「ある女の生涯」は北村薫と宮部みゆき編「名短篇、さらにあり」の最後に掲載されている。タイトルのとおり、ある女の生涯が描かれている。1921年の作品だから大正時代の終わり頃。古い時代の話と思っていたらとんでもなかった。北村 ...
「ある女の生涯」は北村薫と宮部みゆき編「名短篇、さらにあり」の最後に掲載されている。タイトルのとおり、ある女の生涯が描かれている。1921年の作品だから大正時代の終わり頃。古い時代の話と思っていたらとんでもなかった。北村 ...
幅広でウエストがはっきりしないシャツワンピースは流行に左右されにくく、体型をひろいにくそうで魅力的。ところがこのままバランスよく着こなせる体型は案外限られている。とくに小柄だとダボダボするだけ。丈が長い分、全体のバランス ...
肩関節周囲炎の痛みが治まってきて、徐々に動かすように毎日の運動を再開。痛みのない幸せを実感している。物干しで腕をちょっと上に伸ばすことすら痛くてできなかったのが嘘のようだ。痛みはなくなったものの、固まってしまった腕は以前 ...
趣味というほどのものではないけれど、長年好きで続いているのが読書と手芸。とくに寒い季節はかぎ針編みがお気に入り。巷でも編み物がひそかなブームのよう。百均でかわいい毛糸が手軽に手に入り、YouTubeを見れば編み方もよくわ ...
読書記事を集めてみた。 読んだ本についてふれている記事はほかにもたくさんある。 ほんとはすべての読書を記録したいと思っているが、結局いつもいい加減になる。途中で読むのをやめた本やHOWTO本はともかく、気に入った本につい ...
是枝監督がインタビューでこんな話をしていた。 (前略)最近のTVドラマについてはどう思われますか? 数が多すぎるなと思ってます。全部見られないんだもん。いまいくつあるんですか? これだけの数をこなす役者もスタッフもいな ...
筆者も大昔の学生の頃、外国では気軽に謝ってはいけないと聞いたことがあった。「ごめんなさい」と言ったが最後、悪いのはすべて謝った者とされてしまうという。当時は「へー、そんなものか」ぐらいに思っていたが、この頃は日本でもやた ...
有名人がある日突然テレビから姿を消すのを見ていると、いつ災害で命や財産を失ったり、犯罪の加害者や被害者になったり、病気やけが、貧困になるかわからないとつくづく思う。どちらかというと悲観的な筆者だけれど、万全な備えをしてい ...
中年太りで何度かダイエットに挑戦。その頃は老けたくなかったし、少しでも見た目をよくしたいという意欲もあって、それなりに減量に成功していた。更年期には健康意識も芽生え、好きじゃない運動にも取り組むようになった。それなのに体 ...
ここ数年、足が冷えないように靴下を重ね履きしても冷たくなる。靴下を履き替えると冷たさが少しおさまる。足裏がぺたぺた湿った感じでどうやら汗をかいているみたい。あわてて靴下を何度履き替えても履き替えても、しばらくすると汗で冷 ...
ひさしぶりにワードプレスのことを書きます。 ほとんど放置していた作文教室のサイトをちょっとだけ改善してみました。 個人で好きなときだけお引き受けする教室ですので、申込や問い合わせを自動化するのが難しくて、結局メールでやり ...
KajiBlogには以下三つのカテゴリーがある。 はじめから計画してカテゴリーを決めて書いていたわけではなく、後から整理するために作ったカテゴリーなので、うまく当てはまらない。そのためにタグがあるのだけど、これも使い方が ...
noteとは<文章や画像、音声、動画を投稿して、ユーザーがそのコンテンツを楽しんで応援できるメディアプラットフォーム>です。誰もが創作を楽しめる場で、多様なクリエイターの作品が見られます。筆者は昔から読者としてアカウント ...
入院から死亡までバランスよく保障してくれる最小限の生命共済に加入している。掛け金は月2,000円。毎年余ったお金は割戻金として戻って来るので無駄がないと思っていた。今回副鼻腔炎の手術で入院したときも保険金が一日5,000 ...
コンセントが足りない。 あまりにも家電が増えたからだ。何でもかんでも電気で動く。だからといって同時に必要なわけではない。こまめにコードを入れ替えれば使えなくもない。とはいえ一時も抜けない家電もある。 実際コードを抜いたり ...
noteの企画<#いい歯のために>の記事として『あなたの人生を変えるスウェーデン式歯みがき』という本の紹介を書いた。よかったら読んでください。 ついでに現在使っている歯磨きアイテムを紹介します。 更年期以降、歯周病で歯茎 ...
更年期がきっかけで、白髪染めとシャンプーをやめました。 といっても徐々にです。乾燥肌になって、どっちもほんとはすぐにでもやめたかった。でも長年の習慣です。簡単にスパッとやめられなくて苦労しました。 白髪染めをやめたのはこ ...
四十肩を経験した。当時はつらかったけれど、何をするでもなく数カ月で改善したことを思うと、今にして思えばずいぶん軽傷だったようだ。ふつう一度経験すれば、二度四十肩にはならないと聞いたのに、筆者は二度目、今度は利き腕の方の肩 ...
できるものは何でもクレジットカードで支払っていた時期があった。そのほうが管理しやすいと思ったからだ。でも早々にやめることになった。口座残高に余裕がないからである。万が一、残高不足でクレジットカードの振替ができなければ、楽 ...
ふだんは遠近両用めがねをかけている。それでたいていのことは事足りるのだけど、細かいものがよく見えない。おかげで掃除がずぼらになった。ほこりが見えなくて気にならなくなったからだ。おかげであちこちほこりだらけである。裁縫もや ...
ネルチェックのワンピースはハイウエストで切り替えたギャザーたっぷりのワンピース。生地もデザインもおおむね流行りぐされのないオーソドックスなものだが、たっぷりのギャザースカートに合わせて身幅も大きい。 スマートだった頃に着 ...
耳鼻科に通院して後鼻漏はずいぶんよくなった。処方してもらっている点鼻用ステロイドで鼻水鼻づまりもほとんどない。効きすぎるくらいなのでようすを見ながら使っているくらいである。 それでも鼻の突き当り、上咽頭に何かがはりついて ...
『市子』と『火車』のヒロインは戸籍を得ようと犯罪に手を染めるという点で似ている。だから『市子』を見たとき『火車』のヒロインを思い出したのだと思っていたが、それだけではないことに気づいた。両者は物語の王道のひとつである失踪 ...
映画『市子』を見て、宮部みゆきの『火車』のヒロイン新城喬子を思い出した。 戸籍のない市子は、重度の障害者だった姉の月子を殺し、月子になりすます。ところがなりすますことが難しかったのか、ただ嫌になったのか、いつの間にか”市 ...
試行錯誤の末、長年どうにか続いている運動がある。すべてうちで好きなときにできるもので、道具はいらない。ただ多少場所がいる。 まずゆるHIITはみらいクリニックの動画といっしょにしている。 HIITというのは休憩と負荷のか ...
脱シャンプーして何年になるだろう。 更年期障害や白髪染めの影響で頭皮や髪がぼろぼろになった頃だから、もう十年以上前になる。それまでどんな化粧品を使っても問題なかった肌が乾燥して吹き出物やかゆみに悩まされるようになって、困 ...
更年期前後から似合う洋服が限られてくると同時に、断捨離やミニマリストが流行したこともあって、徐々に洋服の数を減らし続けている。そうすると、洋服を買うことがめっきり減った。 人づきあいが少なく、外出も近所に買い物に行くぐら ...
スマホは便宜上持つようにはなった。でも正直たいして使ってない。電話やメール、たまに検索するくらいだろうか。本格的に調べたり買い物するときはパソコンでしている。画面が小さくて操作しにくいからだ。 そもそも楽天モバイルにした ...
初めからもれなく見ていたかと問われたら自信がない。調べてみたら1972年から1979年放映とある。ちょうど小中学生の頃だ。小学生時代は9時には寝かされていたからおそらく中学生になってから見ていたと考えられる。 小学生のと ...
筆者は毎年青色申告書を手書きして税務署に提出しに行っていた。それが一番手っ取り早くて簡単だったからだ。お金がかからないという理由もある。帳簿はパソコンで作っているが、自動で申告書を作成してくれるようなソフトやサービスは利 ...
いつからダーニングというようになったのか。つい最近ではないかしら。ダーニングとは繕(つくろ)うという意味。何も新しいことではなかった。靴下やセーターの穴をかわいらしくふさぐ方法が有名。 衣服がだんだん大量生産大量消費する ...
ふと思いついて防寒用ベレー帽を編んでみたらこれが思いのほか楽しかった。編むのも楽しかったけれど、自分で編んだものを実際に使える喜びが大きい。 大昔、アクリルたわしに凝ってからしばらく、麻ひもでミニミニかごを編んで以来三度 ...
中綿素材と言えばダウンが最上級だった。でも、いかんせん高価でお手入れがめんどくさい。安価になってきたダウン製品の横行のかげで、水鳥が虐待されているという話も聞く。そんなわけでダウンに負けない軽さと温かさを実現してくれる化 ...
尾崎翠(おざきみどり)は、新潮文庫の<日本文学100年の名作第2巻>掲載の「地下室アントンの一夜」を読んではじめて知った。代表作に『第七官界彷徨(だいななかんかいほうこう)』がある。<日本文学100年の第2巻>というのは ...
筆者の住んでいる地域では、ついこの前までクレジットカードですら使えない店があたりまえのようにあった。キャッシュレス化は当分先だと思っていたら、コロナで激変。急速にキャッシュレス化が進んだ。もしコロナがなかったら、おそらく ...
価値観の変化についていけなくて、浦島太郎的孤独を感じてしまうのは、おそらくたぶん今に始まったことではない。太平洋戦争の前後を生き抜いてきた人、バブル経済を体感した人、大災害に遭遇した人、ある程度長生きした人、今思えば過去 ...
日本文学100年の名作3巻と4巻は1934(昭和9)年から1953(昭和28)年の二十年間の作品集。太平洋戦争前後という大波乱の時代である。いったいどんな思いでどんな暮らしをしていたのか。その一端を知ることができる。 徴 ...
拡大鏡眼鏡を試してみたかったのだけど、近眼なので度数がわからない。近眼の場合、もともと焦点が近くにあるので、拡大鏡の度数が合わないらしい。 ふだんは遠近両用眼鏡をかけている。ところが新聞や読書、スマホは裸眼のほうが見やす ...
モートン病って知ってますか? 筆者は知らなかった。 どうやらモートン病の軽い初期症状があるようなのだ。 モートン病というのはざっくりいうと足指あたりの神経病で、圧倒的に中高年女性に多く、ほとんどの人が放置している病気なん ...
以前から防寒用の帽子がほしいと思っていた。ニット帽は試しにかぶって選ぶというわけにいかなそうだからなかなか手が出せないでいた。 そんなとき、ご近所のスーパーで手編みらしき黄色いベレー帽をかぶったかわいらしい高齢者をみかけ ...