10月17日今朝 まだ夜が開けぬ暗いままの早朝 西の空には 大きくてまんまるい紅い月が 今にも落っこちてしまいそうな月が でんと明けぬ西の空の際に居座っていた 此の陣地は俺のものだと云わんばかりの そんな大きな態度が伺えた でも結局は西の空の地平線の下に沈...
10月17日今朝 まだ夜が開けぬ暗いままの早朝 西の空には 大きくてまんまるい紅い月が 今にも落っこちてしまいそうな月が でんと明けぬ西の空の際に居座っていた 此の陣地は俺のものだと云わんばかりの そんな大きな態度が伺えた でも結局は西の空の地平線の下に沈...
有りし極のこと故の 綻びた心を取り戻そうと 踠きに踠き 足掻きに足掻いて 人目も憚らず 己の欲を曝け出し 人並みの人間らしさを絞り出す そもそも人間らしさの一欠片とて有りもせず 切れかけた糸を唯唯結び直さむとする
気持ち良い風が吹いている 秋らしい風とかなのだろう 否、秋風でなければならない わたしが、そう思いたいのだ
雨が降ります 雨が降る しとしと、しっとり雨が降る こんな素敵な雨の日に まだ帰って来ないあなたを待ってます 待ちきれないわたしは傘をさし 最寄りの駅までお迎えに にっこり笑顔のあなたを想い いそいそ、雨の中を出掛けます
雨が降っている 雨は降っている 雨に濡れた身体が冷たくなっていく 雨に濡れた身体に雨が浸み込むでくる じわじわっと雨が身体に入り込むでくる 雨との同化が始まった
見せ掛けの季節に騙されまいと 只、自然の移り変わりを五感を通して感じ取る 極々当たり前の事ではあるが 今の世の中では、そうとも限らない
空を真っ黒な大きな闇が覆い尽くしてしまった 日本の空を真っ黒な悪意が覆い尽くしてしまった アジアの空を真っ黒な大きな覇権が覆い尽くしてしまった 世界の空を真っ黒な独善が覆い尽くしてしまった 地球の大気が真っ黒な人類悪に覆い尽くされてしまった
君の想ひの中に我が名を呼むでみれば 我が想ひは君と伴に在り 我が想ひの中に君の名を拡げてみれば 君の想ひは我が中にいっぱいに拡がった
名を忘れた花の可憐さに ほろほろと涙も溢れ落つ
白い雲の塊りが青い空に浮かび上がっている 白い雲の塊りが崩れて 青い空の中に溶け込み 青い空が青緑系の空に薄まっていく そして水色の空が広がった中に ポツリポツリと白い雲と灰色がかった雲が浮むでいる 片時も定着しない空の色の色加減の全部が 所謂、空...
雨が降っている 風も吹き始めている 此処から遠い遠い南の洋上で 台風の子供が産まれ掛かっている 其の子供はこれから何処へ向かうのだろう 今年は台風の行く末が良く解らないらしい
泣き叫ぶあなたを見てしまい あんなに活発な あんなに強かったあなたが泣いている 病気だから仕方がないと解っていても あなたがあれ程のあなたが 泣いているのを見ていられない
「 二次の中に入ってみたい 其処にはきっと幸せが待っているに違いない あなたと一緒に行ってみたい 」 あなたの其のキラキラとした瞳で そうせがまれては断る事も出来まいに だからまずは虹の根元を探しに行こう そして虹の入口を見付けだそう 有るか無いかは...
東の空が未だ開けぬ頃 西の空の宙空に 大きくて丸い白い月が浮び 大地を煌々と照らし出し 澄むだ大気中に虫の音が木霊する 昨日まで細々とした虫の音を耳にはし 秋の初めを知らされていた が此の今 虫の音のオーケストラが 虫達の鳴き聲を天空にまで響き渡らせ...
てんてん てんまりてんてまり てんてん てんまりてんてまり てんてん てまりのてまりつき てんてん てまりはころがって てんてん てまりはどこまでも てんてん てまりはにげてゆく てんてん てんまりてんてまり てんてん てんまりてんてまり てんてん...
地球が怒っている 自然が壊れ荒れ始めている 人類も分断され混乱が始まった そんななかでの OLYMPIC と云うお祭り騒ぎ こんな事で良いのだろうか 良い筈がない 全てを RESET しなければいけない 其れが一番良いのだ 地球上の生物の中の、たった一つの...
秋が立ち上がる そう思って回りを注意深く見てみると 確かに虫の音が聞こえている そんな小さな秋を見つける事は出来る でも暑い、とても暑い 昼間の暑さはとんでもなく暑く 夜は夜で昼の暑さが収まる筈もなく 冷房が無いと眠れぬ程の暑さが襲ってくる 世界にはもっと...
真夏の熱い陽射しがジリジリと肌に射し込み アスファルトやコンクリートの照り返しも加わって 熱さが増している 暑いのではなく熱いのだ それでもわたしはいきている 人は生きている 今、夏は真っ盛り そうこうしながら夏が過ぎていく 一日一日と夏が過ぎていく
緑に包まれた日々 森や山奥の中で暮らして居る訳ではない 家の周りがすっかりと緑に包まれている 妻が手入れしている庭の植木や草花、 庭の一部を畑にしている夏野菜類 農家の畑の野菜類、田圃の稲の緑の広がり 人の手で作られた、整然とした緑の広がり 加えては空き地の緑の塊り、彼...
梅雨がどうにもならぬと ジタバタジタバタと国中を暴れ回り 今日はわたしの家の周りにもやって来て 其れ程酷ひ暴れ方はしないけれど・・・ 何か、しっくりといかぬ苛立ちを感じるような・・・ 雨の降り方が気になって仕方ない 雨は人の気も知らないで とは云っても、雨が...
鮮やかな小さくて黄緑色の本体は、細長い円筒状で毛むくじゃら 見た目はモコモコ動いて、一見小さくてかわいい でも、毛虫は毛虫 誰もから嫌われていて、当然わたしも大嫌いだ 庭の植木等我が家の大切なブルーベリーの若葉、 どうかすると普通に育った葉っぱを 見境なくムシャムシャと食い...
あなたと重ねた秘め事は 七夕さまの習ひにて 永久に続け想ひ火と伴に あなたとかさねたひめごとは たなばたさまのならいひにて とわにつづけおもひびとともに
梅雨空に 巡る風の悪戯か 抉じ開けられた雲間に覗く青空為る也
夏が来た 暑い夏が来た 熱い夏が来たのだ 激しい雨と云うお供を従えてやって来た 世界は変わる 世界は変わった 地球が変わった もう人類のものではなくなった 元々地球は人類のものではない 地球に何が起こるのかは 賢い人は薄々感づいているだろう ...
あなたがあなたでいられる事は悦びだ わたしも一緒になってあなたと伴に生きていきたい
理想を取るか 現実を取るか どっちを取るか 其れが問題だ 只、貧者にとって現実しかないのだよ 権力者共や金持ち連中等の施しで 我々は生きている訳ではない 其処に理想の欠片すら無いのだから
走れ走れ走り続けろ 太陽に向かって走り続けろ 太陽は東の空の際から顔を出し 天頂に向かって昇り続け 西の空の際まで下り続け 其の姿を隠すまで動き続けている 走れ走れ走り続けろ 太陽を追い掛けて何処までも 太陽が見えなくなるまで走り続けろ メロスのように走って走って走り続けろ...
軽風に乗りて空を泳ぐ凧 遠くになりし高島の海を望まむと 何処までも高く空に舞い上がれ
大空に碧を求めむと謀りて 数多き青在りての迷い事 天空に溶け込む ひとの身の成れの果てと為らむ也
青い鳥 青い鳥 わたしの青い鳥は何処? さあ、捕まえに行こう でもわたし、わたしは今は要らない 青い鳥が欲しいと云っている他人に売ってあげるだけ わたしの手元にはもう、一羽の青い鳥が居るから わたしは、ただ捕まえて売るだけ わたしはお金が欲しいだけ
丸々と太った青虫が 大事にしている柊の若葉をムシャムシャと 何匹もの青虫が食っていやがる 青虫の全部を捻り潰してやろう でもでも奴等も黙ってはいない 数にものを云わして若葉を食ってしまう さてさてどっちが勝つのやら
若葉が生命を唄う時 風が友と成りて伴に歩かむ也 暫しの心安けき中に在りての事と
五月の太陽が 大地に陽光をおとす中 爽やかな香りを携えて 五月の風が吹き抜けていく 昨日迄は雨がもたらす湿気の中で 蒸し暑さを与えられていたと云うのに 今日は太陽が誇示する直射光でさえ そんな風が和らげてくれている はや、もう五月 そ...
黄色い空が降りてくる 大地を黄色に染めようと 否、大地は元々黄色なのだと云い張っている國がある 、と同時に訳の分からぬ同じような事を云って 隣の國を侵略し、戦争を始めた國もある くれぐれも油断召さるな 用心するに越した事はない
昨日も歩いた此の道を今日も又歩こう 見慣れた景色が頭の中の記憶と一致する きっと明日も明後日も歩くだろう
雨が降りました 今日も又、お庭にお池が出来ています そんなお池の中で、すみれ草がユラユラと揺れています 傍らの地表では、引き抜いた筈のスギナが 早々と、ツクツクと頭を持ち上げるどころか 天に向かって、4~5cmにもなる栄養茎を立ち上げています 雑草が、雨後に芽...
今年も又 小さな妖精達、菫の花々が 庭の彼方此方に姿を現している とてもとても小さくて可愛い妖精達 そんな小さな妖精たちを見付けては悦むでいる そんな小さな妖精を見付けてはひとりひとりに 「 こんにちは 」と聲を掛けて、ひと時の会話を楽しんでいる
雨風に散らされた花弁が 川面に立ちてキラキラと光り 光の乱反射に身をくねらせた 春の酔いが光の洪水の中で覚醒し 光の世界を幻出し水中に其の世界を形創った 幸いなるかな わたしは其れを目撃し感じ取れたのだ
さくら さくら 咲き誇るさくらかな さくらの花の華たる(さくらの)花に 古よりの想ひのこそが漂うて 陽の処に忍ばるる さくら さくら 咲き誇るさくらかな さくらの花の華たる花に 古よりの想ひのこそが漂うて 陽の...
さくら さくら さくら待つ一日一日を 今日はまだか、今日はまだかと 心弾ませての一日を過ごす 咲いた処、在ると聞けば ああ、羨ましいと わたしの処も早く咲いてよと、願うばかり もう、そんなに遠くない近日中に さくらが咲くだろう
春来たりせば君が園 纏う紫のドレスとて凛として 集う宴の菫かな 小さくも在ればこその(花の)妖精
空が好き どんな空が好きかと云うと 青い空が好き 蒼い空が好き 碧い空が好き どの色の空もみんな好き 加えて白い雲が西の青い空に掛かった 夕日に紅く染まった空がとても好き
暖冬と云う名ばかりの冬だと思いきや 色々と趣向を凝らした冬のようで 様々な思いの中に冬も在りて過ごす此の冬の日々 春はもう来たのやら、もう少し先になるのやら
お空にお月さんが浮かんでる お空の天井から吊っているかのように浮かむでる あまり明るくはないけれど いやいや丁度いいくらいの明るさだ そんなお月さんの明かりに照らされて 色んな蔭が浮かむでる お月さんとお話出来るかな
冬の雨は暖かい 今年の冬は殊更に暖かい 不吉 不吉 用心するに越したことはない だからと言って特に何かをする訳でもなく 日常を過ごしてしまっている 昨日などは 北は真冬 南は真夏とは云わないけれど夏日だった 世界中の至る所で戦争が起こり 殺戮が...
寒風、ピューピューと 大地を吹き抜け冷たく冷やす中 晴れ上がった空には ゆったりと太陽が其の王道を昇って行く 冬の太陽は弱々しくも その力はやっぱり偉大だ そんな弱々しく思える冬の太陽の直射日光が 大地を力強く温め その温められた大地がじっくりと大気を温める そんな情景が人...
人は地球上の生命体の頂点に立っているとして 人は神になろうとした 人は知力を極め人の持つ科学技術の粋を使い足掻いた そして人は異形のものと成った
我が友よ 夢をわたしに語らないでくれ わたしは夢を捨て失くした者だ わたしには夢は禁物なのだ 熱く語られると 友よ、君が疎ましくなってしまう そう、わたしは小さく狭い心の持ち主だ 自身の事はよく解っている だからわたしに夢を語らないでくれ
頑張りました 頑張りました あなたの言葉で 頑張りました 頑張りました 頑張りました 昨日も今日も 頑張りました 頑張りました 頑張りました 今日も明日も 頑張ります 頑張りました 頑張りました 何時でも何処でも 頑張りました 頑張りました 頑...
笑っている 怒っている 泣いている 悲しむでいる 笑っている 笑っている 怒っている 泣いている 哀しむでいる 笑っている 笑っている 悩むでいる 考えている 楽しむでいる 笑っている 笑っている 笑っている 生きている
雪ん子 こんこん 雪ん子 こんこん 雪ん子 こんこんこん 降り立ち止まぬ 何処もかしこも 雪ん子だらけ 皆(みんな)皆 雪ん子だらけ わたしの大好きな雪ん子だらけ 明日になったら消えてしまうのだろうか 否々(いやいや)わたしの大好きな雪ん子だらけ ...
咳を一つして コン 咳を二つして コンコン 咳を三つして コンコンコン あっ、風邪引いちゃったあー 咳は二つ迄にしましょうね
永久に咲く 君への想ひこそが 吾が心
遠くして君への想ひは何処ぞにて とは名ばかりの嘯きに乗ずれば 我は直ぐにも君の元へと
我がこそ 君への想ひの証とて 病に負けぬ君を 想ひて
絶ゆまぬ生命への想ひこそ 君への想ひの残り火ぞ
11月27日今日は満月、Beaver Moon って云うんだって 天から吊るされているかのような まん丸な月がポッカリと宙に浮いている わたしをじっと見下ろしながら囁いてくる 「 もう十分だろう。早く楽になりなさい ひとの世の中なんてろくなもんじゃない 」 それでもわた...
碧い空と白い雲が 明けの空の際に昇った紅い太陽に温められ始め 急速に空と雲が滾り始め 紅い中に黒が混じり紅黒くなって空が煮詰まっていく ひとのなりの小ささを思い知らされるまでもなく ひとの始まりのたった一日を目の当たりにして 時を飲み込む間にも空の紅黒さが増している 今日の...
冬が冬とて冬なれば、と云えど クリスマスが正月が顔を覗かせ ひとの心を躍らせる 方や戦争が世界に蔓延り 世界を二分割し互いに牽制し合う 平和か戦争か、と云う段階は過ぎ 戦争一辺倒に傾いている すべて ロシア、中国、アメリカの三大国と それぞれの国に追...
彩る紅葉 深まる秋の暮 青い空も眩しく 時が恨めしい まだ秋と云う季節が在ったのだと 脳裏を掠めた想ひも移ろいて もうすぐ来る冬に 想ひ絶ゆる我為る也
白い紙片に、一言 愛してる 、と書いて テーブルの上に置いた 見てくれるかな 否、当然見るに違いないのだが 良い返事が貰えるだろうか それとも悪意で返されるか 或いは、無視されるのだろうか ちょっとした事で喧嘩してしまった後だから 謝る前にこんな事を」しても駄目だろうか 喧...
笑っている 悲しむでいる 泣いている 怒っている 憎むでいる ツンデレラしている 笑っている 笑っている 知らむ顔している すましている 涙している 哀しむでいる 微笑むでいる 笑っている 愛している
お月さんとわたしはお友達 えっ、どうやってお友達になったのかって? そう、あの日は朝早い時間に起きてしまったものだから 散歩でもしようかなって思って外に出たんだよ 朝の空気は美味しい 数回深呼吸をして、身体の中をそのおいしい空気でいっぱいにして まだお日様が出てくる前だった...
肌寒さと暑さが混在する日が数日続いている 秋と云えば秋なのだろう 十月も半ば迎えつつも 台風が南の洋上を北上しているとは云え 北半球に冬がもう間近に迫っている 秋は秋として 過ぎた夏の熱さを覚えつつ 来る冬の厳しさを憂うのは 人の性為る也
雨がしとしと降ってます 雨がしとしと降ってます こんな雨の日は 外出を控えてのくつろぎタイム お家でゆっくりとティータイムを楽しむで 今日一日を楽しみましょう もし気の合った誰かさんがお暇なら 連絡を取って画面越しのおしゃべりタイム こんな一日が有ってもい...
秋空は高く 天の陽射しはまだまだ強く であれば、風の通しを望むれど其れも無く 秋なのか夏なのか わたしの中ではっきりせずごちゃごちゃと入り混じっている だからと云って、それで何か有る訳でもなく 日々何事もなく暮らしの中に甘むじている
秋在りての悦びか 瞬時成りとも秋は在ると 然れば生命の廻りは種に在るとして 個の生命の悦びは其の一時に在ると也
想ゑばこそのあなた故 我が想ひの底に在りし焦げた想ひのカス 我は煉獄の炎に焼かれむ 時の流れこそ失き想ひの炎故と覚ゆも其の限りとて 此の我身、永久に煉獄の炎に焼かれむも然も在りなむ
紅く燃ゆる山肌は 里の村娘に恋する山神の 想ひ為る也
二重の虹が南南西の空に掛かった 暫くの間鮮やかに掛かっていた 何か良い事でも有りそうな気分が湧いてくる 二重の内の一つの虹が形を崩し 消えようとする前迄に 虹の中に在ると云う虹の国に辿り着きたいと そう思って駆けて行く 人の駆ける速さなんてたかが知れているけれど 全速力で何...
澄みきった青い空に ぽかり ぽかり ぽかり ぽかり ぽっかりと 幾つもの白い雲の塊が ぽかり ぽかり ぽかり ぽかり ぽっかりと けっこう低い処に浮かむでる 青い空の中で強い太陽の光に 白さが強調されて輝やいてる 幾つも幾つも浮かむでる ぽかり ぽかり ぽかり ぽかり ぽっかりと
雨が降ります 降ってます 朝から雨が降ってます 激しく雨が降ってます ざあ~ざあ~ざあ~ ざあ~ざあ~ざあ~ もっと激しい雨がざんざん降ってます ざんざんざん ざんざんざん 何時になったら止むのでしょう 時折雷さんも暴れてます ごろごろごろ ごろご...
キラキラと煌めく楓の瞳が 其の小さな生命の輝きの中で 母為るものを追い求め忙しく動いている 君の生命を守るべきものが其の相応しき盾と成り 君は一つ一つ、生命の輝きを発する事だろう ( 楓佳へ送る )
地球のど真ん中に居るのは人類ではない 地球そのものが生命体なのだ 人類と比べるとあまりに大きな存在だ 大きすぎて人類など無視していたのだろう、地球は 人類は地球上の他の生物達の筆頭であると考え 地球をも思い通りに出来ると考えてしまった 地球は そんな...
青い空が好きだからといって 夏の空が好きとは限らない 夏は好きではない 好きな季節は春と秋 夏と冬は好きではない 多くの人がそうなのだろう だと、わたしもその内の一人なのだろう でも夏か冬のどちらかが好きだという人も多くいるだろう 人、其々 それで何かが...
熱き夏が燦々と 暑いと云うよりは熱い そう夏だ、真夏だ 世界が、否地球が暑い熱い もう手遅れなのだろうか わたしら一般庶民は諦めるしかないが 権力者どもは早く逃げ出した方がいい 地底奥底深くのシェルターか 地球外へか 権力者どもよ早くした方がいいよ 間に合う内に
見てくれた え? 何の事 黒百合よ 咲いていたでしょ 御免 御免 何処に咲いているの? 庭のスモークツリーの根元近くに咲いているわよ 御免 知らなかったよ 見ておくね 妻は珍しい色々な花などをよく育てようとする まさか 黒百合までも植えていたとは 別に妻の...
陽に紅く染まりて 白身のひと切れとて 我が口に入る事失く 遠くは海の浜に在りて 紅く染まるも 語り為せば成る哉
十三夜の月が 美への求愛を語らい 十四夜の月が 其の身を紅く染まらせ 十五夜の月が 白く輝き丸く成りて散らむ 遠き日に 語り部の口より出てしものがたり
出戻りと云えるかどうかは怪しいが 戻ってきた分には優しさを表に出しており 元々出戻りと云う言葉自体にも問題があるのだが・・・ 出戻り梅雨は内に秘めた気性が荒い事も儘ある 今のところ、見た目には大人しそうだ それでもいつ何時、表を返して 刺有る枝をまるで鞭を振る...
雨の粒が 物干し竿横一列に並び 並むだ列の大きな一粒が 地面に跳ねた ピシャッ 降り続く雨 昼間だと云うのに薄暗く 戸外の生活音が、激しさを増す雨にかき消され 異様な静けさを醸し出す 一時後漸く 蛙の鳴き聲が聞こえ出し 世界が元に戻った
雨が ポツリ、ポツリ ポツリ、ポツリ、ポツリ 夜中になって 雨が ポツリ、ポツリ ポツリ、ポツリ、ポツリ 地面を叩き始め 天気予報どうりに 雨が降りだした 寝付いた矢先の静けさの中で 雨音が ポツリ、ポツリ ポツリ、ポツリ、ポツリ 夢の中にまで入...
五月の早い梅雨走り 加えての台風の親分が駆けつけての応援とは 益々活発化するだろう梅雨前線 ( ああ、どうなる事やら ) かと云って早い梅雨明けとも思えない 途中で一休みして 夏が来たような日々が幾日も有り 蒸し暑い日々も続いて 早くても七月中旬、遅ければ七月末の梅雨明けか...
五月、五月は生命溢れる頃 生命為す緑 敵対する人の波 全てが自従の思ひの侭になると考える自尊心を持つものが人 加えて同じ人族の中にも持ち込む差別心が在るものが人 何とも、屑な生命だ 悔い改めよ 他の生命の為に 人は生命の敵 神の贈りもの足る生命 生...
夏、夏が来た 早くも夏がやって来た しかも表面(おもてづら)が酷暑ときた 生命する緑もさぞ辛かろうに 只、降る雨も多い事が生命する緑には救いとなっているのだろう 生命する terra の表皮に巣食う無数の生命達 余りに増殖し過ぎた生命に困った terra は ...
わがせなに おもひとどまるひまもなく ここぞばかりとついせめやらむ なけばなくほどとどのつまりとて なみださえかれはてなきやまむ
五月の青い空 晴れ上がった青い空 そう、五月の空は此の青が似合っている 色々な意味で似合っている 清々しくて良い 商品に例えるのもおかしいが良品だ 売れ筋良品だ わたしも一つ買っておきたいぐらいだ が、そうもいかない 売り物ではないからだ 取り敢えず此の青い空を堪能するとしよう
雨の雫が横一列に並んだ 並んだ内の一つの大きな雫が地面に跳ねる ピシャッ 降り続く雨 昼間だと云うのに 戸外の生活音が降る雨にかき消され 静けさを造り出している そして、漸く蛙が鳴き出した
庭に咲き誇るモッコウバラ うちのミツキさんが咲かせたものです 此のモッコウバラの勢いには脱帽です ミツキさんがコツコツと庭を彼女が思うように造っています 今のあなたは躰が不自由だと云うのに好きなようにやってもらっています でもあなたは土弄りが好きだと云う だからわたしもミツ...
忙しく過ぎる春の日に 想ひは悠々たる時の流れに在りて 瞬き程の花の開きに 美しき花を君と伴に愛でむ 光に浮かぶ其の艶姿に 風すら騒めき立ち狂気に溺れ 纏う花弁を散らさむ也
行く春は短く 花の生命も瞬く程にて 過ぎる春を惜しまむ 年度重なる繰り事為れど 余の想ひは更に募らむ也
春の雨は優しいと云ふ 今日、雨が降っている 冬の冷たさを感じない暖かい雨が降っている 芽吹く数々の生命にとっての恵みの雨だ 春麗の今日、雨が降っている 春雨が降っている 暖かい雨が降っている 此の儘濡れていよう
夜明け前の空に浮かび、西の空を下る下弦の月 空の明るさが増す中、細身の躰がうっすらと浮かび上がっている つい先日のその姿は、ほぼまん丸い躰つきだった それが見る影もない細身になっている ・・・等と思いを巡らしながら時を費やしていると 先程よりも少し細くなっている...
つくつく、つくつくと伸びる杉菜の子 短い春を勤しむかのように伸びている 春をあなたと二人で楽しもうと春麗の土筆摘み 夕餉の春の一品にと二人で土筆摘み 下拵えの煩わしさに負けじと頑張った 出来上がり、更に盛ってみれば何とも稀少なり 二人で何とか食べ分けて 一頻...
春のうららに気もはやり 蒲公英狩りを洒落込まむ 気付けば、くしゃんくしゃんと 嚔も止まらず 涙と鼻水でグシャグシャに ああ、春も真面に楽しめむ
風が春を含み始めると 春の兆しに目敏くなって 此処にも彼処にも春が・・・、と気になって 一つ一つの春を見付ける度に嬉しくなって 啓蟄ではないけれど 暫らく振りに其処らを散策してみよう 今日は天気も良さそうだし 気が変わらぬ内に春を楽しもう
我が子の親に成りたる姿かな 春の陽の温もりの内に 健やかなれ
チリンチリン チリンチリン チリンチリン チリンチリン 軒先に吊るした風鈴が良い音色で鳴いている 何処で聞いたか覚えてもいないけれど 冬の風鈴の音色は寂しいと・・・ 前に住んで居た家に置きっ放しになっていた風鈴を 寂しいだろうと持ってきてしまった 銅製だからとても音...
あなたの暖かい大切な言の葉を わたしの記憶のノートに一枚一枚丁寧に綴り込むでいます あなたの想ひ出と伴に 何時かは居なくなってしまうあなた 其れだけがわたしは恐いのです 出来れば何時までも伴に居たいと わたしはそんなことを何時も考えています
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10月17日今朝 まだ夜が開けぬ暗いままの早朝 西の空には 大きくてまんまるい紅い月が 今にも落っこちてしまいそうな月が でんと明けぬ西の空の際に居座っていた 此の陣地は俺のものだと云わんばかりの そんな大きな態度が伺えた でも結局は西の空の地平線の下に沈...
有りし極のこと故の 綻びた心を取り戻そうと 踠きに踠き 足掻きに足掻いて 人目も憚らず 己の欲を曝け出し 人並みの人間らしさを絞り出す そもそも人間らしさの一欠片とて有りもせず 切れかけた糸を唯唯結び直さむとする
気持ち良い風が吹いている 秋らしい風とかなのだろう 否、秋風でなければならない わたしが、そう思いたいのだ
雨が降ります 雨が降る しとしと、しっとり雨が降る こんな素敵な雨の日に まだ帰って来ないあなたを待ってます 待ちきれないわたしは傘をさし 最寄りの駅までお迎えに にっこり笑顔のあなたを想い いそいそ、雨の中を出掛けます
雨が降っている 雨は降っている 雨に濡れた身体が冷たくなっていく 雨に濡れた身体に雨が浸み込むでくる じわじわっと雨が身体に入り込むでくる 雨との同化が始まった
見せ掛けの季節に騙されまいと 只、自然の移り変わりを五感を通して感じ取る 極々当たり前の事ではあるが 今の世の中では、そうとも限らない
空を真っ黒な大きな闇が覆い尽くしてしまった 日本の空を真っ黒な悪意が覆い尽くしてしまった アジアの空を真っ黒な大きな覇権が覆い尽くしてしまった 世界の空を真っ黒な独善が覆い尽くしてしまった 地球の大気が真っ黒な人類悪に覆い尽くされてしまった
君の想ひの中に我が名を呼むでみれば 我が想ひは君と伴に在り 我が想ひの中に君の名を拡げてみれば 君の想ひは我が中にいっぱいに拡がった
名を忘れた花の可憐さに ほろほろと涙も溢れ落つ
白い雲の塊りが青い空に浮かび上がっている 白い雲の塊りが崩れて 青い空の中に溶け込み 青い空が青緑系の空に薄まっていく そして水色の空が広がった中に ポツリポツリと白い雲と灰色がかった雲が浮むでいる 片時も定着しない空の色の色加減の全部が 所謂、空...
雨が降っている 風も吹き始めている 此処から遠い遠い南の洋上で 台風の子供が産まれ掛かっている 其の子供はこれから何処へ向かうのだろう 今年は台風の行く末が良く解らないらしい
泣き叫ぶあなたを見てしまい あんなに活発な あんなに強かったあなたが泣いている 病気だから仕方がないと解っていても あなたがあれ程のあなたが 泣いているのを見ていられない
「 二次の中に入ってみたい 其処にはきっと幸せが待っているに違いない あなたと一緒に行ってみたい 」 あなたの其のキラキラとした瞳で そうせがまれては断る事も出来まいに だからまずは虹の根元を探しに行こう そして虹の入口を見付けだそう 有るか無いかは...
東の空が未だ開けぬ頃 西の空の宙空に 大きくて丸い白い月が浮び 大地を煌々と照らし出し 澄むだ大気中に虫の音が木霊する 昨日まで細々とした虫の音を耳にはし 秋の初めを知らされていた が此の今 虫の音のオーケストラが 虫達の鳴き聲を天空にまで響き渡らせ...
てんてん てんまりてんてまり てんてん てんまりてんてまり てんてん てまりのてまりつき てんてん てまりはころがって てんてん てまりはどこまでも てんてん てまりはにげてゆく てんてん てんまりてんてまり てんてん てんまりてんてまり てんてん...
地球が怒っている 自然が壊れ荒れ始めている 人類も分断され混乱が始まった そんななかでの OLYMPIC と云うお祭り騒ぎ こんな事で良いのだろうか 良い筈がない 全てを RESET しなければいけない 其れが一番良いのだ 地球上の生物の中の、たった一つの...
秋が立ち上がる そう思って回りを注意深く見てみると 確かに虫の音が聞こえている そんな小さな秋を見つける事は出来る でも暑い、とても暑い 昼間の暑さはとんでもなく暑く 夜は夜で昼の暑さが収まる筈もなく 冷房が無いと眠れぬ程の暑さが襲ってくる 世界にはもっと...
真夏の熱い陽射しがジリジリと肌に射し込み アスファルトやコンクリートの照り返しも加わって 熱さが増している 暑いのではなく熱いのだ それでもわたしはいきている 人は生きている 今、夏は真っ盛り そうこうしながら夏が過ぎていく 一日一日と夏が過ぎていく
緑に包まれた日々 森や山奥の中で暮らして居る訳ではない 家の周りがすっかりと緑に包まれている 妻が手入れしている庭の植木や草花、 庭の一部を畑にしている夏野菜類 農家の畑の野菜類、田圃の稲の緑の広がり 人の手で作られた、整然とした緑の広がり 加えては空き地の緑の塊り、彼...
梅雨がどうにもならぬと ジタバタジタバタと国中を暴れ回り 今日はわたしの家の周りにもやって来て 其れ程酷ひ暴れ方はしないけれど・・・ 何か、しっくりといかぬ苛立ちを感じるような・・・ 雨の降り方が気になって仕方ない 雨は人の気も知らないで とは云っても、雨が...
お月さんとわたしはお友達 えっ、どうやってお友達になったのかって? そう、あの日は朝早い時間に起きてしまったものだから 散歩でもしようかなって思って外に出たんだよ 朝の空気は美味しい 数回深呼吸をして、身体の中をそのおいしい空気でいっぱいにして まだお日様が出てくる前だった...
肌寒さと暑さが混在する日が数日続いている 秋と云えば秋なのだろう 十月も半ば迎えつつも 台風が南の洋上を北上しているとは云え 北半球に冬がもう間近に迫っている 秋は秋として 過ぎた夏の熱さを覚えつつ 来る冬の厳しさを憂うのは 人の性為る也
雨がしとしと降ってます 雨がしとしと降ってます こんな雨の日は 外出を控えてのくつろぎタイム お家でゆっくりとティータイムを楽しむで 今日一日を楽しみましょう もし気の合った誰かさんがお暇なら 連絡を取って画面越しのおしゃべりタイム こんな一日が有ってもい...
秋空は高く 天の陽射しはまだまだ強く であれば、風の通しを望むれど其れも無く 秋なのか夏なのか わたしの中ではっきりせずごちゃごちゃと入り混じっている だからと云って、それで何か有る訳でもなく 日々何事もなく暮らしの中に甘むじている
秋在りての悦びか 瞬時成りとも秋は在ると 然れば生命の廻りは種に在るとして 個の生命の悦びは其の一時に在ると也
想ゑばこそのあなた故 我が想ひの底に在りし焦げた想ひのカス 我は煉獄の炎に焼かれむ 時の流れこそ失き想ひの炎故と覚ゆも其の限りとて 此の我身、永久に煉獄の炎に焼かれむも然も在りなむ
紅く燃ゆる山肌は 里の村娘に恋する山神の 想ひ為る也
二重の虹が南南西の空に掛かった 暫くの間鮮やかに掛かっていた 何か良い事でも有りそうな気分が湧いてくる 二重の内の一つの虹が形を崩し 消えようとする前迄に 虹の中に在ると云う虹の国に辿り着きたいと そう思って駆けて行く 人の駆ける速さなんてたかが知れているけれど 全速力で何...
澄みきった青い空に ぽかり ぽかり ぽかり ぽかり ぽっかりと 幾つもの白い雲の塊が ぽかり ぽかり ぽかり ぽかり ぽっかりと けっこう低い処に浮かむでる 青い空の中で強い太陽の光に 白さが強調されて輝やいてる 幾つも幾つも浮かむでる ぽかり ぽかり ぽかり ぽかり ぽっかりと
雨が降ります 降ってます 朝から雨が降ってます 激しく雨が降ってます ざあ~ざあ~ざあ~ ざあ~ざあ~ざあ~ もっと激しい雨がざんざん降ってます ざんざんざん ざんざんざん 何時になったら止むのでしょう 時折雷さんも暴れてます ごろごろごろ ごろご...
キラキラと煌めく楓の瞳が 其の小さな生命の輝きの中で 母為るものを追い求め忙しく動いている 君の生命を守るべきものが其の相応しき盾と成り 君は一つ一つ、生命の輝きを発する事だろう ( 楓佳へ送る )
地球のど真ん中に居るのは人類ではない 地球そのものが生命体なのだ 人類と比べるとあまりに大きな存在だ 大きすぎて人類など無視していたのだろう、地球は 人類は地球上の他の生物達の筆頭であると考え 地球をも思い通りに出来ると考えてしまった 地球は そんな...
青い空が好きだからといって 夏の空が好きとは限らない 夏は好きではない 好きな季節は春と秋 夏と冬は好きではない 多くの人がそうなのだろう だと、わたしもその内の一人なのだろう でも夏か冬のどちらかが好きだという人も多くいるだろう 人、其々 それで何かが...
熱き夏が燦々と 暑いと云うよりは熱い そう夏だ、真夏だ 世界が、否地球が暑い熱い もう手遅れなのだろうか わたしら一般庶民は諦めるしかないが 権力者どもは早く逃げ出した方がいい 地底奥底深くのシェルターか 地球外へか 権力者どもよ早くした方がいいよ 間に合う内に
見てくれた え? 何の事 黒百合よ 咲いていたでしょ 御免 御免 何処に咲いているの? 庭のスモークツリーの根元近くに咲いているわよ 御免 知らなかったよ 見ておくね 妻は珍しい色々な花などをよく育てようとする まさか 黒百合までも植えていたとは 別に妻の...
陽に紅く染まりて 白身のひと切れとて 我が口に入る事失く 遠くは海の浜に在りて 紅く染まるも 語り為せば成る哉
十三夜の月が 美への求愛を語らい 十四夜の月が 其の身を紅く染まらせ 十五夜の月が 白く輝き丸く成りて散らむ 遠き日に 語り部の口より出てしものがたり
出戻りと云えるかどうかは怪しいが 戻ってきた分には優しさを表に出しており 元々出戻りと云う言葉自体にも問題があるのだが・・・ 出戻り梅雨は内に秘めた気性が荒い事も儘ある 今のところ、見た目には大人しそうだ それでもいつ何時、表を返して 刺有る枝をまるで鞭を振る...
雨の粒が 物干し竿横一列に並び 並むだ列の大きな一粒が 地面に跳ねた ピシャッ 降り続く雨 昼間だと云うのに薄暗く 戸外の生活音が、激しさを増す雨にかき消され 異様な静けさを醸し出す 一時後漸く 蛙の鳴き聲が聞こえ出し 世界が元に戻った