなかったので、この夏稚内に行くのをとても楽しみにしていた。 礼文島から船で港に着くと感じる最北感。礼文島や利尻島のそれ以上に「ここが最北です」というムードが街中から発せられている。 人気の少ない商店街を歩いていると 当たり前のようにキリル文字で書かれる看板 道路の標識にもキリル文字 数年前まで(2018年)は稚内、サハリン間の定期航路が就航していたのだなあとしみじみ思う。以前勤めていた会社で、同僚が夏休みに船でロシアに行くと言っていたのを思い出す。わたしも船でサハリンに行ってみたかった。 上の標識の…

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