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2014/09/26

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  • さらば 憧れの特急機 EF65 500番台

    JR東日本高崎車両センターにて最後まで孤軍奮闘、数々の活躍シーンを見せてくれたEF65P型EF65501号機が勇退した。先週末、2か月続いた引退セレモニーもとうとう最後を迎え、好天に誘われて北風吹く上州へお別れに行ってきた。この高崎に所属していた電気機関車とディーゼル機関車は、この日をもって引退の道を辿るということらしい。つまりEF65501号機に限らず、EF641000番台の2台(1001号機、1053号機)、DD51842、DD51895の2台の計4台を指している。こう考えると、いよいよ旅客会社に所属して客車を牽く機関車は、蒸気機関車を除けば数両に留まるのだ。もちろん機関車自体は、貨物列車で毎日見られるだろうが、機関車に牽かれた客車で旅情豊かに乗車を楽しむ贅沢な時間は、いずれ忘れ去られてしまうのだろう...さらば憧れの特急機EF65500番台

  • 渾身の「レニングラード」~井上 道義

    ミッチーことマエストロ井上道義は、今年で現役引退を宣言しているが、いよいよ押し迫ってきた今週、新日本フィルとの最後の公演を鑑賞してきた。ベートヴェン、ブルックナーを始めとしたドイツものを中心に長年鑑賞してきたが、最後は井上氏の十八番とも言うべきショスタコーヴィッチ、それも最も過激に感じる第7交響曲となった。演奏そのものの感想は、やはり想像していた通り凄いものがあり、全身全霊で楽曲に向かう姿勢に感動すらしたが、何より指揮者、オーケストラの意思疎通が完璧と言えるほど一つになっていて、集中力が目に見えるようで、聴衆にもそれがビンビン伝わってきた。楽曲の出だしからオケの鳴りが良く、すぐに引き込まれたが、全体を通して精神的な気高さは一貫していたように思う。約80分の長い楽曲も、あっという間に感じるくらい心を持ってい...渾身の「レニングラード」~井上道義

  • 兵庫でマーラーを聴く新たな人生~カーチュン「悲劇的」

    アントンKが今注目している指揮者カーチュン・ウォンがマーラーを振るというので、勢いに任せて兵庫まで足を運んできた。管弦楽は、兵庫芸術文化センター管弦楽団といって、この文化センターのホール開設に合わせて出来たオーケストラで、アントンKも過去東京遠征公演に出向き鑑賞した覚えがある。さて、今回は定期演奏会ではマーラー第6交響曲一曲のみが演奏され、3日間連続しての演奏スケジュールだった。(2024-11-8~9~10)アントンKは、スケジュールの都合から最終日を選び鑑賞したが、結論から言ってしまえば、新進気鋭の若手中心のオケではあるものの、やはりこの大曲を3日間続けることの厳しさは聞き手に伝わってきてしまった。90分にわたるドラマは、全体的には指揮者の意図が明確にオケに届いていたと思われるが、時に緊張がほぐれる場...兵庫でマーラーを聴く新たな人生~カーチュン「悲劇的」

  • 補機付き重連、いざ国境へ~EF16

    機関車の重連列車は、今も昔も写欲をそそる被写体だ。古くは八王子からの石油列車5472レ、夕方の東海道を堂々と下った荷35レ、出張ついでにいつも狙った倉賀野発の5780レ、そして近年まで残り楽しませてくれた根岸からの8094レなど思い出に残る列車は少なくない。中でも一番印象深い列車は、やはり北海道内をばく進していたDD51重連による夜行列車郡だろう。その本数もさることながら、風光明媚な北海道の大地を駆け巡っていた列車を渡道のたび何処で撮影しようかと、悩みながら行動する贅沢さも今では懐かしく思える。そんな思い出深い重連列車から、上越線のEF16による貨物列車を掲載しておく。ここも谷川岳越えで連続勾配を有するため、水上-石打間ではEF16の補機が付くことが多かった。スキー臨のEF58と重連になる8702レが有名...補機付き重連、いざ国境へ~EF16

  • 忘れかけた原風景~EF15

    まだ貨物取扱駅が全国に存在し、電車に乗れば必ずと言っていいほど貨物列車に出会えた時代。それが国鉄時代だったように思う。貨車は二軸が当たり前で、タキ専用列車はまだ珍しかった記憶だ。もちろんコンテナ編成で走る特急貨物列車にも出会ったが、圧倒的に黒いイメージの貨物列車がアントンKには印象深い。今や旅客列車に機関車の要らない時代に入っていて、ここ数年でまた鉄道のシーンが変わっていくのだろう。鉄道で旅するという目的が昔とは変わってしまい、新しい価値観の創造によって次々と新たな列車が生まれ、そして伝統ある列車が消えていった。こういった流れが今後も繰り返されて時代は進んでいくのだろう。アントンKには、なかなかシンドイものだ。半世紀近く前に撮影した、EF15の貨物列車を掲載してみる。中央線快速に乗るため、ホームで電車入線...忘れかけた原風景~EF15

  • 吊り掛け電車 の記憶

    国鉄時代、旧型電車と言えば吊り掛け式制御の電車を指していたように思う。その吊り掛け式電車がほぼいなくなり、当時新性能電車と呼ばれていた電車が今や旧型電車と呼ばれている。車両の寿命を考えても40年以上時間が過ぎれば当たり前の話だが、自分に置き換えると、そんなに時間経過が感じられずにいる。案外、人生なんてあっという間に過ぎてしまうのかもしれない。アントンKにとって、吊り掛け電車で一番の思い出は、やはり幼少の時代に乗った京王帝都の緑色の電車たちだ。井の頭線のデハ1800・1900型は特に思い入れがある。油臭い黒い木の床が印象的で、床に物を落とすと油で汚れて凹んだ思い出も数々。でも、あの吊り掛け式のモーターの唸り音やジョイントからの振動は、今でも魅力的に感じとても懐かしく思い出される。同じ吊り掛け電車の国鉄73系...吊り掛け電車の記憶

  • 今は亡きハイテク・ロコが牽く新車回送~EF200

    いつの時代にも、工場からの新車輸送、譲渡、廃車といった目的で運転される臨時列車が存在している。情報時代の現代では、SNSを駆使してチョチョイと運転日を調べることは簡単になったが、黒電話や紙の時代ではなかなか遭遇出来ず、偶然に見かけることがほとんどだったように思う。そして鉄道ファン人口が増大したのか、機関車ファンが多いのか、単に「ネタ」物の珍しい列車が好きなのか、とにかく今ではカメラ小僧が溢れているのだ。確かに珍しい被写体は、写欲を掻き立てるものの、時間軸から考察すると日常のありふれた光景の方が、時間が経ってからの心の熟成が深いと思っている。アントンKもかつて珍しい臨時列車には写欲をそそられ全国を旅した時期もあったが、30~40年時間が過ぎた今見返してみると、余白に撮影していた定期列車たちの方が懐かしく当時...今は亡きハイテク・ロコが牽く新車回送~EF200

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