東京の日枝神社では、さる7日の神幸祭巡幸を皮切りに新茶奉納、稚児行列などと「山王祭り」の行事が連日あり、今日も表千家の献茶式、13日の献灯祭などと17日まで続く。神田祭と隔年交互に催される都内最大級の祭りと言える。自分も巡幸の日に、友人イオさんら糀町睦会のお囃子とその山車「御幣猿」を観に三宅坂から桜田門まで追っかけた。 日枝という名前は「比叡」に通じて、猿を使い神とする山王信仰に繋がる。本家本元は滋賀・大津坂本の「日吉神社」で平安京の鬼門鎮めだ。だが、赤坂のは埼玉・川越からの勧請なので孫筋と言える。また日枝・日吉・山王と称する神社は3800もあるというが、宗教法人登録では800程度(東洋経済)…