飽きっぽい性格の私にしては続いています。無理せず週一回ほどの更新が身の丈にあっているのでしょうか? お目に留まれば嬉しいです。
Gooブログからの引っ越し先を探していていささか頭が混乱している。少し整理しようと新緑の榛名山麓に出かける。期待通りの新緑と咲き始めたツツジに癒されながら山道を歩いていたら、谷筋に何やら微かに動く動物に気付く。その距離70m位か。少なくと熊ではないようなので静かに距離を縮める。20mまで近づいた。その先は急斜面になっているので思いとどまり、カメラにズーム機能一杯で撮影した。カモシカだ。ここは霞山カントリークラブの横、ちょっとしたキャンプ場の下。人家から500m程離れている地点。前に同じ榛名山中で見かけたときはかなり奥まったあまり人の気配が感じられない谷の奥だった。気付いてから10分ほど経っているが、全く動く気配がない。動かないことで自らを目立たなくさせて敵の目を誤魔化すのがカモシカの性質なのだろう。前回遭...715-250512野生の珍獣に遭遇する
714-250510システムが高度化したのか、私が高齢になったからなのか?
水上温泉の手前を西に入ったノルンスキー場は豊富だった雪も解け、冬を越した何十万株の水仙の花が咲き乱れる。およそ30年前に新しいスキー場としてオープンした頃、スキーに再熱中し、近くなので仕事終わりに何度もナイターゲレンデに通った思い出の地。今シーズンも湯ノ丸スキー場に一回だけ滑ってみたが、バランスがうまく取れなくて少し斜面がきつくなると、身体の方がゆうことをきず全くもって何たる滑りだと嘆くばかり。雪の消えた斜面に立っていると、あの頃難なくこの斜面を滑りまくっていたのが同じこの身体だということが信じられない。岩鞍スキー場も雪の消えたゲレンデにユリの花が咲き乱れる。しかしユリは少し派手過ぎて花の香りもキツイ。こちらの方が私には好みだ。奥のピークは吾妻耶山。この南に続く大峰山と共に私が山歩きの第一歩として登った山...714-250510システムが高度化したのか、私が高齢になったからなのか?
当市最南部の里山八束山(城山)を眺める昨年の秋以降悩まされている腰部脊椎管狭窄症。程度の差はあるが同世代の皆さんが悩んでいる。治療法は正しい方法でのリハビリしかない。それに従ってこの数カ月間飽きずに続けてきた成果が出てきた。散歩中の腰から左足にかけての違和感は残るもののひところから見ればずっと軽くなっている。近郊の観音山の500段余の石段も登れるようになった。これならばと安中富岡境の崇台山の短いが一番急な尾根を登ってみた。これも問題ない。次はこれも何度も登っている冒頭に掲げた八束山。左の尾根から比高300mを登れるかと挑戦した。往路を戻る予定でゆっくりと登る。地元のご婦人に軽~く追い抜かれたが1時間弱で完登する。八束山北登山道入り口と途中の枯れた松の大木これは嬉しい事だ、岩が多く斜度もある西尾根(冒頭の写...713-250504里山歩きを再開
関東地方で見られる3体の雷神石碑の一つと聞く先週金曜日に高校同期4人でのランチ会があった。普段の友人関係の集まりだと話の半分は各自の健康問題が中心となる。無難なかつ共通の問題なので話が纏まりやすい。今回はいささか話の内容が異なった。4人共外見上健康体を維持しているが、それぞれが何らかの不具合を抱えている。それらが冒頭に話題になったがすぐに切り替わり、話題は各自の専門分野の話になる。T君は神社や江戸時代の庶民信仰の石碑や道祖神の研究家、O君は郷土史研究そしてI君は音楽教育分野と一家言を持つ。私はといえば、歴史が好きだというだけなので、それらの話題についてはいけるが何せ奥行きがないので、もっぱら聞き役にまわらざるを得ない。卒業後65年が過ぎたが、その間私も家族に不自由な思いをさせないために必ずしも自分の目指し...712-250427年寄りのランチ会と侮るなかれ
近くに住む中学生以来70年の親友がパソコンを入れ替えた。ところがスマホで撮りためた写真が取り込めないので教えてくれとパソコンとスマホ持参で我が家を訪ねてくる。我が持てる知識を総動員して取り組んだが判らない。行き詰まってしまったので駅前のヤマダ電機のパソコンコーナーを老爺二人で出向く。原因は組み込まれているW11のソフトの中に私も普段使用しているOnedriveの5GBのベーシック部分が勝手に動作してしまうのが原因だった。店員がこの部分をアンインストールしてようやく私の知識のレベルになり彼の悩みが解消できた。クラウドが必要になったらその時インストールすることにした。翌日10年ぶりに所要で電車で東京に出かけた。我が町から湘南新宿ライン経由新宿駅で京王線に乗り換え府中まで行ってきた。大都会の乗降客数日本一の新宿...711-250419田舎暮らしには大都会の雑踏は疲れる
毎回書いている気がするが、今年の桜の見ごろの期間は結構長い。昨日もまた桜の追っかけをしてしまった。今回は榛名山麓の某地点だが、ちょっとした丘の崖下の平地に時期の花々が咲き競っていた。丘上の家の住人は何と贅沢な場所に家を建てたものだ。居室にいながら眼下やその先の山上の古城跡の桜が目に入る。似たような花の盛りを随分前に福島市の郊外で見たことがある。花見山公園といった。なだらかの斜面に沿って咲く様子は百花繚乱といっていいだろう。総じて東北各県は桜の名所が多いが、そんな遠出をする気力もなくなってきた。県内の花の名所を丹念に調べて見ごろの時期を調べて出かけよう。この冬は特に例年より寒かったわけでもないのに、わが身にはこたえる寒さだった。我が住まいの基本構造は半世紀以上も前のもの。耐震性や断熱性能は至って低い。改築や...710-250412こんな古い家にも断熱工事が有効か?
安中市九十九地区の農家の庭に咲く桜咲き始めてから冷え込んだ天気が続き、それが幸いして今年は観桜の時期が長い。新生活が始まる時期に合わせて咲いてくれたので、各学校や職場の新入生にとっては思い出に残る入学式や入社式になっているようだ。わが孫娘の一人にとっても遠く離れての大学生活の門出に相応しいものとなった。全国の若者の多くが憧れる東京での18年の生活に別れを告げて遠く岩手の大学に進学した。進みたい分野を学ぶには自分の学力も考えてここが最適な学校と自身で決めての大学なので満足だろう。聞けば宮沢賢治も学んだ盛岡高等農林学校の流れをくむ伝統ある学部のようだ。冬は東京より厳しい気候だろうが、これからの季節は東京では出会えない風景を堪能できるだろう。盛岡の石割桜の開花はまだ先か?山間部の県道を車で走っていて見事な桜に出...709-250405ネット観光丹波篠山編
甘楽町秋畑の那須集落の上部に咲くミツマタの花昨年の初夏、藤岡市上日野から富岡に抜ける峠道から見た那須集落の光景が忘れられない。この日集落を散策中、かなり上部で畑を耕す老女と話をした。その際春の彼岸の頃来てくださいと言われる。老夫妻が長年かかって植樹したというミツマタの花が見事ですよと言われた。先日その約束を果たすべく現地に飛ぶ。20度を越えるような急傾斜の集落を縫うような細い道を登っていく。そこに黄金色に輝くミツマタの花の群落が待っていた。件の老女宅に声を掛けたら彼女が顔を出す。さすがに去年の出合は覚えていなかったが、持参の手土産を渡す、愛想よく迎えてくれた。最上部から俯瞰してみるとこの集落の特徴が見て取れる。昔は桑やこんにゃくの畑として使われていたのだろう。時代の変遷でそれらの作物を栽培する動機が無くな...708-250329急傾斜地のミツマタ
故郷を離れて遠くに嫁いだ妻の幼馴染に贈るふるさとの梅園の2枚手に入れてから20年は経つフジの盆栽が大きくなり過ぎて老人の手に負えなくなったきた。この春この樹に花芽見られず新芽は葉芽ばかり。当然今年の花は期待できない。去年の暑さのせいと鉢から抜けないほど根が張ってしまったせいだろうと思う。いい機会なのでこの際思い切って枝を整理し半分の大きさしようと思い立った。併せて手入がし易いように一回り小さな鉢に植え替えた。雑木盆栽の改造時のような強い剪定は悪くすると枯れさせてしまうかもしれない。盆栽棚の大半を占めるサツキやケヤキやブナ類は強く剪定しても各所から枝が吹き出きて数年で意図した樹形を仕上げることができる。数年前に間延びしたケヤキ盆栽を改造した経過を載せる。改造後その夏4年後の今年2月の順です。絶対に枯れないと...707-250223フジの盆栽の剪定は失敗か
3月10日の湯ノ丸スキー場先日絶好のスキー日和となったので朝食を済ませてから湯ノ丸スキー場に出かけた。昨年秋から顕著になった腰痛でこのシーズンのスキーは断念は覚悟していた。年が改まり早々に古巣の病院で週一回のリハビリを受け始めた。手術するほど重症ではないが薬も効果ないとなると、正しい方法で自分で体幹を鍛えるしかないと言われ、その方法を指導してもらい家で訓練を開始した。その効果があり500歩程度しか歩けなかったが目標にしている連続3000歩程度は違和感は残るものの問題なく歩けるようになった。長年やってきたのでスキー検定2級くらいのレベルにはなっていたと思っている。緩斜面なら大丈夫だろうとの勝手な判断。もちろん不安はあった。自信がないので1回券を求めリフトに乗る。十分に準備運動を行い滑り出す。転んだらアウトだ...706-050315残念だが最後のスキーとなるか
我が家の庭の初雪(3月5日朝)今週初め雪予報で外出を控えていた期間に見た黒沢明監督の手になる映画「赤ひげ」。黒沢作品はほぼすべて観ているが、その中でも最高傑作とは見終わったときの感想。初期の作品「生きる」は志村喬が演じる平凡な市役所職員が癌を宣告され、意気消沈して公園のブランコに揺られるシーンが象徴的な映画だった。これは作品として優れていて監督の代表作の一つに揚げられている。しかし暗い映画だった。「羅生門」はベネチア映画祭だったかで最高賞を取った作品だが解釈が難しい。代表作の「七人の侍」「用心棒」や「椿三十郎」は素晴らしい作品なのだがセリフ回しが早すぎて老化し始めた耳には少々辛い。後期の作品「乱」や「影武者」はカラー作品になったが、セット撮影でなく富士山麓の広大な裾野に豪華のセット組んでの作品で再度見たく...705-250308黒沢作品の最高傑作と私は思う
雪に埋もれた法師温泉穏やかな天候だったので急に思い立って三国トンネルを越えたくなった。毎度のことだが計画も何もあったものではない。当日の天気の様子でその日の行動を決める無計画さ。ゆえに圧倒的に一人旅が多い。孤独を愛する性格でもないのだが、結果的にそうなってしまう。住む地からは関越道を使えば2時間かからずに国道17号の三国トンネルを越えて苗場スキー場まで行くことができる。今年のような大雪でも朝までには完璧な除雪がされており、雪用タイヤであれば他のシーズンと変わらぬ時間で雪に触れることができる。長年楽しんできたスキーも今シーズンは腰部脊椎管狭窄症が原因の左足の痛みで断念せざるを得ない。せめて雪の感触だけでも体験しておきたい気持ちが突然のドライブになった次第。狭くて大型車ではすれ違いもままなら旧三国トンネルのす...704-250301大雪に埋もれた法師温泉
関越道と交差する地点を南に向かって驀進中強力な寒気団が日本列島上空に居座り続け、日本海側は大雪でところにより5mを越える。太平洋側はカラカラの天気が続き火災も頻発して春を目の前にして日本中が震えている。こんな写真を撮りたいのだが、上越線は水上、長岡駅間が大雪のため運休中で清水トンネルを越えてくる貨物列車が走ってこなくてその機会がない。探し出した2013年の大雪の際に撮影した一枚を載せる。諸兄におかれてはすでに確定申告を済ませましたでしょうか?小生はこれから始まる。昨年まではパソコンを使用したが、各数値を手入力し、印刷して税務署に届けていた。年金生活者が還付される金額は僅かなものだが、社会福祉法人からの僅かな給与所得が2カ所あるので、恒例のように毎年申告をしてきた。スマホでできることは知ってはいたが、マイナ...703-250222理解の限界を越えそうなシステム
観音山の染料資料館にて(令和3年2月)先週末の暖気から一転勢力の強い寒気が日本列島を覆う。週末まで居座るとの予報で雪国の雪害が心配される。我が住む地方は乾ききった北風が吹きまくるだろう。すでに今日の午後からその先兵たる千切れ雲が上空を通過してゆく。雪国の皆さんのご苦労を思えば家に中で部屋に射しこむやや光量を増しつつある陽の光を浴びていられるのだから何ほどのこともなかろう。俳人の名は忘れたが、海に出て木枯らし帰るところなしの句が空っ風の模様をよく表現している。選択的夫婦別称を法律で認めることの是非が国会で論議されようとしている。夫婦同姓は当たり前のことと思って、子供たちが困るだろうなくらいしとしか思っていない。そうした中10年ほど前に亡き母親の遺品の中に明治42年発行の戸籍謄本が見つかったのを思い出した。既...702-250217選択的夫婦別称の法制化への賛否
20年前の大雪の際の謙信ゆかりの六日町曹洞宗雲洞庵にて例年ならばこの時期何回かのスキーを楽しんでいる頃だ。今年のスキー場はこれ以上降らないでくれという程の積雪に恵まれている。スキー好きにとっては最高のシーズンだ。なのに腰の脊椎管狭窄が原因で左足の状態が良くない。相変わらず300mを越えると痛みはじめて長くは歩けない。このため今のところスキーは諦めざるを得ない。次のシーズンに期待したいと思っても加齢によるバランス感覚の低下はスキーにとっては致命的な問題。このまま長年楽しませてもらった趣味を諦めざるを得ないのかと思うと無性に寂しい。気分を晴らすように地図を眺めては想像上の山歩きをしている。そんな中、裁判所が市町村境の確定判決を行ったとのネットニュースが飛び込んできた。確定してない行政の境の紛争は富士山頂くらい...701-250209気付かなかった変な行政の境
崇台山山麓の桜おしもおされもしない高齢域になってしまったが、もう少しの間、里山歩きを楽しみたい。安中富岡境の崇台山が桜で埋め尽くされる彼岸の頃までには、この左足の痛みが軽減することを期待しながら、今日もリハビリに励む。クスリは効かない、手術もリスクが大きいとなるとこれしかない。悪化はしていないが、300mを越えると痛みの兆候が出てくるので、左足を折り曲げ50cm程の高さの足掛かりまで持ち上げた状態で1分程休んでは次の300mを歩く繰り返し。贅沢は言わない、里山歩きが達者な同期の山崎君の十分の一でいい。幸い内科的所見では今のところ憂慮するような異常はない。この左足の異変が高じて歩行が困難になり、筋力の低下が進み本当の要介護者にまで落ち込んでしまうことを何よりも恐れている。桜の季節まで残された時間は2か月弱、...700-250202残された時間は50日
四万温泉で見かけた珍車気休めでもいかと思い腰部脊椎管狭窄症の症状から逃れるために四万温泉の日帰り入浴施設「清流の湯」に行ってきた。湯上りに火照った体を冷やすべくかつ昼食のために四万川沿いの駐車場に車を置いて、温泉街をぶらつく。草津という選択肢もあったが、私には湯温とその成分が強すぎる。その点四万温泉はおだやかな泉質で療養には合っている。短時間の入浴で何が変わるわけではないが、この痛みにいささかうんざりしていたので気分が良くなり、少しは痛みが軽減したかのような大らかな気持にはなった。東京駅との直通バスも運行されているので、鄙びた温泉の雰囲気を好んで訪れる都会人も多いようだ。昔ながらの湯治場の雰囲気を残しながら、結構しゃれた土産店、カフェや食堂もある。その一軒でお切込みうどんを食す。大きな上州牛とイノブタ肉が...699-250126珍車
北陸新幹線安中榛名駅のアクセス道路にて2021年に撮影した一枚です。1日の乗降客が1000人に満たない駅だが、都会人にはなかなか人気あるやに聞く。駅前の南斜面の広い住宅街はおしゃれな住宅も多い。新興団地の例にもれずこれから住民の高齢化が進行すると問題多発の団地化する可能性が高いが、新幹線の駅前という立地は、住民の目線は地元安中でなく、高崎やその先の東京や軽井沢にあるのかもしれない。いずれにせよ現在の住環境は素晴らしい。現在は高崎市となっているが榛名町文化会館でのビオラとピアノの共演コンサートに誘われて行ってきた。全掲の安中榛名駅から小さな峠を越えて10分のところにあるので、この住宅団地の住人もかなりいたのではないか。普通こんな田舎での演奏会はよく知られた曲目がいくつか入り観客を飽きさせない工夫が凝らされて...698-250119演奏家の自己満足なのでは
大寒から立春までの2週間が一番寒さが厳しいと言われる。この真っただ中で生まれた私は比較的寒さには強かった。葉をすっかり落した里山をこの時期に好んで歩いていた。昨シーズンまではその楽しみを味わえたが、昨秋から顕著になった腰部脊椎管狭窄症の典型的な症状(私の場合は左足の痛み)で続けては100mも歩けなくなっている。最新の健康診断の結果も内科項目はほとんどが正常値なのに、このことが原因でこのまま老いさらばえていくのではたまらない。本年最大の目標はこの症状からの脱却だ。薬では治らない、痛みはあってもその程度では手術は受けるべきでないと友人でもある病院長に言われると後るはリハビリ療法しかなくなる。その方法はとネットを開くと書籍や動画でいろいろなものが出てきて頭が混乱する。今日は古巣の病院のリハビリ科の理学療法士に診...697-250111この冬は寒さが身にしみる
明けましておめでとうございます。どちら様にとっても新年がよき一年であることをお祈りいたします。季節外れの写真を冒頭に掲げました。群馬県甘楽郡甘楽町の最奥秋畑地区の那須集落。下部の樹々に隠れて見えないが、県道がこの先急な斜面をジグザグに登り峠を越えて藤岡市上日野に通じている。峠への登り道の途中にこの集落全体が見渡せる個所があり、車を停めて眺めるのを常にしている。山の北斜面なので今の時期は通行止めになっているかもしれない。新緑の季節にはこの写真以上に匂うような若葉に包まれた斜面に点在する民家の様子が見られと期待する。背景の山並みの左に行けば名峰稲含山に達する。一軒の民家の住人が畑に出ていたので声をかけてみる。話を聞いてみると、ご多分にもれず若者が出ていってしまい、年寄だけになりつつあると嘆いていた。下部に見え...696-250105癒される山村の一風景
年末に欠かせない我が家の作業の一つ、神棚のロウソク台とギボウシの磨き。今年も金属磨きを使っての作業を済ませる。毎年のことだがいろいろな思い出が頭をよぎる。明治15年生まれの祖母が息子すなわち私の父親の病気平癒祈願で知り合いの宮大工に作ってもらった神棚。父親は昭和22年に風邪をこじらせて肺壊疽という厄介の病気になってしまった。ペニシリンが手に入る前のこと。今のように抗生剤があればどうということもなかった。以後9年間自宅での療養生活を余儀なくされ昭和31年に44才で亡くなる。戦後間もない時期に家族の運命は母親の肩にのしかかった。大変な苦労の連続だったことは容易に想像できる。周囲がみんな貧しかったので特に貧乏だったとの印象もなくのほほんと成人してしまった。極貧家族を家で支えたのは祖母だった。自分で工夫して時には...695-241231父親の思い出
藤岡市の庚申山丘陵の雑木林本来ならこの季節にこんな雑木林の中を歩くのが楽しみなのだが、左足の状況が思わしくなくて叶わない。超望遠のカメラを据えて野鳥を撮影するのは楽しいだろうが、そこまで深く鳥の姿を探すほどには嵌まっていない。8倍ほどの双眼鏡を持って歩くのが精々。趣味の世界は自分が楽しければ、公序良俗に反せず、人様に迷惑をかけねば何をやっても許される。こんな自由の時間が持てる今の境遇に感謝する毎日。NHKBSで黒沢明作品を毎週放送している。録画しておいた「用心棒」を鑑賞する。最初に公開された作品を映画館の暗闇で見たのはもう60年も前だろうか?その後テレビでの放映送に気付いて何度かは見ている。最後に見てから25年は経つだろう。印象に残る場面のいくつかは記憶しているが、あらすじは殆ど忘れていた。関八州見回りや...694-241221黒沢明監督「用心棒」
井野川の散歩道2カ月ほど前から長く立っていたり、少し歩くと左足だけが痛くなってくる。最初は足の付け根だけだったが、最近は腿から脛辺りまで痛む。数百歩歩いては左足を折り曲げた状態で少し休むを繰り返しながらの散歩になってしまっている。この時期、里山歩きには絶好のシーズンなのにできない状態が続く。お世話になっていた整形外科クリニックの院長が趣味のモトクロスの事故で大怪我をして暫く休院ということで井野川縁りの整形医に替わって見てもらっている。そこでの診断名が標題とした腰部脊椎管狭窄症というもの。はじめて知ったが多くの同世代のご老人がこの症状に悩まされているようだ。改めて何人かの同期の諸兄に聴いてみると、半数を超える者がこの症状が出ていると答える。このまま痛みが増して歩行ができなくなって老いさらばえていくのは、今の...693-241219腰部脊椎管狭窄症
我が住む町から今日の谷川岳を望む遅れていた冬がようやくやってきたかと感じた日だった。予約本の準備ができたとの連絡が入ったので、受け取りに市立図書館に出向く。北風が強い日だったが屋上に上がる。あいにくスマホしか持っていなかったが望遠機能を目一杯使って雪雲の間に姿が見せた谷川岳を撮影した。幼い頃から見慣れた山であり、一般ルート、バリュエーションルートはたまた岩登りと何度も楽しませてくれた山だが、こうして雪をまとった姿を見ると容姿を含め改めて第一級の山だと思う。次男が仕事で行くブータンやアンデスの雪山の写真を送ってくれるが、それら5000Mを越える雪山の姿と同等だ。2000m程度の山なのに、山高きがゆえに尊っとからずを象徴している。内科的には元気なのだが、整形外科範疇の具合が悪く、楽しみにしていた葉を落とした雑...692-241207遅れていた冬がやっと来たか?
3年前の船尾滝付近の紅葉最新の更新が10月27日だから、更新を怠ってあっという間にひと月が過ぎてしまった。この間ブログネタに欠かないことがたくさんあった。自公過半数割れ、日米双方で新総理、新大統領誕生が確定、国民民主党大躍進と党首の不倫問題さらに私と同い年の元横綱北の富士や西田敏行氏の訃報等々。身体がいうことをきかなかった。整形外科分野の不具合なので生死にかかわる病ではなかったのは幸い。脊椎間狭窄症からくる右腰の痛みは歩く分にはさほど支障はなかったが、いまだ原因がはっきりしない左足付け根から先の痛みにはほとほと参った。立っているだけでじわーっと痛み始め、300歩も歩くと足の脛辺りが痛み歩行が辛くなる。このため里山歩きに最適なシーズン到来なのにそれができない。今までが元気過ぎたんだと友人に言われる。これで人...691-241126あっという間に一カ月が過ぎる
榛名神社の奥、デレーケが基礎を作った砂防ダムの横にてその年で!?と驚かれると思います。当面読みたかった本を一通り読んでしまい、さてこれから何を読むかと考える。数年前に司馬遼太郎氏著「街道をゆく」のシリーズを読んだ。このシリーズをもう一度読んでみようと思い立った。前回通りにパソコン画面に国土地理院1/25000の地図とGoogleMapのStreetViewを開いてから机に向かう。案内人は昭和の知性を代表する司馬氏。初回は飛騨街道。長良川に沿って北上する。途中で郡上八幡市に寄る。街の北側の小高い丘に建つ城はなかなか優美な姿だ。夏になると街中の支流吉田川にかかる橋から子供たちが飛び込むことでも知られている。飛騨街道が蛭ケ野高原から脊梁分水嶺を越えると庄川上流に出る。まだ飛騨の国だが下っていくと大きなダムででき...690-241027再度日本周遊の旅へ
秋たけなわ(高崎市郊外鼻高の丘にて)映画を鑑賞するのは4年振りか、榛名生協が催した鑑賞会に行ってみる。「いのちの停車場」という映画。在宅医療の現場を丹念に描いている。東京の大病院救急救命センターの責任ある立場を捨て、金沢の在宅治療に特化した医院の医師となって赴任する。私自身現役の時は病院の管理する側のいたので、在宅医療のリアルな現場を知っているつもり。ゆえにリアルとフィクションの違いが頭に浮かんでくるが、ここは素直に映画のストーリー溶け込むことにした。俳優陣が豪華だった。女医役に吉永小百合、院長に西田敏行、看護師が広瀬スズ、医師国家試験に何度も失敗している私立医大卒の若者に松坂桃李、更にガン末期の患者に柳葉敏郎や居酒屋の主人にみなみらんぼう等、芸達者な面々が見事に在宅医療の現場を演じ切っている。前日西田敏...689-241019久しぶりの映画鑑賞
昭和村の道の駅に掲げられていた赤城山北面の空中写真数年程前に拙ブログで掲載したかもしれない一枚の写真。赤城北面を北東方角から撮影した一枚。雄大な斜面は昭和村のこんにゃく主体の畑で戦後開墾されたのだろう。左半分は利根川と沼田で合する片品川が利根川とともに作り出した教科書にも載る河岸段丘。段丘の斜面がゆえに残された森がそのことを雄弁に語っている。各地に残る段丘地形の中でも典型的なものと言われている。1日地図を見ていても飽きないほどの地図好き人間だが、国土地理院作成の地図をいくら読んでもここまでのリアルはな光景は頭に浮かんでこない。県民の誰もが知っている上毛かるたにも「すそ野は長し赤城山」という読み札の一枚になっている。東は渡良瀬山地、西は榛名山群と利根川で分断されているが、南は関東平野と同標高になるまで長い裾...688-240412赤城山の一側面
異例に長かった猛暑もようやく落ち着き秋本来の気温になってきた。暑さそのものには対応力ありと思っているが、今年のようにいつまでも続くと80を越えた身にはボディブロウのように効いてくる。今までなかったような体調に苦しんだ。一番の問題は気力の低下。暑さを理由に外出が極端に減った。安くない会費を払っている近くのジムのプールにも出かけるのが億劫になり最近解約した。泳ぎたくなったら少し遠いが市営の温水プールを利用することにしてコストカットを図る。千変万化して流れてゆく雲を眺めることが好きだ。この春カメラを新調したのでそれを記録する機会も増えた。週初めにこれは偶々だが気分転換に外に出たときおや!と思って撮った1枚。スマホ写真なので少々ピントが合っていないが珍しい雲の様子。一瞬ロケット打ち上げがあったのかと思う。しかし種...687-241005愛好者の集まり
雨上がり先週中学同期の3人でランチをした。ほぼ2カ月に一回のランチはそれぞれが現役時代後半から続いている。卒業後となるともう70年になる。一人は天台宗の現役の僧侶であり、他の一人は元銀行員で仕事はしていない私同様の年金生活者。よく続いていると思う。日程は僧侶に合わせて友引の日と決めている。毎回大した話題がある訳ではない。僧侶からは蘊蓄ある話が時にはあるが最近はあまりない。先日のランチでは話題の最初は今年の夏が辛かったこと、そのせいだろうか異口同音に気力が出てこないとぼやくことから始まった。その日は偶々自民党総裁戦の日だったので、開票結果をそれぞれがスマホを見ながらやり取りとなってしまった。傍から見れば折角リアルに会えたのに、爺さんたちもスマホいじってるぜと陰口をたたかれそうな場面だった。それでも男同氏の雑...686-240929個体差
秋の彼岸の中日に妙義山麓のつれあいの実家の両親の墓参りに出かける。ことわざ通りの秋の気配が濃厚に感じられる1日だった。実家はそこに住む兄弟がいなくなり現在空き家の状態。明治中期に建てられたと聞く大きな典型的な養蚕農家の造りで2階に上がると、使われていた養蚕器具がそのまま置かれている。敷地内が雑草に埋もれてしまう事態だけは避けようと義弟が年に数回、時には専門業者にも入ってもらってなんとか維持している。けっこう費用もかかるとぼやく。他に畑、水田そして手の入らない山林があるが、こんな現代ではまとめて処分しようと思っても容易なことではない。どうなっていくのだろう?秋の空と思い出の稜線時間があったのでそのまま妙義神社近くの富岡市が運営するビジターセンターで開催されているの妙義山を描いた絵の展覧会に行ってみた。初めて...685-20240923初めてのVR視聴体験
曹洞宗の山寺に咲き乱れる萩この夏は異常な高温だったと言われている。9月も彼岸寸前まで季節が進んだのに、相変わらず猛暑が続いている。去年の日記で確認しても同様に暑かった。年を重ねて暑さへの耐性が弱くなってきたのだと思う。健康で長生きして人生最終盤を楽しみたいと念じているが、この分だと来年再来年が思いやられる。昨日少しは外出しなければ思い、地元紙で紹介されていた水上町のハギの寺に行ってきた。正確にはみなかみ町下牧近くを関越道が走るが、車の騒音もここまでは届かず後ろに高い山を背にした静かな場所にその寺はあった。玉泉寺という曹洞宗の立派な寺だった。ご住職は不在だったが、奥様がお茶で出迎えてくれた。本堂でというご厚意に甘えてお茶を飲ませていただき、話し好きなご婦人といろいろな話ができた。普段はあまり訪れる人もないよ...684-240914曹洞宗の萩の寺
2007年9月の台風による利根川に合する烏川の大増水昨夜に眠りに付くころから降り始めた雨は夜半過ぎに警報級の大雨となった。激しい雨音で目が覚める。目覚まし代わり枕元に置くスマホで雨雲レーダーを見る。当地周辺は真っ赤に表示されている。何事もなければと念じながらまた眠りに落ちる。我が家はどちらかといえば台地上にあるので、水害の心配はまずない。群馬県は比較的災害に縁のない県という。いくつかのデータセンターが置かれているのもそれが理由だろう。防災意識も低いわけでもないだろうが、市が発行するハザードマップを見ることもほとんどない。冒頭の写真の時も大きな災害にはなっていないと記憶している。ここは県営玉村ゴルフ場の脇のサイクリング道路から見た光景。榛名山以南の県の南西部に降った雨がここに集まりまもなく利根川に合流する辺...683-20240909集中豪雨にみまわれる
夏の終わりを告げる入道雲か?連日続いてた猛暑が台風10号が過ぎ去ると治まり、秋の気配が濃厚になるのではと期待する。さりながら最近は激しい気候変動が当たり前なっているので耐えがたい残暑が襲ってくるかと心配にもなる。先日の東京港区を中心にした豪雨で時間当たり100mmという猛烈な雨には驚いた。地面の殆どが構造物やアスファルトで覆われたあの地域でこれだけの雨量の雨が降ると、捌け口を求めて地下下水に流れ込み、あの重いマンホールのふたが吹きあがってしまう現象もわかるような気がする。台風10号は丸々2日間九州、中国地方で停滞気味で更なる被害が出るのではないか。窓外に目を転じれば、台風から遠く離れた当地上空にも台風の一番外側に雲なのか、南東から北西に向かって流れている。先日、自民党二階氏が会長の超党派の日中友好議員連盟...682-20240831党勢立て直しは可能か
ススキの原と化したゆうすげの道連日猛暑が続く。今年が特別に暑いのかと思って、過去の日記を振り返ってみた。旧盆を中心としたこの時期、毎年ひどい暑さが続いていた。体感として今年の暑さが特別と思うのは、我が家の寒暖計が異常に高い値を示しているわけではなく、老化現象が進み年々暑さに対する耐性が衰えてきているのだと思う。数年間まではこの猛暑の日中に自転車にで40KM程走り、水分補給さえ充分なら自転車は風を切って移動するから、却って健康によろしい、帰宅後にシャワーを浴びての冷えたビールはたまらないなどと豪語していたものだ。さすがにもうそんな冒険はできない。夕方の散歩でひと汗かいてのシャワー後のビールで我慢するしかない。先日、たまには涼しい高原にでも行くかと意見が一致して榛名山のゆうすげの道に向かう。街は37度を超えて...681-20240824いっときの避暑にと思って行ったが
地形の輪廻が始まる中学校の地理の教科書に載っていた地形の輪廻。最初に何もない平らな地形があり、そこで雨水等の浸食が始まり、幼年期、壮年期、老年期と長い時間をかけてまた準平原に戻るといった説明があった。先日つれあいの学んだ郷原分校の裏で見かけたこの光景は、さしずめ輪廻のごく初期の段階と思える。廃土の集積場に激しい夕立があり、一夜にして水の浸食が始まった。輪廻を模型にすればこんな感じなのか?パリオリンピックが無事終了した。開催前日だったか、鉄道線路に破壊工作が行われ、不測の事態が起こるのではと心配したが、開催してみれば前回と異なり多くの観衆が詰めかけ選手達にも励みになった大会となった。強く印象に残ったのは二つ、女子やり投げで金メダルを獲得した北口榛花選手。一回目から他を圧する投てき見せ、危なげない内容での勝利...680-20240817パリの空の下
蚊取線香スタンドの目的外使用ほぼ終日冷房を効かした部屋にいれば、汗をかかずに済むが何か体調がよろしくない。そこで隣の部屋は冷房なしにしておいて、時々暖を取る(笑)。庭に面したガラス戸は開けっ放しにしておいてむかしは当たり前だった自然の風に吹かれる。夕方が迫ってくると藪蚊が我がむき出しの脛を隙あらばと狙ってくる。寄ってこないように蚊取線香に点火する。新しい線香の箱についてくる薄い鉄板を打ち抜いたスタンドでは風情がないのでアマゾンで瀬戸焼の専用品を買ってみた。なかなか風情があり満足。しかしちょっと触れて倒すとすぐに割れてしまいそうでもったいなくて使えない。そこで手頃の大きさの素焼きの植木鉢を使用する。少々武骨だが安定感が格段に上がる。盆栽で小枝整枝用に使う細いアルミ線で線香が通る長さ1cm弱のコイルを作って消...679-20240810新札まだ回ってこない
8月24日のお祭りの山車のお囃子のおけいこ朝は老人らしく5時には目が覚めて起きだしてしまう。それから家庭内での私の役割があるので、涼しい時間の散歩は日課としていない。日中はこの暑さのなかでは散歩は無謀だ。一度は大汗をかきたいので夕食後に散歩に出る。わが町の基礎は関ケ原戦後に井伊直政がこの地の領主になった時から本格的な街づくりが始まった。子供時分は城下町と宿場町が併存したような昔ながら家並が街中を貫く中山道に沿って存在した。しかし高度成長期以降道路の拡張工事等でよく言えば街中再開発、今にして思えば江戸を彷彿とさせた旧家屋は容赦なく立て替えられて、何の変哲もない地方都市になってしまった。最近の街中の新規建造物の大半は高層マンションでしかない。ますます街の風景が無機質なものに変わってゆく。川越の町の風景をみるに...678-20240803昭和の雰囲気を楽しむ
677-20240729再掲(568-030724酷暑の中で滝のミストを浴びる)
古い火山の溶岩流が固まった断崖から一条の滝が落下している。この地形特有の柱状節理が中途半簿に形成されている。落差40mほどか?滝壺は形成されていない。近づくにつれ落下した水が作るミストを浴びる。酷暑の中で味わう涼感が素晴らしい。中之条町からみなかみ町に抜ける大道峠の少し東。滝の名は不動滝。近くまで車が入るが、最後は藪をかき分けて徒歩でのみ到達する深山奥山っぽい所。滝下に古そうなお堂があった。いわゆる滝下不動尊だろう。ここに泊まりながら滝修行をする僧がいた時代もあったはず。最近お堂の改修があったようで、その板製の奉加帳が掲げられていた。「おお、わが同族よ!」100年後の参詣者の目に留まり、消えかかった文字の中に、2020年と翌21年は新型コロナがもたらしたパンデミックで世界中が大変だった。特に日本はオリンピ...677-20240729再掲(568-030724酷暑の中で滝のミストを浴びる)
庭の草むらから突如伸びてきて、見事な花をつけたユリそこそこには管理されているが、基本的にはいろいろの花木が生えるがままになっている我が家の庭。今月初め辺りから一本のユリがそれらの中から頭角を現し始めた。そして一週間目前辺りから花を付けるようになった。そして見事な白ユリが老人二人に前に姿を見せた。夏に相応しい豪華にして清楚な咲きぶり。草取りをされていた前の家のご婦人が素晴らしいとほめてくれた。梅雨明けと同時に当然ながら猛暑がやってきた。遠くに住む息子から冷房を使って熱中症にならんようにしろよとの彼なりに親を心配しての電話がかかってきた。素直にそれに従う。しかしこの暑さの中、まったく汗をかかない生活というのも、体調によろしくない。今この記事をあえて冷房を効かしいない部屋で書いている。負け惜しみでなく流れる汗が...576-20240721これは奇跡ではない
国道で日本一高い地点から眺める白根山と芳ケ平方面を眺める閑にあかしてネットを探れば、世界中の絶景を目にすることができる。その多くは確かにすごい景色だが、砂漠ないしはその周辺や岩山。そうしたところと違ってなんと緑豊かな国土に住んでいるなと感謝したくなる。はるか昔からこの時期は梅雨末期の豪雨災害に見舞われる国土でもある。今年まで災害に縁のなかったと安心していると、来年は酷い目にあってしまうかもしれない。今日にニュースで知った松山城東側の土砂崩れの現場をGooglemapのストリートビューで災害前の情景と較べてみる。こんな急傾斜の崖下ならなにかあってもおかしくないと思う。毎週月曜日の午後8時から日本テレビ系列で放映される歌番組に引き付けられている。歌うのはフォーレスタという男女7人ずつの混声合唱団で音楽大学卒業...675-20240713さすがに年取ったなと思うとき
雄川谷最奥の那須集落の風景梅雨本番の中でも晴れ間が覗く時がある。周囲の山に深く刻まれた谷間に名残の雲が取り残されている。こんな時、見慣れた山の姿が違った形で雲間に浮かぶ。雲は山をいろいろに変化させる魔術師のようだ。そんな時があったので我が町から1時間の行程の甘楽町を貫流する雄川に沿って最奥の集落まで遡る。走るにつれて期待していた魔術師が消えてしまったのは残念だった。車で行ける最奥の集落のはずれから、人気テレビ番組「ポツンと一軒家」に出てくるような車1台幅しかない林道が山を越えて藤岡市日野に通じている。鮎川最奥の集落に行くことができる。その林道の途中が数年前の豪雨で崩れ、長年かかって修復された場所が那須集落が眺められる絶好のポイント。ここでの一枚です。県内には番組にでてくるような一軒家は滅多にないようだが、...674-20240706雄川谷最奥の集落
雨上がりの榛名山遠望新しいカメラが手元に届いたので、ちょっと出かけては撮影している。先日あった市民展で市立美術館賞なる名誉を手にした手前、あれはビギナーズラックだったと言われないように来年の展示に向けて設定をいろいろ変えながら習作を重ねている。フィルムカメラの時代には考えられなかった手軽さだ。あの時代のカメラマンは凄かったと思う。シャッターを押すことの重みは大変なものだったはずだ。その時代に写真に興味を持たなくて幸いだった?現像やプリントのコストをかけないで、撮った写真を選別し駄作はどんどん消していく。いい時代に間に合ったものだ。小学校から高校まで机を共にした学友がいる。彼は東大理学部を卒業し大手のフィルム製造会社に就職した。日本におけるこの分野の第一人者だったようだ。その彼が俺らの時代は過ぎていったと嘆...673-060629いたづらにもほどがある
赤堀の菖蒲園の北端、ここから南に数百mの堀跡に花が咲く。赤城山の南の山麓、といっても山が迫っているわけでもない。日本一とも言われている広大なスロープが関東平野に飲み込まれる辺りに1000年も昔に掘られた女堀といわれる用水路跡が当時の面影を宿してほんの一部残っている。その時代には利根川の本流だった今は広瀬川と呼ばれる川から水を引こうと掘られたもの。発掘調査によると全長10kmにも及ぶ手堀の水路はいくつかの谷をうまく交わしながら伸びていたようだ。しかし予定通りに水は流れなかったらしい。少々の水では砂礫質の土壌に吸い込まれてしまい水路としては役に立たなかった。そして千年の歴史の中に埋もれてしまった。その場所は伊勢崎市北部の平成の大合併以前は赤堀町と言われた地区にある。そこに赤堀の菖蒲園として有名なショウブの群落...672-060623千年前の用水路の堀跡
この広場の独立樹は私の母校の小学校に自生して200年は経とう思われるエノキの大木。学校名は市立高崎北小学校。創立は明治中期の日露戦争の頃と80年史にあり、その後40年が経過しているので現在120年の歴史を持つ。もっとも有名な卒業生は故中曽根康弘元内閣総理大臣。私の入学当時は初の総選挙に臨み、白く塗った自転車にまたがり選動を行った。入学間もない私にも周辺の大人たちとは明らかに違う堂々たる体躯の熱血溢れる紅顔の美青年との印象が強い。同じ町内の生まれの方なので今でも懐かしい。その後のご活躍は皆さまご承知の通り。その小学校の記念樹ともいうべきエノキの大木は、開校前からこの地に自生し、自由に地下に根を張り、2年前までは横に大きく枝を拡げて繁茂していた。その年の台風の強風で向かって右側に大きく張り出した太い枝が折れて...671-060615木々が持つそれぞれの成長の限界
その会の帰りに珍しい花びらと私は思ったアジサイ。我が家の庭もアジサイの花が咲き誇っている。関東ローム層が平野の大半を覆う関東平野の一角に位置する我が街は酸性土壌のせいかアジサイは青色の花が圧倒的に多い。赤い花であることと花びら(正確には花ではないという)が珍しい形をしているので一枚パチリ。65歳ころから同世代の自転車好きが自然発生的に集まりサイクリングを楽しんでいた。故人を含めて6人が真夏と厳冬期を除いて毎週水曜日の朝和田橋のたもとに集まり、秋間梅林往復のコース(往復でほぼマラソンの距離)を走ることを長い事習慣にしてきた。同じ仲間と同じコースを飽きもせず走っていると、自分の体調の良し悪しを判断するいい目安になっていた。呼びかけ人だったS氏が10年ほど前に病で倒れ他界されたがその後は安定した状態が続いていた...670-060608亡き輪友を偲んで集まる
コロナ禍で他県への外出が制限されていたりして、4年ほど前のあの見事な天空のポピーを見に行ってなかった。初めての時が近年まれに咲いた見事な花園に魅了されていただけに、本年に期待して現地へ向かった。秩父山塊が関東平野と接する辺りの標高600mほどのちょっとした連山の一部が秩父高原牧場として開けている。恐らく牧場の跡地利用だと思うが、ここから奥秩父や武蔵丘陵の眺めが素晴らしい。この辺りの山、谷、渓谷更にそれに沿って走る道路が非常に似ているので、地図には詳しい私でも今どこを走っいるのか分からなくなる。カーナビを頼りのドライブだった。現地に到着する。アレレ!一部咲いてはいるが前回圧倒された部分は花がないぞ?その貧弱な一群をカメラの角度と視野を工夫したのが冒頭の一枚。これだけ見れば様になっている。更に花をアップにして...669-060601自然相手は思うようにはいかない
ほぼ私の年齢と同じ我が家の満天星。5月の陽気に新芽が盛んに伸び、それはそれで旺盛な生命力を感じて好きなのだが、狭い庭の中ではいささうっとうしい。曇勝ちの天気だったので気合を入れて電気バリカンで剪定した。一部過剪定でまだらになってしまたが、梅雨明け頃には一面の新しい緑に覆われるだろう。その他の庭木もいくつかその成長力を少し抑えた。数年前にはこの程度の作業は苦もなく終えられたが、最近の老体にはなかなかこたえる。20分やっては30分休んで午後までかかってしまった。庭師は休憩中に作業途中の樹形を見て次の作業の段取りを考えるという。そんな余裕もなく散らかった枝や葉の処理がただただ苦痛だった。熱しやすく冷めやすい性格にしては続いている我が家のサツキ盆栽2鉢。左が華宝、右が暁天。私の手元に来た時すでに15年程のものだっ...668-0605255年前のようにはいかないな!
余地峠に向かう林道にて2016.05撮影8年前の5月新緑の頃、群馬最奥にして日本で一番高齢化率の高い山村、南牧村をよく歩いた。この時期は村が誇るいくつもの滝を見て歩いた。15km程の山道はほとんど苦にすることもなく歩けた年齢。記憶は少しうすれたが、この林道の雰囲気からして村の一番西の象ケ滝に行った時の一枚だろう。象ケ滝2016.05撮影滝は林道から少し脇に逸れる。新緑を周囲に囲まれた道に→象ケ滝、↑余地峠への標識。長野県との県境にあるそれぞれ戦国時代に武田の軍勢が関東進出のために往来した古い峠の一つに繋がっている。標識を過ぎると、簡易舗装は終わり、軽トラなら何とか入れる山道へと変わる。それも100mほどで終わり、先は急斜面をジグザグに登る本格的な山道になる。もう歩くしか先へはいけない。急登を終えると山道と...667-060518体力が許せばまた歩いてみたい山道
ご近所でいわゆる古民家再生が進んでいる。想像するに元の家屋は昭和初期に建てられた家で8畳間が二つのどちらかといえば狭いお家だ。歯医者さんの別宅といった様子だったが、ここ20年は住んでいる気配はなかった。着手前は庭の木々が生い茂り外部からは家のたたずまいも判らないほどだった。再生作業が始まりやがて1年になる。遅々として進まなかったがようやく終盤に差し掛かった感じ。散歩のコースなので時に作業現場をのぞいて職人さんたちとお話しした。施主はあくまで古い昭和の雰囲気をできるだけ残すことにこだわりがあると思われる。放置期間が長かったので基礎部分はしっかりしていても、部分的には痛み方も相当だったようだ。こんな純和風の再生物件はそうはないので、技の匠たちが精魂を込め、施主も工費に糸目をかけず(?)に良質の材を使用させて傷...666-060511古民家再生の現場
鼻高の丘のメモフィラが見ごろ新しいスマホを手にして半年が経過した。その代わりデジカメがいよいよ不調になりほぼ使用不能になった。私の希望を入れたデジカメを購入しようとするとどうしても10万円越えとなってしまう。自分の年を考えるとそんな高価なもの買ってもいいのかと疑問が湧く。結局写真はスマホカメラで撮るしかないのが現状。性能があがりカメラ専用機にも負けないものが撮れるのは驚き。細かく設定すればいろいろ細工ができるが面倒なので機械任せの設定のままで撮影が多い。何よりも武骨な指先が画面上の小さな記号を忠実になぞるのが不得手で安定した状態でピントを合わせるのが難しい。デジカメの安定した操作感が羨ましい。郊外の鼻高の丘のメモフィラ見ごろとの話を聞き昨日の夕刻行ってみた。この花で有名な大洗の海浜公園の規模にははるかに劣...665-060505これなら大洗までいかなくとも十分
気持ちよい五月の空の下、東吾妻町の薬師温泉郷の手前に開園した甘酒原に遊ぶ。新聞でその開園を知ったので行ってみた。まだまだ整備途上にある花園だが、地元の有志の皆さんが手弁当でやっているので、素朴そのものの花園が拡がっていた。標高750mの高原は人気の八ッ場ダムや薬師温泉にも近く、数年後に今は幼木の花の樹が育つとなかなか見応えのある場所に変わる予感がする。赤城山に中腹にある赤城自然園は西武グループの潤沢な資金で素晴らしい花園が拡がる。ここには到底及ばないが、素朴さを前面に押し出していけば10年先立派な花園に変わるのではないか。現在は見られる花はミツバツツジとこの町を代表するスイセンくらいだが、数百本のシラネアオイが育ち花をつけ始めるとグッと人気が出るのではないか。それまで準備資金が続けばいいがと願いながら、募...664-060504東吾妻町甘酒原と中之条町嵩山に遊ぶ
医療業界では病診連携という言葉がずいぶん前から普通に使われている。軽度の症状の患者までが争って大病院に集中する弊害を除くため、先ずはかかりつけの開業医に受診し詳しい検査が必要な場合に紹介状を持って病院を受診するというもの。現在だいぶ浸透してきた感がある。私自身現役時代の最後のほぼ30年間医療福祉関係にいたので積極的に活用している。内科一般はM内科医院(主に高血圧医療)、年齢からくる手足や腰の痛みはK整形外科医院、長年悩んでいる不眠症にはG心療内科クリニック耳や喉アレルギーはT耳鼻咽喉科、その他歯のメンテナンスと目の疾病は古巣の病院系列のHクリニックと使い分けている。最近利用するようになったものもあるが、長いのは20年にもなる。こうして開業医の諸先生を選ぶにあたって重視するのが、普通の世間話もできるお医者さ...663-060427身体を守る
新しい道路には必ず並木が彩を添える。道路の管理をする行政マンはこの並木の管理に毎年頭を悩ませる。街路樹に多いのはプラタナス、ケヤキ、シイ、クスノキ更にカエデやハナミズキと多彩。殆どの落葉樹は念に一度剪定する。特にプラタナスの剪定後の姿には哀れを感じる。樹勢が強いので丸刈りにしても翌年には新芽が芽吹く。これを繰り返すので剪定後の姿はコブだらけの醜態をさらしている。近年増えてきたハナミズキは花の季節は見事だし、秋の剪定を済ませえるとなかなか見応えのある姿に変わる。近場では安中駅から新島学園方向に素晴らしいこの花の街路樹がある。わが市にもハナミズキ通りというのもあり、周辺住民の目を楽しませている。さてケヤキ並木についてだが、日本古来からいくつものケヤキの名木が全国に残る。街路樹にも盛んに使われてきた。私が知るの...662-060420道路管理者の悩みが消えるかも
我が家の庭に飛来したカオシロガビチョウこの時期、近くの里山を歩くと、素晴らしいホウジロの鳴き声を聞くことは珍しい事ではない。枝の先にとまって囀る姿は野鳥好きにはたまらない。近年の里山はこの囀りによく似ているが鳴き声がはるかに大きく、大きさもツグミやヒヨドリほどの小鳥の声が他を圧倒している。ガビチョウという中国からの外来種とのこと。在来の野鳥の生息領域を奪い始めていると野鳥の会の方に教えてもらった。先月末あたりから、朝になると大きな声で鳴き交わす野鳥の囀りが頻繁だ。ガビチョウほどの節回しではないが声はなかなかきれいだ。だが声量が大きくこの声で目が覚めることもある。今朝庭でしきりに2羽が鳴き交わしている。手振れになってしまったがうまく撮れた。これぞ話に聞いているカオジロガビチョウに間違いない。冬の間楽しませて...661-060413珍鳥が我が家の庭に現れた
富岡市郊外崇台山の桜2020.4今年は桜の開花が遅れていたので富岡安中境の崇台山の見事な桜の景観は数日先だろう。顕著な菜種梅雨模様の天気図になってきているので、この光景が見られるのは4月10日過ぎか?うすら寒いく小雨模様の昨日、卒業した中学校有志の集まりがあり参加してきた。昭和16,7年生まれの幼かった児童も70年のそれぞれの人生に揉みに揉まれ、みんないっぱしの爺さん婆さんになったが、近在に住む参加者が20数名あり楽しいひと時だった。会場は郊外のカラオケ主体のスナックだった。この年代になると夜の外出が不安なので集まりは決まってランチタイム。2000円会費で用意された簡単な弁当と飲みたい者は自腹で好きな酒を飲むというスタイル。カラオケ好きが適宜自慢(?)の歌を披露しあった3時間だった。戦争前夜に誕生した我々...660-060406まだまだ元気な仲間が多いな!
高崎市生原の二の沢病院向かいのモクレン3.31撮影遅れている花の開花も年度末の昨日以降、急激な気温の上昇と共に一斉にその時期を迎えた。寒冷地であればあるほど。春の花の開花のずれは縮まり、梅も桜もモクレンや杏も相次いで咲いてくる。それだけ見応えのある花の饗宴を迎えられるのだから、春の到来が遅いのも悪くない。昨年12月15日を最後に3カ月半新しい投稿を怠っていた。生涯1000回投稿を目指しているにこれでは達成不可能だ。もっともそれだけの理由はあった。80歳は特に問題なく越えられて安堵していたが、その2年後の今年、身体のあちこちから不調が生じ始めてその対応に追われていた。未だ調子が良いとは言えない。気分が変わったのは地元代表の健康福祉大学付属高校の野球部が春の選抜大会で並み居る難敵を屠ってついに優勝を勝ち取った...659-060401遅れている花の開花
安中富岡境の崇台山。初冬のこの時期竹の葉の緑がいやに鮮やか。普段の日の夕方の街中散歩は欠かせない日課だが、時に少しきつめの散歩をしたくなる。こんな時は郊外の観音山丘陵にある清水寺の石段を登る。週に一度くらいは心拍数が100くらいになるように心臓に負荷をかけるのも老化防止になるかと思っている。心拍数があがってきたら、吐く吐く吸うのリズムに合わせて階段を登るのが一番楽な歩き方のようだ。昨日は階段に飽きたので、車で30分ほどの崇台山を歩いてきた。歩いて稼がなければならない標高は120m程なので心拍数も100以下に抑えられる。今回は北側から登る。こじんまりした山だが頂上からの見晴らしが素晴らしくこの辺りでは人気の山だ。敢えて山支度ではない散歩用のスニーカーとボトルに水だけ。食料はなし。間違っても道に迷うこともない...658-051215街中散歩よりキツメ里山歩きよりユルメ
富岡市の南に位置する稲含山(標高1370m)に登ってきた。予てから登ってみたいと思っていたが、先送りしてしまい今回が初登山。家々が山肌に張り付くように点在する林道を車は標高をあげ茂垣峠(標高1071m)に着く。ここまできてしまえば、足で登らなければならない標高差は残り300m。年寄の足にはこの程度がいい所。家を出る時は快晴だったが、積雲が多くなってきて日が陰ると少々寒い。数百段はあると思われた木の階段をゆっくりと登る。木と木の間が雨水でえぐられて歩きにくい。吐いて吐いて吸うの呼吸ペースと足の運びを合わせゆっくりだがペースを維持して登る。急な割には息が乱れない。いい感じだぞ。途中から岩壁の間を縫うように道は続く。整備がしっかりできているので危険を感じるというほどでない。1時間半で頂上直下の神社に到着。そこか...657-051210稲含山
河川敷を整備した散歩道何回か前の記事でカメラを新しくするか、カメラ機能に格段の進歩がみられるスマホを替えるかと書いた。わが市に本社を置く駅と隣接するヤマダ電機を偶々覗いたらサムソンGaraxyS22のお得なセールのチラシが目に入る。迷っている際中だったので店員に内容を聞いた。その場で買うつもりはなかったが家に帰ってかじっくりと検討した。ヤマダ電機とUQモバイルの協同セールスで実質ゼロ円で手に入る。ヤマダ電機が入っているので家電製品を55000円まで買える金券もつく。美味い話の裏ありかもしれないと翌日売り場で確認する。いくつかの条件はあるが、私を縛るものはない。裏はなさそうだ。急速に購買欲が上昇してくる。そして買うことを決断する。同じgaraxyスマホ間でのデータ移行なのでこの春の電池交換の時に比べればはる...656-051202ミラーレスかスマホかに終止符
収穫の終わった街中のたんぼ一通りの関心そして知識はあるが、そこまでであまりのめり込まない程度の写真好きの一人。手元にあるファインダー付きコンパクトデジカメに動きに異常がでたのが半年前のこと。近くのカメラのキタムラに持ち込むも修理対応期間を過ぎていて修理できませんとのことで、本棚の上に置いたままになっていた。その間は以前使っていた買値2万円程度の物とスマホの写真機能で我慢していた。こだわりがあり、カメラはファインダーがなければいけないと思っている。昼間の明るさで見にくい液晶画面を見ながら撮るのが気に入らない。そうなるとミラーレスデジカメというレベルでないと商品がない。これが軒並みに10万円を超える。息子が使っているアイフォンのスマホの写真がびっくりするほどきれいだ。スマホの取り換え時が来ているので画面を見な...655-051120カメラは高ければいいとも思えない
隣町安中市秋間の丘から妙義山を望む暑かったこの秋も終盤にきて晩秋の雰囲気が濃くなってきた。夕方の散歩時間を除くと家に閉じこもる日が多くなってきた。昔のように積極的に表に出る習慣が薄れてきている。加齢による避けられない現象なのか?73才の時から始めたスイミングにもかってのような積極的に進歩しようという気力がない。7千円も払っても近所のジム併設のプールに通うのは2回ほど。もったいな、と思いながらもズルズルと解約を延ばしている。なんなのだ、この気力の欠如は。こたつという暖房機がいけない。一番省エネの暖房手段だが、このぬくもりから立ち上がるのに、結構な気合が必要なのだ。結局10分、20分と延ばしてしまい気が付くと1時間が過ぎていることが頻繁に起こる。司馬遼太郎著「花神」を読み終わった。大村益次郎という長州出身の異...654-051111大村益次郎
500段余の石段を登りそして降る。我が町に暮らす人々にとって昔から慣れ親しんだ観音山。結構有名な白衣観音の巨大な立像のある丘陵。この一角にある真言宗豊山派清水寺は近年賑わうのはお正月の時期ぐらいか。丘陵の麓にある高校時代に通学していた65年前、部活動のトレーニングで駆け足で登るのが日課だった。以来茫々たる時間が経過したが、この間も気が向けば登り降りすることが習慣になり現在に続いている。上部に行くほど急になるので、上からに見下ろすとスキージャンプのシャンツのような感じがする。汗かきの私なので利用するのは晩秋から桜の咲くころまでだが、日曜日の朝よく登った。40代から60代までは日ごろの運動不足もあって、結構息を切らせたような気がする。退職後の70代は意識的に運動をしていたので、学生時代には遠く及ばないものの一...653-051105継続のおかげ
秋の深まりを感じさせる柿。日曜日に何となく東京の空気に触れてみたくなり、10年振りに電車で上野まで向かった。北への出発点であり同時に北からの終着駅でもあった上野駅に降りたのは20年振りか?この駅は武蔵丘陵が東に果てる場所にあり、上のホームと下のホームとが長い階段で繋がっている。60年前の大学へは電車で通っていた。上州からの普通電車は下のホームに滑り込む。線路の終点の構造が当時と変わったがしっかりあった。山手線への階段を登るか地下鉄に乗るために地下に続く階段を降りるか、その日の気分で替えた。東京駅や新宿駅とは何か異質なものを感じる駅の雰囲気は今も残っている。改札口上のどなたの作か大きな壁画は懐かしい。東京国立博物館に入館した。なんとお年寄りは無料でした。展示内容に特別目を引くものはなかったので早々に退館し、...652-051025懐かしの上野駅
夏の名残のヒマワリ。長年使用しているオリンパスSTYLUS-1といういわゆるコンパクトデジカメが不調になって2か月ほど経つ。撮れるのだが動作が安定しない。ビックカメラやカメラのキタムラに持ち込むも、メーカーが決めている修理対象期間を過ぎているので修理できませんというつれない返事。ミラーレスカメラに買い替えるか、素晴らしくなったというスマホのカメラに替えるか、決めきれないでいる。この過程で今まで無関心ゆえに知らなかったカメラの設定についての知識が増えた。するとこんな不具合が頻発するカメラでも状態が良い時は今までとは明らかに違う写真が撮れた。もうしばらくこのカメラと付き合ってみましょう。今日は近くの500mほどの里山に登ってきた。里山とは言え一応の身ごしらえをしないと危険なところもある侮れない山。吉井町の八束...651-051014こんな山登りは危険
朝夕めっきりと涼しくなってきたが、晴れていれば日中は結構暑く、この夏の異常な高温を今も引きずっている。紅葉はどうかと数日前に谷川岳一の倉沢出会いまでのんびり歩き、そこから湯檜曽川まで降りてみる。まだまだ紅葉には程遠い。深緑の葉を茂らせたブナ林が拡がっていた。ガラケーからスマホに変わってすでに6年が経過した。入門編の機種から本格的のものを手にして4年目に入る。私の使い方ではこのスマホで十分と思いこの春電池を交換した。機種はサムソンGaraxiSC-41A。ところが最近手持ちのコンパクトデジカメが不具合になってしまった。メーカーに問い合わせると既にたとえ有償でも修理対象外の機種で対応できないというつれない返事。新しくデジカメを買うか、昨今非常にカメラ機能が進化しているというハイエンドのスマホに替えるか、1週間...650-051007SIMフリー
今朝のこと、LINEで息子から連絡が入った。南米エクアドルの首都キトのアルゼンチン肉料理店から。LINEは日本と韓国に基盤を置く通信ソフトと認識していたが、全世界と連絡できることを知って驚いている。私の海外放送の記憶の一番古いのはヘルシンキオリンピックの実況。メダルが期待された古橋選手がその期待に応えられずに400m決勝で最下位に沈んだ時。短波放送だった。アナウンサーの声が波がうねるように途切れながら聞こえてきた。なんという種類のラジオだったかな?5球スーパーとか言ったかな。次は昭和38年10月だったろう。太平洋を越えてのテレビの最初の中継放送。その時の記憶は今も鮮明。何と第一報がケネディ大統領暗殺さる、という内容だった。この直前にいわゆるキューバ危機が起こり核戦争の一歩手前で何とか踏みとどまったという世...649-040930地球の裏側から
全国紙の購入を止めて地元紙だけにして数年が経つ。他県の出来事を知る機会が減ってしまう。それを補うためにネットニュースをよく見る日常が続いている。メインのㇷ゚ラウザーはマイクロソフトのEdgeに設定しているが、別段の操作をしなくともマイクロソフト提供のニュースが飛び込んでくる。この夏は夏山遭難のニュースによく接した。意識的に遭難ニュースを報じているのだろうか?この程度の事故でもニュース価値があるの?と思ってしまうのも多かった。私も若いころから山登りをはじめて現在も近場の山に登るのでこの種のニュースには関心が深い。山登りにおける危険との向き合い方は基本自己責任の世界。近くの谷川岳にはよく登った。60年前一の倉沢衝立岩で起きた落下事故は自衛隊が出動してザイルの支点になるハーケンの周囲の岩を銃で狙って二つの遺体を...648-050923安易すぎないか、遭難救助要請
異例の暑さに苦しめられた夏もようや最終盤になってきた。来週後半から一気に秋めく予報を期待している。庭の風情にも秋を感じる。しかしなにかもどかしい。来年もその次もこうした夏が当たり前になってしまうらしい。それにしては東京電力管内の電力の需給が危機的状況になったというニュースに接しなかった。我が家も朝の一時を除いて冷房は入れっぱなしだった。管内の原子力発電はゼロであるにも関わらず。その訳は太陽光発電が大きく貢献している。一番熱い盛りは自然の力による発電量も最大になる。東日本震災前にはなかったことと受け止めていたら、今日のネットニュースに同様な意見が載っていた。屋根一面に太陽光パネルを敷き詰めたお隣さんはこの暑さを喜んでいたかもしれない。80歳越への爺さん3人でランチ会をやった。新幹線下のいつもの全室個室の一見...647-050916三人の爺さんランチ会
タイヤ交換後の試運転を兼ねて訪れた鏑川最上流の風景。数日前に3万キロを越えた車のタイヤを新しいものに交換した。少し勿体ない気もしたが走行音のうるささが耳障りだった。静かなタイヤと評判のダンロップルマンに決めた。そこに至るまでの経過が面白かったので今日の記事にする。最初に行きつけのスタンドで見積もりを取った。4本交換費用も含め85,000円を提示された。5000円引いてくれれば即決すると答えたがどうも応じてくれる気配がない。次の車検まで半年あるので冬タイヤから夏タイヤに戻す来春でいいかと一旦は決めた。帰宅後改めてこのタイヤのネットでの評判はいかに?と思い調べていたら良い評価が並んでいた。更に読んでいくうちにTIREHOODというサイトに行き当たった。タイヤのネット通販だった。タイヤが4本通販で買って送られて...646-050909新しいタイヤの乗り心地
エアコンなしでは狂ってしまいそうな夏も暦の上では終了した。暑さでバテバテの身体をいたわる季節の到来のはずが、今年ばかりはそうはいかない。相変わらずの酷暑が続く。比較的夏には強く、運動をして大量の汗をかいた後の爽快感を求めて自転車を乗りまわしていた時期もかってはあった。もうそんなことはやりたくてもできない。しかし冷房の効いた室内でばかり過ごす生活は肉体、精神共に不活性化してしまう。これではいかんと先日車で1時間余で行ける赤城山まで行ってきた。大沼あたりの気温は何と23℃。もう別天地。小沼や覚満淵周辺を半日散策して、バテ気味の身体を労わってきた。秋の到来が遅れているならば、こちらから秋を迎えに行きましょう。半世紀昔に撤去された東武鉄道のケーブルカーの遺構。ここに立つと下から吹き上げてくる涼風が心地よい。コロナ...645-050902いっときの避暑
庭の一隅に夏の初めに芽をだしたヒマワリ。窒素肥料分が多すぎる土壌のせいか背丈ばかりが大きくなるがいっこうに花が咲いてくれない。でもこの旺盛な成長力を毎日目にするだけでも元気を貰える。縦半分の写真はバランスが取れないので、空いたスペースに母校の小学校の象徴エノキの大木を載せる。上より横に大きく張り出し、運動場の上まで伸びていた。この春向かって右に張り出した大枝が自らの重みに耐えかねて折れてしまった。それを機に樹全体のバランスを考えて大胆な整枝をされた。小学校の運動場の真ん中なので横を大端に切落し上方向を生かした姿。若い先生たちは可哀そうにと言っていたが、来年は残った枝に沢山の新芽が芽吹くから心配は無用ですと説明した。50年後感動的な樹形で繁茂する象徴木を想像する。慶応高校が甲子園で優勝した。昨日も今日もネッ...644-050824慶応高校優勝
本市吉井町の低い丘の間(地形的には谷地という)の棚田は豊饒の秋を約束する稲穂が揺れていた。書きながらふと窓外の寒暖計の目盛りを見る。まだ昼には2時間あるのに36℃指している。なんという暑さが続くのか。来年もその次の年もこんな夏が予想される。地球上にもっと暑い地域はあるが殆どは砂漠あるいはその周辺。日本のように高い湿度が伴う暑さはあるのだろうか?40℃が普通という将来が来ることを恐れる。南方植物である稲はこんな暑さを味方にしながら、順調に秋を迎える準備をしているようだ。司馬氏の著作で知ったが、弥生時代から始まった稲作は丘に挟まれて小さな小川が流れる谷地から始まっていったらしい。当時の技術では河川が流れる平野では稲作の無理だったという。水は豊富でも上手く排水する術を知らなかった。緩い傾斜のある谷地の方が水の取...643-050819豊饒の秋が約束されている
中学校卒業以来続いている4人の交友がこの春途切れた。一人が長い間の療養生活を終了して鬼籍に入った。昨日残った3人で新盆の焼香を済ませてきた。スキーは指導員クラス。卓球は県代表そしてオートバイにパチンコにビリヤードや麻雀等々、何をやらせても他を圧する能力の持ち主だった。ビールが好きで長期の入院生活に入るまでは私の常識では考えられない程飲みまくっていた。残った3人と彼(T君としておこう)の未亡人とで思い出話が続いた。こんな活動的にも思える男が発病前にはいわゆる初老性うつ病ななり家に閉じ籠り本ばかり読んでいたらしい。私の20代前半時間があれば彼と会っていた。彼から受けた影響はいいこと悪い事沢山ある。ある意味私の人生を方向づけたといってもいいかもしれない。未亡人が押入れから取り出したのがT君が書き留めた文章の数々...642-050812旧友の新盆
夕暮れ時の散歩で見上げた空。秋の気配が忍び寄っていると見るか、近づく二つの台風の影響か?誰と会っても最初の挨拶の言葉がこの暑さのこと。地球環境の変化からみて、今後しばらくは毎年暑さの記録を更新し続けそうだ。来年元気で迎えられるか保証はないが、夏が来るたびにため息が出る暑さに翻弄されるかと思うとやり切れなくなる。題材が夏枯れになっている。10年続けてそれでも600回を越えた過去の投稿記事を自分以外に読み返してくれる人なんかいない。である故にこんな時には過去の記事をリメイクして投稿しても非難されることはないと思うのでやってみた。2013年(平成25年)9月に投稿したものリメイク再投稿です。この手もあるな!**************この2年間で随分と読んだが、最近読んだ浅田次郎著「終わらざる夏」上・下巻は、こ...641-050809今日は長崎に原爆が投下された日
八ッ場ダムサイトから見た入道雲。力強く盛り上がる夏の雲はショボンとした気分に力を与えてくれる。明日は広島に原爆が落とされ多くの犠牲者が出てから78年。あの惨状を体験された方々にはあの爆雲のモクモク感を連想させられて愉快ではないと思われます。そんな思いもありながらも発達途中の入道雲の雄大な光景にはひかれる。当地は昔から雷の発生の多い所。北から寒気の塊が南下してくれば毎日のように雷雨の洗礼を受ける。先日も珍しく大粒の雹が降り、露天駐車の多くの車の屋根がボコボコになってしまった。この雹被害にあうのは線状の狭い地域であり、百メートル離れていれば全く雹は降らない場合もある。我が家の車はその線状内に入っていたとみえ、3カ所ほどえくぼが出来てしまった。修理に出すほどでもないので運が悪かったと諦めましょう。先日訪れた中之...640-050805元気をくれる雲
JR東日本長野原線の旧終着駅太子駅構内の鉄鉱石積だしホッパーの廃墟(8月3日)戦時中から昭和45年まで活動していた設備との説明板に書いてあった。私が野反湖へ初めて行ったのが、東京オリンピックの頃だからその時は現役だった施設。高崎からこの駅まで電車で乗ってきてここから野反湖まで行ったのだが、まだ20km以上ある。バスの便があったのか、徒歩だったのか確たる記憶がないが、今は廃墟になった設備の下に無蓋貨車が停まっていて上から鉱石が音を立てて積み込まれていたのを記憶している。それが日本産業遺産に登録される時代なのだ。自分自身も年をとったなと実感する。200円の入場料が必要だが中の鉄筋がむき出しになり、その鉄筋にコンクリート塊が崩壊してぶら下がっている。それをそのままの状態での保全するというのも面白い着想だ。駅構内...639-050804南欧の行ったこともない古代遺跡のようだ
昼間見ると平凡な我が家の庭。その一角の20年ほど前に種を発芽させて育ててきたケヤキの盆栽。気にいった樹形になってきた。いわゆる箒仕立てという雑木盆栽の典型的なもの。懐中電灯でライトアップしてみたら、なかなかの雰囲気。昨今話題のマイナンバーカード。その不備が報道をにぎわせている。生まれた赤ん坊名で銀行口座を開設するなんて今後はどう展開するか知らないが、我らが子育ての時代にそんなこと考える親はいたのだろうか?出生届を出すと同時にマイナンバーの取得を強制されるものかは知らない。多分そうなんだろう。新生児に関わるお祝い金とか子供手当を親の口座で受け取ることに違和感はない。若き両親も窓口担当も親の口座で登録することに抵抗はなかったと思う。そんな本人名義でない口座と紐づけられた赤ちゃんのマイナンバーカードが数十万件発...638-050610このまま英訳しないで欲しい
遠くウクライナのはるかに広大な小麦畑にもこの豊饒な実りがもたらされていることを祈る。滞ってしま637-050520予想よりはるかに面白い本
昨日のこと、庭からチュチュ・・という鳥の声が聞こえてきた。我が家の庭と隣家との境辺りから聞こえてくる。20分経っても鳴いている。近づいたらすぐに見つかった。当地ではたちっ子と呼ばれている雀のヒナがうろうろしながら鳴いていた。隣家の瓦屋根の下に毎年作られる巣から落ちたのだろう。懸命にか細いが甲高い声で親を求めている。親鳥と思える二羽の雀が、普段の鳴き声と違うジュジュ・・という何か危険が差し迫ったかのような大きな鳴き声で飛び交いながらヒナを励ましている。と私には見えた。ヒナは羽の成長が未熟で懸命に羽ばたくが、上空への飛翔力はまだない。助けを出そうとする私の手から逃れようとするだけ。野良猫がくればひとたまりもあるまい。昔、何らかの事情で地上に落ちてしまったカラスの幼鳥。この時も親鳥が激しく鳴きながら幼鳥を励ます...636-040507この幼鳥は生存可能か
富岡市藤木という集落を外れた里山の斜面に素晴らしいフジが満開を迎えた。ここの存在を知ったのはかれこれ20年前になるだろうか。当時元気だった今の園主の父親が愛想よく迎えてくれた。その後毎年訪れるのがこの時期の恒例になっていた。コロナ禍でこの3年間は閉園していたようだが、今年は見事なフジを見させてくれた。斜面の高さは30mほどで、長さは100mはあろうか?手を入れてなけらば何の変哲もない平凡なスギか雑木に覆われた里山の斜面に化してしまう。3代前の方が山に自生するフジを接ぎ木しながら樹を増やしてきたという。フジの性質上基幹部分は複数の幹が絡みあって遠目には一本の幹に見える。直径30cm程ある複数の幹から延びる枝が見事な藤棚を形作っている。入場料500円は高いなとは感じるが、見事に垂れ下がったフジの花の下を歩けば...635-050429藤木のフジ
半世紀近く前というと35歳の頃か、職場での仕事は隣県の長野県が主戦場だった。週に2,3回碓氷の峠を朝は西に越え、夜は東に越えるのが日常のことだった。立て続けに二人の男の子が家族に加わったが、イクメンなどという言葉はなかった時代。育児は連れ合いに任せ毎日遅い帰宅が普通だった。当初は碓氷バイパスが完成する直前でカーブの多い旧ルート使用したが、それが完成すると150円の通行料金を払ってこちらを利用していた。ルートのすぐ南に標高こそ1000mに届かないが稲村山という秀峰があり注目していた。ある日この山を登った。1時間ほどで頂上に立てる。楽な山だなと思った。しかし頂上からの見晴らしが素晴らしかった。完成間もない碓氷バイパスが眼下に見えていた。碓氷峠はこの山頂より100m程高い所にある。今回予想以上にキツイ登りだった...634-050424身をもって体力の低下を感じる
昨年思い切って改造したケヤキの盆栽。あの時はどうなるかと思って心配したが新しい季節が到来すると、なかなかの箒仕立ての一物に様変わりした。このまま樹形からはみ出た枝を切りそろえ、6月も中旬になれば葉刈りと称する作業を行う。春の芽吹き、新緑から深緑に変わった葉を弱い枝を除いて全部刈り取ってしまう。樹には相当なストレスがかかるだろうが、梅雨明けがくれば再度いっせいに新芽が出そろい、雑木盆栽の醍醐味である繊細な枝振りを秋には期待できる。昨年の改造後の状況は↓をご覧ください。さて、若い頃から単なる記録としての写真は撮っていたが、それ以上のものを目指す姿勢はなかった。3年程前に隣の町内のS氏から好きなものが集まって写真のレベルを高めませんか、との誘いを受けてそのクラブに加わった。皆さんの素晴らしい作品に接して、わが技...633-050422写真クラブから指摘される
全国的に例年よりかなり早い時期に春爛漫となる。今年も体調良好にてこの季節を迎えることができた。車や趣味の自転車であちこちを見て歩く。一方先月から挑戦していたスマホ契約の見直し作業がまだ尾を引いていて衰えてきた私の脳を悩ませる。OCNモバイルワンへの切替へとOCN光への移行は終了し、先月から通信代金が半減した。ここで少し間を置けば良かったのに、勢いでスマホの電池交換に挑んで苦しんでいる。伝え聞くところでは、Iphonの電池交換はお店で待っている間にできてしまうらしい。アンドロイドスマホは簡単ではないことを身に染みて感じた。ドコモ店で前のスマホ(手にしたのは6年前)で交換で預けている半月の間使えるかもしれないと言われた。その通りなら代替え機費用が浮く。ところがところが、家の中でのネット接続はWifiを利用でき...632-050401春爛漫
直近の一ヶ月間、スマホの契約をいわゆる格安契約に変える算段をいろいろしていて、ブログの更新をしていなかった。こんな程度のブログでも更新にはそれなりの気力が必要となる。サボり癖がつくと、楽をしたい気持ちが先行し気にはなっても楽な方に傾いてしまった。連れ合いの車の不具合の修理に10万円以上の費用がかかるとわかり、それなら思い切って車を買えるかと思いたったのが師走に差し掛かった頃。半導体不足が影響して納車が半年もかかるらしい。そんなことも影響して中古車の価格が上がって予想の倍以上の値段が付いた。思い切って購入に踏み切った。まだ半年先だと考えていたら2月末に来月納車できるとの連絡が入る。スマホ騒ぎが一段落した今週初めに新しい車を販売店の店頭で受け取る。納車費用が不要なので相当分の1万円を現金で返しますとのことで思...631-050325軽自動車の進歩に驚く
烏川の河川敷公園にもやや春の香りが漂う。スマホの格安契約に挑戦し苦労しながらもなんとか終わった。OCNmobileoneNTT系列が提供するプランで特段の問題もなく半分の利用料金になったのは有難い。料金の支払いも一緒にしたほうが良かろうと思い、光回線もドコモからOCNに変えることにして懲りもせず挑戦した。こんども苦労している。すべてネット経由というのはホントに大変。何かを確認したくて電話するも、どこにかけても例の「ただいま大変電話が混みあっています。恐れ入りますが暫くお待ちいただくか、時間をおいてかけ直してください・・」という録音された声が返ってくる。要件番号を選択してプッシュするのも面倒。かけ直しても同じ状況が再現するだけなので、そのままスマホを脇に置いて別の作業をする。保留音が鳴りっぱなし。通話料金は...630-050305頭が混乱したら歩くに限る
あっという間に一ヶ月が過ぎてしまった。この間で季節は蝋梅から梅に変わっていた。何の一ヶ月?拙ブログの更新をサボった期間です。私なりの事情はあった。スマホの接続をいわゆる格安スマホに変えるのになんだかんだで一ヶ月があっという間に過ぎていった。挑戦した格安契約は同じドコモ系列のOCNMobileOne.携帯電話がまだメガネケースくらいの大きさだった25年程前からNTT一筋だった。携帯電話の歴史を体験してドコモが提供するahamoを契約していた。その接続能力に疑問があった訳ではない。かけ放題とウイルス対策を追加しての月額4700円は機能から見れば当然かなと思っていた。20GBという老人には無縁のデータ容量はその1割も使っていない。勿体ない!さらに最近電池の持ち時間が減ってはいた。電池交換には2週間以上かかり、そ...629-050225あっという間に一ヶ月
誕生日が毎年大寒にあたるので、家に閉じ籠る日が多い。今年も厳し寒さの中で81歳を迎えた。ここしばらく庭に降りることがなく気付かなかったが、今朝出てみたら早やボタンの新芽が動き出していた。今日は立春。耐え忍ぶしかない冬を経るからこそ春の到来が待ち遠しく、気持も前向きになってくる。昨日の湯ノ丸スキー場は小諸辺りから見上げると厚い雲の中で天候が危ぶまれた。小諸ICから現地に電話で確認すると寒いけど晴れてますよ、との答え。雲を下に見るような状況。薄雲が太陽光を弱めているが、ゲレンデの状態はベストで視界も良い。ガスがかかると斜面の凹凸がはっきりしないで年寄には怖い。東京都の中学校のスキー教室とぶつかり結構混んでいた。正味1時間半10回緩斜面を楽しんで終了とする。いつもなら一目散に家を目指すのだが。今回は国道18号線...628-050204早や立春
10年振りと予報された寒気団に25,6両日覆われる。雪に慣れない関西地方が大変なことになった。大阪環状線は完全マヒ、更に三重県の名阪国道は2000台もの車両が24時間以上動けなくなった。この模様を報道するテレビを何の被害もない者が呑気(でもないのだが)に見ている。狭い日本もいろいろだ。我が家の庭にもこの寒波で例年通りの光景が現れた。この光景はこの時期に2,3回あるので特に10年ぶりと言われてもピンとこない。断熱なんて考えられていない旧屋に住む私はそれでもガラス窓にプチプチシートを張ったり隙間風の侵入を防いだりして暖房効果を上げるべく奮闘はしている。12月の電気料金の高騰の驚いたのは年の初めだった。使用量は前年比1.5割ほど節約したの料金は5割増し。防衛力強化も世の流れだろうが、先にやることがあるのでは・・...627-050128何年ぶりかの寒気といわれる
仕事を辞めた年金生活者にとっては暦の休日は家に閉じ籠ることが多い。毎日が休日の身になって一番嬉しいのは予定に縛られる必要がない事だが、逆に束縛するものがないと、かなり用心しないとだらだらした怠惰な日常になってしまう。そんな危険性のあった日だったが、朝食後天気も良いので車で30分で登り口に着く崇台山を歩くべく現地に向かう。標高僅か299m、登り口が160mほどなので登る高さは150mほど。日々の街歩きだけでは筋力や心拍力の維持に不十分。ほんとはもう少しキツイ山が良いのだが、車で1時間も走るのは面倒だ。それでもこの山は東西南北いろいろな登り口があり結構楽しめる。冒頭の写真は西側からの登り口。私の脚力でちょうど30分で頂上に着く。まだまだ蕾は堅いと思っていた河津桜にたった一輪の花が咲いていた。2月に入ると3分咲...626-050122気軽な里山歩き
7年前に掲載した写真の再掲。つれあいの実家は中山道の傍に今は住む人もなく寂しくたたずむ。左写真の板塀の家。昭和38年ころに大瀬康一や大空真由美が出演した映画撮影のロケ地に使わた際の一コマと聞く。門から覗いているのは義兄か?下手の家は今では老人ホームに建て替えられた。右写真は家の前から松井田方面を眺めたものでこれは近年の風景。実は正月明けから「夜明け前」に取り組んでいる。若き頃有名な作家の本ということで読み始めたが、あまりに退屈な内容で最初の何十ページかで放棄してしまった。それにしてもこれほどの量とは思はなかった。10日かけてやっと第一部の上下を読み終わったところ。あれから半世紀、いろいろな出会いが、体験が、そして様々の本から得てきた知識の絶対量が当時とはまるで違う。そうした背景で読み進めていくと、同じ本で...625-050110藤村の大作「夜明け前」に挑戦
お正月がめぐってきたまた新しい年を体感できることができることにお許しが出た。誰もが新しい年を安定した穏やかな一年としたいと思っているが、現実は厳しいのが通例であり、今年も同じような推移を見せそうだ。ウクライナに平和は来るだろうか?アメリカと肩を並べる大国になった中国の台湾への武力侵攻はほんとにあるのだろうか?北朝鮮は暴発しないだろうか?コロナは今年も世界を翻弄するのだろうか?国内に目を向ければ日本の構造を根本から変えてしまいそうな少子化の進行はとめられるのだろうか?円安は更に進み、物価の高騰は今年もつづくのだろうか?賃金はほんとにあがってくれるのだろうか?ますます解離してしまう自衛隊の軍備増強と憲法の齟齬はどうなってしまうのだろうか?などなど・・80才越え爺にはどれもこれも手の届かない心配事だ。自分の集合...624-050107体力確認の1日
ウクライナ戦争や安倍元総理の悲報などこれからも記憶に残る出来事が多発した一年も終わりとなる。私個人としては病や痛みに苦しむこともない比較的平穏な年だったようだ。来年特にウクライナやロシアの一般市民が苦しんでいるこの戦争が終結し、命の心配がない日々が来ることを強く願う。老夫婦二人だけの年末は大したことはない。それでも一通りの正月料理を帰省する二人の息子家族のためにと老妻はそれなりに張り切っている。私はと言えば年末に代々の家族の誰かがやっていた作業に精を出す。私の父の病気治癒の祈願のために、70年程昔に祖母が宮大工に頼んで作ってもらった神棚。作りは質素だが幅が1m近くある。この欄干の柱の頭にはめ込まれた擬宝珠を磨くこと。祈願の甲斐なく若くして逝った父、祖母亡き後母親がその作業を継ぐ。やがて私に引き継がれ結構根...623-041228我が家に代々続いている年末恒例の作業
ウクライナ戦争勃発以降各種エネルギーの高騰が続いている。政府もいろいろと手を打っているようだが食料品はじめ諸物価の値上がりがきつくなってきた。私の命の水のお酒も2割近く値段が上がった。酒なんて一般には必需品ではないが、これが楽しみに生きている者にとっては辛い。自分の書斎は我が家の一階の一区画に設けてあるが、都市住民の悲哀でこの時期から春先まで前の家の影になって日が差さずにストーブなしでは寒くて仕方ない。倹約倹約と言われると何か考えないといけない。昔子供たちが育った2階部屋は日当たりは良いが、連れ合いの趣味の品々で殆ど物置と化してしまった。改めてそこの一部畳2畳ほどを整理してもらい、簡単な机を設置して私の占有スペースとした。幸い当地群馬県南部は冬の晴天率が全国有数。晴れていればこの部屋の温度は11時ころには...622-041211節約、せつやく
令和4年も最後の月となる。時間が自由になる身なので、年末の掃除に早めに着手する。時間がかかるし多少の技術が必要なガラス拭き、我が家は普通サイズの窓の上に採光を考慮した結構でかい上の窓がある。その窓の上端部は4mほどの高さになろうか。清掃のプロが使うワイパー型の窓ふきを使用してやるのだが、拭くには脚立が必要となる。当然この役割は長年私の役割。連れ合いからは頼むから脚立から落ちないでとくどく言われる。脚立から落ちれば大変な事になるので言われるまでもなく慎重に作業する。こんな時若き頃のめりこんだ岩登りの基本中の基本の3点確保の経験が役に立つ。すなわち手足4本のうち、三本は岩に捉まる、残った1本が次の支点を探して岩角を探る。脚立に登るとき下るとき、道具を受け渡す際もいずれか3本を支点とする。脚立はしっかりと据え付...621-041204納めの月
20年ほど前に採取した勤務先の病院のケヤキの種。コメ粒ほどの大きさだったが、ケヤキ盆栽に仕立てようと鉢に植えた。それなりに丹精込めて育ていわゆるほうき仕立てという形にまで育てた3年前の5月の樹形がこれ。それらしい格好になったと喜んでいたら、その後樹勢が衰えてきたり虫害で寂しい恰好になってしまった。この春、思い切って改造しようと、枝を極限まで詰めてしまった。今年4月初めの改造直後の姿。これだけ切ってしまったのでどうかなと注視していた。春の陽気は植物にとってはまさに成長の季節。杞憂だった。辛抱つよくひと月待った。可愛い赤い新芽が顔を見せる。5月の強い日差しの中で、あちこちから芽が吹きだす。梅雨を過ぎて真夏の暑さの中で元気よく育つ。あの弱ってしまった樹のどこにこんなエネルギーがあったのかと不思議に思うほどの枝が...620-041126植物のしたたかさ
殆ど踏まれていないイチョウの黄葉(高崎公園内)先週痛みのその後について書いてみた。一年前のこの時期左の首から肩にかけての痛みに苦痛の毎日が続いた。その痛みが少し和らいできた1月から、今に至るまで朝目覚めて布団をたたんだ後ラジオ体操第一を続けている。その流れで首の運動、そしてしこを10回ほど踏む。地味で簡単故継続が意外に難しい。野球のイチロウ選手の日常はこうした一連の動きが寸分の狂いもなく行われていると聞く。彼が打席に入りヒットを打ち一塁ベースに駆け込に右腕のガードを外すむまでの動作に現れている。強い運動を一時的にするよりも、決まった動きを単純だが毎回飽くこともなく続けることが健康維持にまたコンディション作りに大切なんだなと思う。そのおかげか今年はこの部分の痛みからは完全に解放されている。しかし80年酷使し...619-041120最近の体調
顕著な寒冷前線が通過して、一気に冬モードになってきた。紅葉、黄葉も里に降りてきた。市役所付近の街路樹のイチョウが見事にこの季節を演出してくれる。これはスマホで撮影したものだが、構図は操作者の技量に負うことが大きいが、きめ細かさはスマホの能力の問題。スマホ撮影で困るのはファインダーがないので昼間の太陽の下では画面の状態がはっきりと確認できないこと。家に帰りパソコンに落とし込んで見るとなかなかきれいに撮れている。機械任せのバカチョン操作だがバカにできないな。八王子市の西、天皇の御陵がある中央線高尾駅近くの甲州街道に見事なイチョウ並木があると聞いている。この時期素晴らしい光景が展開されていることと思う。関越道と圏央道を使えば2時間で現地に着くと思う。見てくるか、ここ2,3日が勝負だ。一年前のこの時期、頸部脊椎間...618-041114一年前の痛み
80爺の車での奥飛騨の旅は少々きつかったが、たくさんの素晴らしい景色や歴史的建造物にリアルに接することができた。合掌作りの家、高山や飛騨古川の伝統的な家並、上高地の紅葉真っ盛りの明神池までの少々きつい散策等など、天候に恵まれての旅行だった。家にいてもgooglemapのstreetviewを使えばヴァーチャル観光で日本中を見て回れる。しかし2次元の観光はできても、そこに現地ならではの空気を吸うことができる4次元とでもいえるリアルな景色や現地の人たちとの会話は2次元とは比較にならない。時間も金も体力も使うが、今後どこまでできるでしょうか?旅の最後に立ち寄ったのは松本市郊外、安曇野最大のワサビ田、大王わさび農場だった。何度か立ち寄ったところだが、いずれも季節は初夏。日除けの黒い寒冷紗がかけられて、風景としては...617-04110510回目の傘寿になった同窓会
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Gooブログからの引っ越し先を探していていささか頭が混乱している。少し整理しようと新緑の榛名山麓に出かける。期待通りの新緑と咲き始めたツツジに癒されながら山道を歩いていたら、谷筋に何やら微かに動く動物に気付く。その距離70m位か。少なくと熊ではないようなので静かに距離を縮める。20mまで近づいた。その先は急斜面になっているので思いとどまり、カメラにズーム機能一杯で撮影した。カモシカだ。ここは霞山カントリークラブの横、ちょっとしたキャンプ場の下。人家から500m程離れている地点。前に同じ榛名山中で見かけたときはかなり奥まったあまり人の気配が感じられない谷の奥だった。気付いてから10分ほど経っているが、全く動く気配がない。動かないことで自らを目立たなくさせて敵の目を誤魔化すのがカモシカの性質なのだろう。前回遭...715-250512野生の珍獣に遭遇する
水上温泉の手前を西に入ったノルンスキー場は豊富だった雪も解け、冬を越した何十万株の水仙の花が咲き乱れる。およそ30年前に新しいスキー場としてオープンした頃、スキーに再熱中し、近くなので仕事終わりに何度もナイターゲレンデに通った思い出の地。今シーズンも湯ノ丸スキー場に一回だけ滑ってみたが、バランスがうまく取れなくて少し斜面がきつくなると、身体の方がゆうことをきず全くもって何たる滑りだと嘆くばかり。雪の消えた斜面に立っていると、あの頃難なくこの斜面を滑りまくっていたのが同じこの身体だということが信じられない。岩鞍スキー場も雪の消えたゲレンデにユリの花が咲き乱れる。しかしユリは少し派手過ぎて花の香りもキツイ。こちらの方が私には好みだ。奥のピークは吾妻耶山。この南に続く大峰山と共に私が山歩きの第一歩として登った山...714-250510システムが高度化したのか、私が高齢になったからなのか?
当市最南部の里山八束山(城山)を眺める昨年の秋以降悩まされている腰部脊椎管狭窄症。程度の差はあるが同世代の皆さんが悩んでいる。治療法は正しい方法でのリハビリしかない。それに従ってこの数カ月間飽きずに続けてきた成果が出てきた。散歩中の腰から左足にかけての違和感は残るもののひところから見ればずっと軽くなっている。近郊の観音山の500段余の石段も登れるようになった。これならばと安中富岡境の崇台山の短いが一番急な尾根を登ってみた。これも問題ない。次はこれも何度も登っている冒頭に掲げた八束山。左の尾根から比高300mを登れるかと挑戦した。往路を戻る予定でゆっくりと登る。地元のご婦人に軽~く追い抜かれたが1時間弱で完登する。八束山北登山道入り口と途中の枯れた松の大木これは嬉しい事だ、岩が多く斜度もある西尾根(冒頭の写...713-250504里山歩きを再開
関東地方で見られる3体の雷神石碑の一つと聞く先週金曜日に高校同期4人でのランチ会があった。普段の友人関係の集まりだと話の半分は各自の健康問題が中心となる。無難なかつ共通の問題なので話が纏まりやすい。今回はいささか話の内容が異なった。4人共外見上健康体を維持しているが、それぞれが何らかの不具合を抱えている。それらが冒頭に話題になったがすぐに切り替わり、話題は各自の専門分野の話になる。T君は神社や江戸時代の庶民信仰の石碑や道祖神の研究家、O君は郷土史研究そしてI君は音楽教育分野と一家言を持つ。私はといえば、歴史が好きだというだけなので、それらの話題についてはいけるが何せ奥行きがないので、もっぱら聞き役にまわらざるを得ない。卒業後65年が過ぎたが、その間私も家族に不自由な思いをさせないために必ずしも自分の目指し...712-250427年寄りのランチ会と侮るなかれ
近くに住む中学生以来70年の親友がパソコンを入れ替えた。ところがスマホで撮りためた写真が取り込めないので教えてくれとパソコンとスマホ持参で我が家を訪ねてくる。我が持てる知識を総動員して取り組んだが判らない。行き詰まってしまったので駅前のヤマダ電機のパソコンコーナーを老爺二人で出向く。原因は組み込まれているW11のソフトの中に私も普段使用しているOnedriveの5GBのベーシック部分が勝手に動作してしまうのが原因だった。店員がこの部分をアンインストールしてようやく私の知識のレベルになり彼の悩みが解消できた。クラウドが必要になったらその時インストールすることにした。翌日10年ぶりに所要で電車で東京に出かけた。我が町から湘南新宿ライン経由新宿駅で京王線に乗り換え府中まで行ってきた。大都会の乗降客数日本一の新宿...711-250419田舎暮らしには大都会の雑踏は疲れる
毎回書いている気がするが、今年の桜の見ごろの期間は結構長い。昨日もまた桜の追っかけをしてしまった。今回は榛名山麓の某地点だが、ちょっとした丘の崖下の平地に時期の花々が咲き競っていた。丘上の家の住人は何と贅沢な場所に家を建てたものだ。居室にいながら眼下やその先の山上の古城跡の桜が目に入る。似たような花の盛りを随分前に福島市の郊外で見たことがある。花見山公園といった。なだらかの斜面に沿って咲く様子は百花繚乱といっていいだろう。総じて東北各県は桜の名所が多いが、そんな遠出をする気力もなくなってきた。県内の花の名所を丹念に調べて見ごろの時期を調べて出かけよう。この冬は特に例年より寒かったわけでもないのに、わが身にはこたえる寒さだった。我が住まいの基本構造は半世紀以上も前のもの。耐震性や断熱性能は至って低い。改築や...710-250412こんな古い家にも断熱工事が有効か?
安中市九十九地区の農家の庭に咲く桜咲き始めてから冷え込んだ天気が続き、それが幸いして今年は観桜の時期が長い。新生活が始まる時期に合わせて咲いてくれたので、各学校や職場の新入生にとっては思い出に残る入学式や入社式になっているようだ。わが孫娘の一人にとっても遠く離れての大学生活の門出に相応しいものとなった。全国の若者の多くが憧れる東京での18年の生活に別れを告げて遠く岩手の大学に進学した。進みたい分野を学ぶには自分の学力も考えてここが最適な学校と自身で決めての大学なので満足だろう。聞けば宮沢賢治も学んだ盛岡高等農林学校の流れをくむ伝統ある学部のようだ。冬は東京より厳しい気候だろうが、これからの季節は東京では出会えない風景を堪能できるだろう。盛岡の石割桜の開花はまだ先か?山間部の県道を車で走っていて見事な桜に出...709-250405ネット観光丹波篠山編
甘楽町秋畑の那須集落の上部に咲くミツマタの花昨年の初夏、藤岡市上日野から富岡に抜ける峠道から見た那須集落の光景が忘れられない。この日集落を散策中、かなり上部で畑を耕す老女と話をした。その際春の彼岸の頃来てくださいと言われる。老夫妻が長年かかって植樹したというミツマタの花が見事ですよと言われた。先日その約束を果たすべく現地に飛ぶ。20度を越えるような急傾斜の集落を縫うような細い道を登っていく。そこに黄金色に輝くミツマタの花の群落が待っていた。件の老女宅に声を掛けたら彼女が顔を出す。さすがに去年の出合は覚えていなかったが、持参の手土産を渡す、愛想よく迎えてくれた。最上部から俯瞰してみるとこの集落の特徴が見て取れる。昔は桑やこんにゃくの畑として使われていたのだろう。時代の変遷でそれらの作物を栽培する動機が無くな...708-250329急傾斜地のミツマタ
故郷を離れて遠くに嫁いだ妻の幼馴染に贈るふるさとの梅園の2枚手に入れてから20年は経つフジの盆栽が大きくなり過ぎて老人の手に負えなくなったきた。この春この樹に花芽見られず新芽は葉芽ばかり。当然今年の花は期待できない。去年の暑さのせいと鉢から抜けないほど根が張ってしまったせいだろうと思う。いい機会なのでこの際思い切って枝を整理し半分の大きさしようと思い立った。併せて手入がし易いように一回り小さな鉢に植え替えた。雑木盆栽の改造時のような強い剪定は悪くすると枯れさせてしまうかもしれない。盆栽棚の大半を占めるサツキやケヤキやブナ類は強く剪定しても各所から枝が吹き出きて数年で意図した樹形を仕上げることができる。数年前に間延びしたケヤキ盆栽を改造した経過を載せる。改造後その夏4年後の今年2月の順です。絶対に枯れないと...707-250223フジの盆栽の剪定は失敗か
3月10日の湯ノ丸スキー場先日絶好のスキー日和となったので朝食を済ませてから湯ノ丸スキー場に出かけた。昨年秋から顕著になった腰痛でこのシーズンのスキーは断念は覚悟していた。年が改まり早々に古巣の病院で週一回のリハビリを受け始めた。手術するほど重症ではないが薬も効果ないとなると、正しい方法で自分で体幹を鍛えるしかないと言われ、その方法を指導してもらい家で訓練を開始した。その効果があり500歩程度しか歩けなかったが目標にしている連続3000歩程度は違和感は残るものの問題なく歩けるようになった。長年やってきたのでスキー検定2級くらいのレベルにはなっていたと思っている。緩斜面なら大丈夫だろうとの勝手な判断。もちろん不安はあった。自信がないので1回券を求めリフトに乗る。十分に準備運動を行い滑り出す。転んだらアウトだ...706-050315残念だが最後のスキーとなるか
我が家の庭の初雪(3月5日朝)今週初め雪予報で外出を控えていた期間に見た黒沢明監督の手になる映画「赤ひげ」。黒沢作品はほぼすべて観ているが、その中でも最高傑作とは見終わったときの感想。初期の作品「生きる」は志村喬が演じる平凡な市役所職員が癌を宣告され、意気消沈して公園のブランコに揺られるシーンが象徴的な映画だった。これは作品として優れていて監督の代表作の一つに揚げられている。しかし暗い映画だった。「羅生門」はベネチア映画祭だったかで最高賞を取った作品だが解釈が難しい。代表作の「七人の侍」「用心棒」や「椿三十郎」は素晴らしい作品なのだがセリフ回しが早すぎて老化し始めた耳には少々辛い。後期の作品「乱」や「影武者」はカラー作品になったが、セット撮影でなく富士山麓の広大な裾野に豪華のセット組んでの作品で再度見たく...705-250308黒沢作品の最高傑作と私は思う
雪に埋もれた法師温泉穏やかな天候だったので急に思い立って三国トンネルを越えたくなった。毎度のことだが計画も何もあったものではない。当日の天気の様子でその日の行動を決める無計画さ。ゆえに圧倒的に一人旅が多い。孤独を愛する性格でもないのだが、結果的にそうなってしまう。住む地からは関越道を使えば2時間かからずに国道17号の三国トンネルを越えて苗場スキー場まで行くことができる。今年のような大雪でも朝までには完璧な除雪がされており、雪用タイヤであれば他のシーズンと変わらぬ時間で雪に触れることができる。長年楽しんできたスキーも今シーズンは腰部脊椎管狭窄症が原因の左足の痛みで断念せざるを得ない。せめて雪の感触だけでも体験しておきたい気持ちが突然のドライブになった次第。狭くて大型車ではすれ違いもままなら旧三国トンネルのす...704-250301大雪に埋もれた法師温泉
関越道と交差する地点を南に向かって驀進中強力な寒気団が日本列島上空に居座り続け、日本海側は大雪でところにより5mを越える。太平洋側はカラカラの天気が続き火災も頻発して春を目の前にして日本中が震えている。こんな写真を撮りたいのだが、上越線は水上、長岡駅間が大雪のため運休中で清水トンネルを越えてくる貨物列車が走ってこなくてその機会がない。探し出した2013年の大雪の際に撮影した一枚を載せる。諸兄におかれてはすでに確定申告を済ませましたでしょうか?小生はこれから始まる。昨年まではパソコンを使用したが、各数値を手入力し、印刷して税務署に届けていた。年金生活者が還付される金額は僅かなものだが、社会福祉法人からの僅かな給与所得が2カ所あるので、恒例のように毎年申告をしてきた。スマホでできることは知ってはいたが、マイナ...703-250222理解の限界を越えそうなシステム
観音山の染料資料館にて(令和3年2月)先週末の暖気から一転勢力の強い寒気が日本列島を覆う。週末まで居座るとの予報で雪国の雪害が心配される。我が住む地方は乾ききった北風が吹きまくるだろう。すでに今日の午後からその先兵たる千切れ雲が上空を通過してゆく。雪国の皆さんのご苦労を思えば家に中で部屋に射しこむやや光量を増しつつある陽の光を浴びていられるのだから何ほどのこともなかろう。俳人の名は忘れたが、海に出て木枯らし帰るところなしの句が空っ風の模様をよく表現している。選択的夫婦別称を法律で認めることの是非が国会で論議されようとしている。夫婦同姓は当たり前のことと思って、子供たちが困るだろうなくらいしとしか思っていない。そうした中10年ほど前に亡き母親の遺品の中に明治42年発行の戸籍謄本が見つかったのを思い出した。既...702-250217選択的夫婦別称の法制化への賛否
20年前の大雪の際の謙信ゆかりの六日町曹洞宗雲洞庵にて例年ならばこの時期何回かのスキーを楽しんでいる頃だ。今年のスキー場はこれ以上降らないでくれという程の積雪に恵まれている。スキー好きにとっては最高のシーズンだ。なのに腰の脊椎管狭窄が原因で左足の状態が良くない。相変わらず300mを越えると痛みはじめて長くは歩けない。このため今のところスキーは諦めざるを得ない。次のシーズンに期待したいと思っても加齢によるバランス感覚の低下はスキーにとっては致命的な問題。このまま長年楽しませてもらった趣味を諦めざるを得ないのかと思うと無性に寂しい。気分を晴らすように地図を眺めては想像上の山歩きをしている。そんな中、裁判所が市町村境の確定判決を行ったとのネットニュースが飛び込んできた。確定してない行政の境の紛争は富士山頂くらい...701-250209気付かなかった変な行政の境
崇台山山麓の桜おしもおされもしない高齢域になってしまったが、もう少しの間、里山歩きを楽しみたい。安中富岡境の崇台山が桜で埋め尽くされる彼岸の頃までには、この左足の痛みが軽減することを期待しながら、今日もリハビリに励む。クスリは効かない、手術もリスクが大きいとなるとこれしかない。悪化はしていないが、300mを越えると痛みの兆候が出てくるので、左足を折り曲げ50cm程の高さの足掛かりまで持ち上げた状態で1分程休んでは次の300mを歩く繰り返し。贅沢は言わない、里山歩きが達者な同期の山崎君の十分の一でいい。幸い内科的所見では今のところ憂慮するような異常はない。この左足の異変が高じて歩行が困難になり、筋力の低下が進み本当の要介護者にまで落ち込んでしまうことを何よりも恐れている。桜の季節まで残された時間は2か月弱、...700-250202残された時間は50日
四万温泉で見かけた珍車気休めでもいかと思い腰部脊椎管狭窄症の症状から逃れるために四万温泉の日帰り入浴施設「清流の湯」に行ってきた。湯上りに火照った体を冷やすべくかつ昼食のために四万川沿いの駐車場に車を置いて、温泉街をぶらつく。草津という選択肢もあったが、私には湯温とその成分が強すぎる。その点四万温泉はおだやかな泉質で療養には合っている。短時間の入浴で何が変わるわけではないが、この痛みにいささかうんざりしていたので気分が良くなり、少しは痛みが軽減したかのような大らかな気持にはなった。東京駅との直通バスも運行されているので、鄙びた温泉の雰囲気を好んで訪れる都会人も多いようだ。昔ながらの湯治場の雰囲気を残しながら、結構しゃれた土産店、カフェや食堂もある。その一軒でお切込みうどんを食す。大きな上州牛とイノブタ肉が...699-250126珍車
北陸新幹線安中榛名駅のアクセス道路にて2021年に撮影した一枚です。1日の乗降客が1000人に満たない駅だが、都会人にはなかなか人気あるやに聞く。駅前の南斜面の広い住宅街はおしゃれな住宅も多い。新興団地の例にもれずこれから住民の高齢化が進行すると問題多発の団地化する可能性が高いが、新幹線の駅前という立地は、住民の目線は地元安中でなく、高崎やその先の東京や軽井沢にあるのかもしれない。いずれにせよ現在の住環境は素晴らしい。現在は高崎市となっているが榛名町文化会館でのビオラとピアノの共演コンサートに誘われて行ってきた。全掲の安中榛名駅から小さな峠を越えて10分のところにあるので、この住宅団地の住人もかなりいたのではないか。普通こんな田舎での演奏会はよく知られた曲目がいくつか入り観客を飽きさせない工夫が凝らされて...698-250119演奏家の自己満足なのでは
大寒から立春までの2週間が一番寒さが厳しいと言われる。この真っただ中で生まれた私は比較的寒さには強かった。葉をすっかり落した里山をこの時期に好んで歩いていた。昨シーズンまではその楽しみを味わえたが、昨秋から顕著になった腰部脊椎管狭窄症の典型的な症状(私の場合は左足の痛み)で続けては100mも歩けなくなっている。最新の健康診断の結果も内科項目はほとんどが正常値なのに、このことが原因でこのまま老いさらばえていくのではたまらない。本年最大の目標はこの症状からの脱却だ。薬では治らない、痛みはあってもその程度では手術は受けるべきでないと友人でもある病院長に言われると後るはリハビリ療法しかなくなる。その方法はとネットを開くと書籍や動画でいろいろなものが出てきて頭が混乱する。今日は古巣の病院のリハビリ科の理学療法士に診...697-250111この冬は寒さが身にしみる
余地峠に向かう林道にて2016.05撮影8年前の5月新緑の頃、群馬最奥にして日本で一番高齢化率の高い山村、南牧村をよく歩いた。この時期は村が誇るいくつもの滝を見て歩いた。15km程の山道はほとんど苦にすることもなく歩けた年齢。記憶は少しうすれたが、この林道の雰囲気からして村の一番西の象ケ滝に行った時の一枚だろう。象ケ滝2016.05撮影滝は林道から少し脇に逸れる。新緑を周囲に囲まれた道に→象ケ滝、↑余地峠への標識。長野県との県境にあるそれぞれ戦国時代に武田の軍勢が関東進出のために往来した古い峠の一つに繋がっている。標識を過ぎると、簡易舗装は終わり、軽トラなら何とか入れる山道へと変わる。それも100mほどで終わり、先は急斜面をジグザグに登る本格的な山道になる。もう歩くしか先へはいけない。急登を終えると山道と...667-060518体力が許せばまた歩いてみたい山道
ご近所でいわゆる古民家再生が進んでいる。想像するに元の家屋は昭和初期に建てられた家で8畳間が二つのどちらかといえば狭いお家だ。歯医者さんの別宅といった様子だったが、ここ20年は住んでいる気配はなかった。着手前は庭の木々が生い茂り外部からは家のたたずまいも判らないほどだった。再生作業が始まりやがて1年になる。遅々として進まなかったがようやく終盤に差し掛かった感じ。散歩のコースなので時に作業現場をのぞいて職人さんたちとお話しした。施主はあくまで古い昭和の雰囲気をできるだけ残すことにこだわりがあると思われる。放置期間が長かったので基礎部分はしっかりしていても、部分的には痛み方も相当だったようだ。こんな純和風の再生物件はそうはないので、技の匠たちが精魂を込め、施主も工費に糸目をかけず(?)に良質の材を使用させて傷...666-060511古民家再生の現場
鼻高の丘のメモフィラが見ごろ新しいスマホを手にして半年が経過した。その代わりデジカメがいよいよ不調になりほぼ使用不能になった。私の希望を入れたデジカメを購入しようとするとどうしても10万円越えとなってしまう。自分の年を考えるとそんな高価なもの買ってもいいのかと疑問が湧く。結局写真はスマホカメラで撮るしかないのが現状。性能があがりカメラ専用機にも負けないものが撮れるのは驚き。細かく設定すればいろいろ細工ができるが面倒なので機械任せの設定のままで撮影が多い。何よりも武骨な指先が画面上の小さな記号を忠実になぞるのが不得手で安定した状態でピントを合わせるのが難しい。デジカメの安定した操作感が羨ましい。郊外の鼻高の丘のメモフィラ見ごろとの話を聞き昨日の夕刻行ってみた。この花で有名な大洗の海浜公園の規模にははるかに劣...665-060505これなら大洗までいかなくとも十分
気持ちよい五月の空の下、東吾妻町の薬師温泉郷の手前に開園した甘酒原に遊ぶ。新聞でその開園を知ったので行ってみた。まだまだ整備途上にある花園だが、地元の有志の皆さんが手弁当でやっているので、素朴そのものの花園が拡がっていた。標高750mの高原は人気の八ッ場ダムや薬師温泉にも近く、数年後に今は幼木の花の樹が育つとなかなか見応えのある場所に変わる予感がする。赤城山に中腹にある赤城自然園は西武グループの潤沢な資金で素晴らしい花園が拡がる。ここには到底及ばないが、素朴さを前面に押し出していけば10年先立派な花園に変わるのではないか。現在は見られる花はミツバツツジとこの町を代表するスイセンくらいだが、数百本のシラネアオイが育ち花をつけ始めるとグッと人気が出るのではないか。それまで準備資金が続けばいいがと願いながら、募...664-060504東吾妻町甘酒原と中之条町嵩山に遊ぶ
医療業界では病診連携という言葉がずいぶん前から普通に使われている。軽度の症状の患者までが争って大病院に集中する弊害を除くため、先ずはかかりつけの開業医に受診し詳しい検査が必要な場合に紹介状を持って病院を受診するというもの。現在だいぶ浸透してきた感がある。私自身現役時代の最後のほぼ30年間医療福祉関係にいたので積極的に活用している。内科一般はM内科医院(主に高血圧医療)、年齢からくる手足や腰の痛みはK整形外科医院、長年悩んでいる不眠症にはG心療内科クリニック耳や喉アレルギーはT耳鼻咽喉科、その他歯のメンテナンスと目の疾病は古巣の病院系列のHクリニックと使い分けている。最近利用するようになったものもあるが、長いのは20年にもなる。こうして開業医の諸先生を選ぶにあたって重視するのが、普通の世間話もできるお医者さ...663-060427身体を守る
新しい道路には必ず並木が彩を添える。道路の管理をする行政マンはこの並木の管理に毎年頭を悩ませる。街路樹に多いのはプラタナス、ケヤキ、シイ、クスノキ更にカエデやハナミズキと多彩。殆どの落葉樹は念に一度剪定する。特にプラタナスの剪定後の姿には哀れを感じる。樹勢が強いので丸刈りにしても翌年には新芽が芽吹く。これを繰り返すので剪定後の姿はコブだらけの醜態をさらしている。近年増えてきたハナミズキは花の季節は見事だし、秋の剪定を済ませえるとなかなか見応えのある姿に変わる。近場では安中駅から新島学園方向に素晴らしいこの花の街路樹がある。わが市にもハナミズキ通りというのもあり、周辺住民の目を楽しませている。さてケヤキ並木についてだが、日本古来からいくつものケヤキの名木が全国に残る。街路樹にも盛んに使われてきた。私が知るの...662-060420道路管理者の悩みが消えるかも
我が家の庭に飛来したカオシロガビチョウこの時期、近くの里山を歩くと、素晴らしいホウジロの鳴き声を聞くことは珍しい事ではない。枝の先にとまって囀る姿は野鳥好きにはたまらない。近年の里山はこの囀りによく似ているが鳴き声がはるかに大きく、大きさもツグミやヒヨドリほどの小鳥の声が他を圧倒している。ガビチョウという中国からの外来種とのこと。在来の野鳥の生息領域を奪い始めていると野鳥の会の方に教えてもらった。先月末あたりから、朝になると大きな声で鳴き交わす野鳥の囀りが頻繁だ。ガビチョウほどの節回しではないが声はなかなかきれいだ。だが声量が大きくこの声で目が覚めることもある。今朝庭でしきりに2羽が鳴き交わしている。手振れになってしまったがうまく撮れた。これぞ話に聞いているカオジロガビチョウに間違いない。冬の間楽しませて...661-060413珍鳥が我が家の庭に現れた
富岡市郊外崇台山の桜2020.4今年は桜の開花が遅れていたので富岡安中境の崇台山の見事な桜の景観は数日先だろう。顕著な菜種梅雨模様の天気図になってきているので、この光景が見られるのは4月10日過ぎか?うすら寒いく小雨模様の昨日、卒業した中学校有志の集まりがあり参加してきた。昭和16,7年生まれの幼かった児童も70年のそれぞれの人生に揉みに揉まれ、みんないっぱしの爺さん婆さんになったが、近在に住む参加者が20数名あり楽しいひと時だった。会場は郊外のカラオケ主体のスナックだった。この年代になると夜の外出が不安なので集まりは決まってランチタイム。2000円会費で用意された簡単な弁当と飲みたい者は自腹で好きな酒を飲むというスタイル。カラオケ好きが適宜自慢(?)の歌を披露しあった3時間だった。戦争前夜に誕生した我々...660-060406まだまだ元気な仲間が多いな!
高崎市生原の二の沢病院向かいのモクレン3.31撮影遅れている花の開花も年度末の昨日以降、急激な気温の上昇と共に一斉にその時期を迎えた。寒冷地であればあるほど。春の花の開花のずれは縮まり、梅も桜もモクレンや杏も相次いで咲いてくる。それだけ見応えのある花の饗宴を迎えられるのだから、春の到来が遅いのも悪くない。昨年12月15日を最後に3カ月半新しい投稿を怠っていた。生涯1000回投稿を目指しているにこれでは達成不可能だ。もっともそれだけの理由はあった。80歳は特に問題なく越えられて安堵していたが、その2年後の今年、身体のあちこちから不調が生じ始めてその対応に追われていた。未だ調子が良いとは言えない。気分が変わったのは地元代表の健康福祉大学付属高校の野球部が春の選抜大会で並み居る難敵を屠ってついに優勝を勝ち取った...659-060401遅れている花の開花
安中富岡境の崇台山。初冬のこの時期竹の葉の緑がいやに鮮やか。普段の日の夕方の街中散歩は欠かせない日課だが、時に少しきつめの散歩をしたくなる。こんな時は郊外の観音山丘陵にある清水寺の石段を登る。週に一度くらいは心拍数が100くらいになるように心臓に負荷をかけるのも老化防止になるかと思っている。心拍数があがってきたら、吐く吐く吸うのリズムに合わせて階段を登るのが一番楽な歩き方のようだ。昨日は階段に飽きたので、車で30分ほどの崇台山を歩いてきた。歩いて稼がなければならない標高は120m程なので心拍数も100以下に抑えられる。今回は北側から登る。こじんまりした山だが頂上からの見晴らしが素晴らしくこの辺りでは人気の山だ。敢えて山支度ではない散歩用のスニーカーとボトルに水だけ。食料はなし。間違っても道に迷うこともない...658-051215街中散歩よりキツメ里山歩きよりユルメ
富岡市の南に位置する稲含山(標高1370m)に登ってきた。予てから登ってみたいと思っていたが、先送りしてしまい今回が初登山。家々が山肌に張り付くように点在する林道を車は標高をあげ茂垣峠(標高1071m)に着く。ここまできてしまえば、足で登らなければならない標高差は残り300m。年寄の足にはこの程度がいい所。家を出る時は快晴だったが、積雲が多くなってきて日が陰ると少々寒い。数百段はあると思われた木の階段をゆっくりと登る。木と木の間が雨水でえぐられて歩きにくい。吐いて吐いて吸うの呼吸ペースと足の運びを合わせゆっくりだがペースを維持して登る。急な割には息が乱れない。いい感じだぞ。途中から岩壁の間を縫うように道は続く。整備がしっかりできているので危険を感じるというほどでない。1時間半で頂上直下の神社に到着。そこか...657-051210稲含山
河川敷を整備した散歩道何回か前の記事でカメラを新しくするか、カメラ機能に格段の進歩がみられるスマホを替えるかと書いた。わが市に本社を置く駅と隣接するヤマダ電機を偶々覗いたらサムソンGaraxyS22のお得なセールのチラシが目に入る。迷っている際中だったので店員に内容を聞いた。その場で買うつもりはなかったが家に帰ってかじっくりと検討した。ヤマダ電機とUQモバイルの協同セールスで実質ゼロ円で手に入る。ヤマダ電機が入っているので家電製品を55000円まで買える金券もつく。美味い話の裏ありかもしれないと翌日売り場で確認する。いくつかの条件はあるが、私を縛るものはない。裏はなさそうだ。急速に購買欲が上昇してくる。そして買うことを決断する。同じgaraxyスマホ間でのデータ移行なのでこの春の電池交換の時に比べればはる...656-051202ミラーレスかスマホかに終止符