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  • Estoy Loco por España(番外篇465)Obra, Jesus Coyto Pablo

    Obra,JesusCoytoPabloHay“tiempo”enlaobradeJesus.Esoesunpocodiferenteadecirquehayun"pasado"o“recuerdos”.Enestaobralalluviallamaavariasesquinasdelacalleyavarioshombresyavariasmujeres.Losseresrepresentadosenlaobradeambulan,cadaunoconsuspropios“recuerdos”.Peroesonoestodo.Mesientocomosilospresentadoresyaconocieronel“futuro”,esdecir,el“presente”enelqueseestápint...EstoyLocoporEspaña(番外篇465)Obra,JesusCoytoPablo

  • アメリカ強欲主義(ロシア・ウクライナ戦争3年に思う)

    ロシアがウクライナに侵攻してから3年になる。トランプがアメリカ大統領になってから、いろいろな動きがあるが、基本的には何も変わっていない。すべてがアメリカ強欲主義に振り回されている。アメリカの強欲主義がすべてを支配している。私は、貧乏な農家の生まれなので、経済のことはぜんぜんわからない。自分が生きていくための金のことしかわからないのだが、それでもこのロシア・ウクライナの戦争を支配しているのはアメリカの強欲主義ということだけは理解できる。ロシア・ウクライナ戦争で、いちばん利益を上げる(上げた)のはだれか。アメリカである。ロシア・ウクライナ戦争がはじまったことで(ロシアがウクライナに侵攻したことで)、世界のほとんどの国がロシアを批判した。そしてロシアとの経済交流をやめた。ドイツはロシアから天然ガスを購入するのを...アメリカ強欲主義(ロシア・ウクライナ戦争3年に思う)

  • 細田傳造「泣く(一)」

    細田傳造「泣く(一)」(「雨期」84、2025年02月20日発行)細田傳造「泣く(一)」の一行目。この如月を泣くまご娘よきみを泣く助詞「を」の使い方が変である。「この如月を泣く」とはふつうは言わない。「きみを泣く」とも、もちろんふつうは言わない。私はときどき外国人に日本語を教えているので、こういう「を」の使い方をしたら、「間違っている」と指摘し、それを日本語らしく修正するように指導する。でも、現実には、そういう「正しい文法」だけではつたえられない何かがある。そして、それにぶつかったとき、ひとは文法を無視して、「間違える」。実感を大切にする、というよりも、実感が文法を追い越していく。この詩は、ひたぶるにきみを泣く二月のあいだずぅーときみを泣いたランドセルしょってぴりぴりに凍った道に出てゆく小学二年のきみを泣...細田傳造「泣く(一)」

  • ブラディ・コーベット監督「ブルータリスト」(★★★★★)

    ブラディ・コーベット監督「ブルータリスト」(★★★★★)(2025年02月21日、キノシネマ天神、スクリーン3)監督ブラディ・コーベット出演エイドリアン・ブロディ、ガイ・ピアース映画のポスターを見た瞬間に、「あ、見たい」と思った。こういうことは、久しぶり。ポスターのどこがよかったか。スタイリッシュ。そのひとことにつきる。昔、レイアウトの仕事をしていたとき、いちばん参考になったのが「建築雑誌」。なんともかっこいい。ゆらぎがない。さすがに「建築」である。強固でなければいけない。建築の「強固さ」が、そのままレイアウトの奥底に根付いている。で、この映画。最初のクレジットもかっこいいねえ。クレジットは、ふつう、縦に流れる。でも、この映画では、横によぎっていく。そうすると、なんというか「ゆらぎ」がない。目は文字を追い...ブラディ・コーベット監督「ブルータリスト」(★★★★★)

  • 「聖なるイチジクの種」(その2)

    「聖なるイチジクの種」(その2)「聖なるイチジクの種」について書いたとき、出演の最初に「スマートフォン」と書いた。その理由を書いておきたい。この映画は、一種の「推理ドラマ」である。つまり、消えたピストルを盗んだのはだれか、という「謎解き」がひとつのストーリーになっている。私は、どういうわけか、こういう「謎解き」の仕掛けが、すぐに目についてしまう。でも、この映画では、目についたからといって、それが目障りではない。最初に目を引くスマートフォンは、父親と母親がテレビを見ているのに対して、ふたりのこどもがスマートフォンを見ている、そのスマートフォン。姉の方はニュースを見ているかどうかわからない。しかし、妹は、若者が撮った警官と若者の対立の動画を見ている。そして、姉に「動画を見ろ」とメールで知らせる。これが、とても...「聖なるイチジクの種」(その2)

  • ティム・フェールバウム監督「セプテンバー5」(★★★)

    ティム・フェールバウム監督「セプテンバー5」(★★★)(2025年02月18日、ユナイテッドシネマキャナルシティ、スクリーン3)監督ティム・フェールバウム出演ピーター・サースガード、ジョン・マガロ誰もが「結末」を知っている。そういう「現実」をどう描くか。この映画と、「ユナイテッド93」は、どこが違うか。「ユナイテッド93」は飛行機が墜落し、上客全員が死ぬのはわかっている。しかし、私は「がんばれ、がんばれ」と、最後は声を出しそうになった。もしかしたら飛行機の墜落は避けられるではないか、と期待してしまった。映画なんだから、「結末」が現実と違ったっていいじゃないか、と思ってしまった。ところが、この映画では、そんなことは起きない。なぜなんだろうなあ。「報道」に対する葛藤があまりにも淡々としているからかもしれない。...ティム・フェールバウム監督「セプテンバー5」(★★★)

  • 青柳俊哉「日付のない朝」ほか

    青柳俊哉「日付のない朝」ほか(朝日カルチャーセンター福岡、2025年02月03日)受講生の作品ほか。日付のない朝青柳俊哉きょうも目が覚める菜の花の蜜を蝶が吸う川がせせらぐきょうはきのうの続きではないわたしは詩を書いてわたしがうまれていない日付をしるす詩を野にはなつ花野の野の花の真珠のような分散和音うまれるまえからしんだあとまでみつめる川の音楽花野をながれていく谷川俊太郎の詩を取り込みながら(青柳の書いていることばを借用すれば、谷川のことばを「はなつ」ように)書かれた作品。「花野」だけではなく「わたしがうまれていない日付」や「うまれるまえからしんだあとまで」にも、谷川のことばと通い合うものがある。この作品では、先に触れたが「詩を野にはなつ」が効果的。「はなつ」のなかに「はな」が隠れており、それが直前の「の」...青柳俊哉「日付のない朝」ほか

  • モハマド・ラスロフ監督「聖なるイチジクの種」(★★★★★)

    モハマド・ラスロフ監督「聖なるイチジクの種」(★★★★★)(2025年02月14日、キノシネマ天神、スクリーン3)監督・脚本モハマド・ラスロフ出演スマートフォン、ミシャク・ザラ、ソヘイラ・ゴレスターニ、マフサ・ロスタミ、セターレ・マレキ一か所、思わず笑い出してしまうほど感心した。主人公たちが(主人公の夫が)「権力の犬」として狙われ、テヘランから脱出する。その過程で反権力に見つかり、カーチェイスがあり、争いになる。反権力のふたりがスマートフォンで動画を撮り、「SNSで拡散する」と脅す。しかし、そこは荒野のまんなかで電波が届かない。主人公の娘が「ここは電波が届かない。動画を発信できない」と叫ぶ。それが引き金になって反権力の二人が主人公の銃の前に屈してしまう。笑ってはいけないのだが、なんとも「象徴的」である。こ...モハマド・ラスロフ監督「聖なるイチジクの種」(★★★★★)

  • 堤隆夫『伝説の少女Rへ』

    伝説の少女Rへ:詩集堤隆夫海鳥社堤隆夫『伝説の少女Rへ』(海鳥社、2003年12月25日発行)堤隆夫『伝説の少女Rへ』の「私以前の私」に、こういう行がある。私は母を殺したああ母という名の具象なる存在よ私は今夜も刮目して待つ庭のサンルームの屋根をたたく夜半の団栗の落下音その音はまぎれもなく母の鼓動母が好きだった樫の木母は今夜も私に啓示す「私は今も生きているのよ」詩集の中で、私が好きな部分である。特に「母が好きだった樫の木」がすばらしい。樫の木、団栗の落下をとおして堤と母が対話している。母が好きだったものが何か知っているくらい、堤は母を知っている。つまり、母が大好きだった。それなのに、堤は、母を殺した。けれども、母は殺されはしなかった。「私は今も生きているのよ」。それを、堤は知っている。「直角」している。母は...堤隆夫『伝説の少女Rへ』

  • こころは存在するか(46)

    大岡昇平全集9、10(筑摩書房)には「レイテ戦記」「ながい旅」などが収録されている。その10巻の632ページに、楢崎正彦の「回想」の一部が引用されている。「ながい旅」の主人公、岡田資の姿を思い出しているのだが。ここで、私は、涙があふれてきた。ここには三人の人間が交錯している。岡田資、楢崎正人、大岡昇平。交錯していると書いたが、それは交錯ではない。区別がつかない。それは確かに楢崎正人が書いたものだが、そのことばが動いたのは岡田資がいたからであり、岡田がいなければそのことばは存在しなかった。そして、大岡が岡田のことを書こうとしなければ、また、そのことばは楢崎と岡田のあいだだけで動いていた。それが、いま、私の前で動いている。そして、そのことばのなかには「正直」だけがある。「正直」が「正直」に触れて、さらに「正直...こころは存在するか(46)

  • アメリカ的思考(2)

    トランプの「ガザをアメリカが所有する」発言は、いままで私が見落としていたことを教えてくれた。きのうは、アメリカが台湾をすでに「所有済み」と思っていることに気づいたと書いたのだが、きょうは、その続編。アメリカ(その一州である日本)の主張のひとつに「開かれた太平洋・インド洋」がある。これはすべての国に対して「開かれた」ということではなく、むしろ「中国が進出してこない太平洋・インド洋」であり、別のことばで言えば「中国を締め出した太平洋・インド洋」なのだが。中国(台湾を含む)は太平洋(東シナ海、南シナ海)に面しているから、中国を台湾へ進出させないという論理の是非は別にすれば、「戦略」としては「締め出す」ということは、確かにあり得る。(それに賛成というのではない。)しかし、インド洋は?接していない。なぜ、中国の陸地...アメリカ的思考(2)

  • アメリカ的思考

    読売新聞2025年2月5日の読売新聞夕刊(西部版・4版)を見て、びっくりした。一面の見出し。米、ガザ所有構想/トランプ氏「住民は移住」主張見出しだけで十分なので、記事は引用しない。ネタニヤフと会談した後の記者会見で言ったという。グリーンランド、パナマ運河につづく、信じられないような暴言である。世界はトランプの所有物ではない。しかし、あまりにもアメリカ的すぎる強欲主義の主張である。で、ふいに思い浮かんだのが、つぎはきっと「台湾を所有する」と言うだろうということである。すでに、日本、韓国、フィリピンは、トランプにとって(そして、アメリカにとって)、アメリカの「所有物」なのだろう。(自民党政権は、それを完全に受け入れている。核兵器で多くの市民が虐殺されたにもかかわらず、そのことに異議をとなえないばかりか、アメリ...アメリカ的思考

  • Estoy Loco por España(番外篇464)Obra, Luciano González Diaz y Miguel González Díaz

    Obra,LucianoGonzálezDiaz(izquierda)yMiguelGonzálezDíazObrasdeLucianoyMiguelenunaexposicióntemáticaentornoalasilla.LaobradeLucianomeparecemásabstractaqueladeMiguel.Probablementeestosedebeaquelapartedelaestatuaquecorrespondealacabezatienelaformadeunamujersentadaenunasilla.Unamujersesientaenunasilla,pensandoendóndeestásentada.Merecuerdodelafrase:"pienso,lueg...EstoyLocoporEspaña(番外篇464)Obra,LucianoGonzálezDiazyMiguelGonzálezDíaz

  • ジェシー・アイゼンバーグ監督「リアル・ペイン 心の旅」(★★★★★)

    ジェシー・アイゼンバーグ監督「リアル・ペイン心の旅」(★★★★★)(2025年02月02日、ユナイテッドシネマ・キャナルシティ、スクリーン9)監督・脚本ジェシー・アイゼンバーグ出演ジェシー・アイゼンバーグ、キーラン・カルキンいまは「キネ旬」を読んでいないのでわからないが、昔なら、キネ旬のベスト1に選ばれるような映画かもしれないなあ。淡々としていながら、深みがある。「ハリーとトント」のような感じを思い出した。ジェシー・アイゼンバーグは、新しいタイプのウディ・アレンかもしれない。ウディ・アレンは女優のつかいかたがうまかったが、ジェシー・アイゼンバーグはどうか。ちょっと、この映画だけではわからないが、キーラン・カルキンの描き方(役どころ)が、ちょっと「おんなっぽい」。その魅力を引き出している。このときの「おんな...ジェシー・アイゼンバーグ監督「リアル・ペイン心の旅」(★★★★★)

  • ペドロ・アルモドバル監督「ザ・ルーム・ネクスト・ドア」(★★★★+★)

    ペドロ・アルモドバル監督「ザ・ルーム・ネクスト・ドア」(★★★★+★)(2025年02月01日、ユナイテッドシネマ・キャナルシティ、スクリーン1)監督ペドロ・アルモドバル出演ティルダ・スウィントン、ジュリアン・ムーア前半、あ、この映画は、ちょっとどうかな……、と思った。単調である。アップが多く、映像の色彩情報が妙に少ない。そのため現実感がしない。ところが。ふたりが郊外(いなか?)の別荘へ行ってからが、とてもいい。発端は、ティルダ・スウィントンが安楽死のための薬を家に忘れてきたことに気づくこと。ジュリアン・ムーアは「あした取りに戻ろう」と言うのだが、ティルダは受け入れない。このときのティルダの緊張感というか、焦りというか、それしか意識できないという感じが真に迫っていて、そこから映画のスピードが加速していく。...ペドロ・アルモドバル監督「ザ・ルーム・ネクスト・ドア」(★★★★+★)

  • 池田清子「お友達」ほか

    池田清子「お友達」ほか(朝日カルチャーセンター福岡、2025年01月20日)受講生の作品ほか。お友達池田清子年に数日しか開かないブドウ園のお店でデラウエアを買っている行けばいつでも買えたのに突然、予約先行になったフェイスブックで調べインスタグラムで予約するという登録した時代が進むということは面倒になるということかパソコンの画面の右下に「お知り合いではありませんか」と次々に見知らぬ人の名前がでてくる突然飛び込んでくる一瞬、一瞬のわずらわしさがいやで退会しようと思っていた突然、Yさんのブログを見ていたらフェイスブックを見つけた面白かったブログとは違う個人的な生活があった「その気持ちシェアしませんか」「お友達になりませんか」気持ち?シェア?お友達?結構です八木重吉の詩集の序「私は、友が無くては、耐えられぬのです...池田清子「お友達」ほか

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