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2014/10/22

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  • 京急逗子・葉山近くの"ナイトバーバー。

    7〜8年前に天気がよかったので、逗子・葉山方面を散歩していた帰り道、外観がおもしろそうな店があったので撮影していたら、そこへヒョッコリご主人と思われる人が顔を出してくれました。それがつい先日の神奈川新聞のコラム「イマ的生活」〜コロナ禍の夜時間に、バーならぬ"バーバー"でした。主人公は大正時代から続く山口理容店の写真のご主人の息子さん。息子さんの太郎さんは横須賀の米軍基地内の理容店に働いていましたが、コロナ感染拡大により米軍基地入場が出来なくなりました。そこで、夜だけのメニューを考案して昼営業が過ぎた時間に開業すると、たちまち人気になり、時には朝まで営業するほど。ところでこの時、写真のご主人に少しお話を伺いたかったな。怖そうなのでものおじしたのかな。残念。京急逗子・葉山近くの"ナイトバーバー。

  • 映画「影武者」で黒澤明監督と勝新太郎が激突。

    再放送ですが、おもしろかったのでNHKの「アナザーストーリーズ」を再度拝聴しました。「天才激突!黒澤明vs勝新太郎」です。そういえばもうお二方は故人になられてしまいましたが、もう40年以上前の話になりますね。当時は映画界ばかりでなく、各方面に影響する一大事件だった記憶があります。映画界の二大天皇といわれた黒澤明監督と俳優勝新太郎が映画「影武者」の制作中に激突!。勝新太郎は意見の違いから降板させられるという結末!。黒澤明監督としては勝新太郎の兄・若山富三郎を撮影を進めたいところですが、勝新太郎が自分のビデオカメラで帰宅してから〜だこ〜だと言われれのが嫌だったのでしょう。当時の周囲の関係者の話と、黒澤明監督の「監督は二人もいらねぇ!」という言葉をまとめるとそんな気がしますが〜。映画「影武者」で黒澤明監督と勝新太郎が激突。

  • 東急東横線日吉駅近くの戦争遺跡地下壕。

    東急東横線日吉駅の近くに住んでいる実姉からもらった「日吉戦争遺跡を歩く」(日吉台地下壕保存の会編)を読み返していますが、ここには第二次世界大戦の広大な地下壕が遺跡として残されているようで、連合艦隊司令部や海軍省人事局・航空本部・艦政本部などの重要機関が入居する地下要塞として使用されていたとのことです。ところで、忘れていたかと思われたきな臭い戦争の亡霊もこの1ヶ月で戦火が衰えることを知りません。どうやらトルコのイスタンブールでの停戦会談に持ち込まれたようですが、なんとか丸く収めることはできないものでしょうか。無実の人たちが血を流す戦争は、何ひとつ益になることはありません。停戦会談に期待します。(写真は本書の表紙より)東急東横線日吉駅近くの戦争遺跡地下壕。

  • 作曲家4氏のギターとピアノの弾き語りに酔う。

    3月5日のBSフジでひと味かわった渋い歌謡番組を拝聴しました。知るとぞ知る数々の名演歌を生み出した作曲家4先生の2時間スペシャル。弦哲也をはじめ、岡千秋、徳久広司、杉本真人諸氏(敬称略)のそれぞれの持ち歌を全員ひとりひとりギターやピアノで弾き語りすてじっくり聴かせます。時には持ち歌を交換したり、エピソードをはさんだりのアッという間のすばらしい時間でした。とくに弦哲也とギター、岡千秋のピアノの歌と弾き語りは抜群!。もし、この4名で組んで劇場でショーを開催したら、おそらく演歌ファンが押しかけると思いますが、いかがなものでしょうか。ぜひ、実現してほしいものです。作曲家4氏のギターとピアノの弾き語りに酔う。

  • 横浜赤レンガ倉庫が5月から年末まで改修工事で休館。

    「タウンニュース」最新号によると、人気観光商業施設の横浜赤レンガ倉庫が大規模な改修工事のため、5月9日から年末の12月頃まで、休館するということです。横浜赤レンガ倉庫は2002年に文化・商業施設として開業。20周年の節目の年に合わせて、老朽化や設備メンテナンスのため大規模改修を実施。飲食店やしゃれたショップのある1号館の1階はゴールデンウィーク後の5月9日から、また、ホールなどの文化施設がある1階の2・3階は5月下旬以降からの休館とするそうです。なお、屋外の広場の"ビールの祭典"横浜オクトーバーフェストや年末恒例のクリスマスマーケットなどの各種イベントは予定通り開催されるようです。なんだかコロナ禍の影響もあり、横浜が寂しくならないといいのですが〜。横浜赤レンガ倉庫が5月から年末まで改修工事で休館。

  • ウクライナの民族弦楽器とカテリーナさん。

    9日のテレビ東京「ワタシが日本に住む理由」は、戦火が迫るウクライナの民族楽器バンドゥーラ奏者のカテリーナさん。彼女は生後1ヶ月でチェルノブイルの原発事故に被災。その後、海外公演を経て日本に渡り在日16年、バンドゥーラ奏者となります。その澄んだ音色と独特のウクライナ民謡の美しい調べに涙を流してくれる人はいましたが、自主制作のCDを作りましたが、まったく反応がなかったということです。こんなたいへんな時に歌っている場合ではない、と悩みましたが、バンドゥーラを日本の人に広く知ってもらうことと「日本から応援メッセージを送り続けることがウクライナの人を勇気づけると信じています」と話していました。因みに昨日10日、横浜象の鼻パークで開かれた「追悼イベントの夕べ」に出演して、「黄金の花(マリーゴールド)」を奏でたそうです。今日...ウクライナの民族弦楽器とカテリーナさん。

  • 実話に基づく猫と路上ミュージシャンとの友情。

    2月22日の"ニャンニャンの日"の前日に、NHK-BSプレミアムで放送された「ボブという名の猫〜幸せのハイタッチ」(2016年/イギリス)。薬物依存症のある若いストリートミュージシャンと猫との触れ合いを描く実話に基づくヒューマンドラマです。夢を果たせないホームレス同然のジェームスのもとに迷い込んできた猫。ボブと名付けられ、ジェームスの肩に乗ったり、路上パフォーマンスの傍に鎮座する姿が愛らしいと大人気に。しかしながら、仕事もうまくゆかずにボブも逃げ出してしまう始末〜。因みにこの奇跡のストーリーは2012年に出版され、1,000万部を超える大ヒットとなりました。しかしながら、読者に愛されたポプは4年後の2020年に残念ながら亡くなったということです。ハイタッチをする仕草が可愛らしい!。実話に基づく猫と路上ミュージシャンとの友情。

  • 華やかな面影を残す横浜港駅プラットフォーム跡。

    神奈川新聞の毎週月曜日に掲載されている「横浜みなと新聞」(神奈川新聞横浜みなと支局)。今週は"船と鉄道つないだ臨港線"として、明治期の横浜港周辺に整備された貨物路線が紹介されていました。これによると、臨港線は明治44年(1911年)、初代横浜駅(桜木町駅隣接の東横浜貨物駅)から新港埠頭の横浜港駅(横浜港荷扱い所)まで開通。この駅は貨物だけでなく、北米を結ぶ貨客船が接岸すると、東京駅からの列車"ポートトレイン"が乗船客や見送りの人たちを乗せて往復したそうです。現在、保存されているのが横浜港(よこはまみなと)駅のプラットフォーム跡(2019年撮影)で、今も休憩所として親しまれています。当時は海外渡航をする人たちで華やかな雰囲気となったことでしょう。今年は明治5年(1872年)に新橋〜横浜間に鉄道が開通してから、ちょ...華やかな面影を残す横浜港駅プラットフォーム跡。

  • フェルメール絵画の盗難と全点踏破のエッセイ集。

    フェルメール関係で最近読んだ本は「消えたフェルメール」(朽木ゆり子著/インターナショナル新書)と「恋するフェルメール」(有吉玉青著/講談社文庫)の2冊。前者は盗難されたフェルメールの名画の歴史を追う著作。政治的な背景や捜査情報を報告するミステリーを分析。なかなかスリリングです。また、後者はフェルメールの絵画全点を訪ねるエッセイ集。フェルメールの名作についてはあまり突っ込んだ解説はしていませんが、ヨーロッパなどでの絵画鑑賞ツアーでの体験が楽しい。これから訪ね歩くフェルメールファンには格好の参考書となるでしょう。因みにドレスデン国立古典絵画館所蔵「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」が4月3日まで、東京都美術館で開催されています。フェルメール人気は以前、衰えを知らないようです。フェルメール絵画の盗難と全点踏破のエッセイ集。

  • "ミナトのせがれ"藤木幸夫氏の半生記。

    テレビ朝日のドキュメンタリー「ハマのドン〜最後の闘い〜博打は許さない」の藤木幸夫氏について、もう少し知りたいと「ミナトのせがれ」(藤木幸夫著/神奈川新聞社)を読んでみました。前編は藤木氏の父である藤木幸太郎氏のルーツを探して関西地方を訪ねる話。中編は藤木幸夫氏の生い立ちの記。後編は現在までの港湾の仕事についての歴史と苦労話が語られています。父からは「絶対にヤクザとは口をきいてはいけない」という厳しい教え。そして、港湾労働者に対する世間の目や仕事のたいへんさがヒシヒシと伝わります。藤木氏の好きな言葉は「知ることは愛すること」。そして、詩人アナトール・フランスの「もしも私が神さまだったら、青春を人生の終わりに持ってくるだろう」とのこと。これまでとは違う藤木氏に触れたような気がしました。"ミナトのせがれ"藤木幸夫氏の半生記。

  • スーツ姿がカッコいいロバート・デ・ニーロ。

    14日のNHK-BSプレミアムシネマで、久しぶりにおもしろい映画を拝見。名優ロバート・デ・ニーロとアン・ハサウェイ主演の「マイ・インターン」(2015年/アメリカ)です。若くしてファッションサイトで成功した女性社長の会社に、シニアのインターンとして応募した妻を亡くした70歳のベン。最初は乗り気でなかった社長は、若いスタッフの間で適切なアドバイスを送り、社内の難問をアグレッシブに解決していくベンは社長直属の部下として働き、いつしか社長からの信頼は増すばかり。センスのいいスーツの着こなしはカッコいいし、決めゼリフは「紳士は常にハンカチを2枚持つべきだ。1枚は自分のために、もう1枚は女性の涙を拭くために」。われわれシニアに元気と勇気をもたらす作品。勉強になりました。スーツ姿がカッコいいロバート・デ・ニーロ。

  • 4番打者はなぜ「よんばん」でなくて「よばん」。

    神奈川新聞の地方新聞紹介のページに福井新聞の"オンデマンド調査報道"におもしろい記事が掲載されていました。それは野球の4番バッターの呼び方について。記事によると、ラジオの野球中継のアナウンスが、だいぶ前から「よんばん」でなくて「よばん」と呼ばれ、戦前の音源にも残っているそうです。また、「数え方の辞典」(小学館)の飯田朝子中央大学教授は「数える時に"し"と"しち"は、"よん"と"なな"に置き換える習慣がある、とのこと。加えて和語は「四畳半」や「四次元」など、と濁音の助数詞が付くと「ん」がとれやすい。打順の「番」もその例ではないか、と指摘しています。「よんばん、サード、長嶋」では気が抜けてエラーや三振をしそうですね。4番打者はなぜ「よんばん」でなくて「よばん」。

  • 横浜市のカジノ誘致政策を阻止した藤木幸夫氏。

    今月5日、テレビ朝日のドキュメンタリー「ハマのドン〜最後の闘い〜博打は許さない」。"ハマのドン"といわれる横浜ハーバーリゾート協会会長の藤木幸夫氏(91歳)が、横浜市のカジノ誘致政策を真っ向から阻止する姿を捉えた1時間番組です。その生い立ちや戦争体験などの原点から、決戦の場となった昨年の市長選挙を中心にする市民との闘いを追う。藤木幸夫氏は地元政財界に大きな影響力をもつ保守の重鎮。支援してきた菅前総理とも袂を分かって挑む"最後の闘い"。「皆んなで助け合って生きていく社会を取り戻したい」と、切れ味鋭い口調で話していました。わかりやすくハッキリと筋を通す人、という印象の人でした。このようなドキュメンタリー番組が大好きです。横浜市のカジノ誘致政策を阻止した藤木幸夫氏。

  • 4月から"浦賀の渡し"の市外在住者料金を引き上げ。

    三浦半島の話題をもうひとつ。新聞報道によると、歴史の街〜浦賀散歩で乗船する"浦賀の渡し"が民間企業へ譲渡され、市外在住者の利用料が引き上げられるそうです。浦賀港の東西を結ぶこの渡し舟は浦賀奉行所が開設した1725年から300年近く続くもの。以来、年間2〜3万人の利用者がある市民の足。新料金は市民据え置きで市外在住者は大人400円、小中学生200円。現在7割が市外在住者なので増収が見込めそう。4月からは昼休みを廃止して運行されるようです。写真は東西の叶神社を参拝した3年前の渡し舟です。4月から"浦賀の渡し"の市外在住者料金を引き上げ。

  • 河津桜を咲かせて三浦海岸の活性化を図る。

    友だちとランチをいただいたことのある京浜急行三浦海岸駅前の「いろは寿司」。ここのご主人が河津桜などの街の活性化に尽力しているとは聞いていましたが、昨日の神奈川新聞"三浦半島に生きる"にその苦労話が掲載されていました。「いろは寿司」を開業したのは三浦海岸駅が開業した年。店は順調に推移しましたが、さらなる街おこしを目指し三浦大根を使った大根焼酎などを考案。しかし、最も力を注いだのは気候が同じような河津桜の植樹。そこで現地に赴き苗木を譲ってほしいとお願いしましたが、門外不出と断られていまいました。その後、根気よく交渉を重ね、ようやく交渉成立して1999年から植樹を開始して、今では三浦海岸の新名所となり、多くの観光客を喜ばれています。その人の名はこの地を愛する長島満雄さん(87歳)です。現在でも河津桜の手入れに忙しい"...河津桜を咲かせて三浦海岸の活性化を図る。

  • おもしろかった"ミッシュラン・ガイド"誕生秘話。

    横浜を代表するホテル〜ニューグランド。このホテルの総料理長である高橋清一氏の「横浜流〜すべてはここから始まった」(東京新聞出版局)はすばらしい本です。国際港都横浜で展開する西洋料理の真髄とホテルの流儀。料理長サリー・ワイル氏から受け繋がれた格式ある料理の数々。また、そのしきたりはホテル業界に多大な影響を与えてきました。厚紙でオールカラーの写真は多数と豊富なエピソード、この伝統あるホテルのイメージにふさわしいどっしりとした美麗本です。エピソードでおもしろかったのは三つ星で有名な"ミッシュラン・ガイド"の話。当時のモータリゼーションの普及でタイヤメーカーが考えた企業戦略は、とにかくクルマを走らせるために料理のおいしいレストランをあちこち紹介するガイドブックを出版してタイヤを減らさせること。これが現在に引き継がれてい...おもしろかった"ミッシュラン・ガイド"誕生秘話。

  • NHK「朝イチ」で紹介された岐阜県関市の"モネの池"。

    今朝のNHK「朝イチ」の岐阜県の旅に、4〜5年前のJBクラブの関西ツアーに参加した時に訪れた岐阜県関市にある"モネの池"が紹介されていました。ここは数年前にSNSから注目されるようになった場所。湧き水や杉林、花、鯉などの偶然が重なって話題ようなとなったようです。池の脇で花屋を営む小林さんは「雪が降った朝の溶ける前の30分くらいがすばらしい」(写真)とのことです。この店で孫娘のために、絵本を買った記憶があります。このような"モネの池"は四国にもあるように聞いていますが〜。NHK「朝イチ」で紹介された岐阜県関市の"モネの池"。

  • アッという間に普及しているストリートピアノ。

    NHK-BSの「駅ピアノ」や「空港ピアノ」などが人気ですが、最近は繁華街などの街角に置かれてピアノ愛好者に喜ばれているようです。全国の設置場所を紹介している人によると、2020年5月に135ヶ所だったストリートピアノの数は、1年半余りで3.5倍にアッという間に広がっているようです(神奈川新聞より)。ただ、このストリートピアノ、上手な人ばかり弾いて初心者は近寄り難くなったり、乱暴に扱ってピアノが壊れてしまったりするケースも起きているようです。関係者は「マナーや目的を伝える必要もある」としています。昨年開催された「ショパン国際ピアノコンクール」での反田恭平さんの快挙も影響しているのかも〜。写真は横浜マリナードのストリートピアノです。アッという間に普及しているストリートピアノ。

  • シンガーソングライター小椋佳さんの半生記。

    正月に読んだのは、「シクラメンのかほり」や「愛燦燦」などを生み出したシンガーソングライター小椋佳さんの最新刊「もういいかいまあだだよ」(双葉社)。2014年の古希70歳の時に、NHKホールで4日間にわたり、100曲を歌うという生前葬を開催して話題を集めた小椋佳さん。この書では生い立ちから現在の心境まで、赤裸々に語っています。る頭脳明晰で温厚な印象というイメージをかなぐり捨てて、正直な半生を綴る小椋さんには驚くばかり。かなり破天荒でドラマチックな人生を歩んできたな、というのが正直な読後感。感動的だったのは中学2年生のご子息が若年生脳梗塞で入院。医師から手の施しようがないと告げられましたが、ふたりが共有する歌を耳元で口ずさむと奇跡的に快復。今では琵琶作りの職人として立派に活躍しているそうです。歌の力は凄い!。なお、...シンガーソングライター小椋佳さんの半生記。

  • ジャズ喫茶「ちぐさ」ミュージアムは来年完成予定。

    季刊誌「横濱」の2022年新春号の特集は「ハマの開拓者」として、高島嘉右衛門をはじめ、原富太郎、浅野総一郎などの国際都市横浜を支えた偉大な人たちが諸悪されています。また、山中竹春新市長の第1回対談として、横浜DeNAベイスターズ監督の三浦大輔氏が今年の意気込みを語っていました。ジャズファンが驚いたのは"横浜の底力"(文/山崎洋子)の老舗ジャズ喫茶「ちくさ」で紹介された、計画中の「ジャズミュージアム・ちぐさ」(写真)建設のビッグニュース。ジャズに関するすべてが楽しめる「ちぐさ」の夢の館は来年の完成目標だそうです。楽しみです!。ジャズ喫茶「ちぐさ」ミュージアムは来年完成予定。

  • 二宮吾妻山山頂の菜の花は今月いっぱいが見頃。

    新年早々にオミクロン株の蔓延でまたまたホームステイの毎日。新聞報道によると、毎年楽しみにしている二宮吾妻山山頂の6万株の菜の花がそろそろ見頃を迎えているようです。ここからは富士山や光り輝く相模湾が一望できて、黄色いジュウタンとのコントラストがシニアカメラマンに人気。スタンプラリーななどいろいろ楽しめる「菜の花ウォッチング」というイベントも来月13日まで開催。二宮観光協会では「開花時期は例年より少し早めで、今月下旬くらいまで」ということらしい。写真は昨年1月8日に訪れた時の二宮吾妻山山頂の早春の風景です。二宮吾妻山山頂の菜の花は今月いっぱいが見頃。

  • NHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」がスタート。

    いよいよ始まりました。鎌倉を舞台にしたNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(作/三谷幸喜)。今まで歴史の表舞台に立たなかった北条義時が主人公です。義時の出生から源頼朝との出会い、そして源平合戦へと続く一台絵巻。少し予習をしようと、書店に並ぶ"鎌倉殿コーナー"から2冊をピックアップして読んでいます。これからどんな"義時像"が浮かびあがるか、脚本家の三谷幸喜氏の腕の見せどころに期待します。NHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」がスタート。

  • ステファンさんが考える外国人だけが知っている日本の魅力。

    最近、TV番組などで外国人が考えている日本の景色や良いところが、日本人のそれとは少し違うなと感じていたので、こんな本を読んでみました。「外国人が知っている美しい日本」(ステファン・シャウエッカー著/大和書房)です。シャウエッカーさんはスイス人で、月間1000万PVを誇る「ジャパンガイド」の運営者。ステファンさんは来日してから日本の北から南〜各地の日本人の知らない有名無名の景勝地のを訪れ、「ジャパンガイド」にアップ、日本を訪問したい外国人に絶大な信頼を得ています。まさに日本を愛する好奇心の塊のような人。神社仏閣や温泉地の露天風呂はもちろん、桜と紅葉、鉄道、果ては居酒屋のすばらしさなど、とどまることをしりません。そして、ステファンさんは群馬県のオフィスで東日本大地震を経験。東北への思いやりも日本人以上!。ざっくり言...ステファンさんが考える外国人だけが知っている日本の魅力。

  • 恒例「ニューイヤーコンサート」で新年を祝う。

    クラシックファンの新年の楽しみのひとつ〜恒例ウィーンフィル管弦楽団にる「ニューイヤーコンサート」。昨年はコロナ禍のため中止となったので、2年ぶりの開催となりました。指揮者はアルゼンチン出身の巨匠バレンボイム氏(写真)で、会場はウィーン学友協会大ホールです。冒頭の行進曲「フェニックス」やワルツ「フェニックスの翼」は不死鳥のようにコロナに負けないというメッセージが込められているそうです。ピアニストの反田恭平氏もゲスト解説で、元気な姿を見せていました。いつもこのコンサートを聴くと、新らしい年を迎えた実感が湧きます。因みに来年の指揮者は、フランツ・ウェルザー・メスト(オーストリア)です。恒例「ニューイヤーコンサート」で新年を祝う。

  • 来年こそは反田恭平氏の"すべて逆算の生き方"で。

    25日放送のNHK-BSプレミアムは先頃、開催されたショパン国際ピアノコンクールに出場した5人の日本人ピアニストに密着したドキュメンタリー「ショパンに挑みし者たち」。この大会で2位に入賞した反田恭平さんの現地ワルシャワでの記者会見(野島淳氏)の模様が、昨日の朝日新聞に掲載されていました。「僕は逆算して人生を生きているんです」という反田氏。音楽学校設立やオーケストラを率いたり、世界の音楽家と知り合うのはすべて逆算した結果、今があると〜。また、ホールでピアノの音を響かせるために、敢えてカラダを大きくしたとも。以前より太られたなと思ったのはそのせいでしたか。「来年こそは反田氏を見倣って少し先の夢をみて、今なにができるかを逆算して努力するのもできるかもしれない」と野島淳氏は結んでいます。来年こそは反田恭平氏の"すべて逆算の生き方"で。

  • TBS「NEWS23」と筑紫哲也氏の緊迫の回想録。

    久しぶりの新刊「筑紫哲也〜"NEWS23"とその時代」(金平茂紀著/講談社)を読みました。著者の金平茂紀氏(ジャーナリスト)は筑紫哲也氏(1935〜2008年)と10年以上にわたりこの番組を共にした回想録です。朝日新聞社を退職した筑紫氏は1989年にTBSのこの報道番組のキャスターに就任。数々の情報を担当してきました。その中にはクリントン元大統領とのタウンホールミーティングや阪神淡路大震災など。緊迫したスリリングな当時のようすが描かれています。一貫して言えるのは、少数派としての視点を恐れないことでしょうか。当時の関係者とのインタビューが筑紫氏の性格や立場を明かしてくれます。筑紫氏が亡くなってから、もう13年になりますね。温厚そうな風貌から鋭い切り口で情報を切り裂く語り口が好きでした。また、筑紫氏は文化一般や音楽...TBS「NEWS23」と筑紫哲也氏の緊迫の回想録。

  • ドイツ人建築家が再生した十日町の"奇跡の古民家村"。

    テレビの番組ではドキュメンタリーが大好きで、テーマのおもしろい番組を観ています。先日のNHK-BSの「カールさんとティーナさんの古民家村だより」は、新潟の"奇跡の集落"の暮らしを描くNHK新潟開局90周年の映像の歳時記です。ここは豪雪地帯の新潟県十日町。ドイツ人の建築デザイナー、カールさんが妻のティーナさんと移り住んで、空き家を次々に再生した古民家村。新雪の上をスノーシューで散歩したり、薪ストーブで傍らで飲むコーヒータイム〜「ここは世界一美しい場所」と言うカールさん。こんなカールさんに刺激されて、村の人たちも農機具の残骸やゴミ類をきれいに片付けて、古民家村を盛り上げていきます。そして、カールさんのカラフルな古民家村には次々に移住者も〜。今まで雪を嫌っていた村人たちも、カールさんの雪を楽しむという発想の転換に刺激...ドイツ人建築家が再生した十日町の"奇跡の古民家村"。

  • 語り継がれる横田選手の"奇跡のバックホーム"。

    13日夜のNHK「逆転人生」は元阪神タイガースの横田慎太郎選手。横田選手はドラフトで指名され、20歳で開幕スタメンを掴み順風満帆のスタートでしたが、ある日、ボールが二重に見えることに気が付き、眼科を受診するとなんとピンポン球くらいの脳腫瘍が〜。18時間に及ぶ大手術を経験しましたが、症状は戻りませんでした。それでも朝早くからまじめに練習を続けますが、3年間試合には出してもらえませんでした。ここからが球団の凄いところで、最後の年に2軍の試合ではありますが引退試合をしてくれることになります。めぐってきた最後の守備に全力疾走でセンターの守備位置につきます。2度目のセンターフライを好捕。矢のようなバックホームをするとこれもアウトに!。自然にカラダが反応した奇跡のラストプレイです。このエピソードは知りませんでしたが、タイガ...語り継がれる横田選手の"奇跡のバックホーム"。

  • カメラマンとライターの日本各地の"終着駅ルポ"。

    タイトルと表紙の写真に惹かれて購入した「終着駅の日は暮れて」(服部夏生=文、三原久明=写真/TEMJIN)。中年のライターとカメラマンが北は根室本線の根室から南は九州三角線の三角まで、日本各地の10のローカル線の終着駅を訪ねるルポですが、なにもない終着駅の今の姿が生き生きと綴られています。取材を済ませれば終着駅の近くのひなびた居酒屋や食堂で、ビールを飲みながらその土地の人たちとの話を交わす〜いいですね!。とにかく、"終着駅"という言葉の響きにはどこか惹きつけられるものがあります。こんな"ひとりルポ"もおもしろいかも〜。カメラマンとライターの日本各地の"終着駅ルポ"。

  • 藤田選手など"ベイスターズ愛"戦士が続々と結集。

    今期、不本意な成績に終わった横浜DeNAベイスターズにまたまたうれしいニュースが〜。2013年に楽天に移籍して、正二塁手として球団初のリーグ優勝と日本一に貢献した藤田一也選手が10年ぶりにベイスターズに復帰!。2度のベストナインと3度のゴールデングラブ賞に輝いた藤田選手は、ベイスターズ在籍当時から大好きな選手として応援していました。若手の森敬斗選手などには最高の生き字引となることでしょう。39歳という年齢的にも即戦力としては望むべくもありませんが、藤田選手は選手からの人望も厚く、将来の指導者としても期待されているようです。来期に向けては日本一を知る戦士がベイスターズに続々と結集。うれしい限りです。因みに背番号は「3」。写真は神奈川新聞より。藤田選手など"ベイスターズ愛"戦士が続々と結集。

  • アート小説の原田マハさんの文庫本「常設展示室」。

    足を運べばいつでも鑑賞できる美術館の常設展。そんな名画が待っている展示室をテーマにした原田マハさんの新刊文庫本「常設展示室」(新潮文庫)。ゴッホやフェルメール、ピカソ、ラファエロ、マティス、そして、東山魁夷の6点の名画に触発された物語の極上の短編集です。アートに興味を惹かれ、一方で人生に悩みを抱える女性たちが世界各地の美術館を訪れ、それぞれの思いをめぐらせて解決していく1枚の名画。いつでも自分好みの名画に出会える夢のような場所。常設展示室はアートに接することができる貴重な空間です。最終章の「道」は鬼気迫るドラマチックなストーリーの1編です。すばらしい!。アート小説の原田マハさんの文庫本「常設展示室」。

  • ピアニスト反田恭平さんの強靭な精神力。

    昨日の朝日新聞に日本人として51年ぶりという快挙を遂げたショパン国際ピアノ・コンクール第2位受賞の反田恭平さん(写真)の年末年始の凱旋コンサートの一覧が掲載されていました。残念ながら横浜でのコンサートはありませんが、反田恭平さんのピアノは以前、みなとみらいホールとミューザ川崎で聴いた貴重な経験があります。また、1週間くらい前の神奈川新聞には反田恭平さんのインタビュー記事が掲載され、「もし入賞できなかったら、それまでの活動に傷をつけることになるのではないか」という周囲の意見もありましたが、「どうせなら受けて壁にぶち当たった方がいい」と周到に準備して果敢に挑戦したという話が〜。また、コンクールでの得難い経験や凱旋コンサートの聴きどころ、そして、将来の夢は「ソリストを育てる音楽学校の設立」と夢は大きく膨らむばかり。や...ピアニスト反田恭平さんの強靭な精神力。

  • 精神科医や医師の発する言葉は怖くて重い!。

    言葉は人の感情を左右する影響力があると思いますが、ましてや患者と接する医師の言葉はたいへんなものと察します。この「言葉のチカラ」(香山リカ著/集英社文庫)は精神科医の香山リカさんが説く言葉のコミュニケーション・ガイドです。"人を気遣う言葉"や"人の痛みに寄り添う言葉"などが解説されていますが、作った言葉ではなく、その人の自然な人柄から発せられる言葉が一番心をうつようです。「お元氣そうですね」とか、「お気になさらずに」、「お荷物になりますが」などの言葉が自然に出るようなら合格点かな。いずれにしても、高齢になると精神科医ならずとも医師の言葉は重いものがあります。怖い、怖い!。今日から12月です。精神科医や医師の発する言葉は怖くて重い!。

  • 後半が少し違う映画「ニュー・シネマ・パラダイス」。

    25日のNHK-BSプレミアムシネマで放送された「ニュー・シネマ・パラダイス」(1989年/イタリア、フランス)はお気に入り映画なので、放送されるたびに拝見していますが、以前観たものと後半が何か違う感じでした。ストーリーはシチリアの小さな町の映画技師アルフレードと映画大好き少年の友情を描く名作です。調べてみると、この映画には各国で公開されたインターナショナル版(124分)と、いわゆるディレクター・カット版の完全版(174分)、そしてイタリアで上映されオリジナル版(155分)があるそうです。青年時代のトトと美しいエレナの出会いのシーンは初めてのような気がします。う〜ん、混乱してきた。もう一度観てみよう。後半が少し違う映画「ニュー・シネマ・パラダイス」。

  • 来期の横浜DeNAベイスターズに"98戦士"が結集!。

    プロ野球日本シリーズは連日、息づまる熱戦が繰り広げられていますが、振り返ってわが横浜DeNAベイスターズの今期はセ・リーグの最下位!。そろそろ来期の構想が動き出しているようです。まずはコーチ陣のテコ入れ。"三浦大輔監督を男に!"と1998年に日本一となった戦士の斎藤隆氏をはじめ、鈴木尚典氏、石井琢朗氏、相川亮二氏が揃って来期のコーチに就任しました。これは心強い限りです!。日本一を知るレジェンドの力を結集して、来期の巻き返しに期待しましょう!。来期の横浜DeNAベイスターズに"98戦士"が結集!。

  • ニューヨークに流れる「この素晴らしき世界」。

    7〜8年前に赤レンガ倉庫で聴いた横濱ジャズプロムナードのコンペティションに優勝したピアニスト海野雅威さん。昨年の今頃にニューヨークの地下鉄構内で差別暴力に見舞われ再起不能と。その後の怪我の様子が気になっていましたが、昨日のNHKスペシャル「この素晴らしき世界〜分断と闘ったジャズの聖地」で元気な姿を見せてくれました。コロナ禍でご多分に洩れずジャズの灯が消えて、ニューヨークがニューヨークでなくなったこの街に、あの名曲「この素晴らしき世界」が流れています。この曲が願望でなく、いつか現実になりますように、海野さんは涙ながらに演奏していました(写真下)。人種差別のないニューヨーク最古のジャズクラブ「ビレッジ・ヴァンガード」(写真上も、ようやく9月14日に再開の運びになったようです。ニューヨークに流れる「この素晴らしき世界」。

  • 瀬戸内寂聴さんと向田邦子さんの特別番組。

    先週の13日に、先日99歳で亡くなられた瀬戸内寂聴さんと、40年前に取材中の台湾の航空機事故で、51歳で亡くなられた向田邦子さんの特別番組が放送されていました。瀬戸内寂聴さんはNHK「ザ・プレミアム」の5〜6年前の中村裕ディレクターによる密着取材。そして、向田邦子さんはTBSの没後40年特別企画「向田邦子に恋して」です。普段は見られない寂聴さんのお茶目な姿や、90歳を超えても精力的に各地にまわって講話に励む姿が生き生きと捉えられていました。また、向田邦子さんを慕う若き女性作家の皆さんの邦子さんの魅力が語られています。寂聴さんの「晩節は汚さなくていい」と、邦子さんの「禍福は糾える縄の如し」の言葉が心に残りました。お二方のご冥福をお祈りいたします。瀬戸内寂聴さんと向田邦子さんの特別番組。

  • "宴会離れ"や"時短営業"で忘年会シーズンへ。

    昨日12日の新聞報道によると、緊急事態宣言が全面解除されてから、飲食店向けのビール販売量が伸びているそうです。ただ、"宴会離れ"や"時短営業"の影響で、以前の水準には戻っていないのは、仕方のないことでしょう。ところで、一昨日の11日は"1111"ということから、人が立っている姿を連想させて、「立ち飲みの日」だったそうです。この立ち飲み屋という業態は戦後から昭和40年代がピークだったようですが、最近ではひとりで好きなお酒を飲んでサッと切り上げられるとか、内装もしゃれた店が多く、若い女性や外国人に喜ばれているようです。これから忘年会のシーズンに入りますが、このコロナ禍で気の合った人と"お酒を飲むという習慣"が衰えている気がして寂しい限りです。"宴会離れ"や"時短営業"で忘年会シーズンへ。

  • 羊飼いの少年のユダヤ人救出作戦を描く。

    このところ小春日和の好天が続きましたが、昨日は朝から暗い雨。こんな日は例によって、録画してあったビデオの映画鑑賞。今回は11月1日放送の「アーニャは、きっと来る」(2020年/イギリス、ベルギー)です。ナチス占領下のフランスを舞台にした、13歳の羊飼いの少年ジョーのユダヤ人救出を描くヒューマンドラマ。ジョーは少年たちをピレネー山脈を越えて、安全なスペインに逃がす作戦を立てますが、敵であるドイツ軍将校と親しくなっていきます。そんな心の葛藤がもどかしいイギリスの児童文学が原作の映画化です。こんな小さな村の牧歌的な映画が好きです。それにしても、ジョーの祖父役で出演していた名優ジャン・レノは少々太り過ぎのようでした。羊飼いの少年のユダヤ人救出作戦を描く。

  • 伝説の早慶6連戦と経済大国へ進む時代背景。

    プロ野球はCS(クライマックスシリーズ)の戦いが繰り広げていますが、プロ野球のチームが発足する前には学生野球が人気を集めていたようです。そんな熱気のあった東京六大学野球。この「神宮の森の伝説60年秋早慶6連戦(長尾三郎著/文藝春秋)には優勝争いとなった伝説の早慶戦の第1戦から、決着のついた第6戦までの詳細が記されています。徳武選手や末次選手などはプロ野球のチームに入団してわずかに記憶に留めていますが、この6連戦は両チームとも死力を尽くした壮絶な闘いだったようです。著者は「これは単なる野球の神話ではない。安保闘争に挫折した青春、優勝を賭けて戦うフェアプレイ精神、高度経済成長へ向かう社会を描きながら、60年代とはなんだったのかを改めて問うた書だ」と記していますが、たしかにこの頃には池田内閣の所得倍増計画や若きケネデ...伝説の早慶6連戦と経済大国へ進む時代背景。

  • 今年も新語・流行語大賞の候補30語がノミネート。

    今年も恒例の「現代用語の基礎知識2021ユーキャン新語・流行語大賞」に30語がノミネートされました。今年は昨年に引き続きコロナ禍に関する言葉に加えて、オリンピック・パラリンピック開催と大リーグの大谷翔平選手の活躍に関する言葉が多いようです。若い人たちの間の流行語はよくわかりませんが、「ショータイム」や「リアル二刀流」、「人流」、「自宅療養」、「副反応」、「路上飲み」、「黙食/マスク会食」あたりが大賞となるのかな。なんだか、明るい気持ちにさせる言葉ないのは残念です。因みに流行語大賞の発表は12月1日です。今年も新語・流行語大賞の候補30語がノミネート。

  • 実妹が編集した没後40年「向田邦子 ベストエッセイ」。

    若い頃に通勤電車の往復でよく読んだ向田邦子さん(1929〜1981年)のエッセイ。邦子さんの実妹である向田和子さんが編んだ「向田邦子ベスト・エッセイ」(ちくま文庫)を懐かしく読んでみました。家族とか食、仕事のことなど身近な事象に対する観察眼と描写はさすがと、あらためて感じ入りました。今、読んでみると当時の父親像など、いずれも昭和を思わせる事象。若い女性などは反発を感じると思いますが、おじさんとしては「こんな人もいたな」と共感を覚える言動ばかり。因みに向田邦子さんは、取材旅行中の台湾の航空機墜落事故で51歳で亡くなられてしまいました。今年でちょうど没後40年になります。実妹が編集した没後40年「向田邦子ベストエッセイ」。

  • "横浜愛"で最長6年契約の宮崎敏郎選手。

    昨日30日のスポーツ紙には「北海道日本ハムファイターズの監督に新庄剛志氏」の見出しが躍っていましたが、横浜DeNEベイスターズファンとして嬉しかったのは「宮崎選手『生涯横浜』」の文字!。今期FA権を取得した宮崎敏郎内野手が権利を行使しないで、三浦大輔監督に並ぶ球団史上最長となる6年契約を結び、"横浜愛"を貫いて残留を決意したようです。ハマが誇る重量打線とはいえ、"安打製造機"の宮崎選手の存在は絶対に外せないピースです。「ベイスターズというチームが好き。ファンの皆さんと、勝って喜びを分かち合いたい」とのコメントが泣かせます。"横浜愛"で最長6年契約の宮崎敏郎選手。

  • 堀威夫氏は「スイングウエスト」のバンドリーダー。

    学生時代によく聴いていたのはFEN放送のジャズとカントリー&ウエスタン。この25cmLP(1000円)には当時の本場アメリカの人気歌手ファロン・ヤングやワンダ・ジャクソなどのヒット曲が収められています。ところで、今年の文化功労者に加山雄三さんなどとともに受章されるホリプロ創始者の堀威夫氏は、60年代のカントリーやロックのバンド「堀威夫とスイングウエスト」のリーダー。伊勢佐木町と羽衣町の間(有隣堂本店の裏)のライブハウス(たしか、「タクト」だったかな)でそのギターを奏でる雄姿を拝見したことがあります。また、デビューしたばかりの初々しいボーカルの守屋浩さんや清野太郎さんの足の長さにビックリした懐かしい思い出です。文化功労者受章、おめでとうございます。堀威夫氏は「スイングウエスト」のバンドリーダー。

  • 横浜根岸競馬場一等馬見所が本格保存へ。

    菊花賞、天皇賞と秋競馬たけなわのようですが、桜の季節やジョギング、散歩に出掛ける根岸森林公園は、横浜市中区・南区・磯子区の境にある広大な市民公園です。新聞報道によると、この公園の一角にある旧根岸競馬場一等馬見所(写真)が、横浜市による本格的な保存活用が進んでいるようです。ところでこの競馬場は、山手の西洋館などを手掛けたアメリカ出身の設計家J・H・モーガンが設計、1929年に完成。1943年に幕を閉じるまで、競馬ファンに親しまれたそうです。最近では近くに寄ると崩落予防のネットが張り巡らされていて、まるで廃墟のよう。一日も早く修復して、"東洋一の競馬場"として後世に残してほしいものです。なお、横浜青年会議所では今月31日(日)に、中区の聖光学院ラムネホールで保存・利活用に関する講演会などのシンポジウム(入場無料)が...横浜根岸競馬場一等馬見所が本格保存へ。

  • 「兼高かおる 世界の旅」は旅番組のさきがけ。

    先日、BS-TBSにチラッと懐かしの映像が〜。「兼高かおる世界の旅」です。この番組はたしか1960年から1970年頃の海外旅行をPRするさきがけとなった人気番組。旅行ジャーナリストの兼高かおるさん(1928〜2019年)が世界150ヶ国を旅したドキュメンタリーでした。内容はあまり記憶にありませんが、遠い世界の話だとあまり興味深く見ていなかったようで朧げ。調べてみると兼高かおるさんは1958年にスカンジナビア航空の主催で"世界早回り"に挑戦。73時間9分35秒で当時の世界新記録を樹立。文字通り"飛んでる女性"だったわけですね。因みに1986年には山下公園前にある「横浜人形の家」館長に10年間、就任していますので、まんざら横浜と関係はなくもありません。「兼高かおる世界の旅」は旅番組のさきがけ。

  • 野毛の老舗料理店「叶家」が昨日20日に復活。

    3年前の秋に亡くなった女優の樹木希林さんの実家の実家として知られる野毛の料理店「叶家」。コロナウイルス感染拡大の影響で、昨年の9月に閉店していましたが、昨日20日から営業を再開することになったそうです。この店は創業70年を超える老舗。先輩たちに連れられてよくご馳走になりましたが、落ち着いた店内と新鮮な魚介類の料理や天ぷらなどの揚げものがおいしいという印象。神奈川新聞によると、再開にあたっては横浜市信用保証協会や中小企業診断士、税理士といった専門家が連携。復活を後押ししたといいますから、さすが伝統ある野毛の老舗ですね。写真は3年前に訪問した時の「叶家」。野毛の老舗料理店「叶家」が昨日20日に復活。

  • 清水ヶ丘公園下の大原隧道は市認定歴史的建造物。

    昨日18日の神奈川新聞のコラム「みなと&わたし」に"90年超の歴史誇る水道トンネル"として清水ヶ丘公園下の大原隧道(写真)が紹介されていました。ここはよくフォトスポットとして通ったところ。横浜市水道局が設計し、93年前の1928年に建設されたそうです。トンネル入口にあたる坑門はフランス積みにした煉瓦と花崗岩で装飾された独特のデザインを専門家が高く評価。2000年に市認定歴史的建造物、2006年に土木学会選奨土木遺産に認定。また、この「隧道」の読み方は16日の朝日新聞土曜版beの「街のB級言葉図鑑」(飯間浩明/国語辞典編纂者)によると、「ずいどう」と「すいどう」どちらも正解ですが、土木関係では「水道」と区別するために「ずいどう」と呼ぶとのことです。なるほど。清水ヶ丘公園下の大原隧道は市認定歴史的建造物。

  • NYで暴漢に襲われた海野雅威氏の奇跡の復活。

    ジャズピアノといえば、昨年の今頃にニューヨークで暴漢に襲われて、再起不能といわれる重傷を受けた海野雅威さん。その後の経過を気遣っていましたが、今月28日の岡山市ルネスホールでの「ジャズと癒しの夕べ」や11月3日の富山県宇奈月国際会館での「リユニオンツアー」など、続々と再起のライブ公演が予定されているようです。海野氏といえば7〜8年前の横浜赤レンガ倉庫での横濱ジャズプロムナードのコンペティション優勝を聴いて以来のお気に入りピアニスト。治療と懸命のリハビリを耐えての復活のようです。これから横浜方面でのライブもあると思われますが、ぜひ駆けつけたいと思っています。とりあえず、よかった!。NYで暴漢に襲われた海野雅威氏の奇跡の復活。

  • 伊勢佐木町「モカンボ」の幻のジャムセッション。

    現存するわが国最古のジャズ喫茶、野毛の「ちぐさ」。同店が設立する優秀な若手ミュージシャンを表彰する「第8回ちぐさ賞」がテナーサックスの中根佑紀(21)さんに決まりましたが、もうひとつの横浜のジャズの聖地は、伊勢佐木町2丁目角のジャズクラブ「モカンボ」でしょう。話は長くなりますが、ここで伝説のジャズピアニスト守安祥太郎(享年31歳)が昭和29年(1954年)7月27日から28日にかけて、渡辺貞夫氏や秋吉敏子さんがそのテクニックに驚愕した"幻のジャムセッション"が繰り広げられたそうです。記録によると、出演したのハンプトン・ホースや宮沢昭(ts)、渡辺明(as)、海老原啓一郎(as)などの諸氏、戦後のジャズのオールスターメンバー。当日の2枚組の白熱のライブ盤(写真)を聴いてみましたが、会場は異様な雰囲気で熱気ムンムン...伊勢佐木町「モカンボ」の幻のジャムセッション。

  • 「横濱」秋号の特集は"旧東海道三宿を歩く"。

    横浜市と神奈川新聞社の協働季刊誌秋号「横濱」の特集は"旧東海道三宿を歩く"として、神奈川宿と保土ヶ谷宿、戸塚宿が紹介されています。以前、今日のような秋晴れの日に歩いた神奈川宿からアメリカ領事館が置かれた本覚寺へ。そして、箱根駅伝応援の帰りに歩いた、保土ヶ谷から戸塚まで歩いた時のことを思い起こしながら読んでいますが、今回はかなり突っ込んだ詳細な取材記事。これからしっかり読んで、また"秋の宿場歩き"を楽しみたいと思っています。写真下は明治時代中期の神奈川町(「横濱」より)。「横濱」秋号の特集は"旧東海道三宿を歩く"。

  • 昭和動乱期の軍部の動きと夫婦愛の物語。

    高倉健さんの作品でヤクザ映画以外で観ていない映画は「動乱」(1982年)と「海峡」(1980年/森谷司郎監督)。というわけで、2〜3日前のNHK-BSシネマで「動乱」を拝見。健さんと吉永小百合さんの初共演作です。時は昭和のはじめ、5.15事件から2.26事件へとたどる動乱期に生きる実直な青年将校とその妻の生きる姿を描く歴史と愛の物語。真面目一筋の健さんの青年将校はハマり役!。反乱軍の首相官邸などの凄まじい襲撃シーンの後、軍法会議がありましたが、審議は非公開で上告も許されない一方的な暗黒裁判。この後、第二次世界大戦へと向かう日本軍部の精神構造は〜?。昭和動乱期の軍部の動きと夫婦愛の物語。

  • 待ちに待った神奈川県立音楽堂のコンサート。

    当研究会のクラシック音楽担当特派員から、久しぶりのコンサートを聴いた喜びの声が寄せられました。10月1日(金)、台風16号の風雨の中で行われたコンサート「前橋汀子の“四季”」(前橋汀子with弦楽合奏団)はさすがに空席もありましたが、この日の演奏を楽しみにしていたシニアが集まった感がありました。会場は神奈川県立音楽堂。1736年制作のデル・ジェス・グァルネリウスは最初の歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲から、最後のアンコールサラサーテの「チゴイネルワイゼン」まで、豊かな音を木のホールいっぱいに響かせていました。78才の前橋さんのパワフルな演奏は初めてでしたし、プログラムも馴染みの曲ばかりで若いメンバーも楽しげで、リピーターがいるのも良く解りました。一緒に行った友人のご主人が我が家からコンサートホール...待ちに待った神奈川県立音楽堂のコンサート。

  • 秋の夜長はジャズとマルスウイスキーで。

    今月からコロナ対策の自粛規制も開け、居酒屋やBARでもお酒を楽しめるようになりましたが、しばらくは「父の日」にプレゼントされたマルスウイスキー3本セットで家飲みに専念するつもりです。このウイスキーの生みの親である岩井喜一郎氏(1883〜1966年)はアルコール精製技術の第一人者として知られていますが、日本人として初めてウイスキー造りを学ぶことになったあの竹鶴政孝氏をスコットランドに派遣した人でもあります。中央アルプスの自然の中の蒸溜所で熟成されたこの3本のテイスティングリストによると、「信州」(長野県限定ラベル)は"樽香をきかせたウッディな味わい"、「岩井トラディション」は"フルーティな香りとビターで重厚感のある味わい"、「ツインアルプス」は"バニラのような甘い香りとマイルドな口当たり"が特徴とのこと。秋の夜長...秋の夜長はジャズとマルスウイスキーで。

  • "海のそよ風"のような放送局湘南ビーチFM。

    異常に暑かったこの夏も過ぎ去り、爽やかな秋となりました。このCDにはアート・ペッパーやチェット・ベイカーなどのウエストコースト派の軽快なジャズを収録。夏ね夕暮れによく聴いた"湘南ビーチFM78.9"のジャズのコンピレーション盤。ジャケットは若い頃にPR雑誌の表紙を依頼していた葉山在住のイラストレーター鈴木英人さんです。このFM放送局は平成5年(1993年)の開局(初代社長はニュースキャスター木村太郎氏)で、たしか友だちがヨットを繋留している葉山マリーナの一角にあると思います。まさに"海のそよ風"のような放送局です。"海のそよ風"のような放送局湘南ビーチFM。

  • コロナ禍の日本最古の交響楽団の苦悩と格闘。

    日本で最も歴史と伝統を誇る1911年創立のシンフォニーオーケストラ〜東京フィルハーモニー交響楽団。22日(15日の再放送)のNHK-BS1スペシャルはこのオーケストラの「必ずよみがえる〜魂のオーケストラ1年半の闘い」。コロナ禍で相次ぐ演奏会の中止が続くなか、復活を願う公演を企画した交響楽団と世界的指揮者チョン・ミョンフンに密着した苦悩と格闘のドキュメンタリーです。団員も指揮者の指導法に衝撃を体験するなど、両者の信頼関係はバッチリ!。そして、合唱団も加わる史上最大規模の交響曲マーラー「復活」の公演!。マエストロは「いつかこの東京"インターナショナル"ハーモニーと一緒に世界に羽ばたきたい」と話していました。早く生のオーケストラの迫力ある壮大なサウンドが聴きたい!。コロナ禍の日本最古の交響楽団の苦悩と格闘。

  • エッセイスト須賀敦子さんの「トリエステの坂道」。

    イタリアからクロアチアに入る時の中継地だったトリエステの街。エッセイストの須賀敦子さん(1929〜1998年)が綴る「トリエステの坂道」(白水ブックス)を読んでみました。須賀さんのエッセイを読んだのは「ミラノ霧の風景」、「コルシア書店の仲間たち」(いずれも白水ブックスの須賀敦子コレクション)で、これが3冊目。最愛の夫ペッピーノを亡くしてから、大好きな詩人ウンベルト・サバゆかりの街トリエステの痕跡を訪ねる旅の記憶。その後のご主人の親戚の人たちとの出会いと別れなど、交流もいろいろありましたが、系図があまりにも複雑で〜。しかしながら、書物好きな須賀さんの透明感のある不思議な文体に酔いしれました。エッセイスト須賀敦子さんの「トリエステの坂道」。

  • あちこちで彼岸花の咲く秋のお彼岸の入り。

    台風一過の青空が広がるもと、あちこちで彼岸花の咲く初秋になったようです。今日はお彼岸の入り。お彼岸にはあの世とこの世が最も近くなる日ということで本日は墓参の予定ですが、春のお彼岸には季節の花の牡丹に因んで"ぼた餅"を、秋には萩に因んで"おはぎ"を食べる習慣があるようです。それにしても寄る年波〜カラダの老いも素直に受け入れてゆくこの頃ですが、残念ながら「我ついに富士に登らず、老いにけり」(川端康成著「山の音」より)といった心境でしょうか。まだ、早いかな。あちこちで彼岸花の咲く秋のお彼岸の入り。

  • アサヒ生ビール"マルエフ"が缶ビールで復活!。

    今月14日に発売になったアサヒ生ビールの"マルエフ"(写真).。これは飲食店で樽生のみの展開となっていた家庭用缶ビールで、今回の発売は350mlと500mlの2種類。1984年(昭和60年)からのアサヒビールの嗜好調査によって「コクがあってキレがあり、まろやかな旨味のあるビール」。翌年の"スーパードライ"の大ヒットとなった足がかりの商品。ネーミングの"マルエフ"は"幸運の不死鳥(FORTUNEFHOENIX)に由来するそうです。東京駅八重洲口にあったビアホールの名店「灘コロンビア」などにあの味が、久しぶりの復活です。アサヒ生ビール"マルエフ"が缶ビールで復活!。

  • オリンピックは無観客でもいいけど居酒屋は〜。

    横浜有数の飲み屋街〜野毛。12日夜のNHK-BS1「コロナ時代の人情酒場横浜・野毛2021夏」で、昨年からのコロナ禍で何度も酒の提供など、自粛を迫られる街の実態が放送されていました。自分のカラダと仕事の段取りを忘れないために、お得意さまに無料で仕出し弁当をつくる老舗小料理屋の店主や飲食店以外に独自のデザインでプリントTシャツに活路を見出す人、長引く休業で心が折れかけそうな焼鳥屋など、野毛の街の苦境を伝えるドキュメンタリーです。お世話になった居酒屋がいろいろでてきましたが、「オリンピックは無観客でもいいけど、居酒屋は無観客では〜」という言葉が心に刺さります。オリンピックは無観客でもいいけど居酒屋は〜。

  • やさしい図書室の先生と交流する連作短編集。

    新聞広告で表紙が"きれいな写真"だと勘違いしたこの本「教室に並んだ背表紙」(相沢沙呼著/集英社)。昨年の出版だったので書店になく、取り寄せてみたのですが、表紙は写真でなく細密なイラストで、しかも女子中学生が主人公。ところが読み始めてみると、意外にこの本好きな女子中学生に共感するところが多々あり、この夏、知らず知らずのうちに読んでしまいました。ざっくりといえば、教室に居場所のない悩み多い女子中学生が図書室に紛れ込み、図書室のやさしい"しおり先生"と触れ合ううちに、本を通じて徐々に心を開いていくハートウォームな6編の連作短編集。司直のしおり先生の言葉がもつれ合った心の糸をほぐしてくれます。言葉が持つ力はすばらしい!。もう少し経ったらこの本を、小学生高学年の孫娘にプレゼントしたいと思っていますが、読んでくれるかな。やさしい図書室の先生と交流する連作短編集。

  • 一日の終わりは"スウィート・ジャズトリオ"で。

    ウイスキーといえば、夜の食事の後の照明を落とした部屋でのウイスキータイムはまた格別。そんな時のBGMに取り出すCDはスウェーデンの"スウィート・ジャズ・トリオ"のソフトサウンド(写真下)。このグループは柔らかな音色のコルネットとギター、ベースの"室内楽ジャズ"で、リラックスできるジャズを追求をコンセプトにしているグループ。柔らかなコルネットの音色をギターとベースがやさしく支える心地よいサウンドは、ウイスキーの酔いとともに夜のしじまにやさしく響きます💤💤💤。一日の終わりは"スウィート・ジャズトリオ"で。

  • 朝日新聞別冊GLOBEの"ウイスキーの時間"。

    一昨日5日の朝日新聞朝刊別冊GLOBEの特集は"ウイスキーの時間"。コロナ禍で"家飲み"の時間が増えた昨今、ウイスキーが紡ぎだす物語に想いを馳せるひとときに酔いしれました。アイルランドやスコットランドなど、伝統あるスコッチウイスキーの現状からはじまり、最近のテクノロジーを駆使した熟成の時間短縮を試みる(こんなのアリ?!)ウイスキーメーカー。そして、世界から注目される埼玉県の秩父や北海道の厚岸のクラフトウイスキー。ウイスキー評論家の第一人者、土屋守氏の話など、ウイスキー好きには興味深い話題が掲載されていました。そんなニュースに刺激されて、昨晩はアイラスモーキーの"ラフロイグ10年"の独特の薫香をじっくりと味わいました。朝日新聞別冊GLOBEの"ウイスキーの時間"。

  • 美しい桜がモチーフの「花のあと」と「山桜」。

    秋の長雨を"秋霖"と呼ぶそうですが、今週はずっとそんな雨模様。ゆっくり観たのはNHKプレミアムシネマのふたつの作品「花のあと」と「山桜」。ふたつとも季節はずれではありますが、静かな時代劇です。映画「花のあと」(2009年/中西健二監督)は北川景子主演。殺陣のすばらしさとラストシーンのどんでん返しが意表を突いた作品で、映画「山桜」(2008年/篠原哲雄監督)は田中麗奈主演。辛い日々に耐える女性を時代劇初主演で好演しています。どちらも時代劇作家の藤沢周平原作の映画化。美しい自然描写、ゆったりとしたテンポなど共通点の多い作品です。なにより日本の心と独特の所作、様式美がすばらしい!。美しい桜がモチーフの「花のあと」と「山桜」。

  • 懐かしの南千住「お化け煙突」や新宿「歌声喫茶」。

    「いまむかし東京町歩き」(川本三郎著/毎日新聞社)の94ヶ所の名所旧跡はいろいろありましたが、郷愁を誘うのは渋谷恋文横丁や日活国際会館、泰明小学校、小石川植物園、本郷菊坂、日比谷映画劇場などなど。懐かしかったのはチケットを貰って観戦した南千住のロッテオリオンズ本拠地「東京スタジアム」。同じく南千住に親戚があったので記憶にある「お化け煙突」(写真)で、移動するとその位置によって4本から3本、2本、そしてすべて重なる1本になるのが、子どもながらにおもしろい光景でした(これは東京電力の前身、東京電灯千住火力発電所の煙突だそうです)。また、楽しかったのは、新宿の"ともしび"や"カチューシャ"という「歌声喫茶」。大学時代に友だちと連れだって、可愛らしい女子高生たちとロシア民謡を唄った淡い思い出。この業態は存続しているのか...懐かしの南千住「お化け煙突」や新宿「歌声喫茶」。

  • 東京は文学作品や映画にどう描かれているか。

    あちこち外出もままならない今日この頃、かつて仕事に飲みにと毎日歩き回っていた首都東京。今はどうなっているのか、94ヶ所の在りし日の東京を巡る「いまむかし東京町歩き」(川本三郎著/毎日新聞社)で探訪してみました。本書の凄いのはただこれらの東京の名所旧跡を訪ねるのではなく、当時の文学作品や映画の中で、どう描かれているかを解説しているところ。「そうだったのか」というエピソード満載。まさに東京は変化著しい生きている都市としてではなく、語られる都市であるということが理解できます。できれば、写真やイラスト、地図が掲載されていれば言うことなしですが〜。東京は文学作品や映画にどう描かれているか。

  • 隣接するのはハワイを代表する「カハラホテル」。

    横浜ベイコート倶楽部に隣接しているのはハワイを代表するホテルチェーン「カハラ・ホテル&リゾート」(こちらがメインホテルかな)。7月に訪れたEXIV浜名湖での食事の時にお話ししたスタッフの方が、この横浜のカハラホテルからたまたま手伝いに来ていたという女性。と、いうことで、スタッフの方にお訊きしたところ、わざわざ隣りのカハラホテルから訪ねて来ていただき、帰りがけには手描きのイラスト付きのすばらしいメッセージカードまでいただきました。横浜と浜名湖でのちょっとした交流でした。写真は部屋からの東神奈川・鶴見方面の眺めです。隣接するのはハワイを代表する「カハラホテル」。

  • みなとみらいにオープンした横浜ベイコート倶楽部。

    昨年秋にオープンした横浜ベイコート倶楽部。あまり外出できない孫たちの最後の夏休みの思い出に、ジジババも一緒にご招待いただきました。ホテルの場所はパシフィコ横浜の横浜駅側。エントランスに並べられた鳥の羽のモチーフが描かれた、大きな壺に出迎えられてスカイロビーにたどり着くと、インターコンチネンタルホテルの向こうに横浜港が広がります。パンフレットによると「訪れる人たちをマジカルな世界へと誘い、一瞬にして日常から切り離すこと」とアートとデザインの融合をめざすロビン・カーターさんの言葉。全国のベイコートとは少し違う横浜らしさを表現しているようです。お楽しみのディナーはそれぞれ好みの和洋料理でみなとみらい地区の夜景でひと味プラスされたディナーを楽しみました。みなとみらいにオープンした横浜ベイコート倶楽部。

  • 戦争帰還兵が抱える諸問題がテーマ。

    梅雨を思わせるような先週の長雨〜部屋でゆっくり観た映画はNHK-BSプレミアムの「我等の生涯の最良の年」(1946年/アメリカ)。第二次世界大戦後に市民生活に戻った復員兵3人が直面する社会問題をテーマにした作品。といっても、あまり堅苦しいものでもなく、3人の帰還兵とその家族を温かく描く、わかりやすい映画でした。故郷に帰れば帰ったなりの問題に悩む3人ですが、戦場で両手を失い義手となってしまったホーマーは、恋人の変わらぬ愛情も哀れみと受け取り、心を閉ざしてしまう姿が痛々しい。一緒に帰還した3人がホーマーの親戚の営むバーで偶然落ち合い、旧交を温めるシーンがいいですね。一昨日のNHKのドキュメンタリーでもとりあげられていましたが、帰還しても完治しない"戦争神経症"は深刻な問題となっていたようです。ウイリアム・ワイラー監...戦争帰還兵が抱える諸問題がテーマ。

  • セザンヌの作品を追体験する美術紀行随想。

    これも神田古書店街で見付けてそのまま"ツンドク"だった「セザンヌ逍遥」(藤谷千恵子著/求龍堂)。16年間にわたりセザンヌの歩いた土地を訪れて、セザンヌの作品を追体験していく美術エッセイ。第1部「山麓随想」では、季節の移り変わる八ヶ岳山麓の風景の中で、遥かセザンヌが描いたフランスのエクス・アン・プロヴァンスの地に想いを馳せ、第2部「モチーフの旅」でセザンヌの描いたサント・ヴィクトワール山などに旅した紀行随想です。この書ではセザンヌばかりでなく、親交のあったモネやルノワール、医師ガッシュを描いたゴッホなどの地にも訪れ、数々のエピソードも綴られているので、この時代の絵画に関心のある美術ファンには興味深い一冊。ゴッホとも重なるオーヴェル・シュル・オワーズは一面に広がる麦畑や教会が懐かしい!。写真下はセザンヌが愛したアル...セザンヌの作品を追体験する美術紀行随想。

  • 戦没画学生の遺作を展示する信州の「無言館」。

    昨年夏の再放送ですが、昨日15日のNHK「日曜美術館」は"無言館の扉語り続ける戦没画学生"。7〜8年前の信州別所温泉へ旅した帰りに立ち寄った、上田市の無言館(窪島誠一郎館長)が紹介されていました。無言館は700点を超える戦没画学生の遺作絵画を所蔵していますが、それらが描かれてから70〜80年。窪島氏が無言館を開設したのは洋画家・野見山曙治氏の「絵描きは絵さえ残ればまだ死んでいない」という言葉に衝撃を受けて、平成9年(1997年)です。館内に入ると、たいせつな人や愛する家族の作品が大半。少しでも長く絵筆を握っていたいという切実な心情が伝わってきました。今は劣化が進む作品を、修復する作業におわれているようです。写真下は窪島館長と番組司会の小野正嗣氏(作家、早稲田大学教授)。戦没画学生の遺作を展示する信州の「無言館」。

  • 映画「フィールド・オブ・ドリームス」を再現した演出。

    若い頃にワクワクして観た感動の映画「フィールド・オブ・ドリームス」(1989年/アメリカ)。今朝のサンケイスポーツ紙に、まるで映画のワンシーンのような写真(上)が掲載されていてビックリ!。この映画のロケ地で開催されたホワイトソックスvsヤンキース戦の前に、外野席に設置されたトウモロコシ畑から、両軍選手が登場するという粋な演出。この映画の主演を演じたケビン・コスナー氏も出席して挨拶。「ここは天国か」という有名なセリフで呼び掛けたそうです。因みにこの映画(写真下)は不思議な声を聞いた主人公がトウモロコシ畑を切り開いて球場を作ると、伝説の選手たちがよみがえるファンタジー。アカデミー賞作品賞などを受賞しています。映画「フィールド・オブ・ドリームス」を再現した演出。

  • 過去最高の8名が立候補した横浜市長選挙。

    8日告示で22日投票日の横浜市長選挙。過去最高の8名が立候補しましたが、未だに掲示板に写真の貼られていない人がいます。調べてみるとそれは坪倉良和氏(70歳/無所属、新)。今朝の朝日新聞によると、この方は横浜市中央卸売市場で、祖父が営む水産仲卸を手伝い始めてからさ50年。「最後に言いたいことを言うために立候補することにした」そうです。山下埠頭にはカジノを含む統合型リゾート(IR)ではなく、市場機能を備えた食の拠点を置く、など、政策はいろいろ。そして、「1円もかけない選挙の事例を作ろうと思う」として新たな事務所は置かず、選挙カーも走らせず、ポスターも貼らないつもりだ、ということだったようです。納得!。過去最高の8名が立候補した横浜市長選挙。

  • 東京オリンピック2020の歓喜の涙、悔し涙。

    いろいろあった異例の東京オリンピックも昨夜の閉会式で、オリンピック旗もパリ開催に向けて渡り、ひとまず終了して、これからはパラリンピックの競技となります。この期間、アスリートたちの涙のシーンもいろいろありましたが、"金の涙"は歓喜の涙、"銀と銅の涙"はメダルに届いた達成感とともに、無念さや悔しさが滲み出る涙でしょうか。いずれにしても、人知れない血の滲むような過酷な努力があったうえに成り立つ涙。こんな涙を流せるアスリートたちは幸せかもしれません。挫折ばかりの悔し涙を流しているものとしては羨ましい限りです。ウルウル!。東京オリンピック2020の歓喜の涙、悔し涙。

  • オダギリジョー初監督長編映画「ある船頭の話」。

    コロナウイルスと熱中症を避けて涼しい部屋で観たのはWOWOWシネマの映画「ある船頭の話」(2019年)。オダギリジョーの長編映画初監督作品です。川を挟んだ村と町をつなぐために、黙々と船頭を続けるトイチ。そんな平穏な毎日を送るトイチの前に、あるひとりの少女が現れたことで少しづつ変化が〜。トイチが船頭を続ける近くに橋の建築も始まり、トイチの唯一の仕事がなくなるかもしれない。文明のあり方や人間にとってたいせつなものや幸せは何かを問いかける作品。主演は柄本明、撮影監督は日本の原風景を美しく撮るクリストファー・ドイル。こんな静かなドキュメンタリー風の作品が大好きです。オダギリジョー初監督長編映画「ある船頭の話」。

  • 誰が撮ったのか不明の小学時代の謎の写真。

    少年時代といえば、写真を整理していたらこんな昔の写真を発見。母校の小学校の前で撮ったものですが、小学3年と4年の担任だった先生と学級委員(男女各4名)とのショットです。当時のことですから体罰もありましたが、この先生は絵の上手なやさしい先生でした。先生を中心に皆さん笑顔がこぼれていますが、何を話しているのかなぁ。近寄ってソッと聞いてみたいものです。それにしてもシャッターチャンスいいし、アングルもピントもすばらしいこんなにいい写真を誰が撮ったのでしょうか。女性の学級委員が1人欠けていますが、まさかその子ではないでしょうね。そしてカメラの機種は?。謎が深まる1枚です。誰が撮ったのか不明の小学時代の謎の写真。

  • 作家・椎名誠氏の少年時代の自伝エッセイ。

    たまには新刊本をと、若い頃に原稿依頼や講演会の依頼などでお世話になった作家・椎名誠氏の「幕張少年マサイ族」(東京新聞)を読んでみました。椎名氏が東京の三軒茶屋から大規模開発前の千葉幕張に引っ越してきた5歳から中学生時代までの初の自伝エッセイです。いやぁ、シーナ少年の海ガキぶりは風貌からも想像される通りの自由奔放ぶり!。海の家に忍び込んだり、川を挟んでの石投げ合戦、幕張草原での決闘など、いずれも昭和の子供たちの思い出が盛りだくさん。日光写真や小学校の校庭での映画会(風が吹くと画面が歪む)など、懐かしい思い出も〜。沢野ひとし氏のアジのある挿絵や、幕張メッセが完成する前の写真も貴重です。作家・椎名誠氏の少年時代の自伝エッセイ。

  • 静謐な画家ハンマーズホイをイメージした写真。

    好きな画家のひとりに"北欧のフェルメール"といわれるデンマークのハンマーズホイ(1864〜1916年)がいます。ハンマーズホイは白・黒・灰色などのモノトーンを基調とした、静謐な空間を感じさせる細密なタッチの室内画が特長。そこで今回の浜名湖ツアーのホテルの室内で、孫をモデルにハンマーズホイをイメージした写真を撮ってみました。タイトルは「覗く少女」。上の写真はハンマーズホイの作品で、下は今回の作品(?)です。いかがでしょうか。しかしこのところ、早くコロナの恐怖が去って、ゆっくりと美術館で名画の数々を鑑賞したい気持ちが激しくウズウズしています!。静謐な画家ハンマーズホイをイメージした写真。

  • 名古屋の喫茶店から生まれた「小倉トーストラスク」。

    浜名湖からの帰りに立ち寄ったSAで見付けた「名古屋小倉トーストラスク」。小腹が空いていたので思わず手にとってしまいました。これは名古屋の喫茶店から生まれた名古屋めし「小倉トースト」をイメージしたラスク。専用に焼いた食パンに粉末餡とバター、そして食感のアクセントとなる小豆をトッピングして二度焼きしたものらしい。サクサクとした食感が珈琲にピッタリ!。これはクセになりそうです。そういえば、名古屋といえば喫茶店文化。喫茶店での消費額は全国でもトップクラスで、お店ごとのモーニングサービスも有名。仕事をしている頃、二日酔いで朝食を食べられなかった時に飛び込んだ、喫茶店のモーニングサービスが懐かしい!。名古屋の喫茶店から生まれた「小倉トーストラスク」。

  • 空気のきれいな浜名湖でリゾート生活。

    明るいリゾート地の静岡県西部の「エキシヴ浜名湖」で、ゆっくり2泊して昨日帰りました。孫たちは1日2回のプール遊びに興じたり、高齢者は部屋からその歓声を聞きながら、静かに読書したり音楽を聴いたり、時折TVのオリンピック中継を見たりののんびり生活。ディナーには浜名湖名産の鰻や海老に舌鼓と、コロナ生活ではなかなか味わえないひとときを楽しませていただきました。また、孫たちには助けられたり、教えられたりでその成長ぶりには驚くばかり。コロナ対策の強化の一環として、食事のバイキング形式もなくなり、個室会食や部屋食に変更。ホテル側としてはたいへんでしょうが、宿泊者としてはなんとも贅沢なサービスとなりました。これでコロナに負けずに、この夏を乗り切りたいものです。空気のきれいな浜名湖でリゾート生活。

  • 美しい海岸線に佇むグランドエキシヴ浜名湖。

    台風8号が接近していますが、家族の誕生日が重なったので、ひさひざの小旅行。美しい海岸線に佇むリゾートトラストの「グランドエキシヴ浜名湖」です。広々としたゴルフコースの中の椰子の木に囲まれた中庭には、ガーデンプールを備えた滞在型リゾートホテル。さっそく、孫たちがプールで楽しんだ後に、手の込んだ和食コースをいただきました。昨日は爽やかな快晴でしたが、これからの天候がどうなるか少々心配です。美しい海岸線に佇むグランドエキシヴ浜名湖。

  • 23人の若き女性海外移住者たちの生活体験術。

    昔、買っておきながらそのままにしておいたものや、もう一度読んでみたいもの。そんな本を読み漁っている今日この頃ですが、これもそんな一冊〜「海の向こうで暮らしてみれば〜23人の海外生活術」(双葉社)。ギリシャのアテネでツアーコーディネーターをする人やトリノでイタリア料理の修業をする人、芸術の都フィレンツェで絵画の修復を勉強する人など、23人の若き女性たちの経験談が詳細なデータとともに掲載されています。その中で凄い人だな、と感じたのはパリの放射線科で脳の研究をする土肥美智子さん。気になったのでその後は如何に、とネット検索したところ、やはりこの方はスポーツ医学を研究し、日本サッカー協会会長の田嶋幸三氏の奥さまで、今回のオリンピック選手団のコロナウイルス対策責任者を務めているそうです。いよいよ今夜は混迷の東京オリンピック...23人の若き女性海外移住者たちの生活体験術。

  • グレタ・トゥーンベリに密着した2時間スペシャル。

    一昨日18日のBS朝日2時間スペシャル「グレタ・トゥーンベリ〜気候変動の最前線をゆく」を拝見。スウェーデンの18歳の環境活動家グレタ・トゥーンベリが大学を休学して世界中を旅した1年間に密着したドキュメンタリーです。世界各地の国際会議に出席する舞台裏や、気候変動の兆候が現れるカナダの氷河やアメリカの山火事、ポーランドの世界最大の石炭発電所などの現状を視察。グレタの素顔とは違う一面を捉えています。国際会議に出席するため、環境問題を訴えている者が大量の化石燃料を放出する航空機を利用することはできないと、わずか全長14mの船でアメリカから、熱帯暴風雨に耐えてポルトガルのリスボンへ向かうなど、強烈なメッセージとなっています。見方によっては、遅きに失した感のある地球温暖化問題。素知らぬ顔をする各国首脳陣に一石を投じるグレタ...グレタ・トゥーンベリに密着した2時間スペシャル。

  • 気持ちのいい初めての早朝散歩。

    今朝、新聞を取りにいったら空気が爽やかで、風も気持ちよさそうだったので、配偶者を真似て早朝散歩に出掛けてきました。ジョギングの人や犬の散歩の人たちにも出会いましたが、途中の公園ではラジオ体操が終わったところ。近隣の人たちが三々五々楽しそうなおしゃべりが始まっていました。とりあえず今朝は3000歩ほど。途中の居酒屋の8月22日までの休業のお知らせが寂しそう。今回は土曜日でしたが、ウィークデイにはもう少し早めの時間がよさそうです。気持ちのいい初めての早朝散歩。

  • まき子夫人の裕さんへの告白の記「逢いたい」。

    これも20年前に古書店街で買っておいた今は亡き石原裕次郎の奥さまのまき子さんの告白の記「逢いたい〜夫・石原裕次郎と生きて…」(主婦と生活社)。裕さんの義母の法要の帰途、横須賀道路の朝比奈付近で起きた交通事故で上腕骨折で2ヶ月もの間、裕さんと同じ慶応病院に入院した時から追想の記は始まります。映画「狂った果実」(1956年)の思い出から壮絶な闘病生活、石原軍団の苦闘など、まき子夫人にしか知りえないエピソードのしっかりした豪華本です。胸部疾患で熱海国立病院での"発見された闘病日誌"が痛々しい。伊勢佐木町の映画館「横浜日活」の窓口には大ヒットした「嵐を呼ぶ男」(1957年)を観るために、長蛇の列ができたという話です。今日7月17日はその裕さんの35回目の命日です。お二人の結婚式(1960年)に集まったカメラマンはほとん...まき子夫人の裕さんへの告白の記「逢いたい」。

  • オルゴールや立体音響で聴く"YOKOHAMAの音"。

    例によってCDの整理をしていると、何かのイベントでいただいたと思われるこんなモノが出てきました。「YokohamaSoundCruise〜横浜<音>散歩」(エクスポート)です。オルゴールが奏でるユーミンや桑田佳祐、クレージーケンケンバンド、中島みゆきなどの横浜に因む曲や花火、汽笛などの横浜の音を立体音響で収録した異色のCD。説明書によるとこのCDは、ドイツ製のバイノーマルマイクを使用して、前後左右360°すべての音を収録。ヘッドホンやイヤホンで聴くと、まるでそこに立っているような臨場感のある音に仕上げられているそうです。なお、このCDは横浜開港150周年記念(2009年)として制作されたモノ。ジャケット写真は世界的フォトグラファーのエリオット・アーウィット氏によるもの。後世に残す保存盤として、また、横浜を訪れた...オルゴールや立体音響で聴く"YOKOHAMAの音"。

  • "美貌のひと"40枚に秘められたエピソード。

    美術館巡りもままならないうちに、またまた今日12日から緊急事態宣言。そんななか、憂さ晴らしの美術書「美貌のひと」(中野京子著/PHP新書)を読んでみました。絵画には美人画というジャンルがありますが、ドイツ文学者で西洋美術史のベストセラーを多数出版している中野京子さんの、肖像画40枚に関する秘められたドラマが綴られています。実は表紙の美女に引き寄せられて手に取った本書。この絵画はイワン・クラムスコイの名作「忘れえぬ女」。文豪トルストイの「アンナ・カレーニナ」のモデルではないかといわれる女性。黒い瞳と黒い衣服が、より美しさを際立たてているようです。美を武器に底辺からのし上がった女性、美ゆえに不幸を招いた例など、「美貌」の歩んだ途もさまざまなようです。たいへん勉強させていただきました。"美貌のひと"40枚に秘められたエピソード。

  • 摘むと雨が降るといわれるアメフリアサガオ。

    今朝は何日ぶりかの気持ちのよいスカッとした晴れ間。涼しいうちにと早朝散歩に出掛けて見付けたこの花。アメフリアサガオ(別名コヒルガオ)というそうで、道端に可憐な花を咲かせていました。配偶者の話によると、幼い頃に周囲の大人たちから「この花を摘むと雨が降るよ」と言われて、そのままにしておいたそうです。アメフリアサガオは1日限りの花なので、そっとしておいてあげて、ということらしい。やさしい心遣いですね。摘むと雨が降るといわれるアメフリアサガオ。

  • 季刊誌「横濱」の特集は160年の歴史を誇る中華街。

    昨日6日に発売となった横浜市と神奈川新聞社との協働編集誌「横濱」夏号の特集は「食と文化を極める横浜中華街」。中華街を代表する老舗から個性溢れる店舗など、横浜中華街の今を伝えています。「横浜中華街160年の軌跡」(伊藤泉美/横浜ユーラシア文化館副館長)によると「安政6年(1859年)に横浜が対外貿易港として開港されると、欧米や中国などからたくさんの人々が横浜へ。メインストリートから少し外れた横浜新田を造成した場所にも西洋人が商店を開き、やがてその一帯に中国人が集まり住み中華街となっていった」ということです。このところ、中華街には訪れていませんが、それまではクラス会での楽しい歓談の場として、毎年のようによく利用させていただきました。また、早く元気なクラスメイトと再会して旧交を温めたいものです。がんばれ、中華街!。写...季刊誌「横濱」の特集は160年の歴史を誇る中華街。

  • 横浜開港時代の居留地の歴史を紐解く力作。

    仕事の合間に神田の古書店街で買っておいた本が、このコロナ禍の"お籠り生活"にたいへん重宝しています。そんな中の一冊、横浜の開港時代の外国人居留地だった「山手」の歴史を詳細に掘り起こした「横浜山手〜日本にあった外国」(鳥居民著/草思社)を興味深く読みました。居留地から散歩に出掛けたイギリス人が大名行列と衝突した生麦事件から始まって、横浜にやってきた商社や宣教師、女性たちなど、昔の山手を知る人を探し出したり、資料を集めて克明に記録した力作です。横浜に生まれ育った者として、西洋文明の窓口であった「横浜山手」の歴史を深く知るひとときでした。イラストレーション(小串世喜)や古い写真も楽しませてくれます。横浜開港時代の居留地の歴史を紐解く力作。

  • 心安らぐヒーリング・ミュージックのおすすめCD。

    コロナ禍での我慢のイライラが募る毎日ですが、好きなJAZZの合間に聴いているのは、そんな心を癒すヒーリング・ミュージック。例えばソニー・ミュージックジャパンの「image(イマージュ)シリーズ。静かなクラシックの名曲やイージーリスニングのコーピレーションアルバムで、累計売上げが約350万枚を突破したといわれています。また、ビクター・エンターテインメントの「stillecho」は話題のクラシック演奏者の中から、胸に迫る珠玉の名曲を集めたクラシカル・ヒーリング・コンピレーション。このような中には極上の曲と小鳥のさえずりや水のせせらぎとミキシングしたCDもあり、医学的にも証明されているように就寝前に利用すれば、心地よい快眠が得られることでしょう。最近はカフェやクリニックでも流れているこのヒーリング・ミュージック。もっ...心安らぐヒーリング・ミュージックのおすすめCD。

  • 半年間に降りかかった穢れを落とす「夏越の祓い」。

    今年の上半期も終わり、早くも7月となりました。この時期、各地の神社などで執り行われる神事「夏越しの大祓」。新年からの半年間に積み重なった罪穢れや災禍を祓い清め、無病息災を願うもの。イネ科の多年草である茅を束ねた茅の輪をしつらえ、これをくぐり抜けて身を清めます。これは「茅でできた輪を腰に付けていれば、病気になることはない」という神話に基づいたものだそうです。ところで、東京都の昨日の新型コロナウイルスの新規感染者は714人。政府の対策分科会が示すステージ4(爆発的感染拡大)の水準に達しました。これは東京オリンピックの観客数にも影響を及ぼしそうですが、今考えると、オリンピック開催の決定に踏み切る宣言をしたのはいったい誰なのでしょうか。G7で各国首脳と面談した菅総理になるということなのでしょうか。写真は平塚美術館を鑑賞...半年間に降りかかった穢れを落とす「夏越の祓い」。

  • 日本でのモンローの新婚旅行と各国の謀略戦。

    このところの"お籠り生活"で読んだのは、400ページに近い「マリリン・モンロー計画(プロジェクト)」(典厩五郎著/祥伝社)。平成9年(1997年)の発行ですから30年前くらいに買っておいた本です。伝説の女優マリリン・モンローと大リーグの強打者ジョー・ディマジオが結婚して、その新婚旅行に訪れたのが日本でした(1954年)。その時に警護を担当した警視庁婦警とモンローとの友情やその恋人の作家などを巡る動向とともに、当時起きたさまざまな怪事件が絡まり、複雑な日・米・中・ソ・韓の謀略戦に発展。日本でのマリリン・モンローの新婚旅行を背景に、各国の思惑が交錯するストーリー。後半の舞台である博多では野武士軍団の西鉄ライオンズまで登場する奇想天外な長編小説です。波乱の人生をおくったマリリン・モンロー(1926〜1962年)は36...日本でのモンローの新婚旅行と各国の謀略戦。

  • 徳島県阿佐海岸鉄道の線路も道路も走れるDMV。

    今朝、食事中にNHKテレビのニュースを見ていると、見慣れない車両が走っている映像が〜。徳島県の第3セクター阿佐海岸鉄道のDMV(デュアル・モード・ビーグル)で、線路と道路を走れる乗り物。同鉄道の利用者は年間約5万人で1日当たりでは約140人。周辺は過疎化も進んでおり、このようなスタイルの乗り物を導入して世界で初めて営業運行することで、地域活性化の手段として活用しようというもの。現在は地域住民へのPRに努めているようですが、開業日時はいつ頃になるのでしょうか。食事中だったので、聞き逃ししてしまいました。頑張れ、阿佐海岸鉄道!。徳島県阿佐海岸鉄道の線路も道路も走れるDMV。

  • 当方の手違いで遅れてきた座談会の出席者。

    ついでにといっては何ですが、編集者時代の失敗談をもうひとつ。あるクレジット会社のPR誌の企画で、「百貨店におけるクレジットカード戦略」のテーマで都内主要百貨店の担当者を招いての座談会を開催。遅刻されている人が1人いましたが、時間もないのでスタート。あまりにも遅いなあと思っていると、隣りの宴席から「この人はこちらの席の人では〜」と座談会を企画した同じクレジット会社の人に連れられてきたのは、すっかり酒が入って赤い顔をした遅刻の座談会出席者。近くにこのクレジット会社の本社があるので、同じ社名で宴席を予約してあったのが間違いの原因でした。それにしても当方の責任ですが、1時間近くもよく知らない人たちと一緒に酒を飲んでいたものだと〜(失礼)。バツの悪そうなその人の顔を思い出すたびに申し訳なく思いつつ大いに反省いたしました。...当方の手違いで遅れてきた座談会の出席者。

  • 9人の作家が紡ぐ"お酒のある風景"に乾杯!。

    新型コロナウイルス感染対策の緊急事態宣言が明日20日に解除されますが、21日からは居酒屋での酒の提供は条件付きで午後7時までとなりそうです。"2人で90分"などは話が盛り上がったところで、さようならという感じ。それからどうしたらいいのでしょうか。そこで自粛期間に読んだのは「もう一杯、飲む?」(新潮文庫)という9人の作家が小説やエッセイに紡いだそれぞれの"お酒のある風景"。酒の話といえば、あまりいい話はなく、正月の酒に酔いしれて足をとられて転倒し、骨折したこと。冬の温かい座席に眠りこけて茅ヶ崎から泣く泣くタクシーで帰宅したこと(そのお金で何軒の店で飲めたことか…)。人にはあまり迷惑をかけないのですが、同僚と深夜まで通飲して二日酔いの朝、最後の紙型取り(当時は組み上がった活字の紙面に写真を置いてプレスする)で大失敗...9人の作家が紡ぐ"お酒のある風景"に乾杯!。

  • イセザキ・モールのからくり人形時計が復活。

    学生時代から遊び歩いていた横浜で一番歴史のある伊勢佐木町商店街(イセザキ・モール)。その一角の壊れていたからくり人形の時計塔(写真)が、6月10日の"時の記念日"に修復されて、16年ぶりに再び動き出したようです(神奈川新聞より)。この時計は「鐘を鳴らす神父」や「パンを焼くパン職人」、「鉄を打つ鍛治職人」など、中世ヨーロッパの職人を形どったブロンズ風の人形9体が設置されて、バロック調の音楽と共に、人形が回転しながら独特の動きで楽しませてくれます。この時計塔の復元は伊勢佐木町1・2丁目商店街振興組合が街のにぎわいづくりのために企画。復元は昭和53年(1978年)にこの時計を製作した乃村工藝社のグループ会社ノムラテクノが担当。中世ヨーロッパの街角の雰囲気を醸し出す楽しい時計塔が動き出すと、親子連れなどの人たちが珍しそ...イセザキ・モールのからくり人形時計が復活。

  • 2年ぶりの開催となる栄区の「あじさい祭り」。

    今朝の朝日新聞にも掲載されていましたが、昨日、栄区の人から送信されてきた「あじさいの丘」の写真です。見頃を迎えた昨日12日から20日まで「上郷あじさい祭り」は、昨年は中止のため2年ぶりの開催となりました。ここは地元「紫陽花の会」のメンバーが2013年から活動を始め、竹林を少しずつ開墾して、あじさいの挿し木を植樹。地元の上郷ネオポリス自治会や鎌倉カントリークラブ、本郷台キリスト教会の協力を経て、現在では約200種類・3000本が咲き誇っているそうです。週末には散策路を一方通行にするなど、感染症対策に注意しながら開催。野菜や園芸植物などの販売も実施。入場無料で午前9時から午後5時まで。なお、20日の最終日には午後4時から来場者にあじさいの切り花プレゼントの予定。主催者は「コロナ禍ではありますが、少しでも気分を晴らし...2年ぶりの開催となる栄区の「あじさい祭り」。

  • 見頃となった蒔田中学校の色とりどりのアジサイ。

    このところ空梅雨気味ですが、「タウンニュース」の記事に誘われて、近くの市立蒔田中学校のアジサイを鑑賞してきました。記事によると、2012年にわが母校市立南中学校から蒔田中学校に異動になった佐々木先生が着任したのを契機に、アジサイ栽培に力を入れ始めたとのこと。その後、2015年に蒔田中学校は全国学校緑化コンクールで2位に相当する評価を得たそうです。そういえば、佐々木先生は前任の南中学校でもアジサイ栽培の実績で話題となっていましたね。この日、蒔田中学校には午後に訪問したので、フェンス越しにしか垣間見ることができませんでしたが、たまたまお会いした先生の話では、午前中の10〜12時なら構内でゆっくり鑑賞できるということでした。この時期、あまり遠出はできませんが、季節の花を愛でつつ近場でも心を和ませることができるようです...見頃となった蒔田中学校の色とりどりのアジサイ。

  • 7月に全線開通50周年を迎える湘南モノレール。

    GW前の新緑の季節に散策した鎌倉中央公園。JR大船駅から湘南モノレールで2つ目の湘南深沢駅で下車しました。今朝の朝日新聞によると、その湘南モノレールがこの7月に全線開通50周年を迎えるそうです。記念の節目はコロナ禍とぶつかり、昨年の利用者数は前年度比3割減とのこと。しかし、同大船駅グッズ窓口では6月1日から開業以来の歴代車両を紹介した記念グッズを発売するなど、地域の足としての存在感をくじけずアピールしています。大船駅から終点の湘南江の島駅までよく利用しましたが、片瀬海岸のわが国唯一の灯台グッズ専門店「ライトハウスキーパー」は健在でしょうか。7月に全線開通50周年を迎える湘南モノレール。

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