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toboketaGの春夏秋冬 https://blog.goo.ne.jp/egikoike

飽きっぽい性格の私にしては続いています。無理せず週一回ほどの更新が身の丈にあっているのでしょうか? お目に留まれば嬉しいです。

toboketaG
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高崎市
出身
高崎市
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2015/04/04

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  • 662-060420道路管理者の悩みが消えるかも

    新しい道路には必ず並木が彩を添える。道路の管理をする行政マンはこの並木の管理に毎年頭を悩ませる。街路樹に多いのはプラタナス、ケヤキ、シイ、クスノキ更にカエデやハナミズキと多彩。殆どの落葉樹は念に一度剪定する。特にプラタナスの剪定後の姿には哀れを感じる。樹勢が強いので丸刈りにしても翌年には新芽が芽吹く。これを繰り返すので剪定後の姿はコブだらけの醜態をさらしている。近年増えてきたハナミズキは花の季節は見事だし、秋の剪定を済ませえるとなかなか見応えのある姿に変わる。近場では安中駅から新島学園方向に素晴らしいこの花の街路樹がある。わが市にもハナミズキ通りというのもあり、周辺住民の目を楽しませている。さてケヤキ並木についてだが、日本古来からいくつものケヤキの名木が全国に残る。街路樹にも盛んに使われてきた。私が知るの...662-060420道路管理者の悩みが消えるかも

  • 661-060413珍鳥が我が家の庭に現れた

    我が家の庭に飛来したカオシロガビチョウこの時期、近くの里山を歩くと、素晴らしいホウジロの鳴き声を聞くことは珍しい事ではない。枝の先にとまって囀る姿は野鳥好きにはたまらない。近年の里山はこの囀りによく似ているが鳴き声がはるかに大きく、大きさもツグミやヒヨドリほどの小鳥の声が他を圧倒している。ガビチョウという中国からの外来種とのこと。在来の野鳥の生息領域を奪い始めていると野鳥の会の方に教えてもらった。先月末あたりから、朝になると大きな声で鳴き交わす野鳥の囀りが頻繁だ。ガビチョウほどの節回しではないが声はなかなかきれいだ。だが声量が大きくこの声で目が覚めることもある。今朝庭でしきりに2羽が鳴き交わしている。手振れになってしまったがうまく撮れた。これぞ話に聞いているカオジロガビチョウに間違いない。冬の間楽しませて...661-060413珍鳥が我が家の庭に現れた

  • 660-060406まだまだ元気な仲間が多いな!

    富岡市郊外崇台山の桜2020.4今年は桜の開花が遅れていたので富岡安中境の崇台山の見事な桜の景観は数日先だろう。顕著な菜種梅雨模様の天気図になってきているので、この光景が見られるのは4月10日過ぎか?うすら寒いく小雨模様の昨日、卒業した中学校有志の集まりがあり参加してきた。昭和16,7年生まれの幼かった児童も70年のそれぞれの人生に揉みに揉まれ、みんないっぱしの爺さん婆さんになったが、近在に住む参加者が20数名あり楽しいひと時だった。会場は郊外のカラオケ主体のスナックだった。この年代になると夜の外出が不安なので集まりは決まってランチタイム。2000円会費で用意された簡単な弁当と飲みたい者は自腹で好きな酒を飲むというスタイル。カラオケ好きが適宜自慢(?)の歌を披露しあった3時間だった。戦争前夜に誕生した我々...660-060406まだまだ元気な仲間が多いな!

  • 659-060401遅れている花の開花

    高崎市生原の二の沢病院向かいのモクレン3.31撮影遅れている花の開花も年度末の昨日以降、急激な気温の上昇と共に一斉にその時期を迎えた。寒冷地であればあるほど。春の花の開花のずれは縮まり、梅も桜もモクレンや杏も相次いで咲いてくる。それだけ見応えのある花の饗宴を迎えられるのだから、春の到来が遅いのも悪くない。昨年12月15日を最後に3カ月半新しい投稿を怠っていた。生涯1000回投稿を目指しているにこれでは達成不可能だ。もっともそれだけの理由はあった。80歳は特に問題なく越えられて安堵していたが、その2年後の今年、身体のあちこちから不調が生じ始めてその対応に追われていた。未だ調子が良いとは言えない。気分が変わったのは地元代表の健康福祉大学付属高校の野球部が春の選抜大会で並み居る難敵を屠ってついに優勝を勝ち取った...659-060401遅れている花の開花

  • 658-051215街中散歩よりキツメ里山歩きよりユルメ

    安中富岡境の崇台山。初冬のこの時期竹の葉の緑がいやに鮮やか。普段の日の夕方の街中散歩は欠かせない日課だが、時に少しきつめの散歩をしたくなる。こんな時は郊外の観音山丘陵にある清水寺の石段を登る。週に一度くらいは心拍数が100くらいになるように心臓に負荷をかけるのも老化防止になるかと思っている。心拍数があがってきたら、吐く吐く吸うのリズムに合わせて階段を登るのが一番楽な歩き方のようだ。昨日は階段に飽きたので、車で30分ほどの崇台山を歩いてきた。歩いて稼がなければならない標高は120m程なので心拍数も100以下に抑えられる。今回は北側から登る。こじんまりした山だが頂上からの見晴らしが素晴らしくこの辺りでは人気の山だ。敢えて山支度ではない散歩用のスニーカーとボトルに水だけ。食料はなし。間違っても道に迷うこともない...658-051215街中散歩よりキツメ里山歩きよりユルメ

  • 657-051210稲含山

    富岡市の南に位置する稲含山(標高1370m)に登ってきた。予てから登ってみたいと思っていたが、先送りしてしまい今回が初登山。家々が山肌に張り付くように点在する林道を車は標高をあげ茂垣峠(標高1071m)に着く。ここまできてしまえば、足で登らなければならない標高差は残り300m。年寄の足にはこの程度がいい所。家を出る時は快晴だったが、積雲が多くなってきて日が陰ると少々寒い。数百段はあると思われた木の階段をゆっくりと登る。木と木の間が雨水でえぐられて歩きにくい。吐いて吐いて吸うの呼吸ペースと足の運びを合わせゆっくりだがペースを維持して登る。急な割には息が乱れない。いい感じだぞ。途中から岩壁の間を縫うように道は続く。整備がしっかりできているので危険を感じるというほどでない。1時間半で頂上直下の神社に到着。そこか...657-051210稲含山

  • 656-051202ミラーレスかスマホかに終止符

    河川敷を整備した散歩道何回か前の記事でカメラを新しくするか、カメラ機能に格段の進歩がみられるスマホを替えるかと書いた。わが市に本社を置く駅と隣接するヤマダ電機を偶々覗いたらサムソンGaraxyS22のお得なセールのチラシが目に入る。迷っている際中だったので店員に内容を聞いた。その場で買うつもりはなかったが家に帰ってかじっくりと検討した。ヤマダ電機とUQモバイルの協同セールスで実質ゼロ円で手に入る。ヤマダ電機が入っているので家電製品を55000円まで買える金券もつく。美味い話の裏ありかもしれないと翌日売り場で確認する。いくつかの条件はあるが、私を縛るものはない。裏はなさそうだ。急速に購買欲が上昇してくる。そして買うことを決断する。同じgaraxyスマホ間でのデータ移行なのでこの春の電池交換の時に比べればはる...656-051202ミラーレスかスマホかに終止符

  • 655-051120カメラは高ければいいとも思えない

    収穫の終わった街中のたんぼ一通りの関心そして知識はあるが、そこまでであまりのめり込まない程度の写真好きの一人。手元にあるファインダー付きコンパクトデジカメに動きに異常がでたのが半年前のこと。近くのカメラのキタムラに持ち込むも修理対応期間を過ぎていて修理できませんとのことで、本棚の上に置いたままになっていた。その間は以前使っていた買値2万円程度の物とスマホの写真機能で我慢していた。こだわりがあり、カメラはファインダーがなければいけないと思っている。昼間の明るさで見にくい液晶画面を見ながら撮るのが気に入らない。そうなるとミラーレスデジカメというレベルでないと商品がない。これが軒並みに10万円を超える。息子が使っているアイフォンのスマホの写真がびっくりするほどきれいだ。スマホの取り換え時が来ているので画面を見な...655-051120カメラは高ければいいとも思えない

  • 654-051111大村益次郎

    隣町安中市秋間の丘から妙義山を望む暑かったこの秋も終盤にきて晩秋の雰囲気が濃くなってきた。夕方の散歩時間を除くと家に閉じこもる日が多くなってきた。昔のように積極的に表に出る習慣が薄れてきている。加齢による避けられない現象なのか?73才の時から始めたスイミングにもかってのような積極的に進歩しようという気力がない。7千円も払っても近所のジム併設のプールに通うのは2回ほど。もったいな、と思いながらもズルズルと解約を延ばしている。なんなのだ、この気力の欠如は。こたつという暖房機がいけない。一番省エネの暖房手段だが、このぬくもりから立ち上がるのに、結構な気合が必要なのだ。結局10分、20分と延ばしてしまい気が付くと1時間が過ぎていることが頻繁に起こる。司馬遼太郎著「花神」を読み終わった。大村益次郎という長州出身の異...654-051111大村益次郎

  • 653-051105継続のおかげ

    500段余の石段を登りそして降る。我が町に暮らす人々にとって昔から慣れ親しんだ観音山。結構有名な白衣観音の巨大な立像のある丘陵。この一角にある真言宗豊山派清水寺は近年賑わうのはお正月の時期ぐらいか。丘陵の麓にある高校時代に通学していた65年前、部活動のトレーニングで駆け足で登るのが日課だった。以来茫々たる時間が経過したが、この間も気が向けば登り降りすることが習慣になり現在に続いている。上部に行くほど急になるので、上からに見下ろすとスキージャンプのシャンツのような感じがする。汗かきの私なので利用するのは晩秋から桜の咲くころまでだが、日曜日の朝よく登った。40代から60代までは日ごろの運動不足もあって、結構息を切らせたような気がする。退職後の70代は意識的に運動をしていたので、学生時代には遠く及ばないものの一...653-051105継続のおかげ

  • 652-051025懐かしの上野駅

    秋の深まりを感じさせる柿。日曜日に何となく東京の空気に触れてみたくなり、10年振りに電車で上野まで向かった。北への出発点であり同時に北からの終着駅でもあった上野駅に降りたのは20年振りか?この駅は武蔵丘陵が東に果てる場所にあり、上のホームと下のホームとが長い階段で繋がっている。60年前の大学へは電車で通っていた。上州からの普通電車は下のホームに滑り込む。線路の終点の構造が当時と変わったがしっかりあった。山手線への階段を登るか地下鉄に乗るために地下に続く階段を降りるか、その日の気分で替えた。東京駅や新宿駅とは何か異質なものを感じる駅の雰囲気は今も残っている。改札口上のどなたの作か大きな壁画は懐かしい。東京国立博物館に入館した。なんとお年寄りは無料でした。展示内容に特別目を引くものはなかったので早々に退館し、...652-051025懐かしの上野駅

  • 651-051014こんな山登りは危険

    夏の名残のヒマワリ。長年使用しているオリンパスSTYLUS-1といういわゆるコンパクトデジカメが不調になって2か月ほど経つ。撮れるのだが動作が安定しない。ビックカメラやカメラのキタムラに持ち込むも、メーカーが決めている修理対象期間を過ぎているので修理できませんというつれない返事。ミラーレスカメラに買い替えるか、素晴らしくなったというスマホのカメラに替えるか、決めきれないでいる。この過程で今まで無関心ゆえに知らなかったカメラの設定についての知識が増えた。するとこんな不具合が頻発するカメラでも状態が良い時は今までとは明らかに違う写真が撮れた。もうしばらくこのカメラと付き合ってみましょう。今日は近くの500mほどの里山に登ってきた。里山とは言え一応の身ごしらえをしないと危険なところもある侮れない山。吉井町の八束...651-051014こんな山登りは危険

  • 650-051007SIMフリー

    朝夕めっきりと涼しくなってきたが、晴れていれば日中は結構暑く、この夏の異常な高温を今も引きずっている。紅葉はどうかと数日前に谷川岳一の倉沢出会いまでのんびり歩き、そこから湯檜曽川まで降りてみる。まだまだ紅葉には程遠い。深緑の葉を茂らせたブナ林が拡がっていた。ガラケーからスマホに変わってすでに6年が経過した。入門編の機種から本格的のものを手にして4年目に入る。私の使い方ではこのスマホで十分と思いこの春電池を交換した。機種はサムソンGaraxiSC-41A。ところが最近手持ちのコンパクトデジカメが不具合になってしまった。メーカーに問い合わせると既にたとえ有償でも修理対象外の機種で対応できないというつれない返事。新しくデジカメを買うか、昨今非常にカメラ機能が進化しているというハイエンドのスマホに替えるか、1週間...650-051007SIMフリー

  • 649-040930地球の裏側から

    今朝のこと、LINEで息子から連絡が入った。南米エクアドルの首都キトのアルゼンチン肉料理店から。LINEは日本と韓国に基盤を置く通信ソフトと認識していたが、全世界と連絡できることを知って驚いている。私の海外放送の記憶の一番古いのはヘルシンキオリンピックの実況。メダルが期待された古橋選手がその期待に応えられずに400m決勝で最下位に沈んだ時。短波放送だった。アナウンサーの声が波がうねるように途切れながら聞こえてきた。なんという種類のラジオだったかな?5球スーパーとか言ったかな。次は昭和38年10月だったろう。太平洋を越えてのテレビの最初の中継放送。その時の記憶は今も鮮明。何と第一報がケネディ大統領暗殺さる、という内容だった。この直前にいわゆるキューバ危機が起こり核戦争の一歩手前で何とか踏みとどまったという世...649-040930地球の裏側から

  • 648-050923安易すぎないか、遭難救助要請

    全国紙の購入を止めて地元紙だけにして数年が経つ。他県の出来事を知る機会が減ってしまう。それを補うためにネットニュースをよく見る日常が続いている。メインのㇷ゚ラウザーはマイクロソフトのEdgeに設定しているが、別段の操作をしなくともマイクロソフト提供のニュースが飛び込んでくる。この夏は夏山遭難のニュースによく接した。意識的に遭難ニュースを報じているのだろうか?この程度の事故でもニュース価値があるの?と思ってしまうのも多かった。私も若いころから山登りをはじめて現在も近場の山に登るのでこの種のニュースには関心が深い。山登りにおける危険との向き合い方は基本自己責任の世界。近くの谷川岳にはよく登った。60年前一の倉沢衝立岩で起きた落下事故は自衛隊が出動してザイルの支点になるハーケンの周囲の岩を銃で狙って二つの遺体を...648-050923安易すぎないか、遭難救助要請

  • 647-050916三人の爺さんランチ会

    異例の暑さに苦しめられた夏もようや最終盤になってきた。来週後半から一気に秋めく予報を期待している。庭の風情にも秋を感じる。しかしなにかもどかしい。来年もその次もこうした夏が当たり前になってしまうらしい。それにしては東京電力管内の電力の需給が危機的状況になったというニュースに接しなかった。我が家も朝の一時を除いて冷房は入れっぱなしだった。管内の原子力発電はゼロであるにも関わらず。その訳は太陽光発電が大きく貢献している。一番熱い盛りは自然の力による発電量も最大になる。東日本震災前にはなかったことと受け止めていたら、今日のネットニュースに同様な意見が載っていた。屋根一面に太陽光パネルを敷き詰めたお隣さんはこの暑さを喜んでいたかもしれない。80歳越への爺さん3人でランチ会をやった。新幹線下のいつもの全室個室の一見...647-050916三人の爺さんランチ会

  • 646-050909新しいタイヤの乗り心地

    タイヤ交換後の試運転を兼ねて訪れた鏑川最上流の風景。数日前に3万キロを越えた車のタイヤを新しいものに交換した。少し勿体ない気もしたが走行音のうるささが耳障りだった。静かなタイヤと評判のダンロップルマンに決めた。そこに至るまでの経過が面白かったので今日の記事にする。最初に行きつけのスタンドで見積もりを取った。4本交換費用も含め85,000円を提示された。5000円引いてくれれば即決すると答えたがどうも応じてくれる気配がない。次の車検まで半年あるので冬タイヤから夏タイヤに戻す来春でいいかと一旦は決めた。帰宅後改めてこのタイヤのネットでの評判はいかに?と思い調べていたら良い評価が並んでいた。更に読んでいくうちにTIREHOODというサイトに行き当たった。タイヤのネット通販だった。タイヤが4本通販で買って送られて...646-050909新しいタイヤの乗り心地

  • 645-050902いっときの避暑

    エアコンなしでは狂ってしまいそうな夏も暦の上では終了した。暑さでバテバテの身体をいたわる季節の到来のはずが、今年ばかりはそうはいかない。相変わらずの酷暑が続く。比較的夏には強く、運動をして大量の汗をかいた後の爽快感を求めて自転車を乗りまわしていた時期もかってはあった。もうそんなことはやりたくてもできない。しかし冷房の効いた室内でばかり過ごす生活は肉体、精神共に不活性化してしまう。これではいかんと先日車で1時間余で行ける赤城山まで行ってきた。大沼あたりの気温は何と23℃。もう別天地。小沼や覚満淵周辺を半日散策して、バテ気味の身体を労わってきた。秋の到来が遅れているならば、こちらから秋を迎えに行きましょう。半世紀昔に撤去された東武鉄道のケーブルカーの遺構。ここに立つと下から吹き上げてくる涼風が心地よい。コロナ...645-050902いっときの避暑

  • 644-050824慶応高校優勝

    庭の一隅に夏の初めに芽をだしたヒマワリ。窒素肥料分が多すぎる土壌のせいか背丈ばかりが大きくなるがいっこうに花が咲いてくれない。でもこの旺盛な成長力を毎日目にするだけでも元気を貰える。縦半分の写真はバランスが取れないので、空いたスペースに母校の小学校の象徴エノキの大木を載せる。上より横に大きく張り出し、運動場の上まで伸びていた。この春向かって右に張り出した大枝が自らの重みに耐えかねて折れてしまった。それを機に樹全体のバランスを考えて大胆な整枝をされた。小学校の運動場の真ん中なので横を大端に切落し上方向を生かした姿。若い先生たちは可哀そうにと言っていたが、来年は残った枝に沢山の新芽が芽吹くから心配は無用ですと説明した。50年後感動的な樹形で繁茂する象徴木を想像する。慶応高校が甲子園で優勝した。昨日も今日もネッ...644-050824慶応高校優勝

  • 643-050819豊饒の秋が約束されている

    本市吉井町の低い丘の間(地形的には谷地という)の棚田は豊饒の秋を約束する稲穂が揺れていた。書きながらふと窓外の寒暖計の目盛りを見る。まだ昼には2時間あるのに36℃指している。なんという暑さが続くのか。来年もその次の年もこんな夏が予想される。地球上にもっと暑い地域はあるが殆どは砂漠あるいはその周辺。日本のように高い湿度が伴う暑さはあるのだろうか?40℃が普通という将来が来ることを恐れる。南方植物である稲はこんな暑さを味方にしながら、順調に秋を迎える準備をしているようだ。司馬氏の著作で知ったが、弥生時代から始まった稲作は丘に挟まれて小さな小川が流れる谷地から始まっていったらしい。当時の技術では河川が流れる平野では稲作の無理だったという。水は豊富でも上手く排水する術を知らなかった。緩い傾斜のある谷地の方が水の取...643-050819豊饒の秋が約束されている

  • 642-050812旧友の新盆

    中学校卒業以来続いている4人の交友がこの春途切れた。一人が長い間の療養生活を終了して鬼籍に入った。昨日残った3人で新盆の焼香を済ませてきた。スキーは指導員クラス。卓球は県代表そしてオートバイにパチンコにビリヤードや麻雀等々、何をやらせても他を圧する能力の持ち主だった。ビールが好きで長期の入院生活に入るまでは私の常識では考えられない程飲みまくっていた。残った3人と彼(T君としておこう)の未亡人とで思い出話が続いた。こんな活動的にも思える男が発病前にはいわゆる初老性うつ病ななり家に閉じ籠り本ばかり読んでいたらしい。私の20代前半時間があれば彼と会っていた。彼から受けた影響はいいこと悪い事沢山ある。ある意味私の人生を方向づけたといってもいいかもしれない。未亡人が押入れから取り出したのがT君が書き留めた文章の数々...642-050812旧友の新盆

  • 641-050809今日は長崎に原爆が投下された日

    夕暮れ時の散歩で見上げた空。秋の気配が忍び寄っていると見るか、近づく二つの台風の影響か?誰と会っても最初の挨拶の言葉がこの暑さのこと。地球環境の変化からみて、今後しばらくは毎年暑さの記録を更新し続けそうだ。来年元気で迎えられるか保証はないが、夏が来るたびにため息が出る暑さに翻弄されるかと思うとやり切れなくなる。題材が夏枯れになっている。10年続けてそれでも600回を越えた過去の投稿記事を自分以外に読み返してくれる人なんかいない。である故にこんな時には過去の記事をリメイクして投稿しても非難されることはないと思うのでやってみた。2013年(平成25年)9月に投稿したものリメイク再投稿です。この手もあるな!**************この2年間で随分と読んだが、最近読んだ浅田次郎著「終わらざる夏」上・下巻は、こ...641-050809今日は長崎に原爆が投下された日

  • 640-050805元気をくれる雲

    八ッ場ダムサイトから見た入道雲。力強く盛り上がる夏の雲はショボンとした気分に力を与えてくれる。明日は広島に原爆が落とされ多くの犠牲者が出てから78年。あの惨状を体験された方々にはあの爆雲のモクモク感を連想させられて愉快ではないと思われます。そんな思いもありながらも発達途中の入道雲の雄大な光景にはひかれる。当地は昔から雷の発生の多い所。北から寒気の塊が南下してくれば毎日のように雷雨の洗礼を受ける。先日も珍しく大粒の雹が降り、露天駐車の多くの車の屋根がボコボコになってしまった。この雹被害にあうのは線状の狭い地域であり、百メートル離れていれば全く雹は降らない場合もある。我が家の車はその線状内に入っていたとみえ、3カ所ほどえくぼが出来てしまった。修理に出すほどでもないので運が悪かったと諦めましょう。先日訪れた中之...640-050805元気をくれる雲

  • 639-050804南欧の行ったこともない古代遺跡のようだ

    JR東日本長野原線の旧終着駅太子駅構内の鉄鉱石積だしホッパーの廃墟(8月3日)戦時中から昭和45年まで活動していた設備との説明板に書いてあった。私が野反湖へ初めて行ったのが、東京オリンピックの頃だからその時は現役だった施設。高崎からこの駅まで電車で乗ってきてここから野反湖まで行ったのだが、まだ20km以上ある。バスの便があったのか、徒歩だったのか確たる記憶がないが、今は廃墟になった設備の下に無蓋貨車が停まっていて上から鉱石が音を立てて積み込まれていたのを記憶している。それが日本産業遺産に登録される時代なのだ。自分自身も年をとったなと実感する。200円の入場料が必要だが中の鉄筋がむき出しになり、その鉄筋にコンクリート塊が崩壊してぶら下がっている。それをそのままの状態での保全するというのも面白い着想だ。駅構内...639-050804南欧の行ったこともない古代遺跡のようだ

  • 638-050610このまま英訳しないで欲しい

    昼間見ると平凡な我が家の庭。その一角の20年ほど前に種を発芽させて育ててきたケヤキの盆栽。気にいった樹形になってきた。いわゆる箒仕立てという雑木盆栽の典型的なもの。懐中電灯でライトアップしてみたら、なかなかの雰囲気。昨今話題のマイナンバーカード。その不備が報道をにぎわせている。生まれた赤ん坊名で銀行口座を開設するなんて今後はどう展開するか知らないが、我らが子育ての時代にそんなこと考える親はいたのだろうか?出生届を出すと同時にマイナンバーの取得を強制されるものかは知らない。多分そうなんだろう。新生児に関わるお祝い金とか子供手当を親の口座で受け取ることに違和感はない。若き両親も窓口担当も親の口座で登録することに抵抗はなかったと思う。そんな本人名義でない口座と紐づけられた赤ちゃんのマイナンバーカードが数十万件発...638-050610このまま英訳しないで欲しい

  • 637-050520予想よりはるかに面白い本

    遠くウクライナのはるかに広大な小麦畑にもこの豊饒な実りがもたらされていることを祈る。滞ってしま637-050520予想よりはるかに面白い本

  • 636-040507この幼鳥は生存可能か

    昨日のこと、庭からチュチュ・・という鳥の声が聞こえてきた。我が家の庭と隣家との境辺りから聞こえてくる。20分経っても鳴いている。近づいたらすぐに見つかった。当地ではたちっ子と呼ばれている雀のヒナがうろうろしながら鳴いていた。隣家の瓦屋根の下に毎年作られる巣から落ちたのだろう。懸命にか細いが甲高い声で親を求めている。親鳥と思える二羽の雀が、普段の鳴き声と違うジュジュ・・という何か危険が差し迫ったかのような大きな鳴き声で飛び交いながらヒナを励ましている。と私には見えた。ヒナは羽の成長が未熟で懸命に羽ばたくが、上空への飛翔力はまだない。助けを出そうとする私の手から逃れようとするだけ。野良猫がくればひとたまりもあるまい。昔、何らかの事情で地上に落ちてしまったカラスの幼鳥。この時も親鳥が激しく鳴きながら幼鳥を励ます...636-040507この幼鳥は生存可能か

  • 635-050429藤木のフジ

    富岡市藤木という集落を外れた里山の斜面に素晴らしいフジが満開を迎えた。ここの存在を知ったのはかれこれ20年前になるだろうか。当時元気だった今の園主の父親が愛想よく迎えてくれた。その後毎年訪れるのがこの時期の恒例になっていた。コロナ禍でこの3年間は閉園していたようだが、今年は見事なフジを見させてくれた。斜面の高さは30mほどで、長さは100mはあろうか?手を入れてなけらば何の変哲もない平凡なスギか雑木に覆われた里山の斜面に化してしまう。3代前の方が山に自生するフジを接ぎ木しながら樹を増やしてきたという。フジの性質上基幹部分は複数の幹が絡みあって遠目には一本の幹に見える。直径30cm程ある複数の幹から延びる枝が見事な藤棚を形作っている。入場料500円は高いなとは感じるが、見事に垂れ下がったフジの花の下を歩けば...635-050429藤木のフジ

  • 634-050424身をもって体力の低下を感じる

    半世紀近く前というと35歳の頃か、職場での仕事は隣県の長野県が主戦場だった。週に2,3回碓氷の峠を朝は西に越え、夜は東に越えるのが日常のことだった。立て続けに二人の男の子が家族に加わったが、イクメンなどという言葉はなかった時代。育児は連れ合いに任せ毎日遅い帰宅が普通だった。当初は碓氷バイパスが完成する直前でカーブの多い旧ルート使用したが、それが完成すると150円の通行料金を払ってこちらを利用していた。ルートのすぐ南に標高こそ1000mに届かないが稲村山という秀峰があり注目していた。ある日この山を登った。1時間ほどで頂上に立てる。楽な山だなと思った。しかし頂上からの見晴らしが素晴らしかった。完成間もない碓氷バイパスが眼下に見えていた。碓氷峠はこの山頂より100m程高い所にある。今回予想以上にキツイ登りだった...634-050424身をもって体力の低下を感じる

  • 633-050422写真クラブから指摘される

    昨年思い切って改造したケヤキの盆栽。あの時はどうなるかと思って心配したが新しい季節が到来すると、なかなかの箒仕立ての一物に様変わりした。このまま樹形からはみ出た枝を切りそろえ、6月も中旬になれば葉刈りと称する作業を行う。春の芽吹き、新緑から深緑に変わった葉を弱い枝を除いて全部刈り取ってしまう。樹には相当なストレスがかかるだろうが、梅雨明けがくれば再度いっせいに新芽が出そろい、雑木盆栽の醍醐味である繊細な枝振りを秋には期待できる。昨年の改造後の状況は↓をご覧ください。さて、若い頃から単なる記録としての写真は撮っていたが、それ以上のものを目指す姿勢はなかった。3年程前に隣の町内のS氏から好きなものが集まって写真のレベルを高めませんか、との誘いを受けてそのクラブに加わった。皆さんの素晴らしい作品に接して、わが技...633-050422写真クラブから指摘される

  • 632-050401春爛漫

    全国的に例年よりかなり早い時期に春爛漫となる。今年も体調良好にてこの季節を迎えることができた。車や趣味の自転車であちこちを見て歩く。一方先月から挑戦していたスマホ契約の見直し作業がまだ尾を引いていて衰えてきた私の脳を悩ませる。OCNモバイルワンへの切替へとOCN光への移行は終了し、先月から通信代金が半減した。ここで少し間を置けば良かったのに、勢いでスマホの電池交換に挑んで苦しんでいる。伝え聞くところでは、Iphonの電池交換はお店で待っている間にできてしまうらしい。アンドロイドスマホは簡単ではないことを身に染みて感じた。ドコモ店で前のスマホ(手にしたのは6年前)で交換で預けている半月の間使えるかもしれないと言われた。その通りなら代替え機費用が浮く。ところがところが、家の中でのネット接続はWifiを利用でき...632-050401春爛漫

  • 631-050325軽自動車の進歩に驚く

    直近の一ヶ月間、スマホの契約をいわゆる格安契約に変える算段をいろいろしていて、ブログの更新をしていなかった。こんな程度のブログでも更新にはそれなりの気力が必要となる。サボり癖がつくと、楽をしたい気持ちが先行し気にはなっても楽な方に傾いてしまった。連れ合いの車の不具合の修理に10万円以上の費用がかかるとわかり、それなら思い切って車を買えるかと思いたったのが師走に差し掛かった頃。半導体不足が影響して納車が半年もかかるらしい。そんなことも影響して中古車の価格が上がって予想の倍以上の値段が付いた。思い切って購入に踏み切った。まだ半年先だと考えていたら2月末に来月納車できるとの連絡が入る。スマホ騒ぎが一段落した今週初めに新しい車を販売店の店頭で受け取る。納車費用が不要なので相当分の1万円を現金で返しますとのことで思...631-050325軽自動車の進歩に驚く

  • 630-050305頭が混乱したら歩くに限る

    烏川の河川敷公園にもやや春の香りが漂う。スマホの格安契約に挑戦し苦労しながらもなんとか終わった。OCNmobileoneNTT系列が提供するプランで特段の問題もなく半分の利用料金になったのは有難い。料金の支払いも一緒にしたほうが良かろうと思い、光回線もドコモからOCNに変えることにして懲りもせず挑戦した。こんども苦労している。すべてネット経由というのはホントに大変。何かを確認したくて電話するも、どこにかけても例の「ただいま大変電話が混みあっています。恐れ入りますが暫くお待ちいただくか、時間をおいてかけ直してください・・」という録音された声が返ってくる。要件番号を選択してプッシュするのも面倒。かけ直しても同じ状況が再現するだけなので、そのままスマホを脇に置いて別の作業をする。保留音が鳴りっぱなし。通話料金は...630-050305頭が混乱したら歩くに限る

  • 629-050225あっという間に一ヶ月

    あっという間に一ヶ月が過ぎてしまった。この間で季節は蝋梅から梅に変わっていた。何の一ヶ月?拙ブログの更新をサボった期間です。私なりの事情はあった。スマホの接続をいわゆる格安スマホに変えるのになんだかんだで一ヶ月があっという間に過ぎていった。挑戦した格安契約は同じドコモ系列のOCNMobileOne.携帯電話がまだメガネケースくらいの大きさだった25年程前からNTT一筋だった。携帯電話の歴史を体験してドコモが提供するahamoを契約していた。その接続能力に疑問があった訳ではない。かけ放題とウイルス対策を追加しての月額4700円は機能から見れば当然かなと思っていた。20GBという老人には無縁のデータ容量はその1割も使っていない。勿体ない!さらに最近電池の持ち時間が減ってはいた。電池交換には2週間以上かかり、そ...629-050225あっという間に一ヶ月

  • 628-050204早や立春

    誕生日が毎年大寒にあたるので、家に閉じ籠る日が多い。今年も厳し寒さの中で81歳を迎えた。ここしばらく庭に降りることがなく気付かなかったが、今朝出てみたら早やボタンの新芽が動き出していた。今日は立春。耐え忍ぶしかない冬を経るからこそ春の到来が待ち遠しく、気持も前向きになってくる。昨日の湯ノ丸スキー場は小諸辺りから見上げると厚い雲の中で天候が危ぶまれた。小諸ICから現地に電話で確認すると寒いけど晴れてますよ、との答え。雲を下に見るような状況。薄雲が太陽光を弱めているが、ゲレンデの状態はベストで視界も良い。ガスがかかると斜面の凹凸がはっきりしないで年寄には怖い。東京都の中学校のスキー教室とぶつかり結構混んでいた。正味1時間半10回緩斜面を楽しんで終了とする。いつもなら一目散に家を目指すのだが。今回は国道18号線...628-050204早や立春

  • 627-050128何年ぶりかの寒気といわれる

    10年振りと予報された寒気団に25,6両日覆われる。雪に慣れない関西地方が大変なことになった。大阪環状線は完全マヒ、更に三重県の名阪国道は2000台もの車両が24時間以上動けなくなった。この模様を報道するテレビを何の被害もない者が呑気(でもないのだが)に見ている。狭い日本もいろいろだ。我が家の庭にもこの寒波で例年通りの光景が現れた。この光景はこの時期に2,3回あるので特に10年ぶりと言われてもピンとこない。断熱なんて考えられていない旧屋に住む私はそれでもガラス窓にプチプチシートを張ったり隙間風の侵入を防いだりして暖房効果を上げるべく奮闘はしている。12月の電気料金の高騰の驚いたのは年の初めだった。使用量は前年比1.5割ほど節約したの料金は5割増し。防衛力強化も世の流れだろうが、先にやることがあるのでは・・...627-050128何年ぶりかの寒気といわれる

  • 626-050122気軽な里山歩き

    仕事を辞めた年金生活者にとっては暦の休日は家に閉じ籠ることが多い。毎日が休日の身になって一番嬉しいのは予定に縛られる必要がない事だが、逆に束縛するものがないと、かなり用心しないとだらだらした怠惰な日常になってしまう。そんな危険性のあった日だったが、朝食後天気も良いので車で30分で登り口に着く崇台山を歩くべく現地に向かう。標高僅か299m、登り口が160mほどなので登る高さは150mほど。日々の街歩きだけでは筋力や心拍力の維持に不十分。ほんとはもう少しキツイ山が良いのだが、車で1時間も走るのは面倒だ。それでもこの山は東西南北いろいろな登り口があり結構楽しめる。冒頭の写真は西側からの登り口。私の脚力でちょうど30分で頂上に着く。まだまだ蕾は堅いと思っていた河津桜にたった一輪の花が咲いていた。2月に入ると3分咲...626-050122気軽な里山歩き

  • 625-050110藤村の大作「夜明け前」に挑戦

    7年前に掲載した写真の再掲。つれあいの実家は中山道の傍に今は住む人もなく寂しくたたずむ。左写真の板塀の家。昭和38年ころに大瀬康一や大空真由美が出演した映画撮影のロケ地に使わた際の一コマと聞く。門から覗いているのは義兄か?下手の家は今では老人ホームに建て替えられた。右写真は家の前から松井田方面を眺めたものでこれは近年の風景。実は正月明けから「夜明け前」に取り組んでいる。若き頃有名な作家の本ということで読み始めたが、あまりに退屈な内容で最初の何十ページかで放棄してしまった。それにしてもこれほどの量とは思はなかった。10日かけてやっと第一部の上下を読み終わったところ。あれから半世紀、いろいろな出会いが、体験が、そして様々の本から得てきた知識の絶対量が当時とはまるで違う。そうした背景で読み進めていくと、同じ本で...625-050110藤村の大作「夜明け前」に挑戦

  • 624-050107体力確認の1日

    お正月がめぐってきたまた新しい年を体感できることができることにお許しが出た。誰もが新しい年を安定した穏やかな一年としたいと思っているが、現実は厳しいのが通例であり、今年も同じような推移を見せそうだ。ウクライナに平和は来るだろうか?アメリカと肩を並べる大国になった中国の台湾への武力侵攻はほんとにあるのだろうか?北朝鮮は暴発しないだろうか?コロナは今年も世界を翻弄するのだろうか?国内に目を向ければ日本の構造を根本から変えてしまいそうな少子化の進行はとめられるのだろうか?円安は更に進み、物価の高騰は今年もつづくのだろうか?賃金はほんとにあがってくれるのだろうか?ますます解離してしまう自衛隊の軍備増強と憲法の齟齬はどうなってしまうのだろうか?などなど・・80才越え爺にはどれもこれも手の届かない心配事だ。自分の集合...624-050107体力確認の1日

  • 623-041228我が家に代々続いている年末恒例の作業

    ウクライナ戦争や安倍元総理の悲報などこれからも記憶に残る出来事が多発した一年も終わりとなる。私個人としては病や痛みに苦しむこともない比較的平穏な年だったようだ。来年特にウクライナやロシアの一般市民が苦しんでいるこの戦争が終結し、命の心配がない日々が来ることを強く願う。老夫婦二人だけの年末は大したことはない。それでも一通りの正月料理を帰省する二人の息子家族のためにと老妻はそれなりに張り切っている。私はと言えば年末に代々の家族の誰かがやっていた作業に精を出す。私の父の病気治癒の祈願のために、70年程昔に祖母が宮大工に頼んで作ってもらった神棚。作りは質素だが幅が1m近くある。この欄干の柱の頭にはめ込まれた擬宝珠を磨くこと。祈願の甲斐なく若くして逝った父、祖母亡き後母親がその作業を継ぐ。やがて私に引き継がれ結構根...623-041228我が家に代々続いている年末恒例の作業

  • 622-041211節約、せつやく

    ウクライナ戦争勃発以降各種エネルギーの高騰が続いている。政府もいろいろと手を打っているようだが食料品はじめ諸物価の値上がりがきつくなってきた。私の命の水のお酒も2割近く値段が上がった。酒なんて一般には必需品ではないが、これが楽しみに生きている者にとっては辛い。自分の書斎は我が家の一階の一区画に設けてあるが、都市住民の悲哀でこの時期から春先まで前の家の影になって日が差さずにストーブなしでは寒くて仕方ない。倹約倹約と言われると何か考えないといけない。昔子供たちが育った2階部屋は日当たりは良いが、連れ合いの趣味の品々で殆ど物置と化してしまった。改めてそこの一部畳2畳ほどを整理してもらい、簡単な机を設置して私の占有スペースとした。幸い当地群馬県南部は冬の晴天率が全国有数。晴れていればこの部屋の温度は11時ころには...622-041211節約、せつやく

  • 621-041204納めの月

    令和4年も最後の月となる。時間が自由になる身なので、年末の掃除に早めに着手する。時間がかかるし多少の技術が必要なガラス拭き、我が家は普通サイズの窓の上に採光を考慮した結構でかい上の窓がある。その窓の上端部は4mほどの高さになろうか。清掃のプロが使うワイパー型の窓ふきを使用してやるのだが、拭くには脚立が必要となる。当然この役割は長年私の役割。連れ合いからは頼むから脚立から落ちないでとくどく言われる。脚立から落ちれば大変な事になるので言われるまでもなく慎重に作業する。こんな時若き頃のめりこんだ岩登りの基本中の基本の3点確保の経験が役に立つ。すなわち手足4本のうち、三本は岩に捉まる、残った1本が次の支点を探して岩角を探る。脚立に登るとき下るとき、道具を受け渡す際もいずれか3本を支点とする。脚立はしっかりと据え付...621-041204納めの月

  • 620-041126植物のしたたかさ

    20年ほど前に採取した勤務先の病院のケヤキの種。コメ粒ほどの大きさだったが、ケヤキ盆栽に仕立てようと鉢に植えた。それなりに丹精込めて育ていわゆるほうき仕立てという形にまで育てた3年前の5月の樹形がこれ。それらしい格好になったと喜んでいたら、その後樹勢が衰えてきたり虫害で寂しい恰好になってしまった。この春、思い切って改造しようと、枝を極限まで詰めてしまった。今年4月初めの改造直後の姿。これだけ切ってしまったのでどうかなと注視していた。春の陽気は植物にとってはまさに成長の季節。杞憂だった。辛抱つよくひと月待った。可愛い赤い新芽が顔を見せる。5月の強い日差しの中で、あちこちから芽が吹きだす。梅雨を過ぎて真夏の暑さの中で元気よく育つ。あの弱ってしまった樹のどこにこんなエネルギーがあったのかと不思議に思うほどの枝が...620-041126植物のしたたかさ

  • 619-041120最近の体調

    殆ど踏まれていないイチョウの黄葉(高崎公園内)先週痛みのその後について書いてみた。一年前のこの時期左の首から肩にかけての痛みに苦痛の毎日が続いた。その痛みが少し和らいできた1月から、今に至るまで朝目覚めて布団をたたんだ後ラジオ体操第一を続けている。その流れで首の運動、そしてしこを10回ほど踏む。地味で簡単故継続が意外に難しい。野球のイチロウ選手の日常はこうした一連の動きが寸分の狂いもなく行われていると聞く。彼が打席に入りヒットを打ち一塁ベースに駆け込に右腕のガードを外すむまでの動作に現れている。強い運動を一時的にするよりも、決まった動きを単純だが毎回飽くこともなく続けることが健康維持にまたコンディション作りに大切なんだなと思う。そのおかげか今年はこの部分の痛みからは完全に解放されている。しかし80年酷使し...619-041120最近の体調

  • 618-041114一年前の痛み

    顕著な寒冷前線が通過して、一気に冬モードになってきた。紅葉、黄葉も里に降りてきた。市役所付近の街路樹のイチョウが見事にこの季節を演出してくれる。これはスマホで撮影したものだが、構図は操作者の技量に負うことが大きいが、きめ細かさはスマホの能力の問題。スマホ撮影で困るのはファインダーがないので昼間の太陽の下では画面の状態がはっきりと確認できないこと。家に帰りパソコンに落とし込んで見るとなかなかきれいに撮れている。機械任せのバカチョン操作だがバカにできないな。八王子市の西、天皇の御陵がある中央線高尾駅近くの甲州街道に見事なイチョウ並木があると聞いている。この時期素晴らしい光景が展開されていることと思う。関越道と圏央道を使えば2時間で現地に着くと思う。見てくるか、ここ2,3日が勝負だ。一年前のこの時期、頸部脊椎間...618-041114一年前の痛み

  • 617-04110510回目の傘寿になった同窓会

    80爺の車での奥飛騨の旅は少々きつかったが、たくさんの素晴らしい景色や歴史的建造物にリアルに接することができた。合掌作りの家、高山や飛騨古川の伝統的な家並、上高地の紅葉真っ盛りの明神池までの少々きつい散策等など、天候に恵まれての旅行だった。家にいてもgooglemapのstreetviewを使えばヴァーチャル観光で日本中を見て回れる。しかし2次元の観光はできても、そこに現地ならではの空気を吸うことができる4次元とでもいえるリアルな景色や現地の人たちとの会話は2次元とは比較にならない。時間も金も体力も使うが、今後どこまでできるでしょうか?旅の最後に立ち寄ったのは松本市郊外、安曇野最大のワサビ田、大王わさび農場だった。何度か立ち寄ったところだが、いずれも季節は初夏。日除けの黒い寒冷紗がかけられて、風景としては...617-04110510回目の傘寿になった同窓会

  • 616-041028白川郷と五箇山

    五箇山の岩瀬家の全景80爺には少し強行軍だったかもしれないが、念願の奥飛騨の合掌作りの家が集まる集落に旅する。高山市に一泊して白川郷に向かって宿を出る。一部高速道路があることは事前に調べておいたが、この奥飛騨の山中にここまでハイウエイが伸びていたのは意外だった。最長10キロの二つのトンネルとその半分程度の長さのトンネルが連続する。闇を抜けると一瞬渓の上を通りまた対岸の山腹に激突するように吸い込まれるの連続。白川郷で一般道に降りるつもりが勢いに任せて県境を越えて五箇山まで足を伸ばしてしまう。いつの間にか県境を越えてしまう。降りたところは富山県。菅沼という集落全体が世界遺産に指定されている。ここは五箇山の合掌作り集落の南からきて最初の集落。国道左側の谷間に地味な感じで在る。この落差を岩盤を穿ったエレベータで降...616-041028白川郷と五箇山

  • 615-041022へそ曲がりは榛名山へ

    高校の同期で市内に住む数人とLINEで繋がっている。ここ何日か冷え込みが続き山は紅葉が進む。行ってきてものがLINEで取り上げるのが赤城山。山の上の湖やそれに続く覚満淵あたりの素晴らしい染め上げられた樹林帯の写真が付く。さらばと思いながら赤城を避けて榛名山に登る。それも誰もが誉める榛名湖周辺ではなく、二ツ岳という寄生火山の一角の雌岳を対象に選んだ。距離は短かいが丸太を配置した急角度の階段を息を弾ませて登り切る。傾斜が緩くなり樹林帯を抜けた先で迎えてくれた光景が冒頭の一枚。80年間朝夕仰ぎ見てきた榛名山の1300mの高みからのパノラマ。眼前の三角錐の秀峰は人気の水沢山、角度を変えてみると仰ぎ見てきた山とは思えない。遠く左奥に日光白根山を盟主とする連山、中央には関東平野から徐々に盛り上がる赤城山が配置される。...615-041022へそ曲がりは榛名山へ

  • 614-041016紅葉数枚

    10月某日、群馬県高山村の観光案内にも載っていない某家に遊ぶ。以下数枚。3年ほど前に訪ねた高山村尻高の国道脇の某家の庭園。200坪位の広くもないが、手入れの行き届いた見事な庭園、有名な京都の寺の紅葉にも見まごう。今年も期待して再訪していたが、放置された感じで荒れていて落胆する。614-041016紅葉数枚

  • 613-041008年金生活者の雑感

    7年前まで働いていた職場の裏はJR東日本上越、両毛線が頻繁に行き交う。社屋と線路の距離は最も狭い所で4mほど。線路敷地との間の椿の垣根が設けられていた。出社の必要がなくなり早や8年目に入った。先輩ずらして現役世代と会うのは余程もことがないとやらないしやりたくない。40年を越える期間払い続けたので、受領する年金で老夫婦二人が普通に暮らせる額であることは幸いなこと。世情を反映して年々減額されていくのは仕方ない。この7年間の減額幅は目くじら立てるほどではなかった。生ある限り支給が継続されるだけに今後も健康に留意して頑張ろうとの意欲にも繋がる。参議院議員鈴木宗男氏のブログ「宗男日記」を楽しみに読んでいる。3か月ほど読んでみている。blogは毎日更新される。長年北方領土問題で活躍されてきた政治家はウクライナ紛争では...613-041008年金生活者の雑感

  • 612-041001里山で出会った印象的な樹

    元総理の国葬や洋画劇場の休みなし2時間を見ていたり、このところ家で過ごす時間が多かった。そこで体力維持のために近く里山に登る。家から30分で登り口まで着く手頃な山歩きが楽しめる。名を八束山という。地理院地図には城山とある。戦国時代以前に山城が築かれた山。標高453m、登山口からの標高差が280mほど。登り1時間、帰りが50分と足慣らしに丁度良い。登山道わきにひと際異形を放つ巨木と会い対峙する。命尽きてから10数年は経つかと思われる巨木の思はぬ形。巨木探しを趣味とするほど入れ込んでいるわけだはない。しかし思わぬところで歴史を生き抜いている、あるいはこのように生き抜いてきた古木に相対すると、普段断片としか見ていない歴史が、奥深い時間の蓄積の結果として感じられて感動する。下山後ネットで調べてみたら、天狗の松とい...612-041001里山で出会った印象的な樹

  • 611-040924元総理の国葬

    火曜日に元総理の国葬が執り行われる。岸田総理もこの決定がこれほどの論議を呼ぶとは予想しなかったと思う。外国大物要人の参列が減ったのも目論見違い。立憲民主党野田元総理は国葬には反対だが、元総理として招待された以上参列はするという。同じ立場にあった一人としての判断だという。立派な判断だと思う。何ら矛盾していない。同党のヒステリー議員と「そうり!そうり!」叫びまわった行動派(?)議員は不参加をもっともらしくSNSに招待状付きで公開した。すこしおとなしくしていろ!決めるのが早すぎた、弔問外交の機会ができることを理由の一つに挙げる。二兎を追うのはいかがなものか。がここまできたらとにかく葬儀(安倍家の葬儀は増上寺で済んでいるとの声あり)を済ませましょうよ。それから総理を追及しましょう。こんどは総理も逃げられない。こう...611-040924元総理の国葬

  • 610-040918高山村に遊ぶ

    思い立って高山村に遊ぶ。この村の他県内の川場村、嬬恋村更に上野村などは各村独自の取り組みをして元気な村の印象を受ける。高山村は西側を除くと、峠を越えないと村内に入っていけない。中心部は標高6~700m前後の盆地。はやりの道の駅の駅名を「高山盆地道の駅」と称して盆地であることを売り出している。川場村田園プラザの賑やかさにはかなわないが、結構な人数が集まっていた。どちらも幹線道路沿いでないにも関わらず集客力は見事なもの。高原の稲田は一足先に秋の色に染まっている。それらの遠景には小野子山三山が優美にその姿を見せていた。この村のもう一つの魅力ある施設は県営群馬天文台。本格的な天体望遠鏡を備えている。高原ならではの澄みきった空気と光害と無縁な環境が選ばれた理由だろう。昼間なので望遠鏡を覗く楽しみはなかったが面白いこ...610-040918高山村に遊ぶ

  • 613-040910稲作についての新説に頷く

    先週に続いて稲作について。何度か弊ブログで取り上げた司馬遼太郎著「街道をゆく」を読んでいて頷いてしまった新説。日本の基礎が弥生時代に始まった稲作であることは誰もが承知している。昭和の時代まで米作に頼る時代が2000年近く続いてきた。コメの実りが悪ければ餓死、間引きや人身売買まで起こった。戦後数年して日本人はようやく飢えの恐怖から逃れることができた。土地改良や品種改良で耕作面積当たりの収穫高でコメは断トツでトップ。この狭い日本でこれだけの人を食わせる穀物は他にない。水が得やすい平野から水田が拓かれて、次第に谷に沿った山間まで拡がったと思っていた。どうもその反対らしいというのが司馬説。水の確保と同様に重要なのが水の捌け口。そもそも平野は水が得られやすい反面排水が悪く湿地帯になる。湿地帯のままでは稲は生育するも...613-040910稲作についての新説に頷く

  • 612-040902久しぶりに印刷本を読む

    吉井の山奥の谷地にも秋の気配が濃厚。ちょっとしたゴタゴタがあって、ブログの更新ができなかった。ブログ村の70代記事のランクがあっという間に欄外に落ちてしまった。この回復は容易ではなさそうだ。我が住む市街地の西及び南に標高200~300mの里山が拡がっている。人口林が殆どなく自然の植生がかなりの面積を占める。そうした丘陵に複雑に小さな沢が縦横に走る。先人たちはこうした沢に沿って階段状の水田を開拓してきた。放棄地になり雑草に覆われてしまった元水田も各所にあるが、知る限り一カ所だけ見事に傾斜の緩い棚田が続く。典型的な谷地の地形。ここ2年ほど電子本で読書することが習慣になってしまった。久しぶりに興味ある本が目に着いたので図書館で借り出す。題名通りのドキュメント本。この銀行に口座は持っていないので我が生活には関係な...612-040902久しぶりに印刷本を読む

  • 611-040820同期のLINEグループができた

    春先に大改造した(下記)ケヤキの盆栽。例年になく何度も繰り返し襲ってきた夏の強烈な太陽を浴び続けて元気よく茂る。2か月もして紅葉の時期を過ぎ葉が全部落ちると、来年に向けての整枝が待っている。来春の芽吹きが楽しみ。左2月下旬の改造直後、右4月末の新しく生えてきたまだ弱々しい枝。LINEを利用している。主に家族間の連絡用として。孫たちによく揶揄われる。「おじいちゃんのは長いんだよね・・」確かに彼女たちのやり取りを時にみると、文章とは言えない極短のほぼ単語のやり取り。軽快さが暗黙の了解で、それが命なんだろな?初夏に近所に住む高校同期の何人かが集まってランチをする機会があった。老人たちのLINEグループを作ったら面白いかも、との話があり挑戦してみた。幸いみんなスマホがいじれる80才爺だった。日常的な出来事のたわい...611-040820同期のLINEグループができた

  • 610-040814隠れ家のようなお蕎麦屋さん

    峩々たる岩峰が連なる妙義山の山懐に包まれた雰囲気たっぷりのお蕎麦屋さんを訪ねる。安中市松井田町行田(おくなだと読む)すぐ近くを上信越道が通過するが、そんな近代的なものとは無縁な立地。駐車場からみると、結構立派な石垣に上に見事な枝垂れ桜。明治以前の古い農家の建物。近づくと本格的な石垣。豪農の館といった雰囲気。その脇を登っていく。農家にしては立派な門構えの奥に田舎やと書かれた提灯がかかっている。家のつくりはこの地方独特の養蚕農家だ。入り口を開けると踏み固められた広い三和土の土間があり、靴を脱いで上がり框から座敷へ、昔のまま。一番注文の多いという定番のてんぷらそばを注文する。正午に1時間の余裕があったので、しばし家の中を見物。座敷を見渡せる位置にお仏壇がある。まだ新しい位牌が置いてあり、新鮮な花が供えられ、お線...610-040814隠れ家のようなお蕎麦屋さん

  • 609-040806夏の花の定番を一度に見る

    富岡市蚊沼地区の皆さんが丹精込めたヒマワリ畑。「キリツ!チュウモク!レイ!」今週後半は北陸や飯豊山塊辺りに線状降水帯が発生して河川の氾濫が頻発した。夏の入口ではどこに発生するか予想もつかない。しかし毎年必ずどこかが被害にあう。厄介な気象現象だ。そんな騒ぎをよそに、当地は天然のクーラーが作用し過ごしやすい日が続く。週初め猛暑がつづいていた日、暑さを避けて6時半ごろ家を出て下仁田方面に出かける。目的は下仁田町馬山地区の百日紅の花。ここはつい2か月前にはアジサイの花が咲き乱れていた公園。別に公園としての設備がある訳ではないが、ここも地元の皆さんが台地の北斜面を上手に使って花好きを魅了る一帯として管理している。鏑川が作り出した小平野からいきなり30mほどの台地になる。地質的には河岸段丘だろう。今百日紅の花が満開で...609-040806夏の花の定番を一度に見る

  • 608-040730長引く猛暑

    八ヶ岳山麓2000m近い高所の白駒池の写真を添えて、暑中お見舞い申し上げます。例年の夏の倍近い長期間の猛暑が居座っている。ひと月前の連日38℃越えの1週間と今回の猛暑。否応なく地球温暖化を意識せざるを得ない。我が家の前は用水路と屋並みに挟まれて300m近い道が伸びている。午後2時頃様子を見に出てみた。人の姿が見えなく、頭上からの容赦ないぎらつく日射。生暖かいような水がとろりと流れているのみ。他に動きがなくシーンとしている。植えられたハナミズキも枯れ枝が目立つ。移動できない樹々はじっと耐えている。東日本大震災があった年か、復元されたSLC6120の雄姿の一枚があった。よく見ると後ろに更に一両のSLが見える。多分D51498だろう。復元を記念したSLの重連の運行だ。この時期はまだ現役だった職場の裏がJR上越線...608-040730長引く猛暑

  • 607-040722夏の光景

    何年か前の夏、雷雲の中に竜頭が現れた。これ雷神か?(遠景は赤城山)ある形の中に何かを見つける。他人も同じとは限らない。心霊スポットや心霊写真の中にそれらしきものを見つける。見えない?と他人に聞いても何が?という反応が返ってくる。多くの場合初見の一瞬にそう見えしまい脳裏に焼き付く。よくあることだ。場面は少し違うが、正体みたり枯れ尾花とはよく言ったものだ。知り合いの刑事さんが言っていた。ちらりと見た無残な姿は鋭く脳裏に記憶されるという。仕事柄多くのそうした姿に接することが多かったが、早く忘れるためにはまじまじと見ることが大事なんだ。人間の脳とは不思議なものだ。私の人生の中でもそんな光景がある。小学生の頃朝のラジオ体操会場に行く途中の踏切で飛び込み自殺者の遺体が筵をかけらて線路脇に横たわっていた。筵の端から左足...607-040722夏の光景

  • 606-040717戻り梅雨

    安中市中野谷の台地。雨に打たれてこんにゃくの葉の緑が新鮮。こんなに早い梅雨明けはどこかおかしいのではと思っていたら、梅雨の天候が戻ってきた。半月前の強い日差しで元気のなかった植物が生気を取り戻した。朝食後予定もないので、神成(富岡市郊外)の蓮の花を見に行こうと決まり、掃除もそこそこに現地に向かう。この休耕田を蓮池に提供し、今も管理をしている我々年代の方が熱弁をふるって説明をしてくれた。大賀ハスの由来から始まりどのように時間が最も見ごたえがあるのか等々、滔々と説明を受ける。老人の張り合いになっていることは間違いない。見事に咲いた花を見にきてくれる人が称賛してくれる。それを励みにしているようなのか、入場料はなし、偉い!ハスの花は皆さん傑作を沢山載せておられるので、ハスの葉に溜まる水玉を撮ってみた。この葉の撥水...606-040717戻り梅雨

  • 605-040709八十爺のランチミーティング

    60年前の坊主頭が揃った。先日、近所に住む高校同期数人が集まり、ランチミーティングを行った。自粛生活も2年を越えるとみんなどうしてるかなと気になってくる。試しに近くに住む同期で元気と聞いている数人にランチでも囲まないかとメールで連絡してみた。全員から参加するよ、との返信を頂いた。思うことはみんな同じ。こうして眺めてみると、丸刈りの坊主頭の高校生が60年余りの歳月を経て、すっかり白くなったが再び坊主頭になって戻ってきたなと感じる。近況を順に話したが、病気のことが主題になるのは当然か。みんな重大な病気を体験し、それを乗り越えて元気で過ごしている。あと10年元気で頑張ろう。原稿を書いていたら、飛び込んできたニュースが安倍晋三元総理が奈良県で銃撃され心肺停止の状態で大学病院に搬送されたというもの。その後テレビ画面...605-040709八十爺のランチミーティング

  • 604-040630強烈な日差しの下で開花したニッコウキスゲ

    関東地方は数日前から猛烈な暑さに見舞われている。早々とやってきた盛夏に我が家の日光キスゲが数輪咲き始めた。どこで手に入れたかはっきりしないが、高原の自然から取ってきたものでないことは確か。この花の有名地霧ケ峰高原では日本鹿等の食害で往時の素晴らしい光景は消えてしまった。この残念な姿を見せつけられたのは数年前だったが今はどうなったか?この一枚は2005年とあるから17年前の光景、食害が顕著になる以前だ。素晴らしかった。食害の深刻さは都会に住む者にはなかなか伝わらない。前週記事の後、十石峠を越え小諸中棚荘に泊まり翌日に小諸市郊外の布引観音堂に参ってきた。猛暑が来る前の日だったが、岩のかけらが積み重なった沢の中の急登を大汗かいての参詣、もはや山登りといってもいい苦行を強いられた。岩壁に張り付くように建てられた観...604-040630強烈な日差しの下で開花したニッコウキスゲ

  • 603-040625非常にまれな興奮体験

    もう40年ちかい昔になってしまった夏のあまりの悲惨さゆえにいまだに記憶に新しい日航機墜落事故。この現場になった上野村を訪ねる。目的は東京電力の神流川揚水発電所の見学ツアー。村が主催するもので何年も前から実施されている。近いからいつでもいけると思っていて時が経過してしまった。地下500mに作られた大空間。東京ドームを天井の高さ増やし左右に引っ張り横長にしたと考えればよいか?エレベーターの着いた先のドアを開けた途端に圧倒的な地下空間が目に飛び込んできた。思わず出てしまった感嘆の声。この中に一基47万kwh(30万人の市をの電力需要を賄えるほどの電力生み出す)の発電機が2基稼働している。(あと4台設置のスペースが確保されている)撮影禁止ではないがセキュリティー保持のために写真をSNS上に掲載はしないことを求めら...603-040625非常にまれな興奮体験

  • 602-0640618赤堀の花菖蒲

    これは見事な花菖蒲だ。伊勢崎市旧赤堀村の花菖蒲の群落。車を止めたすぐ横の土手に登ると北に拡がるこの光景。霞む向こうは赤城山が優美な姿を見せる。説明板によるとここは平安時代の遺構で女堀という人工的な用水路だという。当時の最新の技術と多大な労力をかけての大工事だったのに、微妙な勾配まで測量できなかったのか水が流れることなく歴史の中に埋没してしまった。恐らく雑木が繁茂する誰も見向きしないくぼ地だったのだろうが、先人の努力で花菖蒲の楽園となり多くの人々を楽しませてくれている。同じ場所から南を望む。この先300mくらい伸びている。周囲は広大な田園や工場が拡がるのに、南北に数百m、東西100mの女堀は豊かな樹々に囲まれた別天地。工事に携った遥か昔の人たちの鎮魂の場所か。遺構の中に立っているから余計に感じるのだろうが、...602-0640618赤堀の花菖蒲

  • 601-040611照ノ富士日本語お上手

    夏至を前にした夏に偶にみられる夕焼けは冬とは違い凄みを感じさせる。久しぶりに司馬遼太郎著「街道をゆく」を読む。今回はモンゴル紀行。一連の街道シリーズで初めて接する海外編。司馬氏は太平洋戦争中の学徒出身者。陸軍入りとなり中国東北部で戦車中隊の指揮官を命じられる。モンゴル国も関係したノモンハン事件には時期が異なるので参戦していないが、その愚劣な作戦を強く批判する。終戦直前は部隊は米軍関東上陸に備えて栃木県佐野市に移りそこで終戦を迎える。氏の才能は花開くことができたが、戦争の推移が違っていれば死ななくてもよかった多くの学徒兵。戦後彼らの多彩な才能が芽吹いていたらどんな世界が拡がっていたことか、悔やまれる。興味を持っていたモンゴル国を訪ねた紀行文が本の内容。高地に位置する草原の闇と澄みきった大気。見る人を包み込む...601-040611照ノ富士日本語お上手

  • 600-040604小学生のやさしさ?

    田植え前の準備のために大量の水が必要となる時期。いくつかある散歩コースの見かけた光景。上流15km程の烏川から引水した水は、途中いくつもの堰で旧高崎市街地や周辺の農地を潤す。最下流この場所に設けられた円筒分水施設で東西5km程の台地に公平(このことが重要)に分水される。説明版には、戦前この時期水争いが絶えなかったと書いてある。ずっと遡ったこの用水が開発された戦国時代までは、国木田独歩が語る武蔵野の雑木林のような光景が拡がっていたと思われる。高崎の東に拡がる関東平野の北端の原野は地形上水に恵まれなかった。分水装置直前の堰に可愛らしい臨時の台場が設けられていた。すぐ前の小学校の生徒のアイデアか?この春にふ化したと思われるカルガモの幼子が5匹お昼寝していた。少し離れた堰の梁の上に母親か?成鳥がその姿を見守ってい...600-040604小学生のやさしさ?

  • 599-040527ソバ苗の植付だろうか?

    暗い杉の人工林の中に緑が光る。赤城山西山麓の林道を走っていて目に入って光景。いっぱいに拡がる樹々の緑も撮り飽きた。すれ違う車もない簡易舗装の狭い、まるでポツンと一軒家に向かうがごとき林道をしばし車を走らせる。その先に一軒家はなかったが、それなりに風情ある光景が拡がっていた。何だろうか?薄暗い杉林を抜けた少し広い空間にミニ北海道的な畑を見つけた。明らかに人工的は播種した植物。トラクターで撒いたらしいがこの幼さではなんだかよく判らない。もしかするとソバ畑かな?ここより少し北にいけば、そこは昭和村の広大なこんにゃく畑が赤城山の斜面に拡がっている。北海道の馬鈴薯畑のような光景。戦後に開拓者の皆さんが苦労して開墾した農地だ。赤城山と榛名山の間を利根川が南流している。古代から二つの山は噴火を繰り返して共に長大な裾野を形成し...599-040527ソバ苗の植付だろうか?

  • 598-040522爺さん二人で碓氷峠を歩く

    友人の一人が中山道を木曽の入り口辺りまで何回かに分けて歩く計画を実行に移した。松井田宿までは歩いたがその先の碓氷峠越えは山道となるので同行して欲しいと誘われていた。私も過去半分までは歩いたがその先の峠までは歩いてなかったので、二つ返事で二人で踏破することにした。霧積温泉入り口に車を置いて街道に分け入った。素晴らしい新緑の中を貫いて先に延びる街道。有名無名の幾多の人々に歩かれた道。嘉永〇年曽祖父利忠も千葉から岩村田に婿入りする際通ったに違いない。幾多の先人の息遣いを感じながら歩きとおした。途中でメガネ橋に降りる道経由で戻るつもりだったが、二人とも足が軽く感じたのでそのまま熊野神社まで足を伸ばしてしまった。普通はここから軽井沢に降りて、新幹線で戻ればどうということもないのだが、車を回収する必要があり往路を戻る。有名...598-040522爺さん二人で碓氷峠を歩く

  • 597-040513登山用地図アプリをカーナビとして使ってみた

    今週も車を使っての緑探しの探索。今日は藤岡市の西を流れる鮎川を遡る。渓流釣りに嵌っていたころ何度となく分け入った渓谷。一時奥の方までゴルフ場が乱立して、雑草除去のために散布された農薬が渓谷に流れこみ住み着く魚に奇形が生まれたと騒がれたこともあった。大半のゴルフ場は太陽光発電の基地になり、今は落ち着いている。渓谷の左岸の中腹に臨済宗と思われる古刹がある。45度越のとんでもない急な階段を上って境内に入った。のんびりした時間が流れていて好ましい。さすがに手すりにつかまって上り下りしないと不安。何というサボテンかは知らないが、斜面に立つ寺を支える石垣に可憐に咲く。今回のドライブの目的は、里山徘徊で道なき道を歩くとき重宝している地図アプリをカーナビとして使えないものかを確かめたかった。結論を言えば素晴らしい機能が十分に使...597-040513登山用地図アプリをカーナビとして使ってみた

  • 595-040507唯々緑のトンネルを抜ける

    根古屋城址への山道昨夜の計画では榛名山群雌岳に登る予定だった。しかしいまいち登ろうという気力が湧かない。天気快晴というのに・・過去一週間大して歩いていない。これではいかんと昼食後車で15分の根古屋城址登り口から山道に入る。駐車場は金井沢古碑が大切に管理されている公園の脇、何度も見たが改めて見学に立ち寄る。左が立派な建物内に保管されて居る古碑。川を渡るといきなりの急登が待っている。おおよそ300段ほどか?まだ準備の出来ていないからだが悲鳴を上げる。ゆっくりと登り20分後には大分楽になる。冒頭の緑林はその途中。癒される新緑。こんな中を午後のひと時のんびり歩ける贅沢に感謝。200m足らずの標高の丘陵だが、派生する微かな道が縦横に走る。今日は始めての道に踏み込んでみる。地図上明らかな破線はあるのだが、途中で藪の中に消え...595-040507唯々緑のトンネルを抜ける

  • 595-040430新緑とツツジに囲まれた病院

    縁がありて私の体調を管理してもらっている病院。この時期ケヤキの新緑と鮮やかに咲くツツジに囲まれて輝いている。病院としての機能とは直接の関係はないが、この環境の良さは素晴らしい。回復しつつある入院患者がリハビリを兼ねて周囲を散歩する。季節の移り変わりを実感できるこの散歩道は彼らに大きな望みを与えてくれるだろう。数年前までは院内の指定場所ならばタバコを一服できた。時代は変わり院内喫煙が禁止になった。その当時はこの東屋で喫煙が許されていて、愛煙家の社交場になっていた。そして今病院敷地内全域が例外なく禁煙となった。その途端この建物は静けさが戻ってきた。ちょっと気分を変えて考え事をしたい時なんか、思索の場として相応しい。半世紀もの長い間喫煙習慣が続いていたが数年前のようやくそこから脱出できた者としてはここまで変わったか!...595-040430新緑とツツジに囲まれた病院

  • 594-0423里山の森や林が占領されつつある

    50年前ころ発売されてスバルの傑作車、恰好いいな!(画像はくるまのニュースからお借りした)スバルFF1という排気量1000ccの乗用車の画像に引き込まれる。懐かしくて暫く眺めていた。現代にも通用するスタイルだなと思う。私が最初に新車で手にした車。惚れ込んで12万km程走った。軽さが売りの今の乗っている車スズキスイフトの車重が910kg、それより200kg軽い700kg。前輪駆動車の先駆けになった。半世紀前にこんな車を世に出したスバルに乾杯。新緑を求めて郊外の観音山丘陵を歩いた。新鮮な緑が出そろった林の中からいい声の鳥の囀りが聞こえてくる。音量たっぷり素晴らしい鳴き声で、ここ数年しばしば耳にすることの多い。ガビチョウだ。林の中で野鳥を写すのはなかなか難しい。連写で声のするほうに向けて数枚撮った中に何とか姿が映った...594-0423里山の森や林が占領されつつある

  • 593-040416芽吹き

    二日雨模様が続いた翌日、ケヤキ盆栽の新しい息吹が盛ん。切りすぎて新しい芽吹きが危ぶまれたが半月後、心配していた芽吹きが始まる。こんなに思い切って整枝して大丈夫?と心配していた時期もあったのだが・・・5月になれば、今回の改造が成功し、新緑で覆われた雑木盆栽をご披露できるでしょう。このケヤキの元気さに老爺もエネルギーをもらい、昨年来続いていた身体の不調に終止符を打ち例年通りに自転車に乗りだせた。長く続いているとはいいながら、5人のメンバーのうち4人が80歳を超えた。皆さん元気。その老人仲間が隊列を組んで秋間梅林までの定例走行コースを走ることができた。峠越えは諦め穏やかな坂のみの完走だったが途中脱落しないで走れた。10年以上続いている毎週水曜日の定例走行なのだが今年も無理をしなければ継続できそうだ。人生の最終盤でこん...593-040416芽吹き

  • 592-040409♬花は花は花は咲く

    後閑城跡から満開の桜と妙義山季節は急激に春に移ってきた。当知の花々も一斉に咲きだす。有名どころの桜から離れて釣りや里山歩きで通ったことのある山間の集落の様子を見て回る。同じく後閑集落と浅間山。後閑城は山の尾根の先端に築かれた戦後時代の山城。その遺構が非常に良く整備されて城好きには興味ある。後閑川を更に上流に進む。小規模な河岸段丘に散らばる民家の庭には1,2本の桜が普通に植わっている。対岸から見るとこれがまことに好ましい光景を作ってくれる。この時期以外では特に目を引く光景ではないが・・九十九川上流の集落の民家の庭は切り取れば絵になる光景。やはり枝垂れ桜は風情があり、かつ個に咲くところが良い。九十九川の最上流部の仙ケ滝。もう少し高さがあり、水量があると申しぶんないが、形の整った滝。昨年の大河ドラマ渋沢栄一の冒頭のシ...592-040409♬花は花は花は咲く

  • 591-040402各国首脳の演説力という武器

    成長しすぎて思い切って枝を落とされて2年目の桜。今年は花が咲いた。名所の桜花は素晴らしいが、近所にもこんな桜の木があった。そしてこの樹に名所の花以上に感じるものがある。「まだまだ死ねんぞ!もうひと花咲かすんだ!」と言っているようだ。一見老木だが、桜は成長が早い、これでせいぜい50年か?なら、この心意気は当然でしょう。ウクライナがニュースの中心になってはや一ヶ月半がたつ。関係国の首脳の発言を耳にする事が度々。その一人に我が岸田首相も含まれる。ゼレンスキー大統領が西側各国の議会で行ったオンライン演説を聞いて、話の説得力は有力な武器、それも最新鋭の兵器と言われれるものよりも優れたものであるなと感心する。これと武力行使ではない情報戦が今後の戦争の有力な戦力になってくるということを実感する。以前からなのだが、日本の政治家...591-040402各国首脳の演説力という武器

  • 590-040326NHK-BS3CHの平日午後1時からは見逃せない

    本市足門町二の沢病院前のモクレンは今年も見事な花をつけただろう。この家の方に聞くとこれでも樹齢100年を越えていないという。3年前のこの時期に撮った一枚。映画帰らざる河(1954)について映画データベース-allcinemaから写真をお借りしました。昨日朝から体調不良で終日家で過ごす。朝刊でNHK衛星3CHでこの映画の放映があることを知ったのでこれが見たいことも理由。おそらく20年ぶりだろうか?今考えると筋書きは単純なのだが、改めてアメリカ社会が現代にいたるも銃規制ができないその理由が良く分かった。自分の身は自分で守るしかない荒野の生活では銃は必需品だった。その慣習を変えるのは容易でない。そしたこの作品の数年後に40歳に達しないで死んでしまったマリリンモンロー。更に「眼下の敵」の駆逐艦艦長を演じたロバートミッチ...590-040326NHK-BS3CHの平日午後1時からは見逃せない

  • 589-040319寂しき別れ

    利根川岩本発電所の一風景その設立に深くかかわり、その後現在に至るまで監事として関わった沼田の特養が来月から別法人の傘下に入る。関係者にお別れの言葉をかけるために現地に向かった。直接運営に携わっていたわけではないが当時からの職員もいるのでこれも筋だろう。関越道が開通する前はスキー場通いに頻繁に利用していた国道17号線。その頃から上越線岩本駅と利根川を挟んだ対岸の発電所が気になっていた。特に絵画鑑賞趣味があるわけではないが、洋画家岡鹿之助の画風が好きだった。発電所を描いた一枚とここの雰囲気が似ている。そんなこともあり通りすがりに気に留めていた。岡鹿之助の作品写真はwikipediaからお借りした。背景が河原と雪景色の違いはあるが似ていないでしょうか?先日通りかかったときに、見慣れぬ滝が現れている(冒頭の写真)。発電...589-040319寂しき別れ

  • 588-040312盆栽の再生

    かいどうの鉢植えが花をつけ始めた。あまり本ブログの題材として取り上げたことがないが、40歳ころから盆栽を続けている。お隣さんのサツキ盆栽があまりに見事だったので始めたのがキッカケ。以来40年が経つ。例によりすぐ熱くなり、やがて冷めてしまう私の性格だが何とか続けることができた。サツキは盆栽として松や柏にも劣らぬ樹格を有し、年に一度5、6月ころ見事な花をつける。関東地方で愛好者が多い。一つの樹に多彩な花が咲くので女性にも人気。庭木と違い狭い鉢の中での栽培なので、1、2日家を空けるのは問題ないが、それ以上となると誰かに水遣りを頼めないと枯らしてしまう。それなりの苦労がある。最近は少し熱が冷めてきている。10年余の残りの人生かなと思っているので、は大したものは期待できない。日頃の手入れもおざなりになっていた。愛好歴の長...588-040312盆栽の再生

  • 587-040305こんなところにもウクライナ支援

    金曜日で好天となると、家の中でくすぶっているわけにはいかない。金曜日はスキー場はシニアデイ。いつでも飛び出せるように準備してある道具を積み込んで出発する。2時間後には絶好のコンディションのゲレンデに立つ。ゲレンデの上から見下ろしたら、食堂の屋根に黄土色と青の何やら布のようなものが垂れている。人工雪用水のホースを乾燥させている光景なのだが、この時期ウクライナ支援の意思表示かと思ってしまった。なかなか味なことをやるわいと感心した。遠く離れた国のさして世の中のお役にもなっていな老人ができることは何もないが、心情としてはプーチン大統領を非難し、対抗する国の民を応援したい。この光景に感動したのか、今日は上手に滑ることができた。緩斜面なら数年前の私に戻っている。先週と何かが変わった?ちょっとしたことに注意したら、出だしから...587-040305こんなところにもウクライナ支援

  • 586-040227もうなのか、まだなのか?

    昨年来の体調不良が大分改善してきた感じなので、金曜日に封印を解いてスキーに行ってきた。浅間山の西に連なる2000m前後の連山の鞍部南斜面の湯ノ丸スキー場はお年寄を大事にしてくれる。この日週に一度のシニアデイで、1000円で終日滑り放題。と言ってもそんな長時間は無理なので、お昼までの2時間で切り上げる。体力の低下は予想以上で往時の滑りはどこかに消えてしまった。一番緩斜面でのんびりと5回、何とか昔を思いだしながら滑ってみたが、なかなか思うようにはいかない。もう無理なのかな、と弱気になる。そんな滑りの中にも何回か、そうだこの感覚よ!という場面のなかったわけではない。そうするとまだ頑張ればいけるかな?なんて欲が出てくる。妙な心理的葛藤の中で、それでも転ぶこともなく終了した。カラマツ林の奥に見える山は西籠の登山。スノーシ...586-040227もうなのか、まだなのか?

  • 585-040220半世紀前の大事件

    その設立にかかわった社会福祉法人の役員会に出席した。法人の運営の根幹にかかわる重大かつ深刻な議題があったので、終了後いささか憂鬱な気分で玄関を出る。そこに春を呼ぶ桜と言われる河津さくらのほころび初めた花が目に飛び込んでくる。沈んでいた気持ちが一気に和らいだ。スマホで撮影したのだが、ピントが花でなく木肌に合わされてしまったのは残念だった。充分に注意しているつもりだが、誰にでも受け入れられるためにピント、明るさや遠近等が甘くなるのはしかたないか?時々ハッとするほどシャープな一枚が写っている幸運に嬉しくなる時もあるのだが・・・1972年2月19日からちょうど半世紀。あの日連合赤軍による軽井沢人質立てこもり事件が発生した。地元紙がその特集を組んでいた。当時私は30歳の時だった。仕事で国道18号線を使って長野県には度々行...585-040220半世紀前の大事件

  • 584-040213安中藩郡奉行役宅の紅梅の古木

    最後の藩主の名が板倉家なので小なりと言え親藩に列せられる藩だったと思う。そこの郡奉行の旧宅が整備されて今に残り、紅梅がいい時期を迎えている。過去の記録と比較してみると、特別に寒い冬ということはないこの冬の状況。しかし身体が感じる寒さは、例年以上に厳しい。電気の単価が上昇してこともあるが1月の電気料金はオール電化にして12年になるが、一番かかった。藁ぶき屋根の武家屋敷と梅の古木は良く似合う。荒れた木肌を春の到来を感じさせる清楚な花、華やかだが無臭の桜と違い、視覚にも嗅覚にも訴える花は風情がある。そんな春の兆しを感じる昨日、東京都西部の町に住む中学生の孫娘が友人と二人だけで東京ディズニーランドへ行ってい来たと連絡があった。都心の盛り場で何度か乗り換えて現地に向かうその大胆さに驚き、今どきの東京の子供は凄いなと感心し...584-040213安中藩郡奉行役宅の紅梅の古木

  • 583-040205なまった身体には辛かった

    藤岡市庚申山から晴れ渡る関東平野を望む昨年秋から悩まされ続けた頸椎ヘルニアが原因と言われた左肩から先の痛みがようやく和らいできた。一昨日3回目のコロナワクチンをうっかり痛かった左腕に打ってしまった。前2回と異なるモデルナ製だったが顔をしかめたくなるほど痛く、2日経過したが目でわかる腫れと痛みが続く。発熱とか倦怠感はなかったので良かったが、治りかけていた痛みがもうしばらく続きそうだ。それはともかくこの3カ月で身体のなまり方は半端でない。風が弱かったので隣市の庚申山という小丘陵を2時間ほど歩きまわってみた。緩やかな登り坂をそろりと歩き始める。心臓の鼓動が激しくなり辛い。半年前までこんな無様な心臓ではなかった。休まずしかしゆっくりと登り続ける。30分ほど歩いていたら苦しかった心臓が楽になってきた。身体が運動に馴染んで...583-040205なまった身体には辛かった

  • 582-040130ちょっと思い立っての小旅行

    @p@582-040130ちょっと思い立っての小旅行

  • 581-040122雑感

    去年の大河ドラマ「晴天を衝け」の中で、渋沢栄一若かりし頃の舞台となった農家。建物はすでに撤去されてないが、よくできた農家の建物だった。後で聞いたことだが、この土地の所有者が私のつれあいの知人だった。もともと広大な桑畑が拡がっていて家はなかったという。撮影セットにしては、周囲に溶け込み昔からあったように見えた。NHKの豊富な資金で藍の畑になったり、季節にあった作物の畑になったりした。暫く通っていないが今はどんな風になっているだろうか?このところの寒波で我が家のつくばいも例年通りの氷柱が現れた。寒暖計が示す温度よりこの氷柱の太さで寒さの程度が実感できる。まだ過去10年間で最も寒いわけではない。オミクロン株が蔓延している。マスコミ各社が感染者数が過去最高になったと煽り立てる。3年前まで冬が来れば流行していたインフルエ...581-040122雑感

  • 580-040115衰えはじめた身体の中で頑張っている歯

    寒い日が続くが、今冬はまだここまでは冷え込まない。これは平成25年1月7日朝の我が家のつくばいの様子。今冬はまだこんな程度。1月14日朝。5日後に80才を通過する。10年前の代替わり時には感じなかった様々なことを今回の代替わりには感じている。たくさん楽しませてもらった運動のいくつかを諦めないといけなくなってきました。スキーはその典型。実際にゲレンデに立たなくても、イメージで自分が滑る姿が浮かんできたが今はそのイメージが湧かなくなっている。自転車もしかり。11月以来苦しめられた頸椎のヘルニアによる左肩先から先の痛みが緩和しつつあるので手始めに近くのジムで泳ぎを再開したい。のんびりと水に浮かんで戯れる感じの泳ぎなのでさほど体力を求められない。それと近くの穏やかな里山を歩く回ること。この二つができれば良しとしよう。身...580-040115衰えはじめた身体の中で頑張っている歯

  • 579-2022010880才の関所は簡単には通してくれなかった

    明けましておめでとうございます。と書いてみたものの、一茶の句、目出たくもあり目出たくもなし、の年頃に入ってきたことを実感します。このコロナ渦の中、皆様には良きお正月をお迎えになられたことと思います。私も2か月半に及ぶ首から左肩、更に左上腕部から指先に至る耐えがたい痛みがようやく和らぐのを実感できるまでに回復してきました。といっても頸椎の変形が治った訳ではなく、かなり強い鎮痛剤で痛みが少なくなっただけなのですが・・・10月下旬からブログの更新ができる肉体的、精神的な状態ではなくお休みしてしまいました。これだけ空くと日本ブログの70代ランキングは完全に圏外になっています。これを挽回するのは簡単ではないでしょう。とにかく年も改まったことですし、更新を決意いたしました。そのことを祈るために郊外の清水寺に参詣してきました...579-2022010880才の関所は簡単には通してくれなかった

  • 578-031006傘寿目前にしてまたまた不具合

    桐生市、臨済宗寺院の秋の風情(昨年11月11日撮影)紅葉真っ盛りだが、身体の不調で外出ままならず。何が引き金になったか不明(医者は加齢が原因という)脊椎の上から4番目が狭窄している。左肩甲骨から上腕部にかけて鋭い痛みが間欠的に襲ってくる。その部分は良く動くので五十肩とは明らかに違う。医師曰く、狭窄が原因で変形した部分に神経が触れ、脳が勝手に痛いと感じるのだそうだ。私にとっては過去経験のない重大な疾病だが、一般に少なからずの老人がこれで病んでいるという。最悪手術だがそんなに稀なものではないので、その時は定評ある病院を紹介する、と言っていた。現在は例の首輪をして鎮痛薬を服用し、できるだけ安静を保つことに専念している。そんな状態ではやることもなく閑を持て余していたら、パソコンにWinndows11へのバージョンアップ...578-031006傘寿目前にしてまたまた不具合

  • 577-031030久々の遠出

    新潟県十日町の「美人林」という名称に引き付けられた。そこには感動的なブナの美林が拡がっていた。コロナ一服感もあるが、再度の感染拡大が起こる可能性も否定できないでいるこの頃。この際にと過去何度か計画するも実行できなかった新潟県魚沼地方の清津峡へ旅する。ついでに、いくつかの名所を訪ねる。先ずは日本の代表的な渓谷美とし知られる清津峡へ。自宅から関越道経由で2間余で到着。駐車場から何歩も歩かないうちに渓谷の左岸を貫く600mほどのトンネルに入る。事前にネット予約しておいた入場券はこのご時世で入場人数の制限がされている。10日ほど紅葉盛期には早かったがその素晴らしい渓谷美には触れられた。地質好きのタモリ氏なら飛び上がるほど喜ぶでしょう。トンネル内に3カ所ほど横穴があり外の豪快な景色が覗ける。豪快な柱状節理はここの売り。こ...577-031030久々の遠出

  • 576-031023若手作家の時代小説は面白い

    昭和村の道の駅にあった看板にあった写真。日本有数の河岸段丘と赤城山北面の盛り上がりが素晴らしい。喜寿を通過した10年前は身体の変化を余り感じなかったが、傘寿を目前にする身はあちこち不具合が生じいささか戸惑っている。80才越えは大きな壁だ。周りの同輩も似たような感想を話しているので、私だけが悪い訳でもなさそうだ。加齢による頸椎狭窄があるようだ。左の上腕部の日中の不快な痛みに悩んでいる。さて、そんな日々の中、面白い本に出合った。戦国時代の武将、荒木村重を主人公にした時代小説。時は戦国、毛利攻めの最前線に布陣する羽柴秀吉軍。毛利と対決したまま戦況は膠着状態。伊丹有岡城の将、荒木村重が突如織田に反旗を翻す。織田方有数の猛将村重の裏切りは、秀吉に大きな衝撃を与えた。織田本隊と完全に遮断されてしまう。秀吉は信頼する黒田官兵...576-031023若手作家の時代小説は面白い

  • 575-031014toboketaG再開します

    一ヶ月間ブログの更新を休んでいたが、再開への気力が戻ってきたので今回から元に戻ります。現役を離れて数年経過した傘寿目前の爺は意識しないと世の中の動きと無縁になり孤独になってしまう。孤独には強い性格だと豪語していたが、やはり弱いもんだな!が正直なところ。そのことが如実に味合わされたのが、日本ブログ村のこのランク表。更新中止した時点での70歳代のランクは51から70位前後をうろついていた。休止している間に圏外になってしまった。予想されたことだが、こうして事実を突きつけられると、なにかつま弾きにされたような寂しさを感じてしまった。いったん圏外に去ったものを戻すのは相当に魅力的な内容でないと読者の目にとまらないだろうと思う。照ノ富士のようなわけにはいかない。新しい機軸を打ち出す能力は持っておらず、今までの延長の平凡な内...575-031014toboketaG再開します

  • 574-030911暫くお休みします

    お陰様で健康体は維持していますが、ブログの更新をしばらくお休みします。このまま永久停止の可能性もありますが、暫くブログから離れてみたいと思います。最近しばしば、投稿が何か義務でもあるように感じることがあり、数年前のように書きたい事が次々に浮かんでくるから投稿するということが無くなってしまいました。したがってお粗末な内容であることは自分でも感じています。その一因が加齢にもあることは否定出来ません。幸いにも再開できたら、ブログの題名は変えないつもりです。574-030911暫くお休みします

  • 573-030904懐かしの上野駅

    昨年9月末、沼田公園にて突然の菅総裁の立候補せずの臨時ニュースには驚いた。事情が変わったと総裁選に立候補する方々が乱立する様相を呈してきた。なんか後出しじゃんけんのようで違和感あり。党員でも党友でもない典型的な無党派の爺だが、ここは政策発表もやって立候補宣言をしていた岸田氏を応援したい。調べたいことがあって、googlemapで上野不忍池周辺の様子を見ていた。大学進学を目指してそれなりの受験勉強も経験して、東京の公立大学を目指した。私の受験番号が載っていない掲示板を見て傷心の気持ちを抱いて上野駅から電車に乗った。その時車窓のある風景が目に入り進路が大きく変わり、就職してしまった。同期が卒業するころ思う所あり、中央大学のある学部に入った。当時学生運動がピークを迎えていたころで、お茶の水キャンパスは荒れていた。ある...573-030904懐かしの上野駅

  • 572-030828宰相の覚悟を持って立候補したか

    家の前の電柱。電気や情報のインフラを支え、夜道の灯の役割もいやな顔もしないで黙々と立ち続ける。子供の頃の木製の電信柱に比べると、なんとたくさんのものを背負わされているものだ。おまけにその根元を家庭ごみの集積場に提供したり、ワンちゃんのトイレ場所としてりしている。ホントにご苦労さん。BSフジ月曜から金曜日午後8時から放映される生番組「プライムニュース」が面白い。昨日は自民党総裁選挙に立候補することを決断した岸田文雄政調会長が出演し、その抱負を語っていた。番組の進行役反町氏の巧みな誘導に岸田氏も事前に想定していたより踏み込んで語った印象が強い。他の出演者飯島氏ほか2人の鋭い質問にも問答集なしで滑らかに答えていたのも印象的だった。異口同音にどこか定まらない印象の岸田氏は変わった・・と好意的な反応だった。冷静に見ればコ...572-030828宰相の覚悟を持って立候補したか

  • 572-030821視力の低下

    強烈な日差しの下で人の姿が消えた信州上田市郊外の海野宿戸隠神社に近い鏡池から見た目覚めたばかりの池と戸隠連峰。いずれも2年前に旅した千曲川から戸隠神社への旅で撮った写真。今年は旧盆の前後に長雨にたたられて家に閉じこもった。コロナ禍も一向に収束の気配が見えず旅行するのも憚られる。こうなると私は読書に集中できる・・この1年半ばかりの間、読む本と言えば有料のKindleや無料の青空文庫が殆どだった。過去に一度読んだある本を再度読みたくなる。結構分厚い全8巻の本。Kindleでも読むことは可能だが、全巻となると数千円かかる。図書館で借りてくる。このシリーズが完了して間もなく亡くなった船戸与一著「満州国演義」という本。誰もが認める戦前の満州国建設に関わる事実を骨組みにし、それに架空の敷島家の4人兄弟の活躍を作者が肉付けし...572-030821視力の低下

  • 571-030814この時期に相応しい動画に偶然接する

    子供たちの夏休み水曜日で今年の夏の酷暑が幕を閉じたようだ。その日武尊牧場に束の間の涼を求めて出かける。標高1500mに迫る広々とした高原へ到着時に車の温度計は20℃を表示、充分すぎる涼感だった。登り加減の白樺林を歩いていても汗かきの私が汗ばむことはなかった。高原の林間学校にきたらしい子供たちが昆虫採集網を振りかざして過ぎて行った。こんな世相でも子供たちにとっては楽しい夏休みの思い出になってくれれば嬉しい。花の少ない時期だがフジバカマがあちこちに咲く。高原に咲く花は色が鮮やか。期待したヤナギランは咲くに咲いていたが、一部の限られた場所のみ、地味な花だ。ここは昨年6月に来た時には↓な感じでルピナスが咲き乱れていた斜面。&&・・この時期関心は76年前に遡る。あの日前後に身の回りで起きたことは微かだがリアルに覚えている...571-030814この時期に相応しい動画に偶然接する

  • 570-030807退屈しのぎのドライブ

    自分のわがままのドライブの対象にするのは申し訳ないと詫びる。人の住まなくなった集落は真夏の太陽に押しつぶされてひっそりとその歴史を閉じていた。そんな雰囲気に身を置きたくて出かけた。下仁田町からさらに奥、南牧村の熊倉集落。数年前に余地峠に向かって歩いた時に通過した集落。そこへの途中、砥沢はまだ手前の集落だが、製造を止めた酒造家の工場の高い煙突と土壁の倉庫が夏草に埋もれていた。最奥の集落である熊倉に着く。これより先は車の通行は禁止。市川という姓が多いようだ。この墓は盆には一族の誰かが参るのだろうか?墓じまいを済ませ、先祖様共々に里に降りたか?集落の高台から見下ろす。流行の古民家再生をしたら、谷や山ひだに沿った心地よい風が吹き抜け素晴らしい雰囲気の家に変貌しそうな空き家があちこちに散在する。人気番組「ポツンと一軒家」...570-030807退屈しのぎのドライブ

  • 569-030731涼を求めて渓谷に沿って登るも

    オリンピックの在宅観戦といっても、途中で飽きてしまう。午後から涼を求めて小渓谷に分け行ってはみたものの、標高400mでは暑さは変わらず。風変りな砂防堰堤だが昨夜の夕立で豪快な滝が見られた。見ている間は多少の涼感を感じる。ブラジル人と思しき家族が河原でBBQを楽しんでいた。長男だろうか、落差3mほどの滝の上から飛び込みに挑戦していた。中学生くらいか?立ち姿勢で飛び込む。現代の平和な光景なのだが、この少年の姿にサイパン島陥落時に一部の日本婦人が取った行動が重なってしまう。いわゆるバンザイクリフから海に飛び込むあのご婦人の姿。私の年代はほんの少しだが戦時の実体験を語ることができる最後の世代。3歳とはいえ少なくとも戦時の空気を大人と共に吸っていた・・私の戦争の実体験は、爆撃の破片が家の窓ガラスを全部割ってしまった、庭先...569-030731涼を求めて渓谷に沿って登るも

  • 568-030724酷暑の中で滝のミストを浴びる

    古い火山の溶岩流が固まった断崖から一条の滝が落下している、この地形特有の柱状節理が中途半簿に形成されている。落差40mほどか?滝壺は形成されていないが落下地点に近づくにつれて落下した水が霧状に拡がり、酷暑の中では涼感溢れること素晴らしい。中之条町からみなかみ町に抜ける大道峠の少し東にある滝で不動滝と名がついている。近くまで車が入るが、最後の1kmは藪をかき分けて徒歩でのみ到達する深山奥山っぽい所。滝下に古そうなお堂があった。いわゆる滝下不動尊だろう。ここに泊まりながら滝修行をする僧がいた時代もあったはず。最近お堂の改修があったようで、その板製の奉加帳が掲げられていた。「おお、わが同族よ!」100年後の参詣者の目に留まり、消えかかった文字の中に、2020年とよく21年は新型コロナがもたらしたパンデミックで世界中が...568-030724酷暑の中で滝のミストを浴びる

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