途切れし梅雨の息継ぎなるか 待ち遠しき雨なれば幸い 否、単なる気まぐれ雨か 心の中で呟かむ也
あなたがあなたでいられる事は悦びだ わたしも一緒になってあなたと伴に生きていきたい
理想を取るか 現実を取るか どっちを取るか 其れが問題だ 只、貧者にとって現実しかないのだよ 権力者共や金持ち連中等の施しで 我々は生きている訳ではない 其処に理想の欠片すら無いのだから
走れ走れ走り続けろ 太陽に向かって走り続けろ 太陽は東の空の際から顔を出し 天頂に向かって昇り続け 西の空の際まで下り続け 其の姿を隠すまで動き続けている 走れ走れ走り続けろ 太陽を追い掛けて何処までも 太陽が見えなくなるまで走り続けろ メロスのように走って走って走り続けろ...
軽風に乗りて空を泳ぐ凧 遠くになりし高島の海を望まむと 何処までも高く空に舞い上がれ
大空に碧を求めむと謀りて 数多き青在りての迷い事 天空に溶け込む ひとの身の成れの果てと為らむ也
青い鳥 青い鳥 わたしの青い鳥は何処? さあ、捕まえに行こう でもわたし、わたしは今は要らない 青い鳥が欲しいと云っている他人に売ってあげるだけ わたしの手元にはもう、一羽の青い鳥が居るから わたしは、ただ捕まえて売るだけ わたしはお金が欲しいだけ
丸々と太った青虫が 大事にしている柊の若葉をムシャムシャと 何匹もの青虫が食っていやがる 青虫の全部を捻り潰してやろう でもでも奴等も黙ってはいない 数にものを云わして若葉を食ってしまう さてさてどっちが勝つのやら
若葉が生命を唄う時 風が友と成りて伴に歩かむ也 暫しの心安けき中に在りての事と
五月の太陽が 大地に陽光をおとす中 爽やかな香りを携えて 五月の風が吹き抜けていく 昨日迄は雨がもたらす湿気の中で 蒸し暑さを与えられていたと云うのに 今日は太陽が誇示する直射光でさえ そんな風が和らげてくれている はや、もう五月 そ...
黄色い空が降りてくる 大地を黄色に染めようと 否、大地は元々黄色なのだと云い張っている國がある 、と同時に訳の分からぬ同じような事を云って 隣の國を侵略し、戦争を始めた國もある くれぐれも油断召さるな 用心するに越した事はない
昨日も歩いた此の道を今日も又歩こう 見慣れた景色が頭の中の記憶と一致する きっと明日も明後日も歩くだろう
雨が降りました 今日も又、お庭にお池が出来ています そんなお池の中で、すみれ草がユラユラと揺れています 傍らの地表では、引き抜いた筈のスギナが 早々と、ツクツクと頭を持ち上げるどころか 天に向かって、4~5cmにもなる栄養茎を立ち上げています 雑草が、雨後に芽...
今年も又 小さな妖精達、菫の花々が 庭の彼方此方に姿を現している とてもとても小さくて可愛い妖精達 そんな小さな妖精たちを見付けては悦むでいる そんな小さな妖精を見付けてはひとりひとりに 「 こんにちは 」と聲を掛けて、ひと時の会話を楽しんでいる
雨風に散らされた花弁が 川面に立ちてキラキラと光り 光の乱反射に身をくねらせた 春の酔いが光の洪水の中で覚醒し 光の世界を幻出し水中に其の世界を形創った 幸いなるかな わたしは其れを目撃し感じ取れたのだ
さくら さくら 咲き誇るさくらかな さくらの花の華たる(さくらの)花に 古よりの想ひのこそが漂うて 陽の処に忍ばるる さくら さくら 咲き誇るさくらかな さくらの花の華たる花に 古よりの想ひのこそが漂うて 陽の...
さくら さくら さくら待つ一日一日を 今日はまだか、今日はまだかと 心弾ませての一日を過ごす 咲いた処、在ると聞けば ああ、羨ましいと わたしの処も早く咲いてよと、願うばかり もう、そんなに遠くない近日中に さくらが咲くだろう
春来たりせば君が園 纏う紫のドレスとて凛として 集う宴の菫かな 小さくも在ればこその(花の)妖精
空が好き どんな空が好きかと云うと 青い空が好き 蒼い空が好き 碧い空が好き どの色の空もみんな好き 加えて白い雲が西の青い空に掛かった 夕日に紅く染まった空がとても好き
暖冬と云う名ばかりの冬だと思いきや 色々と趣向を凝らした冬のようで 様々な思いの中に冬も在りて過ごす此の冬の日々 春はもう来たのやら、もう少し先になるのやら
お空にお月さんが浮かんでる お空の天井から吊っているかのように浮かむでる あまり明るくはないけれど いやいや丁度いいくらいの明るさだ そんなお月さんの明かりに照らされて 色んな蔭が浮かむでる お月さんとお話出来るかな
冬の雨は暖かい 今年の冬は殊更に暖かい 不吉 不吉 用心するに越したことはない だからと言って特に何かをする訳でもなく 日常を過ごしてしまっている 昨日などは 北は真冬 南は真夏とは云わないけれど夏日だった 世界中の至る所で戦争が起こり 殺戮が...
寒風、ピューピューと 大地を吹き抜け冷たく冷やす中 晴れ上がった空には ゆったりと太陽が其の王道を昇って行く 冬の太陽は弱々しくも その力はやっぱり偉大だ そんな弱々しく思える冬の太陽の直射日光が 大地を力強く温め その温められた大地がじっくりと大気を温める そんな情景が人...
人は地球上の生命体の頂点に立っているとして 人は神になろうとした 人は知力を極め人の持つ科学技術の粋を使い足掻いた そして人は異形のものと成った
我が友よ 夢をわたしに語らないでくれ わたしは夢を捨て失くした者だ わたしには夢は禁物なのだ 熱く語られると 友よ、君が疎ましくなってしまう そう、わたしは小さく狭い心の持ち主だ 自身の事はよく解っている だからわたしに夢を語らないでくれ
頑張りました 頑張りました あなたの言葉で 頑張りました 頑張りました 頑張りました 昨日も今日も 頑張りました 頑張りました 頑張りました 今日も明日も 頑張ります 頑張りました 頑張りました 何時でも何処でも 頑張りました 頑張りました 頑...
笑っている 怒っている 泣いている 悲しむでいる 笑っている 笑っている 怒っている 泣いている 哀しむでいる 笑っている 笑っている 悩むでいる 考えている 楽しむでいる 笑っている 笑っている 笑っている 生きている
雪ん子 こんこん 雪ん子 こんこん 雪ん子 こんこんこん 降り立ち止まぬ 何処もかしこも 雪ん子だらけ 皆(みんな)皆 雪ん子だらけ わたしの大好きな雪ん子だらけ 明日になったら消えてしまうのだろうか 否々(いやいや)わたしの大好きな雪ん子だらけ ...
咳を一つして コン 咳を二つして コンコン 咳を三つして コンコンコン あっ、風邪引いちゃったあー 咳は二つ迄にしましょうね
永久に咲く 君への想ひこそが 吾が心
遠くして君への想ひは何処ぞにて とは名ばかりの嘯きに乗ずれば 我は直ぐにも君の元へと
我がこそ 君への想ひの証とて 病に負けぬ君を 想ひて
絶ゆまぬ生命への想ひこそ 君への想ひの残り火ぞ
11月27日今日は満月、Beaver Moon って云うんだって 天から吊るされているかのような まん丸な月がポッカリと宙に浮いている わたしをじっと見下ろしながら囁いてくる 「 もう十分だろう。早く楽になりなさい ひとの世の中なんてろくなもんじゃない 」 それでもわた...
碧い空と白い雲が 明けの空の際に昇った紅い太陽に温められ始め 急速に空と雲が滾り始め 紅い中に黒が混じり紅黒くなって空が煮詰まっていく ひとのなりの小ささを思い知らされるまでもなく ひとの始まりのたった一日を目の当たりにして 時を飲み込む間にも空の紅黒さが増している 今日の...
冬が冬とて冬なれば、と云えど クリスマスが正月が顔を覗かせ ひとの心を躍らせる 方や戦争が世界に蔓延り 世界を二分割し互いに牽制し合う 平和か戦争か、と云う段階は過ぎ 戦争一辺倒に傾いている すべて ロシア、中国、アメリカの三大国と それぞれの国に追...
彩る紅葉 深まる秋の暮 青い空も眩しく 時が恨めしい まだ秋と云う季節が在ったのだと 脳裏を掠めた想ひも移ろいて もうすぐ来る冬に 想ひ絶ゆる我為る也
白い紙片に、一言 愛してる 、と書いて テーブルの上に置いた 見てくれるかな 否、当然見るに違いないのだが 良い返事が貰えるだろうか それとも悪意で返されるか 或いは、無視されるのだろうか ちょっとした事で喧嘩してしまった後だから 謝る前にこんな事を」しても駄目だろうか 喧...
笑っている 悲しむでいる 泣いている 怒っている 憎むでいる ツンデレラしている 笑っている 笑っている 知らむ顔している すましている 涙している 哀しむでいる 微笑むでいる 笑っている 愛している
お月さんとわたしはお友達 えっ、どうやってお友達になったのかって? そう、あの日は朝早い時間に起きてしまったものだから 散歩でもしようかなって思って外に出たんだよ 朝の空気は美味しい 数回深呼吸をして、身体の中をそのおいしい空気でいっぱいにして まだお日様が出てくる前だった...
肌寒さと暑さが混在する日が数日続いている 秋と云えば秋なのだろう 十月も半ば迎えつつも 台風が南の洋上を北上しているとは云え 北半球に冬がもう間近に迫っている 秋は秋として 過ぎた夏の熱さを覚えつつ 来る冬の厳しさを憂うのは 人の性為る也
雨がしとしと降ってます 雨がしとしと降ってます こんな雨の日は 外出を控えてのくつろぎタイム お家でゆっくりとティータイムを楽しむで 今日一日を楽しみましょう もし気の合った誰かさんがお暇なら 連絡を取って画面越しのおしゃべりタイム こんな一日が有ってもい...
秋空は高く 天の陽射しはまだまだ強く であれば、風の通しを望むれど其れも無く 秋なのか夏なのか わたしの中ではっきりせずごちゃごちゃと入り混じっている だからと云って、それで何か有る訳でもなく 日々何事もなく暮らしの中に甘むじている
秋在りての悦びか 瞬時成りとも秋は在ると 然れば生命の廻りは種に在るとして 個の生命の悦びは其の一時に在ると也
想ゑばこそのあなた故 我が想ひの底に在りし焦げた想ひのカス 我は煉獄の炎に焼かれむ 時の流れこそ失き想ひの炎故と覚ゆも其の限りとて 此の我身、永久に煉獄の炎に焼かれむも然も在りなむ
紅く燃ゆる山肌は 里の村娘に恋する山神の 想ひ為る也
二重の虹が南南西の空に掛かった 暫くの間鮮やかに掛かっていた 何か良い事でも有りそうな気分が湧いてくる 二重の内の一つの虹が形を崩し 消えようとする前迄に 虹の中に在ると云う虹の国に辿り着きたいと そう思って駆けて行く 人の駆ける速さなんてたかが知れているけれど 全速力で何...
澄みきった青い空に ぽかり ぽかり ぽかり ぽかり ぽっかりと 幾つもの白い雲の塊が ぽかり ぽかり ぽかり ぽかり ぽっかりと けっこう低い処に浮かむでる 青い空の中で強い太陽の光に 白さが強調されて輝やいてる 幾つも幾つも浮かむでる ぽかり ぽかり ぽかり ぽかり ぽっかりと
雨が降ります 降ってます 朝から雨が降ってます 激しく雨が降ってます ざあ~ざあ~ざあ~ ざあ~ざあ~ざあ~ もっと激しい雨がざんざん降ってます ざんざんざん ざんざんざん 何時になったら止むのでしょう 時折雷さんも暴れてます ごろごろごろ ごろご...
キラキラと煌めく楓の瞳が 其の小さな生命の輝きの中で 母為るものを追い求め忙しく動いている 君の生命を守るべきものが其の相応しき盾と成り 君は一つ一つ、生命の輝きを発する事だろう ( 楓佳へ送る )
地球のど真ん中に居るのは人類ではない 地球そのものが生命体なのだ 人類と比べるとあまりに大きな存在だ 大きすぎて人類など無視していたのだろう、地球は 人類は地球上の他の生物達の筆頭であると考え 地球をも思い通りに出来ると考えてしまった 地球は そんな...
青い空が好きだからといって 夏の空が好きとは限らない 夏は好きではない 好きな季節は春と秋 夏と冬は好きではない 多くの人がそうなのだろう だと、わたしもその内の一人なのだろう でも夏か冬のどちらかが好きだという人も多くいるだろう 人、其々 それで何かが...
熱き夏が燦々と 暑いと云うよりは熱い そう夏だ、真夏だ 世界が、否地球が暑い熱い もう手遅れなのだろうか わたしら一般庶民は諦めるしかないが 権力者どもは早く逃げ出した方がいい 地底奥底深くのシェルターか 地球外へか 権力者どもよ早くした方がいいよ 間に合う内に
見てくれた え? 何の事 黒百合よ 咲いていたでしょ 御免 御免 何処に咲いているの? 庭のスモークツリーの根元近くに咲いているわよ 御免 知らなかったよ 見ておくね 妻は珍しい色々な花などをよく育てようとする まさか 黒百合までも植えていたとは 別に妻の...
陽に紅く染まりて 白身のひと切れとて 我が口に入る事失く 遠くは海の浜に在りて 紅く染まるも 語り為せば成る哉
十三夜の月が 美への求愛を語らい 十四夜の月が 其の身を紅く染まらせ 十五夜の月が 白く輝き丸く成りて散らむ 遠き日に 語り部の口より出てしものがたり
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途切れし梅雨の息継ぎなるか 待ち遠しき雨なれば幸い 否、単なる気まぐれ雨か 心の中で呟かむ也
夏が来た 夏が来た 昨日はまだ梅雨だったのに 一足飛びに夏が来た 未だ梅雨が明けたわけでもないのに 良くわからないけど夏が来た 「シクヨロ」なんてわけわからない事を云いながら とんでもない夏がやって来た
雨が降ります 雨が降る 梅雨に入りっぱなの雨降りです 強めの雨で この雨の中 ちゃぷちゃぷ ランランランとお散歩は ちょっとちょっと無理ですね お家の中でおとなしく 外の雨降りを眺めながら お茶でも呑みましょう
我が妹の冷たき掌を 我が掌で包み込まむ也 何時迄も愛しきひとよ
雨降る空の下 濡れた緑の葉っぱの上に 一匹の青蛙がちょこんと座っているよ 何かものを言っているようだ
大阪万博で日本の未来をうんぬんかんぬんと 云っているようだが 今の日本には未来はない 日本が頭をもたげようものなら まずアメリカが日本の頭を押さえ付け 次に中国が日本の足元を掬い日本を転ばし そしてロシアが高笑いをする そんな構造がしっかりと出来上がっている だから日本に...
5月、5月は何の月 皐月に在れば、古風で清美 早苗月に在れば、脳裏に浮かぶ田植風景 日本の中では馴染み深きもの 五月雨月に在れば生命の恵みの降り始め 緑有るものがすくすくと育ち始まる頃 他にも色々とあるだろうけれど 五月はわたしなりには生命茂る月 繁茂...
トランプが内戦を目論んでいる
君は民主主義と云う言葉を知っているか ? 民主主義国家と云うのは ? もちろん今のアメリカは論外だ アメリカは今やトランプ王国なのだから 加えて日本も外れる 幻となった民主主義は何処へ行ったのだろう ?
ゆらり ゆらり ゆらーり ゆらり 身体が揺れて 身体が揺れて 心も ゆらーり ゆらり 揺れている 別に身体がおかしいわけでもなく 何故か ゆらり ゆらりと揺れている わたしの中のわたしが揺れている わたしであって わたしでもなく でもそれはわたしに他ならない...
ゆふべの夕焼けのおとしもの 小さい子の紅い靴 とっても可愛い紅い靴 拾い上げ両の掌で包み込み 夜明けの東の空に向かって掲げてみた 羽がむくむくと生え 空に向かって羽ばたいた 何回か羽ばたいて 空に向かって翔むでいった 夜明けの空に翔むでいった
あさぼらけ あさしき想ひの儚さに 過ぎし時の流れが狂わしい
夏なれば 我が里島の海姿 遠き思ひの底に浮かぶは 高島なる也
習近平、ウラジーミル・プーチンに加えて ドナルド・トランプまでが加わった 最大悪による国難が生じているこんな時に 大阪・関西万博なんかをやっている場合ではないだろう
卯月になりての花の夜は 和らいだ風のそよぐなか 散らす花弁の空中遊泳を 映し出す夜間照明に 寄り添うあなたとわたしの影
雨に濡れた桜の花弁が わたしの欲情を駆り立てるかのように わたしに訴え掛けてくる 雨に濡れ続けるなか わたしの中で時間が止まり 誘惑に負けたわたしは 仮空間の中で 桜と伴に時間を忘れて遊むでいた
あれれ ! 本当に裸の王様が出現しちゃったよ
枯葉集う森の中 迷ひ込むだ一羽の老兎が 遠く離れた村里から やうやうの思いで生命からがら 逃げ果せて来た もう思い残す事は何も無い 生きる力の一欠片も失い 此の枯葉の中で朽ち果てるだけ 生命を失った遺骸も 此の枯葉の中に埋もれてしまうだろう そう、...
日本もアメリカの属国じゃなく 50何番目かの州に成れればいいんじゃない
今日の降る雨を見て 春の雨が待ち遠しいと 季節の扉を叩いてみても 其処には誰も居ないのか返事もない とは云え、まだ三月の初旬 冬が居座っていても 不思議でも何でもないだろうに 人が早めた季節であればこそ 人が勝手に春を待っているだけなのだろう
あなたがあなたでいられる事は悦びだ わたしも一緒になってあなたと伴に生きていきたい
理想を取るか 現実を取るか どっちを取るか 其れが問題だ 只、貧者にとって現実しかないのだよ 権力者共や金持ち連中等の施しで 我々は生きている訳ではない 其処に理想の欠片すら無いのだから
走れ走れ走り続けろ 太陽に向かって走り続けろ 太陽は東の空の際から顔を出し 天頂に向かって昇り続け 西の空の際まで下り続け 其の姿を隠すまで動き続けている 走れ走れ走り続けろ 太陽を追い掛けて何処までも 太陽が見えなくなるまで走り続けろ メロスのように走って走って走り続けろ...
軽風に乗りて空を泳ぐ凧 遠くになりし高島の海を望まむと 何処までも高く空に舞い上がれ
大空に碧を求めむと謀りて 数多き青在りての迷い事 天空に溶け込む ひとの身の成れの果てと為らむ也
青い鳥 青い鳥 わたしの青い鳥は何処? さあ、捕まえに行こう でもわたし、わたしは今は要らない 青い鳥が欲しいと云っている他人に売ってあげるだけ わたしの手元にはもう、一羽の青い鳥が居るから わたしは、ただ捕まえて売るだけ わたしはお金が欲しいだけ
丸々と太った青虫が 大事にしている柊の若葉をムシャムシャと 何匹もの青虫が食っていやがる 青虫の全部を捻り潰してやろう でもでも奴等も黙ってはいない 数にものを云わして若葉を食ってしまう さてさてどっちが勝つのやら
若葉が生命を唄う時 風が友と成りて伴に歩かむ也 暫しの心安けき中に在りての事と
五月の太陽が 大地に陽光をおとす中 爽やかな香りを携えて 五月の風が吹き抜けていく 昨日迄は雨がもたらす湿気の中で 蒸し暑さを与えられていたと云うのに 今日は太陽が誇示する直射光でさえ そんな風が和らげてくれている はや、もう五月 そ...
黄色い空が降りてくる 大地を黄色に染めようと 否、大地は元々黄色なのだと云い張っている國がある 、と同時に訳の分からぬ同じような事を云って 隣の國を侵略し、戦争を始めた國もある くれぐれも油断召さるな 用心するに越した事はない
昨日も歩いた此の道を今日も又歩こう 見慣れた景色が頭の中の記憶と一致する きっと明日も明後日も歩くだろう
雨が降りました 今日も又、お庭にお池が出来ています そんなお池の中で、すみれ草がユラユラと揺れています 傍らの地表では、引き抜いた筈のスギナが 早々と、ツクツクと頭を持ち上げるどころか 天に向かって、4~5cmにもなる栄養茎を立ち上げています 雑草が、雨後に芽...
今年も又 小さな妖精達、菫の花々が 庭の彼方此方に姿を現している とてもとても小さくて可愛い妖精達 そんな小さな妖精たちを見付けては悦むでいる そんな小さな妖精を見付けてはひとりひとりに 「 こんにちは 」と聲を掛けて、ひと時の会話を楽しんでいる
雨風に散らされた花弁が 川面に立ちてキラキラと光り 光の乱反射に身をくねらせた 春の酔いが光の洪水の中で覚醒し 光の世界を幻出し水中に其の世界を形創った 幸いなるかな わたしは其れを目撃し感じ取れたのだ
さくら さくら 咲き誇るさくらかな さくらの花の華たる(さくらの)花に 古よりの想ひのこそが漂うて 陽の処に忍ばるる さくら さくら 咲き誇るさくらかな さくらの花の華たる花に 古よりの想ひのこそが漂うて 陽の...
さくら さくら さくら待つ一日一日を 今日はまだか、今日はまだかと 心弾ませての一日を過ごす 咲いた処、在ると聞けば ああ、羨ましいと わたしの処も早く咲いてよと、願うばかり もう、そんなに遠くない近日中に さくらが咲くだろう
春来たりせば君が園 纏う紫のドレスとて凛として 集う宴の菫かな 小さくも在ればこその(花の)妖精
空が好き どんな空が好きかと云うと 青い空が好き 蒼い空が好き 碧い空が好き どの色の空もみんな好き 加えて白い雲が西の青い空に掛かった 夕日に紅く染まった空がとても好き
暖冬と云う名ばかりの冬だと思いきや 色々と趣向を凝らした冬のようで 様々な思いの中に冬も在りて過ごす此の冬の日々 春はもう来たのやら、もう少し先になるのやら
お空にお月さんが浮かんでる お空の天井から吊っているかのように浮かむでる あまり明るくはないけれど いやいや丁度いいくらいの明るさだ そんなお月さんの明かりに照らされて 色んな蔭が浮かむでる お月さんとお話出来るかな