ブログ短編0752「求めるもの」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
いろんなお話を綴っています。短いお話なのですぐに読めちゃいます。お暇なときにでも、お立ち寄りください
眠(ねむ)っているときに見る夢(ゆめ)。それはまさに、一番身近(みぢか)なバーチャル世界(せかい)なのかもしれない。ここに、夢に取り憑(つ)かれた男がいた。彼は毎朝、どっと疲(つか)れて目を覚(さ)ます。いろんな夢を見るようになってしまったからだ。でも、どんな夢を見ていたのかどうしても思い出せない。夢を見ていたのは確(たし)かなのだが、目覚(めざ)めるとすぐに忘(わす)れてしまうのだ。思い出そうと頑張(がんば)っても、断片的(だんぺんてき)なぼやけた情景(じょうけい)しか出てこない。ある日のこと。目覚めると彼はひとつだけ、夢の中のことをはっきり覚えていた。それは、夢の中に自分(じぶん)がいて、これは夢だと気づいてしまったことだ。その途端(とたん)に、今まで見た夢がまるで逆再生(ぎゃくさいせい)のように巻戻...1412「無限の夢」
ブログ短編0376「腰痛は突然に」ブログ短編0377「両思いなのに」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0375「晴れ舞台」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0373「かりそめ倶楽部」ブログ短編0374「本音を吐く」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
父親(ちちおや)が家に帰ると、娘(むすめ)の姿(すがた)はなかった。まだ帰って来ていないのか…。父親は心配(しんぱい)になってきた。こんな時間(じかん)までどこへ行っているのか?十時を過(す)ぎた頃(ころ)、娘が帰ってきた。父親はどこへ行っていたのかと訊(き)いてみた。すると娘は、父親の顔を見るでもなく、「どこでもいいでしょ。いちいち訊かないでよ」父親は、「もう十時だぞ」「まだ、十時よ」と、言い返(かえ)してくる。父親は唖然(あぜん)とした。これは、もしかして…娘の反抗期(はんこうき)なのか?父親はどうしたらいいのか分からなくなって、ついつい言ってしまうのだ。「父さんは、お前をそんな子供(こども)に育(そだ)てた覚(おぼ)えはない」娘は平然(へいぜん)と言ってのける。「あたしは、父さんに育てられたわけじゃ...1411「父娘」
ブログ短編0371「非通知着信」ブログ短編0372「不思議ちゃん」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0369「ダメ女」ブログ短編0370「幽霊部長」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0367「何も言わないで」ブログ短編0368「忘れられた記憶」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
水木涼(みずきりょう)はエリスと対峙(たいじ)した。涼は貴志(たかし)から受け取った武器(ぶき)のボタンを押(お)す。すると、青白い光が飛(と)び出した。でも、それはすぐに折(お)れそうな小枝(こえだ)のようだった。貴志が叫(さけ)んだ。「能力(ちから)を刀(かたな)に集中(しゅうちゅう)させて!」涼は肯(うなず)くと、能力を刀に向けた。すると光が強く、太(ふと)くなっていく。涼は刀を身構(みがま)えた。エリスは表情(ひょうじょう)ひとつ変(か)えずに、不敵(ふてき)な笑(え)みさえ浮(う)かべて言った。「そんなんでいくら頑張(がんば)っても、私には勝(か)てないわよ。それでもいいの?」「そんなこと…やってみなくちゃ分からないわよ」涼はエリスに向かって行った。エリスは涼の刀をかわしながら間合(まあ)いを詰...1410「しずく197~命がけ」
ブログ短編0365「愛すること」ブログ短編0366「悪友」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0362「普通の人」超短編戯曲0076「恋愛マスター」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
彼は仕事中(しごとちゅう)に突然(とつぜん)、睡魔(すいま)に襲(おそ)われた。彼が目覚(めざ)めると、そこはどこか見覚(みおぼ)えのある部屋(へや)…。彼は思い出した。ここは、子供(こども)の頃(ころ)の自分(じぶん)の部屋だ。姉(あね)と二人で使っていた。しかし、そんなはずはない。だって、この家はとっくに取り壊(こわ)されている。彼は子供部屋を出るとリビングへ…。確(たし)かに、ここは子供のとき家族(かぞく)と住(す)んでいた家だ。家には誰(だれ)もいないようだ。彼は外(そと)へ出ることにした。しかし玄関(げんかん)を開(あ)けると、また子供部屋に戻(もど)ってしまった。外へは出られないということか…。彼は部屋の窓(まど)から外を見た。昔(むかし)、見ていた住宅(じゅうたく)が並(なら)んでいる。何だ...1409「あなたの価値」
ブログ短編0360「父親の心配事」ブログ短編0361「お前は天才だ」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ある日のこと。テレビのすべてのチャンネルで不思議(ふしぎ)な放送(ほうそう)が流(なが)れ出した。画面(がめん)に温和(おんわ)な感じの中年紳士(ちゅうねんしんし)が現れると、何とも心地(ここち)よく染(し)み渡(わた)る声でしゃべり始めた。「すべてのみなさまにお知らせします。神(かみ)は、最後(さいご)の審判(しんぱん)の日を三日後とお決(き)めになりました。みなさまにおかれましては、それに向けての準備(じゅんび)を始めて下さい。時間はあとわずかです。では、また三日後にお目にかかりましょう」人々はいろんな場所(ばしょ)に集(あつ)まると、このことについて議論(ぎろん)が巻(ま)き起こった。ある人は、これはフェイクでテレビ局(きょく)の陰謀(いんぼう)だと叫(わめ)き散(ち)らし…。またある人は、ウチは仏...1408「審判の日」
ブログ短編0359「第三の人生」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0356「お年頃」ブログ短編0357「秘密のミュージアム」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
樋口(ひぐち)みおが投(な)げ飛ばした相手(あいて)は目黒(めぐろ)だった。あまりのことにみおは言葉(ことば)が出ない。目黒は起き上がると、ばつが悪(わる)そうに言った。「あ、あれだ…。ちょっと…たまたま、通(とお)りかかっただけで…」「もう、所長(しょちょう)。どうしてここに?どこからつけてきたんですか?」「どこからって…、それは…。しかし、君(きみ)も…なかなかやるじゃないか。見直(みなお)したよ」「ああ、子供(こども)の頃(ころ)から父に仕込(しこ)まれたんです。自分(じぶん)の身(み)は自分で守(まも)るようにって」「そうか…。それはいい。でも、まだまだだぞ。僕(ぼく)が、本気(ほんき)を出したら…」これは負(ま)け惜(お)しみってとこでしょうか…。話しを先(さき)へ進めましょう。例(れい)のチャ...1407「みおの事件簿/チャラ男」
ブログ短編0354「狩りしない?」ブログ短編0355「最後の晩餐」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
超短編戯曲0075「父と娘」ブログ短編0353「愛のカタチ」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0351「ヘコんだ日」ブログ短編0352「昔の彼」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
二人は、何となく惹(ひ)かれ合って付き合い始めることに…。でも、まだまだ遠慮(えんりょ)があるようで、二人の距離(きょり)は縮(ちぢ)まりそうになかった。彼の方は、押(お)しが強(つよ)いわけでもなく、女子と付き合った経験(けいけん)も乏(とぼ)しかった。彼女の方は、もっと親(した)しくなりたいと思っているのだが、何をするにも嫌(きら)われたくないとか、よく見られたいとか考えすぎて何もできない。こんな二人だから、周(まわ)りの友だちは気をもんでいた。そこで、友だちが集まって作戦会議(さくせんかいぎ)を開くことになった。でも、そこにはそれぞれの思惑(おもわく)がありそうだ。「やっぱりスキンシップだよ。あいつらが手をつないでるとこ、見たことあるか?」「絶対(ぜったい)ムリだと思う。あの娘(こ)も、こういうこと...1406「恋の初め」
ブログ短編0349「涙のわけ」ブログ短編0350「光る森」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0347「場末の酒場」ブログ短編0348「いいもん、わるもん?」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0346「姉の弱点」短編物語0006「嵐の夜」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ここは幻覚(げんかく)の世界(せかい)。川相初音(かわいはつね)と琴音(ことね)は苦戦(くせん)していた。巨大(きょだい)トカゲに近づくことができないのだ。トカゲの背後(はいご)に瞬間移動(しゅんかんいどう)しても、どういう訳(わけ)かすぐに攻撃(こうげき)を受けてしまう。太(ふと)いしっぽが飛(と)んで来たり、長い舌(した)がまるで矢(や)のように向かってくる。二人は体力(たいりょく)を消耗(しょうもう)していた。それは一瞬(いっしゅん)の出来事(できごと)だった。ちょうど琴音が空中(くうちゅう)に留(とど)まっていたとき、トカゲの舌が琴音を捕(と)らえたのだ。琴音は地面(じめん)に叩(たた)き落とされた。そして舌が巻(ま)き取られていく。トカゲの口が目の前に迫(せま)ってきた。琴音はとっさに能力(ちか...1405「しずく196~餌」
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ブログ短編0752「求めるもの」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
休日(きゅうじつ)。妻(つま)は友(とも)だちと遊(あそ)びに行(い)ってしまったので、私(わたし)は家(いえ)でのんびりと過(す)ごすことにした。昼近(ひるちか)くになって、お腹(なか)もすいてきたので昼飯(ひるめし)でも作(つく)るかと台所(だいどころ)へ向(む)かった。といっても、たいしたものは作(つく)れないし、それにひとりだ。確(たし)か、買(か)い置(お)きのカップ麺(めん)があったはずだ。あちこち戸棚(とだな)を開(あ)けて探(さが)してみる。そこで私(わたし)は、とんでもないものを見(み)つけてしまった。銀行(ぎんこう)の名前(なまえ)が入(はい)った封筒(ふうとう)…。こ、これは、まさか…、妻(つま)のへそくり!?私(わたし)は思(おも)わず手(て)に取(と)った。厚(あつ)みがあって、...1500「妻のへそくり」
連載物語0028「空からきた少女」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
祐太(ゆうた)は会社(かいしゃ)の同期(どうき)の女性(じょせい)に思(おも)いを寄(よ)せていた。彼女(かのじょ)は美人(びじん)というほどでもなく、どこにでもいるようなごく普通(ふつう)の女性(じょせい)だった。彼(かれ)にしても、別(べつ)に彼女(かのじょ)に一目惚(ひとめぼ)れしたというわけでもなかった。職場(しょくば)でたわいのない話(はなし)をしたり、仕事(しごと)のあとの飲(の)み会(かい)とかで仲良(なかよ)くなって。自分(じぶん)でも意識(いしき)しないうちに、なんか良(い)いよな、やっぱり気(き)になる、好(す)きになっちゃったのかも。てな感(かん)じで、<どうしようか>と思(おも)い始(はじ)めたのは一ヵ月前(いっかげつまえ)だった。それからというもの、普通(ふつう)に話(はな)して...0017「タイミング」
ブログ短編0751「寒がり」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0750「しずく65~能力」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
街(まち)を歩(ある)いていると、前方(ぜんぽう)の人(ひと)たちが何(なん)だかざわついていた。何(なに)かあったのかと目(め)をこらしてみると、ずっと向(む)こうにウエディングドレスの女性(じょせい)が見(み)えた。しかも、こっちへ向(む)かって走(はし)っている。歩(ある)いていた人(ひと)たちは何(なに)があったのかと目(め)で追(お)い、写真(しゃしん)を撮(と)る人(ひと)もいた。わたしも驚(おどろ)いて見(み)ていたが…、その女性(じょせい)の顔(かお)、どっかで見(み)たことがあるような…。はて、誰(だれ)だったか…。わたしは必死(ひっし)に思(おも)い出(だ)そうとしてみた。でも、なかなか思(おも)い当(あ)たらない。いったいどこで会(あ)ったのか…。友(とも)だちじゃないわよね。どこか...1499「誰だったかな?」
ブログ短編0749「無駄話」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
超短編戯曲0096「絶滅危惧種」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
「おまつりの夜」7何処かでドーンと音がする。誰かが、「あっ、花火始まっちゃうよ」「早く行こうよ」みんなは表に飛び出していく。私も行こうとして…。えっ、目の前が暗くなって…。ゆかりが私を支えてくれた。立ちくらみ?どうしちゃたのかな…、変だ。おじさんが座らせてくれた。「大丈夫か?顔色が悪かったからな。人混みの中にいたから、疲れちゃったんだろう」おじさんは私に水を持ってきてくれた。「帰って休んだ方が良いかもな」そんな…。「家はどこ?おじさんが送ってあげるよ。どうせ暇だしな」ゆかりも、「私も行く。さくらをちゃんと帰さないといけないから」「…じゃ、俺も付き合うよ」「高太郎はいいよ」「どうせ隣だし…」他の男の子たちが、「行かないのかよ」「なんだ…」「残念だなぁ」「ごめんね。一緒に行けなくて…」みんなに謝った。私のため...0020「いつか、あの場所で…」
ブログ短編0748「ゲーム戦争」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0747「貯金」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
彼(かれ)が道(みち)を歩(ある)いていると、目(め)の前(まえ)の地面(じめん)が突然(とつぜん)くずれ始(はじ)めた。そして、そこに大(おお)きな穴(あな)が出現(しゅつげん)した。彼(かれ)はその穴(あな)に近(ちか)づいて恐(おそ)る恐(おそ)る中(なか)を覗(のぞ)いてみた。そこにはなぜか地下(ちか)へ続(つづ)いている階段(かいだん)があった。穴(あな)の底(そこ)の方(ほう)は真(ま)っ暗(くら)で何(なに)も見(み)えない。彼(かれ)はちょっとためらった。中(なか)へ入(はい)ってみるべきか、止(や)めるべきか…。階段(かいだん)はどこまで続(つづ)いているのか分(わ)からない。よほど深(ふか)いのか?彼(かれ)はどちらかというと冒険(ぼうけん)を好(この)まない。平穏(へいおん)が一番(...1498「謎の穴」
ブログ短編0746「えんま帳」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
連載物語0027「空からきた少女」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
パーティ会場。客の中に紛れ込んでいた刑事たちが、すぐに出入口をふさいだ。稲垣「(驚き)どうしたんだ。なんだ、君たちは…」神崎「私が警察を呼んでおきました。事件を未然に防ごうと思いまして」稲垣「警察?なんてことを…!」客の中から、年配の警部が近寄ってきて、警部「大河原泰造だな。詐欺容疑で逮捕状がでてる。観念するんだな」稲垣「なにを言ってる。俺は…」警部「お前の仲間は、すでに我々が拘束した」稲垣「クソッ…!」神崎「警部、ダイヤは?」警部「大丈夫です。いま捜させてます。(蛍光テープを取り出し)これを貼っといたんで、連中の動きはちゃんとつかんでますよ」会場にある熱帯魚の入った大きな水槽の中を、刑事たちが手を入れて探っている。刑事「ありました。警部、見つけましたよ」(走ってきて、ダイヤを警部に渡す)警部「ほらね、日...0019「ブラックパンサー2」
ブログ短編0745「しずく64~意外」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0744「食べる」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
それは、ある日突然(とつぜん)起こった。朝、彼女との待(ま)ち合わせ場所(ばしよ)へ行くと、いつもいるはずの彼女は来ていなかった。病気(びようき)にでもなったのか?僕(ぼく)は彼女と連絡(れんらく)をとろうとスマホを取り出した。でも、どういうわけか彼女の名前(なまえ)が見当(みあ)たらない。これじゃ電話(でんわ)もできない。僕は学校(がつこう)へ急(いそ)いだ。なんか変(へん)な胸騒(むなさわ)ぎがした。教室(きようしつ)に入ると彼女を探(さが)した。でも、どこにもいない。彼女の席(せき)には他(ほか)の生徒(せいと)が座(すわ)っていた。僕はその生徒に駆(か)け寄(よ)って言った。「どうしてここに座ってるんだ。ここは吉永(よしなが)さんの席だろ」その生徒は答(こた)えて、「吉永ってだれ?ここは、あたしの...1497「吉永さん」
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一人暮らしの男の部屋。男はデートに出かけようとして急いでいた。安田「財布も持ったし、ハンカチOK。プレゼントもあるし…」玄関のチャイムが鳴る。安田「誰だよ、こんな時に…」男は玄関を開ける。白いワンピースの若い女性が立っていた。安田「えっ、どなたですか?」スージー「あなた、安田さん?」安田「はい。そうですけど…」スージー「あーっ、やっと見つけた。この住所、分かりづらい。迷っちゃったじゃない」安田「えっ?」スージー「今日から、あなたの担当になったから、よろしく」(部屋に上がり込んでいく)安田「ちょっと待てよ。なに、担当って?」スージー「だから…。(めんどくさそうに)神様の命令で、あなた専属の天使になったの」安田「天使ってなに?悪いけど、これから出かけるから、帰って来んないかな」スージー「あの女はやめときなよ。...0007「専属天使」
ブログ短編0595「しずく34~応援」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
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短編物語0003「メビウスの輪」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
いつから、誰(だれ)が言いだしたのか分からないが、この学校(がっこう)にはある噂(うわさ)がささやかれていた。それは、校舎(こうしゃ)の裏手(うらて)にある古(ふる)い倉庫(そうこ)を覗(のぞ)くと悪(わる)いことが起(お)きると…。「なあ、俺(おれ)たちでその噂を確(たし)かめてみないか?」ある男子(だんし)が親友(しんゆう)を誘(さそ)っているようだ。こういう怖(こわ)いもの知らずはいつの時代(じだい)にもいるものだ。誘われた親友はどうやら尻込(しりご)みしているようだ。「夏休(なつやす)みになったらあの倉庫、取(と)り壊(こわ)しになるんだってよ。だから今しかないんだよ」それでも親友は言葉(ことば)を濁(にご)す。言い出しっぺの男子は後へ引(ひ)けなくなって、「じゃあ、俺、ひとりでも行くから…。もう...1461「見てはいけない」
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「ここは何処よ!」ファッションモデルのように着飾った若い女性が叫んだ。「エッフェル塔は?凱旋門は何処にあるのよ!」あたりには灼熱の風が吹きわたり、彼女は目がくらみそうになった。よろよろとタラップを降りると、まわりをぐるりと見わたした。そこは、荒涼とした荒れ地の中で、空港のさびれた建物と、何軒かの小さな家が点在しているだけだった。彼女はどこまでも続く大地を、ただ呆然と見つめていた。突然、不安な気持ちがこみ上げてきて体が震えた。「ここ、ガルバね」と一人の男がにこやかに近づいて来て言った。「ガルバ…」女は男に駆け寄り、「ガルバってどこよ!ここはフランスでしょう?」「なに言ってる。ここはアフリカの秘境あるよ」「アフリカって…。なんで…、何でよ。私は…」「なにも心配ないよ。私が、ちゃんとお世話するね。どうね、良い景...0004「お嬢様教育コース」
連載物語0002「空からきた少女」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
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ブログ短編0588「恋のレッスン」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
私は宅配(たくはい)のドライバーをしている。これは最近(さいきん)になって気になっていることなのだが…。三カ月ほど前からか、あるお宅(たく)に毎週(まいしゅう)荷物(にもつ)を届(とど)けている。いつも同じところから発送(はっそう)されていて、同じ大きさと重(おも)さの段(だん)ボール箱(ばこ)…。これはまぁ、あることだよね。でも、不思議(ふしぎ)なのは、荷物を受け取りに出てくる人が毎回(まいかい)違(ちが)うのだ。これはどういうことなんだ?ここはどう見ても普通(ふつう)の民家(みんか)だ。看板(かんばん)とかも出ていないので、会社(かいしゃ)の事務所(じむしょ)や店舗(てんぽ)などではないはずだ。宛名(あてな)も毎回同じ名前(なまえ)になっている。いったい、この家(いえ)には何人で住(す)んでいるのか?...1460「宅配」
超短編戯曲0083「雨乞い2」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
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「大空に舞え、鯉のぼり」4「ねえ、さくらが鯉のぼり見たいって。そっちに行っていい?」<そんなこと言ってないよ。>何でそんなこと言うの?「別にいいけど…」なんか、怒ってる?「もっとさ、愛想よくしなさいよ。さくらが怖がってるでしょう」<いいよ、そんな…。>「あのな、お前の方が怖いよ」そんなことないよ。優しいよ。「まったく素直じゃないんだから」「素直だったらお前とは付き合えないよ。もういいからさぁ、来たかったら早く来いよ」「ほんとは嬉しいくせに…。高太郎も下りて来いよ」「残念でした。いま勉強してるから…」<そんな、会ってくれないの?>「何の勉強だか。どうせまたプラモデル作ってるだけだろ」そんな趣味があるんだ。「いま手が離せないんだよ。ぜったい邪魔するなよ」「幼なじみだろう。来なかったらぶっ飛ばす」駄目だよ、暴力...0007「いつか、あの場所で…」
ブログ短編0585「しずく32~イメージ」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
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