庭の楓の幼木が若葉に被われ 風が吹くたびに さざなみのように波打ち 其処ら中を走り回っている わたしは動物を飼っていたのかしら
庭の楓の幼木が若葉に被われ 風が吹くたびに さざなみのように波打ち 其処ら中を走り回っている わたしは動物を飼っていたのかしら
雨上がりに青空が顔を覗かせ ポッカリと太陽が、眩しい朝を投げ掛けてくる 暑さをまだ感じさせぬ爽やかな風に 此のひとときをわたしに与えてくれる 悦びと伴に、此の朝を讚美しよう
雨が止むだら 行ってらっしゃい 幸せ探しに 行ってらっしゃい 雨が止むだら 行ってらっしゃい 虹を探しに 行ってらっしゃい 虹を見付けたら 其の虹の左端の根元に 行って御覧なさい 其処には 幸せの種が埋まっているよ 其の種を育てて幸せを手に入れよう 本...
玉響の 開花はするも 久方ぶりの満開を 夢見る花海棠 一夜の春嵐にて夢と散る
我が身の淋しさは人為る故 されど 我が身は孤高為り
春最中 湿り気も程よく 生命がどんどんと芽吹く 最も春らしい此の頃 春と伴に楽しむでいると 何故か、何かの気配を覚え よくよく注意して見ると チラチラと時折此方を伺うかのような視線 夏が此方 否、春を伺い覗くような視線を感じてしまう 近世の此の折り...
東の空端に 増し来る 朝焼けが 眠れぬ あなたの 明け薬
蕾が綻び 花が開き 春はようようと生命の息吹を 大地に吹きかけ 生命は冬の厳しさから解放され 活動し始めむとするも はや夏が顔を覗かせ 隙あらばと構えむ 春はそんな夏を鷹揚に迎えむ也
春の陽射しの中 一人で居たら わたしは眠っていたようです 風になりたい 風になりたい 風になったわたしがいます 風になったわたしは あなたの周りを廻っています 何時までも 何時までも あなたの周りを ぐるぐる ぐるぐる廻っています 何時で...
春になりました もう春なんです でも悲しいことに 今年はわたしの処に 春告げ鳥はやって来ませむでした わたしの拙い記憶の中では 毎年のように 早朝に春告げ鳥はやって来て その美しい鳴き聲で わたしを楽しませてくれていました 今年は何処に居るのでしょ...
花の想ひが 春の陽気に煽られて 今か今かと 刹那を覚ゆるも 短き春は 今を今とせず 今に在りて成らむ也 こんな喧騒で馬鹿げた世の中であっても 待ち望んだ春が 今のこの時にあるのだから 後は花が咲くのを待つだけではないか 待つと云う期待感を 精々楽し...
冬と春が交互に行ったり来たりして 其の裏では夏がこそこそと顔を覗かせて 冬と春を駆逐しようと待ち構えている そんな季節のやり取りがあっても 秋は姿を現そうとせず わたし達から遠ざかろうとしている
あなたとわたしの雛祭り 家族も疾うに二人だけとなり 今に至り 今年も雛祭りを祝おうと あなたとわたしの二人だけど あなたも未だ女の子なのだから いやいや、女の子に戻っての雛祭りをと 雛人形を紙で折って飾っての 形作りから始まって でもやり過ぎても大変だか...
春を見せられて - わたしが見る春は もう其処までとあやしこそすれ 今日もまた、寒さに負けての布団の中
春の気分 - 土筆がつくつくと頭を出して ここ2~3日暖かくなっていた 過ごし易い事この上もない いやいや今は未だ真冬じゃないか 天気予報でも寒さは戻ると報じている ひとを春の気分にさせといて 冬に逆戻りだなんて 騙すなんて、あんまりだと思ってしまう ...
雪深く - 如月の 重なる寒波の荒波に 雪に埋もれし人為る思ひ也 遠くもあり近くもある春の息
女の性 - まだまだ小さな、可愛いとても可愛い女の子が おいたをしています ママが居ない隙に、ママの化粧台の鏡に向かって 色々な表情を作り、鏡に映った姿を見て 得意になっています そのうちにママの化粧道具箱の中から紅い口紅を見付けて 女の子の小さ...
真冬に毛虫 - モコモコ モコモコ 駐車場のコンクリートの上を モコモコ モコモコ 這っている 生きる場所をお求めて 土を求めて 草木を求めて 這っている 季節外れの 今、冬真最中だと云うのに どうやって生き延びてきたのだろう どうやって生きていくの...
狂 乱 - 舞い落ちる雪華が 吹き荒れる風に煽られて 地上に着地せぬままに 宙に狂ほしく駆け回り 風の壁にぶち当たり 砕け散ってしまった
寒さはまだまだですよ - 一月十一日 寒さが募るを前にして 寒さになほる風の和らぎに 心騒ぐも一息をつく
お日様 - お日様が顔を覗かせると 朝の寒さが ホロホロと解きほぐれ ほんのりとした暖かさが 訪れてきましたよ 時間と伴に雲が お日様を隠そうとして 大きく広がってくると 暖かさが消えてしまう お日様が出たり隠れたり 何度も繰り返し 暖かくなったり...
朝の目覚め - くれはづらふ 夜の帳がやうやうと上がる頃 勝る寒さに 朝の段取りは 暖の整いに始まらむ也
跳 べ - 12月22日11:30 今日の青い空の低い処に 幾つもの小さな白い雲の塊が 浮かむでいるよ そこら辺の建物によじ登って 跳び上がったら そんな雲の一つに乗れるかな?
冬の始めに - 朝がようようと明け始めると 大地が太陽の光の味を確かめようと 触手を太陽に向かって伸ばし始め 少しでも地中に陽の光を取り込もうとする
サンタはもう来ない - 世界中の子供達に夢と希望を与え続けてきた サンタクロースはもう子供達の処へは来れない 今までサンタクロースはよくやってきた サンタクロースはよく頑張った でもサンタクロースはもう子供達に プレゼントを配って回れない 何故? 答は簡単...
子犬と遊ぶんだ - くるくるくるくる くるくるくるくる 身体を回すと くるくるくるくる くるくるくるくる 目が回る 子犬と一緒に遊んでいたら 子犬がくるくるくるくるわたしの周りを回り始め あまりに面白そうだったので わたしも釣られてくるくるくるくる回って...
眠り虫 - 眠たい 眠たい とても眠たい 何時も何時も眠り足りない だから何時も何時も眠っている 寝ても寝ても寝足りない 眠たい 眠たい 朝から晩まで眠っている 何時も何時も眠っている そう、俺らが 眠り虫ジラーなのだ
指切りげんまん - しっかりと指を絡ませて 約束した、あの日の事は あなたの熱い想ひが 絡ませた指から指へと伝わって あなたの真剣な眼差しに わたしは思わず あなたを抱き締めてしまった
恐ろしい - 早くも冬を迎えむとするも 気になるは、やはり気候変動である 時の重なりは人の気など知らずして 星の規模にまで至れども 人の欲と傲慢はとどまることをしらぬ なんと人は剛毅なものよ ・・・とな
何か妖怪 - 柵のひとの世に埋もれし恨み節 彷徨う欲の亡霊と 彷徨う力の亡霊が 手に手を取り合う隠し事 ひとの世の富を食ひ荒らし 貧しき者を蹴散らして 己が欲を遂げむとす ああ、ひとの世は極上の無情とや
朝焼けの空が 大地を紅く染め上げる頃 どっしりと大地に根付いた 真っ黒な山影が紅い東の空に浮かび上がっている 少しづつ明るくなっていく地面(ぢづら)の様子が 明ら様になってくる 夜が明けた今日もまた 太陽が照り曜く 暑い熱い一日が始まるのだ
雨上がり 濡れた大地に 蛙跳ね 雨をもう少しと 恨み節
月がとっても綺麗だわ 一緒にお月見でもしましょうよ わたしとあなたのデートスポットで わたしはあなたのかぐや姫
小さき人よ 未だ自我も確立には至らず 己が生命を 精一杯に生きている小さき人よ 其の小さき生命が光り耀いている 神に栄光在れ
秋桜に庭を明け渡しし 此の秋の日々 世知辛い世へのプレゼント
人の世の偉き人達よ 少しは地球の事も考えてくれ 地球が悲鳴をあげている 此の地球に生きている、あなた達が属する人々 特に貧しき人々が悲鳴をあげている 普通の人々とて、子供達の先行きを嘆き 閉ざされた未来に怒っている でもあなた達は争いがとても好きらしい 口...
人の世の偉き人達よ 少しは地球の事も考えてくれ 地球が悲鳴をあげている 此の地球に生きている あなた達が属する人々 特に貧しき人々が悲鳴をあげている 普通の人々とて 子供達の先行きを嘆き 閉ざされた未来に怒っている でもあなた達は争いがとても好きらしい ...
虫の音の 心地よさが 秋の風 今年始めての秋の風を覚ふるも 漸く虫の音が耳に優しく届きましたよ
暑い熱い長い長い夏が 己が捲り上げた裾を下ろし整えようとしている 其れを見付けた秋は 慌てて己が裾を捲り上げようとするも 夏の裾内からのむせ返るような生命の勢いに 一瞬たじろいでしまった 秋はそれでもそろりそろりと捲り上げようとするが 己が裾内が未だ熟さ...
夜明け前のお空にピカリと光るお星さま一つ とても綺麗で宝石にも負けないくらいのお星さま一つ まるでわたしとお話ししたいかのようなお星さま わたしはお星さまに語り掛けました お星さま、わたしのお願いを聞いて下さいな わたしのお願いを聞いて下さったら、 お友だち...
日本の庶民は怒りを知らない 否、表現出来ない 勝手にマスコミに庶民の怒りを表現されても 表す事がない 庶民よ怒れ 怒り方が解らなければ 海外の庶民の怒り方を見ればいい どのように、国に国の政治家に官僚に 怒りをぶつけているか、見ればいい 所謂マスコミ等、...
道端に転がっていた石コロが 妙に気になって 手に取ってみた 何の変哲もない ありふれた石コロ 何処が気になったのだろう 考えても考えても分からない ふと拾ってみただけ 何で拾ったのかも分からない ただ拾っただけ それだけのこと
君が霊に語りせば 我が友にならむと返す言の葉が 我が心を突き刺す刃となりて よもや君の隣に座する事になろうとは 我が言の葉の浅はかさよ とは云え、君の元に辿れるとは 此れも又乙なものとな
朝焼けに 彩る雲の流るる模様とて面白く 早朝にての、きつい労働の傍ら 眼のやりどころとならむ也
翔べない羽は要らない 何故羽を欲しがったのだろう 青い大空を自由に翔びまわりたい 白い雲を突き抜けて 青い空の下 何処までも広がる雲海を下に見て ずっとずっと翔び続けたい そんな事を願って羽を望んだのに 翔べない羽なんて 翔べない羽なんて要らない あま...
耀く紅い太陽が登り始めようとし 朝日と白い雲が織り成す彩りの変化も面白く 艶やかな空模様の中に ぽっかりと浮かむだ小さな黒雲がひとつ 其の異質さに目を奪われてしまった
向日葵も 熱すぎる夏の所為で 悲鳴をあげている間に 焦げてしまったよ
わたしが居てあなたが居る あなたが居てわたしが居る あなたが独りで生きる事が難しくなって わたしはあなたの内の優しさが愛おしく あなたの内の優しさがわたしを満たしてくれる 易しく云うとわたしもあなたが必要だと云う事 あなたが居てわたしが居る わたしが居てあな...
壁に咲いた紫陽花 明るさの違う葉っぱの緑色が ピンク、紫、青、水色の花を引き立たせ 真っ白な背景の中に浮かび上がらせる そんな鮮明な画像が脳裏に刻み込まれ わたしを楽しませてくれる
朝日が世界を包み込み 大地に降り注ぐ朝の陽光が 地上の生きものに生命の恵みを与えてくれる 生きものの一日が此処から始まる
途切れし梅雨の息継ぎなるか 待ち遠しき雨なれば幸い 否、単なる気まぐれ雨か 心の中で呟かむ也
夏が来た 夏が来た 昨日はまだ梅雨だったのに 一足飛びに夏が来た 未だ梅雨が明けたわけでもないのに 良くわからないけど夏が来た 「シクヨロ」なんてわけわからない事を云いながら とんでもない夏がやって来た
雨が降ります 雨が降る 梅雨に入りっぱなの雨降りです 強めの雨で この雨の中 ちゃぷちゃぷ ランランランとお散歩は ちょっとちょっと無理ですね お家の中でおとなしく 外の雨降りを眺めながら お茶でも呑みましょう
我が妹の冷たき掌を 我が掌で包み込まむ也 何時迄も愛しきひとよ
雨降る空の下 濡れた緑の葉っぱの上に 一匹の青蛙がちょこんと座っているよ 何かものを言っているようだ
大阪万博で日本の未来をうんぬんかんぬんと 云っているようだが 今の日本には未来はない 日本が頭をもたげようものなら まずアメリカが日本の頭を押さえ付け 次に中国が日本の足元を掬い日本を転ばし そしてロシアが高笑いをする そんな構造がしっかりと出来上がっている だから日本に...
5月、5月は何の月 皐月に在れば、古風で清美 早苗月に在れば、脳裏に浮かぶ田植風景 日本の中では馴染み深きもの 五月雨月に在れば生命の恵みの降り始め 緑有るものがすくすくと育ち始まる頃 他にも色々とあるだろうけれど 五月はわたしなりには生命茂る月 繁茂...
トランプが内戦を目論んでいる
君は民主主義と云う言葉を知っているか ? 民主主義国家と云うのは ? もちろん今のアメリカは論外だ アメリカは今やトランプ王国なのだから 加えて日本も外れる 幻となった民主主義は何処へ行ったのだろう ?
ゆらり ゆらり ゆらーり ゆらり 身体が揺れて 身体が揺れて 心も ゆらーり ゆらり 揺れている 別に身体がおかしいわけでもなく 何故か ゆらり ゆらりと揺れている わたしの中のわたしが揺れている わたしであって わたしでもなく でもそれはわたしに他ならない...
ゆふべの夕焼けのおとしもの 小さい子の紅い靴 とっても可愛い紅い靴 拾い上げ両の掌で包み込み 夜明けの東の空に向かって掲げてみた 羽がむくむくと生え 空に向かって羽ばたいた 何回か羽ばたいて 空に向かって翔むでいった 夜明けの空に翔むでいった
あさぼらけ あさしき想ひの儚さに 過ぎし時の流れが狂わしい
夏なれば 我が里島の海姿 遠き思ひの底に浮かぶは 高島なる也
習近平、ウラジーミル・プーチンに加えて ドナルド・トランプまでが加わった 最大悪による国難が生じているこんな時に 大阪・関西万博なんかをやっている場合ではないだろう
卯月になりての花の夜は 和らいだ風のそよぐなか 散らす花弁の空中遊泳を 映し出す夜間照明に 寄り添うあなたとわたしの影
雨に濡れた桜の花弁が わたしの欲情を駆り立てるかのように わたしに訴え掛けてくる 雨に濡れ続けるなか わたしの中で時間が止まり 誘惑に負けたわたしは 仮空間の中で 桜と伴に時間を忘れて遊むでいた
あれれ ! 本当に裸の王様が出現しちゃったよ
枯葉集う森の中 迷ひ込むだ一羽の老兎が 遠く離れた村里から やうやうの思いで生命からがら 逃げ果せて来た もう思い残す事は何も無い 生きる力の一欠片も失い 此の枯葉の中で朽ち果てるだけ 生命を失った遺骸も 此の枯葉の中に埋もれてしまうだろう そう、...
日本もアメリカの属国じゃなく 50何番目かの州に成れればいいんじゃない
今日の降る雨を見て 春の雨が待ち遠しいと 季節の扉を叩いてみても 其処には誰も居ないのか返事もない とは云え、まだ三月の初旬 冬が居座っていても 不思議でも何でもないだろうに 人が早めた季節であればこそ 人が勝手に春を待っているだけなのだろう
時は短くして 今の時は更に短く 瞬く間に過ぎ去りぬ されど悪夢は 己を夢の中に閉じ込め 時をも夢の中に閉じ込め 悪夢より解放される事もない
今日は天気がくるくると様変わりして 晴れ上がったり 青空の中に幾つもの雲を漂わせたり 空が全面雲に覆われたりで とても忙しそう そんななか寒さが大地を牛耳っており お隣さんの飼い犬のCOCOAが 家人の外出にともない 庭に出され 犬小屋の奥の敷布の上で 小さく丸まっている ...
あなたが待つ春を わたしが見付け出して あなたの処へ届けよう そうすれば、あなたの素敵な笑顔を わたしが見付ける事に成る
君が其処に居て 僕がいそいそと近づいて 君の笑顔を盗み取る 君が其処に居て 僕が一言も口にしなくても 君は笑顔で迎えてくれる 君が其処に居て 僕が泣きそうになっていると 君は笑顔で僕を抱きしめてくれる 君が其処に居て 僕が此処に居て離れていても 磁石...
椿の花がいっぱい 大きくもない椿の木だけれど 花はいっぱい 沢山の花が咲いている 縁起が悪かろう 其れは人の勝手な思い込み 椿の木が沢山あればあるほど 赤い花が沢山、沢山咲いている お門違いかもしれないけれど 余程、生命力が強いのかな でも生命力が強いのは本当 元気いっぱい...
寒さ窮まり 雪花咲いての事成れば 壊れぬ想ひの強さにて 風に躍らされし身の上にさえ 己が想ひを通さむ也
凍った月からの銀色光が 寒さに凍り付く大地に降り注ぐと 光の波長に刷り込まれた月兎が数匹大地に解き放たれた 月を賛美しようと飛び跳ね 踊りを月に捧げた 其の現象は数時間に及び 凍った月が溶けるまで続き 銀色光の消失と伴に月兎も宙に消えた
冷たい冬が日本中に蔓延し 人々が寒さに震える中 其の姿を嘲笑するかのように 自分には関係ないと 切迫した生活者には何の興味も無いと 寒い冬程、より冬らしいと悦ぶものがいる
まだ朝が開けぬ頃 雪がさらさら、さらさら降り始め 世界中の音を降り続ける雪の結晶の中に閉じ込めてしまうと 其処には無音の世界が造り出されていた わたしが発する音でさえ吸収しされてしまう 降り積もった雪の照り返しが まだ明けぬ暗い世界をうっすらと浮かび上がらせて...
大地に陽光降り注ぐ中 風の束が地面( ぢづら)に沿って吹き抜ける 晴れた真冬日の午前時 太陽の力強さが懐かしいとも云えぬ儘 硝子越しに陽が射し込む居間にて 傷めた身体を労るも今日とての一日也
春がうつろうこの頃も ひとの心はひとがつくりし暦に縛られての 粉ふひとの心の哀しさよ
光 在れ 光が闇を照らし 照らし出された闇は 闇の其の部分の存在を光に明け渡しはするが より多くの光を闇の奥底に閉じ込めてしまう 肥大化する宇宙の殆どに闇が存在し 造り出された光を拡散し吸収してしまう 此の世界は当然の如く 闇が支配する世界なのだ
冬の冷たさが大地を這いずり回り 寒さから逃れようと 隠れ潜むでいた小さな生命達は 這いずり回る冬の冷たさに捕まらないように 群れて互いを温め合い 必死に生命を繋ぎぎ留めている 此れも生命を繋ぐ一つの方法なのだろう
冬将軍が居るのなら 夏将軍は居るのだろうね 春の将軍は ? 秋の将軍は ? 何処に居るのだろう 皆で探してみよう
わがきみ わがきみ わがきみよ とおくはなれたそのひから くれないひびの ねむれぬままにあかつきむかえるそのたびに おまえたちをまもるそのためにむかわむと くじゅうのことのはのこしはなれゆきて はやよねん おもひのきみにながすひとすじのなみだ むねにいだくおさなごをちか...
風が吹くと 芒の穂が、おいでおいでをして招くものだから 興味が湧いてきた 何があるか分からないけれど 何も無いかもしれないけれど まずは行ってみよう 芒が招く処まで 皆は知らないだろうが わたしは本当は知っているのだ 知らぬ振りをして芒が思う...
冬が近づいて来る 足元から忍び寄って来る 冬が嫌いな訳ではない 好きな訳でもない ただ身体が嫌がっているだけ 寒さに身体が固まり あちこちに罅が入って壊れるだけ 後、痛いのも嫌 でも来るものはしょうがない 在るがままに在れと、呟くだけ 冬よ、来るなら早...
おだやかな あきのひるさがり くもをうすくうすく ひきのばして まくをはったような そらが ひのひかりを やわらげ とおしている あれほどあつかった なつのひざしも なかったかのように やすらぎが ただよっている ひとのせかいなど すっかり わすれてし...
陽の傾きと伴に 隣家の影が、じわじわと 庭先に忍び込むで来て やがて庭の大半を陣取ってしまい 我が物顔に振る舞っているよ ゆうかちゃんだったら喜むで 迎えてあげるのに 何時でもおいで 一緒に遊ぼうよ
想ひのしじまに浮かぶは 終日の膨れあがったお日さまとや
何時もと変わらず降る雨の 温もりに身を包(くる)み 濡れたアスファルト道路を 黙々と歩くのも 乙なもの
夢を忘れた 否、夢を持たぬ人がどれだけ居るのだろう 否、否、夢を持てないのだよ 選挙だ選挙だ 選挙だワッショイ ワッショイワッショイ 民主主義のお祭りだ 皆で神輿を担いで 誰でもいいから神輿に担いで ワッショイワッショイ それで気が晴れるなら ワッショイワッショ...
10月17日今朝 まだ夜が開けぬ暗いままの早朝 西の空には 大きくてまんまるい紅い月が 今にも落っこちてしまいそうな月が でんと明けぬ西の空の際に居座っていた 此の陣地は俺のものだと云わんばかりの そんな大きな態度が伺えた でも結局は西の空の地平線の下に沈...
有りし極のこと故の 綻びた心を取り戻そうと 踠きに踠き 足掻きに足掻いて 人目も憚らず 己の欲を曝け出し 人並みの人間らしさを絞り出す そもそも人間らしさの一欠片とて有りもせず 切れかけた糸を唯唯結び直さむとする
気持ち良い風が吹いている 秋らしい風とかなのだろう 否、秋風でなければならない わたしが、そう思いたいのだ
雨が降ります 雨が降る しとしと、しっとり雨が降る こんな素敵な雨の日に まだ帰って来ないあなたを待ってます 待ちきれないわたしは傘をさし 最寄りの駅までお迎えに にっこり笑顔のあなたを想い いそいそ、雨の中を出掛けます
雨が降っている 雨は降っている 雨に濡れた身体が冷たくなっていく 雨に濡れた身体に雨が浸み込むでくる じわじわっと雨が身体に入り込むでくる 雨との同化が始まった
見せ掛けの季節に騙されまいと 只、自然の移り変わりを五感を通して感じ取る 極々当たり前の事ではあるが 今の世の中では、そうとも限らない
空を真っ黒な大きな闇が覆い尽くしてしまった 日本の空を真っ黒な悪意が覆い尽くしてしまった アジアの空を真っ黒な大きな覇権が覆い尽くしてしまった 世界の空を真っ黒な独善が覆い尽くしてしまった 地球の大気が真っ黒な人類悪に覆い尽くされてしまった
君の想ひの中に我が名を呼むでみれば 我が想ひは君と伴に在り 我が想ひの中に君の名を拡げてみれば 君の想ひは我が中にいっぱいに拡がった
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庭の楓の幼木が若葉に被われ 風が吹くたびに さざなみのように波打ち 其処ら中を走り回っている わたしは動物を飼っていたのかしら
雨上がりに青空が顔を覗かせ ポッカリと太陽が、眩しい朝を投げ掛けてくる 暑さをまだ感じさせぬ爽やかな風に 此のひとときをわたしに与えてくれる 悦びと伴に、此の朝を讚美しよう
雨が止むだら 行ってらっしゃい 幸せ探しに 行ってらっしゃい 雨が止むだら 行ってらっしゃい 虹を探しに 行ってらっしゃい 虹を見付けたら 其の虹の左端の根元に 行って御覧なさい 其処には 幸せの種が埋まっているよ 其の種を育てて幸せを手に入れよう 本...
玉響の 開花はするも 久方ぶりの満開を 夢見る花海棠 一夜の春嵐にて夢と散る
我が身の淋しさは人為る故 されど 我が身は孤高為り
春最中 湿り気も程よく 生命がどんどんと芽吹く 最も春らしい此の頃 春と伴に楽しむでいると 何故か、何かの気配を覚え よくよく注意して見ると チラチラと時折此方を伺うかのような視線 夏が此方 否、春を伺い覗くような視線を感じてしまう 近世の此の折り...
東の空端に 増し来る 朝焼けが 眠れぬ あなたの 明け薬
蕾が綻び 花が開き 春はようようと生命の息吹を 大地に吹きかけ 生命は冬の厳しさから解放され 活動し始めむとするも はや夏が顔を覗かせ 隙あらばと構えむ 春はそんな夏を鷹揚に迎えむ也
春の陽射しの中 一人で居たら わたしは眠っていたようです 風になりたい 風になりたい 風になったわたしがいます 風になったわたしは あなたの周りを廻っています 何時までも 何時までも あなたの周りを ぐるぐる ぐるぐる廻っています 何時で...
春になりました もう春なんです でも悲しいことに 今年はわたしの処に 春告げ鳥はやって来ませむでした わたしの拙い記憶の中では 毎年のように 早朝に春告げ鳥はやって来て その美しい鳴き聲で わたしを楽しませてくれていました 今年は何処に居るのでしょ...
花の想ひが 春の陽気に煽られて 今か今かと 刹那を覚ゆるも 短き春は 今を今とせず 今に在りて成らむ也 こんな喧騒で馬鹿げた世の中であっても 待ち望んだ春が 今のこの時にあるのだから 後は花が咲くのを待つだけではないか 待つと云う期待感を 精々楽し...
冬と春が交互に行ったり来たりして 其の裏では夏がこそこそと顔を覗かせて 冬と春を駆逐しようと待ち構えている そんな季節のやり取りがあっても 秋は姿を現そうとせず わたし達から遠ざかろうとしている
あなたとわたしの雛祭り 家族も疾うに二人だけとなり 今に至り 今年も雛祭りを祝おうと あなたとわたしの二人だけど あなたも未だ女の子なのだから いやいや、女の子に戻っての雛祭りをと 雛人形を紙で折って飾っての 形作りから始まって でもやり過ぎても大変だか...
春を見せられて - わたしが見る春は もう其処までとあやしこそすれ 今日もまた、寒さに負けての布団の中
春の気分 - 土筆がつくつくと頭を出して ここ2~3日暖かくなっていた 過ごし易い事この上もない いやいや今は未だ真冬じゃないか 天気予報でも寒さは戻ると報じている ひとを春の気分にさせといて 冬に逆戻りだなんて 騙すなんて、あんまりだと思ってしまう ...
雪深く - 如月の 重なる寒波の荒波に 雪に埋もれし人為る思ひ也 遠くもあり近くもある春の息
女の性 - まだまだ小さな、可愛いとても可愛い女の子が おいたをしています ママが居ない隙に、ママの化粧台の鏡に向かって 色々な表情を作り、鏡に映った姿を見て 得意になっています そのうちにママの化粧道具箱の中から紅い口紅を見付けて 女の子の小さ...
真冬に毛虫 - モコモコ モコモコ 駐車場のコンクリートの上を モコモコ モコモコ 這っている 生きる場所をお求めて 土を求めて 草木を求めて 這っている 季節外れの 今、冬真最中だと云うのに どうやって生き延びてきたのだろう どうやって生きていくの...
狂 乱 - 舞い落ちる雪華が 吹き荒れる風に煽られて 地上に着地せぬままに 宙に狂ほしく駆け回り 風の壁にぶち当たり 砕け散ってしまった
寒さはまだまだですよ - 一月十一日 寒さが募るを前にして 寒さになほる風の和らぎに 心騒ぐも一息をつく
ゆらり ゆらり ゆらーり ゆらり 身体が揺れて 身体が揺れて 心も ゆらーり ゆらり 揺れている 別に身体がおかしいわけでもなく 何故か ゆらり ゆらりと揺れている わたしの中のわたしが揺れている わたしであって わたしでもなく でもそれはわたしに他ならない...
ゆふべの夕焼けのおとしもの 小さい子の紅い靴 とっても可愛い紅い靴 拾い上げ両の掌で包み込み 夜明けの東の空に向かって掲げてみた 羽がむくむくと生え 空に向かって羽ばたいた 何回か羽ばたいて 空に向かって翔むでいった 夜明けの空に翔むでいった
あさぼらけ あさしき想ひの儚さに 過ぎし時の流れが狂わしい
夏なれば 我が里島の海姿 遠き思ひの底に浮かぶは 高島なる也
習近平、ウラジーミル・プーチンに加えて ドナルド・トランプまでが加わった 最大悪による国難が生じているこんな時に 大阪・関西万博なんかをやっている場合ではないだろう
卯月になりての花の夜は 和らいだ風のそよぐなか 散らす花弁の空中遊泳を 映し出す夜間照明に 寄り添うあなたとわたしの影
雨に濡れた桜の花弁が わたしの欲情を駆り立てるかのように わたしに訴え掛けてくる 雨に濡れ続けるなか わたしの中で時間が止まり 誘惑に負けたわたしは 仮空間の中で 桜と伴に時間を忘れて遊むでいた
あれれ ! 本当に裸の王様が出現しちゃったよ
枯葉集う森の中 迷ひ込むだ一羽の老兎が 遠く離れた村里から やうやうの思いで生命からがら 逃げ果せて来た もう思い残す事は何も無い 生きる力の一欠片も失い 此の枯葉の中で朽ち果てるだけ 生命を失った遺骸も 此の枯葉の中に埋もれてしまうだろう そう、...
日本もアメリカの属国じゃなく 50何番目かの州に成れればいいんじゃない
今日の降る雨を見て 春の雨が待ち遠しいと 季節の扉を叩いてみても 其処には誰も居ないのか返事もない とは云え、まだ三月の初旬 冬が居座っていても 不思議でも何でもないだろうに 人が早めた季節であればこそ 人が勝手に春を待っているだけなのだろう
時は短くして 今の時は更に短く 瞬く間に過ぎ去りぬ されど悪夢は 己を夢の中に閉じ込め 時をも夢の中に閉じ込め 悪夢より解放される事もない
今日は天気がくるくると様変わりして 晴れ上がったり 青空の中に幾つもの雲を漂わせたり 空が全面雲に覆われたりで とても忙しそう そんななか寒さが大地を牛耳っており お隣さんの飼い犬のCOCOAが 家人の外出にともない 庭に出され 犬小屋の奥の敷布の上で 小さく丸まっている ...
あなたが待つ春を わたしが見付け出して あなたの処へ届けよう そうすれば、あなたの素敵な笑顔を わたしが見付ける事に成る
君が其処に居て 僕がいそいそと近づいて 君の笑顔を盗み取る 君が其処に居て 僕が一言も口にしなくても 君は笑顔で迎えてくれる 君が其処に居て 僕が泣きそうになっていると 君は笑顔で僕を抱きしめてくれる 君が其処に居て 僕が此処に居て離れていても 磁石...
椿の花がいっぱい 大きくもない椿の木だけれど 花はいっぱい 沢山の花が咲いている 縁起が悪かろう 其れは人の勝手な思い込み 椿の木が沢山あればあるほど 赤い花が沢山、沢山咲いている お門違いかもしれないけれど 余程、生命力が強いのかな でも生命力が強いのは本当 元気いっぱい...
寒さ窮まり 雪花咲いての事成れば 壊れぬ想ひの強さにて 風に躍らされし身の上にさえ 己が想ひを通さむ也
凍った月からの銀色光が 寒さに凍り付く大地に降り注ぐと 光の波長に刷り込まれた月兎が数匹大地に解き放たれた 月を賛美しようと飛び跳ね 踊りを月に捧げた 其の現象は数時間に及び 凍った月が溶けるまで続き 銀色光の消失と伴に月兎も宙に消えた
冷たい冬が日本中に蔓延し 人々が寒さに震える中 其の姿を嘲笑するかのように 自分には関係ないと 切迫した生活者には何の興味も無いと 寒い冬程、より冬らしいと悦ぶものがいる
まだ朝が開けぬ頃 雪がさらさら、さらさら降り始め 世界中の音を降り続ける雪の結晶の中に閉じ込めてしまうと 其処には無音の世界が造り出されていた わたしが発する音でさえ吸収しされてしまう 降り積もった雪の照り返しが まだ明けぬ暗い世界をうっすらと浮かび上がらせて...